JP2003299271A - 回転電機のステータピース支持構造 - Google Patents

回転電機のステータピース支持構造

Info

Publication number
JP2003299271A
JP2003299271A JP2002098134A JP2002098134A JP2003299271A JP 2003299271 A JP2003299271 A JP 2003299271A JP 2002098134 A JP2002098134 A JP 2002098134A JP 2002098134 A JP2002098134 A JP 2002098134A JP 2003299271 A JP2003299271 A JP 2003299271A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stator
stator piece
piece support
electric machine
pieces
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002098134A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Arimitsu
有満  稔
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2002098134A priority Critical patent/JP2003299271A/ja
Publication of JP2003299271A publication Critical patent/JP2003299271A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 円形配列のステータピースを配列方向に支持
するに際し、大きな応力が作用したり、冷媒流路面積の
減少や電磁場性能の低下を生ずることがない態様で当該
支持を行う。 【解決手段】 ステータ1を成すステータピース24を
樹脂26によるモールド前に、ステータピース24の円
形配列方向に対向する部位間に、非磁性金属材よりなる
ステータピース支持部材28を介在させる。各ステータ
ピース支持部材28は、電磁コイル25よりもステータ
1の径方向内方においてステータピース24の積層厚さ
の全体に亘り延在させ、各ステータピース支持部材28
の両側面をステータピース24に溶接やロータ付けや凹
凸嵌合で結着させ、部材28によりステータピース24
を円形配列方向に位置決め固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転電機(電動機
や発電機)におけるステータを成すステータピースの支
持構造、特に、ステータピースの支持剛性の向上と、冷
媒流路面積の十分な確保と、電磁場性能の向上とを可能
にしたステータピース支持構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】回転電機としては従来、例えば特開20
01−178851号公報に記載のような、永久磁石型
回転同期モータなどが知られている。このモータにつき
従来の回転電機を説明するに、ステータ鋼板をステータ
軸線方向に積層してなるステータピースを、これに電磁
コイルが巻線された状態で円形に配列しステータコアを
造形し、このステータコアを樹脂などでモールドして造
ったステータを具え、このステータに対し相対回転する
ロータを有する。
【0003】なおロータは、電磁鋼板をロータ回転軸線
方向へ積層してなる積層コアと、この積層コアに対しロ
ータ回転軸線方向へ挿置した永久磁石とで構成する。モ
ータ駆動に当たっては、ロータの回転位置、つまりこれ
に上記のごとく設けられる永久磁石の位置に応じた回転
磁界をステータに発生させることで、これに同期してロ
ータを回転駆動させることができる。
【0004】ところで、円形配列のステータピースをモ
ールドしてステータとなす前段階でステータピースを所
定の円形配列状態に位置決め固定するに当たっては従
来、上記の文献にも記載されているが、ステータ軸線方
向に延在するボルトの締結により大きな締結座面とステ
ータピースとの間の摩擦によりステータピースを位置決
め固定するのが普通であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かようにボル
トの締結により発生させた摩擦力によりステータピース
を位置決め固定するのでは、ボルトの大きな締結力が必
要であってステータピースに応力が作用するという問題
があるし、ボルトの大きな締結座面が必要になってこれ
が、隣り合うステータピース間でステータ軸線方向に冷
媒を流過させる冷媒通路の流路断面積を大きくし得なく
して冷却効率の低下を招くという問題も生ずる。
【0006】また上記のボルトは、大きな締結力を要求
されることからステンレスや銅のような非磁性材で造る
