JP2003309627A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

Info

Publication number
JP2003309627A
JP2003309627A JP2002112527A JP2002112527A JP2003309627A JP 2003309627 A JP2003309627 A JP 2003309627A JP 2002112527 A JP2002112527 A JP 2002112527A JP 2002112527 A JP2002112527 A JP 2002112527A JP 2003309627 A JP2003309627 A JP 2003309627A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
incoming call
call
time
calls
caller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2002112527A
Other languages
English (en)
Inventor
Saori Harumoto
さおり 春元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Ericsson Mobile Communications Japan Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Ericsson Mobile Communications Japan Inc filed Critical Sony Ericsson Mobile Communications Japan Inc
Priority to JP2002112527A priority Critical patent/JP2003309627A/ja
Publication of JP2003309627A publication Critical patent/JP2003309627A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、不必要な発信を防止させ得るように
する。 【解決手段】本発明は、携帯電話機1において不在着信
履歴に記録されたコール数が1コール以下である場合、
発信元の相手が着信履歴に電話番号を残すことだけを意
図したことをユーザに対して推測させるとともに、発信
元の電話番号が電話帳に登録されていない場合には、着
信履歴に電話番号のみを残すことだけを意図した悪意あ
る情報提供者であると識別し、発信元の電話番号に対し
て発信処理を強制的に規制するようにしたことにより、
不必要な発信を確実に防止させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通信端末装置に関
し、例えば携帯電話機に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】現在、公衆回線網を介して携帯電話機等
へ情報提供者が有料情報を提供する際、当該情報提供者
に代わって通信事業者が通話料金と一緒に情報料を回収
する、いわゆる情報料課金・回収代行サービス(以下、
これをダイヤルQ2サービスと呼ぶ)が普及されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところがこのようなダ
イヤルQ2サービスを悪用し、無作為に選んだ携帯電話
機に対して発信した後極めて短い時間で切断し、発信先
の携帯電話機に自己の電話番号を着信履歴として残すこ
とにより、当該着信履歴を基に携帯電話機側から発信元
(情報提供者)へ発信をさせ、当該携帯電話機を所有す
るユーザから情報料を不当に取得しようとする悪意の情
報提供者も存在している。
【0004】ここで携帯電話機においては、発信元が着
信履歴に電話番号を残すことだけを意図しているのか否
かを着信履歴からではユーザに対して識別させることが
できず、ダイヤルQ2サービスの利用を所望していない
ユーザに対して情報料を負担させる不必要な発信をさせ
ていまう可能性があるという問題があった。
【0005】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、不必要な発信を防止させ得る通信端末装置を提案し
ようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、発信者からの着信の発生を検出す
る着信検出手段と、着信の切断を検出する着信切断検出
手段と、着信検出手段により着信があったことを検知す
ると当該着信が発生した時点から計時を開始し、着信切
断検出手段により着信が切断されたことを検出すると当
該着信が切断された時点で計時を終了する計時手段と、
着信切断検出手段により着信が切断されたことを検出す
ると、計時手段により計時された着信が発生した時点か
