JP2003302021A - ごみ処理プラント用機器診断システム及びごみ処理プラント管理方法 - Google Patents

ごみ処理プラント用機器診断システム及びごみ処理プラント管理方法

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JP2003302021A
JP2003302021A JP2002107353A JP2002107353A JP2003302021A JP 2003302021 A JP2003302021 A JP 2003302021A JP 2002107353 A JP2002107353 A JP 2002107353A JP 2002107353 A JP2002107353 A JP 2002107353A JP 2003302021 A JP2003302021 A JP 2003302021A
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waste treatment
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郁夫 山本
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E20/00Combustion technologies with mitigation potential
    • Y02E20/12Heat utilisation in combustion or incineration of waste

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ごみ処理プラントの機能維持と、ごみ処理プ
ラントの運用の経済性とが両立されたメンテナンス計画
の作成を可能にする技術を提供する。 【解決手段】 本発明によるごみ処理プラント用機器診
断システムは、(a)ごみ処理プラント(1)に含まれ
る機器を構成する部品iが時刻tにおいて損傷している
確率を示す損傷確率関数P(t)を算出するステップ
と、(b)前記部品が損傷したときに発生する損害額で
あるリスク金額(R(t))を算出するステップと、
(c)前記損傷確率関数P(t)と、前記リスク金額
(R(t))との積をリスクコスト(C
RISK(t))として算出するステップとを実行す
る計算機(1)を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ごみ処理プラント
用機器診断システムに関する。本発明は、特に、ごみ処
理プラントに含まれる機器の部品の管理及びメンテナン
スを最適化するためのごみ処理プラント用機器診断シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】ごみを焼却して処理するごみ処理プラン
トに含まれる機器は、適切に管理され、適切な時期に適
切なメンテナンスがなされる必要がある。機器のメンテ
ナンスは、ごみ処理プラントのごみ処理能力を維持する
ためのみならず、ごみ処理プラントの周囲の環境を保護
するためにも重要である。
【0003】ごみ処理プラントのユーザ、例えば、自治
体は、ごみ処理プラントのメンテナンスを行うメンテナ
ンス事業者に対して、機器のメンテナンス計画の作成を
求めることがある。作成されたメンテナンス計画に沿っ
て、ごみ処理プラントに含まれる機器のメンテナンスが
行われる。
【0004】このようなメンテナンス計画は、本来、経
済性を考慮して作成されなくてはならない。しかし、ご
み処理プラントのユーザが、トラブルを回避する傾向が
強い場合には、メンテナンス事業者は、予備保全的に過
剰なメンテナンス内容を有するメンテナンス計画を作成
する傾向がある。過剰なメンテナンス内容を有するメン
テナンス計画の作成は、メンテナンス費用を増大させ、
ごみ処理プラントのユーザの財政を圧迫する。
【0005】ごみ処理プラントの機能維持と、ごみ処理
プラントの運用の経済性とが両立されたメンテナンス計
画の作成を可能にする技術の提供が望まれる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ごみ
処理プラントの機能維持と、ごみ処理プラントの運用の
経済性とが両立されたメンテナンス計画の作成を可能に
する技術を提供することにある。
【0007】本発明の他の目的は、ごみ処理プラントに
含まれる機器、及び/又は、ごみ処理プラントで働く人
員の管理を容易化する技術を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】以下に、[発明の実施の
