JP2003311529A - 切断装置 - Google Patents

切断装置

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JP2003311529A
JP2003311529A JP2002124688A JP2002124688A JP2003311529A JP 2003311529 A JP2003311529 A JP 2003311529A JP 2002124688 A JP2002124688 A JP 2002124688A JP 2002124688 A JP2002124688 A JP 2002124688A JP 2003311529 A JP2003311529 A JP 2003311529A
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saw blade
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driven
drive
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Kenji Onishi
建次 大西
Minoru Uehara
実 上原
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Amada Co Ltd
Amada Engineering Center Co Ltd
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Amada Co Ltd
Amada Engineering Center Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 切断装置の鋸刃の駆動系において共通ユニッ
トを用いて切断サイズの拡大を容易に且つ安価にする。 【解決手段】 切断装置1は、鋸刃モータ23に連動連
結された駆動ホイール9と従動ホイール15とに巻き掛
けられた鋸刃Bを回転自在に支承した鋸刃ハウジング3
がワークWに対して接近離反自在に設けられている。鋸
刃ハウジング3は駆動ホイール9を収納する駆動ユニッ
ト13と、従動ホイール15を収納する従動ユニット1
9と、上記の従動ユニット19と駆動ユニット13とを
連結するビームユニット21とから構成される。鋸刃ハ
ウジング3には、駆動ホイール9と従動ホイール15に
巻き掛けられた鋸刃Bを外側方向へ湾曲状にガイドをす
るハイトエクステンション35を備えた簡単でコンパク
トな構成のハイトエクステンションユニット37が取り
付けられて大きなサイズのワークWが切断可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、帯鋸刃のような
鋸刃を備えた帯鋸盤などの切断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6を参照するに、この実施の形態に係
わる切断装置としての例えば横型帯鋸盤101は、ベー
ス103を備えており、このベース103上の一側には
旋回台を介してガイドポスト105が立設されている。
そして、このガイドポスト105には、切断工具として
の帯鋸刃Bを内装したカッティングヘッド107が上下
動可能に案内されている。なお、上記カッティングヘッ
ド107の上下動は、ベース103上の前記旋回台に設
けた昇降用油圧シリンダ109(駆動装置)の作動によ
って行われる。この昇降用油圧シリンダ109の作用に
よってワークWに対する帯鋸刃Bの切り込みや上昇離反
を制御し得るものである。
【0003】カッティングヘッド107は両側に離隔し
てハウジング部111,113を備えており、各ハウジ
ング部111,113は上部コントロールボックス11
5を備えたビーム部材117によって連結されている。
【0004】カッティングヘッド107のハウジング部
111,113には駆動ホイール119、従動ホイール
121がそれぞれ軸123,125を介して内装されて
おり、駆動ホイール119と従動ホイール121にはエ
ンドレスの帯鋸刃Bが掛回されている。駆動ホイール1
