JP2003302542A - 導波路型アドドロップフィルタ - Google Patents

導波路型アドドロップフィルタ

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JP2003302542A
JP2003302542A JP2002108298A JP2002108298A JP2003302542A JP 2003302542 A JP2003302542 A JP 2003302542A JP 2002108298 A JP2002108298 A JP 2002108298A JP 2002108298 A JP2002108298 A JP 2002108298A JP 2003302542 A JP2003302542 A JP 2003302542A
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waveguide
light
drop filter
polyimide
waveguide type
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JP2002108298A
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Junya Kobayashi
潤也 小林
Naomi Kawakami
直美 川上
Makoto Hikita
真 疋田
Fumio Yamamoto
二三男 山本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光通信波長帯での光透過性および通過帯域の
広帯域性に優れた導波路型アドドロップフィルタを提供
すること。 【解決手段】 導波路型アドドロップフィルタの導波路
部に備えるクラッド部とコア部のいずれかを、光通信波
長帯の光に対して透明な光学特性を有する導波路材料、
特に、フッ素化ポリイミド、全フッ素化ポリイミド、ポ
リメチルメタアクリレート(PMMA)、重水素化PM
MA、シリコーン、ポリカーボネート、エポキシ樹脂、
アクリル樹脂、ベンゾシクロブテンのいずれか、また
は、これらの共重合体や誘導体、若しくは、これらの高
分子材料に適当な添加剤等を添加してえられた高分子材
料で構成することとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、導波路型アドドロ
ップフィルタに関し、より詳細には、光通信波長帯での
光透過性および通過帯域の広帯域性に優れた導波路型ア
ドドロップフィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】光通信システムの高度化に向けて、集積
性に優れかつ小型の導波路型光デバイスの研究開発が盛
んに進められており、なかでも、特定の波長をアドドロ
ップ可能なアドドッロップフィルタは、波長分割多重
(WDM)システムを用いたFTTH(Fiber T
o The Home)アクセス系に必須の光部品とし
て注目されている。
【0003】一般に、光導波路の光デバイス応用には、
作製の容易性、導波路材料の屈折率制御性、耐熱性等に
関する様々な条件が要求される。現在の光導波路材料と
しては石英が最も良く利用されており、石英で作製した
光導波路は、波長1.3μmの光に対する光損失は0.
1dB/cm以下であり、低光損失の光導波路が得られ
る。しかしながら、石英で作製した光導波路は、その製
造プロセスが複雑で、かつ、大面積化が困難である等の
問題があり、そのため、経済性や汎用性に優れた光導波
路を得ることは困難である。
【0004】一方、高分子材料を光導波路材料とする光
導波路は、スピンコート法によって作製することが可能
であるため、石英系光導波路と比較して作製が容易であ
ることに加え、柔軟性に優れるため、フィルタ挿入溝の
切削に有利で挿入溝の過剰損失を低減させることが可能
である。さらに、切削速度も大きく設定することができ
るため、生産性に優れるという利点も有する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
光導波路材料は、アクセスシステム応用を主な用途とす
る導波路型アドドロップフィルタに要求される、経済
性、汎用性、光学特性の全てを満足させ得る光導波路材
料ではなかったために、低損失かつ広帯域性に優れたア
クセスシステム応用を主な用途とする導波路型アドドロ
ップフィルタ、特に、光通信波長帯での光透過性および
通過帯域の広帯域性に優れた導波路型アドドロップフィ
ルタを得ることは困難であった。
【0006】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、光通信波長帯での
