JP2003311608A - ワーク表面の研磨方法及び研磨装置 - Google Patents

ワーク表面の研磨方法及び研磨装置

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JP2003311608A
JP2003311608A JP2002116618A JP2002116618A JP2003311608A JP 2003311608 A JP2003311608 A JP 2003311608A JP 2002116618 A JP2002116618 A JP 2002116618A JP 2002116618 A JP2002116618 A JP 2002116618A JP 2003311608 A JP2003311608 A JP 2003311608A
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polishing
surface plate
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carrier
abrasive
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Masaru Tsukahara
優 塚原
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TIM KK
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体ウェハ等のワークに反りや湾曲したも
のが含まれている場合でも、一台の研磨装置で研磨加工
が行えるようにすることで作業の煩雑性を回避すると共
に、研磨時間や研磨工数の削減を図り、併せて研磨した
後の品質の均一性を確保できるようなワーク表面の研磨
方法を提供することである。 【解決手段】 ワーク14がセットされたキャリア15
を上定盤12と下定盤13との間に挟み、前記上定盤1
2及び下定盤13は固定したまま、キャリア15のみを
回転させてワーク14の表面を研磨する2ウェイ駆動
(a)による加工工程から、前記上定盤12及び下定盤
13の互いの逆方向回転とキャリア15の回転によって
ワーク14の表面を研磨する4ウェイ駆動(b)による
加工工程にワーク14やキャリア15を移し替えること
なく一台のラップ盤11で連続的に行わせるようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリコンウェハ等
のワーク表面を研磨加工するための研磨方法及び研磨装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、シリコンや水晶等のウェハあるい
は薄い金属板(以下、ワークという)の表面を研磨加工
する場合に、前記ワークを複数枚セットするキャリア
と、このキャリアを上下方向から挟む上定盤及び下定盤
からなるラップ盤を備えた研磨装置が用いられている。
前記上定盤と下定盤は、目切溝が形成された研磨面を備
えており、この両研磨面の間にワークがセットされたキ
ャリアを挟み、硬い微粒状の研磨材を供給しながら回転
させることでワークの表面が研磨加工される。この研磨
加工は、通常ラップ加工と呼ばれ、研磨材として1μm
以上の比較的大きな砥粒が使用される。一方、同じ研磨
加工であるが上記上定盤及び下定盤に両面テープや接着
剤などで研磨布を貼り付け、砥粒のサイズが1μm以下
の超微粒状の研磨材を用いたポリッシュ加工もある。こ
の両加工方法は研磨材の砥粒サイズが異なるのみで、加
工原理や加工装置は同一である。このような研磨装置に
おけるラップ盤の駆動手段には、上定盤及び下定盤は回
転させずに、キャリアのみを回転させながらワーク表面
を上定盤及び下定盤の研磨面に擦り付けて研磨する2ウ
ェイ駆動手段や、前記キャリアの回転に加えて上定盤及
び下定盤のどちらか一方を回転させながらワーク表面を
研磨する3ウェイ駆動手段、あるいは前記キャリア,上
定盤及び下定盤の三者を同時に回転させながらワーク表
面を研磨する4ウェイ駆動手段が知られている。
【0003】前記2ウェイ駆動手段では、研磨材を供給
してワークの研磨加工を開始すると、ワークと上定盤及
