JP2003310121A - 魚釣り用浮き - Google Patents

魚釣り用浮き

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JP2003310121A
JP2003310121A JP2002163596A JP2002163596A JP2003310121A JP 2003310121 A JP2003310121 A JP 2003310121A JP 2002163596 A JP2002163596 A JP 2002163596A JP 2002163596 A JP2002163596 A JP 2002163596A JP 2003310121 A JP2003310121 A JP 2003310121A
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JP
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guide
sign
float
floating
sliding
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JP2002163596A
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Hiroshi Sasaki
博 佐々木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】遠方からでもその動きを容易に視認できる魚釣
り用の浮きを提供する。 【解決手段】浮き本体上部に適当長のガイド部を添設
し、ガイド部上部に固定標示体を取り付け、摺動標示体
を設けるとともに、この摺動標示体をガイド部に沿って
一定範囲にて摺動可能に設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、浮き使用中にお
ける浮きの上下変化を容易に察知する機構を備えた魚釣
り用の浮きに関する。 【0002】 【従来の技術】従来より、木製などの軽量素材を用いて
略紡錘形状に仕上げた浮きが多用されているが、いずれ
も単一物品として製作されており、本発明にて示すよう
に、ガイド部に沿って摺動上下する標示体を備えて、海
面に対する浮きの上下変化を容易に感知できる機構を備
えたものは現在のところ見当たらない。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】従来の浮きは前記した
ように、略紡錘形であり、上下部の小径部分に連続して
中央部の大径部分があり、任意幅で外周に色別帯標示さ
れている。水中・海中に投下した場合、浮き本体の一部
は水面下に位置し、魚が餌に食いつくと浮きは上下動し
あるいは下降して水面に対しその位置が変化するのでこ
れを視認して竿を引き上げるという操作を行う。しか
し、この浮きの位置変化はあくまでも水面を基準とする
ものであり、水中部分が見えるときにはその変化がわか
りにくいものである。また日差しによっては水面上部に
位置する浮き部分が水面に反射して浮きの上下がわかり
にくい場合があった。また、従来の浮きの上部は小径部
分すなわち細棒状のために遠方からではその位置変化を
確認しにくいという問題があった。本発明は、以上のよ
うな従来からの魚釣り用浮きに関わる課題を解決するた
めに発明されたものであり、浮きの上方に摺動式の標示
体を摺動上下可能に設けることで、遠方からでもその上
下位置変化を容易に確認できる魚釣り用の浮きを提供す
ることを目的としたものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】課題を解決する手段とし
て本発明は、浮き本体上部に固定標示体と摺動標示体を
設けてその主要部を構成した。すなわち、浮き本体上部
に適当長のガイド部を添設し、ガイド部上部に固定標示
体を取り付け、摺動標示体を設けるとともに、この摺動
標示体をガイド部に沿って一定範囲にて摺動可能に設け
る。本発明は以上の構成よりなる魚釣り用浮きである。 【0005】 【発明の実施の形態】本発明を使用するには、まず釣り
糸適所に本発明の浮き本体を取り付ける。装着には着脱
部を利用する。この着脱部は先を先鋭にした細棒状であ
り、あらかじめ釣り糸に適宜サイズのゴムチューブを通
しておき、このチューブ内に着脱部を差し込むとゴムの
弾力にて糸と着脱部は押圧密着して固定される。この釣
り糸個所の下にはおもりそして釣り針が位置し、この釣
り針に餌を取り付けて準備が完了する。海中等にこれら
の仕掛けを投入すると、浮き本体の一部は水面下に位置
して、海面上に浮きが位置し、おもりと釣り針は海面下
に位置することとなる。浮きの上部は海面上方にあるの
で、摺動標示体はガイド部の下端すなわち浮き本体の上
端に位置し、ガイド部上端近傍に位置する固定標示体と
は最大の距離となる。餌に魚が食いつくと浮き本体は少
