JP2003304224A - データ伝送装置 - Google Patents
データ伝送装置Info
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- JP2003304224A JP2003304224A JP2002104729A JP2002104729A JP2003304224A JP 2003304224 A JP2003304224 A JP 2003304224A JP 2002104729 A JP2002104729 A JP 2002104729A JP 2002104729 A JP2002104729 A JP 2002104729A JP 2003304224 A JP2003304224 A JP 2003304224A
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- clock
- data processing
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 クロックを伝送できない環境においても、送
信側と受信側のデータのクロックを擬似的に同期させる
ことができるとともに、十分にジッタ等を除去し受信側
でデータの欠落を発生させずに安定したデータ処理動作
を行なうことができるデータ伝送装置を提供する。 【解決手段】 受信バッファ監視部25では、受信バッ
ファ21のデータ蓄積量を20msの間隔でサンプリン
グし、サンプリング値の1分間の平均値を算出する。こ
の平均値の算出結果に基づいてクロック制御部26は電
圧制御水晶発振器27を制御し、制御されたクロックに
よりデータ処理部23で音声データの復号化処理を行な
う。これにより、十分にジッタ等を除去し、データの欠
落を発生させずに安定したデータ処理動作を行なうこと
ができる。
信側と受信側のデータのクロックを擬似的に同期させる
ことができるとともに、十分にジッタ等を除去し受信側
でデータの欠落を発生させずに安定したデータ処理動作
を行なうことができるデータ伝送装置を提供する。 【解決手段】 受信バッファ監視部25では、受信バッ
ファ21のデータ蓄積量を20msの間隔でサンプリン
グし、サンプリング値の1分間の平均値を算出する。こ
の平均値の算出結果に基づいてクロック制御部26は電
圧制御水晶発振器27を制御し、制御されたクロックに
よりデータ処理部23で音声データの復号化処理を行な
う。これにより、十分にジッタ等を除去し、データの欠
落を発生させずに安定したデータ処理動作を行なうこと
ができる。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声、映像などの
連続するデータを伝送するデータ伝送装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、音声、映像などの連続するデータ
を伝送するシステムにおいては、送信側のデータ伝送装
置と受信側のデータ伝送装置のクロックを同期させるた
め、送信側のデータ伝送装置から受信側のデータ伝送装
置へ、回線を通してクロックを伝送している。このよう
に回線を通してクロックを伝送するシステムでは、受信
側のデータ伝送装置において、伝送されたクロックまた
はクロック情報と、受信バッファの蓄積量を計測して得
た結果とを用いて、受信データの処理を行なうことによ
り、ジッタ等を除去し、安定に動作を行なえるようにし
ている(例えば、特開平9−247156号公報、特開
2000−92130号公報)。 【0003】ところが、回線を通してクロックを伝送で
きないLAN等のシステムにおいては、送信側のデータ
伝送装置と受信側のデータ伝送装置のクロックを同期さ
せることが出来ないため、送信側のデータ伝送装置と受
信側のデータ伝送装置のクロックにずれが発生し、デー
タを完全に伝送することが困難であった。 【0004】このようにクロックを伝送できないシステ
ムにおいて、受信側のデータ伝送装置で受信バッファの
蓄積量を計測して得た結果によりクロック周波数を制御
するものもあるが(例えば、特開平10−190735
号公報)、必ずしも、十分にジッタ等を除去し、受信側
でデータの欠落を発生させずに安定したデータ処理動作
を行なうことができるとは限らない。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
クロックを伝送できないシステムにおいて、必ずしも、
十分にジッタ等を除去し、受信側でデータの欠落を発生
させずに安定したデータ処理動作を行なうことができる
とは限らなかった。 【0006】本発明は、従来のこのような点に鑑みて為
されたもので、クロックを伝送できない環境において
も、送信側と受信側のデータのクロックを擬似的に同期
させることができるとともに、十分にジッタ等を除去し
受信側でデータの欠落を発生させずに安定したデータ処
理動作を行なうことができるデータ伝送装置を提供する
ことを目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明に係るデータ伝送
装置は、受信したデータを一旦蓄積する受信バッファ