び下定盤との間に研磨材が浸入して隙間(遊離砥粒層)
が大きくなる。このため、ワークが上定盤・下定盤面か
ら数μm程度浮上する。この遊離砥粒層での浮上量は、
研磨加工時におけるワークと上定盤及び下定盤の双方の
回転量に比例して大きくなる。2ウェイ駆動手段は、上
定盤及び下定盤が回転しないことからワークと上定盤及
び下定盤との相対速度は比較的小さい。したがって、ワ
ークに多少の反りや湾曲があっても、これを研磨によっ
て修正するのに適している反面、ワークに対する上定盤
及び下定盤の回転量が少ないことから加工時間が多く掛
かるといった問題があった。一方、4ウェイ駆動手段
は、ワークの回転と共に上定盤及び下定盤が同時に回転
するので、相対速度が大きく、研磨材を供給したときに
発生する遊離砥粒層が前記2ウェイ駆動手段のものより
厚くなる。このため、研磨加工スピードが速く、短時間
でワークを加工仕上げする利点がある反面、加工開始時
におけるワークの反りや湾曲がそのままの形状で研磨さ
れ、前記2ウェイ駆動手段のような反りや湾曲を修正す
るといった効果はあまりでない。また、前記2ウェイ駆
動手段に比べて装置構成や制御が複雑になるといった問
題がある。なお、3ウェイ駆動手段は、前記2ウェイ駆
動手段と4ウェイ駆動手段のメリット及びデメリットを
兼ね備えたものとなっている。このように、前記3種類
の駆動手段にはそれぞれ一長一短があるため、加工対象
となるワークの仕様(材質,形状,寸法)や、要求され
る加工精度、品質あるいは加工能率等に応じて最適な駆
動手段を備えた研磨装置が選定される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、キャリ
アにセットされ研磨加工されるワークは平面なものばか
りでなく、ワークが反っていたり湾曲しているものもあ
る。そして、これらを単一の駆動手段を備えた研磨装置
で処理すると、ワークごとに研磨精度の異なる製品が出
来上がってしまい、品質が安定しないおそれがある。こ
のような問題を改善するには、例えば研磨の前工程であ
る切断加工などによって、反りや湾曲のあるワークを予
め修正し、ある程度平板状にしてから4ウェイ駆動手段
で研磨加工するといった方法がとられている。または、
反りや湾曲の修正機能を具備する2ウェイ駆動手段で研
磨加工してから4ウェイ駆動手段の研磨装置に移し替え
て再び研磨加工する方法等が考えられるが、いずれの研
磨加工方法も工程や作業が煩雑であるのに加えて、研磨
工数や研磨時間が多く掛かってしまい生産性が低下する
原因となる。
【0005】また、上記4ウェイ駆動手段においては、
キャリアにセットしたワークを上定盤及び下定盤の間に
研磨材を供給させながら加工が行われるため、上定盤及
び下定盤の回転に伴う遠心力によって研磨材がワーク表
面に均等に分散されるが、上定盤が回転しない2ウェイ
駆動手段では、研磨材がワーク表面に均等に行き渡らず
流出してしまうといった場合もある。このため、ワーク
の表面に研磨材が均等に供給されず、ワークごとに加工
精度がばらつくおそれがあった。
【0006】そこで、本発明の第1の目的は、ワークに
反りや湾曲したものが含まれている場合でも、一台の研
磨装置で研磨加工が行えるようにすることで作業の煩雑
性を回避すると共に、研磨時間や研磨工数の削減を図
り、併せて研磨した後の品質の均一性を確保できるよう
な研磨方法を提供することにある。
【0007】また、本発明の第2の目的は、駆動手段の
異なる研磨方法を駆動手段の異なる2以上の装置にキャ
リア及びワークを移し替えることなく連続して研磨加工
することができる研磨装置を提供することにある。
【0008】また、本発明の第3の目的は、研磨加工中
に供給された研磨材の流出を抑えて、ワーク表面に研磨
材が均等に回るような研磨材の流出防止手段を備えた研
磨装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1に係るワーク表面の研磨方法は、
ワークがセットされたキャリアを上定盤と下定盤との間
の所定の位置に配列して挟み込み、前記上定盤及び下定
盤は回転せず静止したまま、キャリア及びワークを自転
及び公転させてワークの表面を研磨加工する単一研磨加
工工程と、前記上定盤及び下定盤の少なくとも一方を回
転させると共にキャリア及びワークを自転及び公転させ
