JP2003309602A - 通信品質推定システム、通信品質推定方法、通信品質推定プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

通信品質推定システム、通信品質推定方法、通信品質推定プログラムおよび記録媒体

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JP2003309602A
JP2003309602A JP2002115388A JP2002115388A JP2003309602A JP 2003309602 A JP2003309602 A JP 2003309602A JP 2002115388 A JP2002115388 A JP 2002115388A JP 2002115388 A JP2002115388 A JP 2002115388A JP 2003309602 A JP2003309602 A JP 2003309602A
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measuring means
quality measuring
communication quality
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Application number
JP2002115388A
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English (en)
Inventor
Keisuke Ishibashi
圭介 石橋
Toshiyuki Kanazawa
俊之 金澤
Masaki Aida
雅樹 会田
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 指定経路の通信品質を推定し、また、該経路
中の通信品質劣化区間を検出する。 【解決手段】 管理装置101は、指定経路を受け付
け、対応する測定装置102−i(i=1〜3)を検索
し、該測定装置102−iに対して通信品質測定を指示
する。そして、該測定装置102−iからの測定結果に
基づき、指定経路の通信品質を推定する。また、指定経
路に対応する測定装置102−iの検索結果が3つ以上
あった場合には、該測定装置群に対して指定経路上隣接
の位置にある測定装置の対に対して、それぞれ測定を指
示することにより、隣接した測定装置を結ぶ区間の通信
品質を取得し、管理装置101に設けられた通信品質劣
化区間検出部にて最も通信品質が悪い区間を通信品質劣
化区間として検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信品質推定シス
テム、通信品質推定方法、通信品質推定プログラムおよ
び記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】パケット通信網において、通信品質を測
定する方法には、以下のものがある。
【0003】1)パケット通信網内の単一、もしくは複
数のノードもしくはリンクを通過するパケットを観測す
ることにより、通信品質を測定するパッシブ測定と、
【0004】2)実際に試験用パケットを送受信するこ
とにより、遅延、損失率、スループット等の通信品質を
測定するアクティブ測定に大別される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ユーザ
端未間経路の通信品質を測定する必要がある場合、パッ
シブ測定によって測定を行う方法には、以下の問題があ
る。
【0006】1)特定ユーザ端末間パケットの複数測定
装置間の通過時間を比較することにより遅延を測定する
方法では、その複数の測定装置において観測されたパケ
ットと通過時間データとから同一パケットを特定し、通
過時間を比較する必要があるために膨大な計算を要す
る。
【0007】2)網内のノードによっては、パケットが
当該ノードを通過する際の損失を測定するものもある
が、特定ユーザ端末間の通信に着目した測定ではないた
め、特定ユーザ端末間の通信品質を測定することはでき
ない。
【0008】3)網内のノードによっては、特定ユーザ
端末間のパケット通信を観測し、当該パケット通信の単
位時間当たりのパケット転送量、すなわちスループット
を測定する機能を備えるものもある。しかしながら、こ
の方式により測定された転送量は、通信品質である網の
利用可能帯域を示すのか、もしくは通信品質とは独立の
ユーザ端末の要求転送量を示すのか、を判別することが
できず、得られたスループットをもって通信品質と判定
することは困難である。
【0009】4)測定期間中に、通信品質を測定するの
に十分なパケット通信がそのユーザ端未聞で行われない
可能性がある。
【0010】また、アクティブ測定を行うには、その経
路の始点、終点となるユーザ端末を測定装置として用い
る必要があるが、これには以下の問題がある。
【0011】1)一般のユーザ端末にはping等の簡
易な測定機能しか具備していないことが多く、この場合
測定できるのはICMPなど特定プロトコルパケットの
