JP2003312906A - 紙葉類収納繰出装置 - Google Patents
紙葉類収納繰出装置Info
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- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H29/00—Delivering or advancing articles from machines; Advancing articles to or into piles
- B65H29/006—Winding articles into rolls
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- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2301/00—Handling processes for sheets or webs
- B65H2301/40—Type of handling process
- B65H2301/41—Winding, unwinding
- B65H2301/419—Winding, unwinding from or to storage, i.e. the storage integrating winding or unwinding means
- B65H2301/4191—Winding, unwinding from or to storage, i.e. the storage integrating winding or unwinding means for handling articles of limited length, e.g. AO format, arranged at intervals from each other
- B65H2301/41912—Winding, unwinding from or to storage, i.e. the storage integrating winding or unwinding means for handling articles of limited length, e.g. AO format, arranged at intervals from each other between two belt like members
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Unwinding Webs (AREA)
- Winding Of Webs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】紙詰まりが発生するのを防止することができる
ようにする。 【解決手段】外周面にクラウンRが形成された主ローラ
と、該主ローラに対応させて配設された一対の副ローラ
と、前記主ローラと各副ローラとの間に張設され、主ロ
ーラ及び副ローラによって巻き取られ、巻き戻されると
ともに、主ローラに巻き取られときに、紙葉類を挟む一
対のテープ12とを有する。この場合、テープ12を巻
き取る方向に主ローラを回転させると、テープ12は常
に主ローラの周速が最も高い位置に向かって移動するよ
うにして巻き取られる。したがって、テープ12に挟ま
れた紙葉類が主ローラに対してずれながら巻き取られる
ことがないので、紙葉類がフレーム17にぶつかること
がない。その結果、紙詰まりが発生するのを防止するこ
とができる。
ようにする。 【解決手段】外周面にクラウンRが形成された主ローラ
と、該主ローラに対応させて配設された一対の副ローラ
と、前記主ローラと各副ローラとの間に張設され、主ロ
ーラ及び副ローラによって巻き取られ、巻き戻されると
ともに、主ローラに巻き取られときに、紙葉類を挟む一
対のテープ12とを有する。この場合、テープ12を巻
き取る方向に主ローラを回転させると、テープ12は常
に主ローラの周速が最も高い位置に向かって移動するよ
うにして巻き取られる。したがって、テープ12に挟ま
れた紙葉類が主ローラに対してずれながら巻き取られる
ことがないので、紙葉類がフレーム17にぶつかること
がない。その結果、紙詰まりが発生するのを防止するこ
とができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙葉類収納繰出装
置に関するものである。
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、金融機関で使用される現金自動預