19の軸123には鋸刃モータ(図示省略)が連動連結
されている。この鋸刃モータを駆動させると、軸123
を介して駆動ホイール119が回転されるから、駆動ホ
イール119と従動ホイール121に掛回された帯鋸刃
BがワークWを切削すべく走行駆動される。
【0005】ビーム部材117に固定された案内部材1
27には固定ガイド部材129、可動ガイド部材131
が装着されており、この固定ガイド部材129と可動ガ
イド部材131とにより、帯鋸刃BがワークWを切削す
る切削領域において、帯鋸刃Bの刃先部が垂直下方を向
くように帯鋸刃Bが案内支持されている。また、固定ガ
イド部材129は案内部材127に固定的に取り付けら
れており、可動ガイド部材131はワークWの大きさに
対応すべく位置調節自在に取り付けられている。
【0006】ベース103の上部にはワークWを載置す
るワークテーブル133が設けられており、このワーク
テーブル133にはワークWを挟持固定自在の本体基準
バイスジョー135と本体可動バイスジョー137とか
らなる本体バイス装置139が設けられている。
【0007】上記のように駆動ホイール119と従動ホ
イール121に掛回された帯鋸刃Bは、駆動ホイール1
19と従動ホイール121との間を移動することにより
張力が与えられている。また、帯鋸刃Bは固定ガイド部
材129と可動ガイド部材131の先端部に設けられた
ヒネリ起しローラにて所定の角度(最大90度)にひね
られていて、帯鋸刃Bには単純引張応力、駆動ホイール
119と従動ホイール121による曲げ応力、ねじりに
よる引張応力、せん断応力等の応力が作用している。そ
の応力値をもって帯鋸刃Bを回転させる繰り返し回数に
より帯鋸刃Bの寿命が決定されている。
【0008】また、図7を参照するに、この図7では竪
型帯鋸盤141が概略的に示されているが、帯鋸刃Bが
1つの駆動ホイール143と2つの従動ホイール14
5,147にほぼ三角形状に掛け回される。この場合
は、サイド側の従動ホイール147がほぼ水平方向に移
動されて帯鋸刃Bにハイトエクステンションが与えられ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の帯鋸
盤101においては、切断されるワークWの大きさが大
きくなると、大きい直径の駆動ホイール119と従動ホ
イール121に変更され、これに伴って駆動、従動系の
機構がすべて変更されなければならないので、コストア
ップになるというという問題点があった。
【0010】また、駆動ホイール119と従動ホイール
121の直径が大きくなると、カッティングヘッド10
7も大きくすることになるので、帯鋸盤101が大きく
なりコストアップになるという問題点があった。
【0011】竪型帯鋸盤141にあっては、帯鋸刃Bの
応力による鋸刃寿命の関係上、サイド側に位置する従動
ホイール147が駆動ホイール143とほぼ同一の大き
さが必要になるので、竪型帯鋸盤141が全体的に大き
くなるという問題点があった。
【0012】この発明は上述の課題を解決するためにな
されたもので、その目的は、切断装置の鋸刃の駆動系に
おいて共通ユニットを用いて切断サイズの拡大を容易に
且つ安価に図り得る切断装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明の切断装置は、鋸刃用駆動装
置に連動連結された駆動ホイールと、従動ホイールとに
巻き掛けられた鋸刃を回転自在に支承した鋸刃ハウジン
グを、ワークに対して接近離反自在に設けてなる切断装
置において、前記鋸刃ハウジングを、駆動ホイールを収
納する駆動ユニットと、従動ホイールを収納する従動ユ
ニットと、この従動ユニットと前記駆動ユニットとを連
結するビームユニットとから構成し、前記駆動ホイール
と従動ホイールに巻き掛けられた鋸刃を外側方向へ湾曲
状にガイドをするハイトエクステンションが備えられて
いるハイトエクステンションユニットを前記鋸刃ハウジ
ングに設けてなることを特徴とするものである。
【0014】したがって、ハイトエクステンションユニ
ットが鋸刃ハウジングに取り付けられるだけの簡単でコ
ンパクトな構成で無駄なスペースがなく、ハイトエクス