往復遅延、損失のみであり、かつ測定頻度も限られる。 2)ユーザ端末の協力なしに測定を実行することは困難
である。
【0012】また、アクティブ測定もしくはパッシブ測
定によりユーザ端未間経路の通信品質が得られたとして
も、その通信品質が劣化していた場合、当該経路の内の
通信品質劣化区間を検出することはできない。
【0013】この発明は上述した事情に鑑みてなされた
もので、指定経路の通信品質を推定し、また、該経路中
の通信品質劣化区間を検出することができる通信品質推
定システム、通信品質推定方法、通信品質推定プログラ
ムおよび記録媒体を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述した問題点を解決す
るために、請求項1記載の発明では、パケット通信網の
指定経路における通信品質を測定する通信品質推定シス
テムであって、前記パケット通信網に各所に接続された
複数の品質測定手段と、前記パケット通信網中の指定経
路を受け付ける受付手段と、前記複数の品質測定手段の
中から前記受付手段により受け付けた指定経路に対応す
る品質測定手段を検索する検索手段と、前記検索手段に
より検索された品質測定手段間において測定用のパケッ
トを送受信させ、当該品質測定手段により測定された、
当該品質測定手段間における経路の品質測定値に基づい
て、前記指定経路の通信品質を推定する推定手段とを具
備することを特徴とする。
【0015】また、請求項2記載の発明では、請求項1
記載の通信品質測定システムにおいて、前記複数の品質
測定手段と該品質測定手段に接続されたノードとの対応
表を予め保持する保持手段を具備し、上記検索手段は、
経路受付時には、始点端末アドレス、終点端末アドレス
に対して経路中のノードを探索するプログラムを実行す
ることにより、前記保持手段に保持されている、前記品
質測定手段−ノード対応表に基づいて、経路中のノード
に対応する品質測定手段を検索することを特徴とする。
【0016】また、請求項3記載の発明では、請求項1
記載の通信品質測定システムにおいて、前記検索手段
は、品質保持手段のアドレスを記録した品質保持手段ア
ドレス表に基づいて、始点端末アドレス、終点端末アド
レスに対してアドレス空間内で最も近いアドレスを持つ
品質測定手段を検索することを特徴とする。
【0017】また、請求項4記載の発明では、請求項1
記載の通信品質測定システムにおいて、前記検索手段に
よる検索の結果、3つ以上の品質測定手段が得られた場
合には、前記指定経路上に隣接する位置にある品質測定
手段の対の各々において通信品質を測定させ、当該指定
経路のエンド−エンドの通信品質のみならず、隣接した
各品質測定手段間の通信品質値に基づいて、エンドーエ
ンド経路内の通信品質劣化区間を検出する検出手段を具
備することを特徴とする。
【0018】また、上述した問題点を解決するために、
請求項5記載の発明では、パケット通信網の指定経路に
おける通信品質を測定する通信品質推定方法であって、
前記パケット通信網に各所に複数の品質測定手段を接続
し、前記複数の品質測定手段の中から、受け付けた指定
経路に対応する品質測定手段を検索し、前記検索された
品質測定手段間において測定用のパケットを送受信さ
せ、当該品質測定手段により測定された、当該品質測定
手段間における経路の品質測定値に基づいて、前記指定
経路の通信品質を推定することを特徴とする。
【0019】また、請求項6記載の発明では、請求項5
記載の通信品質測定方法において、前記複数の品質測定
手段と該品質測定手段に接続されたノードとの対応表を
予め保持しておき、経路受付時には、始点端末アドレ
ス、終点端末アドレスに対して経路中のノードを探索す
るプログラムを実行することにより、前記保持手段に保
持されている、前記品質測定手段−ノード対応表に基づ
いて、経路中のノードに対応する品質測定測定手段を検
索することを特徴とする。
【0020】また、請求項7記載の発明では、請求項5
記載の通信品質測定方法において、品質測定手段のアド
レスを記録した品質測定手段アドレス表に基づいて、始
点端末アドレス、終点端末アドレスに対してアドレス空
間内で最も近いアドレスを持つ品質測定手段を検索する
ことを特徴とする。
【0021】また、請求項8記載の発明では、請求項5
記載の通信品質測定方法において、前記検索の結果、3
つ以上の品質測定手段が得られた場合には、前記指定経
路上に隣接する位置にある品質測定手段の対の各々にお
いて通信品質を測定させ、当該指定経路のエンド−エン
ドの通信品質のみならず、隣接した各品質測定手段間の
通信品質値に基づいて、エンドーエンド経路内の通信品
質劣化区間を検出することを特徴とする。
【0022】また、上述した問題点を解決するために、
請求項9記載の発明では、パケット通信網に各所に接続
された複数の品質測定手段の中から、受け付けた指定経
路に対応する品質測定手段を検索するステップと、前記
検索された品質測定手段間において測定用のパケットを
送受信させるステップと、前記品質測定手段により測定
された、当該品質測定手段間における経路の品質測定値
に基づいて、前記指定経路の通信品質を推定するステッ
プとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0023】また、請求項10記載の発明では、請求項
