JP2003307317A - 電子レンジ - Google Patents

電子レンジ

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JP2003307317A
JP2003307317A JP2002113140A JP2002113140A JP2003307317A JP 2003307317 A JP2003307317 A JP 2003307317A JP 2002113140 A JP2002113140 A JP 2002113140A JP 2002113140 A JP2002113140 A JP 2002113140A JP 2003307317 A JP2003307317 A JP 2003307317A
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JP
Japan
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microwave
food
shelf
heating chamber
diffusing
Prior art date
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Pending
Application number
JP2002113140A
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English (en)
Inventor
Akiyasu Kubo
晋康 久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Publication of JP2003307317A publication Critical patent/JP2003307317A/ja
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  • Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
  • Electric Ovens (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 食品を載せる棚の下側に設けたマイクロ波拡
散手段によりマイクロ波を拡散し食品を加熱する方式の
ものにおいて、食品が棚と接触する面積を減少させるこ
とにより、食品の加熱ムラを少なくすることのできる電
子レンジを提供する。 【解決手段】 外装2と、この外装2内に形成され、前
面に開口を有し食品を収納する加熱室3と、この加熱室
3の前面開口3aを開閉するドア11と、前記加熱室3
内にマイクロ波を供給するマグネトロン6と、前記加熱
室3の下方に配置され食品を載置する棚14と、この棚
14と前記加熱室3の底壁4との間に設けられマグネト
ロン6の発振するマイクロ波を拡散するマイクロ波拡散
手段とを備えた電子レンジにおいて、前記棚14の上面
に食品と棚の接触面積を減少させる手段を設けたことを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子レンジに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図1、図2にて従来例を示す。
【0003】図1は、電子レンジ本体1の正面断面図で
ある。電子レンジ本体1は、外装2に覆われ、内部に加
熱室3が設けられている。加熱室3の外部にはマイクロ
波を供給するマグネトロン6が設けられ、前記マイクロ
波は導波管7を通り加熱室3の底壁4に形成されている
マイクロ波給電口9より、前記加熱室3へ導入される。
アンテナモ−タ10が駆動され、軸10aが回転し、軸
10aに固定されているアンテナ8が回転することによ
りマイクロ波は拡散される。従って、マイクロ波拡散手
段は、アンテナ8と、アンテナモ−タ10と、軸10a
とで構成される。前記アンテナ8の上に設置している棚
5は、マイクロ波が透過するガラス等の材料で形成され
ているので、前記アンテナ8で拡散されたマイクロ波は
前記棚5を透過し、前記棚5の上に載せられている食品
は加熱される。前記棚5の食品を載せる面は平坦であ
る。従って、食品の下部は前記棚5の面とほぼ全体が接
触している。前記棚5の下からマイクロ波を供給してい
るので、食品の下の方にマイクロ波が集中する傾向にあ
る。更に、棚5自体も熱をもつことになり、棚5と接触
している食品の面がよりいっそう温度が高くなる傾向に
ある。牛乳等の液体の対流がある食品はあまり問題ない
が、冷凍肉、ジャガイモ等の食品を加熱する場合は、下
側が加熱され過ぎになる傾向がある。
【0004】次に、図2について説明する。図2につい
ては、図1との相違点について説明する。加熱室3の側
面に、マイクロ波の拡散手段として複数の凸部3cが設
けられている。しかし、アンテナ8と食品の位置が非常
に近いので、前記アンテナ8から放射されるマイクロ波
が直接食品にあたる傾向にある。従って、マイクロ波が
前記複数の凸部3cにより拡散されることが少なくな
り、加熱ムラに関して前記凸部3cの効果は非常に小さ
