JP2003301191A - 冷間圧延油組成物及び冷間圧延方法 - Google Patents
冷間圧延油組成物及び冷間圧延方法Info
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Abstract
し、圧延性に優れた、直接式供給用冷間圧延油組成物、
及びこれを用いた圧延方法を提供すること。 【解決手段】 下記の成分(a)、(b)及び(c)を含む、鋼板
の直接式供給用冷間圧延油組成物、及びこれを用いた圧
延方法。 (a)パーム油及び/又は牛脂;(b)下記の式(1)又は
(2)で示される化合物(A群)と、側鎖にアルキル基
又はアルケニル基を有するアクリル酸エステル、メタク
リル酸エステル、ビニルアルコール誘導体、フマル酸エ
ステル及びマレイン酸エステルからなる群から選ばれる
化合物(B群)との共重合物であって、数平均分子量が
3,000〜1,000,000のカチオン性高分子化合物;及び(c)
ノニオン系界面活性剤及び/又は高分子ポリマー。 【化1】 式中、R1、R2、R3は、水素原子又はメチル基、R4、
R5は、炭素原子数1〜3のアルキル基、nは3〜5の
整数を示す。
Description
属、ステンレス鋼などの鉄合金等を圧延する時に用いる
圧延油組成物に関し、冷間圧延時に、効率良くロールや
被圧延材料に付着し、圧延効率を向上させることができ
る圧延油組成物、及びこれを用いた圧延方法に関し、特
に鋼板の冷間圧延に好適な直接式供給用冷間圧延油組成
物及びこれを用いた鋼板の冷間圧延方法に関するもので
ある。
制的に分散し、被圧延材料や圧延ロールに直接給油する
方法(直接式供給方式)と、油脂、鉱油、合成エステル
等の基油に、乳化剤、水を添加して圧延油組成物とし、
これを被圧延材料や圧延ロールに給油し、循環使用する
方法(リサーキュレーション方式)がある。しかし、油
脂は、産地の気候や精製状態によりその品質がばらつ
き、水に対する乳化性が変わるため、油脂を基油とする
圧延油は、被圧延材料や圧延ロールに対する付着量(プ
レートアウト量)が変化し、圧延状態を常に安定な状態
に維持することが困難であった。
開昭63−46298号公報には、カチオン性高分子化
合物を用いた直接給油式冷間圧延油が開示されている。
また、特開平11−80768号公報には、オキシアル
キレンアルキルアミン脂肪酸エステルを含有する直接式
供給用冷間圧延油が開示されている。しかし、これら従
来の圧延油は、油水分離性が劣り、また、単独で用いた
場合には高速圧延時に必要な油分を十分に付着させるこ
とができず、脂肪酸等の極性物質を添加する必要があっ
た。また、特開2000−328088公報には、特定
のカチオン性高分子化合物を使用することにより油水分
離性を向上させた直接式供給用冷間圧延油が開示されて
いる。しかし、この圧延油組成物は、鋼板への付着性が
十分とはいえなかった。
た油水分離性を示し、被圧延材料や圧延ロールに対して
均一に付着し、付着性に優れ、従って、使用量を少なく
することができ、圧延性に優れた圧延油組成物、特に、
鋼板の直接式供給用冷間圧延油として好適な圧延油組成
物、及びこれを用いた圧延方法を提供することである。
下記の成分(a)、(b)及び(c)を含む、鋼板の直接式供給
用冷間圧延油組成物である。 (a)パーム油及び牛脂からなる群から選ばれる少なくと
も1種; (b)下記の式(1)又は(2)で示される化合物の少な
くとも1種(A群)と、側鎖にアルキル基又はアルケニ
ル基を有するアクリル酸エステル、メタクリル酸エステ
ル、ビニルアルコール誘導体、フマル酸エステル及びマ
