JP2003301810A - 油圧ポンプ装置 - Google Patents

油圧ポンプ装置

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JP2003301810A
JP2003301810A JP2002264364A JP2002264364A JP2003301810A JP 2003301810 A JP2003301810 A JP 2003301810A JP 2002264364 A JP2002264364 A JP 2002264364A JP 2002264364 A JP2002264364 A JP 2002264364A JP 2003301810 A JP2003301810 A JP 2003301810A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 油圧アクチュエータの圧油供給源となる可変
容量型の油圧ポンプと、入力される制御信号に基づいて
油圧ポンプの流量を制御するべく作動するレギュレータ
とを備えた油圧ポンプ装置において、油圧ポンプの故障
を予測できるようにする。 【解決手段】 油圧ポンプ7、8のケース内圧力が許容
圧力を越えて上昇したときに、ネガティブコントロール
信号に換えて、油圧ポンプの流量を減少させる故障予測
信号をレギュレータ12、13に出力する切換弁15、
16を設けて、オペレータが操作フィーリングで油圧ポ
ンプの故障を予測できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧アクチュエー
タの油圧供給源となる油圧ポンプ装置の技術分野に属す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、油圧モータや油圧シリンダ等の
油圧アクチュエータを備えた機械には、該油圧アクチュ
エータの圧油供給源となる油圧ポンプが搭載されるが、
例えば油圧ショベル等の建設機械では、油圧ポンプとし
て、可変容量式のピストンポンプが汎用的に用いられて
いる。ところで、油圧ポンプは、使用に伴い摩耗して運
転効率が低下していくことになるが、特に、前述したピ
ストンポンプは、摩耗が進むとシリンダブロック等の回
転体のバランスが失われて急速に故障してしまう惧れが
ある。この様に油圧ポンプが故障してしまうと、油圧ア
クチュエータを作動させることができなくなる許りか、
故障した油圧ポンプから生じる摩耗粉や欠損片が作動油
を汚染して、他の油圧ポンプや油圧モータ、バルブ等の
故障の原因となる。そこで、油圧ポンプの故障を診断す
る技術として、従来、油圧ポンプから油圧アクチュエー
タへの圧油供給を停止した状態で、故障診断用の油圧駆
動装置により油圧ポンプを駆動させ、このときの油圧ポ
ンプの吐出流量を圧力センサの検出値から求めることで
故障診断を行うようにしたものが知られている(例え
ば、特許文献1、特許文献2参照。)。また、油圧ポン
プを制御するコントローラを通常制御モードと故障診断
モードとに切換可能に構成し、故障診断モード時におけ
るポンプ吐出圧を圧力センサで検出することで故障診断
を行うように構成したものもある(例えば、特許文献
3)。さらに、油圧ポンプの吐出流量を測定する流量セ
ンサを設ける一方、該測定された流量とコントローラで
演算される理論上の流量とを比較することで油圧ポンプ
の故障を監視するように構成した装置も提唱されている
(例えば、特許文献4)。
【0003】
【特許文献1】特開平10−54370号公報
【特許文献2】特開平10−54371号公報
【特許文献3】特開2000−46015号公報
【特許文献4】特開2001−241384号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、前記特許文
献1および特許文献2のものは、油圧ポンプの故障診断
に際し、油圧アクチュエータを停止させた状態で故障診
断用の油圧駆動装置を操作するという特別の作業が必要
であって、煩わしく、故障診断の実施を怠ってしまいが
ちであるという問題がある。また、特許文献3のものに
おいても、油圧アクチュエータを停止させた状態で故障
診断モードに切換える必要があるため、故障診断に時間
が割かれることになり、同様の問題を有する。これに対
し、特許文献4のものは、機械の稼動時に自動的に故障
診断を行うものであるから前述したような問題はない
が、コントローラによる複雑な制御が必要であって、特