ら着信が切断された時点までの着信持続時間を通知する
通知手段とを設けるようにした。
【0007】従って通信端末装置では、通知手段により
通知された着信持続時間の長さに基づいて発信者に通話
の意思があるか否かをユーザに推測させた上で、発信を
行うか否かを判断させることができる。
【0008】また、発信者からの着信の発生を検出する
着信検出手段と、着信の切断を検出する着信切断検出手
段と、着信検出手段により着信があったことを検知する
と当該着信が発生した時点から計時を開始し、着信切断
検出手段により着信が切断されたことを検出すると当該
着信が切断された時点で計時を終了する計時手段と、当
該計時手段により計時された着信が発生した時点から着
信が切断された時点までの着信持続時間を基準時間と比
較し、着信持続時間が基準時間以下の場合、発信者に対
する自己の発信を規制する発信規制手段とを設けるよう
にした。
【0009】従って通信端末装置では、着信持続時間の
長さが基準時間以下である場合には発信者に通話の意思
がないと推測し強制的に発信を規制するようにしたこと
により、不必要な発信を防止させ得る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施の形態を詳述する。
【0011】図1において、1は全体として本発明によ
る携帯電話機を示し、当該携帯電話機1の各種機能を統
括的に制御するCPU(Central Processing Unit) 2に
対し、通知手段としての表示部3、操作キー4、送受信
部5、CPU2が実行するコール数表示・ワンコール発
信規制設定プログラム、コール数表示プログラム及びワ
ンコール発信規制プログラム等の各種プログラムを記憶
したROM(Read OnlyMemory)6、CPU2のワークエ
リアとして用いられるRAM(Rendom Access Memory)7
及び計時手段としてのRTC(Rwal Time Clock) 回路8
が接続されている。
【0012】そして着信検出手段、着信切断検出手段、
換算手段及び発信規制手段としてのCPU2は、操作キ
ー4を介して入力された各種処理命令に応じて送受信部
5を制御することにより、発信や終話等の各種処理を実
行するとともに、各種処理命令に応じた情報を表示部3
に表示するようになされている。
【0013】例えばCPU2は、操作キー4を介して入
力された指示情報に応じてRAM7から電話番号リスト
を読み出すとともに、当該電話番号リストの一部を順次
表示部3に表示し、さらに選択された電話番号に対し発
信を行うようになされている。
【0014】この場合、携帯電話機1は、マイクロフォ
ン9で集音した音声信号を送受信部5で音声データに変
換した後変調処理を施し、アンテナ10を介して基地局
(図示せず)へ送信する。
【0015】またCPU2は、アンテナ10を介して受
信した受信信号に対し送受信部5で復調処理を施し、そ
の結果得られる音声データをアナログ音声信号に変換し
た後、スピーカ11を介して出力する。
【0016】かかる構成に加えて携帯電話機1において
は、相手から着信がありユーザと発信元との間で音声通
話が行われずに当該着信が切断された場合には、不在着
信履歴画面にコール数を表示するようになされていると
ともに、当該コール数が1コール以下であり、かつ発信
元の電話番号が電話帳に登録されていない場合には、不
在着信履歴(後述する)に記録された電話番号に対して
発信を規制する(以下、これをワンコール発信規制と呼
ぶ)ようになされている。
【0017】実際上、携帯電話機1では、コール数表示
・ワンコール発信規制設定処理によってコール数表示及
びワンコール発信規制を設定し得るようになされてお
り、先ず、そのコール数表示・ワンコール発信規制設定
処理手順について図2に示すフローチャートを用いて詳
細に説明する。
【0018】CPU2は、ルーチンRT1の開始ステッ
プから入ってステップSP1に移る。ステップSP1に
おいてCPU2は、表示部3に表示されたメニュー画面
(図示せず)においてコール数表示設定の項目が選択さ
れると、コール数表示設定画面100を表示部3に表示
し、次のステップSP2へ移る。
【0019】ステップSP2においてCPU2は、コー
ル数表示設定画面100を介して、コール数表示の設定
がされたか否かを判断する。
【0020】ここで否定結果が得られると、このことは
コール数表示設定画面100において「NO」項目10
1が操作キー4を介して選択され、コール数表示の設定
がされなかったことを表しており、このときCPU2
は、次のステップSP6へ移り、再びメニュー画面を表
示部3に表示する。
【0021】これに対してステップSP2で肯定結果が
得られると、このことはコール数表示画面100におい
て「YES」項目102が操作キー4を介して選択さ
れ、コール数表示の設定がされたことを表しており、こ
のときCPU2は、次のステップSP3へ移る。
【0022】ステップSP3においてCPU2は、着信
に対してコール数表示処理(後述する)を実行するよう