レイン酸エステルからなる群から選ばれる少なくとも1
種(B群)との共重合物であって、数平均分子量が3,00
0〜1,000,000のカチオン性高分子化合物;及び(c)ノニ
オン系界面活性剤及び高分子ポリマーからなる群から選
ばれる少なくとも1種。
子またはメチル基を示し、R4、R5は、独立して炭素原
子数1〜3のアルキル基を示し、nは3〜5の整数を示
す。
ン性高分子化合物が、A群の化合物とB群の化合物の質
量比率が1:5から5:1の共重合物であり、圧延油組
成物中、0.001〜0.5質量%含まれていることを特徴とす
る、請求項1記載の圧延油組成物である。請求項3に係
る発明は、成分(c)として少なくともノニオン系界面活
性剤を含む請求項1又は2記載の圧延油組成物である。
請求項4に係る発明は、成分(b)の含有量が0.001〜0.5
質量%、成分(c)のノニオン系界面活性剤の含有量が0.0
5〜2.0質量%である請求項3記載の圧延油組成物であ
る。請求項5に係る発明は、成分(c)のノニオン系界面
活性剤が、アルキルアミン、アルキルジアミン、ポリオ
キシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、
酸化プロピレンと酸化エチレンのコポリマー、及びポリ
エチレングリコール主鎖に変性ポリエステル又はポリオ
レフィンをグラフトしてなるグラフトポリマーからなる
群から選ばれる請求項1〜4のいずれか1項記載の圧延
油組成物である。請求項6に係る発明は、成分(c)のノ
ニオン系界面活性剤のHLBが8以下である請求項1〜
5のいずれか1項記載の圧延油組成物である。請求項7
に係る発明は、成分(c)として少なくとも高分子ポリマ
ーを含む請求項1〜6のいずれか1項記載の圧延油組成
物である。請求項8に係る発明は、成分(b)の含有量が
0.001〜0.5質量%、成分(c)の高分子ポリマーの含有量
が0.05〜2.0質量%である請求項7記載の圧延油組成物
である。請求項9に係る発明は、成分(c)の高分子ポリ
マーが、数平均分子量10万以上のポリメチルメタクリレ
ートである請求項7又は8記載の圧延油組成物である。
請求項10に係る発明は、請求項1〜9のいずれか1項
記載の圧延油組成物を使用することを特徴とする、鋼板
の冷間圧延方法である。
るパーム油及び牛脂からなる群から選ばれる少なくとも
1種は、本発明の圧延油組成物の基油を構成するもので
あり、パーム油としては精製パーム油が好ましい。
物は、基油の油水分離性を向上させる目的で使用され
る。このカチオン性高分子化合物の数平均分子量は、好
ましくは、3,000〜1,000,000である。分子量が大きすぎ
ると高粘度になり、又、組み合わせによっては樹脂状と
なって適切でない。分子量が小さ過ぎると、溶剤や油剤
に混入した水を効率良く分離できなくなる。本発明の
(b)成分として使用されるカチオン性高分子化合物の数
平均分子量は、より好ましくは、5,000〜100,000であ
り、最も好ましくは7,000から50,000である。
物の製造に使用するA群の化合物の好ましい例として
は、式1において、R1がメチル基、R2が水素原子であ
る化合物、式2において、R3、R4、R5がメチル基、
nが3の化合物が挙げられる。本発明の成分(b)のカチ
オン性高分子化合物の製造に使用するB群の化合物の好
ましい例としては、アクリル酸メチルエステル、メタク
リル酸ラウリルエステル、メタクリル酸2−エチルヘキ
シルエステル、メタクリル酸ステアリルエステル、メタ
クリル酸アリルエステル、ビニルパルミチルエーテル、