9記載の通信品質測定プログラムにおいて、前記複数の
品質測定手段と該品質測定手段に接続されたノードとの
対応表を予め保持しておき、経路受付時には、始点端末
アドレス、終点端末アドレスに対して経路中のノードを
探索するプログラムを実行するステップと、前記プログ
ラムの実行により、前記保持手段に保持されている、前
記品質測定手段−ノード対応表に基づいて、経路中のノ
ードに対応する品質測定測定手段を検索するステップと
をコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0024】また、請求項11記載の発明では、請求項
9記載の通信品質測定プログラムにおいて、品質測定手
段のアドレスを記録した品質測定手段アドレス表に基づ
いて、始点端末アドレス、終点端末アドレスに対してア
ドレス空間内で最も近いアドレスを持つ品質測定手段を
検索するステップをコンピュータに実行させることを特
徴とする。
【0025】また、請求項12記載の発明では、請求項
9記載の通信品質測定プログラムにおいて、前記検索の
結果、3つ以上の品質測定手段が得られた場合には、前
記指定経路上に隣接する位置にある品質測定手段の対の
各々において通信品質を測定させるステップと、前記指
定経路のエンド−エンドの通信品質のみならず、隣接し
た各品質測定手段間の通信品質値に基づいて、エンドー
エンド経路内の通信品質劣化区間を検出するステップと
をコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0026】また、上述した問題点を解決するために、
請求項13記載の発明では、パケット通信網に各所に接
続された複数の品質測定手段の中から、受け付けた指定
経路に対応する品質測定手段を検索するステップと、前
記検索された品質測定手段間において測定用のパケット
を送受信させるステップと、前記品質測定手段により測
定された、当該品質測定手段間における経路の品質測定
値に基づいて、前記指定経路の通信品質を推定するステ
ップとをコンピュータに実行させる通信品質測定プログ
ラムを記録したことを特徴とする。
【0027】また、請求項14記載の発明では、請求項
13記載の記録媒体において、前記複数の品質測定手段
と該品質測定手段に接続されたノードとの対応表を予め
保持しておき、経路受付時には、始点端末アドレス、終
点端末アドレスに対して経路中のノードを探索するプロ
グラムを実行するステップと、前記プログラムの実行に
より、前記保持手段に保持されている、前記品質測定手
段−ノード対応表に基づいて、経路中のノードに対応す
る品質測定測定手段を検索するステップとをコンピュー
タに実行させる通信品質測定プログラムを記録したこと
を特徴とする。
【0028】また、請求項15記載の発明では、請求項
13記載の記録媒体において、品質測定手段のアドレス
を記録した品質測定手段アドレス表に基づいて、始点端
末アドレス、終点端末アドレスに対してアドレス空間内
で最も近いアドレスを持つ品質測定手段を検索するステ
ップをコンピュータに実行させる通信品質測定プログラ
ムを記録したことを特徴とする。
【0029】また、請求項16記載の発明では、請求項
13記載の記録媒体において、前記検索の結果、3つ以
上の品質測定手段が得られた場合には、前記指定経路上
に隣接する位置にある品質測定手段の対の各々において
通信品質を測定させるステップと、前記指定経路のエン
ド−エンドの通信品質のみならず、隣接した各品質測定
手段間の通信品質値に基づいて、エンドーエンド経路内
の通信品質劣化区間を検出するステップとをコンピュー
タに実行させる通信品質測定プログラムを記録したこと
を特徴とする。
【0030】この発明では、パケット通信網に各所に複
数の品質測定手段を接続し、検索手段により、前記複数
の品質測定手段の中から前記受付手段により受け付けた
指定経路に対応する品質測定手段を検索し、推定手段に
より、該検索された品質測定手段間において測定用のパ
ケットを送受信させ、当該品質測定手段により測定され
た、当該品質測定手段間における経路の品質測定値に基
づいて、前記指定経路の通信品質を推定する。したがっ
て、指定経路の通信品質を推定することが可能となる。
【0031】また、検索手段による検索の結果、3つ以
上の品質測定手段が得られた場合には、検出手段によ
り、前記指定経路上に隣接する位置にある品質測定手段
の対の各々において通信品質を測定させ、当該指定経路
のエンド−エンドの通信品質のみならず、隣接した各品
質測定手段間の通信品質値に基づいて、エンドーエンド
経路内の通信品質劣化区間を検出する。したがって、該
経路中の通信品質劣化区間を検出することが可能とな
る。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。 A.第1実施形態の構成 図1は、本発明の第1実施形態による通信品質管理シス
テムの構成を示すブロック図である。図1において、品
質測定システム100は、管理装置101と測定装置1
02−1〜102−3とからなる。測定装置102−1
〜102−3は、測定対象となるパケット通信網に接続
