JP2003304688A - 直流電源装置 - Google Patents
直流電源装置Info
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Abstract
し、各種の出力条件に対応可能とする。 【解決手段】 出力電圧V1〜Vn及び出力電流I1〜
Inがそれぞれ同一の基本構成のスイッチング電源等の
複数の直流電源部1−1〜1−nと、これらの直流電源
部1−1〜1−nを出力端子に対して逆流阻止用のダイ
オードD11〜Dn1,D12〜Dn2を介して接続
し、且つ隣接する直流電源部の負極性端子と正極性端子
との間を接続する為のFET等によるスイッチ回路SW
1〜SW(n−1)と、これらのスイッチ回路SW1〜
SW(n−1)を、直流出力電圧Vout及び直流出力
電流の条件設定に従って選択的に制御し、複数の直流電
源部1−1〜1−nの直列又は並列又は直並列の接続状
態に制御する制御回路2とを備えている。
Description
直流電源部を直列又は並列又は直並列に接続して、任意
の直流出力電圧及び直流出力電流が得られる直流電源装
置に関する。
装置に対して動作電力を供給する直流電源装置は、各種
装置が必要とする動作電圧や動作電流がそれぞれ相違す
るものであるから、それらに対応した直流出力電圧及び
直流出力電流を供給できる構成を用いることになる。
なスイッチング電源を用いる場合が一般的であり、Vi
nは直流入力電圧、C1,C2はコンデンサ、Tはトラ
ンス、N1は一次巻線、N2は二次巻線、Dはダイオー
ド、Qはスイッチングトランジスタ、PWMは制御部、
Voutは直流出力電圧、Vrは基準電圧を示す。この
スイッチング電源は、フライバックコンバーター構成の
場合を示すが、フォワードコンバータ構成やバックコン
バータ等の構成とすることができる。
電源の100V又は200Vの交流電圧を整流回路によ
り整流した直流電圧を用いる場合が一般的である。又ト
ランスTは、直流出力電圧Voutに対応して一次巻線
N1と二次巻線N2との巻数比が選択されている。又ダ
イオードDは、トランスTの二次巻線N2の誘起電圧を
整流するもので、コンデンサC2により平滑化して直流
出力電圧Voutとする。又平滑化する為にチョークコ
イルを設けた構成も知られている。
を検出して、スイッチングトランジスタQのオン期間を
制御するもので、一定周期でスイッチングトランジスタ
Qのオン,オフ制御を行い、直流出力電圧Voutが基
準電圧Vrより高くなると、オン期間を短くし、反対に
直流出力電圧Voutが基準電圧Vrより低くなると、
オン期間を長くするように、スイッチングトランジスタ
Qを制御して、直流出力電圧Voutを基準電圧Vrに
対応した値に安定化するものである。
等の過電流状態を検出した時に、スイッチングトランジ
スタQのオン期間を零に近づけて、直流出力電圧Vou
tを垂下させ、過電流による直流電源装置の焼損を防止
する構成も知られている。
の設定変更により直流出力電圧Voutを種々の値に設
定することができるが、直流出力電圧Voutの安定化
を目的としている構成であるから、広範囲の設定変更は
不可能である。従って、負荷が必要とする動作電圧に対
応した直流出力電圧Voutとなる直流電源装置を製造
することになる。又負荷が必要とする動作電流を供給で
きる電流容量の構成の直流電源装置を製造することにな
る。
く、1台の直流電源装置では発生することが容易でない
場合、例えば、図7の(A)に示すように、直流入力電
圧Vinをそれぞれ加える複数の直流電源部DCP1〜
DCPnを直列に接続する。それにより、1個の直流電
源部の直流出力電圧をVaとすると、Va×n=Vou
tの直流出力電圧とすることができる。例えば、Va=