と、この受信バッファに蓄積されたデータを処理するデ
ータ処理手段と、このデータ処理手段に供給するクロッ
クを生成するクロック生成手段と、受信バッファのデー
タ蓄積量を所定時間間隔で計測する計測手段と、この計
測手段により計測された計測値の所定期間の平均値を算
出する手段と、この手段により算出された平均値を基準
値と比較し、比較結果に基づいてクロック生成手段によ
り生成されるクロックの周波数を制御するクロック制御
手段とを備えたことを特徴とする。 【0008】このような構成の本発明によれば、クロッ
クを伝送できない環境においても、送信側と受信側のデ
ータのクロックを擬似的に同期させることができるとと
もに、十分にジッタ等を除去し受信側でデータの欠落を
発生させずに安定したデータ処理動作を行なうことがで
きる。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について詳細に説明する。 【0010】図1は、本発明の一実施形態に係るデータ
伝送装置を、音声のデータを伝送するシステムに適用し
た場合のシステム構成を示すものである。同図に示すよ
うに、送信側のデータ伝送装置10は、マイク11から
入力された音声入力信号を符号化する音声符号化部1
2、送信バッファ13を含み符号化された音声データを
回線16に送信する送信部14、および音声符号化部1
2にクロックを供給する水晶発振器15で構成される。 【0011】一方、受信側のデータ伝送装置20は、ク
ロックの伝送ができないLANなどで構成された回線1
6から受信した音声データを一旦蓄積する受信バッファ
21を含み音声データを受信する受信部22、受信バッ
ファ21に蓄積された音声データを復号化し、復号化さ
れた音声出力信号をスピーカ24に供給するデータ処理
部23、データ処理部23にクロックを供給する電圧制
御水晶発振器(VCXO)27、受信バッファ21のデ
ータ蓄積量を監視する受信バッファ監視部25、および
この受信バッファ監視部25の監視結果に基づいて電圧
制御水晶発振器(VCXO)27を制御するクロック制
御部26で構成される。 【0012】図1に示す通り、送信側のデータ伝送装置
10は、固定出力の水晶発振器15で動作する。受信側
のデータ伝送装置20では、送信側のデータ伝送装置1
0とのクロックのずれにより生じた受信バッファ21の
データ蓄積量の変化を受信バッファ監視部25で監視
し、データ蓄積量の変化の監視結果に基づいてクロック
制御部26は制御電圧を出力する。この制御電圧出力を
電圧制御水晶発振器(VCXO)27の制御電圧入力と
して使用することにより、受信バッファ21のデータ蓄
積量に応じて電圧制御水晶発振器(VCXO)27の出
力クロックの周波数を変化させる。 【0013】次に、図2〜図4を参照して、受信側のデ
ータ伝送装置20の動作を更に詳細に説明する。 【0014】図2は、受信側のデータ伝送装置20の主
要部の更に詳細な構成を示す図である。同図に示すよう
に、受信バッファ監視部25は、蓄積量サンプリング回
路28、およびジッタ除去回路29で構成される。ま
た、クロック制御部26はクロック周波数修正量決定回
路30、およびD/A変換回路31で構成される。 【0015】図3は、受信バッファ監視部25の動作を
説明するための、蓄積量サンプリング・ジッタ除去タイ
ミングを示す図である。 【0016】図4は、クロック制御部26のクロック周
波数修正量決定回路30の動作を説明するためのデータ
蓄積量の平均値とクロック周波数修正量との関係を示す
図である。 【0017】受信バッファ監視部25において、蓄積量
サンプリング回路28は、図3に示すように、受信バッ
ファ21のデータ蓄積量を20msの間隔で(即ち、1
秒間に50回)サンプリングする。そして、ジッタ除去
回路29では、サンプリング値の1分間の平均値S(即
ち、サンプリング値の3000回分の平均値)を算出す
ることによりジッタを除去し、この平均値の算出結果
を、クロック制御部26のクロック周波数修正量決定回
路30に供給する。 【0018】クロック制御部26では、クロック周波数
修正量決定回路30において、供給された1分間のサン
プリング値の平均値Sを、データ蓄積量基準値と比較
し、その差に応じてクロック周波数修正量を決定する。
例えば、受信バッファ21の容量を10としたとき、例
えば、その半分の5をデータ蓄積量基準値とする。そし
て、図4に示すように、サンプリング値の1分間の平均
値Sが4から6までの間はクロック周波数の修正は行な
わず、サンプリング値の1分間の平均値Sが6を越えた
場合、クロック周波数を高くするためのある一定割合
(例えば10ppm)の修正値をD/A変換回路31に
供給する。D/A変換回路31はこれを制御電圧に変換
し、この制御電圧出力により、電圧制御水晶発振器(V
CXO)27の出力クロック周波数を制御する。このよ
うにして周波数の制御されたクロックにより、データ処
理部23では音声データの復号化等のデータ処理が行な
われる。そして、データ処理部23のデータ処理速度に
応じて、受信バッファ21のデータ蓄積量が制御され
る。 【0019】以上のようにして、送信側のデータ伝送装
