JP2003306178A - 前後左右に移動可能な無限軌道走行装置 - Google Patents
前後左右に移動可能な無限軌道走行装置Info
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- JP2003306178A JP2003306178A JP2002109906A JP2002109906A JP2003306178A JP 2003306178 A JP2003306178 A JP 2003306178A JP 2002109906 A JP2002109906 A JP 2002109906A JP 2002109906 A JP2002109906 A JP 2002109906A JP 2003306178 A JP2003306178 A JP 2003306178A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の無限軌道走行装置に、前後移動だけで
なく、横方向への移動を可能にすることを提供する。 【解決手段】 無限軌道走行装置のそれぞれの履帯内
に、走行方向に対して横方向の小型の無限軌道を設けた
ことを特徴とする。
なく、横方向への移動を可能にすることを提供する。 【解決手段】 無限軌道走行装置のそれぞれの履帯内
に、走行方向に対して横方向の小型の無限軌道を設けた
ことを特徴とする。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、無限軌道に関するもの
である。 【０００２】 【従来の技術】従来の無限軌道走行装置では、あらゆる
路面条件において優れた走破性を発揮出来るという利点
はあるものの、装置の構造上前後移動のみ可能であり、
進行方向を変える為には、無限軌道を用いた機器の左右
二対の無限軌道をそれぞれ逆に回転、若しくは片側のみ
を回転することで転回させ、目的の方向へ移動する方法
しか無く、また、その転回の際に、非常に大きな路面と
の摩擦が生ずる為、自在な運動の為には、動力の大きな
出力が不可欠であった。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】従来の無限軌道の走破
性という利点に加えて、転回することなく前後左右への
移動を可能にし、その運動性を飛躍的に向上させること
を目的とする。 【０００４】 【実施例】以下、本発明の実施例を図１ないし図２に基
づいて説明する。図１は本発明による無限軌道走行装置
の一例を示す側面図であり、図２は本発明による無限軌
道走行装置の各履板と、その結束した使用状態の一例の
概要を示す簡易立体図である。 【０００５】図１は、一見したところ一般的な無限軌道
走行装置を示しているようであるが、その各履板２に、
本発明による特徴がある。 【０００６】尚、説明の便宜上、上記各履板２と車輪１
との無限軌道を一次無限軌道とする。 【０００７】図２は、図１に示す無限軌道の履板２が結
束されている状態であるが、その履板内に、図２に示す
ような、横方向の小型の車輪４と履板３とを組み合わせ
た小型の無限軌道を設けていることを示している。 【０００８】尚、説明の便宜上、この一次無限軌道の履
板２内の小型の無限軌道を、二次無限軌道とする。 【０００９】この二次無限軌道は、一次無限軌道の全て
の履板内に設けられ、一次無限軌道が回転をし、その履
板が接地する際に、二次無限軌道はその効力を発揮し、
従来の一次無限軌道のみによる前後運動に加えて、二次
無限軌道により左右への運動が可能が出来る。 【００１０】すなわち、一次無限軌道は前後への運動を
司り、一次無限軌道の作動により接地した二次無限軌道
群は横方向への運動を司り、これら一次と二次それぞれ
の無限軌道のコンビネーションにより、前後左右への運
動が可能となる。 【００１１】 【発明の効果】この発明により、従来の無限軌道走行装
置の走破性という利点に加え、前後左右への移動の運動
性が飛躍的に向上し、具体的な活用例としては、台車に
用いれば、キャスター等の弱点であったスノコ状の床面
などにおいても円滑に移動することが可能となる。
である。 【０００２】 【従来の技術】従来の無限軌道走行装置では、あらゆる
路面条件において優れた走破性を発揮出来るという利点
はあるものの、装置の構造上前後移動のみ可能であり、
進行方向を変える為には、無限軌道を用いた機器の左右
二対の無限軌道をそれぞれ逆に回転、若しくは片側のみ
を回転することで転回させ、目的の方向へ移動する方法
しか無く、また、その転回の際に、非常に大きな路面と
の摩擦が生ずる為、自在な運動の為には、動力の大きな
出力が不可欠であった。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】従来の無限軌道の走破
性という利点に加えて、転回することなく前後左右への
移動を可能にし、その運動性を飛躍的に向上させること
を目的とする。 【０００４】 【実施例】以下、本発明の実施例を図１ないし図２に基
づいて説明する。図１は本発明による無限軌道走行装置
の一例を示す側面図であり、図２は本発明による無限軌
道走行装置の各履板と、その結束した使用状態の一例の
概要を示す簡易立体図である。 【０００５】図１は、一見したところ一般的な無限軌道
走行装置を示しているようであるが、その各履板２に、
本発明による特徴がある。 【０００６】尚、説明の便宜上、上記各履板２と車輪１
との無限軌道を一次無限軌道とする。 【０００７】図２は、図１に示す無限軌道の履板２が結
束されている状態であるが、その履板内に、図２に示す
ような、横方向の小型の車輪４と履板３とを組み合わせ
た小型の無限軌道を設けていることを示している。 【０００８】尚、説明の便宜上、この一次無限軌道の履
板２内の小型の無限軌道を、二次無限軌道とする。 【０００９】この二次無限軌道は、一次無限軌道の全て
の履板内に設けられ、一次無限軌道が回転をし、その履
板が接地する際に、二次無限軌道はその効力を発揮し、
従来の一次無限軌道のみによる前後運動に加えて、二次
無限軌道により左右への運動が可能が出来る。 【００１０】すなわち、一次無限軌道は前後への運動を
司り、一次無限軌道の作動により接地した二次無限軌道
群は横方向への運動を司り、これら一次と二次それぞれ
の無限軌道のコンビネーションにより、前後左右への運
動が可能となる。 【００１１】 【発明の効果】この発明により、従来の無限軌道走行装
置の走破性という利点に加え、前後左右への移動の運動
性が飛躍的に向上し、具体的な活用例としては、台車に