し沈み、海中に没すると摺動標示体は比重小のため浮き
上がり、ガイド部に沿って上方へ移動する。するとガイ
ド部上方の固定標示体とこの摺動標示体との距離が小さ
くなって容易に視認することができる。そして、この双
方の標示体距離にて引きの強さを把握することができ
る。なお、引きの強さによって浮き本体および摺動標示
体の位置が変化する。図3において、右端図は弱い引
き、中央はやや強い引き、左端は強い引きを示してい
る。 【0006】 【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
において、1は浮き本体で、中間部を大径部分としてそ
の上下に向かうにつれて小径部分となる木製の略紡錘形
状物体で、表面は着色塗装が施され、任意幅の環状着色
部分が適所に設けられている。2はガイド部としてのガ
イド線で、所定長の鋼線であり、その下部は浮き本体に
固定され、上部は小球状のストッパーを介して固定標示
体としての固定球3が設けられる。4は摺動標示体とし
ての摺動球で、合成樹脂製の軽量球体であり、その中央
に貫通孔が穿設され、この貫通孔内にガイド線が位置
し、ガイド線外径より貫通孔内径は大である。従って摺
動球はこのガイド線に沿って所定範囲で自由に上下する
ことができる。なお、固定球も摺動球と同様の構成であ
り、ストッパーにてその位置設定がなされている。5は
浮き本体下方に位置する着脱部である。この着脱部は可
撓性筒体を介して細棒体が接続された構成であり、釣り
糸に着脱可能な部分である。なお、接続部6はガイド線
と浮き本体の接続部分であり、本例では浮き本体の上部
に横に貫通孔を設け、ガイド線下部を略環状に折曲して
この貫通孔に通し、適宜内径および適宜長のゴムチュー
ブをかぶせて接続部としている。以上が本発明の一実施
例である。 【0007】本発明の概要については既述したが、本例
ではガイド部として鋼線を用いたガイド線とし、双方の
標示体として球体を用いて摺動時の抵抗を小さくすると
ともに、着色球体としてその視認を容易となるよう配慮
した。また、着脱部には可撓性筒体を用いて、釣り糸に
対して浮きの平行性を保てるよう配慮している。本発明
は、固定球と摺動球を浮き本体の上部に設けたところに
その特徴がある。一般の浮きでは下部が水中に没し、上
部が水上に位置して、この水面上の部分の動きを視認し
てアタリを知るのであるが、既述したように浮きの動き
を確認しにくい場合がある。浮きの上部を太く大きくす
ればその動きを把握しやすくなるが、バランスの関係上
浮きの中央部も大きくすることが必要となり、水没部分
の表面積が大きくなるため、動きに対する水の抵抗が大
となって感度が鈍くなる。これとは逆に水没部分を小さ
くすれば感度は高くなるが、バランスの関係から浮き上
部を小さくしなければならず、動きを視認し難くなる。
これら相反する要素を解決するのが本発明であり、球体
間距離の変化にて視認するため、浮きのサイズに影響さ
れずにアタリを容易に察知することができるのである。
なお、本例では標示体として球体を用いたが、他の形状
の標示体を用いてもよい。また本例はガイド線は浮き本
体に固定したが、着脱可能な構成としてもよい。以上の
ごとく、本発明によってアタリを遠方からでも容易に知
ることのできる魚釣り用の浮きを得ることができる。 【0008】 【発明の効果】本発明によれば、ガイド部上方に固定標
示体を配置し、該標示体下方にガイド部に沿って摺動可
能なる摺動標示体を設けたので、浮き本体の沈み具合を
これら双方の標示体距離にて容易に知ることができ、す
なわち浮きの動きを遠くからでも察知することのでき
る、有用なる物品を提供することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の正面図 【図2】本発明の使用状態説明図 【図3】本発明の浮き本体部分の上下位置変化説明図 【図4】従来例の使用状態説明図 【符号の説明】 1 浮き本体 2 ガイド線 3 固定球 4 摺動球 5 着脱部 6 接続部 7 ストッパー 8 ストッパー 9 おもり 10 釣り針 11 竿

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】浮き本体上部に適当長のガイド部を添設
    し、ガイド部上部に固定標示体を取り付け、摺動標示体
    を設けるとともに、この摺動標示体をガイド部に沿って
    一定範囲にて摺動可能に設けたことを特徴とする魚釣り
    用浮き。
JP2002163596A 2002-04-26 2002-04-26 魚釣り用浮き Pending JP2003310121A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018078843A (ja) * 2016-11-17 2018-05-24 ウ,ドンヒョン 浮力具の位置調節が容易な釣り用棒ウキ

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