光透過性および通過帯域の広帯域性に優れ、かつ、経済
性と汎用性にも優れた導波路型アドドロップフィルタを
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような目
的を達成するために、請求項1に記載の発明は、クラッ
ド部とコア部とを備え、少なくとも1つの交差部を有す
る交差導波路と、当該交差導波路の交差部に形成され、
バンドパスフィルタが配置された溝部とを備える導波路
型アドドロップフィルタであって、前記クラッド部とコ
ア部のいずれかが、光通信波長帯の光に対して透明な光
学特性を有する導波路材料で構成されていることを特徴
とする。
【0008】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の導波路型アドドロップフィルタにおいて、前記
導波路材料は、1.25〜1.62μmの波長の光に対
して透明な材料であることを特徴とする。
【0009】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
または2に記載の導波路型アドドロップフィルタにおい
て、前記導波路材料が、高分子材料であることを特徴と
する。
【0010】また、請求項4に記載の発明は、請求項3
に記載の導波路型アドドロップフィルタにおいて、前記
高分子材料は、フッ素化ポリイミド、全フッ素化ポリイ
ミド、ポリメチルメタアクリレート(PMMA)、重水
素化PMMA、シリコーン、ポリカーボネート、エポキ
シ樹脂、アクリル樹脂、ベンゾシクロブテンのいずれ
か、または、これらの共重合体や誘導体、若しくは、こ
れらの高分子材料に適当な添加剤等を添加してえられた
材料であることを特徴とする。
【0011】さらに、請求項5に記載の発明は、請求項
4に記載の導波路型アドドロップフィルタにおいて、前
記フッ素化ポリイミドは、2,2−ビス(3,4−ジカ
ルボキシフェニル)ヘキサフルオロプロパン二無水物
(6FDA)と2,2´−ビス(トリフルオロメチル)
−4,4´−ジアミノビフェニル(TFDB)とから合
成したポリイミド(6FDA/TFDB)と、6FDA
と4,4´−オキシジアニリン(4,4´−ODA)か
ら合成したポリイミド(6FDA/4,4´−ODA)
の共重合体(共重合比が1:0を含む)であることを特
徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明の
実施の形態について説明する。
【0013】図1は、本発明の導波路型アドドロップフ
ィルタの第1の構成例を説明するための図で、この導波
路型アドドロップフィルタ100は、基板101上に形
成した導波路層102に、クラッドとコアからなる導波
路103を備え、その導波路103の交差部にフィルタ
挿入溝104が設けられており、そのフィルタ挿入溝1
04には、誘電体多層膜フィルタ105が挿入されてい
る。
【0014】本発明の導波路型アドドロップフィルタの
クラッドおよびコア材料は、光通信波長帯波長の光に対
して透明な光学特性を備える材料であれば特に制限はな
いが、高分子材料を用いることとすれば、経済性、汎用
性、および、光学特性の何れの特性にも優れる導波路型
アドドロップフィルタが得られる。ここで、「透明」と
は、光通信波長帯の特定の波長の光に着目した場合にお
いて、その光の1cm当たりの光損失が10dB以下で
あることを意味する。
【0015】このような条件を満足する高分子材料の例
としては、フッ素化ポリイミド、全フッ素化ポリイミ
ド、ポリメチルメタアクリレート(PMMA)、重水素
化PMMA、シリコーン、ポリカーボネート、エポキシ
樹脂、アクリル樹脂、ベンゾシクロブテンがある。な
お、これらの高分子材料は、単体としてのみならず、こ
れらの共重合体や誘導体、あるいは、これらの高分子材
料に適当な添加剤等を添加してえられた材料として用い
ることとしても良い。
【0016】また、基板101材料としては特に制限は
なく、例えば、AlやSUSなどの金属の他、ポリイミ
ド、アクリル、エポキシなどの高分子材料、Si、イン
ジウムリン、ガリウム砒素、窒化ガリウムなどの半導
体、ガラス、銅ポリイミド配線板、セラミックなどを用
いることが可能である。
【0017】フィルタ挿入溝104は、例えばダイシン
グソーを用いて容易に形成することができ、図1に示し
た導波路型アドドロップフィルタ100の場合、その幅
は約20μmである。
【0018】また、この図に示す導波路型アドドロップ
フィルタ100の誘電体多層膜フィルタ105は、1.
47μmの光を透過させるバンドパスフィルタであり、
この誘電体多層膜フィルタ105は、UV硬化樹脂等を
用いてフィルタ挿入溝104内に固定されている。
【0019】この導波路型アドドロップフィルタ100
に、波長1.47、1.51、1.55、および、1.
