JP2003311597A - 光ファイバ端面の斜め研磨方法および斜め研磨装置 - Google Patents

光ファイバ端面の斜め研磨方法および斜め研磨装置

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JP2003311597A JP2002127723A JP2002127723A JP2003311597A JP 2003311597 A JP2003311597 A JP 2003311597A JP 2002127723 A JP2002127723 A JP 2002127723A JP 2002127723 A JP2002127723 A JP 2002127723A JP 2003311597 A JP2003311597 A JP 2003311597A
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optical fiber
face
collet chuck
split sleeve
polishing
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Asuka Nakayama
明日香 中山
Tatsuo Yamaguchi
辰男 山口
Tomio Minase
十三夫 皆瀬
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Totoku Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ファイバ端面を斜め研磨する際に、ファイ
バ端面の汚れ・傷がなく、外観が良好で、UV接着剤等に
よる固定や研磨後の剥離工程が不要で、価格を安くでき
る斜め研磨方法および斜め研磨装置を提供する。 【解決手段】 光ファイバ芯線を被覆付きのまま割りス
リーブに挿通する割りスリーブ挿通工程f1;と、光ファ
イバ芯線挿通割りスリーブをコレットチャックに挿入
し、加圧,固定するコレットチャック挿入、固定工程f
2;と、コレットチャックを、0度を超え90度未満の
所望な斜め角度に装着する基台装着工程f3;と、コレッ
トチャックを所望な斜め角度に端面研磨する端面斜め研
磨工程f4;と、基台よりコレットチャックを取り外し、
コレットチャックから割りスリーブ、研磨光ファイバを
取り出す光ファイバ取り出し工程f5;と、により端面斜
め研磨光ファイバを製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバ端面の
斜め研磨方法および斜め研磨装置に関する。更に詳しく
は、裸ファイバの外周に例えばUV皮膜(紫外線硬化樹
脂皮膜)が施されている光ファイバ素線、或いは前記光
ファイバ素線の外周に例えばナイロン被覆が施されてい
る光ファイバ芯線の端面を斜めに研磨することで、ファ
イバ内を通過する光が切断面で反射し、ある角度を持っ
てファイバ外へ出て行くことが可能な、端面斜め研磨光
ファイバを製造することができる光ファイバ端面の斜め
研磨方法および斜め研磨装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光ファイバの斜め研磨方法の一例
としては、先ず被加工体となる光ファイバ芯線の被覆
を、ホットストリッパなどを用いて剥離し、裸ファイバ
を剥き出しにする。次にスリーブ(ガラスキャピラリ)
に接着剤、例えばUV(紫外線)硬化接着剤(以下、U
V接着剤と略記する)を注入し、裸ファイバを挿入して
からUV接着剤をUV光で硬化させる。次に裸ファイバ
が挿入・硬化されたスリーブを斜め研磨装置に取り付
け、スリーブと裸ファイバの端面を同時に研磨する。そ
して、研磨が終了したらUV接着剤を溶剤により溶か
す。こうすることにより、端面に角度のついた光ファイ
バを製造していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術には以下のような問題点があった。先ず、上記し
た光ファイバ端面の斜め研磨方法では、裸ファイバにUV
接着剤を付着させてからUV光を照射して接着剤を硬化さ
