JP2003304705A - 整畦機 - Google Patents
整畦機Info
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- JP2003304705A JP2003304705A JP2002115735A JP2002115735A JP2003304705A JP 2003304705 A JP2003304705 A JP 2003304705A JP 2002115735 A JP2002115735 A JP 2002115735A JP 2002115735 A JP2002115735 A JP 2002115735A JP 2003304705 A JP2003304705 A JP 2003304705A
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Abstract
盤体は畦上を円滑に転動して進行することができ、畦と
土飛散防止体との間の間隙の発生を抑制することがで
き、それだけ、盛土効率を向上することができ、整畦作
業を良好に行うことができる。 【解決手段】 走行機体1と、走行機体に連結される機
枠3と、機枠に設けられ、旧畦上に土を盛り上げる盛土
機構17と、盛土機構により盛り上げられる土の外方飛
散を防ぐ土飛散防止体21と、盛土機構の進行方向後方
位置に設けられ、畦面を整畦可能な整畦体16をもつ整
畦機構4とを備えてなり、上記土飛散防止体は上記畦上
を転動可能な転動盤体22からなる。
Description
や修復作業等に用いられる整畦機に関するものである。
特許第2564230号公報に示す如く、走行機体に連
結機構により機枠を上下動自在に連結し、機枠に旧畦上
に土を盛り上げる盛土機構を設け、盛土機構により盛り
上げられる土の外方飛散を防ぐ土飛散防止体を設け、盛
土機構の進行方向後方位置に畦面を回転整畦可能な回転
整畦体からなる整畦機構を設けた構造が知られている。
構造の場合、上記土飛散防止体として、四角板状のカバ
ー体の長手方向の下辺縁部を畦の上面に摺接可能に配置
した構造となっており、かつ、このカバー体の進行方向
前部をそり状に形成すると共に下辺縁部をL状に折曲形
成した構造となっており、このため、カバー体は畦の上
面を摺接しつつ進行するので、畦に硬土や石等が存在す
ると、これらに前部が衝突してカバー体の進行が不円滑
となることがあり、畦の上面とカバー体の下辺縁部との
間に間隙が生じ、盛土効率を低下させることがあるとい
う不都合を有している。
合を解決することを目的とするもので、本発明のうち、
請求項1記載の発明は、走行機体と、該走行機体に連結
される機枠と、該機枠に設けられ、旧畦上に土を盛り上
げる盛土機構と、該盛土機構により盛り上げられる土の
外方飛散を防ぐ土飛散防止体と、該盛土機構の進行方向
後方位置に設けられ、畦面を整畦可能な整畦体をもつ整
畦機構とを備えてなり、上記土飛散防止体は上記畦上を
転動可能な転動盤体からなることを特徴とする整畦機に
ある。
を上下動機構により上記畦の起伏に倣って上下動自在に
設けてなることを特徴とするものであり、又、請求項3
記載の発明は、上記上下動機構は平行リンク機構からな
ることを特徴とするものである。
態例を示し、1は走行機体であって、この場合トラクタ
が用いられ、走行機体1の後部に三点リンク式の連結機
構2により機枠3を上下動可能に連結して構成してい
る。
枠3に支持ブラケット5を突設し、支持ブラケット5に
軸受筒部6を設け、軸受筒部6の後部に軸受部7を設
け、軸受部7に駆動軸8を軸受し、一方、機枠3に走行
機体1に設けられた動力取出軸9により自在継手10を
介して回転する主軸11を軸受すると共に主軸11によ
り伝導機構12を介して回転する伝達軸13を横設し、
上記駆動軸8の一方端部と伝達軸13との間に自在継手
14を架設し、駆動軸8の他方端部に畦W面を回転整畦
可能な回転整畦体15である整畦体16を配設して構成
している。
W1を整畦可能な上面整畦部15a及び畦Wの一方側面
W2を整畦可能な側面整畦部15bからなり、この上面
整畦部15a及び側面整畦部15bは、互いに結合され
て鼓状をなすローター枠体16aの外周面部に間隔置い
て圧締面部K・Dを形成すると共に隣り合う圧締面部K
・Dの間を通穴F・Cとして形成し、上面整畦部15a
及び側面整畦部15bの回転方向前方位置の圧締面部K
・D側から隣り合う後方位置の圧締面部K・Dの外面に
至る長さの圧締板体G・Eをボルト等の取付体Qにより
配設し、この圧締板体G・Eは可撓性を有するナイロン
樹脂や塩化ビニール樹脂等の合成樹脂やステンレスやバ