20V、n=5とすると、Vout=100Vとするこ
とができる。
合、1台の直流電源装置では整流出力回路が大型化する
ような場合、例えば、図7の(B)に示すように、直流
入力電圧Vinをそれぞれ加える複数の直流電源部DC
P1〜DCPnを、逆流阻止用のダイオードを介して並
列に接続する。各直流電源部DCP1〜DCPnの直流
出力電圧をVa、直流出力電流をIaとすると、直流電
源装置としての直流出力電圧Vout=Va、直流出力
電流I=Ia×nとなる。例えば、Ia=10A、n=
5とすると、直流出力電流Iは50Aとすることができ
る。又各直流電源部DCP1〜DCPn間の電流バラン
ス制御は、それぞれの直流出力電流Iaを検出してそれ
ぞれ同一となるように、直流出力電圧Vaを制御する構
成が知られている。
の構成に於いては、複数の直流電源部DCP1〜DCP
nを直列に接続して高電圧の直流出力電圧を負荷に供給
するか、又は並列に接続して、大電流の直流出力電流を
負荷に供給することができる。この場合、各種装置に於
いては、各種の直流電圧や直流電流を必要とするもので
あり、例えば、直流電圧については、直流電源部の直列
数によって対応することができ、又直流電流について
は、直流電源部の並列数によって対応することができ
る。しかし、直流電圧と直流電流との各種の組合せに対
しては、各種の電流容量の直流電源部を用意して、直列
接続する必要がある。即ち、直流電源部を多種類用意す
る必要がある。従って、コストアップとなる問題があ
る。本発明は、基本構成の単一種類の直流電源部を複数
用いて、直列又は並列又は直並列に接続することによ
り、各種装置に対する動作電力供給を可能とすることを
目的とする。
は、図1を参照して説明すると、出力電圧及び出力電流
がそれぞれ同一の基本構成の複数の直流電源部1−1〜
1−nと、これらの直流電源部1−1〜1−nを出力端
子に対して逆流阻止用のダイオードD11〜Dn1,D
12〜Dn2を介して接続し、且つ隣接する直流電源部
の負極性端子と正極性端子との間を接続する為のスイッ
チ回路SW1〜SW(n−1)と、これらのスイッチ回
路SW1〜SW(n−1)を、直流出力電圧Vout及
び直流出力電流の条件設定に従って選択的に制御し、複
数の直流電源部1−1〜1−nの直列又は並列又は直並
列の接続状態に制御する制御回路2とを備えている。
電界効果トランジスタ(FET)により構成し、且つ逆
流阻止用のダイオードに並列に電界効果トランジスタ
(FET)を接続し、出力条件の設定入力に従って制御
回路によりオン又はオフの制御を行う構成とすることが
できる。又複数の直流電源部1−1〜1−nを、制御部
により出力電圧を制御するスイッチング電源により構成
し、複数の直流電源部の中のマスタ設定の直流電源部の
前記制御部から出力電圧を制御する制御信号を、他の直
流電源部の制御部に転送する構成とすることができる。
又直流出力電圧を検出する電圧検出部を設け、この電圧
検出部の検出信号を、マスタ設定直流電源部の制御部に
入力する構成とするとができる。又制御回路は、設定入
力した直流出力電圧と直流出力電流との出力条件に従っ
た基本構成の直流電源部の直列接続数及び並列接続数を
判定して、スイッチ回路のオン又はオフを制御する構成
を備えることができる。
の説明図であり、1−1〜1−nは直流電源部、2は制
御回路、D11,D12,・・・・Dn1,Dn2は逆
流阻止用のダイオード、SW1〜SW(n−1)はスイ
ッチ回路、V1〜Vnは直流電源部の出力電圧、I1〜
Inは出力電流、Vinは直流入力電圧、Voutは直
流出力電圧を示す。なお、直流電源部1−1,1−2,
1−nに接続された回路構成のみを示すが、図示を省略
した直流電源部にも同様な回路構成が接続されているも
のである。
ば、図6に示すようなスイッチング電源の構成とするこ