用いれば、キャスター等の弱点であったスノコ状の床面
などにおいても円滑に移動することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による無限軌道走行装置の一例を示す側
面図 【図２】発明による無限軌道の各履板と、その結束した
使用状態の概要を示す簡易立体図 【符号の説明】 １ 一次無限軌道車輪 ２ 一次無限軌道履板兼二次無限軌道用支持台 ３ 二次無限軌道履板 ４ 二次無限軌道車輪
面図 【図２】発明による無限軌道の各履板と、その結束した
使用状態の概要を示す簡易立体図 【符号の説明】 １ 一次無限軌道車輪 ２ 一次無限軌道履板兼二次無限軌道用支持台 ３ 二次無限軌道履板 ４ 二次無限軌道車輪
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】無限軌道を構成するそれぞれの履板に、無
限軌道の進行方向に対して横方向の小型の無限軌道を設
け、前後のみならず左右への自在な移動を可能にした無
限軌道走行装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002109906A JP2003306178A (ja) | 2002-04-12 | 2002-04-12 | 前後左右に移動可能な無限軌道走行装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002109906A JP2003306178A (ja) | 2002-04-12 | 2002-04-12 | 前後左右に移動可能な無限軌道走行装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003306178A true JP2003306178A (ja) | 2003-10-28 |
Family
ID=29393198
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002109906A Pending JP2003306178A (ja) | 2002-04-12 | 2002-04-12 | 前後左右に移動可能な無限軌道走行装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003306178A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006198762A (ja) * | 2004-12-20 | 2006-08-03 | Tokyo Institute Of Technology | 物体面移動装置及び該壁面移動装置に用いられる吸着移動ユニット |
| JP2014051221A (ja) * | 2012-09-07 | 2014-03-20 | Toyota Motor East Japan Inc | 全方向車輪、全方向車輪ユニット及び移動体 |
| JP2014201239A (ja) * | 2013-04-06 | 2014-10-27 | 国立大学法人東京工業大学 | 全方向移動車両 |
| WO2015016493A1 (ko) * | 2013-07-29 | 2015-02-05 | Joo Jae Hoon | 전방향 무한궤도륜 및 이를 이용한 전방향 이동차량 |
| CN107539384A (zh) * | 2017-09-12 | 2018-01-05 | 李从宾 | 一种适用于智能机器人的传动行走机构 |
| CN108608801A (zh) * | 2018-05-21 | 2018-10-02 | 广东工业大学 | 一种车辆及其车轮 |
| WO2021098027A1 (zh) * | 2019-11-19 | 2021-05-27 | 马鸿绪 | 带横移辊的低损耗履带 |
| CN114790647A (zh) * | 2022-05-14 | 2022-07-26 | 广州护姿美服饰有限公司 | 一种裁剪设备及其裁剪装置 |
-
2002
- 2002-04-12 JP JP2002109906A patent/JP2003306178A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006198762A (ja) * | 2004-12-20 | 2006-08-03 | Tokyo Institute Of Technology | 物体面移動装置及び該壁面移動装置に用いられる吸着移動ユニット |
| JP4644811B2 (ja) * | 2004-12-20 | 2011-03-09 | 国立大学法人東京工業大学 | 物体面移動装置及び該壁面移動装置に用いられる吸着移動ユニット |
| JP2014051221A (ja) * | 2012-09-07 | 2014-03-20 | Toyota Motor East Japan Inc | 全方向車輪、全方向車輪ユニット及び移動体 |
| JP2014201239A (ja) * | 2013-04-06 | 2014-10-27 | 国立大学法人東京工業大学 | 全方向移動車両 |
| WO2015016493A1 (ko) * | 2013-07-29 | 2015-02-05 | Joo Jae Hoon | 전방향 무한궤도륜 및 이를 이용한 전방향 이동차량 |
| CN107539384A (zh) * | 2017-09-12 | 2018-01-05 | 李从宾 | 一种适用于智能机器人的传动行走机构 |
| CN108608801A (zh) * | 2018-05-21 | 2018-10-02 | 广东工业大学 | 一种车辆及其车轮 |
| WO2021098027A1 (zh) * | 2019-11-19 | 2021-05-27 | 马鸿绪 | 带横移辊的低损耗履带 |
| CN114790647A (zh) * | 2022-05-14 | 2022-07-26 | 广州护姿美服饰有限公司 | 一种裁剪设备及其裁剪装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051111 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051122 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20060404 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |