JP2003309750A - デジタルカメラ用音響装置 - Google Patents
デジタルカメラ用音響装置Info
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Abstract
も寄与するとともに手で保持した場合の音圧低下を防止
するデジタルカメラ用音響装置を得る。 【解決手段】 突出部14の側壁15の開口部15A
は、空室14Bに連通しており、スピーカ16の音声
は、突出部14の空室14Bを通って側壁15の開口部
15Aから外へ発せられるので、指掛かり面14Aを指
で把持した場合にも音圧低下を防ぐことができる。これ
により、スピーカ16の配置は、デジタルカメラの保持
時に手で覆われる範囲でも良くなるので、レイアウトの
自由度が高められ、小型化にも寄与しうる。ここで、側
壁15は、突出部14の突出方向へ向けて接近するよう
に傾斜しており、スピーカ16からの音声が開口部15
Aから直接外へ発せられやすくなっている。また、指掛
かり面14Aの突起14Cにより、指を滑らせずに撮影
できる。
Description
音響装置に関する。
に、スピーカ102は背面104に配置されたものが一
般的である。
ては、ユーザーがデジタルカメラ100を手106で持
った際にスピーカ102が手106で覆われてしまい、
スピーカ102からの音圧が低下して音声が聞き取りに
くくなっていた。
めのスピーカ102の配置としては、デジタルカメラ1
00を手106で持った際に手106で覆われない範囲
への配置に限定されていた。
には、例えば、メニューキー108、実行キー110、
キャンセルキー112、マルチファンクションの十字キ
ー114、ファインダ接眼部116、表示パネル11
8、画像モニター120等が配設されている。ここで、
ファインダ接眼部116は、覗きやすい位置にある必要
があり、画像モニター120は、手で隠れない位置にあ
る必要がある等、各構成部の配置には、デジタルカメラ
100の操作性との関係である程度の制約があるため、
デジタルカメラ100を小型化した場合には、レイアウ
ト上、手106で覆われない範囲にスピーカ102を配
置することが難しかった。
考慮して、スピーカ配置の自由度を高めながら小型化に
も寄与するとともに手で保持した場合の音圧の低下を防
ぐことができるデジタルカメラ用音響装置を提供するこ
とを課題とする。
明のデジタルカメラ用音響装置は、デジタルカメラのカ
メラ本体から突出して内部に空室をもって形成された突
出部と、前記突出部に対応して前記カメラ本体の内側に
配置され、前記空室へ向かって音声を発するスピーカ
と、前記突出部の側壁に形成され、前記空室に連通する
開口部と、を有することを特徴とする。
ラ用音響装置によれば、突出部の側壁の開口部は、空室
に連通しており、スピーカの音声は、突出部の空室を通
って側壁の開口部から外へ向かって発せられる。
本体の裏面から直接発するのではなく、側壁の開口部か
ら発することで、突出部の表面を指で把持した場合にも
音圧低下を防ぐことができる。また、スピーカからの音
声が側壁の開口部から発せられることから、スピーカの
配置は、デジタルカメラを手で持った際に手で覆われな
い範囲に限定する必要がなくなるので、レイアウトの自
由度を高めることができ、小型化にも寄与しうる。
ラ用音響装置は、請求項1の構成において、前記側壁が
前記突出部の突出する方向へ向けて接近する方向へ傾斜
することを特徴とする。
ラ用音響装置によれば、側壁が突出部の突出する方向へ
向けて接近する方向へ傾斜している。
壁に開口部が設けられることで、スピーカからの音声は
突出部の頂部の裏側で反射することなく開口部から直接
外へ発せられやすくなる。
ラ用音響装置は、請求項1または請求項2記載の構成に
おいて、前記突出部の頂部に滑り止め加工が施されたこ
とを特徴とする。
ラ用音響装置によれば、突出部の頂部が把持された場
合、指の滑りが防止される。
が施されることで、ユーザーが頂部を把持した場合、指
を滑らせることなく撮影することができる。
音響装置の実施の形態を図面に基づき説明する。
たデジタルカメラの背面斜視図である。このデジタルカ
メラ10は略直方体形状を有し、ボディ11の背面11
Aが操作面となっている。背面11Aの上部には、ファ
インダ接眼部26、表示パネル28が設けられ、背面1
1Aの下部には、画像モニター30が設けられている。
ー18、実行キー20、キャンセルキー22、マルチフ
ァンクションの十字キー24が配設されている。
ンの十字キー24との間には、デジタルカメラ用音響装
置12が配置されている。
示すように、ボディ11の背面11Aから突出して内部