オレイン酸ビニルエステル、フマル酸ジオレイルエステ
ル、マレイン酸モノオレイルエステル、マレイン酸モノ
2−エチルヘキシルエステルなどの側鎖にアルキル基又
はアルケニル基を有する化合物が挙げられる。本発明の
成分(b)のカチオン性高分子化合物の製造に使用するA
群の化合物とB群の化合物の好ましい例は、カチオン性
高分子化合物に油溶性を付与させる観点から選択した。
物(共重合体)の製造に使用するA群の化合物とB群の化
合物の質量比率は、1:5から5:1の範囲が好まし
い。A群の化合物の比率が多いと、溶剤や基油に対する
溶解性が低下し、基油の油水分離効果が低くなる。また
B群の化合物の比率が多いと、カチオン性が低下する。
A群の化合物:B群の化合物の質量比率は、より好まし
くは1:3から3:1であり、更に好ましくは1:2か
ら2:1である。本発明の圧延油組成物中の成分(b)の
カチオン性高分子化合物の含有量は、好ましくは0.001
〜0.5質量%、さらに好ましくは0.01〜0.2質量%、最も
好ましくは0.02〜0.1質量%である。0.001質量%より少
ないと効果が発現しにくくなり、0.5質量%より多い
と、分散剤として作用するため、油水分離性が低下し、
また、プレートアウト量減少により、圧延性が低下する
という問題がある。
物は、一般的な方法により合成できる。例えば、トルエ
ンなどの溶剤にA群の化合物を溶解し、これにB群の化
合物を加え、重合開始剤として、アゾ系又は過酸化物系
の化合物を用いて、70℃〜120℃の温度で5〜10
時間程度反応させることに容易に合成できる。
及び高分子ポリマーからなる群から選ばれる少なくとも
1種である。本発明の成分(c)は、被圧延材料や圧延ロ
ールに対して圧延油組成物を均一に付着させる効果を奏
する。本発明の成分(c)のノニオン系界面活性剤として
は、HLBが好ましくは8以下、さらに好ましくは7以
下、最も好ましくは6.5以下のものが望ましい。HL
Bが8を超えるとノニオン系界面活性剤の乳化作用が強
くなり、被圧延材料や圧延ロールに対して圧延油組成物
の付着性が低下するためである。
ン系界面活性剤の好ましい例としては、アルキルアミン
(例えば、ポリオキシエチレンアルキル(牛脂)アミ
ン)、アルキルジアミン(例えば、N−アルキル(牛
脂),N,N',N’−トリス(ポリオキシエチレン)
プロピレンジアミン)、ポリオキシエチレンポリオキシ
プロピレンアルキルエーテル、酸化プロピレンと酸化エ
チレンのコポリマー、及びポリエチレングリコール主鎖
に変性ポリエステル又はポリオレフィンをグラフトして
なるグラフトポリマー等が挙げられる。
界面活性剤を使用する場合、本発明の圧延油組成物中の
含有量は、好ましくは0.05〜2.0質量%、さらに好まし
くは0.1〜1.0質量%である。0.05質量%より少ないと目
的とする効果が発現しにくく、また2.0質量%を超える
とノニオン系界面活性剤の乳化作用が強く現れ、プレー
トアウト量減少により圧延性が低下するという問題が生
じる。
ポリマーの例としては、ポリアクリレート、ポリメタク
リレート、特に数平均分子量10万以上のポリメチルメタ
クリレートが挙げられる。本発明において成分(c)とし
て高分子ポリマーを使用する場合、圧延油組成物中の含
有量は、好ましくは0.05〜2.0質量%、さらに好ましく
は0.05〜1.0質量%である。0.05質量%より少ないと本
発明の目的とする効果が発現しにくく、2.0質量%を超
えるとプレートアウト性向上効果が飽和し、経済性が低
下する。
に、3.0〜20.0質量%程度に水で希釈し、被圧延材料表