とができる。又図示を省略した100V又は200Vの
商用交流電源の交流電圧を整流した直流入力電圧Vin
を各直流電源部1−1〜1−nに入力し、設定した出力
電圧V1〜Vnとなるように、例えば、それぞれの出力
電圧V1〜Vnを検出してスイッチング制御を行う構成
とすることができる。この場合、各直流電源部1−1〜
1−nの出力電圧V1〜Vnは同一の値Vaで、且つ出
力電流I1〜Inも同一の値Iaとなる基本構成とす
る。即ち、同一構成の直流電源部を複数用意して、例え
ば、直流電源装置としての筐体内に収容する。そして、
直流出力電圧Voutの出力端子に、各直流電源部1−
1〜1−nの正極性端子と負極性端子とを逆流阻止用の
ダイオードD11,D12,・・・Dn1,Dn2を介
して接続する。
は、バイポーラトランジスタや電界効果トランジスタ等
のトランジスタにより構成して、制御回路2からオン又
はオフの制御を行うもので、隣接する直流電源部の負極
性出力端子(−)と正極性出力端子(+)との間に設け
ている。例えば、直流電源部1−1の負極性端子と、直
流電源部1−2の正極性端子との間にスイッチ回路SW
1を接続し、直流電源部1−2の負極性端子と、直流電
源部1−3の正極性端子との間にスイッチ回路SW2を
接続する。そして、制御回路2は、負荷が要求する直流
出力電圧Vout及び直流出力電流の出力条件につい
て、外部からの制御信号或いは設定スイッチ等により設
定入力し、その設定内容に従ってスイッチ回路SW1〜
SW(n−1)を選択的にオン又はオフの制御を行う構
成を有するものである。
とした時の直流電源部1−1〜1−4と、スイッチ回路
SW1,SW2,SW3と、ダイオードD11,D1
2,D21,D22,D31,D32との構成につい
て、Vout=Va、I=Ia×4の出力条件を制御回
路2に設定入力すると、制御回路2は、スイッチ回路S
W1,SW2,SW3をオフとする。それにより、直流
電源部1−1〜1−4は、ダイオードD11,D12,
D21,D22,D31,D32を介して並列接続され
ることになる。従って、直流出力電圧Vout=V1=
V2=V3=V4=Vaとなり、直流出力電流I=I1
+I2+I3+I4=Ia×4となる。即ち、電圧レン
ジは1倍、電流レンジは4倍となる。なお、直流出力電
圧Voutは、厳密には2個分のダイオードによる電圧
降下分だけ、出力電圧Vaより低くなる。
力条件を制御回路2に設定入力すると、制御回路2は、
スイッチ回路SW2はオフ、スイッチ回路SW1,SW
3をオンとする。従って、直流電源部1−1,1−2は
スイッチ回路SW1を介して直列接続され、又直流電源
部1−3,1−4はスイッチ回路SW3を介して直列接
続される。そして、直列接続された直流電源部は、逆流
阻止用のダイオードD11,D22,D31,D42を
介して出力端子に対して並列接続された状態となり、ダ
イオードD12,D21,D32,D41は逆バイアス
状態となる。それにより、直流出力電圧Vout=V1
+V2=V3+V4=Va×2、直流出力電流I=Ia
×2として、負荷に動作電力を供給する直流電源装置が
構成される。即ち、基本構成の直流電源に対して電圧レ
ンジは2倍、電流レンジは2倍となる。
件を制御回路2に設定入力すると、制御回路2は、スイ
ッチ回路SW1,SW2,SW3をオンとする。従っ
て、直流電源部1−1〜1−4は、スイッチ回路SW
1,SW2,SW3を介して直列接続された構成となる
から、直流出力電圧Vout=V1+V2+V3+V4
=Va×4、直流出力電流I=Iaとなる。即ち、電圧
レンジは4倍、電流レンジは1倍となる。
続の組合せの場合の直流出力電圧Voutと直流出力電
流Iとの関係を示すもので、出力電圧Vaと出力電流I
aとの基本構成の4個の直流電源部の組合せにより、V
