JP2003312572A - 多段式駐輪方法及びそれに用いるハンドル移動装置 - Google Patents

多段式駐輪方法及びそれに用いるハンドル移動装置

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JP2003312572A
JP2003312572A JP2002126305A JP2002126305A JP2003312572A JP 2003312572 A JP2003312572 A JP 2003312572A JP 2002126305 A JP2002126305 A JP 2002126305A JP 2002126305 A JP2002126305 A JP 2002126305A JP 2003312572 A JP2003312572 A JP 2003312572A
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bicycle
handle
bicycle parking
parking method
stage
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JP2002126305A
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English (en)
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Morio Kitamura
北村  精男
Toshio Ikeda
敏夫 池田
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Giken Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Giken Seisakusho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多段式の駐輪装置において載置台のピッチを
狭くすることにより多数の自転車を駐輪すること。 【解決手段】 ハンドルステム11を下降させ、あるい
はハンドル10をハンドルバー12を中心に回動するこ
とにより、ハンドル10を低位置に移動させて自転車B
の全高92,93を低くすることにより駐輪装置の高さ
を低くする。また、多段式駐輪装置に自転車Bの搬送装
置を用いている場合は、搬送装置に自転車Bを固定する
と同時に自動的にハンドル10が低位置に移動して自転
車Bの全高92,93を低くする駐輪装置を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自転車を多段に収
納する立体的駐輪装置に関するもので、駐輪時に自転車
の車高を低くして、効率良く多くの自転車を駐輪できる
駐輪方法とそれに使用する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の多段式の駐輪装置は、例えば図9
に示すように一定のピッチを有して設けた載置台Dの上
に自転車Bを配置している。このときには、駐輪時の自
転車Bの車輪の下端からハンドルの上端までの自転車全
高91に合わせて載置台D、D間の高さが決定されてい
る。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】このため所要台数を駐輪するためには、駐
輪装置には一定の高さが要求され、あるいは地下式の場
合は一定の深さが必要となるため、大量の自転車を駐車
するためには大規模な設備が必要となり費用の面と場所
の確保の面で困難が伴った。
【0004】また、駐輪装置の高さや深さに制限を受け
るような立地条件では、駐輪台数が少なくなるという問
題点があった。
【0005】一方、例えば車高を低くして自転車の規格
を統一したレンタルサイクルを制作した場合には、ハン
ドルの高さを低くしすぎると乗りごこちが悪くなるとい
う問題点があり、車高を低くした自転車の普及は望めな
いのである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
課題を解決するためになされたもので,自転車の利用し
た走行時の乗りごごちを保ちつつ、多段式駐輪装置の載
置台の各段ピッチを低く抑えることを目的としている。
その要旨とするところは、自転車を多段式に駐輪する方
法において、駐輪する自転車のハンドルを低位置に移動
させることにより自転車の全高を低くして駐輪すること
を特徴とする。
【0007】また、ハンドルステムを下降させることに
より、ハンドルを低位置に移動させることを特徴とす
る。
【0008】また、ハンドルを下方に回動することによ
り、ハンドルを低位置に移動させることを特徴とする。
【0009】搬送装置を用いた自転車の多段式駐輪方法
において、前記搬送装置に自転車を固定すると同時にハ
ンドルが低位置に移動して自転車の全高を低くし、その
後この状態で自転車を駐輪位置まで搬送することを特徴
とする。
【0010】搬送装置を用いた自転車の多段式駐輪方法
に用いるハンドル移動装置であり、自転車の車体下方
に、上部にワイヤーを固定したレバーを取り付け、この
ワイヤーの先端にはバネを介してラッチを構成し、この
ラッチをハンドルバーに構成したラッチ溝に嵌合せしめ
てなり、搬送装置のクランプで車輪を固定したときに、
上記レバーが作動してワイヤーを引きラッチを後退させ
てハンドルバーとの係合状態を解除することにより、ハ
ンドルが下方に移動することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図面に基づい
て説明する。図1は従来の駐輪方法を示す説明図、図
2、図3は第1及び第2実施形態の駐輪方法を示す説明
図である。
【0012】自転車Bは一定の高さを有して設けた載置
台Dの上に配置されるが、図1に示す従来例では、自転
車全高91が高いため載置台D、D間の高さH1も高く
なっている。そのため、同じ規模の駐輪場では駐輪でき
る自転車が少なくなる。
【0013】図2、図3に示す本発明の第1、第2実施
形態は自転車Bの全高92、93を低くして、載置台D
の高さH2、H3を低くしたものであるが、このハンド
ル10を低くする方法は、手動式や機械を用いてハンド
ル高さを低くする方法が考えられる。
【0014】例えば、図2に示すように、ハンドル10
のステム11を下降させる方法がある。また図3に示す
ようにハンドル10を、ステム11の先端のハンドルバ
ーを中心に、後方下方に回動して移動させる方法があ
る。これらの場合、ステム11の下端の固定部を締め付
けたり緩めたりして、公知のカムレバー式のクイックレ
リースを使用することで、工具を用いずに簡単に移動で
きる。