別なソフトを必要とするという問題がある。さらに、こ
れら特許文献のものは、何れも故障診断のために圧力セ
ンサ、流量センサ等の専用のセンサが必要であって、コ
ストアップの要因になるという問題があり、ここに本発
明が解決しようとする課題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑み、これらの課題を解決することを目的として創
作されたものであって、油圧アクチュエータの圧油供給
源となる可変容量型の油圧ポンプと、入力される制御信
号に基づいて油圧ポンプの流量を制御するべく作動する
レギュレータとを備えた油圧ポンプ装置において、該油
圧ポンプ装置に、油圧ポンプのケース内圧力が予め設定
される許容圧力を越えて上昇したときに、油圧ポンプの
流量を減少させる故障予測用制御信号をレギュレータに
出力する故障予測信号出力手段を設けたものである。そ
して、この様にすることにより、油圧ポンプのケース内
圧力が許容圧力を越えて上昇すると、レギュレータに故
障予測用制御信号が出力されて油圧ポンプの流量を減少
させる制御がなされ、これにより油圧ポンプから圧油供
給される油圧アクチュエータの作動速度が遅くなって、
オペレータは、ケース内圧力が上昇した時点で油圧ポン
プの故障を予測することができる。このものにおいて、
故障予測信号出力手段は、油圧アクチュエータ用操作具
の操作量に基づいてレギュレータにネガティブコントロ
ール信号を出力するネガティブコントロール用制御回路
に接続され、油圧ポンプのケース内圧力が予め設定され
る許容圧力を越えて上昇したときに、上記ネガティブコ
ントロール信号に換えて故障予測用制御信号をレギュレ
ータに出力するように構成することにより、既存の油圧
ポンプ装置を僅かに設計変更するだけで油圧ポンプの故
障を予測することができ、また高価なセンサも不要であ
って、低コスト化に寄与できる。この場合、レギュレー
タに出力されるネガティブコントロール信号と故障予測
用制御信号との切換えは、油圧ポンプのケース内圧力の
上昇で切換わる切換弁手段で行うように構成することが
できる。さらに、一つのケースに複数の油圧ポンプをケ
ース内圧力を共有するよう連通状態で組み込む一方、切
換弁手段は、前記複数の油圧ポンプのレギュレータに出
力されるネガティブコントロール信号と故障予測用制御
信号との切換えを、一つの切換弁で行う構成にすること
により、切換弁の共有化が計れて、コストの削減に寄与
できる。また、一つのケースに複数の油圧ポンプをケー
ス内圧力が個別となるよう仕切られた状態で組込む一
方、故障予測信号出力手段は、各油圧ポンプのケース内
圧力が予め設定される許容圧力を越えて上昇したとき
に、対応する油圧ポンプのレギュレータに個別に故障予
測用制御信号を出力する構成にしたものにおいては、一
つのケースに組込まれる複数の油圧ポンプの故障予測を
個別に行うことができる。さらにこれらのものにおい
て、故障予測用制御信号の出力を報知する報知手段を設
けることにより、オペレータは、油圧ポンプの故障予測
をより確実に認識することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態の三つ
を図面に基づいて説明する。まず、図1は、各実施の形
態に共通する図面であって、建設機械の油圧回路の概略
図であるが、該油圧回路図において、2は油タンク、3
は油圧モータや油圧シリンダ等の油圧アクチュエータ、
4は各油圧アクチュエータ3に対する圧油供給排出制御
をそれぞれ行うコントロールバルブ、5はコントロール
バルブ4作動用のパイロット圧を出力するパイロットバ
ルブ(該パイロットバルブ5は各コントロールバルブ4
に対応してそれぞれ設けられるが、図面では一つだけを
示し、他は省略してある)であり、該パイロットバルブ
5は、油圧アクチュエータ用の操作具6が操作されるこ
とに伴い、該操作具6の操作量に対応する圧力のパイロ
ット圧をコントロールバルブ4に出力するように構成さ
れている。尚、図1において、、、、、は、
後述する図2、図5、図6の、、、、にそれ
ぞれ接続される。
【0007】また、前記コントロールバルブ4は、パイ
ロットポート4a、4bにパイロット圧が供給されてい
ない状態では、油圧アクチュエータ3への圧油供給排出
用弁路4cを閉じる中立位置Nに位置しているが、上記
パイロットバルブ5からのパイロット圧がパイロットポ
ート4aまたは4bに供給されることにより、圧油供給
排出用弁路4cを開く作動位置XまたはYに切換るよう
