JP2003308278A - 電子メール自動返信機能付き移動通信装置 - Google Patents

電子メール自動返信機能付き移動通信装置

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JP2003308278A
JP2003308278A JP2002113305A JP2002113305A JP2003308278A JP 2003308278 A JP2003308278 A JP 2003308278A JP 2002113305 A JP2002113305 A JP 2002113305A JP 2002113305 A JP2002113305 A JP 2002113305A JP 2003308278 A JP2003308278 A JP 2003308278A
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Eisuke Konishi
英祐 小西
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動通信装置に対する問い合わせ電子メール
に対して、現在位置、目的地等の移動情報を含む返信電
子メールを自動送信する。 【解決手段】 移動通信装置にGPS受信機等の位置情
報取得手段を設ける。自動返信可否を判定する返信判定
ルールと、返信電子メールの内容を規定する返信内容ル
ールを予め登録しておく。受信電子メールと返信判定ル
ールとを照合して返信可否を判定し、返信内容ルールに
従って移動情報を含む返信電子メールを自動作成し送信
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、GPS付き携帯通
信端末、通信機能付きカーナビゲーション装置等、自己
の位置情報を取得できる機能を備えた移動通信装置であ
って、電子メール機能を備え、受信電子メールに対して
返信電子メールを自動送信できる移動通信装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】問い合わせ電子メールが着信した場合、
従来の通信装置では、受信者が着信内容を確認し、返信
電子メールを作成して送信する操作を行っている。しか
し、通信装置が携帯電話や通信機能付きカーナビゲーシ
ョン装置等の移動式である場合には、受信者の不在、車
の運転中等の理由により受信者が通信装置を即座には操
作できない状況があり、応答が遅れて発信者を困らせる
ことが生ずる。
【0003】こうした問題に対する一つの解決策とし
て、電子メール受信時に受信者が即座に応答できない状
況であっても、発信者を待たせることなくリアルタイム
に返信電子メールを自動送信する装置及び方法が提案さ
れている(例えば、特開2001−337899号公報
参照)。これは、自動返信を行う返信先電子メールアド
レスと、その返信先に対応した返信文を予め装置に記憶
させておき、電子メールの着信時に、着信電子メールの
発信者アドレスが、記憶している返信先電子メールアド
レスの何れかと一致するか否かをチェックし、一致した
場合にはその返信先に、対応する返信文を自動送信する
というものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の自動返信装置及び自動返信方法では、返信を受けら
れる発信者は、自動返信先として予め電子メールアドレ
スが記憶されている発信者に限られ、記憶されていない
発信者は自動返信を受けられない。また、自動返信され
る場合でも、その返信文は前もって記憶されていた返信
文に限られ、例えば、移動通信装置の現在位置、目的
地、移動状況等の問い合わせに対して、現在位置あるい
は移動状況といった時々刻々変化するダイナミックな情
報を含む返信文を送ることはできなかった。
【0005】本発明は、上記のような従来技術において
はなし得なかった新たな課題を解決するためになされた
もので、その目的は、移動通信装置の現在位置や目的
地、移動状況等の時々刻々変化するダイナミックな情報
を含む返信電子メールが自動作成され、作成された電子
メールが、予めアドレスが記憶されている返信先に限定
されることなく広く自動返信される機能を備えた電子メ
ール自動返信機能付き移動通信装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の電子メール自動返信機能付き移動通信装置
は、受信した電子メールに対する自動返信の可否を判定
するための返信判定ルールと返信電子メールの内容を規
定する返信内容ルールを予め登録しておき、受信電子メ
ールを前記返信判定ルールに照らして返信可と判定した
