JP2003304256A - 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、記憶媒体、及びプログラム - Google Patents
情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、記憶媒体、及びプログラムInfo
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- JP2003304256A JP2003304256A JP2002106957A JP2002106957A JP2003304256A JP 2003304256 A JP2003304256 A JP 2003304256A JP 2002106957 A JP2002106957 A JP 2002106957A JP 2002106957 A JP2002106957 A JP 2002106957A JP 2003304256 A JP2003304256 A JP 2003304256A
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- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 複写機等の使用者管理を行うための認証用カ
ードに無線通信機能を有する構成により、複写機自体に
通信機能を付加することなく、複写機等の使用を集中
的、且つ効率的に管理することができる情報処理装置又
はシステムを提供する。 【解決手段】 デバイスに着脱可能な無線通信手段10
5aを接続したデバイス106aを管理する情報処理装
置100であって、デバイス106aに関する情報を無
線通信手段105aを介して取得する取得手段と、上記
取得手段により得られたデバイス情報に基づいて、デバ
イス106aを使用できる状態にする。
ードに無線通信機能を有する構成により、複写機自体に
通信機能を付加することなく、複写機等の使用を集中
的、且つ効率的に管理することができる情報処理装置又
はシステムを提供する。 【解決手段】 デバイスに着脱可能な無線通信手段10
5aを接続したデバイス106aを管理する情報処理装
置100であって、デバイス106aに関する情報を無
線通信手段105aを介して取得する取得手段と、上記
取得手段により得られたデバイス情報に基づいて、デバ
イス106aを使用できる状態にする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、ディジタ
ルデータ通信を行うことが可能な無線通信を利用して、
画像形成装置等のデバイスのユーザ使用を管理するため
の装置或いはシステムに用いられる、情報処理装置、情
報処理システム、情報処理方法、それを実施するための
プログラムを記憶したコンピュータ読出可能な記憶媒
体、及び当該プログラムに関するものである。
ルデータ通信を行うことが可能な無線通信を利用して、
画像形成装置等のデバイスのユーザ使用を管理するため
の装置或いはシステムに用いられる、情報処理装置、情
報処理システム、情報処理方法、それを実施するための
プログラムを記憶したコンピュータ読出可能な記憶媒
体、及び当該プログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より例えば、複写機等の画像形成装
置のユーザ使用を管理する管理システムとしては、所定
のカードを使用して画像形成装置のユーザを認証して行
うものや、画像形成装置にパスワードを入力して画像形
成装置を使用するユーザであるか否かを判断するものが
ある。
置のユーザ使用を管理する管理システムとしては、所定
のカードを使用して画像形成装置のユーザを認証して行
うものや、画像形成装置にパスワードを入力して画像形
成装置を使用するユーザであるか否かを判断するものが
ある。
【0003】上記カードを使用してユーザ認証するよう
になされた管理システムでは、例えば、以下のようにし
て、画像形成装置を使用するユーザを管理するようにな
されている。
になされた管理システムでは、例えば、以下のようにし
て、画像形成装置を使用するユーザを管理するようにな
されている。
【0004】先ず、個人データや組織データ等の情報
(ユーザ情報)を記憶した認証カード(磁気カード等)
を、画像形成装置の使用が許可されているユーザ(個人
や組織等)ごとに配布する。ユーザが画像形成装置を使
用する場合、ユーザは、画像形成装置のカードインター
フェースに対して、配布された認証カードを差し込む。
これにより、画像形成装置は、認証カードからユーザ情
報を読み取り、当該装置の使用が許可されたユーザであ
るか否かの認証処理が実行する。この認証処理の結果、
画像形成装置においてユーザが正しいユーザであると判
断されると、ユーザは画像形成装置を使用できる状態と
なる。
(ユーザ情報)を記憶した認証カード(磁気カード等)
を、画像形成装置の使用が許可されているユーザ(個人
や組織等)ごとに配布する。ユーザが画像形成装置を使
用する場合、ユーザは、画像形成装置のカードインター
フェースに対して、配布された認証カードを差し込む。
これにより、画像形成装置は、認証カードからユーザ情
報を読み取り、当該装置の使用が許可されたユーザであ
るか否かの認証処理が実行する。この認証処理の結果、
画像形成装置においてユーザが正しいユーザであると判
断されると、ユーザは画像形成装置を使用できる状態と
なる。
【0005】一方、画像形成装置にパスワードを入力し
て管理する管理システムは、例えば、上述したような画
像形成装置のユーザ認証に用いられる認証カードのみで
なく、ユーザが認証カードを画像形成装置に差し込んだ
後、さらに、ユーザが画像形成装置に設けられた入力機
構部に所定のパスワードを入力することで、ユーザが画
像形成装置を使用可能な状態にするものである。すなわ
ち、上記管理システムは、画像形成装置のユーザに対し
て、当該ユーザに予め与えられた所定のパスワードの入
力を要求する構成により、画像形成装置の不正ユーザに
よる不正使用に対する耐力を、より一層強化したもので
ある。
て管理する管理システムは、例えば、上述したような画
像形成装置のユーザ認証に用いられる認証カードのみで
なく、ユーザが認証カードを画像形成装置に差し込んだ
後、さらに、ユーザが画像形成装置に設けられた入力機
構部に所定のパスワードを入力することで、ユーザが画
像形成装置を使用可能な状態にするものである。すなわ
ち、上記管理システムは、画像形成装置のユーザに対し
て、当該ユーザに予め与えられた所定のパスワードの入
力を要求する構成により、画像形成装置の不正ユーザに
よる不正使用に対する耐力を、より一層強化したもので
ある。
【0006】さらに、上述したような管理システムの他
の機能としては、例えば、画像形成装置(複写機等)を
ユーザが使用した際に、その使用により発生したコピー
枚数等の情報や、ジャム等の故障が発生した場合の障害
状況等の情報をも管理するための機能が挙げられる。
の機能としては、例えば、画像形成装置(複写機等)を
ユーザが使用した際に、その使用により発生したコピー
枚数等の情報や、ジャム等の故障が発生した場合の障害
状況等の情報をも管理するための機能が挙げられる。
【0007】具体的には例えば、特開平11-262074号や
特開2000-181302号等 には、複写機に対して電話回線等
の通信インターフェースを設け、当該複写機で発生した
コピー枚数等の情報を、遠隔地の中央管理システムに通
知するようになされた情報処理装置及びシステムが記載
されている。
特開2000-181302号等 には、複写機に対して電話回線等
の通信インターフェースを設け、当該複写機で発生した
コピー枚数等の情報を、遠隔地の中央管理システムに通
知するようになされた情報処理装置及びシステムが記載
されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の管理システム、具体的には例えば、画像
形成装置等のデバイスに対してユーザからセットされた
認証カードの情報を読み取り、当該読取情報を用いてユ
ーザ認証を行うことで、デバイスが不正に使用されるこ
とを防止するようになされた管理システムでは、複数の
デバイスのユーザ使用を管理する場合、ユーザの認証が
デバイス毎に実施するように構成されていた。
たような従来の管理システム、具体的には例えば、画像
形成装置等のデバイスに対してユーザからセットされた
認証カードの情報を読み取り、当該読取情報を用いてユ
ーザ認証を行うことで、デバイスが不正に使用されるこ
とを防止するようになされた管理システムでは、複数の
デバイスのユーザ使用を管理する場合、ユーザの認証が
デバイス毎に実施するように構成されていた。
【0009】このため、例えばあるユーザが複数の複写
機を使用可能な場合、あらかじめ配布された磁気カード
を使用して一つの複写機を使用している時、同時に悪意
の第三者が不正に複写した上記ユーザと同機能の認証カ
ードを使用して他の複写機でコピー作業をすることがで
きてしまい、同時に同一のユーザ情報の磁気カードがコ
ピー機で認証されているという異常な状態にもかかわら
ず、その状況を知り得るすべがない。そのため、当該他
の複写機では、上記ユーザが不正なユーザであることが
認証されない。したがって、従来では、複写機等の複数
のデバイスで行なわれる重複不正使用を防止することが
不可能であった。
機を使用可能な場合、あらかじめ配布された磁気カード
を使用して一つの複写機を使用している時、同時に悪意
の第三者が不正に複写した上記ユーザと同機能の認証カ
ードを使用して他の複写機でコピー作業をすることがで
きてしまい、同時に同一のユーザ情報の磁気カードがコ
ピー機で認証されているという異常な状態にもかかわら
ず、その状況を知り得るすべがない。そのため、当該他
の複写機では、上記ユーザが不正なユーザであることが
認証されない。したがって、従来では、複写機等の複数
のデバイスで行なわれる重複不正使用を防止することが
不可能であった。
【0010】また、特開平11-262074号や特開2000-1813
02号等 に記載されているような、複写機等のデバイス
で発生したコピー枚数等の稼動情報を遠隔地の中央管理
システムに通知するようになされた従来の構成では、中
央管理システムと情報通信するための電話回線などの通
信インターフェースをデバイスごとに取り付ける必要が
あった。この問題は、装置或いはシステム全体のコスト
アップにつながる。
02号等 に記載されているような、複写機等のデバイス
で発生したコピー枚数等の稼動情報を遠隔地の中央管理
システムに通知するようになされた従来の構成では、中
央管理システムと情報通信するための電話回線などの通
信インターフェースをデバイスごとに取り付ける必要が
あった。この問題は、装置或いはシステム全体のコスト
アップにつながる。
【0011】そこで、本発明は、上記の欠点を除去する
ために成されたもので、複数のデバイスについて、その
稼動状態及びユーザ使用を効率的且つ正確に管理可能と
する、情報処理装置、情報処理システム、情報検証方
法、それを実施するためのプログラムを記憶したコンピ
ュータ読出可能な記憶媒体、及び当該プログラムを提供
することを目的とする。
ために成されたもので、複数のデバイスについて、その
稼動状態及びユーザ使用を効率的且つ正確に管理可能と
する、情報処理装置、情報処理システム、情報検証方
法、それを実施するためのプログラムを記憶したコンピ
ュータ読出可能な記憶媒体、及び当該プログラムを提供
することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】斯かる目的下において、
本発明は、デバイスに着脱可能な無線通信手段が接続さ
れる当該デバイスを管理する情報処理装置であって、上
記デバイスに関する情報を上記無線通信手段を介して取
得する取得手段と、上記取得手段により得られたデバイ
ス情報に基づいて、上記デバイスを動作制御する制御手
段とを備えることを特徴とする。
本発明は、デバイスに着脱可能な無線通信手段が接続さ
れる当該デバイスを管理する情報処理装置であって、上
記デバイスに関する情報を上記無線通信手段を介して取
得する取得手段と、上記取得手段により得られたデバイ
ス情報に基づいて、上記デバイスを動作制御する制御手
段とを備えることを特徴とする。
【0013】具体的には、例えば、上記無線通信システ
ムを介して、上記画像形成装置の情報を管理することが
可能な管理装置を含む画像画像形成管理システムであっ
て、上記無線通信機能内蔵認証カードが上記画像形成装
置に接続(挿入)された際、上記管理装置により上記ユ
ーザの認証が実行され、上記画像形成装置を稼動可能と
する動作手段を有する。これにより、複数の画像形成装
置の稼動状況を集中管理することが可能となり、不正ユ
ーザによる上記画像形成装置の不正使用に対する耐力を
強くしたものである。
ムを介して、上記画像形成装置の情報を管理することが
可能な管理装置を含む画像画像形成管理システムであっ
て、上記無線通信機能内蔵認証カードが上記画像形成装
置に接続(挿入)された際、上記管理装置により上記ユ
ーザの認証が実行され、上記画像形成装置を稼動可能と
する動作手段を有する。これにより、複数の画像形成装
置の稼動状況を集中管理することが可能となり、不正ユ
ーザによる上記画像形成装置の不正使用に対する耐力を
強くしたものである。
【0014】本発明は、少なくともユーザ情報を記憶し
た無線通信手段が接続される任意のデバイスと、当該無
線通信手段の無線アクセスポイントを有するネットワー
クと、当該ネットワークを介して上記デバイスを管理す
るデバイス管理側とを含む情報処理システムであって、
上記デバイス管理側は、上記無線通信手段が上記デバイ
スに接続された際、上記無線通信手段から上記ネットワ
ークを介して送信されてきた情報により実施したユーザ
の認証の結果に基づいて、上記デバイスを稼動可能な状
態とする制御手段を有することを特徴とする。
た無線通信手段が接続される任意のデバイスと、当該無
線通信手段の無線アクセスポイントを有するネットワー
クと、当該ネットワークを介して上記デバイスを管理す
るデバイス管理側とを含む情報処理システムであって、
上記デバイス管理側は、上記無線通信手段が上記デバイ
スに接続された際、上記無線通信手段から上記ネットワ