59μmの4波長の合波光110を入力ポート106か
ら入射すると、合波光110に含まれる波長1.47μ
mの光112のみが誘電体多層膜フィルタ105を透過
してドロップポート108から出射され、この波長以外
の光(波長1.51、1.55、および、1.59μm
の光)は誘電体多層膜フィルタ105で反射して出力ポ
ート107からから出射される。このとき、合波光11
0を入力ポート106から入射するのと同じに、アドポ
ート109から波長1.47μmの光113を入射させ
ると、この光113は誘電体多層膜フィルタ105を透
過して出力ポート107から出射される。
【0020】すなわち、この導波路型アドドロップフィ
ルタ100では、入力ポート106から入射された合波
光110のうち波長1.47μmの光112ドロップさ
れ、アドポート109から入射された波長1.47μm
の光113はアドされ、波長1.47μmの光が入れ替
わった4波長の合波光111として出力ポート107か
ら出射される。なお、この場合の挿入損失は、全てのポ
ートで4dB以下、クロストークは−25dB以下とす
ることが可能である。
【0021】本実施形態では、アドドロップ波長が1.
47、1.51、1.55μmの場合について説明して
いるが、他の波長であっても良い。例えば、アクセス系
WDMでは1.25〜1.62μm帯の波長が用いられ
るが、本発明の導波路型アドドロップフィルタの誘電体
多層膜フィルタの種類を適当に選択することで任意の波
長帯のアドドロップに対応することが可能である。
【0022】図2は、本発明の導波路型アドドロップフ
ィルタの第2の構成例を説明するための図で、基本構造
は図1に示した導波路型アドドロップフィルタと同様で
あるが、この導波路型アドドロップフィルタ200は、
ポリイミドを用いて作製されており、さらに、3つのフ
ィルタ挿入溝を備える3連の交差光導波路を備えてい
る。
【0023】すなわち、導波路型アドドロップフィルタ
200は、ポリイミド基板201上にポリイミドの導波
路層202を備え、この導波路層202はポリイミドの
クラッドとコアからなる導波路203を有し、その導波
路203の交差部にフィルタ挿入溝204、205、2
06が設けられており、これらのフィルタ挿入溝20
4、205、206には、UV硬化樹脂等によって固定
されたポリイミドの基板上に形成した誘電体多層膜フィ
ルタ207、208、209が挿入されている。なお、
誘電体多層膜フィルタ207、208、209は、それ
ぞれ、波長1.47μm、1.51μm、および、1.
55μmの光を透過させるバンドパスフィルタである。
【0024】この導波路型アドドロップフィルタ200
は、誘電体多層膜フィルタ207、208、209の基
板としてポリイミドを用いているために、誘電体多層膜
フィルタ207、208、209の膜厚を約17μmと
非常に薄くすることが可能であり、これに伴って、フィ
ルタ挿入溝204、205、206の溝幅も20μm程
度と薄くしてフィルタによる過剰損失を小さく抑えるこ
とが可能となる。
【0025】また、誘電体多層膜フィルタ207、20
8、209の基板材料と導波路層202の構成材料とが
同じポリイミドであるため、これらの材料の屈性率も近
似するため、導波路203と誘電体多層膜フィルタ20
7、208、209の境界面での屈折率差に基づく反射
損を小さく抑えることも可能である。
【0026】この導波路型アドドロップフィルタ200
に、波長1.47、1.51、1.55、および、1.
59μmの4波長の合波光210を入力ポート211か
ら入射すると、各々の誘電体多層膜フィルタ207、2
08、209の光透過特性に対応するドロップが生じ、
ドロップポート212、213、214から、波長1.
47μmの光215、波長1.51μmの光216、波
長1.55μmの光217がそれぞれドロップされる。
このとき、合波光210を入力ポート211から入射す
るのと同じに、アドポート218、219、220か
ら、それぞれ、波長1.47μmの光221、波長1.