てワークの表面を研磨する複合研磨加工工程とを備えた
ことを特徴とする。
【0010】この発明によれば、先ず上定盤及び下定盤
は回転させずに静止したまま、キャリア及びワークを自
転及び公転させる単一研磨加工工程でワーク表面を研磨
することで、ワークの全体的な反りや湾曲が効果的に取
り除かれてワークを全体的に平坦化することができる。
次いで、上定盤及び下定盤の少なくとも一方とキャリア
とを回転させる複合研磨加工工程でワーク表面を研磨す
ることで、前記平坦化されたワークの表面を均一に研磨
仕上げすることができる。さらに、前記複合研磨加工工
程では、上定盤及び下定盤を互いに逆方向となるように
回転運動させることで、キャリアの回転による自転及び
公転運動と、上定盤及び下定盤の逆方向回転に伴う遊星
回転運動が得られることとなる。このような遊星回転運
動をワークに与えることで、ワーク表面がより均一に研
磨され、且つ短時間で大量の研磨加工処理が可能とな
る。また、キャリア上に複数枚のワークを配列させた場
合でもワークごとに研磨のバラツキが生じない。なお、
ワーク表面とは上定盤によって研磨されるワーク上面と
下定盤によって研磨されるワーク下面の両面を含む。
【0011】また、本発明の請求項3に係るワーク表面
の研磨装置は、ワークをセットするキャリアと、このキ
ャリアを上下から挟み込む上定盤及び下定盤と、該上定
盤及び下定盤の間でキャリアを回転させる単一制御手段
と、該キャリアの回転に加えて前記上定盤及び下定盤の
少なくとも一方を回転させる複合制御手段と、前記キャ
リア上に研磨材を供給するための研磨材供給手段とを備
えたことを特徴とする。
【0012】この発明によれば、一台の研磨装置の中に
単一制御手段と複合制御手段とを備えているので、駆動
手段の異なる研磨方法をキャリアの移し替えなしで連続
的に実行することができ、本発明の研磨方法を実現する
ことができた。
【0013】また、前記下定盤の周縁部に研磨材を一定
量保持できる研磨材流出防止手段を設けたことによっ
て、研磨加工中に供給された研磨材が下定盤の周囲に流
出してしまうのを防ぐことができる。そのため、研磨材
をキャリア上に均一に供給することができ、ワークの研
磨加工精度のバラツキが抑えられると共に研磨材の無駄
を防ぐことができる。なお、前記研磨材流出防止手段を
下定盤の周縁部に沿って上下動するリング部材で構成し
た場合には、研磨時にリング部材を下定盤の周囲に沿っ
て上昇させ、研磨終了時にはリング部材を下降させるこ
とで下定盤上に残った研磨材や研磨加工が終了したワー
クを容易に排出処理することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて、本発
明に係るワーク表面の研磨方法及び研磨装置の実施形態
を詳細に説明する。ここで、図1は本発明に係るワーク
の表面研磨を行うラップ盤の斜視図、図2は前記ラップ
盤の断面図、図3は前記ラップ盤を含む研磨装置のブロ
ック図である。なお、以下の実施形態では、ラップ加工
における研磨方法及び装置について説明するが、このラ
ップ加工と加工原理が同じポリッシュ加工でも同様な研
磨方法及び装置構成で実現可能である。
【0015】図1及び図2は研磨装置の一部であるラッ
プ盤の構成を示したものであり、ワークの研磨加工はこ
のラップ盤を中心にして行われる。図に示したように、
ラップ盤11は、上定盤12,下定盤13及びワーク1
4を載置するキャリア15を備えている。前記下定盤1
3は中心部に貫通孔16を設けた厚みのあるドーナツ状
の円盤で構成され、前記貫通孔16の下方に設けられた
駆動軸17を中心に図示しない下定盤駆動部に回転支持
されている。前記貫通孔16には中心ギア18が下方か
ら下定盤13の研磨面13a側に突出して設けられる。
前記研磨面13aには研磨用の目切溝24が形成されて
いる。一方、キャリア15は、ワーク14の厚みより薄
く形成された円盤で、この円盤内にはワーク14を装着
するための取付孔19が複数箇所設けられ、外縁部には
歯車20が形成されている。ワーク14は、前記キャリ
ア15の取付孔19に必要枚数セットされる。このキャ
リア15は、外縁部に形成された歯車20が前記中心ギ
ア18と下定盤13の外周上に設けられたインターナル
ギア21に噛合し、前記中心ギア18を中心として下定
