JP2003296437A - 画像管理方法及び画像管理システム - Google Patents

画像管理方法及び画像管理システム

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JP2003296437A
JP2003296437A JP2002100762A JP2002100762A JP2003296437A JP 2003296437 A JP2003296437 A JP 2003296437A JP 2002100762 A JP2002100762 A JP 2002100762A JP 2002100762 A JP2002100762 A JP 2002100762A JP 2003296437 A JP2003296437 A JP 2003296437A
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博明 杉浦
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子的に画像の閲覧のための処理、及び画像
印刷の注文に対応する処理を行なう画像管理装置におい
て、画像の閲覧、印刷注文などにつき利用権がない人に
閲覧を許容したり、印刷画像を送ったりすることを防
ぐ。 【解決手段】 サーバ装置(4)が、利用者が通信端末
(31)を用いて行なう電子的画像アルバムの画像の印
刷の注文を受付け、画像の閲覧、又は画像の印刷に際
し、利用者の利用権の確認を行なった上で、閲覧や印刷
を可能にする。利用権は画像の所有者の通信端末(3
0)により設定することができる。利用権の確認は、例
えば、利用者の通信端末(31)から送信された通信端
末識別データと、予め記憶されている、設定された利用
権を表わす情報とを参照して行なわれる。他の方法で
は、利用に際し、利用者に認証のための所定の操作(例
えばパスワードの入力)を行なわせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像の入力、閲
覧、印刷、利用料金支払い等の画像管理方法及び画像管
理システムに係り、特に通信端末にて画像の閲覧、印
刷、利用料金支払い等の管理サービスを行なう画像管理
方法及び画像管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のデジタル画像の閲覧や印刷等の画
像管理方法について説明する。まずデジタルスチルカメ
ラ等で撮影した画像の第1の印刷方法を図106につい
て説明する。図106において51はデジタルスチルカ
メラ(DSC)、52はパーソナルコンピュータ(P
C)、53はプリンタである。
【0003】デジタルスチルカメラ51はUSB、パラ
レルインタフェース、シリアルインタフェース、IEE
E1394、SCSI、赤外線インタフェース等のイン
タフェースを介してパーソナルコンピュータ52に接続
される。パーソナルコンピュータ52は、デジタルスチ
ルカメラ51の画像データを読み込む。プリンタ53
は、USB、パラレルインタフェース、シリアルインタ
フェース、IEEE1394、SCSI、赤外線インタ
フェース、Ethernet等のインタフェースを介し
てパーソナルコンピュータ52に接続されている。パー
ソナルコンピュータ52は、読み込んだ画像データを、
プリンタ53に送信して印刷する。
【0004】上記第1の印刷方法の説明では、デジタル
スチルカメラ51はUSB、パラレルインフェース、シ
リアルインタフェース、IEEE1394、SCSI、
赤外線インタフェース等のインタフェースを介してパー
ソナルコンピュータ52に接続されていると説明した
が、着脱可能なメモリカードに画像データを記録するデ
ジタルスチルカメラの場合は、上記メモリカードをパー
ソナルコンピュータ52のメモリカードスロットに装着
して、画像デ−タを読み込むこともできる。
【0005】メモリカードには、コンパクトフラッシュ
(登録商標)、スマートメディア、マルチメディアカー
ド、メモリースティック、SDカード等がある。基本的
にフラッシュメモリ等の不揮発性メモリを内蔵したカー
ドが良く用いられるが、FDやMO、CD−ROM、D
VD−ROM、MD、MO等を含む可搬型の蓄積メディ
アであればどれでも同じ目的で使用し得る。
【0006】上記第1の印刷方法は、主に家庭にて行な
われる画像印刷方法である。自宅でできるため写真店ま
で行く手間が省けるところが利点である。しかし、家庭
用途に作られたプリンタのため、写真ほどきれいに印刷
することはできない。また、印刷画像を得るためにデジ
タルスチルカメラ以外にパーソナルコンピュータとプリ
ンタを用意しなければならない。さらに利用者には、パ
ーソナルコンピュータやプリンタの使用方法やセッティ
ング方法を習得していることが求められる。
【0007】パーソナルコンピュータを経由せず、デジ
タルスチルカメラに直接接続することができるプリンタ
も存在するが、写真レベルの画質では印刷できない。さ
らに、特定のデジタルスチルカメラと特定のプリンタの
組合せでないと使用できないため、デジタルスチルカメ
ラの機種選定に制約が加わる、特定のデジタルスチルカ
メラからしか印刷することができないプリンタは使い勝
手が悪い等の問題点がある。
【0008】次にデジタルスチルカメラ等で撮影した画
像の第2の印刷方法を図107について説明する。図1
07において1はデータ読取装置、2は蓄積装置、5は
印刷装置、6は管理装置、8はアドレスやデータ、制御
信号等のバスである。デジタルスチルカメラにて撮像さ
れた画像データが格納されたメモリカードをデータ読取
装置1のメモリカードスロットに装着する。データ読取
装置1は上記メモリカードから画像データを読取り、蓄
積装置2に格納する。印刷装置5は蓄積装置2に格納さ
れた画像データから画像を印刷する。管理装置6は、印
刷枚数、印刷サイズ、印刷用紙などから決まる印刷料金
を計算表示する。
【0009】上記第2の印刷方法として、銀塩フイルム
の現像及び同時プリントサービスに相当する、デジタル
スチルカメラ向けのサービスとして写真店などで実施さ
れている、画像印刷サービスがある。写真店の店頭で画
像データの入ったメモリカードを預け、印刷してもらっ
た印刷画像と引換えに料金を支払う。100万画素以上
の画像データをキャビネ版サイズにプリントする場合、
銀塩写真と同等のきれいな印刷画像を得ることができ
る。また、利用者には、新たに設備を購入する費用も発
生しないし、新たに使用方法を覚える必要もない。画像
の印刷料金も銀塩フイルムのプリント料金程度の場合が
多い。しかし、写真店までいかなければならないことが
欠点である。また、写真店の営業時間は限定されていて
夜遅くの画像印刷は難しい場合が多い。
【0010】上記第2の印刷方法として、写真店で人手
を介して行なう方法ではなく、利用者がセルフサービス
で扱う自動機械を利用する方法もある。24時間営業し
ていることが多いコンビニエンスストア等に設置されて
いる。メモリカードを指定スロットに装着し、画面の指
示に従って印刷枚数、印刷サイズ、印刷用紙等を指定
し、指示される料金を入金すると画像が印刷される。自
宅や職場の近所にあり、24時間営業していることが多
いコンビニエンスストア等に設置されていれば、利用時
間に制限がなく、また、銀塩写真並みにきれいな画像が
得られると言う利点もある。
【0011】次にデジタルスチルカメラ等で撮影した画
像の閲覧方法を図108について説明する。図108に
おいて51はデジタルスチルカメラ(DSC)、52は
パーソナルコンピュータ(PC)、50はインターネッ
ト、4はサーバ装置、8はバス、2は蓄積装置、40
は、サーバ装置4、バス8、蓄積装置2から成るWWW
サービス業者のシステムである。
【0012】デジタルスチルカメラ51は撮像画像を内
部メモリあるいはメモリカードに格納する。デジタルス
チルカメラ51の内部メモリに格納された上記撮像画像
に基づく画像データはUSB、パラレルインタフェー
ス、シリアルインタフェース、IEEE1394、SC
SI等のインタフェースを介して、あるいはメモリカー
ドに格納された上記撮像画像に基づく画像データはカー
ドスロット等を介してパーソナルコンピュータ52に読
み込まれる。パーソナルコンピュータ52は、読み込ん
だ画像データによる画像ファイル及び上記画像ファイル
にリンクを張ったHTMLファイルを作成する。パーソ
ナルコンピュータ52は、上記HTMLファイル及び上