51μmの光222、波長1.55μmの光223を入
射させると、これらの光と波長1.59μmの光の4つ
の光の合波光225は出力ポート224から出射され
る。
【0027】すなわち、この導波路型アドドロップフィ
ルタ200では、入力ポート211から入射された合波
光210は3波長が独立にドロップされ、アドポート2
18、219、220からそれぞれ入射された波長1.
47μmの光221、波長1.51μmの光222、波
長1.55μmの光223がアドされ、波長1.47、
1.51、1.55μmの光が入れ替わった4波長の合
波光225として出力ポート224から出射される。
【0028】なお、この場合の挿入損失は、全てのポー
トで4dB以下、クロストークは−25dB以下とする
ことが可能である。
【0029】本実施形態では、3連の交差導波路を用
い、3波長のアドドロップフィルタとしての構成例につ
いて説明したが、交差導波路の連結数、および、これに
対応するフィルタ挿入溝と誘電体多層膜フィルタの数を
任意に変更して任意の波長数のアドドロップフィルタを
作成することが可能である。
【0030】以上説明したように、本発明の導波路型ア
ドドロップフィルタのクラッドおよびコア材料は、光通
信波長帯である近赤外域で透明な光学特性を備える材料
で構成されるが、以下に、その材料としてフッ素化ポリ
イミドを用いた場合の交差光導波路の作製工程を説明す
る。
【0031】図3は、フッ素化ポリイミドを用いた本発
明の導波路型アドドロップフィルタの交差光導波路の作
製工程を説明するための図で、この実施例では、クラッ
ドとコアの形成のための高分子材料として、2,2−ビ
ス(3,4−ジカルボキシフェニル)ヘキサフルオロプ
ロパン二無水物(6FDA)と2,2´−ビス(トリフ
ルオロメチル)−4,4´−ジアミノビフェニル(TF
DB)とから合成したポリイミド(6FDA/TFD
B)と、6FDAと4,4´−オキシジアニリン(4,
4´−ODA)から合成したポリイミド(6FDA/
4,4´−ODA)の共重合体(共重合比が1:0を含
む)を用いている。
【0032】先ず、シリコン基板301を準備し(図3
(a))、この上に、(6FDA/TFDB):(6F
DA/4,4´−ODA)の共重合比が1:0のフッ素
化ポリイミド共重合体の前駆体であるフッ素化ポリアミ
ド酸のDMAc15wt%溶液をスピンコートにより塗
布し、オーブン中で380℃で1時間加熱してイミド化
して下部クラッド層302を形成する(図3(b))。
このようにして形成した下部クラッド層302の、波長
1.30μmの光に対する屈折率は、nTEが1.52
0、nTMが1.510であり、波長1.55μmの光
に対する屈折率は、nTEが1.518、nTMが1.
508である。
【0033】これに続いて、下部クラッド層302上
に、(6FDA/TFDB):(6FDA/4,4´−
ODA)の共重合比が4:6のフッ素化ポリイミド共重
合体の前駆体であるフッ素化ポリアミド酸のDMAc1
5wt%溶液を、加熱イミド化後の膜厚が8μmとなる
ようにスピンコートし、これをオーブン中で380℃で
1時間加熱してイミド化してコア層303を形成する
(図3(c))。このようにして形成したコア層303
の、波長1.30μmの光に対する屈折率は、n
1.538、nTMが1.531であり、波長1.55
μmの光に対する屈折率は、nTEが1.538、n
TMが1.530である。
【0034】次に、コア層303上にフォトレジストを
スピンコートした後、交差光導波路のCrマスクパター
ンをフォトレジスト法によってレジストに転写させこれ
を現像してコア層303上に交差光導波路のマスクパタ
ーン304を形成し(図3(d))、さらに、コア層3
03をRIE法によりエッチングして交差光導波路のコ
アパターン305を形成(図3(e))後、コアパター
ン305上に残存するマスクパターン304もRIE法
によりエッチング除去する(図3(f))。
【0035】最後に、交差光導波路のコアパターン30
5上に、下部クラッド層302と同じフッ素化ポリイミ
ド共重合体の前駆体であるフッ素化ポリアミド酸のDM
Ac15wt%溶液をスピンコートした後、オーブン中
で380℃で1時間加熱してイミド化して、下部クラッ
ド層302と同じ屈折率の上部クラッド層306を形成
する(図3(g))。このようにして、フッ素化ポリイ
ミドによる高分子交差光導波路を備える導波路層307
が形成される。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
導波路型アドドロップフィルタの導波路構造と誘電体多
層膜フィルタを、光透過性に優れた高分子材料を用いて
形成することとしたので、低損失で高帯域性に優れ、か