形態]で使用される番号・符号を用いて、課題を解決す
るための手段を説明する。これらの番号・符号は、[特
許請求の範囲]の記載と[発明の実施の形態]の記載との
対応関係を明らかにするために付加されている。但し、
付加された番号・符号は、[特許請求の範囲]に記載され
ている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
【0009】本発明によるごみ処理プラント用機器診断
システムは、(a)ごみ処理プラント(1)に含まれる
機器を構成する部品iが時刻tにおいて損傷している確
率を示す損傷確率関数P(t)を算出するステップ
と、(b)前記部品が損傷したときに発生する損害額で
あるリスク金額(R(t))を算出するステップと、
(c)前記損傷確率関数P(t)と、前記リスク金額
(R(t))との積をリスクコスト(C
RISK(t))として算出するステップとを実行す
る計算機(1)を含む。
【0010】前記(a)ステップは、(d)前記部品に
ついて、未定の係数を含む劣化関数式(g
i,j(t))を提供するステップと、(e)前記部品
の点検によって得られた前記部品の損傷量から前記係数
を決定して、将来における前記部品の予測損傷量を予測
する劣化関数(gi,j’(t))を決定するステップ
と、(f)前記劣化関数(gi,j’(t))に基づい
て、前記損傷確率関数P(t)を算出するステップと
を含むことが好ましい。
【0011】前記(a)ステップは、(g)前記部品i
の損傷モードjのそれぞれについて、未定の係数を含む
劣化関数式(gi,j(t))を提供するステップと、
(h)前記劣化関数式(gi,j(t))のそれぞれに
ついて、前記部品の点検によって得られた前記部品の損
傷量から前記係数を決定し、前記損傷モードのそれぞれ
について、前記部品の予測損傷量を予測する劣化関数
(gi,j’(t))を決定するステップと、(i)前
記劣化関数(gi,j’(t))に基づいて、時刻tに
おいて前記部品iが前記損傷モードjで損傷している確
率を示す損傷モード損傷確率関数P ,j(t)を算出
するステップと、前記損傷モード損傷確率関数Pi,j
(t)から前記損傷確率関数P(t)を算出するステ
ップとを含むことが好ましい。
【0012】前記損傷確率関数P(t)は、下記式:
【数2】 によって定められることが好ましい。
【0013】前記(c)ステップは、(j)前記リスク
コスト(C RISK(t))に基づいて、前記部品i
のメンテナンスの時期(t MNT)を定めるステップ
を含むことが好ましい。
【0014】前記時期は、下記式: P(t MNT)・R(t MNT)≧C MNT MNT:前記時期 R(t):時刻tにおける前記リスク金額 C MNT:前記メンテナンスの費用 を満足するように定められることが好ましい。
【0015】前記計算機(1)は、更に、(k)前記部
品のメンテナンスにかかるコスト(C MNT)と、前
記リスクコスト(C RISK(t))とを視覚的に出
力するステップを実行することが好ましい。
【0016】前記計算機(1)は、更に、(l)前記部
品に対して行われるメンテナンスの作業内容と前記メン
テナンスのコストを示す保全アクション情報を外部から
受け取るステップと、(m)前記作業内容が行われた場
合に、前記部品が損傷する確率を示すメンテナンス後損
傷確率関数(P’(t))を算出するステップと、
(n)前記メンテナンス後損傷確率関数(P
(t))と、前記リスク金額(R(t))との積をメ
ンテナンス後リスクコスト(C RISK’(t))と
して算出するステップと、(o)前記コストと前記メン
テナンス後リスクコスト(C RISK’(t))の和
を総合コストとして視覚的に出力するステップを実行す
ることが好ましい。
【0017】前記部品は、前記ごみ処理プラント(1)
に含まれる焼却炉(13)の内壁の耐火物、前記ごみ処
理プラント(1)に含まれるストーカ(22)を構成す
る部品、前記ごみ処理プラント(1)に含まれる蒸気タ
ービン(20)を構成する部品、前記耐火物に埋め込ま
れたボイラー(23)、前記ごみ処理プラント(1)に
含まれる節炭器(16)を構成する部品、前記ごみ処理
プラント(1)に含まれるバグフィルター(17)を構
成する部品、前記ごみ処理プラント(1)に含まれる脱
硝反応塔(18)を構成する部品、及び前記ごみ処理プ
ラント(1)に含まれる煙突(19)を構成する部品か
らなる群から選ばれていることが好ましい。
【0018】本発明によるごみ処理プラント管理方法
は、(a)ごみ処理プラント(1)に含まれる機器を構
