JP5259248B2 - ワイヤソー - Google Patents

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Description

本発明は、切断用ワイヤにより構成されたワイヤ群に対して半導体インゴット等のワークを切り込み送りすることにより当該ワークを切断するワイヤソーに関するものである。
従来から、ワークをウエハ状に切り出す手段としてワイヤソーが知られている。ワイヤソーは、複数のガイドローラ間に切断用ワイヤが巻き掛けられることにより該ワイヤが多数本並んだ状態で張設され、このワイヤ群をその軸方向に高速駆動しながら該ワイヤ群に対して、ワーク保持部に保持されたワークを切断用ワイヤの軸方向と直交する方向に切断送りすることで、ワークをウエハ状に多数枚同時に切り出すように構成されている。
この種のワイヤソーの一つとして、例えば特許文献1には、2つのワークを同時に切断可能としたものが提案されている。このワイヤソーは、図3に示すように、四角四隅の配置で支持された4本のガイドローラ50a〜50dに対して切断用ワイヤ51が巻回されることにより、上段の一対のガイドローラ50a,50b間と下段の一対のガイドローラ50c,50d間にそれぞれ切断領域が設けられている。そして、共通のワーク保持部に上下二段に保持されたワーク52,52が、各切断領域のワイヤ群に対してそれぞれ同時に切断送りされることにより、2つのワーク52,52が同時にウエハ状に切り出される構成となっている。
実開平6−80546号公報
特許文献1のワイヤソーによれば、ワーク52の切断作業を効率的に行うことができるものの次のような問題がある。すなわち、下段の切断領域では、切断中、下向きの力がワイヤ群に働いて図中破線で示すようにワイヤ51が撓み、これによりガイドローラ50c,50dとワイヤ51との接触長さが減少して下段のガイドローラ50c,50dによるワイヤ51の保持力が低下する。従って、下段の切断領域では、このようなワイヤ51の保持力低下に起因し、上段の切断領域に比べてワイヤ51の走行安定性が阻害され易く、切断精度を確保することが難しいという問題がある。そしてその結果、要求精度が等しいワークを上下段で同時に切断することが難しいという問題もある。
本発明は、上記のような事情に鑑みて成されたものであり、複数のワークを同時に、かつより均一の精度で良好に切断できるようにすることを目的とするものである。
上記の課題を解決するために、本発明は、切断用ワイヤにより構成されたワイヤ群に対して半導体インゴット等のワークを切り込み送りすることにより当該ワークを切断するワイヤソーであって、複数のガイドローラをそれぞれ備える複数のワーク切断部と、前記ワイヤを前記ワーク切断部に繰出すワイヤ繰出し装置と、前記ワイヤを前記ワーク切断部から巻取るワイヤ巻取り装置と、複数のワークを同時に保持するワーク保持部材とを備え、前記ワイヤ繰出し装置から繰り出された前記ワイヤが順次各ワーク切断部を経由して前記巻き取り装置に巻取られ、かつ各ワーク切断部において前記複数のガイドローラの周囲に巻回されることにより、各ワーク切断部のガイドローラ間にそれぞれ複数本のワイヤが並ぶ前記ワイヤ群が形成され、前記各装置の作動により前記ワイヤ群が軸方向に駆動された状態で、前記ワーク保持部材に保持されている前記複数のワークが各ワーク切断部のワイヤ群に対して切断送りされることにより各ワークが切断されるように構成され、前記各ワーク切断部は、前記複数のガイドローラとして一対のガイドローラ同士の間にのみ前記ワイヤが巻き掛けられるものであって、当該一対のガイドローラの並び方向が各ワーク切断部の間で互いに平行となるように構成され、かつ当該一対のガイドローラ間がワークの切断領域とされており、当該各ワーク切断部の一対のガイドローラが当該ガイドローラの並び方向と直交する方向に並ぶように設けられることにより、各ワーク切断部の前記切断領域が前記直交する方向に沿って配列され、前記ワーク保持部材は、前記切断領域の並び方向に沿ってワークが並ぶように前記複数のワークを保持し、当該並び方向に各ワークを同時に移動させることにより、前記複数のガイドローラの周囲に巻回されたワイヤの外側から内側に向かって、各切断領域のワイヤ群に対して前記複数のワークをそれぞれ同時に、かつ同方向に切断送りするものである。