置10が固定出力の水晶発振器15であり、回線を通し
てクロックを伝送できない環境においても、受信側のデ
ータ伝送装置20の電圧制御水晶発振器(VCXO)2
7のクロックの周波数を制御することにより、送信側の
データ伝送装置10と受信側のデータ伝送装置20のク
ロックを擬似的に同期させることができる。 【0020】そして、回線のジッタ量に対して受信バッ
ファ21がこれを吸収できるサイズであれば、十分にジ
ッタを除去することができ、受信バッファ21がオーバ
ーフロー、アンダーフローを生じることがないので、受
信したデータの欠落なく、安定したデータ処理動作を行
なうことができる。従って、音声などの連続するデータ
を完全に伝送することができる。 【0021】なお、上述の説明では、音声のデータを伝
送するシステムに適用した場合について述べたが、本発
明は、これに限らず、例えば映像等の連続するデータを
伝送するシステムに適用して、同様に実施することがで
きる。 【0022】 【発明の効果】以上説明したように、本発明のデータ伝
送装置によれば、クロックを伝送できない環境において
も、送信側と受信側のデータのクロックを擬似的に同期
させることができるとともに、十分にジッタ等を除去し
受信側でデータの欠落を発生させずにデータ処理を安定
に動作させることができる。
連続するデータを伝送するデータ伝送装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、音声、映像などの連続するデータ
を伝送するシステムにおいては、送信側のデータ伝送装
置と受信側のデータ伝送装置のクロックを同期させるた
め、送信側のデータ伝送装置から受信側のデータ伝送装
置へ、回線を通してクロックを伝送している。このよう
に回線を通してクロックを伝送するシステムでは、受信
側のデータ伝送装置において、伝送されたクロックまた
はクロック情報と、受信バッファの蓄積量を計測して得
た結果とを用いて、受信データの処理を行なうことによ
り、ジッタ等を除去し、安定に動作を行なえるようにし
ている(例えば、特開平9−247156号公報、特開
2000−92130号公報)。 【0003】ところが、回線を通してクロックを伝送で
きないLAN等のシステムにおいては、送信側のデータ
伝送装置と受信側のデータ伝送装置のクロックを同期さ
せることが出来ないため、送信側のデータ伝送装置と受
信側のデータ伝送装置のクロックにずれが発生し、デー
タを完全に伝送することが困難であった。 【0004】このようにクロックを伝送できないシステ
ムにおいて、受信側のデータ伝送装置で受信バッファの
蓄積量を計測して得た結果によりクロック周波数を制御
するものもあるが(例えば、特開平10−190735
号公報)、必ずしも、十分にジッタ等を除去し、受信側
でデータの欠落を発生させずに安定したデータ処理動作
を行なうことができるとは限らない。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
クロックを伝送できないシステムにおいて、必ずしも、
十分にジッタ等を除去し、受信側でデータの欠落を発生
させずに安定したデータ処理動作を行なうことができる
とは限らなかった。 【0006】本発明は、従来のこのような点に鑑みて為
されたもので、クロックを伝送できない環境において
も、送信側と受信側のデータのクロックを擬似的に同期
させることができるとともに、十分にジッタ等を除去し
受信側でデータの欠落を発生させずに安定したデータ処
理動作を行なうことができるデータ伝送装置を提供する
ことを目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明に係るデータ伝送
装置は、受信したデータを一旦蓄積する受信バッファ
と、この受信バッファに蓄積されたデータを処理するデ
ータ処理手段と、このデータ処理手段に供給するクロッ
クを生成するクロック生成手段と、受信バッファのデー
タ蓄積量を所定時間間隔で計測する計測手段と、この計
測手段により計測された計測値の所定期間の平均値を算
出する手段と、この手段により算出された平均値を基準
値と比較し、比較結果に基づいてクロック生成手段によ
り生成されるクロックの周波数を制御するクロック制御
手段とを備えたことを特徴とする。 【0008】このような構成の本発明によれば、クロッ
クを伝送できない環境においても、送信側と受信側のデ
ータのクロックを擬似的に同期させることができるとと
もに、十分にジッタ等を除去し受信側でデータの欠落を
発生させずに安定したデータ処理動作を行なうことがで
きる。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について詳細に説明する。 【0010】図1は、本発明の一実施形態に係るデータ
伝送装置を、音声のデータを伝送するシステムに適用し
た場合のシステム構成を示すものである。同図に示すよ
うに、送信側のデータ伝送装置10は、マイク11から
入力された音声入力信号を符号化する音声符号化部1
2、送信バッファ13を含み符号化された音声データを
回線16に送信する送信部14、および音声符号化部1