されている。ここで、測定装置102−1〜102−3
は、独立の装置である必要はなく、パケット通信網のノ
ード(ルータ等)105,106,107上に実装され
ていてもよい。端末108,109は、パケット通信網
に接続されたユーザ端末である。
【0033】図2は、本第1実施形態の管理装置の構成
を示すブロック図である。管理装置は、指定経路受付部
301と測定装置検索部302と測定指示部303と測
定結果取得部308と指定経路通信品質推定部306と
通信品質劣化区間検出部307とからなる。
【0034】指定経路受付部301は、例えば、経路始
点となる端末のアドレス、経路終点となる端末のアドレ
スの対などにより、指定経路を受け付ける。測定装置検
索部302では、指定経路から対応する測定装置102
−i(i=1〜3)を検索する。ここで指定された始点
端末アドレス、終点端末アドレスが測定装置102−i
に該当してもよい。
【0035】検索方法の例としては、以下の方法が考え
られる。 1)管理装置101において、予め測定装置102−1
〜102−3と接続されたノードの対応表を保持してお
き、経路受付時には、管理装置101から始点端末アド
レス、終点端末アドレスに対して「tracerout
e」などの経路中のノードを探索するプログラムを実行
し、上記測定装置−ノード対応表から経路中のノードに
対応する測定装置102−iを検索する。
【0036】2)測定装置102−1〜102−3のア
ドレス表(品質保持手段のアドレスを記録した品質保持
手段アドレス表)から始点端末アドレス、終点端末アド
レスに対してアドレス空間内で最も近いアドレスを持つ
測定装置102−iを検索する。
【0037】測定指示部303は、該測定装置102−
iに対して通信品質測定を指示する。測定結果取得部3
08では、該測定装置102−iからの測定結果を受け
付ける。経路通信品質推定部306では、得られた測定
結果に基づき、指定経路の通信品質を推定する。
【0038】推定方法の例としては、以下の方法が考え
られる。 1)得られた測定結果をそのまま用いる方法や、 2)該測定装置102−iから始点端末アドレス、もし
くは終点端末アドレスにping等実行可能な簡易測定
を実行し、その測定値から測定したい品質値を推定した
値と組み合わせる方法。
【0039】上記2)の例としては、次の式を用いた手
法が考えられる。
【0040】指定経路推定片道遅延=測定装置間片道遅
延+ping往復遅延/2
【0041】指定経路推定損失率=測定装置間損失率+
ping損失率−測定装置間損失率×ping損失率
【0042】指定経路スループット=min(測定装置
間スループット、ping損失率、往復遅延から推定し
たスループット)
【0043】Ping損失率、往復遅延からスループッ
トを推定する方法としては、“Padhye, J., Firoiu,
V., Towsley, D., and Kurose, J., Hodeling TCP Thro
ughput: a Simple Mode1 and its Empirical Validatio
n, SIGCOMM 1998”も等に記載されている方法が利用で
きる。これらping測定値のみによる推定方法は、単
独では推定精度が期待できないものの、上記例で示した
方法などにより測定端末間の高精度測定結果と組み合わ
せることによって、十分な精度の推定値を得ることが期
待できる。
【0044】B.第2実施形態 次に、本発明の第2実施形態について説明する。図3
は、本第2実施形態による品質測定システムの構成を示
すブロック図である。なお、図1に対応する部分には同
一の符号を付けて説明を省略する。図3に示されている
ように、指定経路に対応する測定装置102−iの検索
結果が3つ以上あった場合には、該測定装置群(102
−1〜102−3)に対して指定経路上隣接の位置にあ
る測定装置の対に対して、それぞれ測定を指示すること
により、隣接した測定装置(102−1と102−2、
102−2と102−3)を結ぶ区間の通信品質を取得
し、通信品質劣化区間検出部307にて最も通信品質が
悪い区間を通信品質劣化区間として検出することも可能
である。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
パケット通信網に各所に複数の品質測定手段を接続し、
検索手段により、前記複数の品質測定手段の中から前記
受付手段により受け付けた指定経路に対応する品質測定
手段を検索し、推定手段により、該検索された品質測定
手段間において測定用のパケットを送受信させ、当該品
質測定手段により測定された、当該品質測定手段間にお
ける経路の品質測定値に基づいて、前記指定経路の通信
品質を推定するようにしたので、通信品質を求めたい経
路に対して最適な測定装置による通信品質測定によって
該経路の通信品質を推定することができるという利点が
得られる。
【0046】また、検索手段による検索の結果、3つ以
上の品質測定手段が得られた場合には、検出手段によ
り、前記指定経路上に隣接する位置にある品質測定手段
の対の各々において通信品質を測定させ、当該指定経路
のエンド−エンドの通信品質のみならず、隣接した各品
質測定手段間の通信品質値に基づいて、エンドーエンド
