JP2003310091A - 海水魚等の魚飼育槽 - Google Patents

海水魚等の魚飼育槽

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JP2003310091A
JP2003310091A JP2002124103A JP2002124103A JP2003310091A JP 2003310091 A JP2003310091 A JP 2003310091A JP 2002124103 A JP2002124103 A JP 2002124103A JP 2002124103 A JP2002124103 A JP 2002124103A JP 2003310091 A JP2003310091 A JP 2003310091A
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tank
water tank
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fish
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水を悪くする物質の猛毒アンモニアの発生を
抑えて魚を長期に亘り元気に生存させることができるよ
うにした海水魚等の魚飼育槽の提供。 【構成】 水槽1の上部に濾過槽2を設け、揚水ポンプ
3を設けた揚水管4を備え、更に揚水管4の下部吸込口
5を水槽1の下方に開口すると共に上方排出口6は濾過
槽2の下方に開口し、又更に濾過槽2には上方排出口6
の上部で多数の通水孔を備えた通水仕切板7に載置した
サンゴ砂等の濾過材層8を介して上方排出口6を開口し
た下部室部9と下部室部9内の水が濾過材層8内を流動
上昇した水が流入される上部室部10を形成し、且つ又
濾過槽2に上部室部10の水を水槽1に落下させる落下
用管11を取付け、該落下用管11の上端流入口部12
は濾過槽2の上端縁部13よりも下方に位置すると共に
下端流出口部14は水槽1の上部で水槽水面部15に指
向して取付けたこと特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、水を悪くする物質の
猛毒アンモニアの発生を抑えて魚を長期に亘り元気に生
存させることができるようにした海水魚等の魚飼育槽に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より海水魚等の生きた魚を水槽に入
れて一般の家庭に於いては観賞用として楽しみ又は魚料
理店に於いては店頭、客室等に設置した水槽に料理に使
用する生きた魚を入れて営業上の広告用とすることは広
くは知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】ところで、従来より
知られている海水魚等の生きた魚を水槽に入れて一般の
家庭に於いては観賞用として楽しみ又は魚料理店に於い
ては店頭、客室等に設置した水槽に料理に使用する生き
た魚を入れて営業上の広告用とすることは水槽の中での
魚自体の排泄物や餌の残り等が腐敗して、猛毒のアンモ
ニアとなって、そのために長く生存させることができな
い等の欠点があった。
【0004】この発明は、上記の問題点を解決したもの
で水槽の中での魚自体の排泄物や餌の残り等が腐敗して
の猛毒のアンモニアの発生を抑えて魚を長期に亘り元気
に生存させることができるようにすると共に海水魚等の
生きた魚を水槽に入れて一般の家庭に於いては観賞用と
して楽しみ又は魚料理店に於いては店頭、客室等に設置
した水槽に料理に使用する生きた魚を入れて営業上の広
告用とすることができるもので取扱いが好適で使用上便
利な海水魚等の魚飼育槽を得ることを目的としたもであ
る。
【0005】
【問題点を解決するための手段】上記の目的を達成する
ためのこの発明は、水槽1の上部に濾過槽2を設け、水
槽1と濾過槽2との間に揚水ポンプ3を設けた揚水管4
を備え、更に揚水管4の下部吸込口5を水槽1の下方に
開口すると共に上方排出口6は濾過槽2の下方に開口