け払い機、自動販売機等には紙葉類収納繰出装置が配設
され、該紙葉類収納繰出装置によって紙葉類の収納又は
繰出しが行われる。該紙葉類収納繰出装置においては、
テープの間に紙葉類を挟み、テープをローラに巻き取る
ことによって紙葉類を収納し、巻き取られたテープを巻
き戻すことによって紙葉類を搬送路に繰り出すようにな
っている。
け払い機、自動販売機等には紙葉類収納繰出装置が配設
され、該紙葉類収納繰出装置によって紙葉類の収納又は
繰出しが行われる。該紙葉類収納繰出装置においては、
テープの間に紙葉類を挟み、テープをローラに巻き取る
ことによって紙葉類を収納し、巻き取られたテープを巻
き戻すことによって紙葉類を搬送路に繰り出すようにな
っている。
【0003】図2は従来の紙葉類収納繰出装置の概略図
である。
である。
【0004】図に示されるように、紙葉類収納繰出装置
11は、図示されない紙葉類を挟んだテープ12を巻き
取るローラ13、テープ12だけを巻き取る一対のロー
ラ14、及び一対のテープガイドローラ15を備える。
紙葉類を収納する場合、テープ12を巻き取る方向にロ
ーラ13を回転させると、搬送路16から送り込まれた
紙葉類は、テープガイドローラ15によって案内され、
一対のテープ12の間に挟まれてローラ13によってテ
ープ12と共に巻き取られ、ローラ13に収納される。
11は、図示されない紙葉類を挟んだテープ12を巻き
取るローラ13、テープ12だけを巻き取る一対のロー
ラ14、及び一対のテープガイドローラ15を備える。
紙葉類を収納する場合、テープ12を巻き取る方向にロ
ーラ13を回転させると、搬送路16から送り込まれた
紙葉類は、テープガイドローラ15によって案内され、
一対のテープ12の間に挟まれてローラ13によってテ
ープ12と共に巻き取られ、ローラ13に収納される。
【0005】また、紙葉類を繰り出す場合は、テープ1
2を巻き取る方向にローラ14を回転させると、ローラ
13によって巻き取られていたテープ12が巻き戻さ
れ、テープ12と共に巻き取られていた紙葉類が搬送路
16に繰り出される。
2を巻き取る方向にローラ14を回転させると、ローラ
13によって巻き取られていたテープ12が巻き戻さ
れ、テープ12と共に巻き取られていた紙葉類が搬送路
16に繰り出される。
【0006】図3は従来のローラによるテープの巻取状
態を示す第1の図、図4は従来のローラによるテープの
巻取状態を示す第2の図である。
態を示す第1の図、図4は従来のローラによるテープの
巻取状態を示す第2の図である。
【0007】図に示されるように、ローラ13は、円筒
形の形状を有し、軸方向における長さは図示されない紙
葉類の寸法より大きくされる。前記ローラ13は回転支
点18に固定され、該回転支点18は、フレーム17に
よって回転自在に支持され、図示されない駆動源を駆動
することによって回転させることができる。
形の形状を有し、軸方向における長さは図示されない紙
葉類の寸法より大きくされる。前記ローラ13は回転支
点18に固定され、該回転支点18は、フレーム17に
よって回転自在に支持され、図示されない駆動源を駆動
することによって回転させることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の紙葉類収納繰出装置11においては、フレーム17
の製造上のばらつき等によって回転支点18の軸にずれ
が生じると、ローラ13が円筒形の形状を有しているの
で、回転支点18及びローラ13が傾き、この状態でテ
ープ12が巻き取られると、図4に示されるように、テ
ープ12がローラ13に対してずれながら巻き取られて
しまう。
来の紙葉類収納繰出装置11においては、フレーム17
の製造上のばらつき等によって回転支点18の軸にずれ
が生じると、ローラ13が円筒形の形状を有しているの
で、回転支点18及びローラ13が傾き、この状態でテ
ープ12が巻き取られると、図4に示されるように、テ
ープ12がローラ13に対してずれながら巻き取られて
しまう。
【0009】これに伴って、テープ12に挟まれた紙葉
類も同様にローラ13に対してずれながら巻き取られて
しまう。その結果、紙葉類がフレーム17にぶつかり、
紙詰まりが発生してしまう。
類も同様にローラ13に対してずれながら巻き取られて
しまう。その結果、紙葉類がフレーム17にぶつかり、
紙詰まりが発生してしまう。
【0010】本発明は、前記従来の紙葉類収納繰出装置
の問題点を解決して、紙詰まりが発生するのを防止する
ことができる紙葉類収納繰出装置を提供することを目的
とする。
の問題点を解決して、紙詰まりが発生するのを防止する