盤13の研磨面13a上を滑りながら回転移動する。図
1にはキャリア15が一枚載置されているが、実際には
前記中心ギア18の周囲に複数枚配列され、多くのワー
ク14を同時に研磨加工することができる。上定盤12
は、前記下定盤13と同じく目切溝24が形成された研
磨面12aをキャリア15にセットされたワーク14の
上面に接するようにして設置される。この上定盤12は
前記下定盤13と略同じ直径の円盤状に形成され、中心
に設けられている回転軸22が図示しない上定盤駆動部
によって回転支持されている。また、前記上定盤12
は、キャリア15との押圧力を調整したり、キャリア1
5やワーク14をセットしやすいように、上下方向に移
動可能となっている。
【0016】また、前記上定盤12の上方には、図2に
示したように、研磨材供給手段としての供給路32及び
供給ホッパ35が設けられている。この供給ホッパ35
は全周に亘って凹溝が形成されたリング状の部材で構成
され、前記凹溝の底部には複数の孔が設けられ、この孔
から上定盤12を貫通するパイプ状の供給路32が複数
箇所に接続されている。前記供給ホッパ35の上方には
ノズル33が配置され、このノズル33から供給ホッパ
35内に適量の研磨材31が供給される。そして、供給
ホッパ35内に供給された研磨材31は、複数の供給路
32を通過してキャリア15が挟まれた加工スペース3
6内に供給される。このようにして供給された研磨材3
1は、キャリア15にセットされたワーク14の表面と
上定盤12及び下定盤13との微小な隙間に入り込む。
そして、キャリア15の回転や上定盤12及び下定盤1
3の回転に伴ってワーク14の表面を研磨加工する。前
記研磨材31にはアルミナ粉末、酸化セリウム、シリカ
などの微粒子状の素材が使用され、ワーク14の材質、
形状及び厚さなどの加工仕様あるいは要求される品質、
精度、加工時間などによって砥粒番定(砥粒サイズ)#
1000,#2000,#3000等から1/100μ
m、1/1000μmの超微粒子の中から適当な種類、
材質やサイズの砥粒が選ばれる。選定された研磨材31
は、後述する2ウェイ駆動手段や4ウェイ駆動手段等に
よる研磨方法の違いやワーク14の加工仕様に応じて適
宜流量が制御される。
【0017】上記ラップ盤11を備えた研磨装置は、上
定盤12及び下定盤13の回転を停止した状態で、ワー
ク14をセットしたキャリア15を回転させる単一制御
手段(2ウェイ駆動手段)と、前記キャリア15の回転
に加えて上定盤12及び下定盤13を互いに逆方向に回
転させる複合制御手段(4ウェイ駆動手段)を備えてい
る。このような制御手段の切り替えは、図3に示すよう
な駆動制御部44によって行われる。この駆動制御部4
4は、上定盤駆動部45,下定盤駆動部46及び中心ギ
ア駆動部47を一括して制御するもので、プログラム制
御部48と手動制御部49とを備えている。前記プログ
ラム制御部48では、ワーク14の加工仕様等の入力デ
ータに基づいて、2ウェイ駆動手段から4ウェイ駆動手
段に移行するタイミングや加工時間がプログラムされ、
ラップ盤11の始動から停止までを全て自動で行う。一
方の手動制御部49は、2ウェイ駆動手段と4ウェイ駆
動手段とを切り替える操作スイッチ等を備えていて、ワ
ーク14の加工状態をモニタリングしながら手動で操作
するようになっている。
【0018】次に、上記ラップ盤11での2ウェイ駆動
手段及び4ウェイ駆動手段における研磨加工の原理につ
いて説明する。図4は反りや湾曲があるワーク14を2
ウェイ駆動手段及び4ウェイ駆動手段によって研磨する
原理を模式的に示したものである。図4(a),(b)
に示されるように、上定盤12と下定盤13との間でワ
ーク14をセットしたキャリア15を回転させると、ワ
ーク14の表面と前記上定盤12及び下定盤13の両研
磨面12a,13aとの間に研磨材31が浮遊する遊離
砥粒層41が発生する。この遊離砥粒層41は、上定盤
12及び下定盤13と、キャリア15及びワーク14と
が相対的に回転することで、その間に介在する研磨材3
1に流体圧力が生じる結果生じるものである。遊離砥粒
層41は、供給する研磨材31の流量の多少や、上定盤
12及び下定盤13と、キャリア15及びワーク14の
各々の回転相対速度に影響されて変化する。また、前記