ネ鋼等の等の金属からなる外的負荷により弾性的に撓み
得る材質の可撓性板材により形成され、ローター枠体1
6aの中心軸筒16bを駆動軸8に挿通固定し、しかし
て、主軸11の回転により回転整畦体15を図6中矢印
方向に回転させ、回転整畦体15の上面整畦部15a及
び側面整畦部15bの外周面の圧締板体G・Eの回転接
触により畦Wの上面W1及び一方側面W2を締圧整畦する
ように構成している。
軸受筒部6に中間軸18を軸受し、中間軸18の一方端
部と駆動軸8との間に歯車機構8aを設け、中間軸18
の他方端部に盛土ローター19を設け、機枠3に盛土ロ
ーター19の上方を覆うカバー体20を配設し、中間軸
18の回転により盛土ローター19を図中矢印方向に回
転させるように構成している。
図7の如く、上記畦Wの上面W1上を転動可能な転動盤
体22により形成され、この転動盤体22は上下動機構
23としての平行リンク機構24により上記畦Wの上面
W1の起伏に倣って上下動自在に設けられ、盛土機構1
7により盛り上げられる土の外方飛散を防ぐように構成
されている。
外周杆22aに合成樹脂等の面盤体22bをボルト22
cにより取り付け、外周杆22aと中心盤22eとの間
に桟杆22dを放射状に配置してなり、上記カバー体2
0に上取付片20aを取り付け、取付片20aに二本の
リンク杆25・25の上端部を上ピン26・26により
枢着すると共にリンク杆25・25の下端部を下ピン2
7・27により下取付片28に枢着し、これにより平行
リンク機構24を構成し、一方のリンク杆25にストッ
パー杆29を取付け、ストッパー杆29に他方のリンク
杆25に当接可能な鉤状のストッパー部29aを形成
し、下取付片28に車軸30を横設し、車軸30に転動
盤体22の中心盤22eを枢着して転動盤体22を回転
自在に取り付けて構成している。
7の進行方向前方位置に設けられ、この場合、上記軸受
筒部6の前端部にチェーンケース32を突設し、チェー
ンケース32の先端部に支持軸33を回転自在に設け、
支持軸33に削土ローター34を取付け、上記中間軸1
8と支持軸33との間にチェーン機構35及び歯車機構
36を介装し、チェーンケース32を引上機構37によ
り弾性支持し、削土ローター34の回転により盛土ロー
ター19の前方位置の旧畦Wを予め削土するように構成
している。
走行機体1を旧畦に沿って走行し、動力取出軸9を回転
すると、一方では盛土機構17の盛土ローター19が畦
際のほ場M土や旧畦Wの泥土を旧畦上に連続的に跳ね上
げて盛り上げ、土飛散防止体21は盛土機構17により
盛り上げられる土の外方飛散を防ぎ、他方では走行機体
1の動力取出軸9を駆動源として整畦機構4が駆動さ
れ、整畦体16は畦面に回転接触して畦W面を回転整畦
により締め付けることができ、走行機体1の走行速度に
対して整畦体16としての回転整畦体15の回転速度を
高めることにより回転整畦体15は畦W面に回転滑り接
触し、この回転すべり接触により畦W面を円滑かつ強固
に締圧整畦することができ、この際、上記土飛散防止体
21は上記畦W上を転動可能な転動盤体22からなるの
で、畦に硬土や石等の障害物が存在しても、転動盤体2
2は畦上を円滑に転動して進行することができ、畦Wと
土飛散防止体21との間の間隙の発生を抑制することが
でき、それだけ、盛土効率を向上することができ、整畦
作業を良好に行うことができる。
機構23により上記畦Wの起伏に倣って上下動自在に設
けているから、畦に硬土や石等の障害物の存在に応じて
転動盤体22は上下動するので、一層円滑に進行するこ
とができ、又、この場合、上記上下動機構22は平行リ
ンク機構24からなるので、転動盤体22は畦面に対し
て平行を維持しつつ上下動するので、一層円滑な進行が
可能となると共に、構造を簡素化することができる。
向前方位置に旧畦Wを削土可能な削土機構31を備えて
なるから、削土機構31により旧畦面を予め削土でき、
この削土された畦面上に盛土機構17の盛土ローター1
9により盛土することになるから、旧畦土と盛土との結
着性を高めることができ、それだけ強固な畦を得ること
ができる。
畦体15が用いられ、回転整畦体15は上面整畦部15
a及び側面整畦部15bからなり、この回転整畦体15
に圧締面部K・Dを通穴F・Cを存して間隔を置いて複
数個形成すると共に側面整畦部15b及び上面整畦部1
5aに回転方向前方位置の圧締面部K・D側から隣り合
う後方位置の圧締面部K・Dに至る長さの圧締板体G・
Eを配設して構成しているから、回転整畦体15の図中
矢印方向としての走行機体1の前進を助長する方向の回
転に伴い圧締板体G・Eは徐々に盛土を締圧すると共に