ことができる紙葉類収納繰出装置を提供することを目的
とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の紙
葉類収納繰出装置においては、外周面にクラウンが形成
された主ローラと、該主ローラに対応させて配設された
一対の副ローラと、前記主ローラと各副ローラとの間に
張設され、主ローラ及び副ローラによって巻き取られ、
巻き戻されるとともに、主ローラに巻き取られときに、
紙葉類を挟む一対のテープとを有する。
葉類収納繰出装置においては、外周面にクラウンが形成
された主ローラと、該主ローラに対応させて配設された
一対の副ローラと、前記主ローラと各副ローラとの間に
張設され、主ローラ及び副ローラによって巻き取られ、
巻き戻されるとともに、主ローラに巻き取られときに、
紙葉類を挟む一対のテープとを有する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0013】図5は本発明の第1の実施の形態における
紙葉類収納繰出装置の概略図である。
紙葉類収納繰出装置の概略図である。
【0014】図に示されるように、紙葉類収納繰出装置
21は、図示されない紙葉類を挟んだ一対のテープ12
を巻き取ったり、巻き戻したりする主ローラとしてのロ
ーラ23、該ローラ23に対応させて配設され、テープ
12だけを巻き取ったり、巻き戻したりする一対の副ロ
ーラとしてのローラ14、及び一対のテープガイドロー
ラ15を備える。そして、前記ローラ23と各テープガ
イドローラ15との間にテープ12が張設される。ま
た、前記ローラ23は第1の駆動部としての図示されな
い第1のモータと、前記各ローラ14は第2の駆動部と
しての図示されない第2のモータと連結され、第1、第
2のモータを正方向及び逆方向に駆動することによっ
て、ローラ23及び各ローラ14を正方向及び逆方向に
回転させることができる。
21は、図示されない紙葉類を挟んだ一対のテープ12
を巻き取ったり、巻き戻したりする主ローラとしてのロ
ーラ23、該ローラ23に対応させて配設され、テープ
12だけを巻き取ったり、巻き戻したりする一対の副ロ
ーラとしてのローラ14、及び一対のテープガイドロー
ラ15を備える。そして、前記ローラ23と各テープガ
イドローラ15との間にテープ12が張設される。ま
た、前記ローラ23は第1の駆動部としての図示されな
い第1のモータと、前記各ローラ14は第2の駆動部と
しての図示されない第2のモータと連結され、第1、第
2のモータを正方向及び逆方向に駆動することによっ
て、ローラ23及び各ローラ14を正方向及び逆方向に
回転させることができる。
【0015】すなわち、第1のモータを正方向に、第2
のモータを逆方向に駆動すると、ローラ23が正方向
に、各ローラ14が逆方向に回転させられ、ローラ14
から巻き戻されたテープ12がローラ23によって巻き
取られ、第1のモータを逆方向に、第2のモータを正方
向に駆動すると、ローラ23が逆方向に、各ローラ14
が正方向に回転させられ、ローラ23から巻き戻された
テープ12がローラ14によって巻き取られる。なお、
各テープ12に弛(たる)みが生じないように、テープ
12にはテンションが加えられるようになっている。そ
のために、例えば、巻戻し側のモータの回転速度が巻取
り側のモータの回転速度より低くされる。
のモータを逆方向に駆動すると、ローラ23が正方向
に、各ローラ14が逆方向に回転させられ、ローラ14
から巻き戻されたテープ12がローラ23によって巻き
取られ、第1のモータを逆方向に、第2のモータを正方
向に駆動すると、ローラ23が逆方向に、各ローラ14
が正方向に回転させられ、ローラ23から巻き戻された
テープ12がローラ14によって巻き取られる。なお、
各テープ12に弛(たる)みが生じないように、テープ
12にはテンションが加えられるようになっている。そ
のために、例えば、巻戻し側のモータの回転速度が巻取
り側のモータの回転速度より低くされる。
【0016】前記各テープガイドローラ15は紙葉類収
納繰出装置21の収納繰出口31に臨ませて、かつ、互
いに近接させて回転自在に配設され、一方のローラ14
は各テープガイドローラ15より上方に、他方のローラ
14は各テープガイドローラ15より下方に、互いに離
して回転自在に配設される。また、前記各テープガイド
ローラ15とローラ23との間において一対のテープ1
2は合わされて巻き取られ、又は巻き戻される。そし
て、前記収納繰出口31は、搬送路16と対向させて開
口させられる。
納繰出装置21の収納繰出口31に臨ませて、かつ、互
いに近接させて回転自在に配設され、一方のローラ14