い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、食品を載せ
る棚の下側に設けたマイクロ波拡散手段によりマイクロ
波を拡散し食品を加熱する方式のものにおいて、食品が
棚と接触する面積を減少させることにより、食品の加熱
ムラを少なくすることのできる電子レンジを提供する。
【0006】本発明は、食品を載せる棚の下側に設けた
マイクロ波拡散手段により反射されるマイクロ波を拡散
し、食品の加熱ムラを少なくすることのできる電子レン
ジを提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段および発明の効果】本発明
に係る第1の電子レンジは、外装と、この外装内に形成
され、前面に開口を有し食品を収納する加熱室と、この
加熱室の前面開口を開閉するドアと、前記加熱室内にマ
イクロ波を供給するマグネトロンと、前記加熱室の下方
に配置され食品を載置する棚と、この棚と前記加熱室の
底壁との間に設けられマグネトロンの発振するマイクロ
波を拡散するマイクロ波拡散手段とを備えた電子レンジ
において、前記棚の上面に食品と棚の接触面積を減少さ
せる手段を設けたことを特徴とする。
【0008】従って、前記棚の上面に食品と棚の接触面
積を減少させる手段を設けているので、液体の対流の少
ない食品の下側の部分が加熱しすぎになるのを防ぎ、加
熱ムラを少なくすることができ食品の加熱の仕上がりが
良くなる。
【0009】本発明に係る第2の電子レンジは、前記棚
の上面に設けた食品と棚の接触面積を減少させる手段
は、凹凸部であることを特徴とする。
【0010】従って、前記棚の上面に設けた食品と棚の
接触面積を減少させる手段として、棚の食品と接触する
面に凹凸部を設けているので、液体の対流の少ない食品
の下側の部分が加熱しすぎになるのを防ぎ、食品の加熱
ムラを少なくすることができ加熱の仕上がりが良くな
る。
【0011】本発明に係る第3の電子レンジは、外装
と、この外装内に形成され、前面に開口を有し食品を収
納する加熱室と、この加熱室の前面開口を開閉するドア
と、前記加熱室内にマイクロ波を供給するマグネトロン
と、前記加熱室の下方に配置され食品を載置する棚と、
この棚と前記加熱室の底壁との間に設けられマグネトロ
ンの発振するマイクロ波を拡散するマイクロ波拡散手段
とを備えた電子レンジにおいて、前記マイクロ波拡散手
段の下部の前記底壁上面に、前記マイクロ波拡散手段に
より反射されるマイクロ波を拡散させる手段を設けたこ
とを特徴とする。
【0012】従って、前記マイクロ波拡散手段の下部の
前記底壁上面に、前記マイクロ波拡散手段により反射さ
れるマイクロ波を拡散させる手段を設けているので、マ
イクロ波が食品に照射される前に拡散され、拡散された
マイクロ波により食品の加熱ムラを少なくすることがで
き加熱の仕上がりが良くなる。
【0013】本発明に係る第4の電子レンジは、前記マ
イクロ波拡散手段により反射されるマイクロ波を拡散さ
せる手段は、複数の凸部であることを特徴とする。
【0014】従って、前記マイクロ波拡散手段により反
射されるマイクロ波を拡散させる手段として、前記底壁
上面に複数の凸部を形成しているので、マイクロ波が食
品に照射される前に拡散され、拡散されたマイクロ波に
より食品の加熱ムラを少なくすることができ加熱の仕上
がりが良くなる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態の電子レンジ
を、図面を参照して説明する。図3は第一の発明の電子
レンジの外観斜視図、図4は図3のA−A線断面図、図
5は第一の発明の電子レンジの他の実施例の棚の断面
図、図6は第二の発明の電子レンジの図4に相当する図
である。
【0016】図3について以下説明する。電子レンジ本
体1は、天面と両側面が外装2で覆われ、加熱室3が形
成されており、前記加熱室の前面開口3aを開閉するド
ア11が設けられている。前記加熱室3には、食品を載
せる棚14が設置されている。前記ドア11には、突起
11aが設けられている。この突起11aは、前記ドア
11を閉じると、キャビティ前面板12に形成された穴
12aを介して、上記電子レンジ本体1内に入り、そこ
に配置されたドアスイッチ(図示せず)を作動する。前
記加熱室3の右側には、操作部13が設けられている。
この操作部13には、表示部13a、調理条件等の入力
部13b、電源スイッチ13c、スタ−トスイッチ13
d等が設けられている。
【0017】次に、図4について説明する。図4につい
ては、図1との相違点について説明する。アンテナ8の
上に設置している棚14は、マイクロ波が透過するガラ
ス等の材料で形成されており、前記棚14の食品を載せ
る上面には食品と棚14の接触面積を減少させる手段で
ある複数の凸部14aが設けられている。
【0018】次に動作について説明する。前記棚14の
上に食品を載せて前記ドア11を閉じ、前記電源スイッ
チ13cを押して調理条件等を前記入力部13bで設定
し、前記スタ−トスイッチ13dを押すとマグネトロン
6及びアンテナモ−タ10に通電される。前記マグネト
ロン6が発振し、マイクロ波が前記導波管7を通過しマ
イクロ波給電口9より入り、前記アンテナモ−タ10に
より駆動されるアンテナ8が回転することによりマイク