2にクロックを供給する水晶発振器15で構成される。 【0011】一方、受信側のデータ伝送装置20は、ク
ロックの伝送ができないLANなどで構成された回線1
6から受信した音声データを一旦蓄積する受信バッファ
21を含み音声データを受信する受信部22、受信バッ
ファ21に蓄積された音声データを復号化し、復号化さ
れた音声出力信号をスピーカ24に供給するデータ処理
部23、データ処理部23にクロックを供給する電圧制
御水晶発振器(VCXO)27、受信バッファ21のデ
ータ蓄積量を監視する受信バッファ監視部25、および
この受信バッファ監視部25の監視結果に基づいて電圧
制御水晶発振器(VCXO)27を制御するクロック制
御部26で構成される。 【0012】図1に示す通り、送信側のデータ伝送装置
10は、固定出力の水晶発振器15で動作する。受信側
のデータ伝送装置20では、送信側のデータ伝送装置1
0とのクロックのずれにより生じた受信バッファ21の
データ蓄積量の変化を受信バッファ監視部25で監視
し、データ蓄積量の変化の監視結果に基づいてクロック
制御部26は制御電圧を出力する。この制御電圧出力を
電圧制御水晶発振器(VCXO)27の制御電圧入力と
して使用することにより、受信バッファ21のデータ蓄
積量に応じて電圧制御水晶発振器(VCXO)27の出
力クロックの周波数を変化させる。 【0013】次に、図2〜図4を参照して、受信側のデ
ータ伝送装置20の動作を更に詳細に説明する。 【0014】図2は、受信側のデータ伝送装置20の主
要部の更に詳細な構成を示す図である。同図に示すよう
に、受信バッファ監視部25は、蓄積量サンプリング回
路28、およびジッタ除去回路29で構成される。ま
た、クロック制御部26はクロック周波数修正量決定回
路30、およびD/A変換回路31で構成される。 【0015】図3は、受信バッファ監視部25の動作を
説明するための、蓄積量サンプリング・ジッタ除去タイ
ミングを示す図である。 【0016】図4は、クロック制御部26のクロック周
波数修正量決定回路30の動作を説明するためのデータ
蓄積量の平均値とクロック周波数修正量との関係を示す
図である。 【0017】受信バッファ監視部25において、蓄積量
サンプリング回路28は、図3に示すように、受信バッ
ファ21のデータ蓄積量を20msの間隔で(即ち、1
秒間に50回)サンプリングする。そして、ジッタ除去
回路29では、サンプリング値の1分間の平均値S(即
ち、サンプリング値の3000回分の平均値)を算出す
ることによりジッタを除去し、この平均値の算出結果
を、クロック制御部26のクロック周波数修正量決定回
路30に供給する。 【0018】クロック制御部26では、クロック周波数
修正量決定回路30において、供給された1分間のサン
プリング値の平均値Sを、データ蓄積量基準値と比較
し、その差に応じてクロック周波数修正量を決定する。
例えば、受信バッファ21の容量を10としたとき、例
えば、その半分の5をデータ蓄積量基準値とする。そし
て、図4に示すように、サンプリング値の1分間の平均
値Sが4から6までの間はクロック周波数の修正は行な
わず、サンプリング値の1分間の平均値Sが6を越えた
場合、クロック周波数を高くするためのある一定割合
(例えば10ppm)の修正値をD/A変換回路31に
供給する。D/A変換回路31はこれを制御電圧に変換
し、この制御電圧出力により、電圧制御水晶発振器(V
CXO)27の出力クロック周波数を制御する。このよ
うにして周波数の制御されたクロックにより、データ処
理部23では音声データの復号化等のデータ処理が行な
われる。そして、データ処理部23のデータ処理速度に
応じて、受信バッファ21のデータ蓄積量が制御され
る。 【0019】以上のようにして、送信側のデータ伝送装
置10が固定出力の水晶発振器15であり、回線を通し
てクロックを伝送できない環境においても、受信側のデ
ータ伝送装置20の電圧制御水晶発振器(VCXO)2
7のクロックの周波数を制御することにより、送信側の
データ伝送装置10と受信側のデータ伝送装置20のク
ロックを擬似的に同期させることができる。 【0020】そして、回線のジッタ量に対して受信バッ
ファ21がこれを吸収できるサイズであれば、十分にジ
ッタを除去することができ、受信バッファ21がオーバ
ーフロー、アンダーフローを生じることがないので、受
信したデータの欠落なく、安定したデータ処理動作を行
なうことができる。従って、音声などの連続するデータ
を完全に伝送することができる。 【0021】なお、上述の説明では、音声のデータを伝
送するシステムに適用した場合について述べたが、本発
明は、これに限らず、例えば映像等の連続するデータを
伝送するシステムに適用して、同様に実施することがで
きる。 【0022】 【発明の効果】以上説明したように、本発明のデータ伝
送装置によれば、クロックを伝送できない環境において
も、送信側と受信側のデータのクロックを擬似的に同期
させることができるとともに、十分にジッタ等を除去し
受信側でデータの欠落を発生させずにデータ処理を安定
に動作させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係るデータ伝送装置を