は各テープガイドローラ15より上方に、他方のローラ
14は各テープガイドローラ15より下方に、互いに離
して回転自在に配設される。また、前記各テープガイド
ローラ15とローラ23との間において一対のテープ1
2は合わされて巻き取られ、又は巻き戻される。そし
て、前記収納繰出口31は、搬送路16と対向させて開
口させられる。
【0017】該搬送路16は、例えば、一対のローラR
1、R2、該ローラR1、R2と所定の距離をおいて配
設された一対のローラR3、R4、前記ローラR1、R
3間に張設されたベルト32、及びローラR2、R4間
に張設されたベルト33を備える。そして、図示されな
い搬送用の駆動部としての搬送モータを駆動すると、前
記ローラR1〜R4が回転させられ、ベルト32、33
が走行させられ、紙葉類が搬送される。
1、R2、該ローラR1、R2と所定の距離をおいて配
設された一対のローラR3、R4、前記ローラR1、R
3間に張設されたベルト32、及びローラR2、R4間
に張設されたベルト33を備える。そして、図示されな
い搬送用の駆動部としての搬送モータを駆動すると、前
記ローラR1〜R4が回転させられ、ベルト32、33
が走行させられ、紙葉類が搬送される。
【0018】紙葉類を収納する場合、ローラ23を正方
向に、各ローラ14を逆方向に回転させると、各ローラ
14に巻き取られていたテープ12が巻き戻され、テー
プガイドローラ15によって案内されてローラ23によ
って巻き取られる。これに伴って、搬送路16から送り
込まれた紙葉類は、収納繰出口31において一対のテー
プ12によって挟まれ、テープガイドローラ15によっ
て案内され、ローラ23によってテープ12と共に巻き
取られ、ローラ23に収納される。
向に、各ローラ14を逆方向に回転させると、各ローラ
14に巻き取られていたテープ12が巻き戻され、テー
プガイドローラ15によって案内されてローラ23によ
って巻き取られる。これに伴って、搬送路16から送り
込まれた紙葉類は、収納繰出口31において一対のテー
プ12によって挟まれ、テープガイドローラ15によっ
て案内され、ローラ23によってテープ12と共に巻き
取られ、ローラ23に収納される。
【0019】また、紙葉類を繰り出す場合は、各ローラ
14を正方向に、ローラ23を逆方向に回転させると、
ローラ23によって巻き取られていたテープ12が巻き
戻され、テープ12と共に巻き取られていた紙葉類が、
搬送路16に繰り出される。
14を正方向に、ローラ23を逆方向に回転させると、
ローラ23によって巻き取られていたテープ12が巻き
戻され、テープ12と共に巻き取られていた紙葉類が、
搬送路16に繰り出される。
【0020】次に、前記ローラ23によるテープ12の
巻取状態について説明する。
巻取状態について説明する。
【0021】図1は本発明の第1の実施の形態における
テープの巻取状態を示す図、図6は本発明の第1の実施
の形態におけるローラの傾きを示す図である。
テープの巻取状態を示す図、図6は本発明の第1の実施
の形態におけるローラの傾きを示す図である。
【0022】図に示されるように、ローラ23の外周面
にクラウンRが形成され、ローラ23は、紡錘形の形状
を有し、表面が円弧形の形状にされる。また、ローラ2
3の軸方向における長さは図示されない紙葉類の寸法よ
り大きくされる。前記ローラ23は回転支点18に固定
され、該回転支点18は、フレーム17によって回転自
在に支持され、前記第1のモータを駆動することによっ
て回転させることができる。
にクラウンRが形成され、ローラ23は、紡錘形の形状
を有し、表面が円弧形の形状にされる。また、ローラ2
3の軸方向における長さは図示されない紙葉類の寸法よ
り大きくされる。前記ローラ23は回転支点18に固定
され、該回転支点18は、フレーム17によって回転自
在に支持され、前記第1のモータを駆動することによっ
て回転させることができる。
【0023】この場合、ローラ23を正方向に回転させ
ると、図6に示されるように、ローラ23が傾いていな
い場合も、両端で距離L又は角度Dだけ傾いている場合
も、テープ12は常にローラ23の周速が最も高い位置
Pに向かって移動するようにして巻き取られる。なお、
前記位置Pは、図6に示されるように、回転支点18の
軸心における最も低い点Aから距離Mの位置である。
ると、図6に示されるように、ローラ23が傾いていな
い場合も、両端で距離L又は角度Dだけ傾いている場合
も、テープ12は常にローラ23の周速が最も高い位置
Pに向かって移動するようにして巻き取られる。なお、
前記位置Pは、図6に示されるように、回転支点18の
軸心における最も低い点Aから距離Mの位置である。
【0024】このように、テープ12は、常にローラ2
3の周速が最も高い位置Pに保持され、常にフレーム1
7間の中央位置Cに置かれ、ローラ23によって巻き取
られる。
3の周速が最も高い位置Pに保持され、常にフレーム1
7間の中央位置Cに置かれ、ローラ23によって巻き取
られる。
【0025】したがって、テープ12に挟まれた紙葉類
がローラ23に対してずれながら巻き取られることがな
いので、紙葉類がフレーム17にぶつかることがない。
その結果、紙詰まりが発生するのを防止することができ
る。
がローラ23に対してずれながら巻き取られることがな
いので、紙葉類がフレーム17にぶつかることがない。
その結果、紙詰まりが発生するのを防止することができ
る。
【0026】なお、テープ12は、ローラ23によって
巻き取られるのに伴って、ローラ23の周囲に複数の層
を形成するが、各層がローラ23の外周面のクラウンR
に沿って変形することができるように変形可能な材料で
形成される。したがって、ローラ23の周囲に複数のテ
ープ12の層が形成されても、各層にローラ23の外周
面のクラウンRと同じクラウンが形成されるので、テー
プ12は、常に位置Pに保持され、常に中央位置Cに置
かれ、ローラ23によって巻き取られる。
巻き取られるのに伴って、ローラ23の周囲に複数の層
を形成するが、各層がローラ23の外周面のクラウンR
に沿って変形することができるように変形可能な材料で
形成される。したがって、ローラ23の周囲に複数のテ
ープ12の層が形成されても、各層にローラ23の外周
面のクラウンRと同じクラウンが形成されるので、テー
プ12は、常に位置Pに保持され、常に中央位置Cに置
かれ、ローラ23によって巻き取られる。
【0027】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有する
ものについては、同じ符号を付与することによってその
説明を省略する。
説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有する
ものについては、同じ符号を付与することによってその
説明を省略する。
【0028】図7は本発明の第2の実施の形態における
テープの巻取状態を示す図である。
テープの巻取状態を示す図である。
【0029】この場合、ローラ23の一方の端部に隣接
させて一対のフレーム27が配設され、回転支点18が
片持ち構造でフレーム27に対して回転自在に支持され
る。したがって、ローラ23の他方の端部にフレームが
配設されないので、図示されない紙葉類の収納不良が発
生した場合に、収納不良を容易に目視することができ
る。
させて一対のフレーム27が配設され、回転支点18が
片持ち構造でフレーム27に対して回転自在に支持され
る。したがって、ローラ23の他方の端部にフレームが
配設されないので、図示されない紙葉類の収納不良が発
生した場合に、収納不良を容易に目視することができ
る。
【0030】本実施の形態において、回転支点18は一
対のフレーム27に対して回転自在に支持されるように
なっているが、一対のフレーム27を使用することな
く、任意の支持構造によって片持ち構造で回転支点18
を支持することもできる。
対のフレーム27に対して回転自在に支持されるように
なっているが、一対のフレーム27を使用することな
く、任意の支持構造によって片持ち構造で回転支点18
を支持することもできる。
【0031】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
【0032】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、紙葉類収納繰出装置においては、外周面にクラウ
ンが形成された主ローラと、該主ローラに対応させて配
設された一対の副ローラと、前記主ローラと各副ローラ
との間に張設され、主ローラ及び副ローラによって巻き
取られ、巻き戻されるとともに、主ローラに巻き取られ
ときに、紙葉類を挟む一対のテープとを有する。
れば、紙葉類収納繰出装置においては、外周面にクラウ
ンが形成された主ローラと、該主ローラに対応させて配
設された一対の副ローラと、前記主ローラと各副ローラ
との間に張設され、主ローラ及び副ローラによって巻き
取られ、巻き戻されるとともに、主ローラに巻き取られ
ときに、紙葉類を挟む一対のテープとを有する。
【0033】この場合、テープを巻き取る方向に主ロー
ラを回転させると、テープは常に主ローラの周速が最も
高い位置に向かって移動するようにして巻き取られる。