し、又更に濾過槽2には上方排出口6の上部でスノコ状
等の多数の通水孔を備えた通水仕切板7に載置積層した
サンゴ砂等の多孔質粒で形成した濾過材層8を介して上
方排出口6を開口した下部室部9と下部室部9内の水が
濾過材層8内を流動上昇した水が流入される上部室部1
0を形成し、且つ又濾過槽2に上部室部10の水を水槽
1に落下させる落下用管11を取付け、該落下用管11
の上端流入口部12は濾過槽2の上端縁部13よりも下
方に位置すると共に下端流出口部14は水槽1の上部に
位置して水槽1内の水槽水面部15に指向して取付けた
ものである。
【0006】又、水槽1の上部に濾過槽2を設け、水槽
1と濾過槽2との間に揚水ポンプ3を設けた揚水管4を
備え、更に揚水管4の下部吸込口5を水槽1の下方に開
口すると共に上方排出口6は濾過槽2の下方に開口し、
又更に濾過槽2には上方排出口6の上部でスノコ状等の
多数の通水孔を備えた通水仕切板7に載置積層したサン
ゴ砂等の多孔質粒で形成した濾過材層8を介して上方排
出口6を開口した下部室部9と下部室部9内の水が濾過
材層8内を流動上昇した水が流入される上部室部10を
形成し、且つ又濾過槽2に上部室部10の水を水槽1に
落下させる落下用管11を取付け、該落下用管11の上
端流入口部12は濾過槽2の上端縁部13よりも下方に
位置すると共に下方先端流出口部22は水槽1内の水槽
水面部15より下部に位置して取付け、更に下方先端流
出口部22は折曲部23を介して折曲すると共に下方先
端流出口部22より流出する水で水槽1内の水が一定方
向に循環流動するように指向して取付けたものである。
【0007】又、水槽1の下方に開口した揚水管4の下
部吸込口5は水槽1の底部面16に設けた濾過扁平体1
7と連設し、更に濾過扁平体17の上部にサンゴ砂等の
多孔質粒で形成した底部濾過材層18を設けたものであ
る。
【0008】又、上方排出口6を濾過槽2の下方に開口
した揚水管4は、揚水管4の中途に濾過槽2の上端縁部
13より上部に位置した屈曲揚水管部19を設け、且つ
屈曲揚水管19に濾過槽水面部20に指向した逆流防止
空気孔21を設けたものである。
【0009】
【実施例】以下図面についてこの考案の実施例を説明す
ると、水槽1の上部に濾過槽2を設け、水槽1と濾過槽
2との間に揚水ポンプ3を設けた揚水管4を備え、更に
揚水管4の下部吸込口5を水槽1の下方に開口すると共
に上方排出口6は濾過槽2の下方に開口し、又更に濾過
槽2には上方排出口6の上部でスノコ状等の多数の通水
孔を備えた通水仕切板7に載置積層したサンゴ砂等の多
孔質粒で形成した濾過材層8を介して上方排出口6を開
口した下部室部9と下部室部9内の水が濾過材層8内を
流動上昇した水が流入される上部室部10を形成し、且
つ又濾過槽2に上部室部10の水を水槽1に落下させる
落下用管11を取付け、該落下用管11の上端流入口部
12は濾過槽2の上端縁部13よりも下方に位置すると
共に下端流出口部14は水槽1の上部に位置して水槽1
内の水槽水面部15に指向して取付けたものであり、且
つ水槽1内の水は揚水管4を介して水槽1の上部に設け
た濾過槽2の下部室部9に上げられ、下部室部9に上げ
られ水はサンゴ砂等の多孔質粒で形成した濾過材層8を
通って更に上部室部10に上げられ、上部室部10に上
げられ水は落下用管11を介して水槽1内に落下して水
は循環するものであり、その循環する水は取付けた揚水
ポンプ3の揚水能力によって循環速度並びに循環水容量
を水槽1および濾過槽2の大きさと相俟って変化させる
ことができるものである。
【0010】又、水槽1の上部に濾過槽2を設け、水槽
1と濾過槽2との間に揚水ポンプ3を設けた揚水管4を
備え、更に揚水管4の下部吸込口5を水槽1の下方に開
口すると共に上方排出口6は濾過槽2の下方に開口し、
又更に濾過槽2には上方排出口6の上部でスノコ状等の
多数の通水孔を備えた通水仕切板7に載置積層したサン
ゴ砂等の多孔質粒で形成した濾過材層8を介して上方排
出口6を開口した下部室部9と下部室部9内の水が濾過
材層8内を流動上昇した水が流入される上部室部10を
形成し、且つ又濾過槽2に上部室部10の水を水槽1に