ロ波が拡散される。この拡散されたマイクロ波は、前記
棚14を透過し食品を加熱する。前記複数の凸部14a
により、液体の対流の少ない食品(冷凍肉、ジャガイモ
等)の下側の部分が加熱しすぎになるのを防ぎ、食品の
加熱ムラを少なくすることができ加熱の仕上がりが良く
なる。なお、食品と棚14の接触面積を減少させる手段
は、前記複数の凸部14a以外に図5に示している複数
の凹部14bがある。
【0019】次に、図6について説明する。図6につい
ては、図2との相違点について説明する。加熱室3の底
壁4に、前記マイクロ波拡散手段により反射されるマイ
クロ波を拡散させる手段である複数の凸部4aを設けて
いる。従って、マイクロ波が食品に照射される前に拡散
され、拡散されたマイクロ波により食品の加熱ムラを少
なくすることができ加熱の仕上がりが良くなる。
【0020】
【発明の効果】液体の対流の少ない食品の下側の部分が
加熱しすぎになるのを防ぎ、加熱ムラを少なくすること
ができ食品の加熱の仕上がりが良くなる。
【0021】マイクロ波が食品に照射される前に拡散さ
れ、拡散されたマイクロ波により食品の加熱ムラを少な
くすることができ加熱の仕上がりが良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の電子レンジの正面断面図である。
【図2】従来の電子レンジの他の正面断面図である。
【図3】第1の発明の電子レンジの外観斜視図である。
【図4】図3のA−A線断面図である。
【図5】第1の発明の電子レンジの他の実施例の棚の断
面図である。
【図6】第2の発明の電子レンジの図4に相当する図で
ある。
【符号の説明】
1 電子レンジ本体 2 外装 3 加熱室 3a 前面開口 4 底壁 4a 凸部 6 マグネトロン 7 導波管 8 アンテナ 9 給電口 10 アンテナモ−タ 10a 軸 11 ドア 13 操作部 14 棚 14a 凸部 14b 凹部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05B 6/72 H05B 6/72 A D 6/74 6/74 E

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外装と、この外装内に形成され、前面に
    開口を有し食品を収納する加熱室と、この加熱室の前面
    開口を開閉するドアと、前記加熱室内にマイクロ波を供
    給するマグネトロンと、前記加熱室の下方に配置され食
    品を載置する棚と、この棚と前記加熱室の底壁との間に
    設けられマグネトロンの発振するマイクロ波を拡散する
    マイクロ波拡散手段とを備えた電子レンジにおいて、前
    記棚の上面に食品と棚の接触面積を減少させる手段を設
    けたことを特徴とする電子レンジ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電子レンジにおいて、
    前記棚の上面に設けた食品と棚の接触面積を減少させる
    手段は、凹凸部であることを特徴とする電子レンジ。
  3. 【請求項3】 外装と、この外装内に形成され、前面に
    開口を有し食品を収納する加熱室と、この加熱室の前面
    開口を開閉するドアと、前記加熱室内にマイクロ波を供
    給するマグネトロンと、前記加熱室の下方に配置され食
    品を載置する棚と、この棚と前記加熱室の底壁との間に
    設けられマグネトロンの発振するマイクロ波を拡散する
    マイクロ波拡散手段とを備えた電子レンジにおいて、前
    記マイクロ波拡散手段の下部の前記底壁上面に、前記マ
    イクロ波拡散手段により反射されるマイクロ波を拡散さ
    せる手段を設けたことを特徴とする電子レンジ。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の電子レンジにおいて、
    前記マイクロ波拡散手段により反射されるマイクロ波を
    拡散させる手段は、複数の凸部であることを特徴とする
    電子レンジ。
JP2002113140A 2002-04-16 2002-04-16 電子レンジ Pending JP2003307317A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10285224B2 (en) 2011-09-16 2019-05-07 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Microwave treatment device
WO2023000783A1 (zh) * 2021-07-21 2023-01-26 广东美的厨房电器制造有限公司 烹饪器具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10285224B2 (en) 2011-09-16 2019-05-07 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Microwave treatment device
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