つ、経済性と汎用性にも優れた導波路型アドドロップフ
ィルタを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の導波路型アドドロップフィルタの第1
の構成例を説明するための図である。
【図2】本発明の導波路型アドドロップフィルタの第2
の構成例を説明するための図である。
【図3】フッ素化ポリイミドを用いた本発明の導波路型
アドドロップフィルタの交差光導波路の作製工程を説明
するための図である。
【符号の説明】
100、200 導波路型アドドロップフィルタ 101 基板 102、202、307 導波路層 103、203 導波路 104、204、205、206 フィルタ挿入溝 105、207、208、209 誘電体多層膜フィル
タ 106、211 入力ポート 107、224 出力ポート 108、212、213、214 ドロップポート 109、218、219、220 アドポート 110、111、210、225 合波光 112、113、215、221 波長1.47μmの
光 201 ポリイミド基板 216、222 波長1.51μmの光 217、223 波長1.55μmの光 301 シリコン基板 302 下部クラッド層 303 コア層 304 マスクパターン 305 コアパターン 306 上部クラッド層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川上 直美 東京都新宿区西新宿二丁目1番1号 エ ヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株 式会社内 (72)発明者 疋田 真 東京都新宿区西新宿二丁目1番1号 エ ヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株 式会社内 (72)発明者 山本 二三男 東京都新宿区西新宿二丁目1番1号 エ ヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株 式会社内 Fターム(参考) 2H047 KA04 LA12 PA02 PA21 PA24 QA05 TA31 2H048 GA04 GA13 GA23 GA24 GA26 GA32 GA62

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クラッド部とコア部とを備え、少なくと
    も1つの交差部を有する交差導波路と、 当該交差導波路の交差部に形成され、バンドパスフィル
    タが配置された溝部とを備える導波路型アドドロップフ
    ィルタであって、 前記クラッド部とコア部のいずれかが、光通信波長帯の
    光に対して透明な光学特性を有する導波路材料で構成さ
    れていることを特徴とする導波路型アドドロップフィル
    タ。
  2. 【請求項2】 前記導波路材料は、1.25〜1.62
    μmの波長の光に対して透明な材料であることを特徴と
    する請求項1に記載の導波路型アドドロップフィルタ。
  3. 【請求項3】 前記導波路材料が、高分子材料であるこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の導波路型アド
    ドロップフィルタ。
  4. 【請求項4】 前記高分子材料は、 フッ素化ポリイミド、全フッ素化ポリイミド、ポリメチ
    ルメタアクリレート(PMMA)、重水素化PMMA、
    シリコーン、ポリカーボネート、エポキシ樹脂、アクリ
    ル樹脂、ベンゾシクロブテンのいずれか、または、これ
    らの共重合体や誘導体、若しくは、これらの高分子材料
    に適当な添加剤等を添加してえられた材料であることを
    特徴とする請求項3に記載の導波路型アドドロップフィ
    ルタ。
  5. 【請求項5】 前記フッ素化ポリイミドは、 2,2−ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)ヘキサ
    フルオロプロパン二無水物(6FDA)と2,2´−ビ
    ス(トリフルオロメチル)−4,4´−ジアミノビフェ
    ニル(TFDB)とから合成したポリイミド(6FDA
    /TFDB)と、6FDAと4,4´−オキシジアニリ
    ン(4,4´−ODA)から合成したポリイミド(6F
    DA/4,4´−ODA)の共重合体(共重合比が1:
    0を含む)であることを特徴とする請求項4に記載の導
    波路型アドドロップフィルタ。
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