ークを介して送信されてきた情報により実施したユーザ
の認証の結果に基づいて、上記デバイスを稼動可能な状
態とする制御手段を有することを特徴とする。
【0015】本発明は、少なくともユーザ情報を記憶し
た無線通信手段が接続される任意のデバイスと、当該無
線通信手段の無線アクセスポイントを有するネットワー
クと、当該ネットワークを介して上記デバイスを管理す
るデバイス管理側とを含む情報処理システムであって、
上記デバイス側は、上記デバイスの使用終了後に、上記
デバイス情報を上記管理側へ通知する制御手段を有する
ことを特徴とする。
た無線通信手段が接続される任意のデバイスと、当該無
線通信手段の無線アクセスポイントを有するネットワー
クと、当該ネットワークを介して上記デバイスを管理す
るデバイス管理側とを含む情報処理システムであって、
上記デバイス側は、上記デバイスの使用終了後に、上記
デバイス情報を上記管理側へ通知する制御手段を有する
ことを特徴とする。
【0016】具体的には例えば、画像形成装置(複写機
等)の使用を終了した後、接続した無線通信機能内蔵認
証カードを介して画像形成装置の稼動情報を管理装置へ
通知する手段を有する。これにより、管理装置から画像
形成装置に対し、画像形成装置の使用状況や故障状況等
について定期的な問合せを行うことなく、また、上記使
用状況等のための管理用通信インターフェースを特別に
設置する必要なく、リアルタイムで画像形成装置の稼動
状況を把握できることを可能にする。
等)の使用を終了した後、接続した無線通信機能内蔵認
証カードを介して画像形成装置の稼動情報を管理装置へ
通知する手段を有する。これにより、管理装置から画像
形成装置に対し、画像形成装置の使用状況や故障状況等
について定期的な問合せを行うことなく、また、上記使
用状況等のための管理用通信インターフェースを特別に
設置する必要なく、リアルタイムで画像形成装置の稼動
状況を把握できることを可能にする。
【0017】本発明は、デバイスに着脱可能な無線通信
手段が接続される当該デバイスを管理するための情報処
理方法であって、上記デバイスに関する情報を上記無線
通信手段を介して取得する取得ステップと、上記取得手
段により得られたデバイス情報に基づいて、上記デバイ
スを動作制御する制御ステップとを含むことを特徴とす
る。
手段が接続される当該デバイスを管理するための情報処
理方法であって、上記デバイスに関する情報を上記無線
通信手段を介して取得する取得ステップと、上記取得手
段により得られたデバイス情報に基づいて、上記デバイ
スを動作制御する制御ステップとを含むことを特徴とす
る。
【0018】本発明は、デバイスに着脱可能な無線通信
手段が接続された当該デバイスを管理するプログラムで
あって、上記デバイスに関する情報を上記無線通信手段
を介して取得する取得ステップと、上記取得手段により
得られたデバイス情報に基づいて、上記デバイスを動作
制御する制御ステップとをコンピュータに実現させるた
めのプログラムであることを特徴とする。
手段が接続された当該デバイスを管理するプログラムで
あって、上記デバイスに関する情報を上記無線通信手段
を介して取得する取得ステップと、上記取得手段により
得られたデバイス情報に基づいて、上記デバイスを動作
制御する制御ステップとをコンピュータに実現させるた
めのプログラムであることを特徴とする。
【0019】本発明は、デバイスの使用頻度を取得する
ステップと、上記デバイスに障害が発生しているか否か
を検出する第1の検出ステップと、上記障害の程度を判
断するステップと、上記デバイスの使用が終了したか否
かを検出する第2の検出ステップと、上記第2の検出ス
テップにより上記デバイス使用の終了が検出された場合
に、上記デバイスの使用頻度、上記デバイスの障害情報
の少なくとも何れかの情報に基づき、上記デバイスの使
用を開始できる状態にするよう動作制御する制御ステッ
プとをコンピュータに実行させるためのプログラムであ
ることを特徴とする。
ステップと、上記デバイスに障害が発生しているか否か
を検出する第1の検出ステップと、上記障害の程度を判
断するステップと、上記デバイスの使用が終了したか否
かを検出する第2の検出ステップと、上記第2の検出ス
テップにより上記デバイス使用の終了が検出された場合
に、上記デバイスの使用頻度、上記デバイスの障害情報
の少なくとも何れかの情報に基づき、上記デバイスの使
用を開始できる状態にするよう動作制御する制御ステッ
プとをコンピュータに実行させるためのプログラムであ
ることを特徴とする。
【0020】本発明は、デバイスに着脱可能な無線通信
手段が接続された当該デバイスを管理するためのステッ
プを記録したコンピュータ読出可能な記憶媒体であっ
て、上記デバイスに関する情報を上記無線通信手段を介
して取得する取得ステップと、上記取得手段により得ら
れたデバイス情報に基づき、上記デバイスを動作制御す
る制御ステップとをコンピュータに実現させるためのプ
ログラムを記憶したコンピュータ読出可能な記憶媒体に
記録したことを特徴とする。
手段が接続された当該デバイスを管理するためのステッ
プを記録したコンピュータ読出可能な記憶媒体であっ
て、上記デバイスに関する情報を上記無線通信手段を介
して取得する取得ステップと、上記取得手段により得ら
れたデバイス情報に基づき、上記デバイスを動作制御す
る制御ステップとをコンピュータに実現させるためのプ
ログラムを記憶したコンピュータ読出可能な記憶媒体に
記録したことを特徴とする。
【0021】本発明は、デバイスの使用頻度を取得する
ステップと、上記デバイスに障害が発生しているか否か
を検出する第1の検出ステップと、上記障害の程度を判
断するステップと、上記デバイスの使用が終了したか否
かを検出する第2の検出ステップと、上記第2の検出ス
テップにより、上記デバイス使用の終了が検出された場
合に、上記デバイスの使用頻度、上記デバイスの障害情
報の少なくとも何れかの情報をデバイス管理側に通知す
るステップをコンピュータに実現させるためのプログラ
ムを記憶したコンピュータ読出可能な記憶媒体に記録し
たことを特徴とする。
ステップと、上記デバイスに障害が発生しているか否か
を検出する第1の検出ステップと、上記障害の程度を判
断するステップと、上記デバイスの使用が終了したか否
かを検出する第2の検出ステップと、上記第2の検出ス
テップにより、上記デバイス使用の終了が検出された場
合に、上記デバイスの使用頻度、上記デバイスの障害情
報の少なくとも何れかの情報をデバイス管理側に通知す
るステップをコンピュータに実現させるためのプログラ
ムを記憶したコンピュータ読出可能な記憶媒体に記録し
たことを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。 [第1の実施の形態]本発明は、例えば、図1に示すよう
な画像形成管理システム100に適用される。
て図面を用いて説明する。 [第1の実施の形態]本発明は、例えば、図1に示すよう
な画像形成管理システム100に適用される。
【0023】<画像形成管理システム100の構成>以
下、本実施の形態の画像形成管理システム100が備え
る各構成部及び動作について具体的に説明する。
下、本実施の形態の画像形成管理システム100が備え
る各構成部及び動作について具体的に説明する。
【0024】本実施の形態の画像形成管理システム10
0は、複写機等の画像形成装置のユーザが、当該画像形
成装置を使用する許可が与えられた正当ユーザであるか
の認証を実行できる機能や、不正ユーザが複数の画像形
成装置を用いて重複的に不正コピーが行なわれていない
かを検出する機能を有する。図1に示すように、画像形
成管理システム100は、複数の画像形成装置側10
6、無線通信機能の内蔵された認証カード(以下、「無
線認証カード側」という)105、インターネットに代
表されるネットワーク104、ネットワーク104上の
アクセスポイント側102、集中管理装置103、及び
情報処理装置107を含む構成としている。
0は、複写機等の画像形成装置のユーザが、当該画像形
成装置を使用する許可が与えられた正当ユーザであるか
の認証を実行できる機能や、不正ユーザが複数の画像形
成装置を用いて重複的に不正コピーが行なわれていない
かを検出する機能を有する。図1に示すように、画像形
成管理システム100は、複数の画像形成装置側10
6、無線通信機能の内蔵された認証カード(以下、「無
線認証カード側」という)105、インターネットに代
表されるネットワーク104、ネットワーク104上の
アクセスポイント側102、集中管理装置103、及び
情報処理装置107を含む構成としている。
【0025】ここで、画像形成装置側106は、2つの
画像形成装置106a、106bを含んでいる。無線認
証カード側105は、2つの無線認証カード105a、
105bを含んでいる。無線アクセスポイント側102
は、3つのアクセスポイント102a〜102cを含ん
でいる。
画像形成装置106a、106bを含んでいる。無線認
証カード側105は、2つの無線認証カード105a、
105bを含んでいる。無線アクセスポイント側102
は、3つのアクセスポイント102a〜102cを含ん
でいる。
【0026】無線認証カード側105は、ユーザにより
画像形成装置側106に接続(挿入)される。具体的に
は例えば、ユーザが画像形成装置106aを使用する場
合、画像形成装置106aに、例えば無線認証カード1
05aが接続(挿入)される。また、ユーザが画像形成
装置106bを使用する場合、画像形成装置106b
に、無線認証カード105bが接続(挿入)される。
画像形成装置側106に接続(挿入)される。具体的に
は例えば、ユーザが画像形成装置106aを使用する場
合、画像形成装置106aに、例えば無線認証カード1
05aが接続(挿入)される。また、ユーザが画像形成
装置106bを使用する場合、画像形成装置106b
に、無線認証カード105bが接続(挿入)される。
【0027】また、無線認証カード105aは、ネット
ワーク104上のアクセスポイント102aを介してネ
ットワーク104と接続され、無線認証カード105b
は、ネットワーク104上のアクセスポイント102b
を介してネットワーク104と接続される。情報処理装
置107は、アクセスポイント102cを介して、ネッ
トワーク104と接続される。
ワーク104上のアクセスポイント102aを介してネ
ットワーク104と接続され、無線認証カード105b
は、ネットワーク104上のアクセスポイント102b
を介してネットワーク104と接続される。情報処理装
置107は、アクセスポイント102cを介して、ネッ
トワーク104と接続される。
【0028】なお、ここでは管理対象のデバイスを2つ
の画像形成装置106a、106bとしているが、この
数に限られることはない。また、無線認証カードを2つ
の無線認証カード105a、105bとしているが、こ
の数に限られることはない。また、アクセスポイントを
3つのアクセスポイント102a、102b,103c
としているが、この数に限られることはない。
の画像形成装置106a、106bとしているが、この
数に限られることはない。また、無線認証カードを2つ
の無線認証カード105a、105bとしているが、こ
の数に限られることはない。また、アクセスポイントを
3つのアクセスポイント102a、102b,103c
としているが、この数に限られることはない。
【0029】集中管理装置103は、画像形成装置側1
06を使用するための認証情報の発行及び画像形成装置
側106の稼動状況の管理等を行なう。集中管理装置1
03はネットワーク104上に接続されており、ネット
ワーク104上のアクセスポイント側102を介して、
画像形成装置106a、106bと互いに情報通信が可
能である。
06を使用するための認証情報の発行及び画像形成装置
側106の稼動状況の管理等を行なう。集中管理装置1
03はネットワーク104上に接続されており、ネット
ワーク104上のアクセスポイント側102を介して、
画像形成装置106a、106bと互いに情報通信が可
能である。
【0030】本実施の形態では、特に、ネットワーク1
04上のアクセスポイント側102は、無線認証カード
側105と無線通信する。無線アクセスポイント側10
2を介して、画像形成装置側106に接続された無線認
証カード側105とネットワーク104の間は、無線通
信が可能となっている。即ち、複数の無線アクセスポイ
ント側102及び無線認証カード側105によって、無
線LAN(ローカルエリアネットワーク)が構築されてい
る。また、通常のパーソナルコンピュータに代表される
情報処理装置107に無線通信機能を搭載することで、
無線アクセスポイント側102を経由して、情報処理装
置107をネットワーク104に接続することも可能で
ある。
04上のアクセスポイント側102は、無線認証カード
側105と無線通信する。無線アクセスポイント側10
2を介して、画像形成装置側106に接続された無線認
証カード側105とネットワーク104の間は、無線通
信が可能となっている。即ち、複数の無線アクセスポイ
ント側102及び無線認証カード側105によって、無
線LAN(ローカルエリアネットワーク)が構築されてい
る。また、通常のパーソナルコンピュータに代表される
情報処理装置107に無線通信機能を搭載することで、
無線アクセスポイント側102を経由して、情報処理装
置107をネットワーク104に接続することも可能で
ある。
【0031】なお、アクセスポイント側102は無線通
信可能なアクセスポイント側としたが、有線通信のアク
セスポイント側としても、本実施の形態の効果を得られ
ることは明らかである。
信可能なアクセスポイント側としたが、有線通信のアク
セスポイント側としても、本実施の形態の効果を得られ
ることは明らかである。
【0032】<無線アクセスポイント側102の構成>
本実施の形態では、上述したように、無線アクセスポイ
ント側102は3つのアクセスポイント102a〜10
2cを含んでいる。それぞれのアクセスポイント102
a〜102cの構成は同様であり、それぞれが図2に示
すような構成である。
本実施の形態では、上述したように、無線アクセスポイ
ント側102は3つのアクセスポイント102a〜10
2cを含んでいる。それぞれのアクセスポイント102
a〜102cの構成は同様であり、それぞれが図2に示
すような構成である。
【0033】上記図1に示す画像形成管理システム10
0において、ネットワーク104上の無線アクセスポイ
ント側102のアクセスポイント(例えば102a)の
構成例を図2に示す。画像形成装置側106は、無線ア
クセスポイント側102を経由して、集中管理装置10
3と無線通信のための処理をする。
0において、ネットワーク104上の無線アクセスポイ
ント側102のアクセスポイント(例えば102a)の
構成例を図2に示す。画像形成装置側106は、無線ア
クセスポイント側102を経由して、集中管理装置10
3と無線通信のための処理をする。
【0034】図2に示すように、無線アクセスポイント
102aは、無線部201、信号処理部202、データ
処理部203、ネットワークとのインターフェース(I
/F)部204、無線アクセスポイントの制御を司る制
御部205、及びデータ処理部におけるデータ処理に必
要となる各種情報を記憶した記憶部206を備え、これ
らの各構成部201〜206は、バス等を介して互いに
通信可能なように接続されている。
102aは、無線部201、信号処理部202、データ
処理部203、ネットワークとのインターフェース(I
/F)部204、無線アクセスポイントの制御を司る制
御部205、及びデータ処理部におけるデータ処理に必
要となる各種情報を記憶した記憶部206を備え、これ
らの各構成部201〜206は、バス等を介して互いに
通信可能なように接続されている。
【0035】無線部201は、画像形成装置106側と
の間で情報を無線送受するためのものであり、送信部2
10、受信部211、及びアンテナ212からなる。画
像形成装置側106から発信された無線信号は、アンテ
ナ212を介して受信部211に受信されるとともに、
信号処理部202へ渡される。また、信号処理部202
で変調処理された無線信号は、送信部210により画像
形成装置側106に送信される。
の間で情報を無線送受するためのものであり、送信部2
10、受信部211、及びアンテナ212からなる。画
像形成装置側106から発信された無線信号は、アンテ
ナ212を介して受信部211に受信されるとともに、
信号処理部202へ渡される。また、信号処理部202
で変調処理された無線信号は、送信部210により画像
形成装置側106に送信される。
【0036】信号処理部202は、無線部201とデー
タ処理部203との間で無線信号を変換するためのもの
である。例えば、信号を遠隔地に確実に伝送したい場合
等は、空間や伝送線路を伝わりやすい信号にさせる必要
がある。この目的のため、信号処理部202は、データ
処理部203から受け取ったディジタル信号を、無線部
201から画像形成装置106側へ送信するために変調
する処理を実行する。
タ処理部203との間で無線信号を変換するためのもの
である。例えば、信号を遠隔地に確実に伝送したい場合
等は、空間や伝送線路を伝わりやすい信号にさせる必要
がある。この目的のため、信号処理部202は、データ
処理部203から受け取ったディジタル信号を、無線部
201から画像形成装置106側へ送信するために変調
する処理を実行する。
【0037】また、上記目的のために、受信部211が
もとの信号に従って別の周波数に変化させた変調波を受
け取ると、信号処理部202はもとの周波数信号を取出
すための復調又は検波をする。これにより当該変調波
は、もとの信号に対応したディジタル信号に変換され
る。さらに、信号処理部202は、データ処理部203
から送られてくるディジタル信号に対し、無線部201
による無線送受信のために必要となる所定のヘッダ等を
付加して無線送信用のデータを生成するとともに、画像
形成装置106側から受信した無線情報に対しては、上
記ヘッダ等を削除して、データ処理部203が処理可能
なデータ構成にする機能を有する。
もとの信号に従って別の周波数に変化させた変調波を受
け取ると、信号処理部202はもとの周波数信号を取出
すための復調又は検波をする。これにより当該変調波
は、もとの信号に対応したディジタル信号に変換され
る。さらに、信号処理部202は、データ処理部203
から送られてくるディジタル信号に対し、無線部201
による無線送受信のために必要となる所定のヘッダ等を
付加して無線送信用のデータを生成するとともに、画像
形成装置106側から受信した無線情報に対しては、上
記ヘッダ等を削除して、データ処理部203が処理可能
なデータ構成にする機能を有する。
【0038】データ処理部203は、送信データ処理部
213と受信データ処理部214を含み、ネットワーク
インターフェース部204と信号処理部202との間で
ディジタル信号を受け渡しするための、当該ディジタル
信号の加工処理を行う。
213と受信データ処理部214を含み、ネットワーク
インターフェース部204と信号処理部202との間で
ディジタル信号を受け渡しするための、当該ディジタル
信号の加工処理を行う。
【0039】具体的には、本実施の形態においては上述
した無線LAN等の無線システムによって、ネットワー
ク104上の情報が画像形成装置106へ送信され、逆
に、画像形成装置106からネットワーク104上に情
報が送信されることから、情報が第三者によって盗聴ま
たは傍受されるという漏洩の危険性があり、第三者が不
正に送信情報を入手できないようにする必要がある。そ
のため、送信データ処理部213は、ネットワークイン
ターフェース部204からの情報に秘匿処理を施し、受
信データ処理部214では、秘匿化された情報に対して
秘匿化を解除する。
した無線LAN等の無線システムによって、ネットワー
ク104上の情報が画像形成装置106へ送信され、逆
に、画像形成装置106からネットワーク104上に情
報が送信されることから、情報が第三者によって盗聴ま
たは傍受されるという漏洩の危険性があり、第三者が不
正に送信情報を入手できないようにする必要がある。そ
のため、送信データ処理部213は、ネットワークイン
ターフェース部204からの情報に秘匿処理を施し、受
信データ処理部214では、秘匿化された情報に対して
秘匿化を解除する。
【0040】ネットワークとのインターフェース(I/
F)部204は、無線アクセスポイント側102を介し
て、ネットワーク104に接続する。
F)部204は、無線アクセスポイント側102を介し
て、ネットワーク104に接続する。
【0041】制御部205は、通信に必要なタイマーを
含み、無線アクセスポイント側102全体の動作制御を
司るものである。これにより、アクセスポイント102
aは、ネットワーク104上で機能する。
含み、無線アクセスポイント側102全体の動作制御を
司るものである。これにより、アクセスポイント102
aは、ネットワーク104上で機能する。
【0042】記憶部206は、上述したデータ処理部2
03におけるデータ処理に必要となる秘匿キーや、ID
等の各種情報を記憶しており、無線情報の送受信データ
の生成等に用いられる。
03におけるデータ処理に必要となる秘匿キーや、ID
等の各種情報を記憶しており、無線情報の送受信データ
の生成等に用いられる。
【0043】なお、本実施の形態では、無線アクセスポ
イント側102としたが、通信ケーブル等でネットワー
ク104側と画像形成装置側106を接続する有線のア
クセスポイントでも良く、当該アクセスポイントを介し
て情報が送受信されることも可能である。
イント側102としたが、通信ケーブル等でネットワー
ク104側と画像形成装置側106を接続する有線のア
クセスポイントでも良く、当該アクセスポイントを介し
て情報が送受信されることも可能である。
【0044】<無線認証カードの構成>本実施の形態で
は、上述したように、無線認証カード側105は2つの
無線認証カード105a、105bを含んでいる。それ
ぞれの無線認証カード105a、105bの構成は同様
である。上記図1に示す画像形成管理システム100に
おいて、無線アクセスポイント側102と画像形成装置
側106が無線通信するための無線認証カード側105
の無線認証カード(例えば105a)の構成例を図3に
示す。
は、上述したように、無線認証カード側105は2つの
無線認証カード105a、105bを含んでいる。それ
ぞれの無線認証カード105a、105bの構成は同様
である。上記図1に示す画像形成管理システム100に
おいて、無線アクセスポイント側102と画像形成装置
側106が無線通信するための無線認証カード側105
の無線認証カード(例えば105a)の構成例を図3に
示す。
【0045】無線認証カード105aは、無線通信機能
が内蔵されたカードであり、画像形成装置側106aと
接続される。そのため、画像形成装置106aと無線認
証カード105aとの間でデータ通信を行うための、デ
ータ通信インターフェース部304を備えている。ま
た、無線認証カード105aは、上述した無線アクセス
ポイント102aと同様に、無線部301、信号処理部
302、データ処理部303、無線認証カード全体の制
御を司る制御部305、及びデータ処理部303におけ
るデータ処理に必要となる各種情報を記憶した記憶部3
06を備えている。また、これらの各構成部301〜3
06は、バス等を介して互いに通信可能なように接続さ
れている。
が内蔵されたカードであり、画像形成装置側106aと
接続される。そのため、画像形成装置106aと無線認
証カード105aとの間でデータ通信を行うための、デ
ータ通信インターフェース部304を備えている。ま
た、無線認証カード105aは、上述した無線アクセス
ポイント102aと同様に、無線部301、信号処理部
302、データ処理部303、無線認証カード全体の制
御を司る制御部305、及びデータ処理部303におけ
るデータ処理に必要となる各種情報を記憶した記憶部3
06を備えている。また、これらの各構成部301〜3
06は、バス等を介して互いに通信可能なように接続さ
れている。
【0046】無線認証カード105aは、画像形成装置
106aを使用するユーザの情報を記憶しているが、当
該ユーザ情報は記憶部306に記憶される。また、記憶
部306は、上記ユーザ情報の他、データ処理部303
におけるデータ秘匿処理に必要となる秘匿キーやID等
の各種情報を記憶している。さらに、画像形成管理シス
テム100が画像形成装置106aの稼動状況を管理す
る機能を有する場合、記憶部306は、画像形成装置1
06aの稼動状態の情報を一時記憶するために使用する
ことも可能である。
106aを使用するユーザの情報を記憶しているが、当
該ユーザ情報は記憶部306に記憶される。また、記憶
部306は、上記ユーザ情報の他、データ処理部303
におけるデータ秘匿処理に必要となる秘匿キーやID等
の各種情報を記憶している。さらに、画像形成管理シス
テム100が画像形成装置106aの稼動状況を管理す
る機能を有する場合、記憶部306は、画像形成装置1
06aの稼動状態の情報を一時記憶するために使用する
ことも可能である。
【0047】なお、上述したように本実施の形態におい
て、無線認証カード側105は、2つの無線認証カード
105a、105bを含んでいるが、105a、105b
のそれぞれの記憶部306には、互いに異なるユーザ情
報が記憶されている。
て、無線認証カード側105は、2つの無線認証カード
105a、105bを含んでいるが、105a、105b
のそれぞれの記憶部306には、互いに異なるユーザ情
報が記憶されている。
【0048】また、無線認証カード側105における各
構成部310〜314の構成は、上述した無線アクセス
ポイント側102における各構成部210〜214と同
様であるため、その詳細の説明は省略する。
構成部310〜314の構成は、上述した無線アクセス
ポイント側102における各構成部210〜214と同
様であるため、その詳細の説明は省略する。
【0049】<画像形成装置の構成>本実施の形態で
は、上述したように、画像形成装置側(複写機等)10
6は2つの画像形成装置(複写機等)106a、106
bを含んでいる。それぞれの画像形成装置(複写機等)
106a、106bの構成は同様である。上記図1に示
す画像形成管理システム100における、画像形成装置
側(複写機等)106の画像形成装置(例えば106
a)の構成例を図4に示す。
は、上述したように、画像形成装置側(複写機等)10
6は2つの画像形成装置(複写機等)106a、106
bを含んでいる。それぞれの画像形成装置(複写機等)
106a、106bの構成は同様である。上記図1に示
す画像形成管理システム100における、画像形成装置
側(複写機等)106の画像形成装置(例えば106
a)の構成例を図4に示す。
【0050】画像形成装置側(複写機等)106aは、
文書等に記載された文字や写真等の撮影機能を有し、例
えば、図4に示すように、文書や原稿を読み取る画像読
み取り部401、用紙搬送部402、画像形成部40
3、画像形成装置のユーザーインターフェース部40
4、制御部405、記憶部406、及びデータ通信イン
ターフェース部407を有している。
文書等に記載された文字や写真等の撮影機能を有し、例
えば、図4に示すように、文書や原稿を読み取る画像読
み取り部401、用紙搬送部402、画像形成部40
3、画像形成装置のユーザーインターフェース部40
4、制御部405、記憶部406、及びデータ通信イン
ターフェース部407を有している。
【0051】画像読み取り部401は、例えば、ユーザ
が複写を希望する文書のページや原稿を、機械的または
電気的機構、もしくはその双方の機構により画像情報と
して読み取る。
が複写を希望する文書のページや原稿を、機械的または
電気的機構、もしくはその双方の機構により画像情報と
して読み取る。
【0052】用紙搬送部402は、画像を転写する用紙
を、用紙カセットから画像形成装置106の用紙取出し
部まで搬送する作業及び、その作業が円滑に行われるよ
う制御する機能を有する。
を、用紙カセットから画像形成装置106の用紙取出し
部まで搬送する作業及び、その作業が円滑に行われるよ
う制御する機能を有する。
【0053】画像形成部403は、画像読み取り部で読
み込んだ画像情報を、用紙搬送部の制御により送られて
くる用紙に転写する機能を有する。
み込んだ画像情報を、用紙搬送部の制御により送られて
くる用紙に転写する機能を有する。
【0054】ユーザーインターフェース部404は、画