ラを回転させると、テープは常に主ローラの周速が最も
高い位置に向かって移動するようにして巻き取られる。
【0034】したがって、テープに挟まれた紙葉類が主
ローラに対してずれながら巻き取られることがないの
で、紙葉類がフレームにぶつかることがない。その結
果、紙詰まりが発生するのを防止することができる。
ローラに対してずれながら巻き取られることがないの
で、紙葉類がフレームにぶつかることがない。その結
果、紙詰まりが発生するのを防止することができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるテープの巻
取状態を示す図である。
取状態を示す図である。
【図2】従来の紙葉類収納繰出装置の概略図である。
【図3】従来のローラによるテープの巻取状態を示す第
1の図である。
1の図である。
【図4】従来のローラによるテープの巻取状態を示す第
2の図である。
2の図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態における紙葉類収納
繰出装置の概略図である。
繰出装置の概略図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態におけるローラの傾
きを示す図である。
きを示す図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態におけるテープの巻
取状態を示す図である。
取状態を示す図である。
12 テープ
14、23 ローラ
18 回転支点
21 紙葉類収納繰出装置
R クラウン
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 3E040 AA01 BA07 FB06
3F052 AA00 AB00 BA22 CA08 DA00
DA10 DA15
3F055 AA00 BA18 BA20 FA00 FA01
FA05
Claims (2)
- 【請求項1】 (a)外周面にクラウンが形成された主
ローラと、(b)該主ローラに対応させて配設された一
対の副ローラと、(c)前記主ローラと各副ローラとの
間に張設され、主ローラ及び副ローラによって巻き取ら
れ、巻き戻されるとともに、主ローラに巻き取られとき
に、紙葉類を挟む一対のテープとを有することを特徴と
する紙葉類収納繰出装置。 - 【請求項2】 前記主ローラが取り付けられた回転支点
が片持ち構造にされる請求項1に記載の紙葉類収納繰出
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002116125A JP2003312906A (ja) | 2002-04-18 | 2002-04-18 | 紙葉類収納繰出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002116125A JP2003312906A (ja) | 2002-04-18 | 2002-04-18 | 紙葉類収納繰出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003312906A true JP2003312906A (ja) | 2003-11-06 |
Family
ID=29533899
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002116125A Pending JP2003312906A (ja) | 2002-04-18 | 2002-04-18 | 紙葉類収納繰出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2003312906A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2011036783A1 (ja) * | 2009-09-28 | 2011-03-31 | グローリー株式会社 | 紙葉類収納繰出装置 |
WO2011036782A1 (ja) * | 2009-09-28 | 2011-03-31 | グローリー株式会社 | 紙葉類収納繰出装置 |
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- 2002-04-18 JP JP2002116125A patent/JP2003312906A/ja active Pending
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