にコール数表示の設定を行うとともに、ワンコール発信
規制設定画面200を表示部3に表示し、次のステップ
SP4へ移る。
【0023】ステップSP4においてCPU2は、ワン
コール発信規制設定画面200を介して、ワンコール発
信規制の設定がされたか否かを判断する。
【0024】ここで否定結果が得られると、このことは
ワンコール発信規制設定画面200において「NO」項
目201が操作キー4を介して選択され、ワンコール発
信規制の設定がされなかったことを表しており、このと
きCPU2は、次のステップSP6へ移り、再びメニュ
ー画面を表示部3に表示する。
【0025】これにより携帯電話機1は、不在着信履歴
に対してワンコール発信規制処理(後述する)を実行せ
ず、着信に対するコール数表示処理だけを実行するよう
に設定される。
【0026】これに対してステップSP4で肯定結果が
得られると、このことはワンコール発信規制設定画面2
00において「YES」項目202が操作キー4を介し
て選択され、ワンコール発信規制の設定がされたことを
表しており、このときCPU2は、次のステップSP5
へ移る。
【0027】ステップSP5においてCPU2は、ワン
コール発信規制を設定し、次のステップSP6へ移り再
びメニュー画面を表示した後、ステップSP7へ移って
コール数表示・ワンコール発信規制設定処理手順を終了
する。
【0028】これにより携帯電話機1は、着信に対して
コール数表示処理を実行するとともに、不在着信履歴に
対してワンコール発信規制処理を実行するように設定さ
れる。
【0029】次に、上述したコール数表示・ワンコール
発信規制設定処理手順でコール数表示の設定が行われ、
不在着信履歴をユーザに対して通知する際に発信元の電
話番号等に加えてコール数も表示するコール数表示処理
手順について、図3に示すフローチャートを用いて詳細
に説明する。
【0030】CPU2はルーチンRT2の開始ステップ
から入ってステップSP10へ移る。ステップSP10
においてCPU2は、相手から着信が発生したか否かを
判断し、ここで否定結果が得られると着信が発生するま
で待ち受ける。
【0031】ステップSP10で肯定結果が得られる
と、このことは着信が発生したことを表しており、この
ときCPU2は、次のステップSP11へ移る。
【0032】ステップSP11においてCPU2は、上
述したコール数表示・ワンコール発信規制設定処理によ
りコール数表示の設定がされているか否かを判断する。
【0033】ここで否定結果が得られると、このことは
コール数表示の設定がされていないことを表しており、
このときCPU2は、次のステップSP17へ移りコー
ル数表示処理手順を終了する。
【0034】これに対してステップSP11で肯定結果
が得られると、このことはコール数表示の設定がされて
いることを表しており、このときCPU2は、次のステ
ップSP12へ移る。
【0035】ステップSP12においてCPU2は、着
信が発生したと同時にRTC回路8のタイマ(図示せ
ず)をスタートさせて着信が発生した時点から着信持続
時間の計時を開始し、次のステップSP13へ移る。
【0036】ステップSP13においてCPU2は、着
信が切断されたか否かを判断する。ここで否定結果が得
られると、このことは着信がいまだに切断されていない
ことを表しており、このときCPU2は、着信が切断さ
れるまで待ち受ける。
【0037】これに対してステップSP13で肯定結果
が得られると、このことは着信が切断されたことを表し
ており、このときCPU2は、次のステップSP14へ
移る。
【0038】ステップSP14においてCPU2は、着
信が切断された時点でタイマによる着信持続時間の計時
をストップし、次のステップSP15へ移る。
【0039】ステップSP15においてCPU2は、コ
ール基準時間(例えば3秒)を1コールとして、タイマ
により計時した着信持続時間をコール数に換算し、次の
ステップSP16へ移る。
【0040】ステップSP16においてCPU2は、着
信が発生した着信日時、発信元の電話番号及びコール数
を不在着信履歴としてメモリ(図示せず)に記録すると
ともに、当該不在着信履歴及び発信元の電話番号が電話
帳に登録されている場合には該当する登録者名を表示し
た不在着信履歴画面300を表示し、次のステップSP
17へ移りコール数表示処理手順を終了する。
【0041】これにより携帯電話機1では、不在着信履
歴画面300に表示された発信元の電話番号や登録者名
により発信元をユーザに対して認識させ得るとともに、
当該不在着信履歴画面300にコール数を表示すること
により、当該コール数の多少に基づきユーザに対して直
観的に当該発信元が行った呼び出し度合いを同時に認識
させ得るようになされている。
【0042】因みにCPU2は、ステップSP10で着
信があった時からステップSP13で着信が切断される
までの間にユーザにより発呼ボタンが押下されると発呼
処理を実行し、ユーザと相手との音声通話を開始し得る
ようになされている。