に空室14Bをもって形成された突出部14を備えてい
る。
わち、円錐からその上部を底面に平行な面で取り除いた
ような形状である。突出部14の高さは、デジタルカメ
ラ10(図5参照)の操作の邪魔にならない程度である
と同時に、側壁15に開口部15Aを設けられる程度で
ある必要がある。
タルカメラ10(図5参照)の使用時に指で把持する面
としての指掛かり面14Aが形成されている。指掛かり
面14Aは、指が自然に掛かる程度の大きさであって皿
状に窪んでおり、把持しやすいようになっている。この
ため、ユーザーが指掛かり面14Aを把持した場合に
は、デジタルカメラ10(図5参照)全体をブレなく安
定して保つことができる。デジタルカメラ10全体が小
型軽量の場合には、特にカメラブレが生じやすいので、
有用である。また、指掛かり面14Aには、複数の小さ
な突起14Cが設けられ、滑り止めの役目を果たしてい
る。
ほぼ平行に形成されている。外面から内面までの間は、
若干の厚みがあり、その厚みはほぼ均一である。
は、スピーカ16が配置されている。スピーカ16は、
音声信号に応じてスピーカ振動板16Aを振動させるこ
とで音声を発する構造になっている。そして、空室14
Bへ向かって音声を発することができるように、スピー
カ16は、空室14B側へ向いている。スピーカ振動板
16Aは、平面的な形状であってもコーン等の立体的な
形状であっても良く、指掛かり面14Aに対してほぼ平
行に設けられている。
部14の内面とで囲まれて略円錐台状の空室14Bが形
成されている。ここで、空室14Bの底面部分の大きさ
は、スピーカ振動板16Aの大きさに対応していること
が好ましい。空室14Bの底面部分の大きさが小さい場
合は、スピーカ振動板16Aの一部が塞がれてしまい、
逆に空室14Bの底面部分の大きさが大きい場合は、不
要な空間を形成することになるためである。
れている。側壁15は、ボディ11から指掛かり面14
Aの外周部へ延出するように設けられ、突出部14の突
出する方向へ向けて接近する方向へ傾斜している。
口部15Aが開設されている。開口部15Aは、所定の
間隔で周方向に沿って複数設けられている。図3は、側
壁15に開口部15Aの設けられた突出部14の拡大正
面図である。図3に示すように、側壁15に占める開口
部15Aの比率は、突出部14の強度を保てる限度で大
きいほど好ましい。このため、側壁15は、外観として
は、円上に所定の間隔で切り残された支柱が、指掛かり
面14Aを含む皿状の部材を支持しているような形にな
っている。
14Bに連通しており、スピーカ振動板16Aからの音
声が、突出部14内部の空室14Bを経て開口部15A
から外へ向かって発せられるようになっている。ここ
で、傾斜した側壁15に開口部15Aが設けられること
で、音声が開口部15Aから直接外へ発せられやすい構
成になる。
16に対向する面は、中央部から外側へ向かってスピー
カ16から離間する方向に形成されている。これによ
り、スピーカ16から出力された音の反射が少なくな
り、音声をより聞き取り易くできるようになっている。
ジタルカメラ10を手で保持している場合でも、開口部
15Aから音声が発せられるため、従来と同一出力でも
音圧低下を抑えられる。また、スピーカ16(図1参
照)の配置は、メニューキー18等の操作スイッチや画
像モニター30等が配置されていない部分であれば良い
ため自由度が大きくなる。
び図5に示すように、突出部14上の指掛かり面14A
が指で把持される。指掛かり面14Aには、複数の突起
14Cが設けられるので、ユーザーが指掛かり面14A
を把持した場合、指を滑らせることなく撮影することが
できる。
空室14Bに連通しており、スピーカ16の音声は、突
出部14の内部の空室14Bを通って側壁15の開口部
15Aから外へ向かって発せられる。
ディ11の裏面11A(図5参照)から直接発するので
はなく、側壁15の開口部15Aから発することで、指
掛かり面14Aを指で把持した場合にも音圧低下を防ぐ
ことができる。また、スピーカ16からの音声が側壁1
5の開口部15Aから発せられることから、スピーカ1
6の配置は、デジタルカメラ10を手で持った際に手で
覆われない範囲に限定する必要がなくなるので、レイア
ウトの自由度を高めることができ、小型化にも寄与しう
る。
かり面14Aへ向けて接近する方向へ傾斜する。ボディ
11に対して垂直でなく傾斜した側壁15に開口部15
Aが設けられることで、スピーカ16からの音声は指掛
かり面14Aの裏側で反射することなく開口部15Aか
ら直接外へ発せられやすくなる。
ピーカ16に対向する面は、中央部から外側へ向かって