面、圧延ロール表面に適量、例えば、スタンド当り0.1
〜15.0L/min程度供給する。本発明の圧延油組成物は、
直接給油式の圧延油として特に優れている。
ン性高分子化合物の合成例を示す。 合成例1(化合物1) トルエン2000gに式1の化合物(R1 =CH3 、R
2 =H)500gとステアリルメタクリレート500g
を溶解し、2,2′-アゾビス(2,4-ジメチルバレロ
ニトリル)81.2gを加え、窒素雰囲気下で、70℃、
7時間反応させた。これになたね油2000gを加えて
減圧下でトルエンを除去した。この反応物は、カチオン
性高分子化合物33%の添加剤であり、カチオン性高分
子化合物の質量平均分子量は、約20000であった。
CH3 、n=3)400gとステアリルメタクリレート
600gを溶解し、ターシャリーブチルパーオキシイソ
プロピルカーボネート15.0gを加え、窒素雰囲気下
で、110℃、8時間反応させた。この反応物は、カチ
オン性高分子化合物30質量%の添加剤であり、カチオ
ン性高分子化合物の平均分子量は、約15000であっ
た。
物、及び成分(c)のノニオン系界面活性剤又は高分子ポ
リマーを含有する本発明の圧延油組成物を調製した。ま
た、比較例1として成分(c)を含まない圧延油組成物を
調製し、比較例2としてパーム油単体を準備した。これ
らの組成物を水で5質量%に希釈し、振り子式瞬間付着
試験器により、鋼板表面に吹き付け、鋼板表面への付着
量を調べた。この振り子式瞬間付着試験器は、垂直な支
柱の下部に、水平な支持枠を設け、これに2個の水洗水
ノズルと、該2個のノズルの中間に1個の圧延油組成物
ノズルをそれぞれ下向きに設け、支柱上部に取り付けた
振り子(長さ1.2m)の先端に鋼板を水平に取り付け、
振り子を振ると鋼板表面がノズルの下面を通過し、その
際ノズルからの液体が鋼板表面に付着するように構成さ
れている。
ノズルから圧延油組成物を下向きに噴射しながら、振り
子を90度の角度(振り速度4.8m/s)で振って、
ノズル下面を1往復させ、振り子先端に取り付けた鋼板
表面に水洗水→圧延油組成物→水洗水→圧延油組成物→
水洗水をこの順に吹き付け、鋼板を裏返して鋼板裏面に
も同様の吹き付け操作を行った。次いで鋼板表面の圧延
油組成物の付着状態を観察した。また、圧延油組成物の
付着量を重量法により測定した。振り子式瞬間付着試験
の条件は以下のとおりである。 水洗水:40℃、水洗水圧力:10kg/cm2、水洗水ノズ
ル:1/4KB0265(共立金属(株)製) 圧延油組成物濃度:5質量%、圧延油組成物圧力:5kg
/cm2、 圧延油組成物ノズル:1/4KB00880(共立金属(株)製) イオン交換水温度:70℃、 振り子角度:90度(鋼板通過速度:4.8m/s) 振り子回数:1回 鋼板:100×100×1.0T 鋼板温度:100℃ 鋼板表面の圧延油組成物の付着状態の評価は以下の規準
に従って行った。 付着状態の評価 A:均一付着、B:やや均一付着、C:不均一付着
mm、幅100mm)を用い、圧延速度1000m/分、圧
下率30%で圧延した。この時の、板厚変化及び圧延荷重
を測定し、摩擦係数(μ)を算出した。圧延後、圧延鋼
板の表面性状を観察し以下の規準に従って評価した。 圧延鋼板の表面性状 A:均一、B:やや均一、C:不均一 結果を表1にまとめて示す。
化合物 成分(c)1(単位はppm):高分子ポリマー(数平均分子量
40万のポリメチルメタクリレート) 成分(c)2(単位はppm):ノニオン系界面活性剤(酸化
プロピレンと酸化エチレンのコポリマー)(HLB:5.