せているが、照射むらがあり、それにより十分硬化して
いない軟化部分ができてしまっていた。そのため、斜め
研磨する際に、その軟化部分がファイバ端面の汚れ・傷
などの原因になり、完成品の外観が悪く、製品にならな
いという問題点があった。また、UV接着剤を用いる場
合、UV硬化時間があるため、工数がかかるという問題点
があった。また斜め研磨工程中、接着樹脂脱落によるフ
ァイバの欠け等が起こるという問題点があった。更にス
リーブと裸ファイバを、UV接着剤を用いて固定し同時に
研磨するこの方法では、高精度・高価なスリーブが必要
となり、価格を上げる原因にもなっていた。
【0004】本発明は、上記従来技術が有する各種問題
点を解決するためになされたものであり、光ファイバ端
面を斜め研磨する際に、ファイバ端面の汚れ・傷がな
く、完成品の外観が良好で、UV接着剤などによる固定や
研磨後の剥離工程が不要で、工数が少なく簡単で、更に
従来のような高精度・高価なスリーブを不要として価格
を安くすることができる光ファイバ端面の斜め研磨方法
および斜め研磨装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の観点として本発明
は、光ファイバ素線或いは光ファイバ芯線の端面を斜め
に研磨し、端面斜め研磨光ファイバとする光ファイバ端
面の斜め研磨方法であって、光ファイバ素線或いは光フ
ァイバ芯線を被覆付きのまま割りスリーブに挿通し、次
いで該割りスリーブをコレットチャックに挿入し、割り
スリーブ全体を均一にコレットチャックで加圧,固定し
てから光ファイバ端面を0度を超え90度未満の所望な
斜め角度に研磨し、端面斜め研磨光ファイバとすること
を特徴とする光ファイバ端面の斜め研磨方法にある。上
記第1観点の斜め研磨方法では、光ファイバ端面を斜め
研磨する際に、ファイバ端面の汚れ・傷がなく、完成品
の外観が良好となる。また割りスリーブにより光ファイ
バ素線或いは芯線を皮膜或いは被覆付きのまま機械的に
固定するので、従来のような高精度・高価なスリーブを
必要とせず、硬化樹脂によるスリーブへの固定、研磨後
の剥離工程が不要となるので、端面斜め研磨光ファイバ
を安価に製造することができる。また、光ファイバ素線
或いは芯線を機械的に固定している為、従来のような研
磨工程中の接着樹脂脱落によるファイバの欠け等が起こ
らなくなる。
【0006】第2の観点として本発明は、光ファイバ素
線或いは光ファイバ芯線の端面を斜めに研磨し、端面斜
め研磨光ファイバとする光ファイバ端面の斜め研磨方法
であって、光ファイバ素線或いは光ファイバ芯線を被覆
付きのまま割りスリーブに挿通する割りスリーブ挿通工
程;と、光ファイバ素線或いは光ファイバ芯線が挿通し
た割りスリーブをコレットチャックに挿入し、割りスリ
ーブ全体を均一にコレットチャックで加圧,固定するコ
レットチャック挿入、固定工程;と、前記工程後のコレ
ットチャックを、0度を超え90度未満の所望な斜め角
度に取り付けることが可能な基台に装着する基台装着工
程;と、基台に装着したコレットチャックの割りスリー
ブとファイバ素線或いは芯線の端面を同時に0度を超え
90度未満の所望な斜め角度に端面研磨し、端面斜め研
磨光ファイバとする端面斜め研磨工程;と、前記基台よ
りコレットチャックを取り外し、コレットチャックから
割りスリーブを取り出し、割りスリーブから端面斜め研
磨光ファイバを取り出す光ファイバ取り出し工程;と、
により端面斜め研磨光ファイバとすることを特徴とする
光ファイバ端面の斜め研磨方法にある。上記第2観点の
斜め研磨方法では、上記割りスリーブ挿通工程、コレッ
トチャック挿入、固定工程等の各工程を用いることによ
り、光ファイバ端面の斜め研磨を効率良く行うことがで
きる。また上記第1観点の斜め研磨方法と同様の作用・
効果が得られる。
【0007】第3の観点として本発明は、光ファイバ端
面の斜め研磨方法に用いる斜め研磨装置であって、光フ
ァイバ素線或いは光ファイバ芯線を被覆付きのまま挿通
することが可能な割りスリーブと、該割りスリーブ全体
を加圧,固定することが可能なコレットチャックと、該