研磨材31に掛かる流体圧力の大きさは、上定盤12及
び下定盤13と、キャリア15及びワーク14との回転
相対速度に比例して大きくなる。前記研磨材31の供給
量を一定とした場合、上定盤12及び下定盤13の回転
量が大きくなるほど流体圧力により遊離砥粒層41の厚
みは増加する。つまり、ワーク14は、研磨材31が混
入された遊離砥粒層41の流体圧力によって、前記上定
盤12及び下定盤13から浮上することになる。このワ
ーク14の浮上量が遊離砥粒層41の厚みとなる。例え
ば、図4(a)に示されるように、上定盤12及び下定
盤13は回転させずに静止したまま、キャリア15及び
ワーク14を自転及び公転させる2ウェイ駆動手段で
は、遊離砥粒層41の厚み(浮上量t1)は数μmであ
るのに対して、図4(b)に示されるような上定盤1
2,下定盤13及びキャリア15を同時に回転させる4
ウェイ駆動手段では、浮上量t2は数十μmになる。
【0019】次に、前記遊離砥粒層41とワーク14と
の研磨能力及び研磨精度との関係について説明する。上
定盤12及び下定盤13と、キャリア15及びワーク1
4の回転相対速度によって流体圧力が生じ、その圧力の
大きさによって遊離砥粒層41が厚くなることは前述し
たが、この遊離砥粒層41の大きさによってワーク14
を研磨加工する際の研磨能力が決まり、遊離砥粒層41
が大きくなるほど研磨能力が大きく、遊離砥粒層41が
小さいほど研磨能力が小さくなる。図4(a)に示した
ように、上定盤12及び下定盤13は回転せずに静止し
たまま、キャリア15及びワーク14を回転させる2ウ
ェイ駆動手段では、研磨材31に流体圧力が多く発生
し、研磨能力は比較的小さくなる。遊離砥粒層41は、
図4(a)に示したA部のような局部的な領域におい
て、ワーク14の浮上量t1が数μmと極めて小さい値
となり、ワーク14の表面突出部(凸部)から先に研磨
加工が始まる。このため、図5(a)に示すように、反
りや湾曲の大きなワークについては、凸部28が比較的
速く加工され、反りや湾曲が修正されつつ平坦化させる
作用が大きくなる。これに対して、図4(b)に示され
るような上定盤12、下定盤13及びキャリア15を同
時に回転させる4ウェイ駆動手段においては、各々の回
転相対速度によって発生する流体圧力によって生じる遊
離砥粒層41が図4(b)のB部のように広い領域に亘
って数十μm程度と大きくなり、ワーク14は略全面を
同時に研磨加工されることになる。このため、図5
(b)に示すように、反りや湾曲のあるワーク14にお
いては、突出部26は突出したまま、凹み27は凹んだ
ままの形状を維持した状態で全体が均一に研磨される。
したがって、ワーク14の表面を滑らかに均一に研磨す
るのには適しているが、反りや湾曲を修正するといった
作用は少なくなる。
【0020】図6は一例として、ある材料のワークを2
ウェイ駆動手段から4ウェイ駆動手段に移行させながら
研磨加工を行ったときの加工時間と、そのときの加工量
を測定したグラフである。このグラフから判るように、
前半の2ウェイ駆動手段による加工量は、加工開始から
7分で約10μmであるのに対して、後半の4ウェイ駆
動手段では5分間隔ごとに加工量が2倍以上に増加して
いる。これは、2ウェイ駆動手段では、キャリア15の
回転のみでワーク14の突出部から少しずつ研磨が進行
するため、加工時間を掛けたわりに加工量は極めて小さ
い。一方の4ウェイ駆動手段では、キャリア15の回転
に加えて、上定盤12及び下定盤13の回転も加わるの
でワーク14の突出部のみならず、同時に比較的広い領
域までを大きな加工量で研磨することができる。このた
め、短時間でワーク14の研磨が終了する。これらのこ
とから、研磨加工の初期段階では、2ウェイ駆動手段で
研磨を行い、後半は4ウェイ駆動手段に移行するように
制御することで、生産性を低下させることなく、ワーク
14の反りや湾曲が修正され、且つ均一に研磨加工する
ことが可能となる。
【0021】次に、上記研磨加工原理に基づいた本発明
のワーク表面の研磨方法及び実際の手順を図7に基づい
て説明する。本実施形態では、単一制御手段(2ウェイ
駆動手段)による単一研磨加工工程を最初に行い、続い
て、複合制御手段による複合研磨加工工程を行う。前記
複合研磨加工工程については、前述したように、3ウェ