適用したシステムの構成を示すブロック図。 【図2】 本発明の一実施形態における主要部の更に詳
細な構成を示すブロック図。 【図3】 本発明の一実施形態における受信バッファ監
視部の動作を説明するためのタイミング図。 【図4】 本発明の一実施形態におけるクロック制御部
の動作を説明するためのデータ蓄積量の平均値とクロッ
ク周波数修正量との関係を示す図。 【符号の説明】 10…送信側のデータ伝送装置 11…マイク 12…音声符号化部 13…送信バッファ 14…送信部 15…水晶発振器 16…回線 20…受信側のデータ伝送装置 21…受信バッファ 22…受信部 23…データ処理部 24…スピーカ 25…受信バッファ監視部 26…クロック制御部 27…電圧制御水晶発振器(VCXO) 28…蓄積量サンプリング回路 29…ジッタ除去回路 30…クロック周波数修正量決定回路 31…D/A変換回路
適用したシステムの構成を示すブロック図。 【図2】 本発明の一実施形態における主要部の更に詳
細な構成を示すブロック図。 【図3】 本発明の一実施形態における受信バッファ監
視部の動作を説明するためのタイミング図。 【図4】 本発明の一実施形態におけるクロック制御部
の動作を説明するためのデータ蓄積量の平均値とクロッ
ク周波数修正量との関係を示す図。 【符号の説明】 10…送信側のデータ伝送装置 11…マイク 12…音声符号化部 13…送信バッファ 14…送信部 15…水晶発振器 16…回線 20…受信側のデータ伝送装置 21…受信バッファ 22…受信部 23…データ処理部 24…スピーカ 25…受信バッファ監視部 26…クロック制御部 27…電圧制御水晶発振器(VCXO) 28…蓄積量サンプリング回路 29…ジッタ除去回路 30…クロック周波数修正量決定回路 31…D/A変換回路
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】受信したデータを一旦蓄積する受信バッフ
ァと、この受信バッファに蓄積されたデータを処理する
データ処理手段と、このデータ処理手段に供給するクロ
ックを生成するクロック生成手段と、前記受信バッファ
のデータ蓄積量を所定時間間隔で計測する計測手段と、
この計測手段により計測された計測値の所定期間の平均
値を算出する手段と、この手段により算出された平均値
を基準値と比較し、比較結果に基づいて前記クロック生
成手段により生成されるクロックの周波数を制御するク
ロック制御手段とを備えたことを特徴とするデータ伝送
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002104729A JP2003304224A (ja) | 2002-04-08 | 2002-04-08 | データ伝送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002104729A JP2003304224A (ja) | 2002-04-08 | 2002-04-08 | データ伝送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003304224A true JP2003304224A (ja) | 2003-10-24 |
Family
ID=29389792
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002104729A Pending JP2003304224A (ja) | 2002-04-08 | 2002-04-08 | データ伝送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003304224A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009267548A (ja) * | 2008-04-23 | 2009-11-12 | Nec Corp | パケット処理装置 |
JP2012129677A (ja) * | 2010-12-14 | 2012-07-05 | Sony Corp | 受信装置及び方法、並びにプログラム |
-
2002
- 2002-04-08 JP JP2002104729A patent/JP2003304224A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009267548A (ja) * | 2008-04-23 | 2009-11-12 | Nec Corp | パケット処理装置 |
US8279787B2 (en) | 2008-04-23 | 2012-10-02 | Nec Corporation | Packet processing apparatus |
JP2012129677A (ja) * | 2010-12-14 | 2012-07-05 | Sony Corp | 受信装置及び方法、並びにプログラム |
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