と強度不足になるため鉄などの高強度材で造る必要があ
り、従ってボルトが電磁場を乱して電磁場性能を低下さ
せると共に、渦電流による損失が発生して電磁コイルへ
の通電時における電磁場効率を低下させる問題も発生す
る。
【0007】本発明は、上記の問題を発生するボルトに
代えて、上記の問題を生じないステータピース支持部材
によりステータピースを円形配列方向に位置決め固定す
るようにしたステータピース支持構造を提案することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的のため本発明に
おいては、請求項1に記載のごとく、上記型式の回転電
機において、ステータピースの円形配列方向に対向する
部位間に、非磁性金属材で造ったステータピース支持部
材を介在させ、これによりステータピースを円形配列方
向に位置決め固定したものである。
【0009】
【発明の効果】かかる本発明の構成によれば、円形配列
のステータピースをモールドしてステータとなす前段階
でステータピースを所定の円形配列状態に位置決めする
に際し、従来のごとくボルト締結により発生させた摩擦
力によりステータピースを位置決め固定するのでなく、
ステータピースの円形配列方向に対向する部位間に介在
させた非磁性金属材のステータピース支持部材によりス
テータピースを円形配列方向に位置決め固定するから、
従来のようにボルトを用いた場合の前記の問題、つま
り、ステータピースに応力が作用するという問題や、冷
媒通路の流路断面積が制約されて冷却効率が低下すると
いう問題や、鉄損により電磁場性能が低下するという問
題をことごとく解消することができる。
【0010】なお上記のステータピース支持部材は、請
求項2に記載のごとく、前記の電磁コイルよりもステー
タの径方向内方におけるステータピースの円形配列方向
対向部位間に介在させたり、請求項3に記載のごとく、
電磁コイルよりもステータの径方向外方におけるステー
タピースの円形配列方向対向部位間に介在させることが
できる。これらステータピース支持部材の配置によれ
ば、冷媒通路が冷却効率のため電磁コイル付近に設けら
れることから、ステータピース支持部材が確実に冷媒通
路の設置個所から離れて位置されることとなり、ステー
タピース支持部材が流路断面積を制約するという事態を
完全に排除することができる。
【0011】またステータピース支持部材は請求項4に
記載のごとく、ステータコアの軸線方向一方側における
ステータ取り付け用のアダプタープレートに一体結合さ
せて設けるのが良い。この場合、ステータピース支持部
材の配列真円度や配列同軸度を高くすることができてそ
の組み付け精度を高くし得ると共に、取り扱い部品点数
の減少により組み付け作業性も向上させることができ
る。
【0012】更にステータピース支持部材は、請求項5
に記載のごとく、ステータピースの記円形配列方向対向
部位に結着させるのが良く、かようにすることにより、
ステータピースの円形配列方向位置決め固定強度が高く
なって前記の作用効果を一層顕著なものにすることがで
きる。
【0013】なお上記の結着は、請求項6に記載のごと
く溶接により行うのが、構造の簡素化および強度上の観
点で有利である。
【0014】また請求項7に記載のごとく、隣り合うス
テータピース間でステータ軸線方向に冷媒を流過させる
ための冷媒通管を上記のステータピース支持部材に一体
成形するのが良い。この場合、冷媒通管がモールド材と
の協働によりステータピース支持部材の倒れ防止の用を
なし、従ってステータピースの位置決め固定強度を高め
ることができる。同時に、ステータピース支持部材と冷
媒通管との間を結ぶ連絡部がステータピースから冷媒通
管への熱伝導を促進してステータピースの冷却効率を高
めることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき詳細に説明する。図1および図2は、本発明の
一実施の形態になるステータピース支持構造を具えた回
転電機を示し、この回転電機を本実施の形態においては
複合電流多層モータとして構成する。先ず、図1により
複合電流多層モータの全体構成を概略説明するに、この
モータは1個の円環状のステータ1と、その内外周にそ
れぞれ同軸に配置したインナーロータ2およびアウター
ロータ3とよりなる三重構造とし、これらをハウジング
4内に収納して構成する。
【0016】この収納に当たっては、アウターロータ3
の外周にトルク伝達シェル5を結合して設け、該トルク
伝達シェル5の両端をそれぞれベアリング6,7により
ハウジング4に回転自在に支持し、トルク伝達シェル5
をベアリング7の側で中空のアウターロータシャフト8
に連続させる。インナーロータ2は中心にインナーロー
タシャフト9を結合して具え、該シャフト9の一端をベ
アリング10によりハウジング4に回転自在に支持し、
また他端をベアリング11により中空のアウターロータ
シャフト8内に回転自在に支持する。
【0017】ステータ1は、アウターロータシャフト8
