JP2003298249A - 電子機器の置き台 - Google Patents

電子機器の置き台

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JP2003298249A
JP2003298249A JP2002103992A JP2002103992A JP2003298249A JP 2003298249 A JP2003298249 A JP 2003298249A JP 2002103992 A JP2002103992 A JP 2002103992A JP 2002103992 A JP2002103992 A JP 2002103992A JP 2003298249 A JP2003298249 A JP 2003298249A
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Tomoyasu Kurokawa
智康 黒川
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、使い勝手の良い電子機器の
置き台を提供することである。 【解決手段】 置き台1は、基礎台10と、第一支持部
材20と、第二支持部材30とを備えている。第一支持
部材20は軸部22を支点として前後に回動自在となっ
ており、第一支持部材20の回動に伴い電子機器80の
立て掛け角度が変化する。第二支持部材30は、支点軸
13を支点として前後に回動自在となっており、その回
動に伴い前面31の傾斜角が変化する。第一支持部材2
0の後部に溝カム28が形成されており、第二支持部材
30の下部に設けられたピン33が溝カム28に摺動自
在に嵌められている。拡張ユニット90ごと電子機器8
0を第一支持部材20に差し込むと、第一支持部材20
が前へ回動し、第二支持部材30が後ろへ回動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PDA、携帯電話
機といった電子機器を立てた状態で支持する電子機器の
置き台に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電子手帳、PDA(Personal
Digital Assistant)、携帯電話機といった携帯用の電
子機器が、個人情報の管理或いは情報の通信といった目
的で使用されている。このような電子機器では、機能拡
張のためにその背面に拡張ユニットが取り付けられるこ
とがあり、その厚みが増すこともある。
【0003】近年においては、このような電子機器を立
てた状態で支持する置き台が実用化されており、電子機
器に充電したり、パーソナルコンピュータと接続してデ
ータの入出力したりするために置き台が用いられてい
る。そのため、置き台にはコネクタが設けられており、
ユーザが電子機器を置き台に立てると、コネクタが電子
機器に嵌め込まれて、電子機器の充電或いはデータ入出
力が可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電子機
器の背面に拡張ユニットを取り付けた場合、厚みが増す
ため拡張ユニットごと電子機器を置き台に立て掛けて置
くことができない。そのため、拡張ユニットの正面から
みた投影面積を電子機器の背面の面積より小さくして、
置き台に凹部を設ける。こうすることによって、凹部に
拡張ユニットが逃げるようにして、電子機器の背面の一
部を置き台に接することで、拡張ユニットごと電子機器
を置き台に立て掛けて置くことができる。しかし、拡張
ユニットの正面から見た投影面積を電子機器の背面の面
積より小さくする必要があり、拡張ユニットの正面から
みた投影面積が電子機器の背面の面積と同じ場合には、
拡張ユニットごと電子機器を置き台に立て掛けて置くこ
とができない。
【0005】また、電子機器を置き台から取り外す場
合、コネクタが電子機器に嵌め込まれているため、置き
台から電子機器を取り外しにくいことがある。また、コ
ネクタの差し込み方向と反対な方向に電子機器を置き台
からゆっくり引っ張らないと、コネクタが破損する恐れ
もある。そのためコネクタを電子機器から自動的に外す
ようなイジェクト装置を置き台に設けたものとしても、
置き台自体の構造が複雑化したり、置き台の部品及びコ
ストが増えてしまう。
【0006】以上のように従来の置き台は使い勝手の不
便なものであり、使い勝手の良い置き台が提案されるこ
とが要求されている。そこで、本発明は、使い勝手の良
い置き台を提供することを課題としており、具体的に
は、厚みが増減しても立て掛けて載置することのできる
置き台或いは電子機器を取り外しやすい置き台を提供す
ることを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、請求項1記載の発明は、例えば図1〜図7に示す
ように、電子機器(例えば、電子機器80)を立てた状
態で支持する置き台(例えば、置き台1)において、電
子機器を立てた状態で支持するとともに、下部を支点と
して前後に回動することで電子機器の立て掛け角度を変
更自在に電子機器を支持する第一支持部材(例えば、第
一支持部材20)と、前記第一支持部材の後方に配され
るとともに、上部を支点として前後に回動することで傾
斜角が変わる第二支持部材(例えば、第二支持部材3
0)と、を備え、前記第一支持部材が前後に回動される
ことで、前記第二支持部材の傾斜角と電子機器の立て掛
け角度が互いに等しい状態で前記第二支持部材が前後に
回動することを特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明は、例えば図1〜図7
に示すように、請求項1記載の置き台において、前記第
一支持部材の下部に前後に長尺なカム(例えば、溝カム
28)が形成され、前記第二支持部材の下部が前記カム
に摺動自在となっており、前記第一支持部材が前後に回
動されることによって、前記第二支持部材の下部が前記
カムに沿って摺動して前記第二支持部材が前後に回動す
ることを特徴とする。
【0009】請求項1又は2記載の発明では、第一支持
部材が前後に回動すると第二支持部材も前後に回動する
が、第一支持部材及び第二支持部材が前後に回動するこ
とによって電子機器の背面から第二支持部材までの距離
が変化する。第二支持部材が回動しても、第二支持部材
の傾斜角と電子機器の立て掛け角度が互いに等しい状態
であるため、電子機器の背面と第二支持部材が互いに平
行な状態を保ったままである。従って、種々の厚みの電
子機器の背面が第二支持部材に常に接した状態を保てた
り、拡張ユニットを電子機器の背面に取り付けた状態で
も拡張ユニットが第二支持部に常に接した状態を保てた
りすることができる。従って、種々の厚みの電子機器を
置き台に立てた状態で置くことができたり、拡張ユニッ
トごと電子機器を置き台に立てた状態で置くことがで
き、更には、置き台に凹部のような逃げを設けずとも、
拡張ユニットごと電子機器を置き台に立てた状態で置く
ことができる。このように、拡張ユニットごと電子機器
を置き台に置くことができるため、使い勝手の良い置き
台が提供される。
【0010】請求項3記載の発明は、例えば図1〜図7
に示すように、電子機器(例えば、電子機器80)を立
てた状態で支持する置き台(例えば、置き台1)におい
て、立てられた電子機器の正面に当接する第一当接面
(例えば、前面部26)と、立てられた電子機器の背面
に当接する第二当接面(例えば、前面31)と、を備
え、前記第一当接面及び前記第二当接面が互いに接離自
在となっていることを特徴とする。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項3記載の置
き台において、前記第一当接面及び前記第二当接面が互
いに略平行な状態を保ったまま、接離自在となっている
ことを特徴とする。
【0012】請求項3又は4記載の発明では、第一当接
面及び第二当接面が互いに接離自在となっているため、
種々の厚みの電子機器の正面が第一当接面に接した状態
及び電子機器の背面が第二当接面に接した状態を常に保
てたり、拡張ユニットを電子機器の背面に取り付けた状
態でも拡張ユニットが第二当接面に接した状態を常に保
てたりすることができる。従って、種々の厚みの電子機
器を置き台に立てた状態で置くことができたり、拡張ユ
ニットごと電子機器を置き台に立てた状態で置くことが
でき、更には、置き台に凹部のような逃げを設けずと
も、拡張ユニットごと電子機器を置き台に立てた状態で
置くことができる。このように、拡張ユニットごと電子
機器を置き台に置くことができるため、使い勝手の良い
置き台が提供される。
【0013】請求項5記載の発明は、例えば図8〜図1
1に示すように、被結合部(例えば、ソケット187)
を備えた電子機器(例えば、電子機器180)を立てた
状態で支持する置き台(例えば、置き台101)におい
て、電子機器を立てた状態で支持するとともに、前後に
回動することで電子機器の立て掛け角度を変更自在に電
子機器を支持する支持部材(支持部材150)と、前記
支持部材に対して出没可能に設けられ、前記被結合部に
結合可能な結合部(例えば、コネクタ170)と、を備
え、前記支持部材の前後の回動に伴い前記結合部が出没
し、前記結合部が出っ張ることで前記結合部が前記被結
合部に結合し、前記結合部が引っ込むことで前記結合部
が前記被結合部から外れることを特徴とする。
【0014】請求項6記載の発明は、例えば図8〜図1
1に示すように、請求項5記載の置き台において、前記
支持部材の前後回動運動を前記結合部の出没運動に伝動
するカム機構(例えば、可動部材160、溝カム14
5、溝カム154)を更に具備することを特徴とする。
【0015】請求項5又は6記載の発明では、支持部材
の前後の回動に伴って結合部が出没し、出っ張った結合
部は被結合部に結合しており、引っ込んだ結合部が被結
合部から外れている。つまり、電子機器とともに支持部
材を前後に回動することで、結合部と被結合部の挿脱が
行われる。そのため、電子機器を支持部材から取り外し
やすく、結合部と被結合部の破損も抑えることができ
る。このように、結合部と被結合部の挿脱が支持部材の
前後回動に伴って行われるため、使い勝手の良い置き台
