JP2003302851A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JP2003302851A
JP2003302851A JP2002107202A JP2002107202A JP2003302851A JP 2003302851 A JP2003302851 A JP 2003302851A JP 2002107202 A JP2002107202 A JP 2002107202A JP 2002107202 A JP2002107202 A JP 2002107202A JP 2003302851 A JP2003302851 A JP 2003302851A
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JP
Japan
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fixing
electrode
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cored bar
fixing device
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JP2002107202A
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English (en)
Inventor
Hidenori Machida
秀則 町田
Toshio Kojima
敏男 小島
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 芯金と電極固定部材にこれらを固定するため
の係合手段を設けてネジ止め固定を不要にし得る定着ロ
ーラを備えた定着装置を提供すること。 【解決手段】 回転駆動される定着ローラを備えた定着
装置において、前記定着ローラ23の芯金7と、電極端
子部8を保持する電極固定部材2とを固定するために前
記芯金7および前記電極固定部材2に係合手段72,2
5を備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真複写機、フ
ァクシミリ、プリンタなどに使用される定着装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の定着装置の1例を図8に基づいて
説明する。図8は従来の定着装置の1部分を示す断面図
である。かかる加熱定着装置の定着ローラ10は芯金1
7の表面に第1絶縁層14、断熱層15、発熱体11、
第2絶縁層16、離型層基体13、離型層22を順次有
する構成(第1絶縁層14と断熱材15の位置関係を入
れ替えても可)を備えている。さらに両端部に外部から
給電手段と接触可能でネジ部を備えた電極端子部18、
これを上記定着ローラ10に対し固定保持する樹脂製の
電極固定部材12、該電極固定部材12と離型層基体1
3を固定する固定リング19を備えた構成になってい
る。
【0003】固定リング19は一部が切れた円の内側に
突起119を有した形状をしている。電極固定部材(図
9参照)12は非導電の耐熱性を有する樹脂でできてお
り、U字状の溝A,Bがあり、また、空気抜き用の穴2
4も開いている。この電極固定部材12を図8に示すよ
うに組み付けた際に一方の溝部Bから発熱体11を出
し、前記電極固定部材12の底部に沿って折り曲げ、ネ
ジ部20に螺合される電極端子部18で固定するように
なっている。
【0004】離型層基体13には両端に図示しないU字
状の溝が1つずつ、円周方向に固定リング19を嵌合す
るために設けてある。電極固定部材12にあるもう一方
の溝部Aと離型層基体13にある溝部は重なり合い、固
定リング19の突起119がこれらの溝の中に入って離
型層基体13と電極固定部材12が固定される。
【0005】電極固定部材12は芯金17とネジ21で
固定されている。電極固定部材12と芯金17を固定し
ない場合、定着ローラ10を加熱して回転させた際に、
芯金17が回ってしまい、発熱体11との摩擦から第1
絶縁層14が破壊されて電気がリークしたり、発熱体1
1が引っ張られて通電できなくなってしまう。しかし、
従来技術のこの例では、芯金17をネジ止めで組み付け
るために、芯金17端部に穴117を開けなければなら
ない(図10(a)及び図10(b)参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、芯金17は長
尺であるため、この端部を加工するためには、大型の機
械(ボール盤)が必要であった。また、ウォームアップ
時間短縮のため、芯金17を薄くした場合、スペースが
無いために芯金17の端面にネジ穴を開けることができ
ず、芯金17と電極固定部材12を固定することができ
ない不具合がある。
【0007】さらに、芯金17を薄くした場合、定着ロ
ーラ10の機械的強度が低下し、加圧ローラ(図示せ