が存在する側をハウジング4に支持することができない
ため、以下の構造により片持ち梁型式に支持する。つま
り、ステータ1を軸線方向に貫通する比較的径方向内側
に配したボルト12を設け、このボルト12を、アウタ
ーロータシャフト8から遠いハウジング4の端壁に緊締
することによりステータ1を、その軸線方向両側におけ
るアダプタープレート13,14を介してウジング4に
片持ち梁型式に支持する。
【0018】ステータ1は図2に示すごとく、電磁鋼板
をプレス成形して造ったI字状のステータ鋼板21をピ
ン22,23により相互にまた図1のアダプタープレー
ト13,14に対し位置決めしてステータ軸線方向に積
層したステータピース24を具える。個々のステータピ
ース24には、アウターロータ側ヨーク21aおよびイ
ンナーロータ側ヨーク21b間におけるティース21c
の箇所において電磁コイル25を巻線し、これらコイル
巻線済のステータピース24を同一円周方向等間隔に、
つまり円形に配列してステータコアとなし、このステー
タコアを全体的に樹脂26でモールドすることにより一
体化してステータ1を構成する。なお、前記したステー
タ取り付けボルト12は、隣り合うステータピース24
間に存在する上記モールド用の樹脂部26に貫通してス
テータ1の支持に供する。
【0019】なお、インナーロータ2およびアウターロ
ータ3はそれぞれ図示しなかったが、電磁鋼板などをプ
レス成形して造った板材のロータ軸線方向への積層にな
る積層コアを具え、この積層コアに、ロータ軸線方向に
貫通する永久磁石を円周方向等間隔に配置して設けた構
成となす。モータの駆動に当たっては、インナーロータ
2およびアウターロータ3の回転位置、つまりこれらに
上記のごとく設けられる永久磁石の位置に応じた両ロー
タ2,3用の駆動電流を複合して得られる複合電流をス
テータ1の電磁コイル25に供給し、これにより両ロー
タ2,3用の回転磁界をステータに個別に発生させるこ
とで、回転磁界に同期してロータ2,3を個別に回転駆
動させることができる。
【0020】ところで本実施の形態においては、ステー
タ1を成すステータピース24の支持を特に図2に示す
ごとくに行う。つまり、前記した樹脂26によるステー
タピース24のモールドの前に、ステータピース24の
円形配列方向に対向する部位間に、非磁性金属材で造っ
たステータピース支持部材27を介在させる。各ステー
タピース支持部材27は、電磁コイル25よりもステー
タ1の径方向内方においてステータピース24の積層厚
さの全体に亘り延在させ、各ステータピース支持部材2
7の両側面をステータピース24に溶接やロータ付けや
凹凸嵌合で結着させることによりステータピース24を
円形配列方向に位置決め固定する。
【0021】かかるステータピース24の支持構造によ
れば、円形配列のステータピース24をモールドしてス
テータとなす前段階でステータピース24を円形配列状
態に位置決め固定するに際し、従来のごとくボルト締結
により発生させた摩擦力によりステータピース24を位
置決め固定するのでなく、ステータピース24の円形配
列方向に対向する部位間に介在させた非磁性金属材のス
テータピース支持部材27によりステータピース24を
円形配列方向に位置決め固定するから、従来のようにボ
ルトを用いた場合の前記の問題、つまり、ステータピー
ス24に応力が作用するという問題や、冷媒通路の流路
断面積が制約されて冷却効率が低下するという問題や、
鉄損により電磁場性能が低下するという問題を解消する
ことができる。
【0022】なお本実施の形態におけるようにステータ
ピース支持部材27を、電磁コイル25よりもステータ
1の径方向内方におけるステータピース24の円形配列
方向対向部位間に介在させる場合、図2では示さなかっ
たものの冷媒通路が冷却効率のため電磁コイル25付近
に設けられることから、ステータピース支持部材27が
確実に冷媒通路の設置個所から離れて位置されることと
なり、ステータピース支持部材27が流路断面積を制約
するという事態を更に確実に回避することができる。
【0023】また本実施の形態においては、ステータピ
ース支持部材27をその両側面においてステータピース
24の円形配列方向対向部位に結着させたため、ステー
タピース24の円形配列方向位置決め固定強度が高くな
って上記の作用効果を一層顕著なものにすることができ
る。
【0024】図3は本発明の他の実施の形態を示し、本
実施の形態においては非磁性金属材のステータピース支
持部材28を、電磁コイル25よりもステータ1の径方
向外方におけるステータピース24の円形配列方向対向
部位間に介在させる。このステータピース支持部材28
も、ステータピース24の積層厚さの全体に亘り延在さ
せ、各ステータピース支持部材28の両側面をステータ
ピース24に溶接やロータ付けや凹凸嵌合で結着させる
ことによりステータピース24を円形配列方向に位置決
め固定する。
【0025】かかるステータピース24の支持構造によ
っても、円形配列のステータピース24をモールドして