像形成装置106のユーザが複写する用紙のサイズや枚
数やモノクロまたはカラー等の設定をする部分である。
ユーザーインターフェース部407での設定情報は、制
御部405に受け渡される。制御部405は当該設定情
報に基づいて、例えば、複写機106の使用許可の認証
がなされ、複写可能の場合、当該設定情報の指示内容で
転写するための制御処理を実行する。
像形成装置106のユーザが複写する用紙のサイズや枚
数やモノクロまたはカラー等の設定をする部分である。
ユーザーインターフェース部407での設定情報は、制
御部405に受け渡される。制御部405は当該設定情
報に基づいて、例えば、複写機106の使用許可の認証
がなされ、複写可能の場合、当該設定情報の指示内容で
転写するための制御処理を実行する。
【0055】また、ユーザが画像形成装置側106を使
用する場合、ユーザは画像形成装置側106を介して、
当該ユーザが正当ユーザである証明となる使用の許可認
証を、集中管理装置103へ申請することが必要とな
る。そのために、画像形成装置側106はユーザに対
し、必要な情報、例えば、所定のパスワードを入力する
ことを要求する。ユーザーインターフェース部404
は、当該パスワードを入力させるための機能を有する部
分である。また、ユーザーインターフェース部404
は、ユーザがユーザーインターフェース部404に対し
て入力した情報、例えば、用紙のサイズや枚数等の情報
を表示させたり、画像形成装置側106の転写枚数また
は稼動状態を表示する機能を有している。
用する場合、ユーザは画像形成装置側106を介して、
当該ユーザが正当ユーザである証明となる使用の許可認
証を、集中管理装置103へ申請することが必要とな
る。そのために、画像形成装置側106はユーザに対
し、必要な情報、例えば、所定のパスワードを入力する
ことを要求する。ユーザーインターフェース部404
は、当該パスワードを入力させるための機能を有する部
分である。また、ユーザーインターフェース部404
は、ユーザがユーザーインターフェース部404に対し
て入力した情報、例えば、用紙のサイズや枚数等の情報
を表示させたり、画像形成装置側106の転写枚数また
は稼動状態を表示する機能を有している。
【0056】制御部405は、画像形成装置側106全
体の動作制御を行うための機能を有し、例えば、複写時
の読み取り、用紙の搬送、読み取った画像を搬送された
用紙に転写する等の複写処理全体がタイミング良く行な
われるための動作制御を司るためのものである。
体の動作制御を行うための機能を有し、例えば、複写時
の読み取り、用紙の搬送、読み取った画像を搬送された
用紙に転写する等の複写処理全体がタイミング良く行な
われるための動作制御を司るためのものである。
【0057】データ通信インターフェース部407は、
画像形成装置側106が無線認証カード側105と接続
し、画像形成装置側106と無線認証カード側105と
の間で、データの通信を行うための機能を有する。画像
形成装置側106で読み取られた画像情報は、画像形成
装置側106内のデータ通信インターフェース部407
を通じて無線認証カード側105に送られる。これによ
り、集中管理装置103と画像形成装置側106は、無
線システム(例えば無線LAN)によって無線アクセスポ
イント側102を介したネットワーク104上でつなが
る。その結果、集中管理装置103と画像形成装置側1
06との間でデータの送受信が可能となる。
画像形成装置側106が無線認証カード側105と接続
し、画像形成装置側106と無線認証カード側105と
の間で、データの通信を行うための機能を有する。画像
形成装置側106で読み取られた画像情報は、画像形成
装置側106内のデータ通信インターフェース部407
を通じて無線認証カード側105に送られる。これによ
り、集中管理装置103と画像形成装置側106は、無
線システム(例えば無線LAN)によって無線アクセスポ
イント側102を介したネットワーク104上でつなが
る。その結果、集中管理装置103と画像形成装置側1
06との間でデータの送受信が可能となる。
【0058】また、記憶部406は、複写機106の稼
動状態のデータを一時記憶する機能と、複数の画像形成
装置側106の中からある画像形成装置を特定するため
の複写機管理番号を記憶する機能とを有する。
動状態のデータを一時記憶する機能と、複数の画像形成
装置側106の中からある画像形成装置を特定するため
の複写機管理番号を記憶する機能とを有する。
【0059】<画像形成管理システムの動作>図5は、
画像形成管理システム100の動作の一例をフローチャ
ートにより示したものである。
画像形成管理システム100の動作の一例をフローチャ
ートにより示したものである。
【0060】尚、本実施の形態では、画像形成装置10
6を、その一例として複写機とする。以下、画像形成装
置106を「複写機106」として説明する。また、動
作説明の便宜上、ユーザが使用する複写機は複写機10
6のうち「複写機106a」をとし、以下説明するが、
「複写機106b」を使用する場合も同様な動作がなさ
れる。
6を、その一例として複写機とする。以下、画像形成装
置106を「複写機106」として説明する。また、動
作説明の便宜上、ユーザが使用する複写機は複写機10
6のうち「複写機106a」をとし、以下説明するが、
「複写機106b」を使用する場合も同様な動作がなさ
れる。
【0061】図5は、画像形成管理システム100の動
作として、複写機106が複写可能なスタンバイ状態と
なり、集中管理装置103において、複写機106に入
力されたパスワードと複写機管理番号の照らし合わせに
より、複写機106の使用が許可されたユーザの使用で
あるか否かを判断する認証を行い、当該認証結果に基づ
いて複写機106を複写可能又は不可能な状態へ移行さ
せる動作を示したものである。
作として、複写機106が複写可能なスタンバイ状態と
なり、集中管理装置103において、複写機106に入
力されたパスワードと複写機管理番号の照らし合わせに
より、複写機106の使用が許可されたユーザの使用で
あるか否かを判断する認証を行い、当該認証結果に基づ
いて複写機106を複写可能又は不可能な状態へ移行さ
せる動作を示したものである。
【0062】ステップS501:複写機106aに電源
が投入されると、複写機106aは、ユーザが文書や原
稿の文字または画像等の情報を複写できる正常なスタン
バイ状態となる。 ステップS502:複写機106aの制御部405は、
ステップS501のスタンバイ状態の間、複写機106
aの使用が許可されているユーザの個人データや組織デ
ータが記憶された無線認証カード105aが、複写機1
06aのデータ通信インターフェース部407に接続
(挿入)されたか否かを監視している。
が投入されると、複写機106aは、ユーザが文書や原
稿の文字または画像等の情報を複写できる正常なスタン
バイ状態となる。 ステップS502:複写機106aの制御部405は、
ステップS501のスタンバイ状態の間、複写機106
aの使用が許可されているユーザの個人データや組織デ
ータが記憶された無線認証カード105aが、複写機1
06aのデータ通信インターフェース部407に接続
(挿入)されたか否かを監視している。
【0063】ステップS503:データ通信インターフ
ェース部407に無線認証カード105aが接続される
と、複写機106aは、制御部405により、ユーザー
インターフェース部404に備えられた、例えば、キー
入力機構(不図示)を用いて、無線認証カード105a
に記憶されたデータに対応した所定のパスワードが入力
されるのを待つ状態となる。この時、ユーザーインター
フェース部404に対して、LCD等の表示機能が設けら
れている場合、例えば、「PASSWORD?」等のメッセージ
を当該表示機能により表示することで、複写機106a
の使用者に対しパスワードを入力するのを促すようにし
てもよい。
ェース部407に無線認証カード105aが接続される
と、複写機106aは、制御部405により、ユーザー
インターフェース部404に備えられた、例えば、キー
入力機構(不図示)を用いて、無線認証カード105a
に記憶されたデータに対応した所定のパスワードが入力
されるのを待つ状態となる。この時、ユーザーインター
フェース部404に対して、LCD等の表示機能が設けら
れている場合、例えば、「PASSWORD?」等のメッセージ
を当該表示機能により表示することで、複写機106a
の使用者に対しパスワードを入力するのを促すようにし
てもよい。
【0064】ステップS504:複写機106aの制御
部405は、ユーザがパスワードの入力を終了したか否
かを判断し、この判断の結果、入力が終了されていない
場合、ステップS503に戻る。この場合、ユーザーイ
ンターフェース部404は、ユーザからのパスワードが
入力されるまで、当該入力待ち状態が継続する。
部405は、ユーザがパスワードの入力を終了したか否
かを判断し、この判断の結果、入力が終了されていない
場合、ステップS503に戻る。この場合、ユーザーイ
ンターフェース部404は、ユーザからのパスワードが
入力されるまで、当該入力待ち状態が継続する。
【0065】ステップS505:ステップS504にお
いて、ユーザによってなされるパスワードの入力が終了
したと判断されると、複写機106aの制御部405
は、複写機106a内の記憶部406に記憶されている
複写機を特定するための複写機管理番号(例えば、複写
機自身に振当てられた番号)を読みだす。この複写機管
理番号は、複写機106aの制御部405により、ユー
ザーインターフェース部404を通じて入力されたパス
ワードとともに、無線認証カード105aに送られる。
いて、ユーザによってなされるパスワードの入力が終了
したと判断されると、複写機106aの制御部405
は、複写機106a内の記憶部406に記憶されている
複写機を特定するための複写機管理番号(例えば、複写
機自身に振当てられた番号)を読みだす。この複写機管
理番号は、複写機106aの制御部405により、ユー
ザーインターフェース部404を通じて入力されたパス
ワードとともに、無線認証カード105aに送られる。
【0066】ステップS506:無線認証カード105
aは、当該カード内の記憶部306に記憶してある、使
用の許可された対象者の個人データや組織データ等の情
報を読み出す。ここで、使用の許可された対象者情報の
例として、企業の場合、社員に付けられた社員番号など
が考えられる。
aは、当該カード内の記憶部306に記憶してある、使
用の許可された対象者の個人データや組織データ等の情
報を読み出す。ここで、使用の許可された対象者情報の
例として、企業の場合、社員に付けられた社員番号など
が考えられる。
【0067】ステップS507:無線認証カード105
aの制御部305は、複写機106aから送られるパス
ワード、複写機管理番号、及びステップS506におけ
る無線認証カード105aから読み出された使用許可対
象者の情報を集中管理装置103へ送信する。当該情報
は、無線認証カード105a及び無線アクセスポイント
102の双方間における無線部201及び301の交信
により、無線アクセスポイント102を介して集中管理
装置103へ伝送される。さらに、無線認証カード10
5aの制御部305は、集中管理装置103に対し、無
線認証カード105aを使用するユーザが複写機106
aを正当に使用するユーザであるか否かの認証をする複
写機使用許可要求を通知する。
aの制御部305は、複写機106aから送られるパス
ワード、複写機管理番号、及びステップS506におけ
る無線認証カード105aから読み出された使用許可対
象者の情報を集中管理装置103へ送信する。当該情報
は、無線認証カード105a及び無線アクセスポイント
102の双方間における無線部201及び301の交信
により、無線アクセスポイント102を介して集中管理
装置103へ伝送される。さらに、無線認証カード10
5aの制御部305は、集中管理装置103に対し、無
線認証カード105aを使用するユーザが複写機106
aを正当に使用するユーザであるか否かの認証をする複
写機使用許可要求を通知する。
【0068】ステップS508:上記複写機使用許可要
求を通知された集中管理装置103は、複写機106a
のユーザが使用許可対象者であるか否かを、例えば、既
に集中管理装置103内の記憶部に記憶してあるデータ
ベースの情報と、集中管理装置103に送信される情報
との比較により調べる。ここで、比較対照のための検索
キーとなるのは、例えば、使用許可対象者の情報と複写
機管理番号に基づき行なわれる。
求を通知された集中管理装置103は、複写機106a
のユーザが使用許可対象者であるか否かを、例えば、既
に集中管理装置103内の記憶部に記憶してあるデータ
ベースの情報と、集中管理装置103に送信される情報
との比較により調べる。ここで、比較対照のための検索
キーとなるのは、例えば、使用許可対象者の情報と複写
機管理番号に基づき行なわれる。
【0069】ステップS509:ステップS508にお
いて、複写機106aのユーザが正当に使用することを
許可されたユーザである場合、集中管理装置103は、
次に、使用許可対象者の情報とパスワードが一致するか
を調べる。
いて、複写機106aのユーザが正当に使用することを
許可されたユーザである場合、集中管理装置103は、
次に、使用許可対象者の情報とパスワードが一致するか
を調べる。
【0070】ステップS510:使用許可対象者の情報
とパスワードが一致する場合、さらに集中管理装置10
3は、既に同一の無線認証カード105aを使用して複
写機使用の認証を受けたユーザが存在するか否かを調べ
る。ここで、集中管理装置103は、無線アクセスポイ
ント102aを介してネットワーク104内につながる
全ての複写機106を管理しているため、既に認証を受
けたユーザがいるか否かの判断が可能である。
とパスワードが一致する場合、さらに集中管理装置10
3は、既に同一の無線認証カード105aを使用して複
写機使用の認証を受けたユーザが存在するか否かを調べ
る。ここで、集中管理装置103は、無線アクセスポイ
ント102aを介してネットワーク104内につながる
全ての複写機106を管理しているため、既に認証を受
けたユーザがいるか否かの判断が可能である。
【0071】仮に、集中管理装置103が、同一の無線