に構成されている。この場合、圧油供給排出用弁路4c
の開度量は、供給されるパイロット圧の圧力に対応して
増減するように構成されており、而して油圧アクチュエ
ータ3は、操作具6の操作量に対応した圧油供給排出制
御がなされるようになっている。尚、図中、A、Bは後
述する第一、第二油圧ポンプ7、8から供給される圧油
を上記コントロールバルブ4の圧油供給排出用弁路4c
を経由して油圧アクチュエータ3に供給するポンプ油
路、またC、Dは油圧アクチュエータ3からの排出油を
圧油供給排出用弁路4cを介して油タンク2に流すタン
ク油路である。
【0008】さらに、前記油圧回路図において、E、F
はセンタバイパス油路、9、10は第一、第二ネガティ
ブコントロール用リリーフ弁であって、上記センタバイ
パス油路E、Fは、第一、第二油圧ポンプ7、8から圧
油を、各コントロールバルブ4に形成されるセンタバイ
パス用弁路4d、および第一、第二ネガティブコントロ
ール用リリーフ弁9、10を経由して油タンク2に流
す。ここで、前記センタバイパス用弁路4dの開度量
は、コントロールバルブ4が中立位置Nに位置している
ときには最大で、該中立位置Nから作動位置XまたはY
への移動ストロークが大きくなるにつれて小さくなり、
コントロールバルブ4の移動ストロークが最大となった
ときにはセンタバイパス用弁路4dを閉じるように設定
されている。そして、前記第一、第二ネガティブコント
ロール用リリーフ弁9、10の上流側の第一、第二セン
タバイパス油路E、Fの圧力は、第一、第二ネガティブ
コントロール信号として第一、第二ネガティブコントロ
ール制御回路G、Hに導かれるが、該第一、第二ネガテ
ィブコントロール信号は、コントロールバルブ4のセン
タバイパス用弁路4dの開度量が大きいときには高圧
で、コントロールバルブ4のセンタバイパス用弁路4d
が閉じるにつれて低圧になるように制御される。
【0009】次いで、第一の実施の形態を図2〜図4に
基づいて説明すると、1は第一の実施の形態の油圧ポン
プ装置であって、該油圧ポンプ装置1は、第一、第二油
圧ポンプ7、8、パイロットポンプ11、第一、第二レ
ギュレータ12、13、電磁比例減圧弁14、第一、第
二切換弁15、16等を備えて構成される。ここで、上
記パイロットポンプ11は、パイロットバルブ5、電磁
比例減圧弁14、および後述する第一、第二切換弁1
5、16の第二入力ポート15b、16bに対する圧油
供給源となるが、該パイロットポンプ11からの供給圧
力は、図示しないリリーフ弁により一定圧力に保持され
るようになっている。
【0010】また、前記第一、第二油圧ポンプ7、8
は、可変容量型の斜板式アキシャルピストンポンプであ
って、これら油圧ポンプ7、8は、一つのケース(ハウ
ジング)17内にケース内圧力を共有するよう連通状態
で内装されているが、両ポンプ7、8の構造は同様であ
るため第一油圧ポンプ7を例にとって前記図2および図
3に基づいて説明すると、該第一油圧ポンプ7は、エン
ジンKの駆動により回転するシャフト18、該シャフト
18にスプライン結合されるシリンダブロック19、該
シリンダブロック19に形成される複数のシリンダ筒孔
19a、シリンダ筒孔19aを吸入ポート20または第
一吐出ポート21(第二油圧ポンプ8では第二吐出ポー
ト22)に連通させるための通路が開設されたプレート
23、シリンダ筒孔19aに進退移動自在に挿入される
複数のピストン24、該ピストン24の球面に嵌合する
シュー25、該シュー25が摺接する傾転自在な斜板2
6等の部材から構成されている。そして、該斜板26の
傾転角を変化せしめることにより、ピストン24の行程
ストロークが変化し、これにより第一吐出ポート21か
ら吐出される第一油圧ポンプ7の吐出流量(第二油圧ポ
ンプ8においては、第二吐出ポート22から吐出される
第二油圧ポンプ8の吐出流量)を変化させることができ
るように構成されている。尚、前記吸入ポート20は油
タンク2に接続され、また第一、第二吐出ポート21、
22は前記ポンプ油路A、Bおよびセンタバイパス油路
E、Fにそれぞれ接続される。
【0011】さらに、前記第一、第二レギュレータ1
2、13は、第一、第二油圧ポンプ7、8の吐出流量を
それぞれ制御するべく作動するものであるが、両レギュ
レータ12、13の構造、作動は同様であるため第一レ
ギュレータ12を例にとって前記図2、図3および図4
に基づいて説明すると、該第一レギュレータ12は、第
一油圧ポンプ7の斜板26にピン27を介して連結され