ステータとなす前段階でステータピース24を円形配列
状態に位置決め固定するに際し、従来のごとくボルト締
結により発生させた摩擦力によりステータピース24を
位置決め固定するのでなく、ステータピース24の円形
配列方向に対向する部位間に介在させた非磁性金属材の
ステータピース支持部材27によりステータピース24
を円形配列方向に位置決め固定するから、前記した実施
の形態におけると同様の作用効果を奏することができ
る。
【0026】なお本実施の形態におけるようにステータ
ピース支持部材28を、電磁コイル25よりもステータ
1の径方向外方におけるステータピース24の円形配列
方向対向部位間に介在させる場合、図3では示さなかっ
たものの冷媒通路が冷却効率のため電磁コイル25付近
に設けられることから、ステータピース支持部材28が
確実に冷媒通路の設置個所から離れて位置されることと
なり、ステータピース支持部材28が流路断面積を制約
するという事態を更に確実に回避することができる。
【0027】また本実施の形態におけるように、ステー
タピース支持部材28をステータ1の比較的径方向外側
に配置する場合、図2に示すステータピース支持部材2
7のごとくこれをステータ1の比較的径方向内側に配置
する場合よりもステータピース24の支持強度が高く、
ステータピース支持部材28の両側面をステータピース
24の円形配列方向対向部位に結着させることとも相ま
って、ステータピース24の円形配列方向位置決め固定
を更に確実なものにすることができる。なお、図2に示
すステータピース支持部材27と図3に示すステータピ
ース支持部材28とは組み合わせて用いることができ、
この場合、上記の作用効果が相乗的なものとなって更に
顕著になる。
【0028】図4は本発明の更に他の実施の形態を示
し、本実施の形態においては、隣り合うステータピース
24間でステータ軸線方向(図面に直角な方向)に冷媒
を流過させるための冷媒通管29をステータピース支持
部材28に一体成形する。この場合、冷媒通管29がモ
ールド材26との協働によりステータピース支持部材2
8の倒れ防止の用をなし、従ってステータピース24の
位置決め固定強度を更に高めることができる。同時に、
ステータピース支持部材28と冷媒通管29との間を結
ぶ連絡部30がステータピース24から冷媒通管29へ
の熱伝導を促進してステータピース24の冷却効率を高
めることができる。なお、冷媒通管29を図2に示すよ
うなステータピース支持部材27に一体成形する場合
も、上記と同様な作用効果を奏し得ることは言うまでも
ない。
【0029】図5および図6は本発明の更に別の実施の
形態を示し、本実施の形態においては図3に示すと同様
なステータピース支持部材28を、図1に示すステータ
1の軸線方向一方側におけるステータ取り付け用のアダ
プタープレート13に一体成形または結着させることに
より一体結合させる。かかる構成によれば、ステータピ
ース支持部材28の配列真円度や配列同軸度を高くする
ことができてその組み付け精度を高くし得ると共に、取
り扱い部品点数の減少により組み付け作業性も向上させ
ることができる。この場合においてもステータピース支
持部材28は、その両側面をステータピース24の円形
配列方向対向部位に結着するのが良いこと、前記の作用
効果に照らして勿論である。
【0030】なお、図2に示すと同様なステータピース
支持部材27も用いる場合においても、図7に示すごと
くこの支持部材27をステータ取り付け用のアダプター
プレート13に一体結合させて、同様な作用効果が得ら
れるようにすることができる。
【0031】ところで上記した何れの実施の形態におい
ても、ステータピース支持部材27,28の両側面をス
テータピース24の円形配列方向対向部位に結着するこ
ととしたが、この結着に当たっては溶接によりこれを行
うのが、構造の簡素化および強度上の観点で有利であ
る。
【0032】しかして、ステータピース支持部材27,
28の両側面をステータピース24の円形配列方向対向
部位に結着することは必ずしも必要でなく、当該結着を
行った方がステータピース24の位置決め固定強度を高
める意味合いにおいて良いのは確かだが、この結着を行
わなくてもステータピース支持部材27,28はステー
タピース24を円形配列方向に位置決め固定することが
できて所期の目的を達成し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態になるステータピース
支持構造を具えた複合電流多層モータの概略縦断側面図
である。
【図2】 同複合電流多層モータのステータを軸線方向
に見て示す、その四半部縦断正面図である。
【図3】 本発明の他の実施の形態になるステータピー
ス支持構造を示す、図2と同様な四半部縦断正面図であ
る。
【図4】 本発明の更に他の実施の形態になるステータ
ピース支持構造を示す、図2と同様な四半部縦断正面図
である。
【図5】 本発明の更に別の実施の形態になるステータ
ピース支持構造を具えた複合電流多層モータのステータ
を軸線方向に見て示す縦断正面図である。
【図6】 同実施の形態になるステータピース支持構造
のステータピース支持部材を示す斜視図である。
【図7】 本発明の更に他の実施の形態になるステータ
ピース支持構造を具えた複合電流多層モータのステータ
を軸線方向に見て示す縦断正面図である。
【符号の説明】
1 ステータ 2 インナーロータ 3 アウターロータ 4 ハウジング 5 トルク伝達シェル 6 ベアリング 7 ベアリング 8 アウターロータシャフト 9 インナーロータシャフト 10 ベアリング 11 ベアリング 12 ステータ取り付けボルト 13 アダプタープレート 14 アダプタープレート 21 ステータ鋼板 22 位置決めピン 23 位置決めピン 24 ステータピース 25 電磁コイル 26 モールド樹脂 27 ステータピース支持部材 28 ステータピース支持部材 29 冷媒通管 30 連絡部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステータ鋼板をステータ軸線方向に積層
    してなるステータピースを電磁コイル巻線状態で円形に
    配列して得られるステータコアをモールドして造ったス
    テータと、該ステータに対して相対回転するロータとを
    具える回転電機において、 前記ステータピースの円形配列方向に対向する部位間
    に、非磁性金属材で造ったステータピース支持部材を介
    在させ、該ステータピース支持部材によりステータピー
    スを円形配列方向に位置決め固定したことを特徴とする
    回転電機のステータピース支持構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の回転電機のステータピ
    ース支持構造において、前記ステータピース支持部材
    を、前記電磁コイルよりもステータの径方向内方におけ
    るステータピースの円形配列方向対向部位間に介在させ
    たことを特徴とする回転電機のステータピース支持構
    造。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の回転電機のス
    テータピース支持構造において、前記ステータピース支
    持部材を、前記電磁コイルよりもステータの径方向外方
    におけるステータピースの円形配列方向対向部位間に介
    在させたことを特徴とする回転電機のステータピース支
    持構造。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の
    回転電機のステータピース支持構造において、前記ステ
    ータピース支持部材を、前記ステータコアの軸線方向一
    方側におけるステータ取り付け用のアダプタープレート
    に一体結合させて設けたことを特徴とする回転電機のス
    テータピース支持構造。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の
    回転電機のステータピース支持構造において、前記ステ
    ータピース支持部材を、前記ステータピースの前記円形
    配列方向対向部位に結着させたことを特徴とする回転電
    機のステータピース支持構造。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の回転電機のステータピ
    ース支持構造において、前記結着を溶接により行ったこ
    とを特徴とする回転電機のステータピース支持構造。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の
    回転電機のステータピース支持構造において、前記隣り
    合うステータピース間でステータ軸線方向に冷媒を流過
    させるための冷媒通管を前記ステータピース支持部材に
    一体成形したことを特徴とする回転電機のステータピー
    ス支持構造。
JP2002098134A 2002-04-01 2002-04-01 回転電機のステータピース支持構造 Pending JP2003299271A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002098134A JP2003299271A (ja) 2002-04-01 2002-04-01 回転電機のステータピース支持構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002098134A JP2003299271A (ja) 2002-04-01 2002-04-01 回転電機のステータピース支持構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003299271A true JP2003299271A (ja) 2003-10-17

Family

ID=29387862