【0015】上記第2実施形態で使用されるハンドルの
移動装置について説明する。図4は公知の搬送機構であ
り、特開2000−310052に提案されているもの
である。図5は自転車Bの前輪部分の拡大図、図6はレ
バーの作動説明図である。符号20はクランプであり、
車輪19を両側から挟持して走行部40によってガイド
レール41上を移動して自転車Bを搬送して駐輪位置に
固定する。上記クランプ20は車輪19を両側から挟む
構造であり、その後端で後述のレバー30を両側から押
圧して作動させるのである。
【0016】このレバー30は支点39によって車体の
一部に回動自在に固定されている。この一対のレバー3
0のうち、一方のレバー30の上端にはワイヤー31の
先端が固定されていて、他方のレバー30の先端にはワ
イヤーシース32の先端が固定されている。ワイヤー3
1はワイヤーシース32の内部に挿通されてステム11
の内部を通って上方へと延長している。ワイヤー31の
上端はバネ33を介してラッチ34が固定されている。
すなわち、ワイヤー31はワイヤーシース32の先端の
バネ33の接続部から外部に出てラッチ34に接続して
いる。
【0017】図7及び図8はハンドル10とステム11
の関連を示す説明図である。この図に基づいてハンドル
の移動作用を説明する。図6に示すように、クランプ2
0、20が両側から車輪19を挟んだときに、その先端
がレバー30、30の下端を内側、つまり矢印M方向に
押圧する。するとレバー30は支点39を中心に回動し
て、その上端は外側、すなわち矢印N方向へと開いてい
く。これによって、ワイヤー31は図中左方向へと引っ
張られるのである。
【0018】この作動に伴いワイヤー31が下方に引っ
張られると、その先端のラッチ34がバネ33の弾発力
に抗して後方へ引っ張られて、ラッチ34がハンドルバ
ー12のラッチ溝13から抜ける。これによりハンドル
バー12の回転拘束状態が解除されるためハンドル10
は自重によって後方(矢印K方向)に回動して移動し図
8の状態となる。したがって、自転車Bの車輪19がク
ランプ20で挟まれて走行部40で搬送される状態とな
ったときに自動的にハンドル10の位置が低くなり、低
い姿勢で搬送されるのである。
【0019】また、自転車Bが載置台Dより搬出され、
クランプ20の挟持状態が解除されたときには、ワイヤ
ー31はレバー30によって引っ張られないため、バネ
33の復元力でラッチ34は前方へ押圧される。このと
きハンドル10を上方に回動すればハンドルバー12の
ラッチ溝13が移動して、ラッチ34がラッチ溝13に
係合して、図7のようにハンドル10が固定されるので
ある。
【0020】以上のような本実施形態の駐輪方法では、
自転車Bの全高を従来より低く抑えることができるた
め、駐輪装置の全高が低くなるという効果が生じる。従
って、同一高さの駐輪装置の場合、駐輪台数を増やすこ
とができる。また、駐輪方法に使用するハンドルの移動
装置では、自転車Bの固定と同時に自動的にハンドル1
0が回動して移動し低い位置になるため、簡単な構造で
効果が大きいのである。さらに、上記機械式の自転車搬
送方法も本実施形態に限定されず、例えばパレット上に
乗せて搬送する方法等、駐輪装置が多段式であればどの
ような形態も採用できる。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、駐輪時にだけ車高を低
くして自転車を多段式に駐輪できるため、同一の高さの
駐輪装置であれば駐輪台数が増加し、地下式の駐輪装置
であれば掘削深度を浅くできる。また、高さあるいは地
下に立地条件の制約がある場合も、駐輪装置の設置が可
能となる。また、簡易な構成で確実にハンドルの移動が
可能となる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の駐輪方法を示す説明図
【図2】第1実施形態の駐輪方法を示す説明図
【図3】第2実施形態の駐輪方法を示す説明図
【図4】自転車の搬送機構の公知例の説明図
【図5】自転車の前輪部分の拡大図
【図6】レバーの作動説明図
【図7】ハンドルとステムの関連を示す説明図
【図8】ハンドルとステムの関連を示す説明図
【図9】従来の多段式の駐輪装置の一部切欠き正面図
【符号の説明】
10 ハンドル 11 ステム 12 ハンドルバー 13 ラッチ溝 20 クランプ 30 レバー 31 ワイヤー 32 ワイヤーシース 33 バネ 34 ラッチ 91、92、93 自転車の全高 B 自転車 D 載置台 H1、H2、H3 載置台間の高さ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自転車を多段式に駐輪する方法におい
    て、駐輪する自転車のハンドルを低位置に移動させるこ
    とにより自転車の全高を低くして駐輪する多段式駐輪方
    法。
  2. 【請求項2】 ハンドルステムを下降させることによ
    り、ハンドルを低位置に移動させることを特徴とする請
    求項1記載の多段式駐輪方法。
  3. 【請求項3】 ハンドルを下方に回動することにより、
    ハンドルを低位置に移動させることを特徴とする請求項
    1記載の多段式駐輪方法。
  4. 【請求項4】 搬送装置を用いた自転車の多段式駐輪方
    法において、前記搬送装置に自転車を固定すると同時に
    ハンドルが低位置に移動して自転車の全高を低くし、そ
    の後この状態で自転車を駐輪位置まで搬送する多段式駐
    輪方法。
  5. 【請求項5】 搬送装置を用いた自転車の多段式駐輪方
    法に用いるハンドル移動装置であり、 自転車の車体下方に、上部にワイヤーを固定したレバー
    を取り付け、このワイヤーの先端にはバネを介してラッ
    チを構成し、このラッチをハンドルバーに構成したラッ
    チ溝に嵌合せしめてなり、 搬送装置のクランプで車輪を固定したときに、上記レバ
    ーが作動してワイヤーを引きラッチを後退させてハンド
    ルバーとの係合状態を解除することにより、ハンドルが
    下方に回動する多段式駐輪方法に用いるハンドル移動装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021504238A (ja) * 2018-01-26 2021-02-15 宋 云波Song, Yunbo 位置記憶を用いるステム自動昇降方法
EP3730725A4 (en) * 2017-12-21 2021-08-04 Song, Yunbo AUTOMATIC BICYCLE HANDLEBAR CORRECTION AND STORAGE SYSTEM

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