out=Va×4とI=Iaの組合せと、Vout=V
a×2とI=Ia×2の組合せと、Vout=VaとI
=Ia×4の組合せとの3種類の出力条件の直流電源装
置を構成することができる。
た組合せの直流電源装置とすると、制御回路2に出力条
件の設定入力を行うことにより、スイッチ回路SW1〜
SW7を選択的にオン,オフ制御し、例えば、8個並列
によるI=Ia×8,Vout=Va、8個直列による
I=Ia,Vout=Va×8、4個直列2個並列によ
るI=Ia×2,Vout=Va×4、2個直列4個並
列によるI=Ia×4,Vout=Va×2の組合せが
得られる。即ち、4種類の出力条件に対応できる直流電
源装置を構成することができる。
た場合は、9個並列、9個直列、3個直列を3個並列の
組合せを選択することができる。又12個の直流電源部
1−1〜1−12を用いた場合は、12個並列,12個
直列、2個直列を6個並列、3個直列を4個並列、4個
直列を3個並列、6個直列を2個並列の組合せを選択す
ることができる。即ち、6種類の出力条件に対応できる
直流電源装置を構成することができる。又1個又は複数
個の予備の直流電源部を設け、障害発生直流電源部を検
出して、制御回路2によりスイッチ回路を制御し、予備
の直流電源部に切替接続する構成とすることも可能であ
り、その場合は、直流電源装置の信頼性を向上すること
ができる。
であり、図1と同一符号は同一部分を示し、Q1〜Q
(n−1)はスイッチ回路SW1〜SW(n−1)を構
成する電界効果トランジスタ(FET;以下「トランジ
スタ」と称するが、バイポーラトランジスタ等をスイッ
チ素子として用いることも可能である)、Q11〜Qn
1,Q12〜Qn2は電界効果トランジスタ(FET;
以下トランジスタと称する)、g1〜g(n−1),g
11〜gn1,g12〜gn2はゲート制御信号を示
す。なお、直流電源部1−1,1−2,1−nについて
の回路構成を示すが、他の直流電源部についても同様の
回路構成が接続されている。
1,D12〜Dn2は、それぞれトランジスタQ11〜
Qn1,Q12〜Qn2の寄生ダイオードとすることも
可能である。或いは省略した構成とすることも可能であ
る。又トランジスタQ11〜Qn1を省略した構成とす
ることも可能である。又トランジスタQ11〜Qn1,
Q12〜Qn2は、ダイオードD11,D12,・・・
Dn1,Dn2の順方向電圧降下を低減する為、又はト
ランジスタQ11〜Qn1,Q12〜Qn2は、ダイオ
ードD11,D12,・・・Dn1,Dn2を省略した
構成に於けるスイッチ素子とする為のものである。
流出力電流Iとの組合せの出力条件の設定入力を、外部
入力手段或いは設定スイッチ等により行う。例えば、基
本構成の直流電源部の出力電圧Vaと出力電流Iaとに
ついて、直流出力電圧Vout=4Va、直流出力電流
I=Iaの出力条件の設定入力を行うと、制御回路2
は、トランジスタQ1〜Q3をオンとするゲート制御信
号g1〜g3を出力した後、トランジスタQ11,Q4
2をオンとするゲート制御信号g11,g42を出力す
る。それにより、直流電源部1−1〜1−4は、オンと
なったトランジスタQ1〜Q3を介して直列接続とな
り、且つトランジスタQ11,Q42がオンとなって、
ダイオードD11,D42による順方向電圧降下を低減
できる構成となる。
力電流I=2Iaの出力条件の設定入力を行った場合、
制御回路2は、ゲート制御信号g1,g3を出力して、
トランジスタQ1,Q3をオンとし、次にゲート制御信
号g11,g22,g31,g42を出力して、トラン
ジスタQ11,Q22,Q31,Q42をオンとし、直
流電源部1−1,1−2をトランジスタQ1を介して直
列接続し、且つ直流電源部1−3,1−4をトランジス