認証カード105aは、重複して使用されていると判断
した場合、複数の無線認証カード105aは不正にコピ
ーされたということが推測される。したがって、集中管
理装置103は、複写機106aの使用は不正使用であ
って認められないという結論を出す。この場合、集中管
理装置103は、無線認証カード105aから通知され
た複写機使用許可要求に対する認証に対し、NGという
結果を、ネットワーク104及び無線アクセスポイント
102を介して、無線認証カード105aに通知する。
認証カード105aは、重複して使用されていると判断
した場合、複数の無線認証カード105aは不正にコピ
ーされたということが推測される。したがって、集中管
理装置103は、複写機106aの使用は不正使用であ
って認められないという結論を出す。この場合、集中管
理装置103は、無線認証カード105aから通知され
た複写機使用許可要求に対する認証に対し、NGという
結果を、ネットワーク104及び無線アクセスポイント
102を介して、無線認証カード105aに通知する。
【0072】また、無線認証カード105aが重複して
使用されず、正当な複写機106aの使用であると判断
できる場合、集中管理装置103は、複写機使用許可要
求に対する認証がOKという結果を、ネットワーク104
及び無線アクセスポイント102aを介して、無線認証
カード105aに通知する。
使用されず、正当な複写機106aの使用であると判断
できる場合、集中管理装置103は、複写機使用許可要
求に対する認証がOKという結果を、ネットワーク104
及び無線アクセスポイント102aを介して、無線認証
カード105aに通知する。
【0073】なお、同一の無線認証カード105aが重
複して使用されているか否かは、集中管理装置103が
ネットワーク内にあるすべての複写機の稼動状況を管理
することから可能となる。即ち、認証要求をしてきたカ
ード内に記憶してあるカードごとに唯一の情報(ID)と
同じ情報(ID)のカードがすでにネットワーク内の他の
複写機で使用され、稼動状況にあれば、どちらかが不正
にコピーしたカードであることになる。このようにし
て、同一の無線認証カード105aの重複使用を未然に
防ぐことが可能となる。
複して使用されているか否かは、集中管理装置103が
ネットワーク内にあるすべての複写機の稼動状況を管理
することから可能となる。即ち、認証要求をしてきたカ
ード内に記憶してあるカードごとに唯一の情報(ID)と
同じ情報(ID)のカードがすでにネットワーク内の他の
複写機で使用され、稼動状況にあれば、どちらかが不正
にコピーしたカードであることになる。このようにし
て、同一の無線認証カード105aの重複使用を未然に
防ぐことが可能となる。
【0074】ステップS511:複写機使用許可要求に
対する認証を受信した無線認証カード105aは、デー
タ通信インターフェース部407を介して、複写機10
6aに認証がOKであったことを通知する。
対する認証を受信した無線認証カード105aは、デー
タ通信インターフェース部407を介して、複写機10
6aに認証がOKであったことを通知する。
【0075】ステップS512:認証がOKを受信した
複写機106aは、当該複写機を使用出来る状態に移行
させる。
複写機106aは、当該複写機を使用出来る状態に移行
させる。
【0076】ステップS513:上記認証の結果がNGと
いう判断の場合も、OKの場合と同じように、ネットワー
ク104及び無線アクセスポイント102を介して無線
認証カード105aに通知し、さらに複写機106aに
も送信する。
いう判断の場合も、OKの場合と同じように、ネットワー
ク104及び無線アクセスポイント102を介して無線
認証カード105aに通知し、さらに複写機106aに
も送信する。
【0077】ステップS514:認証の結果がNGという
通知を受けた複写機106aは、複写機106aを稼動
可能な状態には遷移させず、ユーザに認証結果を知らせ
るために、複写機106aのユーザーインターフェース
部404に認証結果がNGであったことを表示し、初期状
態であるステップS501のスタンバイ状態に戻る。
通知を受けた複写機106aは、複写機106aを稼動
可能な状態には遷移させず、ユーザに認証結果を知らせ
るために、複写機106aのユーザーインターフェース
部404に認証結果がNGであったことを表示し、初期状
態であるステップS501のスタンバイ状態に戻る。
【0078】また、同一の無線認証カード105aによ
る重複使用と判断される前のステップS508、ステッ
プS509において、集中管理装置103が、複写機1
06aを使用するユーザは許可されないユーザであると
判断した場合、また、使用許可対象者の情報と所定のパ
スワードが一致しない場合、上述したようにステップS
513及びステップS514の処理を実行する。即ち、
複写機106aの制御部405は、複写機106aを稼
動可能な状態には遷移させず、また複写機106aのユ
ーザーインターフェース部404に認証結果がNGであっ
たことを表示させる。これにより、複写機106aはユ
ーザに対し、複写機106aを使用することができない
情報を通知し、複写機106aの制御部405は、複写
機106aを、初期状態であるステップS501のスタ
ンバイ状態に戻す。
る重複使用と判断される前のステップS508、ステッ
プS509において、集中管理装置103が、複写機1
06aを使用するユーザは許可されないユーザであると
判断した場合、また、使用許可対象者の情報と所定のパ
スワードが一致しない場合、上述したようにステップS
513及びステップS514の処理を実行する。即ち、
複写機106aの制御部405は、複写機106aを稼
動可能な状態には遷移させず、また複写機106aのユ
ーザーインターフェース部404に認証結果がNGであっ
たことを表示させる。これにより、複写機106aはユ
ーザに対し、複写機106aを使用することができない
情報を通知し、複写機106aの制御部405は、複写
機106aを、初期状態であるステップS501のスタ
ンバイ状態に戻す。
【0079】以上のように、本実施の形態によれば、集
中管理装置103を中心とした画像形成管理システム1
00によって、複数の複写機側106が存在する場合で
も、複写機側106が不正ユーザによって不正に使用さ
れることなく、ユーザに対する複写機側106の使用許
可を集中的に管理することが可能となる。
中管理装置103を中心とした画像形成管理システム1
00によって、複数の複写機側106が存在する場合で
も、複写機側106が不正ユーザによって不正に使用さ
れることなく、ユーザに対する複写機側106の使用許
可を集中的に管理することが可能となる。
【0080】なお、本実施の形態では、ステップS50
6における無線認証カード105aから読み出された使
用許可対象者の情報は、無線認証カード105a内で、
複写機106aから通知されるパスワード等とあわせら
れ、無線認証カード105aの制御部305が、集中管
理装置103に送信される動作とした。これを、まず一
度複写機106a側へ当該使用許可対象者の情報を通知
し、複写機106a内でパスワード等の情報と一緒に、
無線認証カード105aへ送信されるようにしてもよ
い。
6における無線認証カード105aから読み出された使
用許可対象者の情報は、無線認証カード105a内で、
複写機106aから通知されるパスワード等とあわせら
れ、無線認証カード105aの制御部305が、集中管
理装置103に送信される動作とした。これを、まず一
度複写機106a側へ当該使用許可対象者の情報を通知
し、複写機106a内でパスワード等の情報と一緒に、
無線認証カード105aへ送信されるようにしてもよ
い。
【0081】[第2の実施の形態]次に、本実施の形態に
ついて第2の例として、特に、複写機側106が正常に
稼動しているか否かについて、過去から現在の複写機側
106の稼動履歴を管理する場合の画像形成管理システ
ム100の動作を示す。
ついて第2の例として、特に、複写機側106が正常に
稼動しているか否かについて、過去から現在の複写機側
106の稼動履歴を管理する場合の画像形成管理システ
ム100の動作を示す。
【0082】具体的には、複写機側106が複写処理を
実行できるような前処理が完了すると、複写機側106
は正常に稼動しているのか、またはジャム等により紙詰
まり等の障害が発生しているのかを判断し、またユーザ
が複写機側106を使用することにより発生したコピー
枚数を検出する。上記判断及び検証結果の情報を基に、
集中管理装置103が、障害情報及び複写した用紙枚数
の情報を管理する動作を示したものである。図6にその
動作のフローチャートを示す。なお、上述したように、
複写機106のうち複写機106aを例に説明する。
実行できるような前処理が完了すると、複写機側106
は正常に稼動しているのか、またはジャム等により紙詰
まり等の障害が発生しているのかを判断し、またユーザ
が複写機側106を使用することにより発生したコピー
枚数を検出する。上記判断及び検証結果の情報を基に、
集中管理装置103が、障害情報及び複写した用紙枚数
の情報を管理する動作を示したものである。図6にその
動作のフローチャートを示す。なお、上述したように、
複写機106のうち複写機106aを例に説明する。
【0083】ステップS601:図5の動作フローで述
べたように、画像形成管理システム100において、複
写機106aは、集中管理装置103に対して、複写機
106aの使用が許可されたユーザの使用であるか否か
を判断するための認証となる複写機使用許可の要求をす
る。集中管理装置103が判断した認証処理の結果、複
写機106aにおいてユーザが正しいユーザであると判
断されると、複写機106aのユーザは、複写許可の認
証を取得できる。複写許可の認証を取得したユーザは、
複写機106aに無線通信機能を内蔵した無線認証カー
ド105aを接続(挿入)したそのままの状態で、次
に、複写機106aにおいて複写作業を開始する。
べたように、画像形成管理システム100において、複
写機106aは、集中管理装置103に対して、複写機
106aの使用が許可されたユーザの使用であるか否か
を判断するための認証となる複写機使用許可の要求をす
る。集中管理装置103が判断した認証処理の結果、複
写機106aにおいてユーザが正しいユーザであると判
断されると、複写機106aのユーザは、複写許可の認
証を取得できる。複写許可の認証を取得したユーザは、
複写機106aに無線通信機能を内蔵した無線認証カー
ド105aを接続(挿入)したそのままの状態で、次
に、複写機106aにおいて複写作業を開始する。
【0084】ステップS602:ユーザは、複写機10
6aのユーザーインターフェース部404に対して、複
写する用紙のサイズ、複写枚数、及びモノクロまたはカ
ラー等の入力設定を行なう。ユーザによる複写機106
aに対し、当該入力設定が終了すると、複写機106a
の制御部405は、複写機106aの各構成部を動作制
御し、その結果、文書や原稿の内容が複写用紙に複写さ
れる。複写機106aが稼動した場合、複写機106a
の制御部405は用紙搬送部402が実際に搬送した用
紙の枚数を把握管理している。これにより、複写機10
6aの制御部405は、データ通信インターフェース部
407を通じて、無線認証カード105aに送信指令を
出し、当該用紙枚数を通知する。無線認証カード105
aは、複写機106aから送信される用紙枚数の情報を
受信し、その情報を無線認証カード105a内の記憶部
306に一時的に記憶する。
6aのユーザーインターフェース部404に対して、複
写する用紙のサイズ、複写枚数、及びモノクロまたはカ
ラー等の入力設定を行なう。ユーザによる複写機106
aに対し、当該入力設定が終了すると、複写機106a
の制御部405は、複写機106aの各構成部を動作制
御し、その結果、文書や原稿の内容が複写用紙に複写さ
れる。複写機106aが稼動した場合、複写機106a
の制御部405は用紙搬送部402が実際に搬送した用
紙の枚数を把握管理している。これにより、複写機10
6aの制御部405は、データ通信インターフェース部
407を通じて、無線認証カード105aに送信指令を
出し、当該用紙枚数を通知する。無線認証カード105
aは、複写機106aから送信される用紙枚数の情報を
受信し、その情報を無線認証カード105a内の記憶部
306に一時的に記憶する。
【0085】ステップS603:ステップS602にお
いて、複写機106aが正常に稼動した場合、無線認証
カード105aの制御部305は、上記複写の用紙枚数
を無線認証カード105a内の記憶部306に、例えば
上書きされる形で常に最新の情報を記憶する。尚、記憶
部306が上書き更新される方式をとらないときは、記
憶部306に最も新しい用紙枚数が保持されるメモリバ
ッファが存在し、そのメモリバッファの内容が常に更新
されるようにしても良い。
いて、複写機106aが正常に稼動した場合、無線認証
カード105aの制御部305は、上記複写の用紙枚数
を無線認証カード105a内の記憶部306に、例えば
上書きされる形で常に最新の情報を記憶する。尚、記憶
部306が上書き更新される方式をとらないときは、記
憶部306に最も新しい用紙枚数が保持されるメモリバ
ッファが存在し、そのメモリバッファの内容が常に更新
されるようにしても良い。
【0086】ステップS604:ステップS602にお
いて、複写機106aが通常の処理を実行しようとした
場合、紙詰まりやインク切れ等の障害が発生するときが
ある。このときは、複写機106aは、複写処理を実行
することが不可能となる。
いて、複写機106aが通常の処理を実行しようとした
場合、紙詰まりやインク切れ等の障害が発生するときが
ある。このときは、複写機106aは、複写処理を実行
することが不可能となる。
【0087】画像形成管理システム100は、複写機1
06aについてこのような障害が発生した場合の障害情
報も集中管理する。そこで、ステップS602におい
て、複写機106aの制御部405が、複写処理が実行
されないことに基づき、複写機106aは正常に稼動し
ていないと判断した場合、制御部405は、例えば制御
コードの1つとして障害フラグをON状態にする。一
方、画像形成管理システム100における集中管理装置
103は、任意のインターバル時間毎に、複写機106