場合には、前記返信内容ルールに従い返信電子メールを
自動作成する。且つ、移動通信装置自身の現在位置、そ
の他の移動情報を取得するための位置情報取得手段を備
え、該位置情報取得手段で取得した現在位置、あるいは
取得した情報に基づく演算で得られる情報等も返信電子
メールに自動添付する。そして作成した電子メールを即
座に自動送信するように構成したものである。
【0007】このように構成したことにより、受信者の
不在、車の運転中等の理由により受信者が即座に応答で
きない状況にあっても、返信電子メールが自動作成され
て即座に送信される。そのため返信が遅れて問い合わせ
電子メールの差出人を困らせることがない。また、返信
可否が予め登録してある返信判定ルールに照らして判断
され、且つ返信内容も予め登録してある返信内容ルール
に従って作成されるため、受信した電子メール毎に、そ
の問い合わせ内容に的確に対応した返信電子メールが作
成される効果がある。更に、返信電子メールには本移動
通信装置の現在位置等の移動情報が前記返信内容ルール
に従って自動添付されるため、問い合わせ電子メールの
差出人は、移動通信装置の現在位置や目的地等の移動情
報をリアルタイムで受け取ることができる効果ある。
【0008】本移動通信装置に備える位置情報取得手段
としては、GPS受信機を採用することができる。GP
S受信機を備えていれば、本移動装置の現在位置を容易
に把握することができる。位置情報取得手段は、移動電
話網、VICS、ETC等の無線通信インフラストラク
チャから本移動通信装置の現在位置等の位置情報を取得
する方式で実現してもよい。このような方式を採用すれ
ば、本通信装置自身に位置検出センサを取り付ける必要
がなくなり、装置を小型化し、安価にできる効果があ
る。
【0009】前記返信判定ルールは、受信電子メールの
差出人、件名、本文の各項目の記述中に、該各項目毎に
設定したキーワードが含まれているか否かの判定を含む
ようにするとよい。このようにすれば、自動返信を必要
とする差出人の電子メールアドレスを予め登録しておく
必要はなくなり、自動返信先を選択する自由度が広がる
効果がある。
【0010】更に、返信判定ルールには、電子メール受
信日時の判定を含めるようにするとよい。このようにす
れば、受信日時の違いにより自動返信を取り止めたり、
返信内容を違えたりすることが可能になる。
【0011】また、前記返信内容ルールには、返信電子
メールの本文を登録できるようにするとよい。このよう
にすれば、返信電子メール毎に本文の内容を変えること
が可能になる。
【0012】また、返信電子メールには、前記位置情報
取得手段で取得した情報、あるいはそれに基にした演算
処理で得られる情報を含めるようにするとよい。このよ
うにすれば、電子メール差出人は、移動通信装置の現在
位置、経路等の情報をリアルタイムで取得できる効果が
ある。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例にもとづき図面を参照して説明する。図1は、本発明
の電子メール自動返信機能付き移動通信装置(以下、本
装置という)として機能する通信装置の典型的なハード
ウェア構成をブロック図で表したものである。
【0014】制御回路1は、本装置の中核をなすもので
マイクロコンピュータを含んで構成されており、各種の
演算と制御機能を果たす回路部分である。本装置は移動
式であり、外部入出力機器2は、移動電話網などの無線
通信インフラストラクチァを利用して他の通信装置と情
報交換を行なうためのもので、無線アンテア3を備えて
いる。外部入出力機器2の構成としては、少なくとも電
子メールの受発信が可能があることを要するが、それ以
外にもインターネットやVICSなどを介した情報の受
発信ができるように構成されていることが好ましい。
【0015】位置検出器4は、本装置の現在位置や移動
の状況を把握するための各種センサの集まりで、衛星か
らの電波に基づいて現在位置を検出するGPS(Global
Psitioning System)装置4a、 車の進行方向検出用
の地磁気センサ4b、ジャイロスコープ4c、走行距離
検出用の距離センサ4d等からなる。これらのセンサ
は、各々が性質の異なる誤差を持っているため、複数の
センサにより各々補完しながら本装置の現在位置を把握
するように構成されている。
【0016】なお、位置検出器4として前記センサが全
て必要とされる訳ではない。要求される位置検出精度に
よっては、一部のセンサのみで構成してもよい。また逆
に車のステアリングの回転センサ、各転動輪の車輪セン
サ等を追加あるいは代用として構成してもよい。更に
は、前記外部入出力機器2を通し、移動電話網、VIC
S等の無線通信インフラストラクチャの有する機能を利