成する部品iが時刻tにおいて損傷している確率を示す
損傷確率関数P(t)を算出するステップと、(b)
前記部品が損傷したときに発生する損害額であるリスク
金額(R(t))を算出するステップと、(c)前記
損傷確率関数P(t)と、前記リスク金額(R
(t))との積をリスクコスト(C
RISK(t))として算出するステップとを含む。
【0019】本発明によるごみ処理プラント管理用プロ
グラムは、(a)ごみ処理プラント(1)に含まれる機
器を構成する部品iが時刻tにおいて損傷している確率
を示す損傷確率関数P(t)を算出するステップと、
(b)前記部品が損傷したときに発生する損害額である
リスク金額(R(t))を算出するステップと、
(c)前記損傷確率関数P(t)と、前記リスク金額
(R(t))との積をリスクコスト(C
RISK(t))として算出するステップとを計算機
(2)に実行させる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明によるごみ処理プラント用機器診断システムの実
施の一形態を説明する。
【0021】本発明によるごみ処理プラント用機器診断
システムの実施の一形態では、図1に示されているよう
に、ごみ処理プラント1がサーバ2とともに設けられて
いる。ごみ処理プラント1は、搬入されたごみを焼却処
理するとともに、ごみの焼却により発生した熱により蒸
気タービンをまわして発電する。
【0022】図2は、典型的なごみ処理プラント1のブ
ロック図である。ごみ処理プラント1は、ごみピット1
1、シュート12、焼却炉13、ボイラー23、煙道1
5、節炭器16、バグフィルター17、脱硝反応塔1
8、煙突19、及び蒸気タービン20を含む。ごみピッ
ト11は、ごみを集積する。シュート12は、ごみピッ
ト11に集積されたごみを焼却炉13に投入する。焼却
炉13の内壁は、耐火煉瓦や、耐火プラスチックのよう
な耐火物で被覆され、焼却炉13は、投入されたごみを
その内部で焼却する。
【0023】焼却炉13は、ごみ供給部13a、主燃焼
下部13b、主燃焼上部13c、後燃焼部13dを含
む。ごみ供給部13aは、シュート12からごみを受け
入れる。ごみ供給部13aには、ごみを主燃焼下部13
bに押し込むフィーダ21が設けられている。主燃焼下
部13bでは、フィーダ21により押し込まれたごみが
燃焼する。ごみが燃焼して発生した高温の燃焼ガスは、
主燃焼上部13cに送られ、ごみが燃焼して発生する固
形物は、ストーカ22により後燃焼部13dに送られ
る。後燃焼部13dに送られた固形物は、完全に燃焼さ
れた後、灰として灰排出口13eから排出される。
【0024】主燃焼上部13cの内壁の耐火物には、ボ
イラー23が埋め込まれている。ボイラー23には節炭
器16を介して、給水供給系(図示されない)から給水
24が供給される。ボイラー23を介して、主燃焼上部
13cの内壁の耐火物と給水24との間で熱交換が行わ
れる。この熱交換により耐火物が冷却されるとともに、
給水24が蒸気25にされる。蒸気25は、蒸気タービ
ン20に供給され、蒸気タービン20は、蒸気25から
回転駆動力を取り出して、発電機(図示されない)を駆
動する。
【0025】主燃焼上部13cは、ボイラー23に接続
されている。ボイラー23は、熱交換により主燃焼上部
13cから送られる高温の燃焼ガスを冷却し、煙道15
に送る。煙道15には、節炭器16が設けられる。節炭
器16は、煙道15に送られた燃焼ガスを熱源として、
既述の給水供給系(図示されない)から送られる給水2
4を沸騰しない程度に加熱する。節炭器16を通過した
後、燃焼ガスは、バグフィルター17によって粉塵が除
去され、脱硝反応塔18によって窒素酸化物が除去され
た後、煙突19から排出される。
【0026】ごみ処理プラント1において、予備炉とし
て、シュート12、焼却炉13、及びボイラー23は、
それぞれ複数設けられることがある。
【0027】図1を参照して、サーバ2は、上述の構成
を有するごみ処理プラント1を運用するためのデータを
管理する。ごみ処理プラント1の運用のために必要なデ
ータは、サーバ2によって一元的に管理され、データの
管理が容易化されている。
【0028】更に、サーバ2は、ごみ処理プラント1の
メンテナンス計画を、RBM(Risk-Based Maintenanc
e)に従って作成する。RBMとは、プラントに含まれ
る機器のメンテナンス計画を最適化するための手法の一
つである。RBMを行う場合、機器の損傷確率と、リス
ク金額とが算出される。リスク金額とは、機器の損傷に
よって発生する損害の額である。サーバ2は、損傷確率
とリスク金額との積であるリスクコストがメンテナンス