スピーカ16から離間する方向に形成される。スピーカ
16に対向する面を平面とせず、中央部から外側へ向か
ってスピーカ16から離間する形状とすることで、スピ
ーカ16からの音声の反射が少なくなる。これにより、
音声をより聞き取り易くできる。
音響装置が画像モニターの上方に配置される構成を例に
とって、本発明の実施の形態を具体的に説明したが、例
えば、画像モニターの右方でも構わず、デジタルカメラ
用音響装置の配置はこれに限定されるものではない。
部の指掛かり面が、皿状に窪んでいるとしているが、本
発明の頂部の形状はこれに限定されず、例えば、略平板
状としても良い。
頂部の指掛かり面には、複数の小さな突起が設けられて
いるが、本発明の滑り止め加工はこれに限定されず、例
えば、波型加工したり滑り止めの溝を設けても良い。
スピーカ配置の自由度を高めながら小型化にも寄与する
とともに手で保持した場合の音圧の低下を防ぐことがで
きるという優れた効果を有する。
響装置の拡大斜視図である。
響装置の拡大断面図である。
響装置の拡大正面図である。
響装置を備えたデジタルカメラの外観を示す背面斜視図
である。
響装置を備えたデジタルカメラの使用状態を示す図であ
る。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 デジタルカメラのカメラ本体から突出し
て内部に空室をもって形成された突出部と、 前記突出部に対応して前記カメラ本体の内側に配置さ
れ、前記空室へ向かって音声を発するスピーカと、 前記突出部の側壁に形成され、前記空室に連通する開口
部と、 を有することを特徴とするデジタルカメラ用音響装置。 - 【請求項2】 前記側壁が前記突出部の突出する方向へ
向けて接近する方向へ傾斜することを特徴とする請求項
1記載のデジタルカメラ用音響装置。 - 【請求項3】 前記突出部の頂部に滑り止め加工が施さ
れたことを特徴とする請求項1または請求項2記載のデ
ジタルカメラ用音響装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002110797A JP3980394B2 (ja) | 2002-04-12 | 2002-04-12 | デジタルカメラ用音響装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002110797A JP3980394B2 (ja) | 2002-04-12 | 2002-04-12 | デジタルカメラ用音響装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003309750A true JP2003309750A (ja) | 2003-10-31 |
JP3980394B2 JP3980394B2 (ja) | 2007-09-26 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002110797A Expired - Fee Related JP3980394B2 (ja) | 2002-04-12 | 2002-04-12 | デジタルカメラ用音響装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3980394B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010213019A (ja) * | 2009-03-11 | 2010-09-24 | Ricoh Co Ltd | 撮像装置 |
KR101471300B1 (ko) * | 2013-08-19 | 2014-12-10 | (주)에스엠인스트루먼트 | 이동식 음향 카메라 제조 방법 |
-
2002
- 2002-04-12 JP JP2002110797A patent/JP3980394B2/ja not_active Expired - Fee Related
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KR101471300B1 (ko) * | 2013-08-19 | 2014-12-10 | (주)에스엠인스트루먼트 | 이동식 음향 카메라 제조 방법 |
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JP3980394B2 (ja) | 2007-09-26 |
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