aの制御部405へ指令を送り、制御コードにこの障害
フラグがON状態になっているか否かをチェックする。
障害フラグがON状態になっていれば、画像形成管理シ
ステム100は、複写機106aに障害が発生している
ことを知ることができる。このように、複写機106a
の制御部405から通知される結果に基づき、画像形成
管理システム100は、複写機106aにおいて発生す
る障害情報を把握管理できる。
06aについてこのような障害が発生した場合の障害情
報も集中管理する。そこで、ステップS602におい
て、複写機106aの制御部405が、複写処理が実行
されないことに基づき、複写機106aは正常に稼動し
ていないと判断した場合、制御部405は、例えば制御
コードの1つとして障害フラグをON状態にする。一
方、画像形成管理システム100における集中管理装置
103は、任意のインターバル時間毎に、複写機106
aの制御部405へ指令を送り、制御コードにこの障害
フラグがON状態になっているか否かをチェックする。
障害フラグがON状態になっていれば、画像形成管理シ
ステム100は、複写機106aに障害が発生している
ことを知ることができる。このように、複写機106a
の制御部405から通知される結果に基づき、画像形成
管理システム100は、複写機106aにおいて発生す
る障害情報を把握管理できる。
【0088】ステップS605:ステップS604にお
いて、集中管理装置103が、複写機106aについて
障害が発生したことを検知した場合、集中管理装置10
3は、複写機106aの制御部405が把握している障
害情報に基づき、当該障害の軽重を判定する。この障害
の軽重により、次の処理内容が決定する(ステップS6
06、又はステップS607)。ここで障害の軽重を判
定するには、例えば次のように行う。
いて、集中管理装置103が、複写機106aについて
障害が発生したことを検知した場合、集中管理装置10
3は、複写機106aの制御部405が把握している障
害情報に基づき、当該障害の軽重を判定する。この障害
の軽重により、次の処理内容が決定する(ステップS6
06、又はステップS607)。ここで障害の軽重を判
定するには、例えば次のように行う。
【0089】複写機106aについて障害現象として起
こり得ると予測出来る障害を予めリストアップして、リ
ストアップした障害のそれぞれについて障害の程度が大
きいか小さいかを決めておき、集中管理装置103内に
記憶しておく。次に、集中管理装置103は、実際に複
写機106aの制御部405から通知された障害情報と
リストアップした障害現象を比較し、制御部405から
通知された障害情報が、リストとして挙げられている障
害情報のうち、どの障害に相当するのかを判別する。こ
の判別結果に基づき、集中管理装置103は複写機10
6aに発生する障害内容を知ることができる。ここで
は、紙詰まり等のように、ユーザが容易に障害を回避で
きる障害を「軽度」、また、複写機を構成する部品の破
損等のように、ユーザがその障害に対し容易に対応でき
ず、複写機メーカー等のサービスマンを呼ばなければ障
害を回避できない障害を「重度」ということにする。
こり得ると予測出来る障害を予めリストアップして、リ
ストアップした障害のそれぞれについて障害の程度が大
きいか小さいかを決めておき、集中管理装置103内に
記憶しておく。次に、集中管理装置103は、実際に複
写機106aの制御部405から通知された障害情報と
リストアップした障害現象を比較し、制御部405から
通知された障害情報が、リストとして挙げられている障
害情報のうち、どの障害に相当するのかを判別する。こ
の判別結果に基づき、集中管理装置103は複写機10
6aに発生する障害内容を知ることができる。ここで
は、紙詰まり等のように、ユーザが容易に障害を回避で
きる障害を「軽度」、また、複写機を構成する部品の破
損等のように、ユーザがその障害に対し容易に対応でき
ず、複写機メーカー等のサービスマンを呼ばなければ障
害を回避できない障害を「重度」ということにする。
【0090】なお、上記障害の程度は、説明を簡単する
ため、「軽度」又は「重度」の2つにしたが、さらに多
段階に区分した障害程度を決めておくこともできる。
ため、「軽度」又は「重度」の2つにしたが、さらに多
段階に区分した障害程度を決めておくこともできる。
【0091】ステップS606:ステップS605にお
ける障害の程度が「軽度」の場合、例えば、障害の内容
は紙詰まりで、その紙詰まりが発生した回数は1回とい
う情報を、ステップS602と同様、複写機106aの
制御部405は、データ通信インターフェース部407
を通じて、無線認証カード105aに通知する。無線認
証カード105aの制御部305は、この障害情報をカ
ード内の記憶部306に一時記憶させる。
ける障害の程度が「軽度」の場合、例えば、障害の内容
は紙詰まりで、その紙詰まりが発生した回数は1回とい
う情報を、ステップS602と同様、複写機106aの
制御部405は、データ通信インターフェース部407
を通じて、無線認証カード105aに通知する。無線認
証カード105aの制御部305は、この障害情報をカ
ード内の記憶部306に一時記憶させる。
【0092】ステップS607:ステップS605にお
ける障害の程度が「重度」の場合は、ステップS606
と同様、複写機106aの制御部405は、データ通信
インターフェース部407を通じて、その障害の情報を
無線認証カード105aに通知し、通知を受けた無線認
証カード105aは内蔵の無線通信機能で、無線アクセ
スポイント102aを経由して、集中管理装置103へ
通知する。
ける障害の程度が「重度」の場合は、ステップS606
と同様、複写機106aの制御部405は、データ通信
インターフェース部407を通じて、その障害の情報を
無線認証カード105aに通知し、通知を受けた無線認
証カード105aは内蔵の無線通信機能で、無線アクセ
スポイント102aを経由して、集中管理装置103へ
通知する。
【0093】ステップS608:複写作業を終了する場
合、ユーザは複写機106aのユーザーインターフェー
ス部404の、所定の機構部(不図示)、例えば「終
了」ボタンを押下する。これをもとに、複写機106a
の制御部405は、ユーザによる複写機106aの使用
が終了したことを検知する。
合、ユーザは複写機106aのユーザーインターフェー
ス部404の、所定の機構部(不図示)、例えば「終
了」ボタンを押下する。これをもとに、複写機106a
の制御部405は、ユーザによる複写機106aの使用
が終了したことを検知する。
【0094】ステップS609:ユーザにより上記「終
了」ボタンが押下されると、複写機106aは無線認証
カード105aに対して複写の終了通知を送信する。こ
の終了通知を受けた無線認証カード105aは、ステッ
プS606またはステップS607で示したように、無
線認証カード105a内の記憶部306に記憶された障
害情報や、ステップS603で示したように、複写した
用紙枚数等の情報を、無線アクセスポイント102a経
由で集中管理装置103へ伝送する。
了」ボタンが押下されると、複写機106aは無線認証
カード105aに対して複写の終了通知を送信する。こ
の終了通知を受けた無線認証カード105aは、ステッ
プS606またはステップS607で示したように、無
線認証カード105a内の記憶部306に記憶された障
害情報や、ステップS603で示したように、複写した
用紙枚数等の情報を、無線アクセスポイント102a経
由で集中管理装置103へ伝送する。
【0095】ステップS610:集中管理装置103は
ステップS609による送信情報を受信すると、今度は
集中管理装置103の受信完了を意味する送信終了の通
知を複写機106a側に返す。複写機106aの制御部
405は、集中管理装置103より、当該送信終了の通
知を受信し終わると、データ通信インターフェース部4
07に対して、無線認証カード105a用のカードロッ
クの解除指令を出す。
ステップS609による送信情報を受信すると、今度は
集中管理装置103の受信完了を意味する送信終了の通
知を複写機106a側に返す。複写機106aの制御部
405は、集中管理装置103より、当該送信終了の通
知を受信し終わると、データ通信インターフェース部4
07に対して、無線認証カード105a用のカードロッ
クの解除指令を出す。
【0096】ここで、無線認証カード105a用のカー
ドロックとは、ユーザが複写作業の途中に、無線認証カ
ード105aを複写機106aから引き抜かれ、無線認
証カード105aと複写機106aが未接続とならない
ように、設けられていたセキュリティである。このよう
なカードロックをかけることにより、集中管理装置10
3は、複写機106aの複写のために発生する複写用紙
枚数や複写機106aに生じた障害情報を、確実に把握
できる。また、複写機106aの制御部405からのカ
ードロック解除によりカードロックが解除されると、ユ
ーザは無線認証カード105aを複写機106aから取
り外すことが可能となり、ユーザの複写作業が完了す
る。
ドロックとは、ユーザが複写作業の途中に、無線認証カ
ード105aを複写機106aから引き抜かれ、無線認
証カード105aと複写機106aが未接続とならない
ように、設けられていたセキュリティである。このよう
なカードロックをかけることにより、集中管理装置10
3は、複写機106aの複写のために発生する複写用紙
枚数や複写機106aに生じた障害情報を、確実に把握
できる。また、複写機106aの制御部405からのカ
ードロック解除によりカードロックが解除されると、ユ
ーザは無線認証カード105aを複写機106aから取
り外すことが可能となり、ユーザの複写作業が完了す
る。
【0097】ステップS608において、ユーザによる
複写終了の意思表示がなされない場合、例えば上記「終
了」ボタンが押下されない等では、複写機106aの制
御部405は、ユーザが複写機106aの使用を継続し
ていると判断する。その場合、複写機106aの制御部
405は、上述したステップS601からS607の処理
を続行できるように動作制御する。
複写終了の意思表示がなされない場合、例えば上記「終
了」ボタンが押下されない等では、複写機106aの制
御部405は、ユーザが複写機106aの使用を継続し
ていると判断する。その場合、複写機106aの制御部
405は、上述したステップS601からS607の処理
を続行できるように動作制御する。
【0098】なお、上述した実施の形態では、稼動情報
または障害情報が無線認証カード105a内の記憶部3
06に記憶されるとした。これを、複写機106a内の
記憶部406に記憶させておく方法でも本発明の効果を
得ることができる。例えば、ユーザが上記「終了」ボタ
ンを押下した時、複写機106aの記憶部406から当
該稼動情報または障害情報を読み出す。次に、複写機1
06aは、この読み出された情報を、データ通信インタ
ーフェース部407を通じて、無線アクセスポイント1
02a経由で、集中管理装置103に伝送させるように
するようにする。
または障害情報が無線認証カード105a内の記憶部3
06に記憶されるとした。これを、複写機106a内の
記憶部406に記憶させておく方法でも本発明の効果を
得ることができる。例えば、ユーザが上記「終了」ボタ
ンを押下した時、複写機106aの記憶部406から当
該稼動情報または障害情報を読み出す。次に、複写機1
06aは、この読み出された情報を、データ通信インタ
ーフェース部407を通じて、無線アクセスポイント1
02a経由で、集中管理装置103に伝送させるように
するようにする。
【0099】また、上述した実施の形態では、画像形成
管理システム100内において、ネットワーク104を
経由して、集中管理装置103と複写機側106が接続
される形態である。これを、集中管理装置103が、さ
らに遠隔地に存在する中央管理装置(不図示)と、電話
回線または専用回線等で接続された構成にし、本構成で
なされる画像形成管理システム100が、上述した複写
機側106を使用するユーザの管理を実行するようにす
ることも可能である。
管理システム100内において、ネットワーク104を
経由して、集中管理装置103と複写機側106が接続
される形態である。これを、集中管理装置103が、さ
らに遠隔地に存在する中央管理装置(不図示)と、電話
回線または専用回線等で接続された構成にし、本構成で
なされる画像形成管理システム100が、上述した複写
機側106を使用するユーザの管理を実行するようにす
ることも可能である。
【0100】また、上述した実施の形態では、図5で示
した集中管理装置103の動作のステップS508にお
いて、複写機側106を使用するユーザがその使用許可
対象者であるか否かを、既に集中管理装置103内の記
憶部に記憶してあるデータベース情報と、集中管理装置
103に送信される情報との比較により調べることとし
た。これを図1に示すように無線アクセスポイント10
2と通信可能な情報処理装置107を利用して同様の処
理を行うことも可能である。
した集中管理装置103の動作のステップS508にお
いて、複写機側106を使用するユーザがその使用許可
対象者であるか否かを、既に集中管理装置103内の記
憶部に記憶してあるデータベース情報と、集中管理装置
103に送信される情報との比較により調べることとし
た。これを図1に示すように無線アクセスポイント10
2と通信可能な情報処理装置107を利用して同様の処
理を行うことも可能である。
【0101】例えば、情報処理装置107が通常の無線
LAN機能を有するものであれば、当該情報処理装置10
7に無線LANカード接続させる。また、上述した集中管
理装置103内の記憶部にあるデータベースに代わり、
当該情報処理装置107または無線LANカードに、複写
機側106の使用許可対象者を認証するために必要とな
る個人認証情報を搭載する。これにより、データベース
を利用した情報の比較処理と同様の処理が実現し、ユー
ザに対する認証を行なうことができる。
LAN機能を有するものであれば、当該情報処理装置10
7に無線LANカード接続させる。また、上述した集中管
理装置103内の記憶部にあるデータベースに代わり、
当該情報処理装置107または無線LANカードに、複写
機側106の使用許可対象者を認証するために必要とな
る個人認証情報を搭載する。これにより、データベース