が提供される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、図面を用いて本発明の具
体的な態様について説明する。ただし、発明の範囲を図
示例に限定するものではない。
【0017】〔第一の実施の形態〕図1は、本発明が適
用された電子機器用置き台1(以下、単に「置き台1」
という。)を示した斜視図であり、図2は、この置き台
1に電子機器80が立った状態で置かれた状態を示す斜
視図であり、図3は、この置き台1に電子機器80とと
もに拡張ユニット90も立った状態で置かれた状態を示
す斜視図である。この置き台1は、クレードルとして用
いられるものであり、電子機器80に充電したり、パー
ソナルコンピュータと接続してデータの入出力したりす
るものである。
【0018】まず、電子機器80及び拡張ユニット90
について説明する。電子機器80は、携帯型のPDAで
あり、正面視して上下に長尺な略矩形状を成している。
電子機器80にはその正面81に表示部82が設けられ
ており、この表示部82に文字、数字、アイコン、模様
といった種々の画像が表示される。表示部82の表示画
面にはタッチパネルが設けられており、タッチペンによ
って表示部82を接触することで所望の情報を入力する
ことができる。電子機器80の両方の側面83(図2及
び図3では、斜視図であるため、片方の側面83のみが
示されている。)の下端部分に溝85が形成されてお
り、溝85は電子機器80の正面と実質的に平行となっ
ている。電子機器80が置き台1に置かれた場合に、後
述する係止突条25がこの溝85に嵌め込まれる。
【0019】拡張ユニット90は、正面視して、上下に
長尺な略矩形状を成している。この拡張ユニット90及
び電子機器80は正面視して同形状を成しており、正面
から見たシルエットがほぼ合致する。拡張ユニット90
は電子機器80の背面84に対して着脱自在となってお
り、拡張ユニット90が電子機器80の背面84に取り
付けられると拡張ユニット90が電子機器80と一体と
なって電子機器80に固定される。電子機器80と拡張
ユニット90の正面シルエットがほぼ合致しているた
め、電子機器80に拡張ユニット90が取り付けられて
も、その全体の高さ(上下方向の長さ)及び幅(左右方
向の長さ)は殆ど変わらず、厚さ(前後方向の長さ)が
増す。なお、拡張ユニット90が電子機器80に取り付
けられると、拡張ユニット90と電子機器80は電気的
に接続される。拡張ユニット90は、電子機器80の機
能を追加するものであり、例えば、電子機器80に対し
て電力を供給する充電池であったり、データ等を保存す
る記憶媒体であったり、データ通信を行うための通信装
置であったり、拡張カードスロットであったりするが、
これらのものに限定されない。
【0020】図1及び図4を用いて置き台1について説
明する。図4は、置き台1の側面図である。置き台1
は、土台となる基礎台10と、電子機器80を装着して
電子機器80を立てた状態で支持する第一支持部材20
と、電子機器80の背面84又は拡張ユニット90の背
面91を支持する第二支持部材30とを備える。
【0021】基礎台10の上面においてその前部には開
口部11が形成されており、この開口部11内に第一支
持部材20及び第二支持部材30が配設されている。開
口部11の後端部において、基礎台10の両脇部分から
上方へ突起した突起部12が基礎台10に設けられてい
る。各突起部12の上端に支点軸13が設けられてお
り、左の突起部12に設けられた支点軸13は右方へ突
出しており、右の突起部12に設けられた支点軸13は
左方へ突出している。
【0022】第二支持部材30は、側面視して(図4の
方向に見て)、三角形状を成している。支点軸13に第
二支持部材30の上端部が回転自在となって支持されて
いる。第二支持部材30の前面(第二当接面)31は実
質的に平坦状になっている。第二支持部材30が支点軸
13を支点として前後に回動可能となっており、第二支
持部材30が回動することによって前面31の傾斜角が
変化するようになっている。なお、傾斜角とは、基礎台
10を水平なところに置いた場合、水平面に対する前面
31の角度である。
【0023】第二支持部材30の前面31に電子機器8
0の背面84又は拡張ユニット90の背面91が支持さ
れる。つまり、置き台1に電子機器80が置かれた場合
には電子機器80の背面84が第二支持部材30の前面
31に接し、置き台1に電子機器80とともに拡張ユニ
ット90が置かれた場合には拡張ユニット90の背面9
1が第二支持部材30の前面31に接する。
【0024】第一支持部材20は、電子機器80が装着
される装着部21と、装着部21の下方において左右方
向に延在した軸部22と、軸部22から後方へ延出する
ように設けられたカム部23とを具備する。
【0025】この装着部21の左右の側面部24には係
止突条25が形成されており、これら係止突条25は上
下に長尺となっている。二つの係止突条25は、内へ突
出しており、互いに左右に対向するように設けられてい
る。側面部24の前方に前面部(第一当接面)26が形