【0043】次に、不在着信履歴に記録された所定の電
話番号に対して発信を規制するワンコール発信規制処理
手順について、図4に示すフローチャートを用いて詳細
に説明する。
【0044】CPU2はルーチンRT3の開始ステップ
から入ってステップSP20へ移る。ステップSP20
においてCPU2は、操作キー4を介して不在着信履歴
読出命令が与えられると、メモリから最も新しい不在着
信履歴を読み出し、次のステップSP21へ移る。
【0045】ステップSP21においてCPU2は、上
述したコール数表示・ワンコール発信規制設定処理によ
ってワンコール発信規制の設定がされているか否かを判
断する。
【0046】ここで否定結果が得られると、このことは
ワンコール発信規制の設定がされていないことを表して
おり、このときCPU2は、次のステップSP22へ移
る。
【0047】ステップSP22においてCPU2は、ス
テップSP20で読み出した不在着信履歴に記録された
着信日時、発信元の電話番号及びコール数等を表示した
不在着信履歴画面300(図3)を表示し、次のステッ
プSP23へ移る。
【0048】ステップSP23においてCPU2は、不
在着信履歴画面300に表示されている発信元の電話番
号に対して発信を行うための発信命令が操作キー4を介
して与えられたか否かを判断する。
【0049】ここで肯定結果が得られると、このことは
発信命令が操作キー4を介して与えられたことを表して
おり、このときCPU2は、次のステップSP24へ移
る。
【0050】ステップSP24においてCPU2は、発
信命令に応じて不在着信履歴に記録された発信元の電話
番号に対して発信を行って、次のステップSP29へ移
りワンコール発信規制処理手順を終了する。
【0051】これに対してステップSP23で否定結果
が得られると、このことは発信命令が操作キー4を介し
て与えられていないことを表しており、このときCPU
2は、次のステップSP25へ移る。
【0052】ステップSP25においてCPU2は、次
に新しい不在着信履歴を読み出すための読出命令が操作
キー4を介して与えられたか否かを判断する。
【0053】ここで否定結果が得られると、このことは
読出命令が操作キー4を介して与えられていないことを
表しており、このときCPU2は、次のステップSP2
6に移る。
【0054】ステップSP26においてCPU2は、表
示部3にメニュー画面を再び表示し、次のステップSP
29へ移りワンコール発信規制処理手順を終了する。
【0055】これに対してステップSP25で肯定結果
が得られると、このことは読出命令が与えれたことを表
しており、再びステップSP20へ戻り、次に新しい不
在着信履歴をメモリから読み出し上述した処理を繰り返
す。
【0056】一方、ステップSP21で肯定結果が得ら
れると、このことはワンコール発信規制の設定がされて
いることを表しており、このときCPU2は、次のステ
ップSP27へ移る。
【0057】ステップSP27においてCPU2は、ス
テップSP20で読み出した不在着信履歴に記録された
コール数が1コール以下であるか否かを判断する。
【0058】ここで否定結果が得れると、このことは不
在着信履歴に記録されたコール数が1コールを超えてい
ること、すなわち発信元の相手が音声通話を行いたいと
いうことを意図している可能性が高いことを表してお
り、このときCPU2は、上述したステップSP22へ
移り、登録者名及び1コール以下のコール数が表示され
た不在着信履歴画面(図示せず)を表示部3に表示す
る。
【0059】これに対してステップSP27で肯定結果
が得られると、このことは不在着信履歴に記録されてい
るコール数が1コール以下であること、すなわち発信元
の相手が着信履歴に電話番号を残すことだけを意図して
いる可能性が高いことを表しており、このときCPU2
は、次のステップSP28へ移る。
【0060】ステップSP28においてCPU2は、不
在着信履歴に記録されている発信元の電話番号が電話帳
に登録されているか否かを判断する。
【0061】ここで肯定結果が得られると、このことは
不在着信履歴に記録されている発信元の電話番号が電話
帳に登録されていること、すなわち発信元がユーザの知
人であることを表しており、このときCPU2は、上述
したステップSP22へ移り、表示部3に着信履歴画面
300(図3)を表示する。
【0062】これに対して否定結果が得られると、この
ことは不在着信履歴に残されている発信元の電話番号が
電話帳に登録されていないこと、すなわち1コール以下
であり、かつ発信元がユーザの知人ではないことから、
悪意の情報提供者等が着信履歴に電話番号を残すことだ
けを意図した、いわゆる迷惑電話である可能性が高いこ
とを表しており、このときCPU2は、上述したステッ
プSP29へ移る。
【0063】ステップSP29においてCPU2は、コ
ール数の他に「迷惑電話の可能性があり、発信規制しま
す」旨の警告文を表示した不在着信履歴画面400を表
示部3に表示するとともに、不在着信履歴に残された発