テンションが湾曲状であるので鋸刃の繰り返し疲労寿命
の低下がもたらされることなく、大きなサイズのワーク
が切断可能となる。
【0015】また、ワークのサイズに応じてハイトエク
ステンションユニットが鋸刃ハウジングに取り付けられ
るだけであるので、ワークのサイズが変わっても鋸刃ハ
ウジングが共通化されることから装置自体の品質が安定
することになり、鋸刃ハウジングの生産量が増加するた
めに低コストの切断装置が可能となる。
【0016】請求項2によるこの発明の切断装置は、請
求項1記載の切断装置において、前記ハイトエクステン
ションユニットが、前記駆動ユニットに内蔵してなるこ
とを特徴とするものである。
【0017】したがって、ハイトエクステンションユニ
ットはコンパクトな構成であるので、駆動ユニットに容
易に内蔵される。
【0018】請求項3によるこの発明の切断装置は、請
求項1記載の切断装置において、前記ハイトエクステン
ションユニットが、前記従動ユニットに内蔵してなるこ
とを特徴とするものである。
【0019】したがって、ハイトエクステンションユニ
ットはコンパクトな構成であるので、従動ユニットに容
易に内蔵される。
【0020】請求項4によるこの発明の切断装置は、請
求項1記載の切断装置において、前記ハイトエクステン
ションユニットを、駆動ユニット側近くに設けてなるこ
とを特徴とするものである。
【0021】したがって、ハイトエクステンションユニ
ットはコンパクトな構成であるので、鋸刃ハウジングに
おいて駆動ユニット側近くに容易に内蔵される。
【0022】請求項5によるこの発明の切断装置は、請
求項1記載の切断装置において、前記ハイトエクステン
ションユニットを、従動ユニット側近くに設けてなるこ
とを特徴とするものである。
【0023】したがって、ハイトエクステンションユニ
ットはコンパクトな構成であるので、鋸刃ハウジングに
おいて従動ユニット側近くに容易に内蔵される。
【0024】請求項6によるこの発明の切断装置は、請
求項1記載の切断装置において、前記ハイトエクステン
ションユニットを、駆動ユニットと従動ユニットとの間
のほぼ中央に設けてなることを特徴とするものである。
【0025】したがって、ハイトエクステンションユニ
ットはコンパクトな構成であるので、鋸刃ハウジングに
おいて駆動ユニットと従動ユニットとの間のほぼ中央に
容易に内蔵される。
【0026】請求項7によるこの発明の切断装置は、請
求項1〜6のうちのいずれか一つに記載の切断装置にお
いて、前記ビームユニットを、ほぼ水平方向に延伸して
設けてなることを特徴とするものである。
【0027】したがって、鋸刃ハウジングはビームユニ
ットがほぼ水平状態に設けられているので、斜めに構成
されているビームユニットよりも大きなサイズのワーク
が切断可能となる。
【0028】請求項8によるこの発明の切断装置は、請
求項1〜7のうちのいずれか一つに記載の切断装置にお
いて、前記ハイトエクステンションユニットのハイトエ
クステンションが、湾曲状に配置された複数のローラか
ら構成されていることを特徴とするものである。
【0029】したがって、鋸刃は湾曲状に配置された複
数のローラにより押し上げられるので、鋸刃がスムーズ
に走行されると共に鋸刃の繰り返し疲労寿命の低下が防
止される。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0031】図1を参照するに、本実施の形態に係わる
切断装置としての例えば横型帯鋸盤1は、全体的な構造
は従来の技術において図6で説明したものと同様である
ので、この発明の実施の形態の主要部の構成について説
明する。
【0032】鋸刃ハウジングとしての例えばカッティン
グヘッド3は、駆動ハウジング部5と従動ハウジング部
7が図1において左右両側に離隔して備えられている。
駆動ハウジング部5には駆動ホイール9を軸11を介し
て内装して駆動ユニット13が構成されており、従動ハ
ウジング部7には従動ホイール15を軸17を介して内
装して従動ユニット19が構成されている。上記の駆動
ユニット13と従動ユニット19は上部コントロールボ
ックス(図示省略)を備えたビーム部材(図示省略)か
らなるビームユニット21によって連結されている。