成されており、前面部26は側面部24から折れ曲がっ
て内へ突出するように形成されている。前面部26と係
止突条25は互いに平行となるように上下に延在してい
る。係止突条25の下端に底面部27が形成されてい
る。底面部27、前面部26,26及び側面部24,2
4に囲まれる空間に電子機器80が挿入される。つま
り、ユーザ等が電子機器80の溝85に係止突条25を
差し込むと、電子機器80の下端が底面部27、前面部
26,26及び側面部24,24に囲まれる空間に挿入
されて、電子機器80が装着部21に装着される。装着
部21に対して電子機器80は挿脱自在となっている。
なお、電子機器80が装着部21に装着された場合、電
子機器80の下面が底面部27に接して、電子機器80
の正面81が前面部26に接し、電子機器80の側面8
3が側面部24に接する。
【0026】軸部22は、第一支持部材20の下部に設
けられており、左右方向の軸心回りに回転自在となって
基礎台10に支持されている。つまり、基礎台10の開
口部11内において、その両脇に軸受部14が設けられ
ており、軸受部14に軸部22が回転自在となって嵌め
込まれている。第一支持部材20が軸部22を支点とし
て前後に回動可能となっており、第一支持部材20が回
動することによって前面部26及び係止突条25の傾斜
が変化するようになっている。つまり、第一支持部材2
0が軸部22を支点として前後に回動することによっ
て、装着部21に装着された電子機器80の立て掛け角
度が変化する。なお、立て掛け角度とは、基礎台10を
水平なところに置いた場合、水平面に対する電子機器8
0の傾斜角度である。
【0027】カム部23には溝カム28が形成されてい
る。溝カム28は、後方に向かうにつれて下るように湾
曲状に形成されている。一方、第二支持部材30の側面
32の下端部にはピン33が突出形成されており、ピン
33が溝カム28に摺動自在に嵌められている。ピン3
3は、従動子として作用し、溝カム28に沿って案内さ
れるようになっている。
【0028】溝カム28は、第一支持部材20の前後回
動に連動させて第二支持部材30を前後回動させるもの
であり、溝カム28の形状に因り電子機器80の立て掛
け角度と第二支持部材30の前面31の傾斜角が互いに
等しい状態が常に保たれている。
【0029】つまり、図4の図示方向に見て、ピン33
が溝カム28の最前端に位置している状態では、第一支
持部材20が軸部22を支点として時計周りに最も回動
した状態であり、第二支持部材30が支点軸13を支点
として時計回りに最も回動した状態である。この状態で
は、第一支持部材20が最も後に倒れており、第二支持
部材30が最も前に位置して、第二支持部材30の前面
31の傾斜角が最も小さい。更にこの状態では、第二支
持部材30の前面31は、第一支持部材20の前面部2
6と実質的に平行となっており、第一支持部材20の底
面部27に対して実質的に垂直となっている。
【0030】以上の状態から第一支持部材20が軸部2
2を支点として反時計回りに回動して起立すると、ピン
33が溝カム28に沿って後ろへ移動し、第二支持部材
30が支点軸13を支点として反時計回りに回動する。
ピン33が溝カム28の何れの位置にあっても、第二支
持部材30の前面31は、第一支持部材20の前面部2
6と実質的に平行となっており、第一支持部材20の底
面部27に対して実質的に垂直となっている。そして、
ピン33が溝カム28の最後端に位置している状態で
は、第一支持部材20が反時計周りに最も回動した状態
であり、第二支持部材30が反時計回りに最も回動した
状態である。この状態では、第一支持部材20が起立し
た状態であり、第二支持部材30が最も後ろに位置し
て、第二支持部材30の前面31の傾斜角が最も大き
く、前面31は最も鉛直に近い。
【0031】以上のように構成される置き台1の使用方
法について説明する。図5に示すように、ユーザが電子
機器80のみを第一支持部材20の装着部21に装着
し、電子機器80の溝85に係止突条25を差し込む
と、電子機器80は斜めに立って第二支持部材30に倒
れかかった状態となる。この状態では、ピン33が溝カ
ム28の最前端に位置しており、第二支持部材30の前
面31のほぼ一面に電子機器80の背面84の下部が接
している。
【0032】また、図6に示すように、ユーザが拡張ユ
ニット90を電子機器80に取り付けた状態で電子機器
80を第一支持部材20の装着部21に装着し、溝85
に係止突条25を差し込む。すると、電子機器80及び
拡張ユニット90の全体としての厚みが電子機器80一
つに比較して大きいため、第二支持部材30は拡張ユニ
ット90によって後方に押されて、支点軸13を支点と
して反時計周りに回動し、更に第一支持部材20は軸部
22を支点として反時計回りに回動する。そして、電子
機器80及び拡張ユニット90は、斜めに立って第二支
持部材30に倒れかかった状態となる。この状態では、
ピン33が溝カム28の中間部に位置しており、第二支
持部材30の前面31のほぼ一面に拡張ユニット90の
背面91の下部が接している。
【0033】また、図7に示すように、ユーザが更に厚
みのある拡張ユニット90を電子機器80に取り付けた
状態で電子機器80を第一支持部材20の装着部21に
装着し、溝85に係止突条25を差し込む。すると、第
二支持部材30は拡張ユニット90によって後方に押さ
れ、第一支持部材20は軸部22を支点として反時計回
りに回動する。そして、電子機器80及び拡張ユニット
90は、斜めに立って第二支持部材30に倒れかかった
状態となるが、ピン33が溝カム28の最後端に位置し
ており、第二支持部材30の前面31のほぼ一面に拡張
ユニット90の背面91の下部が接している。
【0034】以上のように、図5のように電子機器80
のみを置き台1に置くと、電子機器80の傾斜(つま
り、立て掛け角度)は最も小さく、図6に示すように比
較的厚みの小さい拡張ユニット90とともに電子機器8
0を置き台1に置くと、電子機器80の傾斜は大きくな
り、図7に示すように比較的厚みの大きい拡張ユニット
90とともに電子機器80を置き台1に置くと、電子機
器80の傾斜は更に大きくなる。
【0035】このように、様々な厚みの電子機器80及
び拡張ユニット90を置き台1に置くことができる。こ
れは、第一支持部材20が前後に回動自在となっている
ことによって第一支持部材20の前面部26と第二支持
部材30の前面31が互いに接離自在となっていること
に因る。
【0036】また、溝カム28の形状に因って、第二支
持部材30の前面31の傾斜角が変化しようとも、前面
31に対して第一支持部材20の前面部26及び係止突
条25が常に平行な状態が保たれている。従って、電子
機器80或いは拡張ユニット90の厚みが変化しようと
も、電子機器80の背面84或いは拡張ユニット90の
背面91が第二支持部材30の前面31一面に接した状
態となっている。そのため、電子機器80或いは拡張ユ
ニット90の厚みが変化しようとも、電子機器80或い
は拡張ユニット90を安定して置き台1に置くことがで
きる。特に、正面視した形状が電子機器80と同じであ
る拡張ユニット90を置き台1に置くことができるか
ら、第二支持部材30の前面31に拡張ユニット90が
収まるような凹部を設けずとも済む。
【0037】以上のように、電子機器80だけでなく拡
張ユニット90ごと立てた状態で置き台1に置くことが
できるため、置き台1は従来に比較しても使い勝手の良
いものである。
【0038】なお、本発明は、上記第一の実施形態に限
定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲にお
いて、種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。例
えば、電子機器80は所謂PDAとして説明したが、携
帯電話機、電子手帳といったものでも良い。もちろん、
第一支持部材20の形状、主に装着部21の形状は、機
器の形状に応じて変更する必要がある。また、第一支持
部材20と第二支持部材30はカム機構によって連動し
て回動するようになっていたが、リンク機構等によって
連動して回動するようになっていても良い。リンク機構
となる場合には、例えば、リンク片の一端部が第二支持
部材30のピン33に回転自在となって接続されてお
り、第一支持部材20の側面部24の上端部分にリンク
片の他端部が左右方向の軸心回りに回転自在となって接
続されている。リンク機構の場合でも、電子機器80の
立て掛け角度と第二支持部材30の前面31の傾斜角が
互いに等しい状態が常に保たれており、従って、第一支
持部材20の前面部26と第二支持部材30の前面31
が常に平行な状態が保たれている。
【0039】〔第二の実施の形態〕次に、本発明の第二
実施形態について図8〜図11を用いて説明する。な
お、図8は、本発明が適用された電子機器用置き台10
1、及びこの置き台101に置かれた電子機器180を
示す正面図であり、置き台101が破断して示されてい
る。図9は、図8の切断線A−Aで破断して示した断面
図であり、図10は、図8の切断線B−Bで破断して示
した断面図である。図11は、この置き台101の作用
を説明するための図面である。なお、図8において、置
き台1は図10の破断線C−Cで破断されて示されてい
る。
【0040】まず、電子機器180について説明する。
電子機器180は、携帯型のPDAであり、正面視して
上下に長尺な略矩形状を成している。電子機器180に
はその正面181に表示部182が設けられており、こ
の表示部182に種々の画像が表示される。表示部18
2の表示画面にはタッチパネルが設けられており、タッ
チペンによって表示部182を接触することで所望の情
報を入力することができる。更に、表示部182の下方
に押下ボタン或いはキーといった入力部186が設けら
れており、入力部186を押すことで所望の情報を入力
することができる。また、電子機器180の両方の側面
の下端部分に溝が形成されており、電子機器180が置
き台101に置かれた場合に、後述する係止突条155
がこの溝に嵌め込まれる。電子機器180の下面に雌型
のソケット187が設けられている。このソケット18
7に後述するコネクタ170が差し込まれる。
【0041】次に、置き台101について説明する。こ
の置き台101は、クレードルとして用いられるもので
あり、電子機器80に充電したり、パーソナルコンピュ
ータと接続してデータの入出力したりするものである。
【0042】置き台101は、台となる基礎台140
と、電子機器180を装着して電子機器180を支持す
る支持部材150と、支持部材150及び基礎台140
に取り付けられた可動部材160と、可動部材160に
取り付けられたコネクタ170とを備える。
【0043】基礎台140の上部には、置き台101に
置かれた電子機器180の背面を支持する支持部141
が設けられている。基礎台140内には内部空間142
が形成されており、内部空間142において第一カム部
143及び軸受部144が基礎台140に一体形成され
ている。
【0044】支持部材150は、電子機器180が装着
される装着部151と、装着部151の下方において左
右方向に延在した軸部152と、装着部151の下方に
設けられた第二カム部153とを具備する。
【0045】軸部152は回転自在となって基礎台14
0の軸受部144に嵌められており、支持部材150が
軸部152を支点として前後に回動可能となっている。
【0046】装着部151の左右の側面部には係止突条
155が形成されており、これら係止突条155は上下
に長尺となっている。二つの係止突条155は、内へ突
出しており、互いに左右に対向するように設けられてい
る。ユーザ等が電子機器180を上から下へ装着部15
1に差し込むと、係止突条155が電子機器180の側
面に形成された溝に差し込まれ、電子機器180が装着
部151に装着される。装着部151に対して電子機器
180が挿脱自在となっている。
【0047】第二カム部153は、装着部151から下
方に延出するように設けられており、基礎台140の内
部空間142に配されている。第二カム部153には溝
カム154が形成されている。溝カム154は、上下に
長尺となっている。即ち、溝カム154は、装着部15
1に対して電子機器180の差し込み方向に平行となっ
ており、つまり、係止突条155に対して平行となって
いる。
【0048】一方、可動部材160には、左右に突出す
る摺動子161が形成されており、この摺動子161は
溝カム154に摺動自在に嵌められている。摺動子16
1は、従動子として作用し、溝カム154に沿って案内
されるようになっている。従って、可動部材160は、
溝カム154に沿って移動自在となっている。
【0049】可動部材160の背面にコネクタ170が
取り付けられており、コネクタ170は可動部材160
とともに溝カム154に沿って移動自在となっている。
コネクタ170は雄型であり、その先端は上方を向いて
いる。一方、装着部151の底面156に開口部(図示
略)が形成されており、この開口部に対してコネクタ1
70が出没自在となっている。つまり、摺動子161が
溝カム154の最上端に位置していると、コネクタ17
0が装着部151の底面156の開口部から装着部15
1内へ出っ張っており、逆に摺動子161が溝カム15
4の最下端に位置していると、コネクタ170が開口部
から引っ込んでいる。ところで、装着部151に電子機
器180が差し込まれている場合、コネクタ170が装
着部151の底面156の開口部から出っ張ると、電子
機器180のソケット187にコネクタ170が差し込
まれる。
【0050】可動部材160の下端部分には、左右に突
出するピン162が形成されている。図10の方向に見
て、ピン162と摺動子161を結ぶ線は、溝カム15
4と平行となっている。一方、基礎台140の内部空間
142の最下部に第一カム部143が設けられており、
第一カム部143に溝カム145が形成されており、溝
カム145にピン162が摺動自在に嵌められている。
溝カム145は後方に向かうにつれて下るように湾曲状
に形成されており、後方に向かうにつれて軸部152か
らの距離が大きくなっている。ピン162は、従動子と
して作用し、溝カム154に沿って案内されるようにな
っている。
【0051】溝カム145、溝カム154、摺動子16
1及びピン162がカム機構として作用し、支持部材1
50の前後回動運動が溝カム145、溝カム154、摺
動子161及びピン162によってコネクタ170の移
動に伝動される。従って、支持部材150の前後回動に
伴ってコネクタ170が装着部151の底面156から
出没するようになっている。
【0052】つまり、図10に示すように、支持部材1
50が基礎台140の支持部141に後ろへ倒れ掛かっ
た状態では、ピン162が溝カム145に最前端に位置
しているとともに、摺動子161が溝カム154の最上
端に位置している。従って、コネクタ170は、装着部
151の底面156の開口部から出っ張っている。
【0053】そして、支持部材150が軸部152を支
点として前に回動していくと、ピン162が溝カム14
5に沿って後方へ移動するが、ピン162の移動に伴っ
て摺動子161が溝カム154に沿って下方に移動す
る。従って、コネクタ170が、装着部151の底面1
56の開口部から引っ込んでいく。
【0054】支持部材150が最も前へ斜めに倒れた状
態では、ピン162が溝カム145に最後端に位置して
いるとともに、摺動子161が溝カム154の最下端に
位置している。従って、コネクタ170は、装着部15
1の底面156の開口部から引っ込んでおり、コネクタ
170全体が基礎台140の内部空間142に配され
る。
【0055】以上のように構成される置き台101の使
用方法について説明する。ユーザが支持部材150を前
に倒すと、可動部材160とともにコネクタ170が溝
カム154に案内されて下方に移動し、コネクタ170
が装着部151の底面156の開口部から引っ込む。支
持部材150が前に倒れた状態で、ユーザが電子機器1
80をソケット187を下にして装着部151に差し込
むと、電子機器80の溝に係止突条155がはまって、
電子機器180の下面が装着部151の底面156に当
接して電子機器180が装着部151に装着される。
【0056】そして、ユーザが電子機器180とともに
支持部材150を後ろに倒すと、ピン162が溝カム1
45に沿って前へ移動するから可動部材160とともに
コネクタ170が溝カム154に案内されて上方に移動
する。これにより、コネクタ170が装着部151の底
面156の開口部から出っ張っていく。コネクタ170
が出っ張っていくことで、コネクタ170が電子機器1
80のソケット187に挿入していく。最終的に電子機
器180が最も後ろに倒れかかった状態では、コネクタ
170がソケット187に完全に差し込まれている。
【0057】コネクタ170がソケット187に差し込
まれることで、電子機器180に充電したり、パーソナ
ルコンピュータと接続してデータの入出力したりするこ
とができる。
【0058】電子機器180を置き台101から分離す
る場合には、ユーザが電子機器180とともに支持部材
150を前に倒す(図11の矢印α参照)。すると、ピ
ン162が溝カム145に沿って後ろへ移動するから可
動部材160とともにコネクタ170が溝カム154に
案内されて下方に移動し(図11の矢印β参照)、これ
により、コネクタ170が電子機器180のソケット1
87から外れていく。最終的に電子機器180が最も前
に倒れかかった状態では、コネクタ170がソケット1
87から完全に外れている。そして、ユーザが電子機器
180を上に引くと(図11の矢印γ参照)、電子機器
180が装着部151から外れる。
【0059】以上のように、支持部材150が前へ回動
することで、電子機器180の背面が基礎台140の支
持部141から離れるから、電子機器180を装着部1
51から抜き出しやすい。この際、コネクタ170が引
っ込んでソケット187から外れているから、装着部1
51から電子機器180をより抜き出しやすい。
【0060】また、ユーザが電子機器180とともに支
持部材150を前に回動することで、支持部材150の
回動に連動してコネクタ170が引っ込み、逆に電子機
器180とともに支持部材150を後ろに回動すること
で、支持部材150の回動に連動してコネクタ170が
出っ張る。このコネクタ170の軌道は、常に溝カム1
54に対して平行となっており、ソケット187に対し
ての挿脱の軌道と同じである。従って、ソケット187
に対してコネクタ170が安定して挿脱され、ソケット
187或いはコネクタ170が破損することはない。更
に、コネクタ170がソケット187から引き抜かれる
際には、電子機器180が装着部151に装着されてい
るから、ソケット187に対してコネクタ170が揺れ
ない。従って、コネクタ170の挿脱時において、ソケ
ット187或いはコネクタ170の破損が抑えられる。
【0061】以上のように、ソケット187に対しての
コネクタ170の挿脱が電子機器180及び支持部材1
50の前後回動に連動しているため、置き台101は従
来に比較しても使い勝手の良いものである。
【0062】なお、本発明は、上記第二の実施形態に限
定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲にお
いて、種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。例
えば、電子機器180は所謂PDAとして説明したが、
携帯電話機、電子手帳といったものでも良い。もちろ
ん、支持部材150の形状、主に装着部151の形状
は、機器の形状に応じて変更する必要がある。また、コ
ネクタ170及びソケット187は、充電用或いはデー
タ入出力用としたが、他の用途に用いられるものでも良
い。更に、コネクタ170に限らず、メモリースティッ
ク、メモリーカード、その他の周辺機器(拡張ユニッ
ト)をコネクタ170の代わりに設けても良い。この場
合、ソケット187もそれら機器に合わせた形状にす
る。また、支持部材150の回動とコネクタ170の出
没は、溝カム145、溝カム154、摺動子161及び
ピン162からなるカム機構によって連動していたが、
リンク機構或いはスライダ・クランク機構等によって支
