JP2003298686A - 通信端末 - Google Patents

通信端末

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JP2003298686A
JP2003298686A JP2002099219A JP2002099219A JP2003298686A JP 2003298686 A JP2003298686 A JP 2003298686A JP 2002099219 A JP2002099219 A JP 2002099219A JP 2002099219 A JP2002099219 A JP 2002099219A JP 2003298686 A JP2003298686 A JP 2003298686A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザの操作上の負担を軽減し、しかも接続
延期時間に応じて最適な再発信処理が行われるようにす
る。 【解決手段】 発信要求メッセージの送信に対し基地局
から接続延期要求メッセージが通知された場合に、この
通知と共に送られた接続延期時間TDを第1のタイマ2
1の計時残時間と比較する。そして、接続延期時間TD
が第1のタイマ21の計時残時間より短い場合に再発信
制御を実行し、一方接続延期時間TDが第1のタイマ2
1の計時残時間より長い場合には発信中止制御を実行す
るようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯端末やPD
A(Personal Digital Assistants)等の移動通信端末
や、固定電話機やパーソナル・コンピュータ等の有線端
末等の通信端末に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば移動通信システムでは、移動通信
端末の急増により場所や時間帯、さらにはイベントの開
催等によって通信チャネルが輻輳することがある。そこ
で、一般に移動通信網には接続延期処理機能が備えられ
ている。接続延期処理機能は、通信チャネルが輻輳を起
こしている状態で移動通信端末から発信要求が到来した
場合に、この要求元の移動通信端末に対し接続延期要求
とその接続延期時間を通知し、移動通信端末に発信処理
を延期させるものである。この機能を備えることによ
り、通信トラフィックのそれ以上の増加を抑制すること
が可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが従来の移動通
信端末では、通信網から接続延期要求が到来すると、無
条件に発信処理を中止するように構成されている。この
ため、端末のユーザは試行錯誤的に再発信操作を繰り返
す必要があり、操作上の負担が大きくなる。
【0004】一方、通信網から接続延期要求を受信する
と再発信モードを設定し、接続延期時間経過後に自動的
に再発信処理を実行する機能を移動通信端末に持たせる
ことも検討されている。この機能を持つことで、ユーザ
の操作上の負担は軽減される。しかし、通信網から通知
される接続延期時間は必ずしも一定ではなく、通信チャ
ネルの輻輳の程度に応じて変化する。このため、接続延
期要求の受信に応じて無条件に再発信モードを設定して
しまうと、接続延期時間が長くユーザが発信を諦めた場
合にも、ユーザの意志とは無関係に自動的に再発信処理
が行われてしまうといった不具合を生じる。
【0005】この発明は上記事情に着目してなされたも
ので、その目的とするところは、ユーザの操作上の負担
を軽減し、しかも接続延期時間に応じて最適な再発信処
理が行われるようにした通信端末を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの発明は、通信端末からの発信要求に対し接続が不
可能な場合に、要求元の通信端末に対し接続延期要求及
び接続延期時間を通知する機能を備えた通信網に接続可
能な通信端末にあって、発信要求の送信時点から所定時
間の計時動作を開始するタイマと、比較手段と、発信中
止手段とを新たに備える。そして、上記発信要求に対し
上記通信網から接続延期要求が到来した場合に、この接
続延期要求と共に通知された接続延期時間を上記タイマ
の計時残時間と上記比較手段により比較する。そして、
この比較手段の比較結果に基づいて、上記接続延期時間
がタイマの計時残時間より長い場合には発信制御を中止
するように構成したものである。
【0007】したがってこの発明によれば、通信網から
要求された接続延期時間がタイマの計時残時間より長い
ときには、発信制御が中止されて自動再発信処理は行わ
れない。このため、接続延長時間が長い場合に、ユーザ
の意志とは無関係に無条件に自動再発信処理が行われて
しまうといった不具合は防止される。
【0008】また、上記発信制御を中止する際に、発信
制御を中止した旨を通信端末のユーザに報知するように
構成するとよい。このようにするとユーザは発信制御が
中止された旨を知ることができる。
【0009】さらに、発信制御が中止された時点から少
なくとも接続延期時間が経過するまでの期間にユーザに
よる発信操作が再度行われた場合には、発信要求の送信
を行わないように制御するとよい。このようにすると、
接続延長時間が経過する前にユーザが再度発信操作を行
っても発信要求が送信されないようにすることができ
る。この結果、接続が不可能であるにも拘わらず発信要
求が無駄に送信される不具合を防止することができ、こ
れにより通信網の通信トラフィックの増加を抑制し、か
つ通信端末の無駄な電力消費を低減することができる。
また、その際ユーザに対し発信が不可能である旨を報知
するとよい。このようにすると、ユーザは発信を行えな
い旨を知ることができる。
【0010】一方この発明は、再発信制御手段をさらに
備え、上記比較手段の比較結果に基づいて、接続延期時
間がタイマの計時残時間より短い場合には、上記接続延
期時間の経過以降に発信要求を再送信することも特徴と
する。このように構成することで、通信網から通知され
た接続延期時間が比較的短い場合には、自動的に再発信
制御が行われることになる。このため、ユーザは再度発
信操作を行う必要がなくなり、これにより操作上の負担
は軽減される。
【0011】また、接続延期時間がタイマの計時残時間
より短い場合に、発信要求の再送信を行うまでの時間を
通信端末のユーザに報知するとよい。このようにする
と、ユーザは発信要求の自動再送信がおなわれるまでの
時間を知ることができ、不安感を持たずに発信要求が自
動再送信されるまで待機することができる。
【0012】さらに、発信要求の再送信時刻になった旨
を通信端末のユーザに報知するように構成してもよい。
報知手段としては例えば、報知メッセージを表示器に表
示するものや、発光素子を点滅させるもの、バイブレー
タを駆動するものが考えられる。このように構成する
と、ユーザは発信要求の自動再送信タイミングを明確に
知ることができる。
【0013】さらに、乱数要素を発生する乱数発生手段
を備え、この乱数発生手段により発生された乱数要素と
接続延期時間とをもとに発信要求の再送信時刻を設定
し、この設定された再送信時刻に発信要求を再送信する
ように構成してもよい。このように構成すると、例えば
複数台の通信端末が同一時間帯に発信要求を送信してそ
れぞれ接続延期状態になった場合にも、各通信端末によ
る発信要求の再送信タイミングを分散することが可能と
なり、これにより通信網の処理負荷を軽減して接続処理
を円滑に制御することが可能となる。
【0014】またこの発明は、上記再発信制御手段にお
いて、通信網から発信受付応答が到来するまで所定の時
間間隔で発信要求の再送信を繰り返し、所定回数送信し
ても発信受付応答が到来しなった場合に発信要求の再送
信を停止することも特徴とする。このように構成するこ
とで、発信要求の再送信を自動的に繰り返すことが可能
となり、これによりユーザの操作負担はさらに軽減され
る。またその際、発信要求の再送信が際限なく繰り返さ
れる不具合も防止される。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、この発明に係わる通信端
末の一実施形態である移動通信端末の構成を示すブロッ
ク図である。
【0016】図示しない基地局から送信された無線信号
は、アンテナ1で受信されたのちアンテナ共用器(DU
P)2を介して受信回路(RX)3に入力される。受信
回路3は、上記受信された無線信号を周波数シンセサイ
ザ(SYN)4から出力された局部発振信号とミキシン
グして中間周波信号に周波数変換(ダウンコンバート)
する。そして、この中間周波信号を直交復調して受信ベ
ースバンド信号を出力する。なお、上記周波数シンセサ
イザ4から発生される局部発振信号の周波数は、制御部
12からの制御信号SYCによって指示される。
【0017】上記受信ベースバンド信号はCDMA信号
処理部6に入力される。CDMA信号処理部6はRAK
E受信機を備える。RAKE受信機では、上記受信ベー
スバンド信号に含まれる複数のパスがそれぞれ拡散符号
により逆拡散処理される。そして、この逆拡散処理され
た各パスの信号が位相を合わされたのち合成される。こ
の結果、所定の伝送フォーマットの受信パケットデータ
が得られる。そして、この受信パケットデータは圧縮伸
長処理部(以後コンパンダと称する)7に入力される。
【0018】コンパンダ7は、上記CDMA信号処理部
6から出力された受信パケットデータを多重分離部によ
りメディアごとに分離する。そして、この分離されたメ
ディアデータごとに復号処理を施す。例えば受信パケッ
トデータにオーディオデータが含まれていれば、このオ
ーディオデータをスピーチコーデックにより復号する。
また受信パケットデータにビデオデータが含まれていれ
ば、このビデオデータをビデオコーデックにより復号す
る。この復号処理により得られたディジタルオーディオ
信号はPCM符号処理部(以後PCMコーデックと称す
る)8へ、またディジタルビデオ信号は制御部12へそ
れぞれ入力される。さらに、受信パケットデータにメー
ル等のテキストデータが含まれている場合には、このテ
キストデータは制御部12に入力される。
【0019】PCMコーデック8は、コンパンダ7から
出力されたディジタルオーディオ信号をPCM復号して
アナログオーディオ信号を出力する。このアナログオー
ディオ信号は、受話増幅器9にて増幅されたのちスピー
カ10より出力される。
【0020】制御部12は、上記コンパンダ7から出力
されたディジタルビデオ信号を、ビデオ記憶部を利用し
てLCD表示部15に表示する。また、メール等のテキ
ストデータは、記憶部13に保存すると共にLCD表示
部15に表示する。なお、キー入力部(KEY)14に
おいて例えば留守番モードが設定されている場合には、
上記コンパンダ7において復号処理する前のオーディオ
データ及びビデオデータを取り込んで、これらのデータ
を記憶部13に記憶させる。
【0021】なお、携帯電話端末にPDAやノート型パ
ーソナル・コンピュータ等の外部情報端末が接続されて
いる場合には、上記コンパンダ7において復号処理され
る前のデータが制御部12から図示しない外部インタフ
ェースを介して上記外部情報端末へ転送される。
【0022】一方、マイクロホン11に入力された話者
の音声信号は、送話増幅器18により適正レベルまで増
幅されたのち、PCMコーデック8にてPCM符号化処
理が施され、ディジタルオーディオ信号となってコンパ
ンダ7に入力される。また、図示しないカメラにより撮
像されたビデオ信号は、制御部12によりディジタル化
されてコンパンダ7に入力される。なお、制御部12に
おいて作成されたメール等のテキストデータも、制御部
12からコンパンダ7に入力される。
【0023】コンパンダ7は、PCMコーデック8から
出力されたディジタルオーディオ信号より入力音声のエ
ネルギ量を検出し、この検出結果に基づいて送信データ
レートを決定する。そして、上記ディジタルオーディオ
信号を上記送信データレートに応じたフォーマットの信
号に符号化し、これによりオーディオデータを生成す
る。また、制御部12から出力されたディジタルビデオ
信号を符号化してビデオデータを生成する。そして、こ
れらの音声データ及び画像データを多重分離部で所定の
伝送フォーマットに従いパケット化し、この送信パケッ
トデータをCDMA信号処理部6へ出力する。なお、制
御部12からメール等のテキストデータが出力された場
合にも、このテキストデータを上記送信パケットデータ
に多重化する。
【0024】CDMA信号処理部6は、上記コンパンダ
7から出力された送信パケットデータに対し、送信チャ
ネルに割り当てられた拡散符号を用いてスペクトラム拡
散処理を施す。そして、その出力信号を送信回路(T
X)5へ出力する。送信回路5は、上記スペクトラム拡
散された信号を例えばQPSK方式等のディジタル変調
方式を使用して変調する。そして、このディジタル変調
により生成された送信信号を、周波数シンセサイザ4か
ら発生される局部発振信号と合成して無線信号に周波数
変換(アップコンバート)する。そして、制御部12に
より指示される送信電力レベルとなるように上記無線信
号を高周波増幅する。この増幅された無線信号は、アン
テナ共用器2を介してアンテナ1に供給され、このアン
テナ1から接続中の基地局へ向けて送信される。
【0025】入力部(KEY)14には、ダイヤルキー
に加え、送信キー、終了キー、電源キー、音量調節キ
ー、モード指定キー等の機能キーが設けられている。ま
た表示部15には、LCD及びLEDが設けられてい
る。LCDには、先に述べたように送受信ビデオデータ
やメールのテキストデータが表示される。また、電話帳
や通信相手ユーザが使用する端末の電話番号、送受信履
歴、自端末の動作状態等も表示される。またLEDは、
着信の報知やバッテリ16の充電状態を表示するために
使用される。なお、17は電源回路であり、バッテリ1
6の出力をもとに所定の動作電源電圧Vccを生成して各
回路部に供給する。
【0026】ところで、制御部12はマイクロプロセッ
サを主制御部として有するもので、この発明に係わる新
たな制御機能として、接続延期時間判定機能12aと、
発信中止制御機能12bと、再発信制御機能12cとを
備えている。また制御部12には、第1のタイマ21及
び第2のタイマ22が備えられている。
【0027】なお、上記各制御機能12a,12b,1
2cはいずれもプログラムをCPUで実行することによ
り実現される。また、上記第1及び第2のタイマ21,
22もソフトタイマにより構成される。
【0028】第1のタイマ21は、1回の発信接続制御
における最大許容時間T1を規定するもので、ユーザが
入力部14において発信操作を行った時点から計時動作
を開始して、上記最大許容時間T1を計時した時点で満
了となる。
【0029】第2のタイマ22は、基地局から接続延期
要求メッセージが通知された場合の再発信タイミングを
規定するもので、上記接続延期要求メッセージの受信時
点から計時を開始して再発信待機時間T2を計時した時
点で満了となる。上記再発信待機時間T2は、基地局か
ら接続延期要求メッセージが通知されるごとに、当該接
続延期要求メッセージと共に通知される接続延期時間T
Dに、ランダム関数発生器により発生されるランダム時
間を加算することにより生成される。
【0030】接続延期時間判定機能12aは、発信要求
メッセージの送信に対し基地局から接続延期要求メッセ
ージが到来した場合に、この接続延期要求メッセージと
共に基地局から通知される接続延期時間TDを上記第1
のタイマ21の計時残時間と比較し、接続延期時間TD
が第1のタイマ21の計時残時間より長いか短いかを判
定する。
【0031】発信中止制御機能12bは、上記接続延期
時間判定機能12aにおいて、接続延期時間TDが第1
のタイマ21の計時残時間より長いと判定された場合
に、再発信制御を諦めてその時点で発信中止処理を実行
する。
【0032】再発信制御機能12cは、上記接続延期時
間判定機能12aにおいて、接続延期時間TDが第1の
タイマ21の計時残時間より短いと判定された場合に、
再発信制御モードを設定する。そして、上記第2のタイ
マ22の計時時刻が満了するまで、つまり接続延期要求
が通知された時点から再発信待機時間T2が経過するま
で待機し、この再発信待機時間T2が経過した時点で発
信要求メッセージの再送信を行う。
【0033】次に、以上のように構成された移動通信端
末の動作を説明する。先ず待受時においては次のような
制御が行われる。図2はその手順と内容を示すフローチ
ャートである。
【0034】すなわち、ユーザが入力部14において発
信操作を行うと、制御部12はステップ2aからステッ
プ2bに移行してここで入力部14からダイヤル番号等
を含む接続要求を取り込む。そして、ステップ2cによ
り第2のタイマ22は起動中であるか否かを判定し、起
動していなければ発信待機時間中ではないと判断して、
ステップ2dで発信要求メッセージを生成し基地局に向
け送信する。また、1回の発信制御時間を規定するため
にステップ2eにおいて第1のタイマ21を起動し、以
後発信制御モードに移行する。
【0035】なお、第2のタイマ22が起動中だった場
合には、発信待機時間中であると判断してステップ2f
に移行し、ここで発信要求メッセージの送信動作を行わ
ず、発信が不可能である旨の報知メッセージを表示部1
5のLCDに表示する。ユーザは、この報知メッセージ
により発信を行えない状態にあることを知ることができ
る。
【0036】さて、発信制御モードに移行すると制御部
12は、次のように発信制御を実行する。図3はその制
御手順と内容を示すフローチャート、図5は発信動作の
基本シーケンスを示す図である。
【0037】すなわち、上記発信要求メッセージの送信
に対し、基地局は接続可能であれば図5に示すようにチ
ャネル割当メッセージを返送する。移動通信端末は、ス
テップ3aで受信メッセージの種類を判定する。受信メ
ッセージがチャネル割当メッセージであれば、ステップ
3bにより上記受信されたチャネル割当メッセージから
チャネル情報を抽出し、この抽出されたチャネル情報に
より指定された無線通信チャネルを選択して、ステップ
3cにより基地局との間で無線通信リンクを確立するた
めの接続制御処理を実行する。そして、無線通信リンク
が確立されると、ステップ3dで第1のタイマ21の計
時動作を停止させると共に、再発信回数をカウントする
ための再発信カウンタをステップ3eによりクリアし、
続いてステップ3fで接続完了表示メッセージを表示部
15のLCDに表示させたのち、通信制御モードとな
る。
【0038】一方、移動通信端末からの発信要求に対し
空チャネルがなく、基地局が接続延期要求メッセージと
接続延期時間を送信したとする。この場合、移動通信端
末は接続延期制御モードを設定し、以下のように接続延
期制御を実行する。図4はその制御手順と内容を示すフ
ローチャート、図6及び図7はそのときの基地局と移動
通信端末との間の接続シーケンスを示す図である。
【0039】すなわち、移動通信端末の制御部12は、
受信した接続延期要求メッセージをステップ4aで取り
込んだのち、先ずステップ4bで再発信カウンタのカウ
ント値が所定の上限値、例えば“3”以上であるか否か
を判定する。この判定の結果、カウント値が“3”に達
していなければ、ステップ4cに移行して接続延期要求
メッセージから接続延期時間TDを抽出する。そして、
ステップ4dにより第2のタイマ22に再発信待機時間
T2を設定して計時動作を開始させる。このとき、上記
再発信待機時間T2は、基地局から通知された接続延期
時間TDに、ランダム関数発生器により発生されるラン
ダム時間を加算することにより生成される。したがっ
て、仮に他の移動通信端末にも同時に接続延期要求メッ
セージが通知された場合でも、これら複数の移動通信端
末の再発信待機時間T2は互いに異なり、この結果各移
動通信端末による発信要求メッセージの再送信タイミン
グは分散される。
【0040】次に制御部12は、基地局から通知された
上記接続延期時間TDと、第1のタイマ21の計時残時
間とをステップ4eで比較し、この比較結果をもとにス
テップ4fで接続延期時間TDが第1のタイマ21の計
時残時間より長いか短いかを判定する。
【0041】この判定の結果、図6に示すように接続延
期時間TDが第1のタイマ21の計時残時間より長かっ
たとする。この場合制御部12は、再発信までの時間が
長くなり過ぎるため再発信制御を実行することは不適当
であると判断し、発信中止制御を実行する。そして、ス
テップ4hで発信中止報知メッセージを生成して表示部
15のLCDに表示させ、待ち受け状態に戻る。従っ
て、無条件に自動再発信処理が行われてしまうことはな
くなる。また、発信中止報知メッセージの表示により、
ユーザは発信が中止された理由を知ることができる。
【0042】なお、上記発信中止処理を行った場合制御
部12は、第2のタイマ22は停止させずに計時動作を
継続させる。このようにすると、上記発信中止処理がな
されてから接続延期時間TDが経過するまでの間にユー
ザが再度発信操作を行ったとしても、図2に示すステッ
プ2c及びステップ2fにおいて発信要求の再送信処理
が行われないようにすることができる。
【0043】一方、上記ステップ4fの判定の結果、図
7に示すように接続延期時間TDが第1のタイマ21の
計時残時間より短かったとする。この場合制御部12
は、接続延期時間TDが比較的短いため再発信制御を実
行することが適当であると判断する。そして、再発信制
御モードを設定して、以後図2に示した待受制御を行い
ながら再発信制御を実行する。
【0044】すなわち、制御部12は、ステップ4iに
おいて第2のタイマ22の計時時間が満了したか否か、
つまり再発信待機時間T2が経過したか否かを判定す
る。なお、上記再発信制御モードの設定直後に、再発信
モードを設定した旨と再発信時刻までの時間を表示部1
5のLCDに表示するようにしてもよい。また、上記再
発信待機時間T2中に、再発信時刻までの残り時間を表
示部15のLCDに表示するようにしてもよい。
【0045】さて、上記再発信待機時間T2が経過して
とする。そうすると制御部12は、ステップ4jで発信
要求メッセージを生成して基地局に向け再送信する。そ
して、ステップ4kで発信要求を再送信した旨の表示メ
ッセージを生成して表示部15のLCDに表示すると共
に、ステップ4mで再発信カウンタをカウントアップ
し、しかるのち図3に示した発信制御に移行する。
【0046】なお、このとき表示メッセージを表示する
と共に、表示部15のLEDを点滅させたり、バイブレ
ータを駆動させることにより、再発信処理が行われた旨
をユーザに報知するようにしてもよい。
【0047】上記発信要求メッセージの再送信後の発信
制御において、制御部12は図3に示したようにステッ
プ3aで基地局からの受信メッセージの種類を判定す
る。そして、チャネル割当メッセージが到来すると、ス
テップ3bで受信チャネル割当メッセージからチャネル
情報を抽出し、このチャネル情報に従いステップ3cに
より基地局との間で無線通信リンクを確立する接続制御
処理を実行する。そして、無線通信リンクが確立される
と、ステップ3dで第1のタイマ21の計時動作を停止
させると共に、ステップ3eで再発信カウンタをクリア
し、続いてステップ3fで接続完了表示メッセージを表
示部15のLCDに表示させたのち、通信制御モードと
なる。
【0048】一方、上記発信要求メッセージの再送信に
対しても、基地局から接続延期要求メッセージが通知さ
れた場合には、制御部12は図4に示すようにステップ
4bで再発信カウンタのカウント値が“3”に達したか
否かを判定し、カウント値が“3”に達していなけれ
ば、ステップ4c以降の接続延期制御を実行する。
【0049】これに対し、再発信カウンタのカウント値
が“3”に達したとする。つまり、発信要求メッセージ
の再送信を3回繰り返しても、基地局からチャネル割当
メッセージが通知されなかったとする。この場合制御部
12は、ステップ4nに移行してここで再発信制御モー
ドを解除し、ステップ4oにおいて再発信制御モードを
解除した旨の表示メッセージを生成して表示部15のL
CDに表示させる。そして、最後にステップ4pにより
再発信カウンタのカウント値をクリアし、待受制御モー
ドに復帰する。したがって、発信要求メッセージの再送
信が際限なく繰り返される不具合は回避される。
【0050】以上述べたようにこの実施形態では、発信
要求メッセージの送信に対し基地局から接続延期要求メ
ッセージが通知された場合に、この通知と共に送られた
接続延期時間TDを第1のタイマ21の計時残時間と比
較する。そして、接続延期時間TDが第1のタイマ21
の計時残時間より短い場合に再発信制御を実行し、一方
接続延期時間TDが第1のタイマ21の計時残時間より
長い場合には発信中止制御を実行するようにしている。
【0051】したがってこの実施形態によれば、無条件
に自動再発信処理が行われないようになり、これにより
再発信までの時間が長くなり過ぎる場合には再発信制御
が実行されないようにすることができる。
【0052】一方、接続延期時間TDが第1のタイマ2
1の計時残時間より短かった場合には、自動的に発信要
求メッセージが再送信される。このため、ユーザは自ら
再発信のための操作を行わなくても済むようになり、こ
れにより操作上の負担は軽減される。
【0053】また、上記発信要求を再送信する際に、基
地局から通知された接続延期時間TDに、ランダム関数
発生器により発生されるランダム時間を加算することに
より再発信待機時間T2を設定し、この再発信待機時間
T2が経過した時点で発信要求メッセージを再送信する
ようにしている。このため、基地局から複数の移動通信
端末に対しほぼ同時に接続延期要求メッセージが通知さ
れた場合でも、これら複数の移動通信端末の再発信待機
時間T2を相互に異ならせることができる。したがっ
て、各移動通信端末からの発信要求メッセージの再送信
を分散することが可能となる。
【0054】また上記再発信待機時間T2の計時期間中
にユーザが発信操作を行った場合には、発信要求メッセ
ージの送信を行わず、発信不可である旨を表示するよう
にしている。したがって、接続延期時間中の発信要求メ
ッセージの再送信を防止することができ、これにより通
信トラフィックのさらなる増加と、移動通信端末におけ
る無駄な電力消費の発生をそれぞれ防止することができ
る。
【0055】さらに本実施形態では、再発信の回数を再
発信カウンタによりカウントし、再発信を3回繰り返し
ても基地局からチャネル割当メッセージが通知されなか
った場合に、再発信制御モードを解除するようにしてい
る。したがって、発信要求メッセージの再送信が際限な
く繰り返される不具合は回避される。
【0056】その他、発信中止処理を行った場合や再発
信制御を行う場合において、発信を中止した旨とその理
由、再発信制御モードが設定された旨や再発信を実行す
るまでの待ち時間或いは再発信タイミングになった旨等
を、表示部15のLCDに表示するようにしている。し
たがって、ユーザは端末の発信制御動作状態を逐一知る
ことができる。
【0057】なお、この発明は上記実施形態に限定され
るものではない。例えば、前記実施形態では移動通信端
末を例にとって説明したが、固定電話機やパーソナル・
コンピュータ等の有線通信端末にもこの発明は適用可能
である。
【0058】その他、通信端末の種類やその構成、待受
制御、発信中止制御及び再発信制御の制御手順と内容な
どについても、この発明を逸脱しない範囲で種々変形し
て実施できる。
【0059】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明に係わる通
信端末では、タイマにより、発信要求の送信時点から予
め設定した時間の計時動作を開始し、上記発信要求に対
し通信網から接続延期要求が到来した場合に、この接続
延期要求と共に通知された接続延期時間を上記タイマの
計時残時間と比較する。そして、この比較結果に基づい
て、上記接続延期時間がタイマの計時残時間より長い場
合には発信制御を中止するようにしている。
【0060】したがってこの発明によれば、ユーザの操
作上の負担を軽減することができ、しかも接続延期時間
に応じて最適な再発信処理が行うことを可能にした通信
端末を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係わる通信端末の一実施形態であ
る移動通信端末の構成を示すブロック図。
【図2】 図1に示した移動通信端末による待受制御の
手順と内容を示すフローチャート。
【図3】 図1に示した移動通信端末による発信制御の
手順と内容を示すフローチャート。
【図4】図1に示した移動通信端末による接続延期制御
の手順と内容を示すフローチャート。
【図5】 正常時における基本接続シーケンスを示す
図。
【図6】 接続延期要求時の発信中止制御シーケンスを
示す図。
【図7】 接続延期要求時の再発信制御シーケンスを示
す図。
【符号の説明】
1…アンテナ 2…アンテナ共用器(DUP) 3…受信回路(RX) 4…周波数シンセサイザ(SYN) 5…送信回路(TX) 6…CDMA信号処理部 7…圧縮伸長処理部(コンパンダ) 8…PCM符号処理部(PCMコーデック) 9…受話増幅器 10…スピーカ 11…マイクロホン 12…制御部 12a…接続延期時間判定機能 12b…発信中止制御機能 12c…再発信制御機能 13…記憶部 14…入力部 15…表示部 16…バッテリ 17…電源回路 18…送話増幅器 21…第1のタイマ 22…第2のタイマ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K027 BB02 BB04 EE04 EE11 FF02 FF22 GG08 KK03 MM16 5K067 AA12 BB04 BB21 DD23 DD24 EE02 EE16 FF05 FF23 FF33 HH12