にかかるコストを上回る時期にメンテナンスが行われる
ように、メンテナンス計画を作成する。損傷確率は、時
間の経過と共に増加するため、リスクコストも、時間の
経過と共に増加する。
【0029】更にサーバ2は、ごみ処理プラント1の運
転診断を行う。より詳細には、サーバ2は、将来におけ
るごみ処理プラント1のごみ焼却可能量及び稼動率の推
移、及び、ごみ処理プラント1の余寿命を推定する。ご
み処理プラント1の余寿命の推定は、ごみ処理プラント
1の経済性を考慮して行われる。推定されたごみ焼却可
能量及び稼動率の推移は、上述のRBMによるメンテナ
ンス計画の作成にも使用される。
【0030】これらの機能を実行するために、サーバ2
は、インターフェース3、キーボードやマウス等の入力
装置4、HDD(Hard Disk Drive)のような記憶装置
5、演算装置6、及び、CRT(Cathode Ray tube)や
プリンタ等の出力装置7を含んで構成されている。イン
ターフェース3は、ごみ処理プラント1に設けられた端
末(図示されない)とサーバ2との間の通信機能を提供
する。入力装置4は、ごみ処理プラント用機器診断シス
テムのオペレータからの入力を受け取る。
【0031】記憶装置5は、ごみ処理プラント1を管理
するためのデータが蓄積された共有データベース5aを
記憶する。ごみ処理プラント1を管理するためのデータ
の入力は、インターフェース3及び入力装置4を介して
行われる。記憶装置5は、更に、演算装置6によって実
行されるプログラムを記憶する。
【0032】演算装置6は、共有データベース5aを使
用して、ごみ処理プラント1を管理するためのデータの
処理を行う。このデータの処理は、記憶装置5に記憶さ
れたプログラムに従って行われる。出力装置7は、演算
装置6による制御の下、ごみ処理プラント1に関する情
報を出力する。
【0033】図3は、記憶装置5に記憶されている共有
データベース5aの内容を示す。共有データベース5a
には、(a)運転情報、(b)ごみ収集記録及び灰搬出
記録、(c)資源使用量情報、(d)ごみカロリー情報
及び環境計測情報、(e)日常点検記録、(f)定期点
検記録、(g)勤怠記録、及び人事計画情報、(h)施
設情報、(i)機器情報、及び劣化関数式情報、(j)
トラブル事例情報、及び整備サイクル情報、並びに
(k)現地状況情報が記録されている。
【0034】(a)の運転情報は、ごみ処理プラント1
の運転状態を示す。運転情報は、ごみ処理プラント1の
中央制御室(図示されない)から、サーバ2に送信され
る。
【0035】(b)のごみ収集記録は、ごみ処理プラン
ト1に搬入されるごみの搬入量を示し、灰搬出記録は、
ごみの焼却により発生した灰がごみ処理プラント1から
搬出された搬出量を示す。
【0036】(c)の資源使用量情報は、薬品、水、電
力のような資源の使用量を示す。
【0037】(d)のごみカロリー情報は、ごみ処理プ
ラント1に搬入されるごみの単位重量あたりのカロリー
を示す。環境計測情報は、ごみ処理プラント1の周辺に
おける化学物質濃度のような、ごみ処理プラント1の周
辺の環境の状況を示す。
【0038】(e)の日常点検記録は、毎日行われる日
常点検の記録であり、日常点検において撮影された画像
を含むことがある。
【0039】(f)の定期点検記録は、定期的に所定の
日時に行われる定期点検の記録である。
【0040】(g)の勤怠記録は、ごみ処理プラント1
で働く労働者の勤怠に関する記録であり、人事計画情報
とは、ごみ処理プラント1で働く労働者の人事計画を示
す情報である。
【0041】(h)の施設情報は、ごみ処理プラント1
の仕様を示す。施設情報は、典型的には、ごみ処理プラ
ント1のごみ焼却量、焼却するごみの質、公害防止規定
に例示される遵守すべき運転条件、並びに、施設を構成
する機器の種類及び数を、その内容とする。
【0042】(i)の機器情報は、ごみ処理プラント1
に含まれる機器の仕様を示す。また、劣化関数式は、機
器に含まれる部品の損傷の進行度合いを示す。劣化関数
式は、後述のように機器に含まれる部品の損傷確率の算
出に使用される。
【0043】(j)のトラブル事例情報は、ごみ処理プ
ラント1で起こったトラブルの事例を示す。整備サイク
ル情報は、ごみ処理プラント1に含まれる機器のメンテ
ナンスの周期を示す。
【0044】(k)の現地状況情報は、ごみ処理プラン
ト1に含まれる機器の損傷状態の撮影写真、ごみ処理プ
ラント1の運用に必要な資材の在庫状況等、ごみ処理プ
ラント1の現地の状況を示す。
【0045】これらのデータから、演算装置6は、下記
の文書及び情報: (1)運転日報、運転月報、日常点検報告書、定期点検