ず)で加圧したさいにたわみやつぶれが大きくなってし
まい、トナーの定着率が低下してしまう不具合がある。
【0008】本発明の目的は、上記課題を解決するため
に、芯金と電極固定部材にこれらを固定するための係合
手段を設けてネジ止め固定を不要にし得る定着ローラを
備えた定着装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、回転駆動される定着ローラ
を備えた定着装置において、前記定着ローラの芯金と、
電極端子部を保持する電極固定部材とを固定するために
前記芯金および前記電極固定部材に係合手段を備えた定
着装置を最も主要な特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1におい
て、前記芯金が端部に切欠きのあるリブを有している定
着装置を主要な特徴とする。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1におい
て、前記芯金が内面に長手方向のリブを有しており、該
リブの凹凸に相対する電極固定部材に突起を有し、これ
らの凹凸で前記芯金と前記電極固定部材を固定する定着
装置を主要な特徴とする。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項1におい
て、前記芯金がハニカム形状である定着装置を主要な特
徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明の定着装置の定着ロ
ーラを示す部分断面図である。かかる定着装置におい
て、定着ローラ23は芯金7の表面に第1絶縁層4、断
熱層5、発熱体1、第2絶縁層6、離型層基体3、離型
層12を順次有する構成からなっている(第1絶縁層4
と断熱材5の位置関係を入れ替えても可)。そしてさら
に両端部に外部から給電手段と接触可能でネジ部を備え
た電極端子部8、この電極端子部8を上記定着ローラ2
3に対して固定保持する樹脂製の電極固定部材2、この
電極固定部材2と離型層基体3を固定する固定リング9
を備えている。
【0014】図2は固定リングを示す断面図である。固
定リング9は一部が切断された円の内側に突起91を有
した形状をしている。この固定リング9は図8を使用し
て説明した従来の固定リング19と同一である。図3
(a),図3(b)及び図3(c)は本発明による電極
固定部材を示すそれぞれ正面図、左側面図および右側面
図である。
【0015】電極固定部材2は非導電の耐熱性を有する
樹脂でできており、U字状の溝A,Bがあり、また、空
気抜き用の穴24も開いている。さらに、電極固定部材
2はこの電極固定部材2を図1に示すように組み付けた
際に、一方の溝部Bから発熱体1を出し、この発熱体1
を前記電極固定部材2の底部に沿って折り曲げ、ネジ部
10とこれに螺合するネジ部分を備えている電極端子部
8によって固定するようになっている。電極固定部材2
のネジ部10と同一の平面には芯金7と固定するのに役
立つ係合手段として凸部25を備えている。
【0016】離型層基体3には両端に図示しないU字状
の溝が1つずつ、円周方向に固定リング9を嵌合するた
めに設けてある。電極固定部材2に設けたもう一方の溝
部Aと離型層基体3に設けた溝部は重なり合い,固定リ
ング9の突起91がこれらの溝の中に入って離型層基体
3と電極固定部材2は固定される。かかる構成の定着装
置の定着ローラ23は、加熱して回転させても芯金7が
回転することは無く絶縁性が保たれる。
【0017】図4(a)は本発明の定着ローラの芯金の
第1の実施の形態を示す断面図、図4(b)は図4
(a)の右側面図である。芯金7の両端部は内側に電極
固定部材2との固定に役立つ係合手段としての切欠き7
2を有している。また、電極固定部材2は図3で示した
ように、凸部25を有している。切欠き72と電極固定
部材2の凸部25が互いに噛み合って芯金7と電極固定
部材2を固定している。
【0018】図5(a)は本発明の定着ローラの芯金の
第2の実施の形態を示す断面図、図5(b)は図5
(a)の右側面図である。芯金7の両端部は切欠き72
を備えたリブ73を有している。この第2の実施の形態
においても、切欠き72と電極固定部材2の凸部25が
互いに噛み合って芯金7と電極固定部材2を固定してい
る。本実施の形態では絞り加工で両端にリブ73を形成
した後、このリブ73の一部を削って切欠き72を形成
した。
【0019】図6(a)は本発明の定着ローラの芯金の
第3の実施の形態を示す断面図、図6(b)は図6
(a)の右側面図である。芯金7の内面には長手方向の
リブ74を有している。長手方向のリブ74と電極固定
部材2の凸部25が互いに噛み合って芯金7と電極固定
部材2を固定している。パイプ形状を製作するさいに内
面のダイスをリブ74の形状にしておくことで、素材を
押し出しした段階で内面に長手方向のリブ形状が得られ
る。この芯金を利用した定着ローラを実機に搭載してト