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002098134A Pending JP2003299271A (ja) 2002-04-01 2002-04-01 回転電機のステータピース支持構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003299271A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6847137B2 (en) 2000-06-14 2005-01-25 Nissan Motor Co., Ltd. Stator support structure for electric rotary machine
JP2010011738A (ja) * 2009-10-09 2010-01-14 Honda Motor Co Ltd 回転電機
JP2010178590A (ja) * 2009-02-02 2010-08-12 Mazda Motor Corp 回転電機
JP2014124044A (ja) * 2012-12-21 2014-07-03 Meidensha Corp 分割型ステータコアの固定構造
CN109906539A (zh) * 2016-11-14 2019-06-18 三菱电机株式会社 旋转电机的电枢、旋转电机、电梯用曳引机及电枢的制造方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6847137B2 (en) 2000-06-14 2005-01-25 Nissan Motor Co., Ltd. Stator support structure for electric rotary machine
JP2010178590A (ja) * 2009-02-02 2010-08-12 Mazda Motor Corp 回転電機
JP2010011738A (ja) * 2009-10-09 2010-01-14 Honda Motor Co Ltd 回転電機
JP2014124044A (ja) * 2012-12-21 2014-07-03 Meidensha Corp 分割型ステータコアの固定構造
CN109906539A (zh) * 2016-11-14 2019-06-18 三菱电机株式会社 旋转电机的电枢、旋转电机、电梯用曳引机及电枢的制造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5712882B2 (ja) 電動圧縮機用の電動モータ
US7187098B2 (en) Axial gap rotating electrical machine
JP4993883B2 (ja) 回転電機及び電動車椅子
US8860281B2 (en) Multiple-gap electric rotating machine
JP4942259B2 (ja) 電動機
RU2442270C2 (ru) Двигатель и устройство привода
JP3702825B2 (ja) 回転電機のステータ支持構造
EP1701428B1 (en) Motor
JP5332082B2 (ja) モータ
CN103430430A (zh) 转子及使用该转子的旋转电气机械
JP2005269778A (ja) アキシャルギャップ回転電機
JP2008099479A (ja) 回転電機における磁石埋め込み型ロータと該ロータを用いた回転電機
JP5857799B2 (ja) ハイブリッド励磁式回転電機
WO2020230507A1 (ja) ロータ及びそれを備えたモータ
JP5365074B2 (ja) アキシャルギャップ型回転電機
JP4970974B2 (ja) 回転電機
JP2003299329A (ja) 回転電機
JP2011078202A (ja) アキシャルギャップモータ
JP2008061312A (ja) 固定子とこれを備えたモータ
JP3724446B2 (ja) モータの電機子構造
JP5304284B2 (ja) 回転電機
KR102527294B1 (ko) 축방향 자속 회전기기
JP2003299271A (ja) 回転電機のステータピース支持構造
JP2008245503A (ja) モータおよびモータの製造方法および圧縮機
JP3671929B2 (ja) 回転電機

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20040615

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20040622

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Effective date: 20041026

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02