8)
と、成分(c)のノニオン系界面活性剤又は高分子ポリマ
ーにより、圧延油組成物がW/O化して油滴の粘性が増
加し、鋼板表面に対する接着力が向上し、耐水洗性が向
上する。また、油滴の粒径も均一になり、油滴の表面エ
ネルギーが低下して油滴粒子間の反発が少なくなり、鋼
板表面に拡がり易くなる。このため、鋼板表面に均一に
付着し、水が蒸発した後均一な油膜を形成する。その結
果、優れた圧延性を示すとともに、使用量を少なくする
ことができる。
Claims (10)
- 【請求項1】 下記の成分(a)、(b)及び(c)を含む、鋼
板の直接式供給用冷間圧延油組成物。 (a)パーム油及び牛脂からなる群から選ばれる少なくと
も1種; (b)下記の式(1)又は(2)で示される化合物の少な
くとも1種(A群)と、側鎖にアルキル基又はアルケニ
ル基を有するアクリル酸エステル、メタクリル酸エステ
ル、ビニルアルコール誘導体、フマル酸エステル及びマ
レイン酸エステルからなる群から選ばれる少なくとも1
種(B群)との共重合物であって、数平均分子量が3,00
0〜1,000,000のカチオン性高分子化合物;及び (c)ノニオン系界面活性剤及び高分子ポリマーからなる
群から選ばれる少なくとも1種。 【化1】 式中、R1、R2、R3は、独立して水素原子またはメチ
ル基を示し、R4、R5は、独立して炭素原子数1〜3の
アルキル基を示し、nは3〜5の整数を示す。 - 【請求項2】 成分(b)のカチオン性高分子化合物が、
A群の化合物とB群の化合物の質量比率が1:5から
5:1の共重合物であり、圧延油組成物中、0.001〜0.5
質量%含まれていることを特徴とする、請求項1記載の
圧延油組成物。 - 【請求項3】 成分(c)として少なくともノニオン系界
面活性剤を含む請求項1又は2記載の圧延油組成物。 - 【請求項4】 成分(b)の含有量が0.001〜0.5質量%、
成分(c)のノニオン系界面活性剤の含有量が0.05〜2.0質
量%である請求項3記載の圧延油組成物。 - 【請求項5】 成分(c)のノニオン系界面活性剤が、ア
ルキルアミン、アルキルジアミン、ポリオキシエチレン
ポリオキシプロピレンアルキルエーテル、酸化プロピレ
ンと酸化エチレンのコポリマー、及びポリエチレングリ
コール主鎖に変性ポリエステル又はポリオレフィンをグ
ラフトしてなるグラフトポリマーからなる群から選ばれ
る請求項1〜4のいずれか1項記載の圧延油組成物。 - 【請求項6】 成分(c)のノニオン系界面活性剤のHL
Bが8以下である請求項1〜5のいずれか1項記載の圧
延油組成物。 - 【請求項7】 成分(c)として少なくとも高分子ポリマ
ーを含む請求項1〜6のいずれか1項記載の圧延油組成
物。 - 【請求項8】 成分(b)の含有量が0.001〜0.5質量%、
成分(c)の高分子ポリマーの含有量が0.05〜2.0質量%で
ある請求項7記載の圧延油組成物。 - 【請求項9】 成分(c)の高分子ポリマーが、数平均分
子量10万以上のポリメチルメタクリレートである請求項
7又は8記載の圧延油組成物。 - 【請求項10】 請求項1〜9のいずれか1項記載の圧
延油組成物を使用することを特徴とする、鋼板の冷間圧
延方法。
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---|---|---|---|
JP2002106353A JP4252759B2 (ja) | 2002-04-09 | 2002-04-09 | 冷間圧延油組成物及び冷間圧延方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005200610A (ja) * | 2004-01-19 | 2005-07-28 | Kyodo Yushi Co Ltd | 冷間圧延油組成物及び冷間圧延方法 |
JP2009007510A (ja) * | 2007-06-29 | 2009-01-15 | Jfe Steel Kk | 冷間圧延油および冷間圧延方法 |
JP2011132427A (ja) * | 2009-12-25 | 2011-07-07 | Kyodo Yushi Co Ltd | 電磁鋼板用冷間圧延油組成物及び圧延方法 |
-
2002
- 2002-04-09 JP JP2002106353A patent/JP4252759B2/ja not_active Expired - Fee Related
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