【0033】なお、上記の駆動ホイール9と従動ホイー
ル15にはエンドレスの帯鋸刃Bが掛回されており、駆
動ホイール9の軸11には鋸刃用駆動装置としての例え
ば鋸刃モータ23が連動連結されている。この鋸刃モー
タ23を駆動させると、軸11を介して駆動ホイール9
が回転されるから、駆動ホイール9と従動ホイール15
に掛回された帯鋸刃BがワークWを切削すべく走行駆動
される。
【0034】ビームユニット21を構成するビーム部材
に固定された案内部材25には、固定ガイド部材27,
可動ガイド部材29が装着されており、この固定ガイド
部材27と可動ガイド部材29の下端部にはヒネリ起し
ローラ31が設けられており、帯鋸刃Bは前記ヒネリ起
しローラ31により所定の角度(最大90度)にひねら
れてワークWを切削する切削領域において、帯鋸刃Bの
刃先部が垂直下方へ向くように案内支持されている。な
お、固定ガイド部材27は案内部材25に固定的に取り
付けられており、可動ガイド部材29はワークWの大き
さに対応すべく位置調節自在に取り付けられている。
【0035】なお、この実施の形態では、上記のカッテ
ィングヘッド3はビームユニット21がほぼ水平に延長
された状態でガイドポスト33を上下動するように構成
されている。
【0036】上記のカッティングヘッド3には、駆動ホ
イール9と従動ホイール15に巻き掛けられた帯鋸刃B
を外側方向へ湾曲状にガイドをするハイトエクステンシ
ョン35を備えたハイトエクステンションユニット37
が設けられている。上記のハイトエクステンション35
としては、例えば図1に示されているように複数のガイ
ドローラ39が帯鋸刃Bの上側の駆動ホイール9の近く
を上方へ押し上げるように湾曲状に配列されてガイド部
材41に軸承されている。上記のガイド部材41は駆動
ユニット13の駆動ハウジング部5に図1において左右
方向に移動調整自在に取り付けられている。
【0037】なお、上記のハイトエクステンション部材
41は図1において上下方向、あるいは上下左右方向に
移動調整自在に設けられても構わない。また、上記のハ
イトエクステンション35としては、上記の複数のガイ
ドローラ39に限定されず、例えば湾曲形状に形成され
た滑走性の高い樹脂製のガイド部材あるいは他の形態の
ガイドであっても構わない。
【0038】上記構成により、駆動ホイール9と従動ホ
イール15に巻き掛けられた帯鋸刃Bは、複数のハイト
エクステンションローラ39で上方へ大きな曲率半径の
湾曲状に押し上げられることにより、帯鋸刃Bの繰り返
し疲労寿命の低下が防止されるようにして帯鋸刃Bの上
側が上方へ持ち上げられるので、従来のように駆動ホイ
ール9と従動ホイール15が大きな径に変更されること
なく大きなサイズのワークWが切断可能となる。
【0039】また、カッティングヘッド3はビームユニ
ット21がほぼ水平状態に構成されているので、図1に
おいて2点鎖線に示されているように斜めに構成されて
いる従来のビームユニット21よりも大きなサイズのワ
ークWが切断可能となる。
【0040】以上のように、ハイトエクステンション3
5を備えたハイトエクステンションユニット37がカッ
ティングヘッド3に取り付けられるだけで、つまり少な
い部品変更により大きなサイズのワークWが切断可能と
なる。しかも、ハイトエクステンションユニット37は
ワークWの大きさに対応して無駄のないスペースでハイ
トエクステンション35を配置して最大の効果を発揮す
る。
【0041】図2を参照するに、図1とほぼ同様の構造
であり、単にビームユニット21が長いものと変更され
ることにより、幅方向と高さ方向において大きなサイズ
のワークWが切断可能となる。ちなみに、従来の帯鋸盤
では単にビームユニット21が長くされても帯鋸刃Bの
上側がワークWの上辺にぶつかってしまうので高さ方向
で大きなサイズのワークWを切断できない。
【0042】なお、上述した実施の形態ではビームユニ
ット21がほぼ水平の状態のカッティングヘッド3の場
合を例として説明されているが、図3に示されているよ
うにビームユニット21が従来通り斜めに構成されてい
ても、この発明のハイトエクステンションユニット37
がカッティングヘッド3に装着されることにより、簡単