イ駆動と4ウェイ駆動があるが、本実施形態では、キャ
リア15の回転と共に上定盤12及び下定盤13を互い
に逆方向に回転させる4ウェイ駆動手段を採用した。な
お、本実施形態では上記図3に示したような駆動制御部
44によって、予めプログラムされた制御手順で、ラッ
プ盤11の駆動を2ウェイ駆動手段から4ウェイ駆動手
段に切り替えて行うようにした。
【0022】その作業手順は以下のようになる。最初に
ラップ盤11の上定盤12を上げてキャリア15にワー
ク14を必要な枚数セットする。次いで前記上定盤12
を下げ、ワーク14の表面が上定盤12及び下定盤13
の研磨面12a,13aに軽く接触するようにして挟み
込む。そして、上定盤12の上方に位置する供給ホッパ
35から供給路32を介して研磨材31をキャリア15
上に供給すると同時に、2ウェイ駆動手段によるキャリ
ア15の回転を始動する。この2ウェイ駆動手段は、図
7(a)に示されるように、上定盤12及び下定盤13
の回転を停止した状態で中心ギア18を時計方向あるい
は反時計方向に回転させることによって実現される。こ
れによって、キャリア15が自転及び公転し、研磨材3
1がワーク14の表裏両面に付着した状態で上定盤12
及び下定盤13によって研磨され、ワーク14の大きな
反りや全体的な湾曲が修正される。
【0023】このような2ウェイ駆動手段による単一研
磨加工工程を経た後、4ウェイ駆動手段に切り替わって
複合研磨加工工程に移行する。この4ウェイ駆動手段
は、図7(b)に示されるように、前記2ウェイ駆動手
段で行ったキャリア15の自転及び公転運動に加えて、
上定盤12及び下定盤13が互いに逆方向に回転するよ
うに制御される。この4ウェイ駆動手段による研磨加工
工程では、キャリア15に自転運動と公転運動が加わる
ので、上定盤12及び下定盤13とワーク14の表裏面
との回転相対速度が大きくなり、厚い遊離砥粒層41が
形成される。したがって、前記2ウェイ駆動手段と違
い、ワーク14の表面が均一に素早く研磨される。
【0024】なお、上記実施形態ではワーク14の表裏
両面を均一に研磨するため、2ウェイ駆動手段から4ウ
ェイ駆動手段に移行した場合の研磨方法であるが、2ウ
ェイ駆動手段から3ウェイ駆動手段、3ウェイ駆動手段
から4ウェイ駆動手段、あるいは、2ウェイ駆動手段か
ら3ウェイ駆動手段を経て4ウェイ駆動手段に至る研磨
方法をとることも可能である。前記3ウェイ駆動手段で
は、キャリア15の回転と、上定盤12あるいは下定盤
13のいずれかの回転によってワーク14の表面を研磨
するので、最初にワーク14の全体的な反りや湾曲を修
正しておいて、表面あるいは裏面のいずれか一方を重点
的に研磨するような場合に適している。また、各駆動手
段に移行する際の切り替えは、要求されるワーク14の
加工仕様に応じて予めプログラムされ、自動制御する方
法や、ワーク14の加工状態を確認しながら手動で行う
方法とを適宜選択することが可能である。
【0025】上記いずれの研磨方法においても、ワーク
14の表面を精度よく、きれいに且つ素早く研磨するた
めに研磨材31の供給が不可欠であるが、2ウェイ駆動
手段,3ウェイ駆動手段あるいは4ウェイ駆動手段によ
って、上定盤12及び下定盤13間における研磨材31
の分散状態に違いが生ずる。前記2ウェイ駆動手段の場
合は、キャリア15の回転のみで上定盤12及び下定盤
13が停止した状態であるので、供給した研磨材31は
その供給された局部に集中、蓄積あるいは沈殿してしま
ったり、上定盤12及び下定盤13の外へ流出するとい
ったおそれがある。このことは、上定盤12や下定盤1
3の直径が大きくなるほど顕著である。その結果、ワー
ク14の表面の一部に未加工部分が残ったり、下定盤1
3に複数枚のワーク14をセットした場合に、研磨が十
分行われないものが発生するおそれがある。つまり、研
磨する一枚のワーク表面に研磨のバラツキが生じる他、
複数枚同時に加工した際にワークごとにバラツキが生
じ、歩留りを低下させる要因となる。一方、4ウェイ駆
動手段の場合は、キャリア15の回転と共に、上定盤1
2及び下定盤13の回転が加わるので、その回転運動に
よる遠心力と攪拌効果によって、供給された研磨材31
が一箇所に集中、蓄積あるいは沈殿することなく広く一
様に分散される。