このワイヤソーでは、ワイヤ繰出し装置から繰り出されて巻き取り装置に巻取られる1本のワイヤにより、各ワーク切断部にそれぞれワイヤ群が形成され、ワーク保持部材に同時に保持された複数のワークが、各ワーク切断部のワイヤ群に対して切断送りされることにより同時に切断される。従って、1本のワイヤで複数のワークを同時に切断することができる。しかも、各ワーク切断部では、前記複数のガイドローラの周囲に巻回されているワイヤの外側から内側に向かって各ワークをワイヤ群に対して切断送りする構成となっているので、ワーク切断中は、ガイドローラとワイヤとの接触長さが増大する方向にワイヤが撓むこととなる。従って、ガイドローラとワイヤとの接触長さが減少してワイヤの保持力が低下するといった不都合を伴うことなく、安定的にワイヤ群を走行させながら各ワークを切断することができる。
また、各ワーク切断部は、前記一対のガイドローラ同士の間にのみ前記ワイヤが巻き掛けられた構成であるため、ガイドローラとワイヤとの接触長さを確保してガイドローラによるワイヤの保持力を高めることができる。これは、ガイドローラとして同径のガイドローラを適用する場合、ガイドローラとワイヤとの接触長さは、その数が少ない方が長くなるからである。
また、ワークの切断領域が一列に集約され、この切断領域に沿った配置でワークが保持されるため、ワイヤソーの全体構成をコンパクト化することが可能となる。
また、上記ワイヤソーにおいては、一のワーク切断部から他のワーク切断部に至る過程で前記ワイヤの張力を所定張力に調整する調整手段を備えているのが好適である。
この構成によれば、上記のように1本のワイヤで複数のワーク切断部にワイヤ群を形成するようにしながらも各ワーク切断部のワイヤ群の張力を良好に確保することができる。従って、各ワーク切断部のガイドローラによるワイヤの保持力低下を有効に防止でき、各ワーク切断部におけるワイヤ群の走行安定性を高めることができる。
なお、上記ワイヤソーにおいては、一のワーク切断部の前記切断領域のワイヤ群と当該ワーク切断部に隣接する他のワーク切断部との間に介在してワークを保持するワーク保持部を有し、前記並び方向に沿った移動に伴い、前記ワーク保持部に保持されたワークを前記ワイヤ群に対して切断送りするように構成することができる。
本発明によると、ガイドローラによるワイヤの保持力低下といった不都合を伴うことなく切断用ワイヤを安定的に走行させながら複数のワークを同時に切断することが可能となる。従って、複数のワークを同時に、かつより均一の精度で良好に切断できるようになる。
本発明の好ましい実施の形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明に係るワイヤソーの全体を概略的に示している。この図に示すワイヤソーは、上下2段のワーク切断部1A,1B(第1ワーク切断部1A,第2ワーク切断部1B)、一対のワイヤ繰出し・巻取り装置12A,12B、ワイヤ張力調節装置15A,15B、18、ガイドプーリ21〜34等を備えている。
ワーク切断部1A,1Bには、それぞれ水平方向に並ぶ一対のガイドローラ10a,10bが配置されている。各ワーク切断部1A,1Bの前記一対のガイドローラ10a,10bは、並び方向が互いに平行で、かつこの並び方向と直交する方向(同図では上下方向)に並ぶように配置されている。そして、駆動モータ11A,11Bによってこれらガイドローラ10a,10bの一方側(ガイドローラ10a)が回転駆動されるようになっている。
各ワイヤ繰出し・巻取り装置10A,10Bは、切断用のワイヤWが巻かれるボビン13A,13Bと、これを回転駆動するボビン駆動モータ14A,14Bと、を備えている。
そして、一方のワイヤ繰出し・巻取り装置12Aのボビン13Aから繰出されたワイヤWが、ガイドプーリ21、22、ワイヤ張力調節装置15Aのプーリ16、及びガイドプーリ23〜26の順に掛けられ、ワーク切断部1Aのガイドローラ10a,10bの外周面のガイド溝(図示省略)に嵌め込まれながらこれらガイドローラ10a,10b同士の間に多数回螺旋状に巻回された(巻き掛けられた)後、ガイドプーリ27、ワイヤ張力調節装置18(本発明に係る調整手段に相当する)のプーリ19、ガイドプーリ28,29の順に掛けられ、さらにワーク切断部1Bのガイドローラ10a,10bの外周面のガイド溝(図示省略)に嵌め込まれながらこれらガイドローラ10a,10b同士の間に多数回螺旋状に巻回された(巻き掛けられた)後、ガイドプーリ30〜32、ワイヤ張力調節装置15Bのプーリ16、ガイドプーリ33,34の順に掛けられ、他方のワイヤ繰出し・巻取り装置12Bのボビン13Bに巻き取られると共に、ワイヤ張力調節装置15A,15B,18によってワイヤWに適当な張力が与えられている。