コレットチャックを、0度を超え90度未満の所望な斜
め角度に傾けて装着することが可能な基台と、前記コレ
ットチャックの割りスリーブと光ファイバ素線或いは光
ファイバ芯線の端面を同時に0度を超え90度未満の所
望な斜め角度に端面研磨することが可能な研磨板と、を
有することを特徴とする光ファイバ端面の斜め研磨装置
にある。上記第3観点の斜め研磨装置では、上記光ファ
イバ端面の研磨方法に好適に用いることができ、光ファ
イバ端面の斜め研磨を効率良く行うことができる。また
上記第1観点の斜め研磨方法と同様の作用・効果が得ら
れる。
【0008】第4の観点として本発明は、前記割りスリ
ーブの材質が、黄銅、リン青銅、洋白、ベリリウム銅、
ベリリウム銅合金、チタン銅合金、またはオーステナイ
ト系ステンレス鋼などのばね材料であることを特徴とす
る光ファイバ端面の斜め研磨装置にある。上記第4観点
の斜め研磨装置では、前記割りスリーブの材質として、
上記黄銅、リン青銅などのばね材料を好ましく用いるこ
とができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の内容を、図に示す
実施の形態により更に詳細に説明する。なお、これによ
り本発明が限定されるものではない。図1は、光ファイ
バ芯線および本発明の研磨方法により得られた端面斜め
研磨光ファイバの一例を示す略図であり、同図(a)は
光ファイバ芯線(光ファイバ素線部も示す)の横断面
図、また同図(b)は端面斜め研磨光ファイバの斜視図
である。図2は、割りスリーブの製作方法例を示す説明
図であり、同図(a)はパイプ状スリーブの斜視図、また
同図(b)は割りスリーブの斜視図である。図3は、光
ファイバ芯線を被覆付きのまま割りスリーブに挿通する
状態を示す斜視図である。図4は、光ファイバ芯線が挿
通した割りスリーブをコレットチャックに挿入した状態
を示す略図であり、同図(a)はその縦断面図、また同図
(b)は割りスリーブ全体を均一にコレットチャックで
加圧,固定した状態を示す略図である。図5は、本発明
の斜め研磨装置の一例を示す略図である。また図6は、
本発明の斜め研磨方法の一例を示すチャートである。
【0010】これらの図において、1は裸ファイバ、2
は樹脂皮膜(UV皮膜)、3は光ファイバ素線(部)、
4は被覆、5は光ファイバ芯線、6は割りスリーブ、
6’はパイプ状スリーブ、7はコレットチャック、8は
基台、9は研磨板、10は斜め研磨装置、50は斜め研
磨光ファイバ、gはスリーブの位置決め用ガイド、hは
コレットチャックの位置決めキー、iは割、jはネジ、
またsはスリットである。
【0011】−第1の実施の形態− 本発明の光ファイバ斜め研磨方法および斜め研磨装置の
一例について、図1〜4を用いて説明する。 先ず、図1(a)に示すように、例えば裸ファイバ1
の外周に樹脂皮膜2 、例えばUV皮膜を設けた光ファ
イバ素線(部)3の外周に被覆4、例えばナ イロン被
覆を設けた光ファイバ芯線5を、図2(b)に示すような
割りスリ ーブ6に、図3に示すように被覆付きのまま
挿通する。前記割りスリーブ6は 、例えば図1(a)
に示すようなパイプ状のスリーブ6’にスリットs 幅
が0.2mm程度の割りを入れたものである。また割り
スリーブ6( スリーブ6’)の内径は前記光ファイバ
芯線5の外径と同寸程度とする。例え ば光ファイバ芯
線5の外径が0.9mmの場合、割りスリーブ6の寸法
は 、内径が0.9mm、外径が1.2mm、長さが6m
mである。また 前記割りスリーブ6の材質としては、
例えば黄銅、リン青銅、洋白、ベリリウ ム銅合金、チ
タン銅合金、またはオーステナイト系ステンレス鋼など
のばね材 料を使用する。 次に、図4に示すように、光ファイバ芯線5が挿通し
た割りスリーブ6をコレットチャック7に挿入し、割り
スリーブ6全体をコレットチャック7で均一に締め付け
て加圧固定することにより光ファイバ芯線5を機械的に
固定する。前記コレットチャック7には、割りスリーブ
の位置決めガイドg、コレットチャックの位置決めキー
h、割i、ねじjなどが設けてあり、割りスリーブの保
持、斜め研磨装置の基台への装着が正確に行えるように