落下させる落下用管11を取付け、該落下用管11の上
端流入口部12は濾過槽2の上端縁部13よりも下方に
位置すると共に下方先端流出口部22は水槽1内の水槽
水面部15より下部に位置して取付け、更に下方先端流
出口部22は折曲部23を介して折曲すると共に下方先
端流出口部22より流出する水で水槽1内の水が一定方
向に循環流動するように指向して取付けたものである。
【0011】又、水槽1の下方に開口した揚水管4の下
部吸込口5は水槽1の底部面16に設けた濾過扁平体1
7と連設し、更に濾過扁平体17の上部にサンゴ砂等の
多孔質粒で形成した底部濾過材層18を設けたものであ
る。
【0012】又、上方排出口6を濾過槽2の下方に開口
した揚水管4は、揚水管4の中途に濾過槽2の上端縁部
13より上部に位置した屈曲揚水管部19を設け、且つ
屈曲揚水管19に濾過槽水面部20に指向した逆流防止
空気孔21を設けたものである。
【0013】
【発明の作用効果】この発明は以上のような構成であ
り、水槽1の上部に濾過槽2を設け、水槽1と濾過槽2
との間に揚水ポンプ3を設けた揚水管4を備え、更に揚
水管4の下部吸込口5を水槽1の下方に開口すると共に
上方排出口6は濾過槽2の下方に開口し、又更に濾過槽
2には上方排出口6の上部でスノコ状等の多数の通水孔
を備えた通水仕切板7に載置積層したサンゴ砂等の多孔
質粒で形成した濾過材層8を介して上方排出口6を開口
した下部室部9と下部室部9内の水が濾過材層8内を流
動上昇した水が流入される上部室部10を形成し、且つ
又濾過槽2に上部室部10の水を水槽1に落下させる落
下用管11を取付け、該落下用管11の上端流入口部1
2は濾過槽2の上端縁部13よりも下方に位置すると共
に下端流出口部14は水槽1の上部に位置して水槽1内
の水槽水面部15に指向して取付けたものである。
【0014】よって、水槽1内に魚を泳がせて飼育する
ものであり、水槽1内の水は揚水管4を介して水槽1の
上部に設けた濾過槽2の下部室部9に上げられ、下部室
部9に上げられ水はサンゴ砂等の多孔質粒で形成した濾
過材層8を通って更に上部室部10に上げられ、上部室
部10に上げられ水は落下用管11を介して水槽1内に
落下して水は循環するものであり、その循環する水は取
付けた揚水ポンプ3の揚水能力によって循環速度並びに
循環水容量を変化させることができるものである。
【0015】ところで水槽1内の水は魚自体の排泄物や
餌の残り等が腐敗して、猛毒のアンモニアとなって、そ
のために長く生存させることができない等の支障を来す
ものであるが、猛毒のアンモニアを含んだ水槽1内の水
は下部室部9よりサンゴ砂等の多孔質粒で形成した濾過
材層8を通って上部室部10に上げられる過程の濾過材
層8内で魚の生存に必要な酸素を含んだ良質の水に変化
するものであり、そのことは、サンゴ砂等の多孔質粒で
形成した濾過材層8は猛毒のアンモニアを消滅すると共
に酸素を含んだ水に変化させる濾過バクテリアを発生さ
せているものである。
【0016】又、上部室部10に上げられた良質の水は
濾過槽2に取付けた落下用管11を介して水槽1に落下
させるものであるが、この落下用管11は上端流入口部
12は濾過槽2の上端縁部13よりも下方に位置して取
付けると共に下端流出口部14は水槽1の上部に位置し
て水槽1内の水槽水面部15に指向して取付けたもので
あるのて濾過槽2より水槽1に落下する水は落下用管1
1の上端流入口部12を乗り越えての流動時又は落下用
管11の下端流出口部14よりの流出時に外気に接し酸
素を混入した水を水槽1内に落とし込み魚の生存により
必要な水を供給して魚の飼育に寄与するものである。
【0017】又、濾過材層8を通る水は揚水ポンプ3を
介して濾過材層8の下方より上方に強制的に流動させら
れるもので水槽1の大きさ及び魚の種類に応じて猛毒の
アンモニアを消滅させる濾過バクテリアを発生させてい
る濾過材層8を通って猛毒のアンモニアを消滅させるに
適した水の流れを得ることができる揚水ポンプ3を取付
けることで魚の生存に必要な水を確実に得ることができ
るものである。
【0018】又、水槽1の下方に開口した揚水管4の下