を利用した情報の比較処理と同様の処理が実現し、ユー
ザに対する認証を行なうことができる。
【0102】なお、上述した無線システムの通信方式と
しては、例えば、IEEE802.11、IEEE802.11
b、及びIEEE802.11a等を適用することができ
る。
しては、例えば、IEEE802.11、IEEE802.11
b、及びIEEE802.11a等を適用することができ
る。
【0103】上述した本実施の形態によれば、ユーザが
画像形成装置側(複写機等)106を用いて複写作業を
行う場合、まずユーザは、無線通信機能の内蔵された無
線認証カード側105を、画像形成装置側106に接続
(挿入)し、画像形成装置側106のユーザとして正当
なユーザであることを認識できるパスワード等を入力す
る。これにより、画像形成装置側106及び無線認証カ
ード側105は、複写機管理番号、使用許可対象者の情
報を読み出し、さらにこの読み出された情報とユーザが
入力したパスワード等を集中管理装置103へ送信す
る。
画像形成装置側(複写機等)106を用いて複写作業を
行う場合、まずユーザは、無線通信機能の内蔵された無
線認証カード側105を、画像形成装置側106に接続
(挿入)し、画像形成装置側106のユーザとして正当
なユーザであることを認識できるパスワード等を入力す
る。これにより、画像形成装置側106及び無線認証カ
ード側105は、複写機管理番号、使用許可対象者の情
報を読み出し、さらにこの読み出された情報とユーザが
入力したパスワード等を集中管理装置103へ送信す
る。
【0104】次に、上記情報を受信した集中管理装置1
03は、当該ユーザが画像形成装置側106の使用を許
可されているユーザであるか否かの判断するための認証
を行う。集中管理装置103による当該認証の結果がO
Kであり、即ち、画像形成装置側106を使用する許可
がなされときであり、且つ同一無線認証カード側105
が重複使用されていないと判断できる場合のみ、集中管
理装置103は当該ユーザに対し画像形成装置側106
を使用できる状態にする。
03は、当該ユーザが画像形成装置側106の使用を許
可されているユーザであるか否かの判断するための認証
を行う。集中管理装置103による当該認証の結果がO
Kであり、即ち、画像形成装置側106を使用する許可
がなされときであり、且つ同一無線認証カード側105
が重複使用されていないと判断できる場合のみ、集中管
理装置103は当該ユーザに対し画像形成装置側106
を使用できる状態にする。
【0105】したがって、集中管理装置103は、無線
アクセスポイント102を経由して集中管理装置103
と同一のネットワーク104に接続する、複数の画像形
成装置側106の稼動状況を確実に集中管理することが
可能となる。そのため、所定のパスワードを入力しない
ユーザが存在する状態、又は、仮にある無線認証カード
105が不正ユーザにより不正にコピーされることで複
数の無線認証カード側105が存在する状態で、画像形
成装置106が不正に使用された場合でも、画像形成管
理システム100は、その不正の事実を容易に検出する
ことができ、画像形成装置側106の不正使用を防止す
ることが可能となる。
アクセスポイント102を経由して集中管理装置103
と同一のネットワーク104に接続する、複数の画像形
成装置側106の稼動状況を確実に集中管理することが
可能となる。そのため、所定のパスワードを入力しない
ユーザが存在する状態、又は、仮にある無線認証カード
105が不正ユーザにより不正にコピーされることで複
数の無線認証カード側105が存在する状態で、画像形
成装置106が不正に使用された場合でも、画像形成管
理システム100は、その不正の事実を容易に検出する
ことができ、画像形成装置側106の不正使用を防止す
ることが可能となる。
【0106】また、ユーザが画像形成装置106の使用
を終了させる意思がなく、そのため画像形成装置側10
6に備わる入力キー機構部、例えば「終了」ボタンを押
下しない場合、画像形成装置106に接続(挿入)され
ていた無線認証カード105はカードロックがそのまま
維持される。これにより、ユーザは、無線認証カード1
05を画像形成装置106から引き抜くことができなく
なる。一方、無線認証カード105が画像形成装置10
6に対しカードロックされていることにより、画像形成
装置106は、複写作業に要した用紙の最新枚数や複写
作業中に発生した障害情報等の画像形成装置106の稼
動履歴を、無線アクセスポイント側102を介して、集
中管理装置103へ送信することができる。
を終了させる意思がなく、そのため画像形成装置側10
6に備わる入力キー機構部、例えば「終了」ボタンを押
下しない場合、画像形成装置106に接続(挿入)され
ていた無線認証カード105はカードロックがそのまま
維持される。これにより、ユーザは、無線認証カード1
05を画像形成装置106から引き抜くことができなく
なる。一方、無線認証カード105が画像形成装置10
6に対しカードロックされていることにより、画像形成
装置106は、複写作業に要した用紙の最新枚数や複写
作業中に発生した障害情報等の画像形成装置106の稼
動履歴を、無線アクセスポイント側102を介して、集
中管理装置103へ送信することができる。
【0107】このため、集中管理装置103は、画像形
成装置106の稼動情報を取得することが可能となる。
したがって、集中管理装置103はネットワーク104
に接続する複数の画像形成装置側106に対して、稼動
状況に関しての定期的な問い合わせの指令を出す動作制
御を実行する必要なく、また、集中管理装置103と通
信するための管理用の通信インターフェースを画像形成
装置106ごとに別個に設置する必要がない。これによ
り、画像形成管理情報システム100は、管理システム
全体のコストアップを抑えながら、リアルタイムで複数
の画像形成装置106の稼動状況を効率よく把握するこ
とが可能なる。
成装置106の稼動情報を取得することが可能となる。
したがって、集中管理装置103はネットワーク104
に接続する複数の画像形成装置側106に対して、稼動
状況に関しての定期的な問い合わせの指令を出す動作制
御を実行する必要なく、また、集中管理装置103と通
信するための管理用の通信インターフェースを画像形成
装置106ごとに別個に設置する必要がない。これによ
り、画像形成管理情報システム100は、管理システム
全体のコストアップを抑えながら、リアルタイムで複数
の画像形成装置106の稼動状況を効率よく把握するこ
とが可能なる。
【0108】また、近年無線LANシステムの利用が増大
している。そのため、図1に示した無線システムに、無
線LANカードが接続された情報処理装置107を利用し
た場合、無線アクセスポイント側102を経由して、情
報処理装置107を画像形成管理システム100の要素
として構築することができる。このような構成にするこ
とで、画像形成管理システム100についてのシステム
構築をコスト面から低く抑えるという効果を有する。
している。そのため、図1に示した無線システムに、無
線LANカードが接続された情報処理装置107を利用し
た場合、無線アクセスポイント側102を経由して、情
報処理装置107を画像形成管理システム100の要素
として構築することができる。このような構成にするこ
とで、画像形成管理システム100についてのシステム
構築をコスト面から低く抑えるという効果を有する。
【0109】また、本発明の目的は、第1及び第2の実
施の形態のホスト及び端末の機能を実現するソフトウェ
アのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、システム
或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピ
ュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納された
プログラムコードを読みだして実行することによって
も、達成されることは言うまでもない。
施の形態のホスト及び端末の機能を実現するソフトウェ
アのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、システム
或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピ
ュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納された
プログラムコードを読みだして実行することによって
も、達成されることは言うまでもない。
【0110】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が第1及び第2の実施の形態の機能を
実現することとなり、そのプログラムコードを記憶した
記憶媒体及び当該プログラムコードは本発明を構成する
こととなる。プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、ROM、フレキシブルディスク、ハードデ
ィスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、
CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード等を用
いることができる。
グラムコード自体が第1及び第2の実施の形態の機能を
実現することとなり、そのプログラムコードを記憶した
記憶媒体及び当該プログラムコードは本発明を構成する
こととなる。プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、ROM、フレキシブルディスク、ハードデ
ィスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、
CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード等を用
いることができる。
【0111】また、コンピュータが読みだしたプログラ
ムコードを実行することにより、第1及び第2の実施の
形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコ
ードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているO
S等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によ
って第1及び第2の実施の形態の機能が実現される場合
も含まれることは言うまでもない。
ムコードを実行することにより、第1及び第2の実施の
形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコ
ードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているO
S等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によ
って第1及び第2の実施の形態の機能が実現される場合
も含まれることは言うまでもない。
【0112】図7は、集中管理装置103及び情報処理
装置107の機能1600を示したものである。PC端
末機能1600は、上記図16に示すように、CPU1
601と、ROM1602と、RAM1603と、キー
ボード(KB)1609のキーボードコントローラ(K
BC)1605と、表示部としてのCRTディスプレイ
(CRT)1610のCRTコントローラ(CRTC)
1606と、ハードディスク(HD)1611及びフレ
キシブルディスク(FD)1612のディスクコントロ
ーラ(DKC)1607と、ネットワーク1620との
接続のためのネットワークインターフェースコントロー
ラ(NIC)1608とが、システムバス1604を介
して互いに通信可能に接続された構成としている。
装置107の機能1600を示したものである。PC端
末機能1600は、上記図16に示すように、CPU1
601と、ROM1602と、RAM1603と、キー
ボード(KB)1609のキーボードコントローラ(K
BC)1605と、表示部としてのCRTディスプレイ
(CRT)1610のCRTコントローラ(CRTC)
1606と、ハードディスク(HD)1611及びフレ
キシブルディスク(FD)1612のディスクコントロ
ーラ(DKC)1607と、ネットワーク1620との
接続のためのネットワークインターフェースコントロー
ラ(NIC)1608とが、システムバス1604を介
して互いに通信可能に接続された構成としている。
【0113】CPU1601は、ROM1602或いは
HD1611に記憶されたソフトウェア、或いはFD1
612より供給されるソフトウェアを実行することで、
システムバス1604に接続された各構成部を総括的に
制御する。すなわち、CPU1601は、所定の処理シ
ーケンスに従った処理プログラムを、ROM1602、
或いはHD1611、或いはFD1612から読み出し
て実行することで、第1〜第4の実施の形態での動作を
実現するための制御を行う。
HD1611に記憶されたソフトウェア、或いはFD1
612より供給されるソフトウェアを実行することで、
システムバス1604に接続された各構成部を総括的に
制御する。すなわち、CPU1601は、所定の処理シ
ーケンスに従った処理プログラムを、ROM1602、
或いはHD1611、或いはFD1612から読み出し
て実行することで、第1〜第4の実施の形態での動作を
実現するための制御を行う。
【0114】RAM1603は、CPU1601の主メ
モリ或いはワークエリア等として機能する。KBC16
05は、KB1609や図示していないポインティング
デバイス等からの指示入力を制御する。CRTC160
6は、CRT1610の表示を制御する。DKC160
7は、ブートプログラム、種々のアプリケーション、編
集ファイル、ユーザファイル、ネットワーク管理プログ
ラム、及び本実施の形態における所定の処理プログラム
等を記憶するHD1611及びFD1612とのアクセ
スを制御する。NIC1608は、ネットワーク114
0上の装置或いはシステムと双方向にデータをやりとり
する。
モリ或いはワークエリア等として機能する。KBC16
05は、KB1609や図示していないポインティング