用して、本装置の現在位置を含む情報提供を受けられる
のであれば、これらセンサを全く有しない構成であって
もよい。
【0017】地図データ入力機器5は、位置検出精度向
上のためのいわゆるマップマッチング用データ、地図デ
ータ、施設索引データ及び目印データを含む各種データ
を入力するための入力機器である。媒体としては、CD
−ROM、DVD−ROMが一般的であるが、メモリカ
ード等の他の媒体を用いてもよい。この地図データ入力
機器5は、位置検出精度向上のための補助装置であるの
で、必須の構成要素という訳ではない。また、前記位置
情報取得手段12の場合と同様に、外部の無線通信イン
フラストラクチァから外部入出力機器2を通してこれら
情報を入手する方式であってもよい。
【0018】地図データ入力機器5から入力された地図
データ等は、外部メモリ6に記憶される。外部メモリ6
には、制御回路1が各種の演算、制御を行なうために必
要なプログラム、後記する自動返信関連のルール等も記
憶される。
【0019】操作スイッチ7は、制御回路1に対する各
種の指示、情報入力のためのもので、メカニカルスイッ
チ、タッチパネル等で構成される。このスイッチは必ず
しも本装置本体に取り付ける必要はなく、テレビのリモ
コンスイッチのように離れた場所から操作できる方式で
あってもよい。表示装置8は、例えば液晶式の表示装置
であって、位置情報、地図情報、制御回路1への指示情
報、受信情報等を表示するためのものである。
【0020】図2は、本装置の構成を、見方を変えて機
能ブロック図で表したものである。制御手段10は、各
種の演算、制御を行なう機能であって、図1の制御回路
1が担当する。無線通信手段11は、外部の無線通信イ
ンフラストラクチァとの間で電子メールを含む情報交換
を行なう機能であって、外部入出力機器2が担当する。
位置情報取得手段12は、本装置の現在位置等の位置情
報を取得する機能であって、通常は位置検出器4で得ら
れた情報を制御回路1で演算処理することで行われる
が、前述したように無線通信手段11を通じて外部の無
線通信インフラストラクチァより位置情報を取得する方
式で実現してもよい。
【0021】ルール設定手段13は、自動返信の可否を
判定する返信判定ルール、及び返信電子メールの内容を
規定する返信内容ルールを予め設定して入力する機能で
あり、操作スイッチ7を通して行われる。設定入力され
たルールは、ルール記憶手段14として機能する外部メ
モリ6に記憶される。
【0022】返信可否判定手段15は、受信した電子メ
ールが、ルール記憶手段14に記憶してある返信判定ル
ールに照らして自動返信すべき電子メールか否かの判定
をする機能であり、制御回路1内の演算で処理される。
返信電子メール作成手段16は、前記判定により自動返
信すべき電子メールと判定された場合に、ルール記憶手
段14に記憶してある返信内容ルールに従って返信電子
メールを自動作成する機能である。これも制御回路1内
の演算で処理される。返信電子メールには位置情報取得
手段12により取得された現在位置やその他の位置、動
作等に関する情報も返信内容ルールに規定された形式で
含められる。
【0023】作成された返信電子メールは、自動送信手
段17の機能により、受信した電子メールの差出人宛に
無線通信手段11を介して自動送信される。地図データ
入力手段18は、通常は地図データ入力機器5によって
実現される機能であるが、前述したように外部入出力機
器2を通して外部の無線通信インフラストラクチァより
必要データを入手する方式であってもよい。表示手段1
9は、表示装置8に相当する。
【0024】次に、上記のように構成された本装置の動
作と操作について説明する。本装置では、電子メールの
受信に先立ち、受信した電子メールが自動返信を行う電
子メールに該当するか否かの判定基準としての返信判定
ルールと、返信電子メールへの記載内容や添付情報を規
定する返信内容ルールを前もって設定し、登録しておく
必要がある。設定するルールは、ルール設定手段13と
しての操作スイッチ7を操作して制御手段10である制
御回路1に入力し、ルール記憶手段14である外部メモ
リ6に記憶させる。
【0025】この返信判定ルール及び返信内容ルールに
ついて、図3、図4を参照しながら説明する。図3は受
信電子メールの内容の一例である。受信電子メールに
は、差出人(送信者)、件名(タイトル)、本文(受信
メッセージ)の3項目の情報が含まれている。返信可否
の判定は、これら3項目の記述中に、各項目別に予め設
定、登録されていたキーワードが含まれているか否か、
及び受信日時が予め設定された日時の範囲内であったか
否かをチェックすることで行われる。