圧締面部K・Dにより圧締板体G・Eを介して強く締圧
され、この複数個の圧締面部K・Dの存在により断続的
に締圧され、複数個の圧締面部K・Dの存在により、回
転整畦体15の全外周面で締圧する構造に比べて締圧面
積が小さくなることにより締圧力を大きくすることがで
き、それだけ強固に畦を締め付けることができ、かつ、
隣り合う圧締面部K・K、D・Dの間に通穴F・Cを形
成しているので、通穴F・Cにより一層断続的に畦面を
締圧することになり、それだけ強固に締圧することがで
き、又、この場合、上記圧締板体G・Eは可撓性を有す
る金属や合成樹脂等により製作しているので、圧締板体
G・Eは撓み動作しつつ盛土を徐々に締圧することがで
き、回転整畦体15への土の付着現象を抑制することが
でき、良好な整畦作業を行うことができる。
ものではなく、整畦機構4、整畦体16、盛土機構1
7、盛土ローター19、転動盤体22、上下動機構2
3、削土機構31の構造や形状等は適宜変更して設計さ
れるものである。
明にあっては、走行機体を旧畦に沿って走行すると、一
方では盛土機構が畦際や旧畦の泥土を旧畦上に盛り上
げ、土飛散防止体は盛土機構により盛り上げられる土の
外方飛散を防ぎ、他方では整畦機構が駆動され、整畦体
は畦面を締圧整畦することになり、この際、上記土飛散
防止体は上記畦上を転動可能な転動盤体からなるので、
畦に硬土や石等の障害物が存在しても、転動盤体は畦上
を円滑に転動して進行することができ、畦と土飛散防止
体との間の間隙の発生を抑制することができ、それだ
け、盛土効率を向上することができ、整畦作業を良好に
行うことができる。
転動盤体を上下動機構により上記畦の起伏に倣って上下
動自在に設けているから、畦に硬土や石等の障害物の存
在に応じて転動盤体は上下動するので、一層円滑に進行
することができ、又、請求項3記載の発明にあっては、
上記上下動機構は平行リンク機構からなるので、転動盤
体は畦面に対して平行を維持しつつ上下動するので、一
層円滑な進行が可能となると共に、構造を簡素化するこ
とができる。
とができる。
る。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 走行機体と、該走行機体に連結される機
枠と、該機枠に設けられ、旧畦上に土を盛り上げる盛土
機構と、該盛土機構により盛り上げられる土の外方飛散
を防ぐ土飛散防止体と、該盛土機構の進行方向後方位置
に設けられ、畦面を整畦可能な整畦体をもつ整畦機構と
を備えてなり、上記土飛散防止体は上記畦上を転動可能
な転動盤体からなることを特徴とする整畦機。 - 【請求項2】 上記転動盤体を上下動機構により上記畦
の起伏に倣って上下動自在に設けてなることを特徴とす
る請求項1記載の整畦機。 - 【請求項3】 上記上下動機構は平行リンク機構からな
ることを特徴とする請求項2記載の整畦機。
Priority Applications (1)
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JP2002115735A JP3921606B2 (ja) | 2002-04-18 | 2002-04-18 | 整畦機 |
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JP3921606B2 JP3921606B2 (ja) | 2007-05-30 |
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Family Applications (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018121664A (ja) * | 2018-05-18 | 2018-08-09 | 株式会社富士トレーラー製作所 | 整畦機 |
JP2020195406A (ja) * | 2020-09-03 | 2020-12-10 | 株式会社富士トレーラー製作所 | 整畦機 |
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- 2002-04-18 JP JP2002115735A patent/JP3921606B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2020195406A (ja) * | 2020-09-03 | 2020-12-10 | 株式会社富士トレーラー製作所 | 整畦機 |
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