なっている。 次に、図5に示すように、0度から90度までの目的
とする角度、例えば45度に傾けて前記コレットチャッ
ク7が装着可能な斜め研磨装置10の基台8にコレット
チャック7を取り付ける。 次に、前記研磨装置10の研磨板9を回転させ、割り
スリーブ6と光ファイバ芯線5の端面を同時に斜め研磨
する。なお、研磨に用いる研磨紙・研磨剤等は、通常用
いられる一般的なものでよい。 次に、斜め研磨終了後、コレットチャック7を研磨装
置10の基台8から取り外す。 次いで、コレットチャック7から、端面を所望の角度
に斜め研磨した光ファイバ芯線が保持された割りスリー
ブ6を取り出し、次いで割りスリーブ6から前記斜め研
磨された光ファイバ芯線を取り出すことにより、図1
(b)に示すような端面斜め研磨光ファイバ50を製造
した。 以上、光ファイバ芯線5のファイバ端面の斜め研磨方法
について説明したが、光ファイバ素線の場合も同様に行
うことが出来る。
【0012】−第2の実施の形態− 本発明の光ファイバ斜め研磨方法を工程として見た場合
の例について、図6のチャートを用いて説明する。本発
明の光ファイバ斜め研磨方法は、先ず光ファイバ素線或
いは光ファイバ芯線を被覆付きのまま割りスリーブに挿
通する割りスリーブ挿通工程f1;と、光ファイバ素線
或いは芯線が挿通した割りスリーブをコレットチャック
に挿入し、割スリーブ全体を均一にコレットチャックで
加圧,固定するコレットチャック挿入、固定工程f2;
と、前記工程後のコレットチャックを、0度を超え90
度未満の所望な斜め角度に取り付けることが可能な基台
に装着する基台装着工程f3;と、基台に装着したコレ
ットチャックの割りスリーブとファイバ素線或いは芯線
の端面を同時に0度を超え90度未満の所望な斜め角度
に端面研磨し、端面斜め研磨光ファイバとする端面斜め
研磨工程f4;と、前記基台よりコレットチャックを取
り外し、コレットチャックから割りスリーブを取り出
し、割りスリーブから端面斜め研磨光ファイバを取り出
す光ファイバ取り出し工程f5;と、により端面斜め研
磨光ファイバとする光ファイバ端面の斜め研磨方法であ
る。
【0013】
【発明の効果】本発明の斜め研磨方法および研磨装置に
よれば、光ファイバ素線或いは光ファイバ芯線を割りス
リーブに挿通し、コレットチャックに挿入、固定して研
磨する方法および装置であるので、光ファイバ素線等の
被覆を除去することなく直接斜め研磨できるようになっ
た。また、割りスリーブにより光ファイバ素線等を機械
的に固定するため、従来のような高精度・高価なスリー
ブを必要とせず、研磨工程中の接着樹脂脱落によるファ
イバの欠け・汚れ等が起こらず、特性と外観の良い製品
ができ、更にコストダウンもできるようになった。また
従来のような、ファイバのスリーブへの挿通、UV硬化樹
脂によるスリーブへの固定、および研磨後の剥離工程が
不要であるため、研磨方法が簡単で、工程の削減がで
き、端面を、0度を超え90度未満の所望な斜め角度に
斜め研磨した光ファイバを安価に作製することができる
ようになった。従って、本発明は産業上に寄与する効果
が極めて大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】光ファイバ芯線および本発明の研磨方法により
得られた端面斜め研磨光ファイバの一例を示す略図であ
り、同図(a)は光ファイバ芯線(光ファイバ素線部も
示す)の横断面図、また同図(b)は端面斜め研磨光フ
ァイバの斜視図である。
【図2】割りスリーブの製作方法例を示す説明図であ
り、同図(a)はパイプ状スリーブの斜視図、また同図
(b)は割りスリーブの斜視図である。
【図3】光ファイバ芯線を被覆付きのまま割りスリーブ
に挿通する状態を示す斜視図である。
【図4】光ファイバ芯線が挿通した割りスリーブをコレ
ットチャックに挿入した状態を示す略図であり、同図
(a)はその縦断面図、また同図(b)は割りスリーブ全
体を均一にコレットチャックで加圧,固定した状態を示
す略図である
【図5】本発明の斜め研磨装置の一例を示す略図であ
る。
【図6】本発明の斜め研磨方法の一例を示すチャートで
ある。
【符号の説明】
1 裸ファイバ 2 樹脂皮膜(UV皮膜) 3 光ファイバ素線(部) 4 被覆 5 光ファイバ芯線 6 割りスリーブ 6’ パイプ状スリーブ 7 コレットチャック 8 基台 9 研磨板 10 斜め研磨装置 50 斜め研磨光ファイバ g スリーブの位置決め用ガイド h コレットチャックの位置決めキー i 割 j ネジ s スリット
フロントページの続き Fターム(参考) 2H038 CA22 3C049 AB04 CA01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバ素線或いは光ファイバ芯線の
    端面を斜めに研磨し、端面斜め研磨光ファイバとする光
    ファイバ端面の斜め研磨方法であって、 光ファイバ素線或いは光ファイバ芯線を被覆付きのまま
    割りスリーブに挿通し、次いで該割りスリーブをコレッ
    トチャックに挿入し、割りスリーブ全体を均一にコレッ
    トチャックで加圧,固定してから光ファイバ端面を0度
    を超え90度未満の所望な斜め角度に研磨し、端面斜め
    研磨光ファイバとすることを特徴とする光ファイバ端面
    の斜め研磨方法。
  2. 【請求項2】 光ファイバ素線或いは光ファイバ芯線の
    端面を斜めに研磨し、端面斜め研磨光ファイバとする光
    ファイバ端面の斜め研磨方法であって、 光ファイバ素線或いは光ファイバ芯線を被覆付きのまま
    割りスリーブに挿通する割りスリーブ挿通工程;と、光
    ファイバ素線或いは光ファイバ芯線が挿通した割りスリ
    ーブをコレットチャックに挿入し、割りスリーブ全体を
    均一にコレットチャックで加圧,固定するコレットチャ
    ック挿入、固定工程;と、前記工程後のコレットチャッ
    クを、0度を超え90度未満の所望な斜め角度に取り付
    けることが可能な基台に装着する基台装着工程;と、基
    台に装着したコレットチャックの割りスリーブとファイ
    バ素線或いは芯線の端面を同時に0度を超え90度未満
    の所望な斜め角度に端面研磨し、端面斜め研磨光ファイ
    バとする端面斜め研磨工程;と、前記基台よりコレット
    チャックを取り外し、コレットチャックから割りスリー
    ブを取り出し、割りスリーブから端面斜め研磨光ファイ
    バを取り出す光ファイバ取り出し工程;と、により端面
    斜め研磨光ファイバとすることを特徴とする光ファイバ
    端面の斜め研磨方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の光ファイバ端面
    の斜め研磨方法に用いる斜め研磨装置であって、光ファ
    イバ素線或いは光ファイバ芯線を被覆付きのまま挿通す
    ることが可能な割りスリーブと、該割りスリーブ全体を
    加圧,固定することが可能なコレットチャックと、該コ
    レットチャックを、0度を超え90度未満の所望な斜め
    角度に傾けて装着することが可能な基台と、前記コレッ
    トチャックの割りスリーブと光ファイバ素線或いは光フ
    ァイバ芯線の端面を同時に0度を超え90度未満の所望
    な斜め角度に端面研磨することが可能な研磨板と、を有
    することを特徴とする光ファイバ端面の斜め研磨装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の割りスリーブの材質が、
    黄銅、リン青銅、洋白、ベリリウム銅、ベリリウム銅合
    金、チタン銅合金、またはオーステナイト系ステンレス
    鋼などのばね材料であることを特徴とする光ファイバ端
    面の斜め研磨装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108508542A (zh) * 2018-04-03 2018-09-07 义博通信设备集团股份有限公司 一种光纤活动连接器的制作方法
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