部吸込口5は水槽1の底部面16に設けた濾過扁平体1
7と連設し、更に濾過扁平体17の上部にサンゴ砂等の
多孔質粒で形成した底部濾過材層18を設けたことによ
って底部濾過材層18を介しても揚水管4で濾過槽2に
上げる水の濾過操作を行い濾過槽2に装着した濾過材層
8の汚損を少なくして長期に亘り清掃等の手間を省き使
用上の使い勝手を極めて好適にしたものである。
【0019】又、上方排出口6を濾過槽2の下方に開口
した揚水管4は、揚水管4の中途に濾過槽2の上端縁部
13より上部に位置した屈曲揚水管部19を設け、且つ
屈曲揚水管19に濾過槽水面部20に指向した逆流防止
空気孔21を設けたので停電等の関係で揚水ポンプ3が
停止した際には揚水管4にサイフォン作用が働くことな
く濾過槽水面部20の僅かの下降に伴い逆流防止空気孔
21より屈曲揚水管部19内に空気が流入するものであ
り、そのために濾過槽2の下方に開口した上方排出口6
より揚水管4を経て濾過槽2内の水が水槽1の下方に開
口した下部吸込口5に逆流して水槽1より水か溢れて水
槽1の回りを水浸しにする等の支障を生じることなく安
全に使用することかできるものである。
【0020】又、揚水ポンプ3の作動に伴い揚水管4を
介しての水の流動時は逆流防止空気孔21より濾過槽水
面部20に指向して水が吹出す状態が継続するものであ
るが、その吹出しによって濾過槽2内の水に酸素の供給
を行うものでる。
【0021】又、魚を生かしたままたくわえておくとこ
ろである生簀では魚の泳ぐ方向に水が流れていてその流
れに乗って泳ぐ習性を有した魚である例えばまぐろ等の
魚は生簀内の水が一定方向に流れていないと長く生きて
おくことができないものである。ところで生簀に相当す
る水槽1であるこの水槽1の他の実施例では濾過槽2の
上部室部10の水を水槽1に落下させる落下用管11の
下方先端流出口部22は折曲部23を介して折曲すると
共に下方先端流出口部22より流出する水で水槽1内の
水が一定方向に循環流動するように指向して取付けたの
で水槽1内の水は魚の泳ぐ方向に流れてまぐろ等の魚の
生存に大いに寄与するものであり、且つ又落下用管11
内を落下して下方先端流出口部22より流出する水は水
槽1内の水中に開口している下方先端流出口部22より
流出するので水の落下音を減少して静かな生簀を得るこ
とが出来るものである。
【0022】以上のようにこの発明は水槽の中での魚自
体の排泄物や餌の残り等が腐敗しての猛毒のアンモニア
の発生を抑えて魚を長期に亘り元気に生存させることが
できるようにすると共に海水魚等の生きた魚を水槽に入
れて一般の家庭に於いては観賞用として楽しみ又は魚料
理店に於いては店頭、客室等に設置した水槽に料理に使
用する生きた魚を入れて営業上の広告用とすることがで
きるもので取扱いが好適で使用上便利なもであり、構造
が簡単で安価に提供出来ると共に取扱いが容易で、更に
簡便に製作できるものであり、且つ大量生産に適する等
幾多の産業的作用効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の縦断面図である。
【図2】この発明の他の実施例を示した縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 水槽 2 濾過槽 3 揚水ポンプ 4 揚水管 5 下部吸込口 6 上方排出口 7 通水仕切板 8 濾過材層 9 下部室部 10 上部室部 11 落下用管 12 上端流入口部 13 上端縁部 14 下端流出口部 15 水槽水面部 16 底部面 17 濾過扁平体 18 底部濾過材層 19 屈曲揚水管部 20 濾過槽水面部 21 逆流防止空気孔 22 下方先端流出口部 23 折曲部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年5月27日(2002.5.2
7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】従来より海水魚等の生きた魚を水槽に入
れて一般の家庭に於いては観賞用として楽しみ又は魚料
理店に於いては店頭、客室等に設置した水槽に料理に使