な構成で大きなサイズのワークWを切断可能とする効果
が発揮される。
【0043】図4を参照するに、図1とほぼ同様の構造
のカッティングヘッド3に対して、上述した複数のハイ
トエクステンションローラ39からなるハイトエクステ
ンショナー35を備えたハイトエクステンションユニッ
ト37が、駆動ユニット13の駆動ハウジング部5と、
従動ユニット19の従動ハウジング部7にそれぞれ取り
付けられている。これにより、帯鋸刃Bは駆動ホイール
9側と従動ホイール15側の上側がそれぞれハイトエク
ステンショナー35で上方へ大きな曲率半径の湾曲状に
押し上げられて上方へ持ち上げられるので、より一層大
きなサイズのワークWが切断可能となる。
【0044】図5を参照するに、図1とほぼ同様の構造
のカッティングヘッド3に対して、上述した複数のガイ
ドローラ39からなるハイトエクステンション35を備
えたハイトエクステンションユニット37が、ビームユ
ニット21のほぼ中央に取り付けられている。これによ
り、帯鋸刃Bは駆動ホイール9側と従動ホイール15側
との間のほぼ中央の上側がハイトエクステンショナー3
5で上方へ大きな曲率半径の湾曲状に押し上げられて上
方へ持ち上げられるので、大きなサイズのワークWが切
断可能となる。
【0045】以上のことから、ハイトエクステンション
ユニット37は駆動ユニット13に内蔵されても、従動
ユニット19に内蔵されても、あるいは駆動ユニット1
3側近くに設けられても、従動ユニット19側近くに設
けられても構わない。あるいは、駆動ユニット13と従
動ユニット19との間のほぼ中央に設けられても構わな
い。上記のいずれにおいても簡単でコンパクトな構成の
ハイトエクステンションユニット37がカッティングヘ
ッド3に取り付けられることにより、帯鋸刃Bの繰り返
し疲労寿命の低下をもたらすことなく、大きなサイズの
ワークWを切断可能となる。
【0046】なお、この発明は前述した実施の形態に限
定されることなく、適宜な変更を行うことによりその他
の態様で実施し得るものである。本実施の形態では切断
装置として横型帯鋸盤1を例にとって説明したが竪型帯
鋸盤およびその他の帯鋸盤であっても、その他の切断装
置であっても構わない。
【0047】
【発明の効果】以上のごとき発明の実施の形態の説明か
ら理解されるように、請求項1の発明によれば、ハイト
エクステンションユニットが鋸刃ハウジングに取り付け
られるだけの簡単でコンパクトな構成で無駄なスペース
がなく、またハイトエクステンションが湾曲状であるの
で鋸刃の繰り返し疲労寿命の低下をもたらすことなく、
大きなサイズのワークを切断できる。
【0048】また、ハイトエクステンションユニットが
鋸刃ハウジングに取り付けられるだけでワークのサイズ
に対応できるので、ワークのサイズが変更されても鋸刃
ハウジングを共通化できることから装置自体の品質が安
定することになり、鋸刃ハウジングの生産量が増加する
ので切断装置を低コストにできる。
【0049】請求項2の発明によれば、ハイトエクステ
ンションユニットはコンパクトな構成であるので、駆動
ユニットに容易に内蔵できる。
【0050】請求項3の発明によれば、ハイトエクステ
ンションユニットはコンパクトな構成であるので、従動
ユニットに容易に内蔵できる。
【0051】請求項4の発明によれば、ハイトエクステ
ンションユニットはコンパクトな構成であるので、鋸刃
ハウジングにおいて駆動ユニット側近くに容易に内蔵で
きる。
【0052】請求項5の発明によれば、ハイトエクステ
ンションユニットはコンパクトな構成であるので、鋸刃
ハウジングにおいて従動ユニット側近くに容易に内蔵で
きる。
【0053】請求項6の発明によれば、ハイトエクステ
ンションユニットはコンパクトな構成であるので、鋸刃
ハウジングにおいて駆動ユニットと従動ユニットとの間
のほぼ中央に容易に内蔵できる。
【0054】請求項7の発明によれば、鋸刃ハウジング
はビームユニットをほぼ水平状態に設けたので、斜めに
構成されているビームユニットよりも大きなサイズのワ
ークを切断できる。
【0055】請求項8の発明によれば、湾曲状に配置さ
れた複数のローラにより鋸刃を押し上げるので、鋸刃を
スムーズに走行せしめると共に鋸刃の繰り返し疲労寿命
の低下を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態で用いられる横型帯鋸盤
の部分的な概略正面図である。
【図2】この発明の他の実施の形態を示す横型帯鋸盤の
部分的な概略正面図である。
【図3】この発明の他の実施の形態を示す横型帯鋸盤の
部分的な概略正面図である。
【図4】この発明の他の実施の形態を示す横型帯鋸盤の
部分的な概略正面図である。
【図5】この発明の他の実施の形態を示す横型帯鋸盤の
部分的な概略正面図である。
【図6】従来の横型帯鋸盤の正面図である。
【図7】従来の竪型帯鋸盤の正面図である。
【符号の説明】
1 帯鋸盤(切断装置) 3 カッティングヘッド(鋸刃ハウジング) 5 駆動ハウジング部 7 従動ハウジング部 9 駆動ホイール 13 駆動ユニット 15 従動ホイール 19 従動ユニット 21 ビームユニット 23 鋸刃モータ(鋸刃用駆動装置) 27 固定ガイド部材 29 可動ガイド部材 31 ヒネリ起しローラ 33 ガイドポスト 35 ハイトエクステンション 37 ハイトエクステンションユニット 39 ガイドローラ 41 ガイド部材 B 帯鋸刃(鋸刃)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋸刃用駆動装置に連動連結された駆動ホ
    イールと、従動ホイールとに巻き掛けられた鋸刃を回転
    自在に支承した鋸刃ハウジングを、ワークに対して接近
    離反自在に設けてなる切断装置において、 前記鋸刃ハウジングを、駆動ホイールを収納する駆動ユ
    ニットと、従動ホイールを収納する従動ユニットと、こ
    の従動ユニットと前記駆動ユニットとを連結するビーム
    ユニットとから構成し、前記駆動ホイールと従動ホイー
    ルに巻き掛けられた鋸刃を外側方向へ湾曲状にガイドを
    するハイトエクステンションが備えられているハイトエ
    クステンションユニットを前記鋸刃ハウジングに設けて
    なることを特徴とする切断装置。
  2. 【請求項2】 前記ハイトエクステンションユニット
    が、前記駆動ユニットに内蔵してなることを特徴とする
    請求項1記載の切断装置。
  3. 【請求項3】 前記ハイトエクステンションユニット
    が、前記従動ユニットに内蔵してなることを特徴とする
    請求項1記載の切断装置。
  4. 【請求項4】 前記ハイトエクステンションユニット
    を、駆動ユニット側近くに設けてなることを特徴とする
    請求項1記載の切断装置。
  5. 【請求項5】 前記ハイトエクステンションユニット
    を、従動ユニット側近くに設けてなることを特徴とする
    請求項1記載の切断装置。
  6. 【請求項6】 前記ハイトエクステンションユニット
    を、駆動ユニットと従動ユニットとの間のほぼ中央に設
    けてなることを特徴とする請求項1記載の切断装置。
  7. 【請求項7】 前記ビームユニットを、ほぼ水平方向に
    延伸して設けてなることを特徴とする請求項1〜6のう
    ちのいずれか一つに記載の切断装置。
  8. 【請求項8】 前記ハイトエクステンションユニットの
    ハイトエクステンションが、湾曲状に配置された複数の
    ローラから構成されていることを特徴とする請求項1〜
    7のうちのいずれか一つに記載の切断装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2478985A1 (de) * 2011-01-25 2012-07-25 Fill Gesellschaft m.b.H. Bandsägevorrichtung

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2478985A1 (de) * 2011-01-25 2012-07-25 Fill Gesellschaft m.b.H. Bandsägevorrichtung

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