【0026】図8及び図9は、上記駆動方式等によって
ばらつく研磨材を均一に分散させる研磨材流出防止手段
37を示したものである。この研磨材流出防止手段37
は、前記下定盤13の外周部23及び貫通孔16の周囲
に沿って上下動可能な円筒状のリング部材25で形成さ
れている。そして、研磨加工中は、上定盤12と下定盤
13との間に形成される加工スペース36を囲うよう
に、リング部材25を上昇して下定盤13の研磨面13
aから僅かに突出させる。このリング部材25の突出量
は、研磨加工を行わせるワーク14の厚みより低くなる
ように設定する必要がある。これは、前記リング部材2
5の突出量がワーク14の厚みより大きくなると、リン
グ部材25の上端部が上定盤12の研磨面12aに当た
ってしまい研磨加工を阻害するからである。このように
設定することで、加工スペース36に供給された研磨材
31は、上定盤12及び下定盤13が回転しない2ウェ
イ駆動手段の場合も、上記リング部材25にせき止めら
れて下定盤13からこぼれ落ちるのが防止される。その
結果、研磨材31が加工スペース36内に留まってワー
ク14上に一様に分散、塗布されることから、一枚ごと
のワーク14の表面及び加工スペース36内にセットさ
れている複数枚のワーク間での加工バラツキを抑えるこ
とができる。なお、研磨終了後は前記リング部材25を
下降させ、上面を下定盤13の研磨面13aより下げて
おくことで、研磨加工が終了したワーク14の取り出し
や、下定盤13の研磨面13aに残った研磨材31の排
出や洗浄する際の妨げにならない。
【0027】なお、上記実施形態では半導体製品のベー
スとなるウェハを研磨する研磨装置を想定して、加工対
象物としてシリコンの円盤状ワーク14で説明したが、
これ以外にも平面加工あるいは鏡面加工を行う水晶,セ
ラミック,ガラス,酸化物結晶,プラスチックや金属ウ
ェハにも本発明の研磨方法及び研磨装置が適用可能であ
る。また、キャリア15に設けたワーク14の取付孔1
9の形状や大きさを変えることで、円盤状以外に四角形
状あるいは多角形状のワークを研磨処理することが可能
である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るワー
ク表面の研磨方法によれば、ワークがセットされたキャ
リアを上定盤と下定盤との間に挟み、前記上定盤及び下
定盤は回転せず静止したまま、キャリア及びワークを回
転させる単一研磨加工工程と、上定盤及び下定盤の少な
くとも一方とキャリアとを回転させる複合研磨加工工程
とを組み合わせることで、ワークに反りや湾曲したもの
が含まれている場合でも、一台の研磨装置で研磨加工が
行えるようになり、従来の研磨方法に比べて作業の煩雑
性が回避されると共に、研磨時間や研磨工数の削減が図
られ、併せて研磨した後の品質の均一性を確保すること
ができる。
【0029】また、本発明に係るワーク表面の研磨装置
によれば、単一制御手段と複合制御手段とを備えている
ので、加工初期段階に多いワークの反りや湾曲を軽減す
る修正研磨とワークの表面を均一に研磨する仕上げ研磨
とを一連の研磨加工工程の中でキャリアを移し替えるこ
となく連続的に行うことができる。
【0030】さらに、本発明に係るワーク表面の研磨装
置によれば、研磨材流出防止手段を設けたので、研磨加
工中に供給された研磨材が下定盤の周囲からこぼれ落ち
ることがない。そのため、研磨材をキャリア上に均一に
供給することができ、ワークの研磨加工精度のバラツキ
が抑えられると共に研磨材の無駄を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る研磨装置のラップ盤の構成を示す
斜視図である。
【図2】上記ラップ盤の断面図である。
【図3】上記研磨装置の構成を示すブロック図である。
【図4】2ウェイ駆動手段と4ウェイ駆動手段の研磨原
理の説明図である。
【図5】上記2ウェイ駆動手段と4ウェイ駆動手段によ
る研磨加工精度の相違を示す説明図である。
【図6】本発明の研磨方法による加工時間と加工量との
関係を示すグラフである。
【図7】本発明の研磨方法の動作を示す説明図である。
【図8】研磨材流出防止手段を設けたラップ盤の断面図
である。