そして、ワーク切断部1A,1Bの各駆動モータ11A,11Bによるガイドローラ10aの回転駆動方向と、各ボビン駆動モータ14A,14Bによるボビン13A,13Bの回転駆動方向が正逆に切換えられることにより、ワイヤWが一方側のボビン13Aから繰り出されて他方側のボビン13Bに巻き取られる状態と、ワイヤWが他方側のボビン13Bから繰り出されて一方側のボビン13Aに巻き取られる状態とに切換えられるようになっている。この構成により、各ワーク切断部1A,1Bのガイドローラ10a,10bの間に多数本のワイヤW(適宜、ワイヤ群という)が互いに平行な状態で張られ、このワイヤ群がその軸方向に高速で往復駆動されるようになっている。
前記ワーク切断部1A,1Bの側方部には、円柱状のワーク44(インゴット)を移動させるためのワーク送り装置40が設けられている。このワーク送り装置40は、上下一列に並ぶ一対のワーク保持部42A,42Bを有する垂直テーブル41(本発明に係るワーク保持部材に相当する)と、ワーク送りモータ43とを備えている。
ワーク保持部42A,42Bは、それぞれスライスベース(図示省略)を介して前記ワーク44をその結晶軸に基づいて目的の結晶方位が得られる向きに保持するものであり、上側のワーク保持部42A(第1ワーク保持部42A)は、第1ワーク切断部1Aのガイドローラ10a,10b間に形成されるワイヤ群のうち上側のワイヤ群の上方でワーク44を保持し、下側のワーク保持部42Bは、第1ワーク切断部1Aと第2ワーク切断部1Bのガイドローラ10a,10b間に形成される上側のワイヤ群との間に介在して、当該上側のワイヤ群の上方にワーク44を保持するように設けられている。
一方、ワーク送りモータ43は、図略のボールネジとの組み合わせにより前記垂直テーブル41と共にワーク44を一体に昇降させる(すなわち切断送りする)ものである。
つまり、このワイヤソーでは、各ワーク切断部1A,1Bのガイドローラ10a,10b間に形成されたワイヤ群がその長手方向に同時に高速駆動されながら、各ガイドローラ10a,10b間を切断領域として、前記ワーク送り装置40の駆動により各ワーク保持部42A,42Bに保持されたワーク44が前記切断領域のワイヤ群に対して同時に、かつガイドローラ10a,10bの周囲に巻回されたワイヤ郡の外側から内側(同図では上側から下側)に向かって同じ方向に切断送りされることにより、各ワーク44から一度に多数枚のウエハ(薄片)が同時に切り出されるようになっている。
以上のようなワイヤソーによれば、1本の切断用ワイヤWで2つのワーク44から同時にウエハ片を切り出すことができる。しかも、このワイヤソーでは、上記の通り、ワーク切断部1A,1Bの何れにおいても、ガイドローラ10a,10bの周囲に巻回されたワイヤ郡の外側から内側(上側から下側)に向かってワーク44を切断送りする構成となっているので、ワーク切断時に、ワイヤ群の走行安定性が損なわれることがない。すなわち、何れのワーク切断部1A,1Bにおいても、図2に示すように、ワーク切断時には、ガイドローラ10a,10bとワイヤWとの接触長さが増大する方向にワイヤWが撓むため、従来のように、ガイドローラとワイヤとの接触長さが減少してワイヤの走行安定性が損なわれるということがない。そのため、何れのワーク切断部1A,1Bについても、ガイドローラ10a,10bによるワイヤWの保持力を良好に保った状態でワイヤWを安定的に高速駆動することができ、従って、複数のワーク44を同時に、かつより均一の精度で良好に切断することができる。
特に、このワイヤソーでは、ワイヤ繰出し・巻取り装置12A,12Bとワーク切断部1A,1Bとの間にワイヤ張力調節装置15A,15Bを設けた上で、さらに第1ワーク切断部1Aと第2ワーク切断部1Bとの間にワイヤ張力調節装置18を設けてワイヤWの張力調整を行うように構成しているので、第1ワーク切断部1Aから第2ワーク切断部1B(第2ワーク切断部1Bから第1ワーク切断部1A)に案内されるワイヤWの弛み等の発生を有効に防止することができ、各ワーク切断部1A,1BにおけるワイヤW(ワイヤ群)の張力を良好に保つことができる。従って、当該弛みに起因してガイドローラ10a,10bによるワイヤWの保持力が低下するといった不都合を未然に回避することができ、この点でもワイヤWを安定的に高速駆動することができるという利点がある。
ところで、以上説明したワイヤソーは、本発明に係るワイヤソーの好ましい実施形態の一例であって、その具体的な構成は、本発明の要旨を逸脱しない範囲適宜変形可能である。
例えば、この実施形態のワーク切断部1A,1Bは、一対のガイドローラ10a,10b同士の間にのみワイヤWが巻回されることにより当該ローラ10a,10b間にワイヤ群が形成され、当該ワイヤ群に対してワーク44が切断送りされる構成であるが、3本、又は4本以上のガイドローラの周囲にワイヤWが巻回されることによりガイドローラ間にワイヤ群が形成される構成であってもよい。但し、この場合も、ワーク切断時のガイドローラによるワイヤの保持力低下を防止する上で、当該複数のガイドローラの周囲に巻回されたワイヤの外側から内側に向かってワークを切断送りする必要がある点に留意する。具体的に、3本のガイドローラにワイヤWを巻回する構成では、例えばガイドローラを逆三角形の頂点に配置する構成とし、上側の一対のガイドローラ間を切断領域として当該ガイドローラ間に形成されるワイヤ群に対してその上方から下方に向かってワークを切断送りする構成とすればよい。
また、実施形態のワイヤソーでは、ワーク切断部1A,1Bを縦(垂直方向)並びに配置しているが、勿論、ワーク切断部1A,1Bを横(水平方向)並びに配置した構成としてもよい。この場合、ワーク送り装置40は、垂直テーブル41に対してワーク保持部42A,42Bが横並びに設けられた構成とすればよい。
また、実施形態のようにワイヤ群に対してワーク44を縦方向に切断送りする構成以外に、横方向に切断送りする構成としてもよい。
また、実施形態のワイヤソーでは、2つのワーク44を同時に切断する構成としているが、勿論、3つ又は4つ以上のワーク44を同時に切断する構成としてもよい。この場合には、ワーク44の数に対応したワーク切断部を設けると共に、同数のワーク保持部をワーク送り装置40に設けるようにすればよい。
本発明に係るワイヤソーの全体構成を示す概略図である。 ワイヤソーの作用効果を説明する模式図である。 従来のワイヤーの概略構成を示す模式図である。
符号の説明
1A 第1ワーク切断部
1B 第2ワーク切断部
10a,10b ガイドローラ
12A,12B ワイヤ繰出し・巻取り装置
40 ワーク送り装置
42A 第1ワーク保持部
42B 第2ワーク保持部
43 ワーク送りモータ
44 ワーク
W ワイヤ

Claims (3)

  1. 切断用ワイヤにより構成されたワイヤ群に対して半導体インゴット等のワークを切り込み送りすることにより当該ワークを切断するワイヤソーであって、
    複数のガイドローラをそれぞれ備える複数のワーク切断部と、前記ワイヤを前記ワーク切断部に繰出すワイヤ繰出し装置と、前記ワイヤを前記ワーク切断部から巻取るワイヤ巻取り装置と、複数のワークを同時に保持するワーク保持部材とを備え、
    前記ワイヤ繰出し装置から繰り出された前記ワイヤが順次各ワーク切断部を経由して前記巻き取り装置に巻取られ、かつ各ワーク切断部において前記複数のガイドローラの周囲に巻回されることにより、各ワーク切断部のガイドローラ間にそれぞれ複数本のワイヤが並ぶ前記ワイヤ群が形成され、前記各装置の作動により前記ワイヤ群が軸方向に駆動された状態で、前記ワーク保持部材に保持されている前記複数のワークが各ワーク切断部のワイヤ群に対して切断送りされることにより各ワークが切断されるように構成され、
    前記各ワーク切断部は、前記複数のガイドローラとして一対のガイドローラ同士の間にのみ前記ワイヤが巻き掛けられるものであって、当該一対のガイドローラの並び方向が各ワーク切断部の間で互いに平行となるように構成され、かつ当該一対のガイドローラ間がワークの切断領域とされており、当該各ワーク切断部の一対のガイドローラが当該ガイドローラの並び方向と直交する方向に並ぶように設けられることにより、各ワーク切断部の前記切断領域が前記直交する方向に沿って配列され、
    前記ワーク保持部材は、前記切断領域の並び方向に沿ってワークが並ぶように前記複数のワークを保持し、当該並び方向に各ワークを同時に移動させることにより、前記複数のガイドローラの周囲に巻回されたワイヤの外側から内側に向かって、各切断領域のワイヤ群に対して前記複数のワークをそれぞれ同時に、かつ同方向に切断送りすることを特徴とするワイヤソー。
  2. 請求項1に記載のワイヤソーにおいて、
    一のワーク切断部から他のワーク切断部に至る過程で前記ワイヤの張力を所定張力に調整する調整手段を備えていることを特徴とするワイヤソー。
  3. 請求項1又は2に記載のワイヤソーにおいて、
    前記ワーク保持部材は、一のワーク切断部の前記切断領域のワイヤ群と当該ワーク切断部に隣接する他のワーク切断部との間に介在してワークを保持するワーク保持部を有し、前記並び方向に沿った移動に伴い、前記ワーク保持部に保持されたワークを前記ワイヤ群に対して切断送りすることを特徴とするワイヤソー。
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