タQ3を介して直列接続し、それらをトランジスタQ1
1,Q22,Q31,Q42を介して出力端子に対し並
列接続した構成となる。
電流I=4Iaの出力条件の設定入力を行った場合、制
御回路2は、ゲート制御信号g11〜g41,g21〜
g42を出力してトランジスタQ11〜Q41,Q12
〜Q42をオンとする。この場合、トランジスタQ1〜
Qnはオフ状態とする。それにより、直流電源部1−1
〜1−4は出力端子に対して並列接続した構成となる。
前述のゲート制御信号g1〜g(n−1),g11〜g
n1,g12〜gn2を出力する制御回路2の構成は、
マイクロプロセッサの制御機能、或いは専用の比較的簡
単な論理回路によって実現することができる。
であり、図3と同一符号は同一部分を示し、3−1〜3
−nは制御部、4は電圧検出部を示す。この実施の形態
は、直流電源部1−1〜1−nを、例えば、図6に示す
ようなスイッチング電源により構成し、スイッチング制
御により出力電圧を安定化させる為の制御部PWMに相
当する制御部3−1〜3−nを有する場合を示す。又電
圧検出部4は、出力端子に於ける直流出力電圧Vout
を検出する構成を有する。
例えば直流電源部1−1をマスタに設定し、このマスタ
設定直流電源部1−1の制御部3−1に、電圧検出部4
による直流出力電圧Voutの検出信号を入力し、この
制御部3−1から他の直流電源部1−2〜1−nの制御
部3−2〜3−nに制御信号を入力する構成として、マ
スタ設定直流電源部1−1の出力電圧の制御に従って他
の直流電源部1−2〜1−nの出力電圧の制御を行う場
合を示す。
を検出する例えば分圧抵抗等を含むもので、この直流出
力電圧Voutの設定は、制御回路2に対する出力条件
の設定入力に従うものであるから、制御回路2から電圧
検出部4を制御して、直流出力電圧Voutの検出信号
を、種々の直流出力電圧に設定した場合も同一レベルと
なるように、分圧比等を切替える構成とすることができ
る。それにより、種々の直流出力電圧Voutの設定に
よっても、所望の検出精度を維持することができる。又
マスタ設定直流電源部1−1の制御部3−1から他の直
流電源部1−2〜1−nの制御部3−2〜3−nを制御
することにより、同一構成の直流電源部を同一条件で制
御することができる。
であり、図4と同一符号は同一部分を示し、5は電流検
出部、Rs1〜Rsnは電流検出用の抵抗、Rb1〜R
bnは平均値算出用の抵抗を示す。この実施の形態に於
いても、複数の直流電源部1−1〜1−nの中の例えば
直流電源部1−1をマスタに設定し、このマスタ設定直
流電源部1−1の制御部3−1に、電流検出部5による
検出信号を入力し、この制御部3−1から、他の直流電
源部1−2〜1−nの制御部3−2〜3−nに制御信号
を入力する場合を示し、マスタ設定直流電源部1−1か
ら他の直流電源部1−2〜1−nを追従制御する。
をオフとすると、直流電源部1−1〜1−nは並列接続
された状態となり、それぞれの直流電源部1−1〜1−
nの出力電流は抵抗Rs1〜Rsnにより検出され、抵
抗Rb1〜Rbnを介して電流検出部5に入力され、平
均値の検出電流値としてマスタ設定直流電源部1−1の
制御部3−1に入力され、この制御部3−1から他の制
御部3−2〜3−nに制御信号を転送することになる。
又2個直列とすると、例えば、トランジスタQ1をオン
として、直流電源部1−1,1−2を直列接続すると、
抵抗Rs1には電流が流れないが、抵抗Rs2に直列接
続による電流が流れるから、電流検出値を電流検出部5
に入力することができる。同様にして、例えば、3個直
列接続とすると、抵抗Rs3による電流検出値を電流検
出部5に入力することができる。
号を電流検出部5に入力することにより、電流検出部5
は、直列接続状態に対応した電流検出用の抵抗による電