【図9】研磨材流出防止手段の要部を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
11 ラップ盤 12 上定盤 13 下定盤 14 ワーク 15 キャリア 16 貫通孔 18 中心ギア 21 インターナルギア 25 リング部材 31 研磨材 37 研磨材流出防止手段 44 駆動制御部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年4月26日(2002.4.2
6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】次に、前記遊離砥粒層41とワーク14と
の研磨能力及び研磨精度との関係について説明する。上
定盤12及び下定盤13と、キャリア15及びワーク1
4の回転相対速度によって流体圧力が生じ、その圧力の
大きさによって遊離砥粒層41が厚くなることは前述し
たが、この遊離砥粒層41の大きさによってワーク14
を研磨加工する際の研磨能力が決まり、遊離砥粒層41
が大きくなるほど研磨能力が大きく、遊離砥粒層41が
小さいほど研磨能力が小さくなる。図4(a)に示した
ように、上定盤12及び下定盤13は回転せずに静止し
たまま、キャリア15及びワーク14を回転させる2ウ
ェイ駆動手段では、研磨材31に流体圧力が発生するが
小さく、そのため、研磨能力は比較的小さくなる。した
がって、遊離砥粒層41は、図4(a)に示したA部の
ような局部的な領域において、ワーク14の浮上量t1
が数μmと極めて小さい値となり、ワーク14の表面突
出部(凸部)から先に研磨加工が始まる。このため、図
5(a)に示すように、反りや湾曲の大きなワークにつ
いては、凸部28が比較的速く加工され、反りや湾曲が
修正されつつ平坦化させる作用が大きくなる。これに対
して、図4(b)に示されるような上定盤12、下定盤
13及びキャリア15を同時に回転させる4ウェイ駆動
手段においては、各々の回転相対速度によって発生する
流体圧力によって生じる遊離砥粒層41が図4(b)の
B部のように広い領域に亘って数十μm程度と大きくな
り、ワーク14は略全面を同時に研磨加工されることに
なる。このため、図5(b)に示すように、反りや湾曲
のあるワーク14においては、突出部26は突出したま
ま、凹み27は凹んだままの形状を維持した状態で全体
が均一に研磨される。したがって、ワーク14の表面を
滑らかに均一に研磨するのには適しているが、反りや湾
曲を修正するといった作用は少なくなる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークがセットされたキャリアを上定盤
    と下定盤との間の所定の位置に配列して挟み込み、前記
    上定盤及び下定盤は回転せず静止したまま、キャリア及
    びワークを自転及び公転させてワークの表面を研磨加工
    する単一研磨加工工程と、前記上定盤及び下定盤の少な
    くとも一方を回転させると共にキャリア及びワークを自
    転及び公転させてワークの表面を研磨する複合研磨加工
    工程とを備えたことを特徴とするワーク表面の研磨方
    法。
  2. 【請求項2】 前記複合研磨加工工程において、上定盤
    及び下定盤の両方を回転させる際には、互いに逆方向に
    回転させてなる請求項1記載のワーク表面の研磨方法。
  3. 【請求項3】 ワークをセットするキャリアと、このキ
    ャリアを上下から挟み込む上定盤及び下定盤と、該上定
    盤及び下定盤の間でキャリアを回転させる単一制御手段
    と、該キャリアの回転に加えて前記上定盤及び下定盤の
    少なくとも一方を回転させる複合制御手段と、前記キャ
    リア上に研磨材を供給するための研磨材供給手段とを備
    えたことを特徴とするワーク表面の研磨装置。
  4. 【請求項4】 前記下定盤の周縁部に研磨材を一定量保
    持できる研磨材流出防止手段を設けてなる請求項3記載
    のワーク表面の研磨装置。
  5. 【請求項5】 前記研磨材流出防止手段が、前記下定盤
    の周縁部に沿って上下動可能なリング部材で形成されて
    なる請求項4記載のワーク表面の研磨装置。
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