信元の電話番号に対する発信を規制するワンコール発信
規制を行い、次のステップSP29へ移りワンコール発
信規制処理手順を終了する。
【0064】以上の構成において、携帯電話機1では、
着信持続時間をコール数に換算するとともに、着信日時
及び発信元の電話番号に加えて当該コール数を不在着信
履歴画面300に表示する。
【0065】従って携帯電話機1では、ユーザが不在着
信履歴を確認する際に、着信日時及び発信元の電話番号
に加えてコール数をも確認することができ、かくして発
信元が着信履歴に電話番号を残すことだけを意図してい
るのか否かを識別させることができる。
【0066】また携帯電話機1では、コール数が1コー
ル以下である場合には、発信元の相手が着信履歴に電話
番号を残すことだけを意図したことをユーザに対して推
測させるとともに、不在着信履歴に記録されている当該
発信元の電話番号が電話帳に登録されていない場合には
ユーザの知人ではないことから、悪意ある情報提供者に
よる迷惑電話であることを推測させることができる。
【0067】さらに携帯電話機1では、着信持続時間を
コール数に換算していることにより、呼び出し時間の長
さを当該コール数によってユーザに対し直観的に認識さ
せることができる。
【0068】さらに加えて携帯電話機1では、例えば留
守番電話サービスを設定していない場合であっても、コ
ール数の多さにより発信元の相手がユーザと音声通話を
することを所望しているという意図を直観的に推測させ
ることができる。
【0069】そして携帯電話機1では、コール数が1コ
ール以下であり、かつ不在着信履歴に記録された発信元
の電話番号が電話帳に登録されていない場合には、着信
履歴に電話番号のみを残すことだけを意図した悪意ある
情報提供者であると識別し、発信元の電話番号に対して
発信を強制的に規制するようにしたことにより、不必要
な発信を確実に防止させることができる。
【0070】この場合、携帯電話機1では、電話帳に登
録されている電話番号に対してはワンコール発信規制を
行わないようにしたことにより、ユーザが電話番号を知
らない例えば悪質な情報提供者に対してのみ確実に発信
を規制させることができる。
【0071】以上の構成によれば、携帯電話機1では、
不在着信履歴を表示する際に電話番号等の他にコール数
を表示するようにしたことにより、当該コール数の多小
に基づいて発信元の相手が着信履歴に電話番号を残すこ
とだけを意図しているのか否かを識別することができ、
かくして不必要な発信を防止させ得る。
【0072】また携帯電話機1では、コール数が1コー
ル以下であり、かつ不在着信履歴に記録された発信元の
電話番号が電話帳に登録されていない場合には、発信元
の電話番号に対して発信を強制的に規制するようにした
ことにより、不必要な発信を確実に防止させることがで
きる。
【0073】なお上述の実施の形態においては、電話帳
に登録されていない電話番号に対してワンコール発信規
制を設定し得るようにした場合について述べたが、本発
明はこれに限らず、電話帳に登録されている電話番号毎
にワンコール発信規制を個別に設定し得るようにしても
良い。
【0074】また上述した実施の形態においては、着信
が切断された後に、タイマにより計時した着信持続時間
をコール数に換算するようにした場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、着信が発生した後に、タイ
マにより計時している着信持続時間を順次コール数に換
算するようにしても良く、この場合、着信が発生した時
点から換算したコール数を表示部3に表示させるように
すれば、呼び出し時間の長さを視覚を介してリアルタイ
ムにユーザに対して認識させることができる。
【0075】また、この場合にはワンコール発信規制と
して例えば2コール以上の着信に対して着信音をスピー
カ11から出力させることにより、着信持続時間が極め
て短い迷惑電話においては着信音を鳴らさずユーザに対
して当該迷惑電話の存在を通知させないようにすること
ができ、かくして不必要な発信を防止させることができ
る。
【0076】さらに上述した実施の形態においては、着
信持続時間をコール数に換算し、当該コール数を表示部
3に表示するようにした場合について述べたが、本発明
はこれに限らず、着信持続時間をそのまま表示部3に表
示するようにしても良い。
【0077】さらに上述した実施の形態においては、コ
ール数が1コール以下であり、かつ不在着信履歴に記録
された発信元の電話番号が電話帳に登録されていないと
きに、ワンコール発信規制を行うようにした場合につい
て述べたが、本発明はこれに限らず、コール数が1コー
ル以下のときにのみワンコール発信規制を行うようにし
ても良い。
【0078】さらに上述した実施の形態においては、ワ
ンコール発信規制の設定に応じて不在着信履歴画面40
0に警告文を表示するとともに、不在着信履歴に記録さ
れた発信元に対して発信の規制をするようにした場合に
ついて述べたが、本発明はこれに限らず、ワンコール発
信規制の設定に応じて不在着信履歴画面400に警告文
のみを表示するようにしたり、或いは不在着信履歴に記
録された発信元に対して発信のみを規制するようにした
りいずれか一方を行うようにしても良い。
【0079】さらに上述した実施の形態においては、ワ
ンコール発信規制の設定に応じて発信を規制するコール
数として1コール以下とした場合について述べたが、本
発明はこれに限らず、ワンコール発信規制の設定の際に
発信を規制するコール数をユーザによって設定し得るよ
うにしても良い。
【0080】さらに上述した実施の形態においては、コ
ール数表示の設定がされていない場合にはワンコール発
信規制の設定ができないようにした場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、コール数表示の設定がされ
ていない場合でもワンコール発信規制の設定ができるよ
うにしても良い。
【0081】さらに上述した実施の形態においては、本
発明を携帯電話機1に適用するようにした場合について
述べたが、本発明はこれに限らず、例えばPHS(Perso
nalHandy-phone System) 等この他種々の通信端末装置
に適用するようにしても良い。
【0082】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、通信端末
装置では、通知手段により通知された着信持続時間の長
さに基づいて発信者に通話の意思があるか否かをユーザ
に推測させた上で、発信を行うか否かを判断させること
ができ、かくして不必要な発信を防止させ得る通信端末
装置を実現できる。
【0083】また通信端末装置では、着信持続時間の長
さが基準時間以下である場合には発信者に通話の意思が
ないと推測し強制的に発信を規制するようにしたことに
より、不必要な発信を防止させ得る通信端末装置を実現
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による携帯電話機の回路構成を示すブロ
ック図である。
【図2】コール数表示・ワンコール発信規制設定処理手
順を示すフローチャートである。
【図3】コール数表示処理手順を示すフローチャートで
ある。
【図4】ワンコール発信規制処理手順を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1……携帯電話機、2……CPU、3……表示部、4…
…操作キー、5……送受信部、6……ROM、7……R
AM、8……RTC回路、9……マイクロフォン、10
……アンテナ、11……スピーカ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発信者からの着信の発生を検出する着信検
    出手段と、 上記着信の切断を検出する着信切断検出手段と、 上記着信検出手段により上記着信があったことを検知す
    ると当該着信が発生した時点から計時を開始し、上記着
    信切断検出手段により上記着信が切断されたことを検出
    すると当該着信が切断された時点で上記計時を終了する
    計時手段と、 上記着信切断検出手段により上記着信が切断されたこと
    を検出すると、上記計時手段により計時された上記着信
    が発生した時点から上記着信が切断された時点までの着
    信持続時間を通知する通知手段とを具えることを特徴と
    する通信端末装置。
  2. 【請求項2】所定時間を1コールとして、上記着信持続
    時間をコール数に換算する換算手段を具え、 上記通知手段は、上記換算したコール数を通知すること
    を特徴とする請求項1に記載の通信端末装置。
  3. 【請求項3】発信者からの着信の発生を検出する着信検
    出手段と、 上記着信の切断を検出する着信切断検出手段と、 上記着信検出手段により上記着信があったことを検知す
    ると当該着信が発生した時点から計時を開始し、上記着
    信切断検出手段により上記着信が切断されたことを検出
    すると当該着信が切断された時点で上記計時を終了する
    計時手段と、 上記計時手段により計時された上記着信が発生した時点
    から上記着信が切断された時点までの着信持続時間を基
    準時間と比較し、上記着信持続時間が上記基準時間以下
    の場合、上記発信者に対する自己の発信を規制する発信
    規制手段とを具えることを特徴とする通信端末装置。
  4. 【請求項4】所定時間を1コールとして、上記着信持続
    時間をコール数に換算する換算手段を具え、 上記発信規制手段は、上記基準時間を基準コール数に換
    算して、上記換算手段により上記換算されたコール数を
    上記基準コール数と比較し、上記コール数が上記基準コ
    ール数以下の場合、上記発信者に対する自己の発信を規
    制することを特徴とする請求項3に記載の通信端末装
    置。
  5. 【請求項5】上記発信規制手段は、上記発信者が所定の
    記憶手段に予め記憶されている登録者である場合には上