【0026】図4は、これらの返信判定ルール、及び返
信内容ルールを設定する画面の一例である。これらルー
ルは複数登録しておくことができる。図4の最上部のル
ール番号欄20は、登録するルールの番号を設定する欄
である。その下の返信判定ルール欄21には、差出人、
受信日時、件名、本文の4項目の設定欄が設けられてお
り、各項目毎にキーワードを設定できるようになってい
る。この内、受信日時の欄は、受信日時の範囲を設定す
るようになっている。設定項目は、必ずしも前記4項目
に限る必要はなく、任意の項目数、任意の項目としてよ
い。またキーワードとしては、2つ以上の単語を論理
積、論理和等でつないだ論理式形式キーワードも扱える
ようにしておくことが好ましい。更に、項目によっては
特定のキーワードが含まれていることのチェックを必要
としない場合もあるので、そのような場合には、その項
目欄は、例えば空欄にしておくようにルール化しておく
と便利である。
【0027】返信内容ルール欄22は、自動返信する場
合の返信電子メールへの記載内容を設定する欄である。
返信判定ルールと返信内容ルールとは、1対1の対応関
係にある。挿入返信文欄23は、返信電子メールに本文
として挿入する文章を登録する欄である。本装置の返信
電子メールの大きな特徴は、返信されるメールに含まれ
る内容が、予め登録されていた本文のみではなく、位置
情報取得手段12にて取得、検出、算出、設定等された
現在位置、目的地、経路、場所案内、地図データ等の、
位置、状態、動作、行動に関する情報(以下、これらを
まとめて移動情報という)が自動的に含められる点であ
る。
【0028】このために、返信内容ルール欄22では、
返信電子メールに添付する移動情報の種類、そのファイ
ルフォーマットの設定も行う。図4中の返信位置情報種
別欄24は、添付する移動情報の種類設定の一例で、返
信位置情報の種別として現在地、目的地、任意地の3種
類の中から選択できるように構成したものである。任意
地を選択した場合には、隣の枠内にその地名も記入す
る。返信する移動情報として、この他に目的地、集合場
所、経路等、位置情報取得手段12で取得可能な情報、
それらを基に制御手段10で演算、取得できる種々の情
報に対応した項目を設定できるように構成するとよい。
【0029】返信電子メールに、特定地点の座標情報を
含む位置情報や地図画像を添付する場合、返信先の通信
装置の仕様によっては受信できない場合もあるので、図
4の例では、位置情報形式欄25を設けて出力形式を指
定できるようにしてある。このようにして設定されたル
ールは、ルール番号とともに外部メモリ6に記憶され
る。
【0030】以上のような事前操作により、返信判定ル
ールと返信内容ルールとが複数登録されている状態で電
子メールを受信した場合の動作を、図6に示したフロー
に従って説明する。電子メール(例えば図3の電子メー
ル)を受信すると、制御手段10である制御回路1は、
ステップS1の処理を開始する。
【0031】ステップS1では、制御回路1は、ルール
記憶手段14である外部メモリ6より、記憶している複
数の返信判定ルールを読み出す。そして、登録されてい
る各ルール番号毎に、差出人、受信日時、件名、本文の
4つの項目に対してそれぞれ設定されている合計4個の
キーワード(例えば、図4に示す返信判定ルール欄21
のキーワード)が、受信電子メールの対応する項目の記
述中に含まれているか否かをチェックする。この場合、
受信日時についは、設定されている日時の範囲内に着信
したか否をチェックする。
【0032】登録されている返信判定ルールの中に、4
個のキーワードの全てが受信電子メールに含まれている
返信判定ルールが存在しなかった場合には、ステップS
2に移行する。ステップS2は、通常の電子メール受信
処理をするステップで、電子メールを受信したことのみ
を、差出人に返信して終了する。
【0033】一方、4個のキーワードの全てが含まれて
いる返信判定ルールが存在していた場合には、自動返信
可と判定してステップS3に移る。ステップS3では、
制御回路1は、返信電子メールのフォーマットを生成し
てステップS4に移る。ステップS4では、制御回路1
は、受信した電子メールの差出人、及び件名を返信電子
メールの宛先と件名として自動挿入する。同時に該当し
た返信判定ルール番号に対応して登録されている返信内
容ルールの中の挿入返信文を、返信電子メールの本文と
して挿入し、ステップS5に移る。
【0034】ステップS5では、返信内容ルールに指定
されている移動情報が自動添付され、返信電子メールが
完成する(例えば、図5の返信電子メール)。続くステ
ップS6では、完成した返信電子メールが自動送信され
て自動返信処理が終了する。なお、自動返信した電子メ