ナーの定着率を測定したが、定着率は低下しなかった。
【0020】図7(a)は本発明の定着ローラの芯金の
第4の実施の形態を示す断面図、図7(b)は図7
(a)の右側面図である。芯金7はハニカム形状であ
り、素材を押し出しした段階でハニカム75が得られ
る。芯金7の内部に有するハニカムの空隙と電極固定部
材2の凸部25が互いに噛み合って芯金7と電極固定部
材2を固定している。この第4の実施の形態は強度に関
してもハニカム形状であるため、芯金7の肉厚が薄くて
も高強度である。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、前記芯金の端部には切欠きを有し、芯金に
相対する電極固定部材に凸部を有し、これらの凹凸で芯
金と電極固定部材を固定しているので、芯金端部にネジ
穴を加工する必要が無く、このため、芯金を立てて、垂
直方向に穴を開けるための、大型の機械(ボール盤)が
不要である。
【0022】請求項2記載の発明によれば、芯金の端部
に切欠きを備えたリブを有しているので、ネジ穴が開け
られない薄い芯金に対しても固定が可能となる。
【0023】請求項3記載の発明によれば、芯金の長手
方向に設けたリブと電極固定部材の凸部により芯金と電
極固定部材が固定され、また芯金はリブを有しているの
で肉厚が薄くても機械的強度が強くなるため、熱容量が
小さくなり、ウォームアップ時間が短く、かつ高強度の
定着ローラが得られる。
【0024】請求項4記載の発明によれば、芯金がハニ
カム形状であるため、電極固定部材の凸部により芯金が
固定され、また芯金はリブを有しているので肉厚が薄く
ても機械的強度が強くなるため、熱容量が小さくなり、
ウォームアップ時間が短く、かつ高強度の定着ローラが
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の定着装置の定着ローラを示す部分断面
図である。
【図2】固定リングを示す断面図である。
【図3】本発明による電極固定部材を示す図である。
【図4】本発明の定着ローラの芯金の第1の実施の形態
を示す図である。
【図5】本発明の定着ローラの芯金の第2の実施の形態
を示す図である。
【図6】本発明の定着ローラの芯金の第3の実施の形態
を示す図である。
【図7】本発明の定着ローラの芯金の第4の実施の形態
を示す図である。
【図8】従来の定着装置の定着ローラを示す部分断面図
である。
【図9】従来の定着装置の定着ローラに使用した電極固
定部材を示す図である。
【図10】従来の定着装置の定着ローラに使用した芯金
を示す図である。
【符号の説明】
1 発熱体 2 電極固定部材 3 離型層基体 4 第1絶縁層 5 断熱材 6 第2絶縁層 7 芯金 8 電極端子部 9 固定リング 10 ネジ部 12 離型層 23 定着ローラ 25 凸部(係合手段) 72 切欠き(係合手段) 73 端部リブ(係合手段) 74 長手方向のリブ(係合手段) 75 ハニカム(係合手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転駆動される定着ローラを備えた定着
    装置において、前記定着ローラの芯金と、電極端子部を
    保持する電極固定部材とを固定するために前記芯金およ
    び前記電極固定部材に係合手段を備えたことを特徴とす
    る定着装置。
  2. 【請求項2】 前記芯金が端部に切欠きのあるリブを有
    していることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 【請求項3】 前記芯金が内面に長手方向のリブを有し
    ており、該リブの凹凸に相対する前記電極固定部材に突
    起を有し、これらの凹凸で前記芯金と前記電極固定部材
    を固定することを特徴とする請求項1に記載の定着装
    置。
  4. 【請求項4】 前記芯金がハニカム形状であることを特
    徴とする請求項1に記載の定着装置。
JP2002107202A 2002-04-09 2002-04-09 定着装置 Pending JP2003302851A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7565089B2 (en) 2005-06-25 2009-07-21 Samsung Electronics Co., Ltd. Fusing roller and fusing device using the same

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US7565089B2 (en) 2005-06-25 2009-07-21 Samsung Electronics Co., Ltd. Fusing roller and fusing device using the same

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