持部材150の回動とコネクタ170の出没が連動して
も良い。
【0063】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、種々の
厚みの電子機器を置き台に立てた状態で置くことができ
たり、拡張ユニットごと電子機器を置き台に立てた状態
で置くことができ、更には、置き台に凹部のような逃げ
を設けずとも、拡張ユニットごと電子機器を置き台に立
てた状態で置くことができる。また、電子機器とともに
支持部材を前後に回動することで、結合部と被結合部の
挿脱が行われ、そのため、電子機器を支持部材から取り
外しやすく、結合部と被結合部の破損も抑えることがで
きる。従って、使い勝手の良い置き台が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明が適用された置き台を示した斜
視図である。
【図2】図2は、図1の置き台に電子機器が置かれた状
態を示した斜視図である。
【図3】図3は、図1の置き台に電子機器とともに拡張
ユニットが置かれた状態を示した斜視図である。
【図4】図4は、図1の置き台の一部を破断して示した
側面図である。
【図5】図5は、図1の置き台に電子機器が置かれた状
態を概略的に示した側面図である。
【図6】図6は、図1の置き台に電子機器とともに比較
的薄手の拡張ユニットが置かれた状態を概略的に示した
側面図である。
【図7】図7は、図1の置き台に電子機器とともに比較
的厚手の拡張ユニットが置かれた状態を概略的に示した
側面図である。
【図8】図8は、本発明が適用された置き台の一部を破
断して示した正面図である。
【図9】図9は、図8の破断線A−Aで破断して示した
断面図である。
【図10】図10は、図8の破断線B−Bで破断して示
した断面図である。
【図11】図11は、図8の置き台の使用方法を説明す
るための概略的な側面図である。
【符号の説明】
1 置き台 10 基礎台 20 第一支持部材 25 係止突条 26 前面部(第一当接面) 27 底面部 28 溝カム(カム) 30 第二支持部材 31 前面(第二当接面) 80 電子機器 90 拡張ユニット 101 置き台 140 基礎台 145 溝カム(カム機構) 150 支持部材 154 溝カム(カム機構) 160 可動部材(カム機構) 161 摺動子(カム機構) 162 ピン(カム機構) 170 コネクタ(結合部) 180 電子機器 187 ソケット(被結合部)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子機器を立てた状態で支持する置き台に
    おいて、 電子機器を立てた状態で支持するとともに、下部を支点
    として前後に回動することで電子機器の立て掛け角度を
    変更自在に電子機器を支持する第一支持部材と、 前記第一支持部材の後方に配されるとともに、上部を支
    点として前後に回動することで傾斜角が変わる第二支持
    部材と、を備え、 前記第一支持部材が前後に回動されることで、前記第二
    支持部材の傾斜角と電子機器の立て掛け角度が互いに等
    しい状態で前記第二支持部材が前後に回動することを特
    徴とする電子機器の置き台。
  2. 【請求項2】前記第一支持部材の下部に前後に長尺なカ
    ムが形成され、 前記第二支持部材の下部が前記カムに摺動自在となって
    おり、 前記第一支持部材が前後に回動されることによって、前
    記第二支持部材の下部が前記カムに沿って摺動して前記
    第二支持部材が前後に回動することを特徴とする請求項
    1記載の置き台。
  3. 【請求項3】電子機器を立てた状態で支持する置き台に
    おいて、 立てられた電子機器の正面に当接する第一当接面と、 立てられた電子機器の背面に当接する第二当接面と、を
    備え、 前記第一当接面及び前記第二当接面が互いに接離自在と
    なっていることを特徴とする電子機器の置き台。
  4. 【請求項4】前記第一当接面及び前記第二当接面が互い
    に略平行な状態を保ったまま、接離自在となっているこ
    とを特徴とする請求項3記載の電子機器の置き台。
  5. 【請求項5】被結合部を備えた電子機器を立てた状態で
    支持する置き台において、 電子機器を立てた状態で支持するとともに、前後に回動
    することで電子機器の立て掛け角度を変更自在に電子機
    器を支持する支持部材と、 前記支持部材に対して出没可能に設けられ、前記被結合
    部に結合可能な結合部と、を備え、 前記支持部材の前後の回動に伴い前記結合部が出没し、
    前記結合部が出っ張ることで前記結合部が前記被結合部
    に結合し、前記結合部が引っ込むことで前記結合部が前
    記被結合部から外れることを特徴とする電子機器の置き
    台。
  6. 【請求項6】前記支持部材の前後回動運動を前記結合部
    の出没運動に伝動するカム機構を更に具備することを特
    徴とする請求項5記載の電子機器の置き台
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