る主ピストン28、該主ピストン28を移動させるべく
作動するパイロットピストン29、コントロールピスト
ン30、スプール31、および第一、第二、第三制御信
号入力ポート12a、12b、12c等を備えて構成さ
れている。
【0012】前記第一レギュレータ12の第一制御信号
入力ポート12aには、第一および第二油圧ポンプ7、
8の吐出圧の平均圧力が第一制御信号として入力され
る。そして該第一制御信号は、前記パイロットピストン
29およびスプール31に作用して主ピストン28を移
動せしめるが、この場合、第一制御信号が高圧になるほ
ど、つまり第一および第二油圧ポンプ7、8の吐出圧が
高圧になるほど、主ピストン28は第一油圧ポンプ7の
斜板26の傾転角度を減少させる方向に移動し、これに
より第一油圧ポンプ7の吐出流量が減少するように制御
される。
【0013】また、第一レギュレータ12の第二制御信
号入力ポート12bには、電磁比例減圧弁14から供給
される圧力が第二制御信号として入力される。この電磁
比例減圧弁14は、作業負荷とエンジン回転数に対応し
た流量制御を行うべく電子制御されるものであって、該
電磁比例減圧弁14から入力された第二制御信号は、パ
イロットピストン29およびスプール31に作用して主
ピストン28を移動せしめるが、この場合、第二制御信
号が高圧になるほど、つまり電磁比例減圧弁14からの
供給圧力が高圧になるほど、主ピストン28は第一油圧
ポンプ7の斜板26の傾転角度を減少させる方向に移動
し、これにより第一油圧ポンプ7の吐出流量が減少する
ように制御される。
【0014】さらに、第一レギュレータ12の第三制御
信号入力ポート12cには、第一切換弁15から供給さ
れる圧力(第二レギュレータ13では第二切換弁16か
ら供給される圧力)が第三制御信号として入力される。
そして該第三制御信号は、コントロールピストン30お
よびスプール31に作用して主ピストン28を移動せし
めるが、この場合、第三制御信号が高圧になるほど、主
ピストン28は第一油圧ポンプ7の斜板26の傾転角度
を減少させる方向に移動し、これにより第一油圧ポンプ
7の吐出流量が減少するように制御される。また、第二
レギュレータ13の第一、第二、第三制御信号入力ポー
ト13a、13b、13cには、前述した第一レギュレ
ータ12と同様にして第一、第二、第三制御信号が入力
され、これら制御信号に基づいて第二油圧ポンプ8の流
量制御が行われる構成になっている。
【0015】一方、前記第一、第二切換弁15、16
は、前述したように第一、第二レギュレータ12、13
に第三制御信号を供給するものであるが、両切換弁1
5、16の構造、作動は同様のものであるため第一切換
弁15を例にとって前記図2、図4に基づいて説明する
と、該第一切換弁15は、スプール32、スプリング3
3、および第一、第二入力ポート15a、15b、出力
ポート15c、故障検出ポート15d、タンクポート1
5e等を備えて構成されている。
【0016】前記第一切換弁15の第一入力ポート15
aには、前述した第一ネガティブコントロール制御回路
Gを経由して第一ネガティブコントロール信号が入力さ
れる(第二切換弁16の第一入力ポート16aには、第
二ネガティブコントロール制御回路Hを介して第二ネガ
ティブコントロール信号が入力される)。また、第二入
力ポート15bには、パイロットポンプ11から供給さ
れるパイロットポンプ圧力が故障予測信号として入力さ
れる。さらに、出力ポート15cは前記第一レギュレー
タ12の第三制御信号入力ポート12cに接続されてい
る(第二切換弁16の出力ポート16cは第二レギュレ
ータ13の第三制御信号入力ポート13cに接続されて
いる)。さらにまた、故障検出ポート15dは、第一、
第二油圧ポンプ7、8のケース17内の油を油タンク2
に流すドレン油路Jに接続されており、これにより故障
検出ポート15dには、ケース17内の圧力(ケース内
圧力)が入力されるように構成されている。
【0017】そして、前記第一切換弁15のスプール3
2は、故障検出ポート15dに入力されるケース内圧力
が予め設定される許容圧力以下の場合には、スプリング
33の押圧力を受けて、第二入力ポート15bを閉じ、
かつ第一入力ポート15aを出力ポート15cに連通さ
せる第一位置Xに位置しているが、ケース内圧力が前記
許容圧力を越えると、上記スプリング33の押圧力に抗
して移動して、第一入力ポート15aを閉じ、かつ第二
入力ポート15bを出力ポート15cに連通させる第二
位置Yに切換わる。