    記発信の規制を行わないことを特徴とする請求項4に記
    載の通信端末装置。
JP2002112527A 2002-04-15 2002-04-15 通信端末装置 Withdrawn JP2003309627A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002112527A JP2003309627A (ja) 2002-04-15 2002-04-15 通信端末装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002112527A JP2003309627A (ja) 2002-04-15 2002-04-15 通信端末装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003309627A true JP2003309627A (ja) 2003-10-31

Family

ID=29395008

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002112527A Withdrawn JP2003309627A (ja) 2002-04-15 2002-04-15 通信端末装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003309627A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101062061B1 (ko) 2004-05-14 2011-09-02 엘지전자 주식회사 이동통신 단말기 및 그의 부재중 통화내역 표시 방법
JP2017022672A (ja) * 2015-07-15 2017-01-26 日本電信電話株式会社 振り込め詐欺防止システム、携帯電話端末、振り込め詐欺防止方法、およびプログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101062061B1 (ko) 2004-05-14 2011-09-02 엘지전자 주식회사 이동통신 단말기 및 그의 부재중 통화내역 표시 방법
JP2017022672A (ja) * 2015-07-15 2017-01-26 日本電信電話株式会社 振り込め詐欺防止システム、携帯電話端末、振り込め詐欺防止方法、およびプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100700042B1 (ko) 휴대용 전화기를 위한 그래픽 이용자 인터페이스
JP3987281B2 (ja) 無線通信システムにおける音声メールメッセージを検索する装置および方法
JPH09186763A (ja) キーホンシステムにおける放棄呼発信者識別表示方法
JP2003319062A (ja) ハンズフリー携帯電話機およびハンズフリー切替プログラム
JP2002369260A (ja) モバイル端末におけるイベントの着信を通知する方法、および前記方法を実施するためのモバイル端末
JPH1141339A (ja) 携帯情報端末
US20070201626A1 (en) Non-linear voicemail
KR100450138B1 (ko) 이동통신단말기에 있어서 통화중 알림 기능 제공 방법
JP2003309627A (ja) 通信端末装置
US8385523B2 (en) System and method to facilitate voice message retrieval
JP2016184980A (ja) 通信装置およびプログラム
JP4325305B2 (ja) 移動体通信端末装置、緊急メッセージ通知方法および緊急メッセージ通知プログラム
JP5169063B2 (ja) 携帯通信端末装置及びプログラム
JP3496481B2 (ja) 無線通信装置
JP3431624B1 (ja) 通信端末装置、通信システム、着信情報表示方法及びプログラム
JPH11177713A (ja) 通信端末装置
JP3801799B2 (ja) 携帯電話機、携帯電話機の着信報知方法
JP5466021B2 (ja) 通報装置
JP2000151793A (ja) 移動体通信端末
JPH114305A (ja) 通信許可装置および電子通信機器
EP1473912B1 (en) Mobile terminal for a wireless communication system
KR20010047407A (ko) 이동통신 단말기에서의 발신자 정보 제공 방법
KR20040081623A (ko) 통신 단말기에서의 선택적 착신전환 방법
JP2004048441A (ja) 携帯端末、着信制御方法および着信制御システム
JP2005184600A (ja) 移動通信端末及びメール応答方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050705