用する生きた魚を入れて営業上の広告用とすることは広
くは知られ、更に従来の水槽の濾過手段は揚水ポンプで
汲み上げた水を自動落下させて濾過材層を通過させるこ
とが知られている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】ところで、従来より
知られている海水魚等の生きた魚を水槽に入れて一般の
家庭に於いては観賞用として楽しみ又は魚料理店に於い
ては店頭、客室等に設置した水槽に料理に使用する生き
た魚を入れて営業上の広告用としていたが、それに使わ
れる濾過槽の濾過手段は多種存在するが能力的に支障な
く思うとおりに濾過操作が行われずに、水槽の中での魚
自体の排泄物や餌の残り等が腐敗して、猛毒のアンモニ
アとなって、そのために長く生存させることができない
等の欠点があり、又更に従来の水槽の濾過手段は揚水ポ
ンプで汲み上げた水を自動落下させて濾過材層を通過さ
せることは揚水ポンプでの汲み上げ水量が多いと濾過槽
の上縁から水が溢れて濾過操作を適格に行うことができ
ない等の欠点があった。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】この発明は、上記の問題点を解決したもの
で水槽の中での魚自体の排泄物や餌の残り等が腐敗して
の猛毒のアンモニアの発生を抑えて魚を長期に亘り元気
に生存させることができるようにすると共に海水魚等の
生きた魚を水槽に入れて一般の家庭に於いては観賞用と
して楽しみ又は魚料理店に於いては店頭、客室等に設置
した水槽に料理に使用する生きた魚を入れて営業上の広
告用とすることができるものであり、更に濾過槽の濾過
手段が能力的に支障なく思うとおりに濾過操作を行うこ
とができるものであり、又更に水を自動落下させて濾過
材層を通過させることなく水を強制的濾過材層を通過さ
せる手段であるので濾過槽の上縁から水を溢れさせるよ
うなことがないようにしたことで取扱いが好適で使用上
便利な海水魚等の魚飼育槽を得ることを目的としたもで
ある。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】よって、水槽1内に魚を泳がせて飼育する
ものであり、水槽1内の水は揚水管4を介して水槽1の
上部に設けた濾過槽2の下部室部9に上げられ、下部室
部9に上げられ水はサンゴ砂等の多孔質粒で形成した濾
過材層8を通って更に上部室部10に上げられ、上部室
部10に上げられ水は落下用管11を介して水槽1内に
落下して水は循環するものであって、その循環する水は
取付けた揚水ポンプ3の揚水能力によって循環速度並び
に循環水容量を変化させることができるものであり、従
来の水槽の濾過手段で揚水ポンプで汲み上げた水を自動
落下させて濾過材層を通過させるものに於いては識者の
間で濾過槽の面積が水槽の半分以上必要であ等と言われ
ているが、この発明では濾過槽と水槽との面積比率の複
雑な工作を必要とせずに簡便に工作することが出来るも
のである。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】又、水槽1内の水は魚自体の排泄物や餌の
残り等が腐敗して、猛毒のアンモニアとなって、そのた
めに魚を長く生存させることができない等の支障を来す
ものであるが、猛毒のアンモニアを含んだ水槽1内の水
は下部室部9よりサンゴ砂等の多孔質粒で形成した濾過
材層8を通って上部室部10に上げられる過程の濾過材
層8内で魚の生存に必要な酸素を含んだ良質の水に変化
するものであり、そのことは、サンゴ砂等の多孔質粒で
形成した濾過材層8は猛毒のアンモニアを消滅すると共
に酸素を含んだ水に変化させる濾過バクテリアを発生さ
せているものである。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】又、魚を生かしたままたくわえておくとこ
ろである生簀では魚の泳ぐ方向に水が流れていてその流
れに乗って泳ぐ習性を有した魚である例えばイワシ等の
魚は生簀内の水が一定方向に流れていないと長く生きて
おくことができないものである。ところで生簀に相当す