【0018】ここで、前記許容圧力は、第一、第二油圧
ポンプ7、8が正常に作動しているときのケース17内
の圧力として予め設定されるものであって、第一、第二
油圧ポンプ7、8の摩耗等が進展して故障の可能性が高
くなると、第一、第二油圧ポンプ7、8が故障に至って
使用できなくなる前の段階で、まずケース17内の圧力
が上昇して前記許容圧力を越える。このため、前述した
ケース内圧力の上昇に基づく第一切換弁15の第一位置
Xから第二位置Yへの切換えは、第一、第二油圧ポンプ
7、8が故障に至る前の段階、つまり故障が予測される
段階でなされるように設定されている。
【0019】そして、前記第一切換弁15が第一位置X
に位置している状態では、第一入力ポート15aから入
力されるネガティブコントロール信号が、前記第一レギ
ュレータ12の第三制御信号入力ポート12cに第三制
御信号として入力される。これにより第一レギュレータ
12は、ネガティブコントロール信号に基づいた第一油
圧ポンプ7の流量制御、つまり、ネガティブコントロー
ル信号が高圧のとき(操作具6が操作されていないと
き)には吐出流量を少なくし、ネガティブコントロール
信号が低圧になる(操作具6の操作量が大きくなる)に
つれて吐出流量を増加させる制御を行うべく作動する。
【0020】一方、第一切換弁15が第二位置Yに位置
している状態では、第二入力ポート15bから入力され
る故障予測信号が、第一レギュレータ12の第三制御信
号入力ポート12cに第三制御信号として入力される。
この場合、上記故障予測信号は、前述したようにパイロ
ットポンプ11から供給されるパイロットポンプ圧力で
あるから、第一レギュレータ12に入力される第三制御
信号は高圧となり、而して第一レギュレータ12は、第
一油圧ポンプ7の吐出流量を少なくするように作動す
る。この状態では、油圧アクチュエータ3を作動させる
べく操作具6を操作しても、第一油圧ポンプ7から油圧
アクチュエータ3への圧油供給が不足して油圧アクチュ
エータ3の作動が遅くなり、これによりオペレータは、
ケース内圧力が上昇している、つまり第一油圧ポンプ7
の故障の可能性が高いことを、故障に至る前の段階で予
測できるようになっている。
【0021】また、第二油圧ポンプ8においても、前述
した第一ポンプ7と同様の流量制御が行われると共に、
ケース内圧力の上昇に基づいて第二切換弁16が第一位
置Xから第二位置Yに切換わり、これにより第二レギュ
レータ13に故障予測信号が入力されて、第二油圧ポン
プ8の吐出流量を少なくする制御がなされ、該第二油圧
ポンプ8の故障を予測できるようになっているが、本実
施の形態では、第一、第二油圧ポンプ7、8は一つのケ
ース17内にケース内圧力を共有するよう連通状態で組
込まれているため、どちらか一方の油圧ポンプ7、8の
故障予測がなされても両油圧ポンプ7、8の吐出流量が
少なくなるように制御される構成になっている。
【0022】叙述の如く構成された第一の実施の形態の
ものにおいて、第一、第二油圧ポンプ7、8の摩耗が進
んだり等して故障する可能性が高くなるとケース内圧力
が上昇するが、該ケース内圧力の上昇に基づいて第一、
第二切換弁15、16が第一位置Xから第二位置Yに切
換り、これにより第一、第二レギュレータ12、13に
故障予測信号が入力されて、第一、第二油圧ポンプ7、
8の吐出流量を少なくする制御がなされることになる。
そして、該第一、第二油圧ポンプ7、8の吐出流量が少
なくなることにより、オペレータが操作具6を操作して
も油圧アクチュエータ3への圧油供給が不足するため油
圧アクチュエータ3の作動速度が遅くなり、而してオペ
レータは、操作具6の操作フィーリングによって、第
一、第二油圧ポンプ7、8の故障を予測できることにな
る。この結果、油圧ポンプ7、8の故障を予測して修理
したり交換したりできることになって、油圧ポンプ7、
8が故障して全く作動しなくなってしまったり、あるい
は摩耗粉や欠損片が作動油を汚染して他の油圧ポンプや
油圧モータ、バルブ等の故障の原因となってしまうよう
な不具合の発生を回避できる。
【0023】しかもこのものにおいて、油圧ポンプ7、
8の故障を予測するにあたり、ケース17の圧力上昇に
基づいて切換弁15、16を切換え、これによりネガテ
ィブコントロール信号の代りにパイロットポンプ圧力を
故障予測信号としてレギュレータ12、13に出力する
構成のものであるから、既存の油圧ポンプ装置を僅かに
設計変更するだけで実施することができ、また高価なセ