経路内の通信品質劣化区間を検出するようにしたので、
指定経路の通信品質を推定することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態による品質測定システ
ムの構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の管理装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】 本発明の第2実施形態による品質測定システ
ムの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
100 品質測定システム 101 管理装置(保持手段) 102−1〜102−3 測定装置(複数の品質測定手
段) 105〜107 ノード 108,109 端末 301 指定経路受付部(受付手段) 302 測定装置検索部(検索手段) 303 測定指示部 306 指定経路品質推定部(推定手段) 307 品質劣化区間検出部(検出手段) 308 測定結果取得部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 会田 雅樹 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5K030 GA12 GA14 HA08 JA10 KA05 LE07 MB04 MC03 5K042 BA10 DA11 EA02 EA14 GA11 LA11 MA02

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パケット通信網の指定経路における通信
    品質を測定する通信品質推定システムであって、 前記パケット通信網に各所に接続された複数の品質測定
    手段と、 前記パケット通信網中の指定経路を受け付ける受付手段
    と、 前記複数の品質測定手段の中から前記受付手段により受
    け付けた指定経路に対応する品質測定手段を検索する検
    索手段と、 前記検索手段により検索された品質測定手段間において
    測定用のパケットを送受信させ、当該品質測定手段によ
    り測定された、当該品質測定手段間における経路の品質
    測定値に基づいて、前記指定経路の通信品質を推定する
    推定手段とを具備することを特徴とする通信品質測定シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 前記複数の品質測定手段と該品質測定手
    段に接続されたノードとの対応表を予め保持する保持手
    段を具備し、 前記検索手段は、 経路受付時には、始点端末アドレス、終点端末アドレス
    に対して経路中のノードを探索するプログラムを実行す
    ることにより、前記保持手段に保持されている、前記品
    質測定手段−ノード対応表に基づいて、経路中のノード
    に対応する品質測定手段を検索することを特徴とする請
    求項1記載の通信品質測定システム。
  3. 【請求項3】 前記検索手段は、 品質測定手段のアドレスを記録した品質測定手段アドレ
    ス表に基づいて、始点端末アドレス、終点端末アドレス
    に対してアドレス空間内で最も近いアドレスを持つ品質
    測定手段を検索することを特徴とする請求項1記載の通
    信品質測定システム。
  4. 【請求項4】 前記検索手段による検索の結果、3つ以
    上の品質測定手段が得られた場合には、前記指定経路上
    に隣接する位置にある品質測定手段の対の各々において
    通信品質を測定させ、当該指定経路のエンド−エンドの
    通信品質のみならず、隣接した各品質測定手段間の通信
    品質値に基づいて、エンドーエンド経路内の通信品質劣
    化区間を検出する検出手段を具備することを特徴とする
    請求項1記載の通信品質測定システム。
  5. 【請求項5】 パケット通信網の指定経路における通信
    品質を測定する通信品質推定方法であって、 前記パケット通信網に各所に複数の品質測定手段を接続
    し、前記複数の品質測定手段の中から、受け付けた指定
    経路に対応する品質測定手段を検索し、前記検索された
    品質測定手段間において測定用のパケットを送受信さ
    せ、当該品質測定手段により測定された、当該品質測定
    手段間における経路の品質測定値に基づいて、前記指定
    経路の通信品質を推定することを特徴とする通信品質測
    定方法。
  6. 【請求項6】 前記複数の品質測定手段と該品質測定手
    段に接続されたノードとの対応表を予め保持しておき、
    経路受付時には、始点端末アドレス、終点端末アドレス
    に対して経路中のノードを探索するプログラムを実行す
    ることにより、前記保持手段に保持されている、前記品
    質測定手段−ノード対応表に基づいて、経路中のノード
    に対応する品質測定測定手段を検索することを特徴とす
    る請求項5記載の通信品質測定方法。
  7. 【請求項7】 品質測定手段のアドレスを記録した品質
    測定手段アドレス表に基づいて、始点端末アドレス、終