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信端末からの発信要求に対し接続が不
    可能な場合に、要求元の通信端末に対し接続延期要求及
    び接続延期時間を通知する機能を備えた通信網に接続可
    能な通信端末であって、 発信要求の送信時点から所定時間の計時を開始するタイ
    マと、 前記発信要求に対し前記通信網から接続延期要求が到来
    した場合に、この接続延期要求と共に通知された接続延
    期時間を前記タイマの計時残時間と比較する比較手段
    と、 この比較手段の比較結果に基づいて、前記接続延期時間
    がタイマの計時残時間より長い場合に、発信制御を中止
    する発信中止手段とを具備したことを特徴とする通信端
    末。
  2. 【請求項2】 前記発信中止手段は、発信制御を中止し
    た旨を通信端末のユーザに報知する手段を、さらに備え
    ることを特徴とする請求項1記載の通信端末。
  3. 【請求項3】 前記発信中止手段により発信制御が中止
    されてから、少なくとも前記接続延期時間が経過するま
    での期間に、通信端末のユーザによる発信操作が行われ
    た場合には、発信要求の送信を行わないように制御する
    再発信拒否手段を、さらに具備したことを特徴とする請
    求項1記載の通信端末。
  4. 【請求項4】 前記再発信拒否手段は、前記ユーザに対
    し発信が不可能である旨を報知する手段を、さらに備え
    ることを特徴とする請求項3記載の通信端末。
  5. 【請求項5】 前記比較手段の比較結果に基づいて、前
    記接続延期時間がタイマの計時残時間より短い場合に、
    前記接続延期時間の経過以降に発信要求を再送信する再
    発信制御手段を、さらに具備したことを特徴とする請求
    項1記載の通信端末。
  6. 【請求項6】 前記再発信制御手段は、前記発信要求の
    再送信を行うまでの時間を通信端末のユーザに報知する
    手段を、さらに備えることを特徴とする請求項5記載の
    通信端末。
  7. 【請求項7】 前記再発信制御手段は、前記発信要求の
    再送信時刻になった旨を通信端末のユーザに報知する手
    段を、さらに備えることを特徴とする請求項5記載の通
    信端末。
  8. 【請求項8】 前記再発信制御手段は、乱数要素を発生
    する乱数発生手段を有し、この乱数発生手段により発生
    された乱数要素と前記接続延期時間とをもとに発信要求
    の再送信時刻を設定し、この設定された再送信時刻に発
    信要求を再送信することを特徴とする請求項5記載の通
    信端末。
  9. 【請求項9】 前記再発信制御手段は、前記通信網から
    発信受付応答が到来するまで所定の時間間隔で発信要求
    の再送信を繰り返し、所定回数送信しても発信受付応答
    が到来しなった場合には発信要求の再送信を停止するこ
    とを特徴とする請求項5記載の通信端末。
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JP2006238228A (ja) * 2005-02-25 2006-09-07 Kyocera Corp 基地局装置、無線通信端末、基地局装置の制御方法、無線通信端末の制御方法および通信制御プログラム
JP2006238172A (ja) * 2005-02-25 2006-09-07 Kyocera Corp 通信システム、無線通信端末、基地局装置、通信方法および通信制御プログラム
CN100362900C (zh) * 2003-12-13 2008-01-16 乐金电子(中国)研究开发中心有限公司 一种移动通讯系统呼叫连接信号处理方法

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