ンサも不要であって、低コスト化に寄与できる。
【0024】また、このものにおいて、ケース内圧力の
上昇に基づいて故障予測信号が出力された場合には、全
ての油圧アクチュエータ3の作動速度が遅くなるため、
オペレータは操作フィーリングによって油圧ポンプ7、
8の故障予測を容易かつ確実に行えると共に、コントロ
ールバルブ4の作動不良や油圧配管の漏れ等の他の故障
と判別することができる。
【0025】次に、第二の実施の形態の油圧ポンプ装置
34を図5に基づいて説明すると、該油圧ポンプ装置3
4は、前記第一の実施の形態と同様の第一、第二油圧ポ
ンプ7、8、第一、第二レギュレータ12、13、電磁
比例減圧弁14等を備えて構成されるが、この第二の実
施の形態の油圧ポンプ装置34は、第一、第二レギュレ
ータ12、13に故障予測信号を出力するための切換弁
手段として、前記第一の実施の形態における二つの第
一、第二切換弁15、16に代えて、後述する切換弁3
5が一つ設けられている。尚、図5において、第一の実
施の形態と同一のものについては同一の符号を付すと共
に、その説明については省略する。
【0026】前記切換弁35は、入力ポート35a、出
力ポート35b、故障検出ポート35c、スプリング3
5dを備えて構成されるが、上記入力ポート35aに
は、パイロットポンプ11から供給されるパイロットポ
ンプ圧力が故障予測信号として入力される。また、出力
ポート35bから出力される信号は、第一、第二の両分
岐油路L、Mに供給され、該第一、第二分岐油路L、M
から第一、第二チェック弁36、37をそれぞれ経由し
て第一、第二のレギュレータ12、13の第三制御信号
入力ポート12c、13cに入力されるようになってい
る。さらに故障検出ポート35cは、第一、第二油圧ポ
ンプ7、8のケース17内の油を油タンク2に流すドレ
ン油路Jに接続されており、これにより故障検出ポート
35cには、ケース17内の圧力(ケース内圧力)が入
力されるように構成されている。
【0027】そして、前記切換弁35は、故障検出ポー
ト35cに入力されるケース内圧力が、前述した第一の
実施の形態と同様に設定される許容圧力以下の場合に
は、入力ポート35aおよび出力ポート35bを閉じる
閉位置Xに位置しているが、ケース内圧力が前記許容圧
を越えると、入力ポート35aから出力ポート35bに
至る弁路を開く開位置Yに切換わる。
【0028】前記切換弁35が閉位置Xに位置している
状態では、該切換弁35から第一、第二分岐油路L、M
への出力はなく、而して第一レギュレータ12の第三制
御信号入力ポート12cには第一ネガティブコントロー
ル制御回路Gからの第一ネガティブコントロール信号が
入力され、また第二レギュレータ13の第三制御信号入
力ポート13cには第二ネガティブコントロール制御回
路Hからの第二ネガティブコントロール信号が入力され
る。これにより、第一、第二レギュレータ12、13
は、ネガティブコントロール信号に基づき、操作具6の
操作量に対応した第一、第二油圧ポンプ7、8の流量制
御を行う。
【0029】一方、切換弁35が開位置Yに位置してい
る状態では、入力ポート35aに入力された故障予測信
号が出力ポート35bから第一、第二の両分岐油路L、
Mに出力される。この場合、上記故障予測信号は、前述
したようにパイロットポンプ11から供給されるパイロ
ットポンプ圧力であるから、第一、第二分岐油路L、M
を経由して第一、第二レギュレータ12、13に入力さ
れる第三制御信号は高圧となり、而して第一、第二レギ
ュレータ12、13は、第一、第二油圧ポンプ7、8の
吐出流量を少なくするように作動する。この状態では、
油圧アクチュエータ3を作動させるべく操作具6を操作
しても、第一、第二油圧ポンプ7、8から油圧アクチュ
エータ3への圧油供給が不足して油圧アクチュエータ3
の作動が遅くなり、これによりオペレータは、ケース内
圧力が上昇している、つまり第一、第二油圧ポンプ7、
8の故障の可能性が高いことを、故障に至る前の段階で
予測できるようになっている。
【0030】そして、この第二の実施の形態のものにお
いても、前述した第一の実施の形態のものと同様の作用
効果を奏しており、而してオペレータは、操作具6の操
作フィーリングによって第一、第二油圧ポンプ7、8の
故障を予測し得て、故障が予測される時点での修理や交
換を行えることになるが、さらにこの第二の実施の形態
のものでは、一つのケース17内に連通状態で組込まれ
る第一、第二油圧ポンプ7、8の故障を予測するにあた
り、一つの切換弁35から出力された故障予測信号が両
方の油圧ポンプ7、8のレギュレータ12、13に入力
される構成になつているから、各レギュレータ12、1
3毎に個別の切換弁を必要とせず、部材の共有化が計れ
て、コストの削減に寄与できる。
【0031】次いで、第三の実施の形態の油圧ポンプ装
置38を図6に基づいて説明すると、該油圧ポンプ装置
38は、前記第一の実施の形態と同様の第一、第二油圧
ポンプ7、8、第一、第二レギュレータ12、13、電
磁比例減圧弁14、第一、第二切換弁15、16等を備
えて構成されるが、この第三の実施の形態の油圧ポンプ
装置38のケース(図示せず)には、第一、第二油圧ポ
ンプ7、8が個別のケース内圧力を有するように仕切ら
れた状態で組込まれている。尚、図6において、第一の
実施の形態と同一のものについては同一の符号を付すと
共に、その説明については省略する。
【0032】前記第三の実施の形態の油圧ポンプ装置3
8では、第一油圧ポンプ7のケース内圧力は、第一ドレ
ン油路Pを経由して第一切換弁15の故障検出ポート1
5dに入力され、また、第二油圧ポンプ8のケース内圧
力は、第二ドレン油路Qを経由して第二切換弁16の故
障検出ポート16dに入力されように構成されている。
そして、第一、第二切換弁15、16は、前述した第一
の実施の形態の第一、第二切換弁15、16と同様に、
故障検出ポート15d、16dに入力されるケース内圧
力が許容圧力以下の場合には、第一入力ポート15a、
16aから入力されるネガティブコントロール信号を第
一、第二レギュレータ12、13に出力する第一位置X
に位置し、これにより第一、第二レギュレータ12、1
3は、ネガティブコントロール信号に基づき、操作具6
の操作量に対応した第一、第二油圧ポンプ7、8の流量
制御を行うべく作動する。一方、故障検出ポート15
d、16dに入力されるケース内圧力が許容圧力を越え
ると、第一、第二切換弁15、16は、第二入力ポート
15b、16bから入力される故障予測信号(パイロッ
トポンプ圧力)を第一、第二レギュレータ12、13に
出力する第二位置Yに切換り、これにより第一、第二レ
ギュレータ12、13は、操作具6の操作量に拘わらず
油圧ポンプ7、8の吐出流量を少なくするように作動す
る。この場合、前述したように、第一切換弁15の故障
検出ポート15dには第一油圧ポンプ7のケース内圧力
が入力され、また第二切換弁16の故障検出ポート16
dには第二ポンプ8のケース内圧力が入力されるため、
第一、第二切換弁15、16の切換え作動は、第一、第
二油圧ポンプ7、8のケース内圧力に基づいて個別に行
われるようになっている。
【0033】そして、この第三の実施の形態のものにお
いても、前述した第一、第二の実施の形態のものと同様
の作用効果を奏しており、油圧ポンプ7、8の故障が予
測される段階での修理や交換を行えることになるが、さ
らにこの第三の実施の形態のものでは、第一、第二油圧
ポンプ7、8が個別のケース内圧力を有するよう仕切ら
れた状態で組込まれていると共に、第一、第二レギュレ
ータ12、13に故障予測信号を出力する第一、第二切
換弁15、16は、第一、第二油圧ポンプ7、8の各々
のケース内圧力に基づいて個別に切換わる構成であるか
ら、オペレータは、第一油圧ポンプ7からの圧油供給を
受ける油圧アクチュエータ3の作動速度が遅い場合には
第一油圧ポンプ7の故障を予測し、また第二油圧ポンプ
8からの圧油供給を受ける油圧アクチュエータ3の作動
速度が遅い場合には第二油圧ポンプ8の故障を予測する
というように油圧ポンプ7、8の故障予測を個別に行う
ことができることになる。この結果、修理や交換が必要
な油圧ポンプ7または8を的確に認識できることになっ
て、メンテナンス性の向上に寄与できる。
【0034】尚、本発明は、上記第一、第二、第三の実
施の形態に限定されないことは勿論であって、油圧ポン
プ装置に組込まれるパイロットポンプ以外の油圧ポンプ
の数が一つ、あるいは三つ以上であっても、同様にして
本発明を実施することができる。さらに、油圧ポンプの
故障予測をランプやブザー等で報知する報知機能を備え
ることもできる。この場合、例えば、運転室内にランプ
やブザー等の報知手段を設ける一方、切換弁の切換えを
検知する検知手段を設け、該検知手段からの検知信号に
基づいて上記報知手段を作動させるように構成すること
により、オペレータは、油圧ポンプの故障予測を、報知
手段によってより確実に認識することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】建設機械の油圧回路の概略図である。
【図2】第一の実施の形態を示す油圧ポンプ装置の回路
図である。
【図3】第一の実施の形態を示す油圧ポンプ装置の断面
図である。
【図4】第一の実施の形態を示すレギュレータの断面図
である。
【図5】第二の実施の形態を示す油圧ポンプ装置の回路
図である。
【図6】第三の実施の形態を示す油圧ポンプ装置の回路
図である。
【符号の説明】
1 油圧ポンプ装置 3 油圧アクチュエータ 4 コントロールバルブ 6 操作具 7 第一油圧ポンプ 8 第二油圧ポンプ 11 パイロットポンプ 12 第一レギュレータ 13 第二レギュレータ 15 第一切換弁 16 第二切換弁 17 ケース 34 油圧ポンプ装置 35 切換弁 38 油圧ポンプ装置 G 第一ネガティブコントロール制御回路 H 第二ネガティブコントロール制御回路 J ドレン油路 P 第一ドレン油路 Q 第二ドレン油路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 和麻 東京都世田谷区用賀四丁目10番1号 新キ ャタピラー三菱株式会社内 Fターム(参考) 3H045 AA04 AA10 AA14 AA24 AA33 BA41 CA01 DA25 EA13 3H082 AA01 BB26 CC02 DA06 DA18 DA41 DA42 DA49 DB26 DB28 DB38 DE03 EE01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧アクチュエータの圧油供給源となる
    可変容量型の油圧ポンプと、入力される制御信号に基づ
    いて油圧ポンプの流量を制御するべく作動するレギュレ
    ータとを備えた油圧ポンプ装置において、該油圧ポンプ
    装置に、油圧ポンプのケース内圧力が予め設定される許
    容圧力を越えて上昇したときに、油圧ポンプの流量を減
    少させる故障予測用制御信号をレギュレータに出力する
    故障予測信号出力手段を設けたことを特徴とする油圧ポ
    ンプ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、故障予測信号出力手
    段は、油圧アクチュエータ用操作具の操作量に基づいて
    レギュレータにネガティブコントロール信号を出力する
    ネガティブコントロール用制御回路に接続され、油圧ポ
    ンプのケース内圧力が予め設定される許容圧力を越えて
    上昇したときに、上記ネガティブコントロール信号に換
    えて故障予測用制御信号をレギュレータに出力するよう
    に構成されていることを特徴とする油圧ポンプ装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、レギュレータに出力
    されるネガティブコントロール信号と故障予測用制御信
    号との切換えは、油圧ポンプのケース内圧力の上昇で切
    換わる切換弁手段により行われることを特徴とする油圧
    ポンプ装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、一つのケースに複数
    の油圧ポンプをケース内圧力を共有するよう連通状態で
    組み込む一方、切換弁手段は、前記複数の油圧ポンプの
    レギュレータに出力されるネガティブコントロール信号
    と故障予測用制御信号との切換えを、一つの切換弁で行
    う構成であることを特徴とする油圧ポンプ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至3において、一つのケース
    に複数の油圧ポンプをケース内圧力が個別となるよう仕
    切られた状態で組込む一方、故障予測信号出力手段は、
    各油圧ポンプのケース内圧力が予め設定される許容圧力
    を越えて上昇したときに、対応する油圧ポンプのレギュ
    レータに個別に故障予測用制御信号を出力する構成であ
    ることを特徴とする油圧ポンプ装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5において、故障予測用制
    御信号の出力を報知する報知手段を設けたことを特徴と
    する油圧ポンプ装置。
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