    点端末アドレスに対してアドレス空間内で最も近いアド
    レスを持つ品質測定手段を検索することを特徴とする請
    求項5記載の通信品質測定方法。
  8. 【請求項8】 前記検索の結果、3つ以上の品質測定手
    段が得られた場合には、前記指定経路上に隣接する位置
    にある品質測定手段の対の各々において通信品質を測定
    させ、当該指定経路のエンド−エンドの通信品質のみな
    らず、隣接した各品質測定手段間の通信品質値に基づい
    て、エンドーエンド経路内の通信品質劣化区間を検出す
    ることを特徴とする請求項5記載の通信品質測定方法。
  9. 【請求項9】 パケット通信網に各所に接続された複数
    の品質測定手段の中から、受け付けた指定経路に対応す
    る品質測定手段を検索するステップと、 前記検索された品質測定手段間において測定用のパケッ
    トを送受信させるステップと、 前記品質測定手段により測定された、当該品質測定手段
    間における経路の品質測定値に基づいて、前記指定経路
    の通信品質を推定するステップとをコンピュータに実行
    させることを特徴とする通信品質測定プログラム。
  10. 【請求項10】 前記複数の品質測定手段と該品質測定
    手段に接続されたノードとの対応表を予め保持してお
    き、経路受付時には、始点端末アドレス、終点端末アド
    レスに対して経路中のノードを探索するプログラムを実
    行するステップと、 前記プログラムの実行により、前記保持手段に保持され
    ている、前記品質測定手段−ノード対応表に基づいて、
    経路中のノードに対応する品質測定測定手段を検索する
    ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とす
    る請求項9記載の通信品質測定プログラム。
  11. 【請求項11】 品質測定手段のアドレスを記録した品
    質測定手段アドレス表に基づいて、始点端末アドレス、
    終点端末アドレスに対してアドレス空間内で最も近いア
    ドレスを持つ品質測定手段を検索するステップをコンピ
    ュータに実行させることを特徴とする請求項9記載の通
    信品質測定プログラム。
  12. 【請求項12】 前記検索の結果、3つ以上の品質測定
    手段が得られた場合には、前記指定経路上に隣接する位
    置にある品質測定手段の対の各々において通信品質を測
    定させるステップと、 前記指定経路のエンド−エンドの通信品質のみならず、
    隣接した各品質測定手段間の通信品質値に基づいて、エ
    ンドーエンド経路内の通信品質劣化区間を検出するステ
    ップとをコンピュータに実行させることを特徴とする請
    求項9記載の通信品質測定プログラム。
  13. 【請求項13】 パケット通信網に各所に接続された複
    数の品質測定手段の中から、受け付けた指定経路に対応
    する品質測定手段を検索するステップと、 前記検索された品質測定手段間において測定用のパケッ
    トを送受信させるステップと、 前記品質測定手段により測定された、当該品質測定手段
    間における経路の品質測定値に基づいて、前記指定経路
    の通信品質を推定するステップとをコンピュータに実行
    させる通信品質測定プログラムを記録したことを特徴と
    する記録媒体。
  14. 【請求項14】 前記複数の品質測定手段と該品質測定
    手段に接続されたノードとの対応表を予め保持してお
    き、経路受付時には、始点端末アドレス、終点端末アド
    レスに対して経路中のノードを探索するプログラムを実
    行するステップと、 前記プログラムの実行により、前記保持手段に保持され
    ている、前記品質測定手段−ノード対応表に基づいて、
    経路中のノードに対応する品質測定測定手段を検索する
    ステップとをコンピュータに実行させる通信品質測定プ
    ログラムを記録したことを特徴とする請求項13記載の
    記録媒体。
  15. 【請求項15】 品質測定手段のアドレスを記録した品
    質測定手段アドレス表に基づいて、始点端末アドレス、
    終点端末アドレスに対してアドレス空間内で最も近いア
    ドレスを持つ品質測定手段を検索するステップをコンピ
    ュータに実行させる通信品質測定プログラムを記録した
    ことを特徴とする請求項13記載の記録媒体。
  16. 【請求項16】 前記検索の結果、3つ以上の品質測定
    手段が得られた場合には、前記指定経路上に隣接する位
    置にある品質測定手段の対の各々において通信品質を測
    定させるステップと、 前記指定経路のエンド−エンドの通信品質のみならず、
    隣接した各品質測定手段間の通信品質値に基づいて、エ
    ンドーエンド経路内の通信品質劣化区間を検出するステ
    ップとをコンピュータに実行させる通信品質測定プログ
    ラムを記録したことを特徴とする請求項13記載の記録
    媒体。
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