ールの内容は、後に本装置の所持者が確認できるよう
に、外部メモリ6に保存しておかれる。
【0035】以上説明したように、本発明の移動通信装
置によれば、受信者の不在、車の運転中等の理由により
受信者が移動通信装置を即座には操作できない状況にあ
っても、返信電子メールが自動作成され、自動送信され
るため発信者はリアルタイムで返信を受けられる。ま
た、自動返信の可否は、キーワードを用いた判定で決定
されるため、返信先が予め電子メールアドレスが登録さ
れている返信先に限られることはない。従って問い合わ
せ電子メールに対して柔軟な応答が可能である。
【0036】例えば、ある会社の複数の社員が本装置に
問い合わせ電子メールを送信する場合において、それら
複数の社員の電子メールアドレスにその会社の社名が共
通に含まれているような場合、本装置の差出人のキーワ
ードとしてその会社の社名を設定しておけば、個々の社
員の電子メールアドレスを登録しておかなくても、それ
ら複数の社員の電子メールに対しては自動的に返信電子
メールが送られるので便利である。
【0037】更に、本装置の返信電子メールの内容は、
予め登録されていた返信文だけでなく、本装置の現在位
置や移動状況といった時々刻々変化するダイナミックな
移動情報もリアルタイムで送信可能であるので、この返
信内容ルールを細かく設定しておくことで、問い合わせ
内容に応じた最適な形の移動情報を返信できる利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の移動通信装置のハードウェア構成図で
ある。
【図2】本発明の移動通信装置の機能ブロック図であ
る。
【図3】受信した電子メールの一例を示す図である。
【図4】自動返信用ルールを設定する画面構成を示す図
である。
【図5】返信電子メールの一例を示す図である。
【図6】電子メール受信後の本装置の処理フローを示す
図である。
【符号の説明】
図面中、4は位置検出器、4aはGPS受信機、12は
位置情報取得手段、13はルール設定手段、14はルー
ル記憶手段、15は返信可否判定手段、16は返信電子
メール作成手段、17は自動返信手段、21は返信判定
ルール欄、22は返信内容ルール欄を示す。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子メール自動返信機能付き移動通信装
    置であって、 現在位置情報を取得できる位置情報取得手段と、 受信電子メールに対する自動返信の可否を判定する返信
    判定ルール及び返信電子メールの返信内容を規定する返
    信内容ルールを設定するルール設定手段と、 前記返信判定ルール及び前記返信内容ルールを記憶する
    ルール記憶手段と、 受信電子メールの内容と前記返信判定ルールとを照合し
    て自動返信の可否を判定する返信可否判定手段と、 前記返信内容ルールに従って返信電子メールを作成する
    返信電子メール作成手段と、 少なくとも前記位置情報取得手段により取得した前記位
    置情報及び前記返信電子メールを自動送信する自動送信
    手段と、を具備することを特徴とする移動通信装置。
  2. 【請求項2】 前記位置情報取得手段としてGPS受信
    機を具備することを特徴とする請求項1記載の移動通信
    装置。
  3. 【請求項3】 前記位置情報取得手段として、無線通信
    インフラストラクチァより位置情報を取得する手段を具
    備することを特徴とする請求項1又は2に記載の移動通
    信装置。
  4. 【請求項4】 前記返信判定ルールは、受信電子メール
    の差出人、件名、本文の各項目の記述中に、該各項目毎
    に設定したキーワードが含まれていることの判定を含む
    ことを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載の移
    動通信装置。
  5. 【請求項5】 前記返信判定ルールは、受信電子メール
    が予め設定した日時の間に到着したことの判定を含むこ
    とを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の移
    動通信装置。
  6. 【請求項6】 前記返信内容ルールには、返信電子メー
    ルの本文が含まれていることを特徴とする請求項1ない
    し5の何れかに記載の移動通信装置。
  7. 【請求項7】 前記返信電子メールには、前記位置情報
    取得手段で検出された情報が含まれることを特徴とする
    請求項1ないし6の何れかに記載の移動通信装置。
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