報告書、環境計測記録、勤怠等のような、ごみ処理プラ
ント1の運転に必要な各種の帳票; (2)将来のごみ搬入量、及びごみカロリーの予測値; (3)ごみ処理プラント1に対してなされるべき運用の
内容を示す運転診断データ; (4)将来におけるごみ処理プラント1のごみ焼却可能
量と、ごみ処理プラント1の稼動率との予測値、及び、
ごみ処理プラント1の経済性を考慮して定められたごみ
処理プラント1の余寿命; (5)ごみ処理プラント1の運用コスト; (6)ごみ処理プラント1の運転を支援するためにごみ
処理プラント1に提供される現地支援情報; (7)ごみ処理プラント1に含まれる機器の損傷確率関
数、及びその機器が損傷したときのリスク金額;及び (8)ごみ処理プラント1に含まれる機器のメンテナン
ス計画を生成し、これらを共有データベース5aに保存
するとともに出力装置7から出力する。
【0046】(2)のごみ搬入量、及びごみカロリーの
予測値、(3)の運転診断データ、(4)のごみ焼却可
能量と稼動率との予測値、及び余寿命、並びに現地支援
情報は、オペレータにより適宜修正されて共有データベ
ース5aにフィードバックされる。
【0047】(7)の損傷確率関数とリスク金額とは、
(8)のメンテナンス計画を、RBMに基づいて作成す
るために使用される。
【0048】図4は、RBMに基づいた、ごみ焼却プラ
ント1の管理方法を示すフローチャートである。
【0049】ステップS01:演算装置6は、ごみ焼却
プラント1に含まれる機器を構成する部品について、損
傷確率関数を算出する。部品iの損傷確率関数は、以
後、P(t)と記載される。損傷確率関数P(t)
は、時刻tにおいて、部品iが損傷によって交換又は補
修すべき状態になっている確率を示す関数であり、時刻
tの増大とともに単調に増大する。t=∞では、P
(t)=1である。
【0050】ある部品iの損傷確率関数P(t)の算
出は、下記の過程により行われる。まず、演算装置6
は、部品の損傷モード毎に、損傷確率関数を決定する。
部品は、様々な損傷モードで損傷する。例えば、焼却炉
の内壁を構成する耐火物は、その一部が欠けて落ちる脱
落、炉内側に湾曲して膨らむ膨出、割れ、欠け等、様々
な損傷モードで損傷する。このような損傷モードのそれ
ぞれについて、損傷確率関数が決定される。部品iに関
する損傷モードMの損傷確率関数は、損傷確率関数P
i,j(t)と記述される。
【0051】図5は、損傷確率関数Pi,j(t)の決
定方法を示している。図5では、部品の損傷モードの一
例として、炉内側に湾曲して膨らむ膨出が取り上げられ
ている。図5の膨出量とは、焼却炉の内壁を構成する耐
火物の膨出の量をいう。
【0052】損傷確率関数Pi,j(t)の決定のため
に、部品の損傷モード毎に劣化関数式が予め定められ、
共通データベース5aに保存されている。劣化関数式と
は、時刻tにおける部品の損傷量の予測値を計算するた
めの関数の式であり、部品iの損傷モードMi,jの劣
化関数式は、以下、gi,j(t)と記載される。この
劣化関数式gi,j(t)は、未定の係数を含む。即
ち、共通データベース5aに保存されている劣化関数式
i,j(t)は汎関数であり、劣化関数式g
,j(t)のみでは、部品の損傷量は算出できない。
【0053】演算装置6は、点検において測定された部
品の損傷量から、劣化関数式gi, (t)の係数を最
小2乗法のような最尤法によって決定する。係数が定め
られた劣化関数式gi,j(t)は、時刻tにおける部
品の損傷量を示す。係数が定められた劣化関数式g
i,j(t)は、以後、劣化関数gi,j’(t)と記
載される。
【0054】更に演算装置6は、係数が決定された劣化
関数gi,j’(t)を用いて、損傷モードMの損傷
量が、補修基準値xRPに到達する予想時刻tRPと、
損傷モードMの損傷量が、部品iが破壊すると予測さ
れる崩壊予測値xBDに到達する予想時刻tBDとを算
出する。即ち、演算装置6は、下記式: xRP=gi,j’(tRP), xBD=gi,j’(tBD), …式(1) を用いて時刻tRPと時刻tBDとを算出する。
【0055】演算装置6は、損傷モードMの損傷によ
り部品iが交換又は補修すべき状態になっている補修必
要時刻Ti,jが正規分布に従うとして、補修必要時刻
Tの確率密度関数f(Ti,j)を算出する。このと
き、正規分布の平均値μは、t RP、標準偏差σは、
(tBD−tRP)/3とされる。即ち、確率密度関数
f(Ti,j)は、下記式:
【数3】 により決定される。
【0056】演算装置6は、部品iの損傷モードM
損傷確率関数Pi,j(t)を
【数4】 により算出する。
【0057】更に、演算装置6は、部品iの損傷確率関
数P(t)を、損傷モードMの損傷確率関数P
i,j(t)のうちの最大値であるとして算出する。即
ち、部品iの損傷確率関数P(t)は、
【数5】
【0058】ステップS02:演算装置6は、部品iの
それぞれについて、時刻tにおけるリスク金額R
(t)を算出する。リスク金額R(t)は、
【0059】簡便に部品iのリスク金額R(t)を算
出するためには、リスク金額Rは、下記式: R(t)={T STOP−TPIT(t)}・{SIN(t)−BPRE }・U, …式(5) により算出されることが好ましい。ここで、T
STOPは、部品iにトラブルが生じて焼却炉13の運
転が停止されたときに、部品iを補修して焼却炉13の
運転を再開するまでに要する時間(日)、T
PIT(t)は、時刻tにおいて、ごみピット11が、
ごみで一杯になるまでの猶予日数(日)、SIN(t)
は、時刻tにおいて、1日あたり、ごみ処理プラント1
に搬入されるごみの量(t/日)、BPREは、ごみ処
理プラント1の焼却可能な残りの炉のごみの焼却量(t
/日)、Uは、ごみの単位量あたりの処理費用(円/
t)である。BPREは、ごみ処理プラント1に、シュ
ート12、焼却炉13、及びボイラー23がそれぞれ一
つずつしか設けられていていない場合、又は、それらが
使用不能である場合には、0である。TPIT(t)及
びSIN(t)は、共有データベース5aに記憶されて
いるデータに基づいて予測された、将来におけるごみ処
理プラント1のごみ焼却可能量、ごみ処理プラント1の
稼動率と、ごみ搬入量、及びごみカロリーの予測値に基
づいて算出される。
【0060】ステップS03:演算装置6は、損傷確率
関数P(t)、及びリスク金額R(t)に基づい
て、部品iのメンテナンス計画を作成する。より詳細に
は、演算装置6は、部品iのメンテナンス時期t
MNTをメンテナンス時期t MNTは、 P(t MNT)・R(t MNT)≧C MNT …式(6) となるように定める。ここで、C MNTは、部品iの
メンテナンスに必要な費用である。
【0061】式(6)は、損傷確率関数P(t)とリ
スク金額R(t)との積で定義されるリスクコストC
RISK(t)がC MNT以上になったときに部品
iのメンテナンスを行うことを意味している。このよう
にしてメンテナンス時期t MNTを決定することによ
り、より経済的にメンテナンス時期t MNTを決定す
ることができる。
【0062】より経済的なメンテナンス時期t MNT
の決定のためには、メンテナンス時期t MNTは、リ
スクコストC RISK(t)が時刻tの経過とともに
増加して、C MNTに等しくなるように時刻になるよ
うに選ばれることが好ましい。
【0063】このとき、メンテナンス時期t MNT
決定は、オペレータの意思に委ねられることも可能であ
る。この場合、演算装置6は、オペレータの意思決定を
助けるために、メンテナンス費用C MNTが重ねて描
かれたリスクコストC RI SK(t)のグラフを出力
装置7によって視覚的に出力する。
【0064】ステップS04:オペレータにより、ごみ
処理プラント1に含まれる機器を構成する部品に対して
行われるメンテナンスの内容を示す保全アクション情報
が入力される。サーバ2は、入力装置4によって保全ア
クション情報を受け取り、受け取った保全アクション情
報を共有データベース5aに保存する。保全アクション
情報の内容は、メンテナンスにかかる費用と、メンテナ
ンスの作業内容とを含む。
【0065】更にサーバ2の演算装置6は、保全アクシ
ョン情報に示された作業内容のメンテナンスが行われた
ときの部品の損傷確率関数を計算する。保全アクション
情報に示された作業内容のメンテナンスが行われたとき
の部品iの損傷確率関数は、メンテナンス後損傷確率関
数と呼ばれ、P’(t)と記載される。ステップS0
1と同様に、メンテナンス後損傷確率関数P’(t)
の計算には、共有データベース5aに記憶されている劣
化関数式が使用される。
【0066】ステップS05:演算装置6は、メンテナ
ンス後損傷確率関数P’(t)とリスク金額R
(t)との積であるメンテナンス後リスクコストC
RISK’(t)を算出する。更に演算装置6は、メン
テナンス後リスクコストC RISK’(t)と保全ア
クション情報に示されたメンテナンスにかかるコストと
の和である総合コストを算出して、出力装置7によって
視覚的に出力する。
【0067】図6は、出力装置7によって出力される総
合コストのグラフの一例を示す。このように、総合コス
トが視覚的に出力されることにより、オペレータは、総
コストを参照して、メンテナンスの内容を決定すること
ができる。
【0068】ごみ処理プラント1に含まれる機器を構成
する全ての部品について、上述されたRBMによるメン
テナンス計画の決定が行われることは理想であるが、そ
れは演算装置6が取り扱うデータ量を過度に増大し、現
実的でない。そこで、ごみ処理プラント1に含まれる機
器を構成する部品のうち、トラブルが発生しやすく、且
つ、そのトラブルによる影響が大きいものが、RBMの
対象とされる。より効率的にメンテナンス計画を決定す
るためには、焼却炉13の内壁の耐火物、ストーカ22
を構成する部品、蒸気タービン20を構成する部品、ボ
イラー23、節炭器16を構成する部品、バグフィルタ
ー17を構成する部品、脱硝反応塔18を構成する部
品、及び煙突19を構成する部品からなる群から選ばれ
た選択部品について、RBMに基づくメンテナンス計画
の決定を行うことが好ましい。
【0069】
【発明の効果】本発明により、ごみ処理プラントの機能
維持と、ごみ処理プラントの運用の経済性とが両立され
たメンテナンス計画の作成を可能にする技術が提供され
る。
【0070】また、本発明により、ごみ処理プラントに
含まれる機器、及び/又は、ごみ処理プラントで働く人
員の管理を容易化する技術が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明によるごみ焼却プラント用機器
診断システムの実施の一形態を示す。
【図2】図2は、典型的なごみ焼却プラント1の構成を
示すブロック図である。
【図3】図3は、共有データベース5aを示す。
【図4】図4は、RBMに基づいた、ごみ焼却プラント
1の管理方法を示すフローチャートである。
【図5】図5は、損傷確率関数Pi,j(t)の決定方
法を示す。
【図6】図6は、総合コストのグラフの一例を示す。
【符号の説明】
1:ごみ処理プラント 2:サーバ 3:インターフェース 4:入力装置 5:記憶装置 5a:共有データベース 6:演算装置 7:出力装置 11:ごみピット 12:シュート 13:焼却炉 15:煙道 16:節炭器 17:バグフィルター 18:脱硝反応塔 19:煙突 20:蒸気タービン 21:フィーダ 22:ストーカ 23:ボイラー 24:給水 25:蒸気
フロントページの続き (72)発明者 山本 郁夫 長崎県長崎市深堀町五丁目717番1号 三 菱重工業株式会社長崎研究所内 (72)発明者 西村 宏 神奈川県横浜市中区錦町12番地 三菱重工 環境エンジニアリング株式会社横浜事業所 内 Fターム(参考) 3K062 AA01 AB01 AC01 DA40 DB30 4D004 AA46 DA16 5H223 AA20 BB09 DD03 EE30

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)ごみ処理プラントに含まれる機器
    を構成する部品iが時刻tにおいて損傷している確率を
    示す損傷確率関数P(t)を算出するステップと、 (b)前記部品が損傷したときに発生する損害額である
    リスク金額を算出するステップと、 (c)前記損傷確率関数P(t)と、前記リスク金額
    との積をリスクコストとして算出するステップとを実行
    する計算機を含むごみ処理プラント用機器診断システ
    ム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のごみ処理プラント用機
    器診断システムにおいて、 前記(a)ステップは、 (d)前記部品について、未定の係数を含む劣化関数式
    を提供するステップと、 (e)前記部品の点検によって得られた前記部品の損傷
    量から前記係数を決定して、将来における前記部品の予
    測損傷量を予測する劣化関数を決定するステップと、 (f)前記劣化関数に基づいて、前記損傷確率関数P
    (t)を算出するステップとを含むごみ処理プラント用
    機器診断システム。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のごみ処理プラント用機
    器診断システムにおいて、 前記(a)ステップは、 (g)前記部品iの損傷モードjのそれぞれについて、
    未定の係数を含む劣化関数式を提供するステップと、 (h)前記劣化関数式のそれぞれについて、前記部品の
    点検によって得られた前記部品の損傷量から前記係数を
    決定し、前記損傷モードのそれぞれについて、前記部品
    の予測損傷量を予測する劣化関数を決定するステップ
    と、 (i)前記劣化関数に基づいて、時刻tにおいて前記部
    品iが前記損傷モードjで損傷している確率を示す損傷
    モード損傷確率関数Pi,j(t)を算出するステップ
    と、 前記損傷モード損傷確率関数Pi,j(t)から前記損
    傷確率関数P(t)を算出するステップとを含むごみ
    処理プラント用機器診断システム。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のごみ処理プラント用機
    器診断システムにおいて、 前記損傷確率関数P(t)は、下記式: 【数1】 によって定められるごみ処理プラント用機器診断システ
    ム。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のごみ処理プラント用機
    器診断システムにおいて、 前記(c)ステップは、 (j)前記リスクコストに基づいて、前記部品iのメン
    テナンスの時期を定めるステップを含むごみ処理プラン
    ト用機器診断システム。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のごみ処理プラント用機
    器診断システムにおいて、 前記時期は、下記式: P(t MNT)・R(t MNT)≧C MNT MNT:前記時期 R(t):時刻tにおける前記リスク金額 C MNT:前記メンテナンスの費用 を満足するように定められるごみ処理プラント用機器診
    断システム。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載のごみ処理プラント用機
    器診断システムにおいて、 前記計算機は、更に、 (k)前記部品のメンテナンスにかかるコストと、前記
    リスクコストとを視覚的に出力するステップを実行する
    ごみ処理プラント用機器診断システム。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載のごみ処理プラント用機
    器診断システムにおいて、 前記計算機は、更に、 (l)前記部品に対して行われるメンテナンスの作業内
    容と前記メンテナンスのコストを示す保全アクション情
    報を外部から受け取るステップと、 (m)前記作業内容が行われた場合に、前記部品が損傷
    する確率を示すメンテナンス後損傷確率関数を算出する
    ステップと、 (n)前記メンテナンス後損傷確率関数と、前記リスク
    金額との積をメンテナンス後リスクコストとして算出す
    るステップと、 (o)前記コストと前記メンテナンス後リスクコストの
    和を総合コストとして視覚的に出力するステップを実行
    するごみ処理プラント用機器診断システム。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載のごみ処理プラント用機
    器診断システムにおいて、 前記部品は、前記ごみ処理プラントに含まれる焼却炉の
    内壁の耐火物、前記ごみ処理プラントに含まれるストー
    カを構成する部品、前記ごみ処理プラントに含まれる蒸
    気タービンを構成する部品、前記耐火物に埋め込まれた
    ボイラーチューブ、前記ごみ処理プラントに含まれる節
    炭器を構成する部品、前記ごみ処理プラントに含まれる
    バグフィルターを構成する部品、前記ごみ処理プラント
    に含まれる脱硝反応塔を構成する部品、及び前記ごみ処
    理プラントに含まれる煙突を構成する部品からなる群か
    ら選ばれたごみ処理プラント用機器診断システム。
  10. 【請求項10】 (a)ごみ処理プラントに含まれる機
    器を構成する部品が損傷する確率を示す損傷確率関数を
    算出するステップと、 (b)前記部品が損傷したときに発生する損害額である
    リスク金額を算出するステップと、 (c)前記損傷確率関数と、前記リスク金額との積をリ
    スクコストとして算出するステップとを含むごみ処理プ
    ラント管理方法。
  11. 【請求項11】 (a)ごみ処理プラントに含まれる機
    器を構成する部品が損傷する確率を示す損傷確率関数を
    算出するステップと、 (b)前記部品が損傷したときに発生する損害額である
    リスク金額を算出するステップと、 (c)前記損傷確率関数と、前記リスク金額との積をリ
    スクコストとして算出するステップを計算機に実行させ
    るごみ処理プラント管理用プログラム。
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