デバイス等からの指示入力を制御する。CRTC160
6は、CRT1610の表示を制御する。DKC160
7は、ブートプログラム、種々のアプリケーション、編
集ファイル、ユーザファイル、ネットワーク管理プログ
ラム、及び本実施の形態における所定の処理プログラム
等を記憶するHD1611及びFD1612とのアクセ
スを制御する。NIC1608は、ネットワーク114
0上の装置或いはシステムと双方向にデータをやりとり
する。
【0115】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、例
えば、ユーザの認証をデバイス毎に実施せずに、ネット
ワークに接続する複数のデバイスを包括的に認証し管理
できる。このため、ユーザを識別する認証カードが不正
ユーザにより不正にコピーされ、デバイスが不正に使用
された場合でも、その不正の事実を容易に検出すること
ができ、デバイスの重複不正使用を防止することが可能
となる。
えば、ユーザの認証をデバイス毎に実施せずに、ネット
ワークに接続する複数のデバイスを包括的に認証し管理
できる。このため、ユーザを識別する認証カードが不正
ユーザにより不正にコピーされ、デバイスが不正に使用
された場合でも、その不正の事実を容易に検出すること
ができ、デバイスの重複不正使用を防止することが可能
となる。
【0116】また、例えば、デバイスを使用するユーザ
を認証するためのユーザ情報が記憶された無線通信手段
(具体的には例えば、PCカード型無線LAN端末等)
は、無線通信機能が内蔵されているので、デバイスを集
中管理する管理側と通信するための通信インターフェー
スはデバイスごとに設置する必要がなく、情報処理装置
又はシステム全体のコストアップを抑えることが可能と
なる。さらに、上記管理側は、上記無線通信機能が内蔵
された無線通信手段(具体的には例えば、PCカード型
無線LAN端末等)を介して、画像形成装置等のデバイ
スについての障害情報等を含む稼動履歴等の最新情報を
管理できる。また、設置場所の異なる複数のデバイスを
さらに別の遠隔地等に設置した集中管理装置で監視でき
るので、あるデバイス用のカードを不正にコピーし、別
の場所に設置してあるデバイスで不正に使用しようとし
た場合でも、集中監視装置で監視可能である。
を認証するためのユーザ情報が記憶された無線通信手段
(具体的には例えば、PCカード型無線LAN端末等)
は、無線通信機能が内蔵されているので、デバイスを集
中管理する管理側と通信するための通信インターフェー
スはデバイスごとに設置する必要がなく、情報処理装置
又はシステム全体のコストアップを抑えることが可能と
なる。さらに、上記管理側は、上記無線通信機能が内蔵
された無線通信手段(具体的には例えば、PCカード型
無線LAN端末等)を介して、画像形成装置等のデバイ
スについての障害情報等を含む稼動履歴等の最新情報を
管理できる。また、設置場所の異なる複数のデバイスを
さらに別の遠隔地等に設置した集中管理装置で監視でき
るので、あるデバイス用のカードを不正にコピーし、別
の場所に設置してあるデバイスで不正に使用しようとし
た場合でも、集中監視装置で監視可能である。
【0117】したがって、本発明によれば、リアルタイ
ムでデバイスの稼動状態及びユーザ使用を効率的且つ正
確に管理することが可能となる。
ムでデバイスの稼動状態及びユーザ使用を効率的且つ正
確に管理することが可能となる。
【図1】本発明を適用した画像形成管理システムのシス
テム構成図である。
テム構成図である。
【図2】本発明を適用した画像形成管理システムにおけ
る無線アクセスポイントの構成を示すブロック図であ
る。
る無線アクセスポイントの構成を示すブロック図であ
る。
【図3】本発明を適用した画像形成管理システムにおけ
る無線認証カードの構成を示すブロック図である。
る無線認証カードの構成を示すブロック図である。
【図4】本発明を適用した画像形成管理システムにおけ
る画像形成装置の構成を示すブロック図である。
る画像形成装置の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明を適用した画像形成管理システムの第1
の形態において、画像形成管理システムがユーザに対
し、使用許可の認証を付与するか否かの動作を説明する
ためのフローチャートである。
の形態において、画像形成管理システムがユーザに対
し、使用許可の認証を付与するか否かの動作を説明する
ためのフローチャートである。
【図6】本発明を適用した画像形成管理システムの第2
の形態において、画像形成管理システムが、画像形成装
置の稼動履歴を管理する動作を説明するためのフローチ
ャートである。
の形態において、画像形成管理システムが、画像形成装
置の稼動履歴を管理する動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【図7】上記画像形成管理装置又はシステムの機能をコ
ンピュータに実現させるためのプログラムをコンピュー
タ読出可能な記憶媒体から読み出して実行する当該コン
ピュータの構成を示すブロック図である。
ンピュータに実現させるためのプログラムをコンピュー
タ読出可能な記憶媒体から読み出して実行する当該コン
ピュータの構成を示すブロック図である。
100 画像形成管理システム
102 無線アクセスポイント側
103 集中管理装置
104 ネットワーク
105 無線認証カード側
106 画像形成装置側
107 情報処理装置
201、301 無線部
202、302 信号処理部
203、303 データ処理部
205、305、405 制御部
206、306、406 記憶部
204 ネットワークインターフェース部
304、407 データ通信インターフェース部
401 画像読み取り部
402 用紙搬送部
403 画像形成部
404 ユーザーインターフェース部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
G03G 21/04 H04N 1/00 C 5K035
G06F 3/12 H04L 13/00 313
H04L 29/14 B41J 29/00 Z
H04N 1/00 G03G 21/00 390
Fターム(参考) 2C061 AP01 CL08 HH01 HH03 HJ08
HK04 HK11 HN05 HN11 HN15
2H027 DA36 DA44 EE08 EE10 EJ01
EJ03 EJ08 EJ13 EJ15 HB17
5B021 BB00 BB10 NN18
5C062 AA05 AA12 AA25 AA37 AB17
AB21 AB38 AB40 AC34 AF00
AF14
5K033 AA04 AA08 DA17
5K035 AA04 BB03 DD01 FF01
Claims (13)
- 【請求項1】 デバイスに着脱可能な無線通信手段が接
続される当該デバイスを管理する情報処理装置であっ
て、 上記デバイスに関する情報を上記無線通信手段を介して
取得する取得手段と、 上記取得手段により得られたデバイス情報に基づいて、
上記デバイスを動作制御する制御手段とを備えることを
特徴とする情報処理装置。 - 【請求項2】 上記デバイス情報は、上記デバイスの識
別情報、上記デバイスのユーザに関する情報、及び上記
デバイスの稼動内容情報の少なくとも何れかを含むこと
を特徴とする請求項1記載の情報処理装置。 - 【請求項3】 上記デバイス情報を、外部のシステム又
は装置に対して通知する通信手段を備えることを特徴と
する請求項1記載の情報処理装置。 - 【請求項4】 上記無線通信手段は、IEEE802.11、IEEE
802.11b、及びIEEE802.11aの少なくとも何れかの通信方
式による通信を行うことを特徴とする請求項1記載の情
報処理装置。 - 【請求項5】 複数の機器が互いに通信可能に接続され
ている情報処理システムであって、 上記機器のうち少なくとも1つの機器は、請求項1〜4
の何れかに記載の情報処理装置の機能を有することを特
徴とする情報処理システム。 - 【請求項6】 少なくともユーザ情報を記憶した無線通
信手段が接続される任意のデバイスと、当該無線通信手
段の無線アクセスポイントを有するネットワークと、当
該ネットワークを介して上記デバイスを管理するデバイ
ス管理側とを含む情報処理システムであって、 上記デバイス管理側は、上記無線通信手段が上記デバイ
スに接続された際、上記無線通信手段から上記ネットワ
ークを介して送信されてきた情報により実施したユーザ
の認証の結果に基づいて、上記デバイスを稼動可能な状
態とする制御手段を有することを特徴とする情報処理シ
ステム。 - 【請求項7】 少なくともユーザ情報を記憶した無線通
信手段が接続される任意のデバイスと、当該無線通信手
段の無線アクセスポイントを有するネットワークと、当
該ネットワークを介して上記デバイスを管理するデバイ
ス管理側とを含む情報処理システムであって、 上記デバイス側は、上記デバイスの使用終了後に、上記
デバイス情報を上記管理側へ通知する制御手段を有する
ことを特徴とする情報処理システム。 - 【請求項8】 デバイスに着脱可能な無線通信手段が接
続される当該デバイスを管理するための情報処理方法で
あって、 上記デバイスに関する情報を上記無線通信手段を介して
取得する取得ステップと、 上記取得手段により得られたデバイス情報に基づいて、
上記デバイスを動作制御する制御ステップとを含むこと
を特徴とする情報処理方法。 - 【請求項9】 デバイスの使用頻度を取得するステップ
と、 上記デバイスに障害が発生しているか否かを検出する第
1の検出ステップと、 上記障害の程度を判断するステップと、 上記デバイスの使用が終了したか否かを検出する第2の
検出ステップと、 上記第2の検出ステップにより上記デバイス使用の終了
が検出された場合に、上記デバイスの使用頻度又は上記
デバイスの障害情報の少なくとも何れかの情報をデバイ
ス管理側に通知するステップを含むことを特徴とする情
報処理方法。 - 【請求項10】 デバイスに着脱可能な無線通信手段が
接続された当該デバイスを管理するプログラムであっ
て、 上記デバイスに関する情報を上記無線通信手段を介して
取得する取得ステップと、上記取得手段により得られた
デバイス情報に基づいて、上記デバイスを動作制御する
制御ステップとをコンピュータに実現させるためのプロ
グラム。 - 【請求項11】 デバイスの使用頻度を取得するステッ
プと、 上記デバイスに障害が発生しているか否かを検出する第
1の検出ステップと、 上記障害の程度を判断するステップと、 上記デバイスの使用が終了したか否かを検出する第2の
検出ステップと、 上記第2の検出ステップにより、上記デバイス使用の終
了が検出された場合に、上記デバイスの使用頻度、上記
デバイスの障害情報の少なくとも何れかの情報をデバイ
ス管理側に通知するステップをコンピュータに実行させ
るためのプログラム。 - 【請求項12】 デバイスに着脱可能な無線通信手段が
接続された当該デバイスを管理するためのステップを記
録したコンピュータ読出可能な記憶媒体であって、 上記デバイスに関する情報を上記無線通信手段を介して
取得する取得ステップと、上記取得手段により得られた
デバイス情報に基づき、上記デバイスを動作制御する制
御ステップとをコンピュータに実現させるためのプログ
ラムを記憶したコンピュータ読出可能な記憶媒体。 - 【請求項13】 デバイスの使用頻度を取得するステッ
プと、 上記デバイスに障害が発生しているか否かを検出する第
1の検出ステップと、 上記障害の程度を判断するステップと、 上記デバイスの使用が終了したか否かを検出する第2の
検出ステップと、 上記第2の検出ステップにより、上記デバイス使用の終
了が検出された場合に、上記デバイスの使用頻度、上記
デバイスの障害情報の少なくとも何れかの情報をデバイ
ス管理側に通知するステップをコンピュータに実現させ
るためのプログラムを記憶したコンピュータ読出可能な
記憶媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002106957A JP2003304256A (ja) | 2002-04-09 | 2002-04-09 | 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、記憶媒体、及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002106957A JP2003304256A (ja) | 2002-04-09 | 2002-04-09 | 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、記憶媒体、及びプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003304256A true JP2003304256A (ja) | 2003-10-24 |
Family
ID=29391123
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002106957A Pending JP2003304256A (ja) | 2002-04-09 | 2002-04-09 | 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、記憶媒体、及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003304256A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005193560A (ja) * | 2004-01-08 | 2005-07-21 | Oki Data Corp | 画像形成装置およびその画像形成方法 |
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-
2002
- 2002-04-09 JP JP2002106957A patent/JP2003304256A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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