る水槽1であるこの水槽1の他の実施例では濾過槽2の
上部室部10の水を水槽1に落下させる落下用管11の
下方先端流出口部22は折曲部23を介して折曲すると
共に下方先端流出口部22より流出する水で水槽1内の
水が一定方向に循環流動するように指向して取付けたの
で水槽1内の水は魚の泳ぐ方向に流れてまぐろ等の魚の
生存に大いに寄与するものであり、且つ又落下用管11
内を落下して下方先端流出口部22より流出する水は水
槽1内の水中に開口している下方先端流出口部22より
流出するので水の落下音を減少して静かな生簀を得るこ
とが出来るものである。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水槽1の上部に濾過槽2を設け、水槽1
    と濾過槽2との間に揚水ポンプ3を設けた揚水管4を備
    え、更に揚水管4の下部吸込口5を水槽1の下方に開口
    すると共に上方排出口6は濾過槽2の下方に開口し、又
    更に濾過槽2には上方排出口6の上部でスノコ状等の多
    数の通水孔を備えた通水仕切板7に載置積層したサンゴ
    砂等の多孔質粒で形成した濾過材層8を介して上方排出
    口6を開口した下部室部9と下部室部9内の水が濾過材
    層8内を流動上昇した水が流入される上部室部10を形
    成し、且つ又濾過槽2に上部室部10の水を水槽1に落
    下させる落下用管11を取付け、該落下用管11の上端
    流入口部12は濾過槽2の上端縁部13よりも下方に位
    置すると共に下端流出口部14は水槽1の上部に位置し
    て水槽1内の水槽水面部15に指向して取付けことを特
    徴とする海水魚等の魚飼育槽。
  2. 【請求項2】 水槽1の上部に濾過槽2を設け、水槽1
    と濾過槽2との間に揚水ポンプ3を設けた揚水管4を備
    え、更に揚水管4の下部吸込口5を水槽1の下方に開口
    すると共に上方排出口6は濾過槽2の下方に開口し、又
    更に濾過槽2には上方排出口6の上部でスノコ状等の多
    数の通水孔を備えた通水仕切板7に載置積層したサンゴ
    砂等の多孔質粒で形成した濾過材層8を介して上方排出
    口6を開口した下部室部9と下部室部9内の水が濾過材
    層8内を流動上昇した水が流入される上部室部10を形
    成し、且つ又濾過槽2に上部室部10の水を水槽1に落
    下させる落下用管11を取付け、該落下用管11の上端
    流入口部12は濾過槽2の上端縁部13よりも下方に位
    置すると共に下方先端流出口部22は水槽1内の水槽水
    面部15より下部に位置して取付け、更に下方先端流出
    口部22は折曲部23を介して折曲すると共に下方先端
    流出口部22より流出する水で水槽1内の水が一定方向
    に循環流動するように指向して取付けことを特徴とする
    海水魚等の魚飼育槽。
  3. 【請求項3】 水槽1の下方に開口した揚水管4の下部
    吸込口5は水槽1の底部面16に設けた濾過扁平体17
    と連設し、更に濾過扁平体17の上部にサンゴ砂等の多
    孔質粒で形成した底部濾過材層18を設けたことを特徴
    とする請求項1又は請求項2記載の海水魚等の魚飼育
    槽。
  4. 【請求項4】 上方排出口6を濾過槽2の下方に開口し
    た揚水管4は、揚水管4の中途に濾過槽2の上端縁部1
    3より上部に位置した屈曲揚水管部19を設け、且つ屈
    曲揚水管19に濾過槽水面部20に指向した逆流防止空
    気孔21を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項
    2又は請求項3記載の海水魚等の魚飼育槽。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107889784A (zh) * 2017-12-20 2018-04-10 梁潇明 一种鱼缸

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