流検出値を選択処理することができる。なお、各直流電
源部1−1〜1−nは同一構成であるから、制御部3−
1〜3−nによりそれぞれ出力電圧及び出力電流の制御
が可能となるが、並列接続間の電流バランス制御を必要
とする場合は、並列運転構成に於いて知られている電流
バランス制御構成を適用することができる。例えば、直
流電源部1−1〜1−n対応に出力電流を検出し、その
検出信号を相互に転送して、自直流電源部と他直流電源
部との出力電流差が零となるように、制御部3−1〜3
−nにより出力電圧制御を行う構成を適用することがで
きる。又更に、図4に示す実施の形態と同様に電圧検出
部4を設けた構成とすることができる。
圧Va及び出力電流Iaがそれぞれ同一の基本構成の複
数のスイッチング電源等の直流電源部1−1〜1−n
と、これらの直流電源部1−1〜1−nを出力端子に対
して逆流阻止用のダイオードD11〜Dn1,D12〜
Dn2を介して接続し、且つ隣接する直流電源部の負極
性端子と正極性端子との間を接続する為のスイッチ回路
SW1〜S(n−1)と、これらのスイッチ回路SW1
〜SW(n−1)を、直流出力電圧Vout及び直流出
力電流の条件設定に従って選択的に制御し、複数の直流
電源部1−1〜1−nの直列又は並列又は直並列の接続
状態に制御する制御回路2とを備えており、基本構成の
直流電源部1−1〜1−nを出力条件に従って組合せた
接続構成とすることにより、各種装置に対する直流電源
装置とすることができる。そして、基本構成の直流電源
部は多量生産によりコストダウンを図ることができる利
点がある。又同一構成であるから、共通的に出力電圧の
制御等が可能となり、複数の直流電源部を用いても制御
構成が比較的簡単となる利点がある。
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 出力電圧及び出力電流がそれぞれ同一の
基本構成の複数の直流電源部と、 前記複数の直流電源部を出力端子に対して逆流阻止用の
ダイオードを介して接続し、且つ隣接する直流電源部の
負極性端子と正極性端子との間を接続する為のスイッチ
回路と、 該スイッチ回路を直流出力電圧及び直流出力電流の条件
設定に従って選択的に制御し、前記複数の直流電源部の
直列又は並列又は直並列の接続状態に制御する制御回路
とを備えたことを特徴とする直流電源装置。 - 【請求項2】 前記スイッチ回路を電界効果トランジス
タにより構成し、且つ前記逆流阻止用のダイオードに並
列に電界効果トランジスタを接続し、出力条件の設定入
力に従って前記制御回路によりオン又はオフの制御を行
う構成を備えたことを特徴とする請求項1記載の直流電
源装置。 - 【請求項3】 前記複数の直流電源部を、制御部により
出力電圧を制御するスイッチング電源により構成し、前
記複数の直流電源部の中のマスタ設定の直流電源部の前
記制御部から出力電圧を制御する制御信号を、他の直流
電源部の制御部に転送する構成を有することを特徴とす
る請求項1又は2記載の直流電源装置。 - 【請求項4】 前記直流出力電圧を検出する電圧検出部
を設け、該電圧検出部の検出信号を前記マスタ設定直流
電源部の制御部に入力する構成を有することを特徴とす
る請求項3記載の直流電源装置。 - 【請求項5】 前記制御回路は、設定入力した直流出力
電圧と直流出力電流との出力条件に従った前記基本構成
の直流電源部の直列接続数及び並列接続数を判定して、
前記スイッチ回路のオン又はオフを制御する構成を有す
ることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項記載の
直流電源装置。
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