記画像ファイルを電話回線経由でインターネット接続業
者を介してインターネット50に接続しているWWWサ
ービス業者のサーバ装置4に送信する。サーバ装置4は
バス8を介して蓄積装置2に上記HTMLファイル及び
上記画像ファイルを格納する。
【0013】利用者は、パーソナルコンピュータ52か
ら電話回線経由でインターネット接続業者を介してUR
L(uniform resource locator)で指定されるインター
ネット50上のサーバ装置4の特定のホームページにア
クセスする。利用者は、パーソナルコンピュータ52の
モニタ画面上で、上記HTMLファイルに基づいたホー
ムページ画面にて上記撮像画像を閲覧できる。
【0014】また、図示していないが、インターネット
50にWWWサービス業者等を介して接続された他のパ
ーソナルコンピュータからでも、上記URLで指定され
るホームページにアクセスすることにより同様にして上
記撮像画像を閲覧できる。
【0015】上記の方法を利用すれば、例えばグループ
旅行等で撮影した写真を、グループのメンバーがすぐに
閲覧することができるメリットがある。しかし、パーソ
ナルコンピュータ等のインターネットに接続できる環境
を保有していないメンバーは閲覧できないと言う欠点が
ある。また、画像データを電話回線経由でサーバに送る
と、画像データの容量に比例して送信料金が高くなる欠
点がある。またインターネット接続料金や電話料金が固
定であっても、電話回線を占有使用するので、画像デー
タを送信している間、電話やファックス等が使えなくな
る欠点がある。
【0016】次にデジタルスチルカメラ等で撮影した画
像の第3の印刷方法を図109について説明する。図1
09において51はデジタルスチルカメラ(DSC)、
52はパーソナルコンピュータ(PC)、50はインタ
ーネット、4はサーバ装置、8はバス、2は蓄積装置、
6は管理装置、5は印刷装置、42は、サーバ装置4、
バス8、蓄積装置2、印刷装置5、管理装置6から成る
WWWサービス業者のシステムである。
【0017】デジタルスチルカメラ51は撮像画像を内
部メモリあるいはメモリカードに格納する。デジタルス
チルカメラ51の内部メモリに格納された上記撮像画像
に基づく画像データはUSB、パラレルインフェース、
シリアルインタフェース、IEEE1394、SCSI
等のインタフェースを介して、あるいはメモリカードに
格納された上記撮像画像に基づく画像データはカードス
ロット等を介してパーソナルコンピュータ52に読み込
まれる。パーソナルコンピュータ52は、読み込んだ画
像データによる画像ファイル及び上記画像ファイルにリ
ンクを張ったHTMLファイルを作成する。パーソナル
コンピュータ52は、上記HTMLファイル及び上記画
像ファイルを電話回線経由でインターネット接続業者を
介してインターネット50に接続しているWWWサービ
ス業者のサーバ装置4に送信する。サーバ装置4はバス
8を介して蓄積装置2に上記HTMLファイル及び上記
画像ファイルを格納する。
【0018】利用者は、パーソナルコンピュータ52か
ら電話回線経由でインターネット接続業者を介してイン
ターネット50上のサーバ装置4のホームページ(UR
Lで指定される)にアクセスする。利用者は、パーソナ
ルコンピュータ52のモニタ画面上で、上記HTMLフ
ァイルに基づいたホームページ画面にて上記撮像画像を
閲覧できる。
【0019】また、利用者はパーソナルコンピュータ5
2から上記URLで指定されたホームページにアクセス
し、上記ホームページにて上記撮像画像を閲覧すると共
に、上記ホームページ画面から上記撮像画像の印刷注文
を行なうこともできる。印刷注文を受けるとサーバ装置
4は、印刷装置5と管理装置6に注文内容を通知する。
印刷装置5は蓄積装置2に格納された画像データから画
像を印刷する。管理装置6は、印刷枚数、印刷サイズ、
印刷用紙などから決まる印刷料金を計算する。
【0020】利用者は、上記印刷注文の際に指定した写
真店にて印刷料金を支払い印刷画像を受け取る。利用者
は、印刷注文と印刷画像受取の2回に渡って写真店を訪
問する必要がなく、1回の写真店の訪問で済むようにな
る利点がある。さらに、印刷画像を宅配とすれば、写真
店に赴くことなく印刷画像を入手できる利点がある。し
かし、画像データを電話回線経由でサーバに送ると、画
像データの容量に比例して送信料金が高くなる欠点があ
る。またインターネット接続料金や電話料金が固定であ
っても、電話回線を占有使用するので、画像データを送
信している間、電話やファックス等が使えなくなる欠点
がある。
【0021】一方、撮像機能付き携帯電話、あるいはデ
ジタルスチルカメラと携帯電話の組合せは、撮像手段と
通信手段の組合せであるため撮像画像を電子メールの添
付ファイルとして送信したり、撮像画像をインターネッ
トのホームページに載せたりすることにより映像を使っ
た情報の伝達をいつでもどこでも簡単に実現することが
できる。しかし、携帯電話の電子メール容量は通信業者
の回線やサーバの容量を考慮して、それほど大きな画像
ファイルを添付することはできない。
【0022】水平640画素、垂直480画素で約30
万画素のVGAサイズや、水平352画素、垂直288
画素で約10万画素のCIFサイズの画像は、一般的な
写真サイズであるキャビネ版に印刷しても、画素数が少
ないためあまりきれいではない。例えば100万画素以
上の画像ならキャビネ版に印刷しても、銀塩写真と遜色
ないレベルのきれいな印刷画像が得られる。
【0023】しかし、100万画素以上の画像は携帯電
話の電子メールの添付ファイルとすることはできない。
また、100万画素以上の画像データを特定のサーバに
送信できるサービスが提供されたとしても、携帯電話は
固定電話より、通話料金は高く、伝送レートは低いた
め、送信のために高額な費用を要する。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】従来のデジタル画像の
閲覧や印刷等の画像管理方法及びそれに用いる装置は以
上のように構成、運用されているので、関係者間での画
像閲覧のため、インターネット上のサーバに撮像画像を
閲覧できるホームページを用意すると、サーバへの画像
送信分の通信料金費用がかかる課題がある。また、関係
者が印刷画像を入手したい時でも、撮像画像の保有者に
連絡して別途、印刷してもらい入手するという手間がか
かると言う課題があった。一方、撮像画像を閲覧できる
ホームページを用意した場合、そのホームページへアク
セスした人は誰でも画像の閲覧や印刷が可能になる場合
があり、プライバシーや著作権が侵害されてしまうと言
う不都合であった。
【0025】この発明は、上述のような課題の解消を目
的としてなされたもので、撮像画像の送信に通信料金を
かけずに、撮像画像をインターネットを介して関係者間
で閲覧したり、印刷画像の注文をしたりすることができ
る画像管理方法及びシステムを得ることを目的とする。
【0026】本発明の他の目的は、インターネット上の
撮像画像を誰でも画像の閲覧や印刷が可能になると言う
不都合をなくすことを目的とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】本発明は、電子的に画像
の閲覧のための処理、及び画像印刷の注文に対応する処
理を行なう画像管理方法において、通信端末から画像デ
ータを読取る読取りステップと、上記画像データから電
子的画像アルバムを作成する画像アルバム作成ステップ
と、利用者の通信端末に上記電子的画像アルバムの画像
を送信してその表示部に表示して閲覧させる閲覧ステッ
プと、利用者が上記通信端末を用いて行なう上記電子的
画像アルバムの画像の印刷の注文を受付ける印刷注文処
理ステップと、上記画像の閲覧、又は上記画像の印刷に
際し、利用者の利用権の確認を行なう利用権確認ステッ
プと、上記利用者からの印刷注文に対して印刷を行なう
ステップとを含む画像管理方法を提供するものである。
【0028】上記閲覧ステップにおいて、上記利用権確
認ステップで確認した利用権の内容により、利用者が利
用権を有する画像のみを上記利用者の通信端末に送信し
てその表示部に表示させることとしても良い。
【0029】上記印刷注文処理ステップにおいて、上記
利用権確認ステップで確認した利用権の内容により、利
用者が利用権を有する画像についてのみ、印刷注文を受
付けることができる画面を上記利用者の通信端末に送信
してその表示部に表示させることとしても良い。
【0030】上記利用権確認ステップが、利用に際し、
利用者に認証のための所定の操作を行なわせることを含
むこととしても良い。
【0031】上記利用権の確認を、通信端末から送信さ
れた通信端末識別データと、予め記憶されている、設定
された利用権を表わす情報とを参照して行なうこととし
ても良い。
【0032】上記利用権を上記画像アルバムの所有者の
通信端末において設定する利用権設定ステップをさらに
有することとしても良い。
【0033】上記利用権設定ステップにおいて、上記閲
覧や印刷に関する利用権を、画像アルバム毎に或いは画
像毎に設定するための画面を上記画像所有者の通信端末
の表示部に表示させることとしても良い。
【0034】上記利用権設定ステップにおいて、制限無
し、画像アルバムの所有者のみ利用可能、非公開などを
設定することができる画面を上記画像所有者の通信端末
に表示させることとしても良い。
【0035】上記利用権設定ステップにおいて、利用権
が与えられる利用者を、その通信端末の通信端末識別デ
ータにより設定することができる画面を上記画像所有者
の通信端末に表示させることとしても良い。
【0036】上記通信端末識別データが、電話番号、電
子メール・アドレス、パケット通信サービスのアドレ
ス、通信事業者における顧客管理番号、氏名及び住所を
含む加入者情報のうち少なくとも一つを含むものであっ
ても良い。
【0037】上記利用権設定ステップにおいて、利用に
際し、利用者に所定の操作を行なわせることにより利用
権を確認する設定を選択することが可能であることとし
ても良い。
【0038】上記電子的画像アルバムの閲覧の準備が整
った段階で、上記電子的画像アルバムの閲覧画面の接続
情報及び利用権設定のための接続情報を、上記画像所有
者の通信端末に送信するステップをさらに有することと
しても良い。
【0039】上記読取りステップにおいて、上記通信端
末から画像データとともに、上記通信端末の識別データ
を送信し、上記画像アルバム作成ステップにおいて、上
記通信端末の識別データによって画像の所有者を特定し
て画像の所有者毎に上記画像アルバムを作成し、上記電
子的画像アルバムの閲覧画面の接続情報及び利用権設定
のための接続情報を上記画像所有者の通信端末に送信す
るステップにおいて、上記画像所有者の上記通信端末の
識別データによって、上記画像所有者の通信端末を特定
することとしても良い。
【0040】上記印刷に関し利用料金を計算する利用料
金計算ステップと、計算された利用料金を、利用者の通
信端末の通信料金管理請求者に送信するステップと上記
印刷ステップで印刷した印刷画像を、上記注文に基づい
て発送させる発送ステップとをさらに有することとして
も良い。
【0041】上記通信端末は例えば、携帯電話、携帯端
末、携帯通信端末、携帯情報端末、携帯情報通信端末、
PDA(Personal Digital Assi
stants或いはPersonal Data As
sistants)、PHS(Personal Ha
ndyphone System)などの携帯可能で通
信機能を搭載した機器である。
【0042】本発明はまた、電子的に画像の閲覧のため
の処理、及び画像印刷の注文に対応する処理を行なう画
像管理装置において、通信端末から画像データを読取る
読取り装置と、上記画像データから電子的画像アルバム
を作成する処理装置と、利用者の通信端末に上記電子的
画像アルバムの画像を送信してその表示部に表示して閲
覧させ、利用者が上記通信端末を用いて行なう上記電子
的画像アルバムの画像の印刷の注文を受付け、上記画像
の閲覧、又は上記画像の印刷に際し、利用者の利用権の
確認を行なうサーバ装置と、上記利用者からの印刷注文
に対して印刷を行なう印刷装置とを含む画像管理システ
ムを提供するものである。
【0043】上記サーバ装置が、確認された利用権の内
容により、利用者が利用権を有する画像のみを上記利用
者の通信端末に送信してその表示部に表示させるもので
あっても良い。
【0044】上記サーバ装置が、確認された利用権の内
容により、利用者が利用権を有する画像についてのみ、
印刷注文を受付けることができる画面を上記利用者の通
信端末に送信してその表示部に表示させるものであって
も良い。
【0045】上記サーバ装置が、利用に際し、利用者に
認証のための所定の操作を行なわせるものであっても良
い。
【0046】上記サーバ装置が、通信端末から送信され
た通信端末識別データと、予め記憶されている、設定さ
れた利用権を表わす情報とを参照して利用権の確認を行
なうものであっても良い。
【0047】上記サーバ装置がさらに、上記利用権を上
記画像アルバムの所有者の通信端末において設定するた
めの画面を上記所有者の通信端末に表示させるものであ
っても良い。
【0048】上記サーバ装置が、上記利用権の設定に当
たり、画像の閲覧や印刷に関する利用権を、画像アルバ
ム毎に或いは画像毎に設定するための画面を上記画像所
有者の通信端末の表示部に表示させるものであっても良
い。
【0049】上記サーバ装置が、上記利用権の設定に当
たり、制限無し、画像アルバムの所有者のみ利用可能、
非公開などを設定することができる画面を上記画像所有
者の通信端末に表示させるものであっても良い。
【0050】上記サーバ装置が、上記利用権が与えられ
る利用者を、その通信端末の通信端末識別データにより
設定することができる画面を上記画像所有者の通信端末
に表示させるものであっても良い。
【0051】上記通信端末識別データが、電話番号、電
子メール・アドレス、パケット通信サービスのアドレ
ス、通信事業者における顧客管理番号、氏名及び住所を
含む加入者情報のうち少なくとも一つを含むこととして
も良い。
【0052】上記サーバ装置が、上記利用権の設定に当
たり、利用に際し、利用者に所定の操作を行なわせるこ
とにより利用権を確認する設定を選択することが可能で
あるものであっても良い。
【0053】上記サーバ装置が、上記電子的画像アルバ
ムの閲覧の準備が整った段階で、上記電子的画像アルバ
ムの閲覧画面の接続情報及び利用権設定のための接続情
報を、上記画像所有者の通信端末に送信するものであっ
ても良い。
【0054】上記読取り装置が、上記通信端末から画像
データとともに、上記通信端末の識別データを送信する
ものであり、上記処理装置が、上記通信端末の識別デー
タによって画像の所有者を特定して画像の所有者毎に上
記画像アルバムを作成するものであり、上記サーバ装置
が、上記電子的画像アルバムの閲覧画面の接続情報及び
利用権設定のための接続情報を、上記画像所有者の通信
端末に送信するに当たり、上記画像所有者の上記通信端
末の識別データによって、上記画像所有者の通信端末を
特定するものであっても良い。
【0055】上記印刷に関し利用料金を計算する管理装
置と、計算された利用料金を、利用者の通信端末の通信
料金管理請求者に送信する送受信装置とをさらに有し、
上記サーバ装置が、上記印刷装置で印刷した印刷画像
を、上記注文に基づいて発送させるものであっても良
い。
【0056】上記通信端末は、例えば携帯電話、携帯端
末、携帯通信端末、携帯情報端末、携帯情報通信端末、
PDA(Personal Digital Assi
stants或いはPersonal Data As
sistants)、PHS(Personal Ha
ndyphone System)などの携帯可能で通
信機能を搭載した機器である。
【0057】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態1によ
る画像管理システム及びこれに接続された機器を示すブ
ロック図である。図1において、10は写真店等に設置
される画像管理システムであり、データ読取装置1、蓄
積装置2、処理装置3、サーバ装置4、印刷装置5、管
理装置6、及び送受信装置7を含む。これらは、アドレ
スバス、データバス、及び制御線を含むバス8で互いに
接続されている。
【0058】20は、通信事業者における通信管理シス
テムであり、送受信装置21、サーバ装置22、管理装
置23、及び回線処理装置24を含み、これらはアドレ
スバス、データバス、及び制御線から成るバス25で互
いに接続されている。
【0059】30、31、32、及び33は各々所有者
乃至使用者の異なる携帯電話であり、そのうち、携帯電
話30は撮像機能付き携帯電話として図示されている。
他の携帯電話31、32、及び33は撮像機能付きであ
ってもなくても良い。
【0060】画像管理システム10、通信管理システム
20、及び携帯電話30乃至33はインターネット50
で互いに接続可能である。
【0061】撮像機能付き携帯電話30は、携帯電話に
撮像機能を搭載したものである。撮像機能としては、デ
ジタルスチルカメラとほぼ同様な機能を有し、撮像素子
で撮像した画像をデジタルデータとして保存する。構成
は、例えば携帯電話本体にカメラ部を内蔵した構成でも
よいし。携帯電話本体から独立したカメラアダプタにカ
メラ部を内蔵した構成でもよい。
【0062】図2(a)は撮像機能付き携帯電話30の
前面図である。図2(b)は撮像機能付き携帯電話30
の背面図である。図2において、60はアンテナ、61
は表示部、62は電話用キーボード部、63は「上」矢
印キー、64は「下」矢印キー、65は「左」矢印キ
ー、66は「右」矢印キー、67は「選択」キー、68
は「カメラ」キー、69は「シャッター」キー、70は
カメラレンズ部、71はメモリカード、72はメモリカ
ード用のカードスロットである。
【0063】撮像機能付き携帯電話30の画像撮像動作
を図2を参照して説明する。「カメラ」キー68を押す
と、カメラレンズ部70を経てカメラレンズ内部に配置
された撮像素子の撮像面上に結像した画像は、撮像素子
にて光電変換され撮像される。撮像された画像は、図示
しないカメラ信号処理回路、表示系信号処理回路等を経
て表示部61に動画表示される。表示部61の画像をモ
ニタしながら、被写体やアングルを調整できる。「シャ
ッター」キー69を押すと、撮像画像を、圧縮等してメ
モリカード71に格納する。
【0064】図1に示す画像管理システム10は、撮像
により得られた電子的画像の閲覧及び印刷の注文に対応
する処理、並びに閲覧、印刷に関する利用権の設定のた
めの処理を行なうものであり、後にそれぞれ詳しく説明
するように、データ読取り装置1は、通信端末例えば撮
像機能付き携帯電話30から画像データと通信端末識別
データ(例えば携帯電話番号)とを読取る。蓄積装置2
は、データ読取り装置1で読取られた画像データを蓄積
する。この際、各画像データは、画像データの供給元で
ある通信端末の識別データに関係付けて蓄積される。ま
た、通信端末から読み出される一連の画像データは、一
つの群に纏められ互いに関係付けて蓄積される。
【0065】処理装置3は、蓄積装置2に蓄積された画
像データ(通信端末の識別データに関連づけられてい
る)から、例えば通信端末識別データ毎の電子的画像ア
ルバムを作成し、サーバ装置4内に保存する。この際、
画像データを利用者の通信端末の表示部に表示可能な画
素数以下に縮小する。電子的画像アルバム中の各画像
は、蓄積装置2内の対応する画像とは、画像識別符号に
より相互の対応関係が示されている。
【0066】サーバ装置4は、電子的画像アルバムの閲
覧の準備が整った段階で、電子的画像アルバムの閲覧画
面の接続情報、及び利用権設定のための画面の接続情報
を対応する通信端末に送信し、利用者が電子的画像アル
バムを閲覧や印刷注文するのを可能にする画面と、画像
の所有者が利用権を設定するのを可能にする画面とを利
用者の通信端末に提供し、利用者からの閲覧要求、印刷
注文、利用権設定要求を受信する。サーバ装置4はま
た、利用権設定の要求に応じて、画像アルバムの全体ま
たは一部について、閲覧や印刷注文に関する利用権の設
定のための処理を行ない、設定内容を保存する。サーバ
装置4はさらに、閲覧要求や印刷注文に対し、利用者が
利用権を有することを確認した上で閲覧、印刷を可能に
する。利用権の確認は、例えば利用者の通信端末から送
信された通信端末識別データと、予め記憶されている、
設定された利用権を表わす情報とを参照して行なわれ
る。他の方法では、利用に際し、利用者に利用権の認証
のための所定の操作(例えばパスワードの入力)を行な
わせる。サーバ装置4はまた、注文データの作成に際
し、印刷画像の送付先を上記通信端末識別データに基づ
いて指定することを可能にする画面を利用者の通信端末
に提供する。サーバ装置4はさらにまた、注文データの
一部として、画像識別符号(例えば、一連の画像データ
或いは各アルバム中の画像の番号)、印刷枚数、印刷用
紙情報、通信端末識別データを含む注文データを受信す
る。
【0067】印刷装置5は、注文データに基づいて画像
の印刷を行なう。管理装置6は、注文データに基づいて
利用料金を計算する。この際、通信端末識別データに関
連付けて利用料金を計算する。送受信装置7は、画像管
理に必要なデータを送受信する。送受信装置7はまた、
利用者の通信端末の通信料金管理請求者例えば通信事業
者に通信端末識別データに関連付けられた利用料金のデ
ータを送信する。送受信装置7はさらに、通信端末識別
データに基づいて当該通信端末の通信料金管理請求者例
えば通信事業者から送信先データを入手する。
【0068】画像の読取り及び蓄積、画像所有者の通信
端末への接続情報等の通知、利用権の設定、画像の利用
の際に用いられる通信端末識別データとしては、電話番
号、電子メール・アドレス、パケット通信サービスのア
ドレス、通信事業者における顧客管理番号、氏名及び住
所を含む加入者情報などを用いることができる。
【0069】以下通信端末として携帯電話を用いる場合
について説明するが、通信端末としては、代りに、携帯
端末、携帯通信端末、携帯情報端末、携帯情報通信端
末、PDA(Personal Digital As
sistants或いはPersonal Data
Assistants)、PHS、PersonalH
andyphone Systemなど、携帯可能で通
信機能を搭載した機器であればいかなるものであっても
良い。
【0070】図3乃至図6は、画像管理システム10に
よる、データ蓄積、アルバム作成、利用権設定、画像閲
覧のための画像提供、印刷注文受付けなどの動作を説明
するフローチャートである。図7は、サーバ装置4から
画像印刷の指示を受けたときのプリンタ5及び管理装置
6の動作(図6のステップf9の処理に応じて行なわれ
る処理)を示すフローチャートである。以下の動作を説
明においては、各動作に対応した図3乃至図7の対応部
分の符号を付記する。
【0071】画像管理システム10は、読取り装置1に
より、例えば撮像機能付き携帯電話30で撮像した画像
の入ったメモリカード71から、一連の画像データ及び
(識別データとしての)携帯電話番号、電子メール・ア
ドレスを読取り、蓄積装置2に格納する(f1)。
【0072】上記一連の画像データは、一つの群に纏め
られ互いに関係付けられて、さらに画像データの供給元
である携帯電話の番号に関係付けられて蓄積装置2に格
納される。このように携帯電話の番号に関係付けられて
蓄積される結果、同じ携帯電話から過去に読み出され、
従って同じ携帯電話の番号に関係付けられた画像データ
の群が既に蓄積装置2に格納されている場合には、その
画像データの群とも関係付けられ、一つの組を構成する
ことになる。
【0073】処理装置3は、蓄積装置2から画像データ
等を読取って、同一の携帯電話番号から読み出された上
記一連の画像から構成された画像アルバムのホームペー
ジを作成する(f2)。この場合、過去に同じ携帯電話
から読み出され、同じ携帯電話番号に関係付けられた画
像データの群がすでに蓄積装置内に格納されている場合
には、それとともに、一つのアルバムを構成するように
しても良く、上記一連の画像データの群のみで一つのア
ルバムを構成するようにしても良い。以下では、後者の
態様が採用されているものとして説明する。
【0074】アルバムを構成する際、処理装置3は、携
帯電話の表示部に表示できるようように撮像画像を縮小
した縮小画像を作成する。例えば、撮像画像は、水平3
52画素、垂直288画素で約10万画素のCIFサイ
ズであったり、水平640画素、垂直480画素で約3
0万画素のVGAサイズであったりする。あるいは、1
00万画素を超える画素数の場合もある。一方、一般に
携帯電話の表示部の画素数は、水平120画素、垂直1
60画素程度である場合が多い。そこで、携帯電話での
閲覧のために、図8のように撮像画像を携帯電話の表示
部に対応した画像サイズに縮小する。
【0075】処理装置3は作成した画像アルバムのHT
MLファイル及び対応する画像ファイル等のリンクファ
イルをサーバ装置4に格納する(f3)。なお、画像ア
ルバムの画像は携帯電話での閲覧のために作成されるも
のであるのに対し、印刷を行なう場合は、後述のよう
に、蓄積装置2に蓄積された画像が用いられる。
【0076】サーバ装置4は上記画像アルバムのホーム
ページが準備できると、上記画像アルバムのホームペー
ジ(Web site)の先頭のページの接続情報としてのUR
L(uniform resource locator)とともに利用権設定ペ
ージの接続情報としてのURLを通知する電子メール
を、上記携帯電話30の電子メール・アドレスに宛てて
送信する(f4)。この電子メールは、画像アルバムが
完成したことを知らせる役割を持つものであり、URL
以外にアクセス方法の説明も記載する。サーバ装置4か
ら発信された上記電子メールはインターネット50を介
して、通信事業者20のサーバ装置22で受信される。
サーバ装置22で受信された上記電子メールは、バス2
5を経て回線処理装置24からパケット通信として携帯
電話30に受信される。
【0077】この電子メールが携帯電話30に受信され
ると、上記電子メールが携帯電話30の表示部に電子的
画像アルバムの閲覧又は利用権設定を可能にする画面と
して表示される。その一例を図9に示す。これに応じ
て、携帯電話30の利用者(画像の所有者)は、「閲
覧」ボタン201又は「利用権設定」202のいずれか
を選択して決定操作を行なうことで、(上記URLで指
定される)上記画像アルバムのホームページ又は、利用
権設定のためのホームページにアクセスして、画像の閲
覧又は利用権の設定を要求することができる(f5)。
【0078】最初に、利用権の設定を行なう場合につい
て説明する。この利用権の設定は、電子的画像アルバム
(その一部である画像)の閲覧、印刷注文に関し、その
所有者、即ち当該アルバムの画像の撮像に用いられた携
帯電話(携帯電話30)の所有者が、他の人(例えば、
携帯電話31、32、33などの所有者)に(或いは他
の携帯電話を用いてアクセスした場合)に、利用する権
利を設定するものである。利用権の設定を行なう前の状
態(初期状態)では、例えば、この利用権は画像所有者
のみが有している。(即ち画像の撮像に用いられた携帯
電話でアクセスする場合にのみ利用が認められる。)
【0079】上記のように、「利用権の設定」ボタン2
02が選択されて決定操作が行なわれると、利用権設定
画面の閲覧要求として、携帯電話30は上記URLをパ
ケット通信で回線処理装置24に送信する(f41)。
この閲覧要求は、回線処理装置24からバス25を経て
サーバ装置22から発信され、インターネット50を介
して、該当するサーバ装置4で受信される。
【0080】画像管理システム10は、携帯電話からの
通信が利用権設定画面の閲覧要求であることを確認し、
上記URLで指定されるホームページの先頭のページに
対応したHTMLファイル及び関連ファイルを送信す
る。上記HTMLファイル及び関連ファイルは、インタ
ーネット50を介して、通信事業者20のサーバ装置2
2で受信される。サーバ装置22で受信した上記HTM
Lファイル及び関連ファイルは、バス25を経て回線処
理装置24からパケット通信として携帯電話30に送信
される。
【0081】この結果、携帯電話30の表示部61には
例えば、図10に示される画面が表示される。この画面
は、利用権の設定範囲を設定するためのものであり、画
像所有者が登録している電子的画像アルバム全ての利用
権を一括して設定するための「全アルバム」ボタン20
3、電子的画像アルバム単位にて利用権を設定するため
の「アルバム毎」ボタン204、画像単位毎にて利用権
を設定するための「画像毎」ボタン205、「OK」ボ
タン96、及び「戻る」ボタン97を表示している。
【0082】例えば、図10の画面において、画像所有
者が登録している電子的画像アルバム全ての利用権を一
括して設定するため、「全アルバム」ボタン203を選
択すると図11のように「全アルバム」ボタン203が
ハッチングで示すように表示色が変わり選択された状態
となる。図11の「全アルバム」ボタン203が選択さ
れた状態(ハッチングで示すように表示色が変わってい
る)で決定操作を行なうと(f42)、図12の利用権
対象設定画面が表示される。
【0083】図12に示される画面は、利用権の設定対
象を設定するためのものであり、画像閲覧の利用権及び
画像の印刷注文の利用権をまとめて設定するための「閲
覧/印刷注文利用権」ボタン207、画像閲覧について
のみ利用権を設定するための「閲覧利用権」ボタン20
8、画像の印刷注文についてのみ利用権を設定するため
の「印刷注文利用権」ボタン209、「OK」ボタン9
6、及び「戻る」ボタン97を表示している。なお、ボ
タン208を用いて閲覧について利用権を設定し、これ
とは別に、ボタン209を用いて印刷注文について利用
権を設定することもできる。
【0084】例えば、図12の画面において、画像閲覧
の利用権及び画像の印刷注文の利用権をまとめて設定す
るため、「閲覧/印刷注文利用権」ボタン207を選択
すると図13のように「閲覧/印刷注文利用権」ボタン
207が選択された状態(ハッチングで示すように表示
色が変わっている)となる。図13の「閲覧/印刷注文
利用権」ボタン207が選択された状態で決定操作を行
なうと(f43)、図14の利用権設定画面が表示され
る。
【0085】図14に示される画面は、利用権の詳細を
設定するためのものであり、本端末のみに利用権を設定
するための「本端末のみ」ボタン211、どの端末でも
利用権を持ちいずれの端末からでもアクセスできるよう
に設定するための「無制限」ボタン212、いずれの端
末からのアクセスも拒否するように設定するための「非
公開」ボタン213、特定の端末だけが利用権を有する
よう設定するための「端末登録者」ボタン214、アク
セスにあたりパスワード入力を要求しパスワード認証の
上でアクセスを許可するよう設定するための「パスワー
ド認証者」ボタン215、「OK」ボタン96、及び
「戻る」ボタン97を表示している。
【0086】図14の画面が表示されている状態におい
て、本端末のみに利用権を設定するため、「本端末の
み」ボタン211を選択すると図15のように「本端末
のみ」ボタン211が選択された状態(ハッチングで示
すように表示色が変わっている)となる。図15の「本
端末のみ」ボタン211が選択された状態で決定操作を
行なうと(f44)、図16の利用権設定結果画面が表
示される(f45)。
【0087】図16に示される画面は、利用権の設定内
容を確認するためのものであり、画像所有者が登録して
いる電子的画像アルバム全て(216)を対象とした、
画像閲覧の利用権及び画像の印刷注文の利用権(21
7)を、本端末のみ(218)が保有するように設定し
たことを確認できる。また「OK」ボタン96、及び
「戻る」ボタン97を表示している。例えば、図16の
画面において、表示状態で設定するため、「OK」ボタ
ンを選択すると表示の内容にて利用権が設定される。
【0088】例えば、図14の画面において、どの端末
でも利用権を持ちいずれの端末からでもアクセスできる
ように設定するため、「無制限」ボタン212を選択す
ると図17のように「無制限」ボタン212が選択され
た状態(ハッチングで示すように表示色が変わってい
る)となる。図17の「無制限」ボタン212が選択さ
れた状態で決定操作を行なうと(f44)、図18の利
用権設定結果画面が表示される。
【0089】図18に示される画面は、利用権の設定内
容を確認するためのものであり、画像所有者が登録して
いる電子的画像アルバム全て(216)を対象とした、
画像閲覧の利用権及び画像の印刷注文の利用権(21
7)を、どの端末も(220)保有するように設定した
ことを確認できる。また「OK」ボタン96、及び「戻
る」ボタン97を表示している。例えば、図18の画面
において、表示状態で設定するため、「OK」ボタンを
選択すると表示の内容にて利用権が設定される。
【0090】例えば、図14の画面において、いずれの
端末からのアクセスも拒否するように設定するため、
「非公開」ボタン213を選択すると図19のように
「非公開」ボタン213が選択された状態(ハッチング
で示すように表示色が変わっている)となる。図19の
「非公開」ボタン213が選択された状態で決定操作を
行なうと(f44)、図20の利用権設定結果画面が表
示される。
【0091】図20に示される画面は、利用権の設定内
容を確認するためのものであり、画像所有者が登録して
いる電子的画像アルバム全て(216)を対象とした、
画像閲覧の利用権及び画像の印刷注文の利用権(21
7)を、いずれの端末も保有していない(222)よう
に設定したことを確認できる。また「OK」ボタン9
6、及び「戻る」ボタン97を表示している。例えば、
図20の画面において、表示状態で設定するため、「O
K」ボタンを選択すると表示の内容にて利用権が設定さ
れる。
【0092】例えば、図14の画面において、特定の端
末だけが利用権を有するよう設定するため、「端末登録
者」ボタン214を選択すると図21のように「端末登
録者」ボタン214が選択された状態(ハッチングで示
すように表示色が変わっている)となる。図21の「端
末登録者」ボタン214が選択された状態で決定操作を
行なうと(f44)、図22の端末登録者画面が表示さ
れる。
【0093】図22には、利用権を保有する端末の登録
者を示す画面を表示している。図22は初期状態のた
め、「自分」(224)だけが表示される。さらに追加
の端末登録を行なうための「追加登録」ボタン225も
表示されている。また「OK」ボタン96、及び「戻
る」ボタン97が表示されている。追加の端末登録を行
なうため「追加登録」ボタン225を選択すると図22
のように「追加登録」ボタン225が選択された状態
(ハッチングで示すように表示色が変わっている)とな
る。図22の「追加登録」ボタン225が選択された状
態で決定操作を行なうと、図23の端末登録画面が表示
される。
【0094】図23には、利用権を追加する端末を設定
するための画面を表示している。図23に示すように、
追加する端末をアドレス帳から選択して設定できる「ア
ドレス帳から指定」ボタン227、追加する端末の指定
を電話番号入力で設定できる「電話番号入力」ボタン2
28、追加する端末の指定をメール・アドレス入力で設
定できる「メール・アドレス入力」ボタン229、「O
K」ボタン96、及び「戻る」ボタン97が表示されて
いる。
【0095】例えば、アドレス帳からの選択によって追
加端末の登録を行なうため「アドレス帳から指定」ボタ
ン227を選択すると図23のように「アドレス帳から
指定」ボタン227が選択された状態(ハッチングで示
すように表示色が変わっている)となる。図23の「ア
ドレス帳から指定」ボタン227が選択された状態で決
定操作を行なうと、図24のアドレス帳による端末登録
画面が表示される。
【0096】図24には、アドレス帳データを利用した
端末登録画面が表示されており、アドレス帳に登録して
いる「田中さん」231、「佐藤君」232、「鈴木
様」233、「渡部さん」234、「山本様」235が
表示されている。また「OK」ボタン96、及び「戻
る」ボタン97が表示されている。田中さんの端末に利
用権を設定するため「田中さん」ボタン231を選択す
ると図24のように「田中さん」ボタン231が選択さ
れた状態(ハッチングで示すように表示色が変わってい
る)となる。図24の「田中さん」ボタン231が選択
された状態で決定操作を行なうと、図25の端末登録者
画面が表示される。
【0097】図25には、利用権を保有する端末の登録
者を示す画面を表示している。図22の「自分」224
だけから図25では「田中さん」237も追加されて表
示される。図25で「OK」ボタン96を選択すると、
図26の利用権設定結果画面が表示される。
【0098】図26に示される画面は、利用権の設定内
容を確認するためのものであり、画像所有者が登録して
いる電子的画像アルバム全て(216)を対象とした、
画像閲覧の利用権及び画像の印刷注文の利用権(21
7)を、田中さん(239)の端末に設定したことを確
認できる。また「OK」ボタン96、及び「戻る」ボタ
ン97が表示されている。例えば、図26の画面におい
て、表示状態で設定するため、「OK」ボタン96を選
択すると表示の内容にて利用権が設定される。
【0099】図23の画面が表示されている状態で、電
話番号の入力によって追加端末の登録を行なうため「電
話番号入力」ボタン228を選択すると図27のように
「電話番号入力」ボタン228が選択された状態(ハッ
チングで示すように表示色が変わっている)となる。図
27の「電話番号入力」ボタン228が選択された状態
で決定操作を行なうと、図28の電話番号入力による端
末登録画面が表示される。
【0100】図28には、電話番号入力による端末登録
画面が表示されており、電話番号の入力領域241と、
「OK」ボタン96、及び「戻る」ボタン97とが表示
されている。入力領域241に電話番号を入力して、
「OK」ボタンを選択した状態で決定操作を行なうと、
図29の端末登録者画面が表示される。
【0101】図29には、利用権を保有する端末の登録
者を示す画面を表示している。図22の「自分」224
だけから図29では電話番号入力した端末243も追加
されて表示される。図29で「OK」ボタン96を選択
すると、図30の利用権設定結果画面が表示される。
【0102】図30に示される画面は、利用権の設定内
容を確認するためのものであり、画像所有者が登録して
いる電子的画像アルバム全て(216)を対象とした、
画像閲覧の利用権及び画像の印刷注文の利用権(21
7)を、指定の電話番号の端末(245)に設定したこ
とを確認できる。また「OK」ボタン96、及び「戻
る」ボタン97が表示されている。例えば、図30の画
面において、表示状態で設定するため、「OK」ボタン
96を選択すると表示の内容にて利用権が設定される。
【0103】図23の画面が表示されている状態で、メ
ール・アドレスの入力によって追加端末の登録を行なう
ため「メール・アドレス入力」ボタン229を選択する
と図31のように「メール・アドレス入力」ボタン22
9が選択された状態(ハッチングで示すように表示色が
変わっている)となる。図31の「メール・アドレス入
力」ボタン229が選択された状態で決定操作を行なう
と、図32のメール・アドレス入力による端末登録画面
が表示される。
【0104】図32は、メール・アドレス入力による端
末登録画面を表示している。メール・アドレスの入力領
域247と、「OK」ボタン96、及び「戻る」ボタン
97とが表示されている。入力領域247にメール・ア
ドレスを入力して、「OK」ボタンを選択した状態で決
定操作を行なうと、図33の端末登録者画面が表示され
る。
【0105】図33には、利用権を保有する端末の登録
者を示す画面を表示している。図22の「自分」224
だけから図33ではメール・アドレス入力した端末24
9も追加されて表示される。図33で「OK」ボタン9
6を選択すると、図34の利用権設定結果画面が表示さ
れる。
【0106】図34に示される画面は、利用権の設定内
容を確認するためのものであり、画像所有者が登録して
いる電子的画像アルバム全て(216)を対象とした、
画像閲覧の利用権及び画像の印刷注文の利用権(21
7)を、指定の電話番号の端末(251)に設定したこ
とを確認できる。また「OK」ボタン96、及び「戻
る」ボタン97が表示されている。例えば、図34の画
面において、表示状態で設定するため、「OK」ボタン
を選択すると表示の内容にて利用権が設定される。
【0107】図14の画面が表示されている状態におい
て、アクセスにあたりパスワード入力を要求しパスワー
ド認証の上でアクセスを許可するよう設定するため、
「パスワード認証者」ボタン215を選択すると図35
のように「パスワード認証者」ボタン215が選択され
た状態(ハッチングで示すように表示色が変わってい
る)となる。図35の「パスワード認証者」ボタン21
5が選択された状態で決定操作を行なうと(f44)、
図36のパスワード設定画面が表示される。
【0108】図36に示される画面は、パスワードの設
定を行なうためのものであり、パスワードの設定を行な
う設定画面へとつながる「設定」ボタン253、パスワ
ードの設定を削除する「削除」ボタン254、及び「O
K」ボタン96、及び「戻る」ボタン97を表示してい
る。例えば、図36の画面において、パスワードを設定
するため、「OK」ボタン96を選択すると、図37の
パスワード入力設定画面が表示される。
【0109】図37に示される画面は、パスワードの入
力設定を行なうためのものであり、パスワードの入力領
域256、パスワードの確認用入力領域257、及び
「OK」ボタン96、及び「戻る」ボタン97を表示し
ている。例えば、図37の画面において、パスワードの
入力領域256、パスワードの確認用入力領域257に
設定するパスワードを入力して「OK」ボタン96を選
択すると、図38の利用権設定結果画面が表示される。
【0110】図38に示される画面は、利用権の設定内
容を確認するためのものであり、画像所有者が登録して
いる電子的画像アルバム全て(216)を対象とした、
画像閲覧の利用権及び画像の印刷注文の利用権(21
7)を、設定したパスワード認証者(259)に設定し
たことを確認できる。また「OK」ボタン96、及び
「戻る」ボタン97が表示されている。例えば、図38
の画面において、表示状態で設定するため、「OK」ボ
タン96を選択すると表示の内容にて利用権が設定され
る。
【0111】図12の画面が表示されている状態におい
て、画像閲覧についてのみ利用権を設定するため、「閲
覧利用権」ボタン208を選択すると図39のように
「閲覧利用権」ボタン208が選択された状態(ハッチ
ングで示すように表示色が変わっている)となる。図3
9の「閲覧利用権」ボタン208が選択された状態で決
定操作を行なうと(f43)、図14の利用権設定画面
が表示される。以降の詳細設定の動作は、設定できる利
用権が画像閲覧のみに関するものとなる以外は上記した
のと同じである。
【0112】図12の画面が表示されている状態におい
て、画像印刷注文についてのみ利用権を設定するため、
「印刷注文利用権」ボタン209を選択すると図40の
ように「印刷注文利用権」ボタン209が選択された状
態(ハッチングで示すように表示色が変わっている)と
なる。図40の「印刷注文利用権」ボタン209が選択
された状態で決定操作を行なうと(f43)、図14の
利用権設定画面が表示される。以降の詳細設定の動作
は、設定できる利用権が画像印刷注文のみに関するもの
となる以外は上記したのと同じである。
【0113】図10の画面が表示されている状態におい
て、画像所有者が登録している電子的画像アルバム各々
についての利用権を設定するため、「アルバム毎」ボタ
ン204を選択すると図41のように「アルバム毎」ボ
タン204が選択された状態(ハッチングで示すように
表示色が変わっている)となる。図41の「アルバム
毎」ボタン204が選択された状態で決定操作を行なう
と(f42)、図42の利用権範囲設定画面が表示され
る。
【0114】図42に示される画面は、利用権の設定範
囲を設定するためのものであり、画像所有者が登録して
いる電子的画像アルバムの「アルバム」ボタン26
1、「アルバム」ボタン262、「アルバム」ボタ
ン263、「アルバム」ボタン264、「アルバム
」ボタン265、及び「OK」ボタン96、及び「戻
る」ボタン97を表示している。
【0115】例えば、図42の画面において、電子的画
像アルバムの利用権を設定するため、「アルバム」
ボタン261を選択すると図43のように「アルバム
」ボタン261が選択された状態(ハッチングで示す
ように表示色が変わっている)となる。図43の「アル
バム」ボタン261が選択された状態で決定操作を行
なうと(f42)、図12の利用権対象設定画面が表示
される。以降の詳細設定の動作は、設定できる利用権の
設定範囲が電子的画像アルバムに限定されるものとな
る以外は上記したのと同じである。また、電子的画像ア
ルバム〜電子的画像アルバムの利用権を設定する場
合も電子的画像アルバムの利用権設定の操作と同様で
ある。
【0116】図10の画面が表示されている状態におい
て、画像所有者が登録している電子的画像アルバム内の
特定の画像についての利用権を設定するため、「画像
毎」ボタン205を選択すると図44のように「画像
毎」ボタン205が選択された状態(ハッチングで示す
ように表示色が変わっている)となる。図44の「画像
毎」ボタン205が選択された状態で決定操作を行なう
と(f42)、図45の利用権範囲設定画面が表示され
る。
【0117】図45に示される画面は、利用権の設定範
囲を設定するためのものであり、画像所有者が登録して
いる電子的画像アルバムの「アルバム」ボタン26
1、「アルバム」ボタン262、「アルバム」ボタ
ン263、「アルバム」ボタン264、「アルバム
」ボタン265、「OK」ボタン96、及び「戻る」
ボタン97を表示している。
【0118】例えば、図45の画面において、電子的画
像アルバム内の特定画像の利用権を設定するため、
「アルバム」ボタン261を選択すると図46のよう
に「アルバム」ボタン261が選択された状態(ハッ
チングで示すように表示色が変わっている)となる。図
46の「アルバム」ボタン261が選択された状態で
決定操作を行なうと(f42)、図47の電子的画像ア
ルバムの先頭画像の閲覧画面が表示される。
【0119】図47は、上記電子的画像アルバムの画
像1を閲覧できる画面で、表示部61のうち上部61a
に画像1が表示され、下部61bの中央に「利用権」ボ
タン267、右側に右矢印ボタン82、左側に左矢印ボ
タン83が表示されている。
【0120】例えば、図47の画面において、「利用
権」ボタン267の選択決定操作によって、図12の利
用権対象設定画面が表示される。以降の詳細設定の動作
は、設定できる利用権の設定範囲が電子的画像アルバム
の画像1に限定されるものとなる以外は上記したのと
同じである。
【0121】例えば、図47の画面において、右矢印ボ
タン82の選択決定操作によって、図48の電子的画像
アルバムの2番目の画像の閲覧画面が表示される。図
48は、上記電子的画像アルバムの画像2を閲覧でき
る画面で、上部に画像2が表示され、下部中央に「利用
権」ボタン267、右側に右矢印ボタン82、左側に左
矢印ボタン83が表示されている。
【0122】例えば、図48の画面において、「利用
権」ボタン267の選択決定操作によって、図12の利
用権対象設定画面が表示される。以降の詳細設定の動作
は、設定できる利用権の設定範囲が電子的画像アルバム
の画像2に限定されるものとなる以外は上記したのと
同じである。
【0123】例えば、図48の画面において、右矢印ボ
タン82の選択決定操作によって、図49の電子的画像
アルバムの3番目の画像の閲覧画面が表示される。図
49は、上記電子的画像アルバムの画像3を閲覧でき
る画面で、上部に画像3が表示され、下部中央に「利用
権」ボタン267、右側に右矢印ボタン82、左側に左
矢印ボタン83が表示されている。
【0124】例えば、図49の画面において、「利用
権」ボタン267の選択決定操作によって、図12の利
用権対象設定画面が表示される。以降の詳細設定の動作
は、設定できる利用権の設定範囲が電子的画像アルバム
の画像3に限定されるものとなる以外は上記したのと
同じである。
【0125】例えば、図49の画面において、右矢印ボ
タン82の選択決定操作によって、図50の電子的画像
アルバムの4番目の画像の閲覧画面が表示される。図
50、上記電子的画像アルバムの画像4を閲覧できる
画面で、上部に画像4が表示され、下部中央に「利用
権」ボタン267、右側に右矢印ボタン82、左側に左
矢印ボタン83が表示されている。
【0126】例えば、図50の画面において、「利用
権」ボタン267の選択決定操作によって、図12の利
用権対象設定画面が表示される。以降の詳細設定の動作
は、設定できる利用権の設定範囲が電子的画像アルバム
の画像4に限定されるものとなる以外は上記したのと
同じである。
【0127】例えば、図50の画面において、右矢印ボ
タン82の選択決定操作によって、図51の電子的画像
アルバムの5番目の画像の閲覧画面が表示される。図
51、上記電子的画像アルバムの画像5を閲覧できる
画面で、上部に画像5が表示され、下部中央に「利用
権」ボタン267、右側に右矢印ボタン82、左側に左
矢印ボタン83が表示されている。また、電子的画像ア
ルバム〜電子的画像アルバム内の特定画像の利用権
を設定する場合も、上述の電子的画像アルバム内の特
定画像の利用権設定の操作と同様である。
【0128】上記のような画像毎の利用権の設定を行な
った結果の一例につき、図52乃至図54を参照して説
明する。
【0129】図52は、電子的画像アルバムの一例であ
る。この電子的画像アルバムは画像1、画像2、画像
3、画像4、画像5の5枚の画像から構成される。図5
3は上記電子的画像アルバムにおいて、ある利用者(例
えば携帯電話31の所有者)が画像アルバムを閲覧でき
る利用権を有している画像を示す。画像1、画像2、画
像4、画像5に対して利用者は画像アルバムを閲覧でき
る利用権を有している。画像3に対して利用者は画像ア
ルバムを閲覧できる利用権を有していない。図54は上
記電子的画像アルバムにおいて上記と同じ利用者が画像
アルバムを印刷注文できる利用権を有している画像を示
す。画像1、画像4、画像5に対して利用者は画像アル
バムを印刷注文できる利用権を有している。画像2、画
像3に対して利用者は画像アルバムを閲覧できる利用権
を有していない。
【0130】次に電子画像アルバムの閲覧及び印刷注文
を行なう場合の動作について説明する。携帯電話30に
図9のような表示が行なわれているときに「閲覧」ボタ
ン201を選択して決定操作を行なうことにより、画像
の閲覧及び印刷注文を行なうことができる。閲覧及び印
刷注文はまた、画像の所有者からアルバムのホームペー
ジのURLを紹介された他の者がその携帯電話、例えば
携帯電話31、32、33などを用いてそのURLにア
クセスした場合にも行なわれる。
【0131】これらのいずれかの操作が行なわれると、
携帯電話30、または31、32、33などは上記アル
バムの先頭ページのURLをパケット通信で回線処理装
置24に送信する(f30)。この閲覧要求は、回線処
理装置24からバス25を経てサーバ装置22から発信
され、インターネット50を介して、該当するサーバ装
置4で受信される。
【0132】以下、閲覧要求が携帯電話31から発せら
れたものとして説明する。最初に、その携帯電話31の
利用者が閲覧及び印刷注文に関し全面的な利用権を有し
ている場合について説明する。また、以下の例では、利
用権が画像毎に設定されており、さらに利用権が図14
の画面の端末登録者ボタン214によって登録されたも
ののみであり、従って利用権の有無が通信端末識別デー
タのみによって判定されるものとする。
【0133】画像管理システム10は、携帯電話31か
らの通信がアルバムの先頭の画像(画像1)の閲覧要求
であることを確認すると、利用権を確認するために、閲
覧要求をした携帯電話31に対し、その通信端末識別デ
ータを送るよう要求する。即ち、一連のパケット通信の
手順にしたがって識別データ送信要求を送る。携帯電話
31は、自身の通信端末識別データを一連のパケット通
信の手順にしたがって応答する。画像管理システム10
は、受信した携帯電話31の通信端末識別データを確認
して、各識別データに関連付けて保存されている利用権
に関する情報を参照して、利用権の有無、その内容を参
照し、画像閲覧の利用権を有することを確認する(f3
2)。次に画像管理システム10は、受信した携帯電話
31の通信端末識別データを確認して、画像印刷注文の
利用権を有することを確認する(f32)。
【0134】画像管理システム10は、印刷ボタン81
を表示するHTMLファイルを構成して関連ファイルと
共に送信する(f33)。上記HTMLファイル及び関
連ファイルは、インターネット50を介して、通信事業
者20のサーバ装置22で受信される。サーバ装置22
で受信した上記HTMLファイル及び関連ファイルは、
バス25を経て回線処理装置24からパケット通信とし
て例えば携帯電話31に送信される。この結果、携帯電
話31の表示部には例えば、図55に示される画面が表
示される。
【0135】図55に示すように、この画面は、表示部
61のうちの上部の画像表示領域61aにアルバムの最
初のページの一部を構成する画像を表示し、下部のボタ
ン表示領域61bにボタンを表示している。ボタン表示
領域61bの中央に印刷ボタン81、右側に右矢印ボタ
ン82、左側に左矢印ボタン83が設けられている。利
用者が、表示されている画像の印刷を希望する場合には
後述のように、印刷ボタン81を選択して、決定操作を
行なう。
【0136】アルバム中の別の画像の閲覧を希望する場
合には、右矢印ボタン82又は左矢印ボタン83を選択
して決定操作を行なう(f34)。図55に示すよう
に、右矢印ボタン82を選択して(選択されると例えば
図にハッチングで示すように表示色が変わるようになっ
ている)、決定操作を行なうと、画像アルバムの次のペ
ージ(次の画像を含むものであり、次のページの選択に
より発生されるURLで指定される)へのアクセスが行
なわれる(f35)。このアクセスは、画像アルバムの
次のページの閲覧の申込みとしてインターネット50を
介して画像管理システム10に伝えられる。
【0137】この場合も、画像管理システム10は、携
帯電話31からの通信が、指定された画像(例えば画像
2)の閲覧要求であることを確認し、利用権を確認する
ために、携帯電話31への上記通信端末識別データの要
求を、一連のパケット通信の手順にしたがって送信す
る。携帯電話31は、自身の通信端末識別データを一連
のパケット通信の手順にしたがって応答する。画像管理
システム10は、受信した携帯電話31の通信端末識別
データを確認して、画像閲覧の利用権を有することを確
認する(f31)。次に画像管理システム10は、受信
した携帯電話31の通信端末識別データを確認して、画
像印刷注文の利用権を有することを確認する(f3
2)。画像管理システム10は、印刷ボタン81を表示
するHTMLファイルを構成して関連ファイルと共に携
帯電話31に送信する(f33)。この結果、携帯電話
31の表示部には例えば、図56に示される画面が表示
される。
【0138】図56は、上記電子的画像アルバムの画像
2を閲覧できる画面で、右矢印ボタン82の選択決定操
作によって、上記電子的画像アルバムの画像3の閲覧を
要求できる(f34)。
【0139】アルバム中の次の画像(画像3)の閲覧を
希望する場合には、図56に示すように、右矢印ボタン
82を選択して決定操作を行なう(f34)。これに対
し、画像管理システム10は、携帯電話31からの通信
が画像の閲覧要求であることを確認し、利用権を確認す
るために、携帯電話31への上記通信端末識別データの
要求を、一連のパケット通信の手順にしたがって送信す
る。携帯電話31は、自身の通信端末識別データを一連
のパケット通信の手順にしたがって応答する。画像管理
システム10は、受信した携帯電話31の通信端末識別
データを確認して、画像閲覧の利用権を有することを確
認する(f31)。次に画像管理システム10は、受信
した携帯電話31の通信端末識別データを確認して、画
像印刷注文の利用権を有することを確認する(f3
2)。画像管理システム10は、印刷ボタン81を表示
するHTMLファイルを構成して関連ファイルと共に携
帯電話31に送信する(f33)。この結果、携帯電話
31の表示部には例えば、図57に示される画面が表示
される。
【0140】図57は、上記電子的画像アルバムの画像
3を閲覧できる画面で、右矢印ボタン82の選択決定操
作によって、上記電子的画像アルバムの画像4の閲覧を
要求できる(f34)。
【0141】アルバム中の次の画像(画像4)の閲覧を
希望する場合には、図57に示すように、右矢印ボタン
82を選択して決定操作を行なう(f34)。これに対
し、上記電子的画像アルバムの画像4の閲覧画面にアク
セスする(f35)。画像管理システム10は、携帯電
話31からの通信が画像の閲覧要求であることを確認
し、利用権を確認するために、携帯電話31への上記通
信端末識別データの要求を、一連のパケット通信の手順
にしたがって送信する。携帯電話31は、自身の通信端
末識別データを一連のパケット通信の手順にしたがって
応答する。画像管理システム10は、受信した携帯電話
31の通信端末識別データを確認して、画像閲覧の利用
権を有することを確認する(f31)。次に画像管理シ
ステム10は、受信した携帯電話31の通信端末識別デ
ータを確認して、画像印刷注文の利用権を有することを
確認する(f32)。画像管理システム10は、印刷ボ
タン81を表示するHTMLファイルを構成して関連フ
ァイルと共に携帯電話31に送信する(f33)。この
結果、携帯電話31の表示部には例えば、図58に示さ
れる画面が表示される。
【0142】図58は、上記電子的画像アルバムの画像
4を閲覧できる画面で、右矢印ボタン82の選択決定操
作によって、上記電子的画像アルバムの画像5の閲覧を
要求できる(f34)。
【0143】アルバム中の次の画像(画像5)の閲覧を
希望する場合には、図58に示すように、右矢印ボタン
82を選択して決定操作を行なう(f34)。これに対
し上記画像管理システム10は、携帯電話31からの通
信が画像の閲覧要求であることを確認し、利用権を確認
するために、携帯電話31への上記通信端末識別データ
の要求を、一連のパケット通信の手順にしたがって送信
する。携帯電話31は、自身の通信端末識別データを一
連のパケット通信の手順にしたがって応答する。画像管
理システム10は、受信した携帯電話31の通信端末識
別データを確認して、画像閲覧の利用権を有することを
確認する(f31)。次に画像管理システム10は、受
信した携帯電話31の通信端末識別データを確認して、
画像印刷注文の利用権を有することを確認する(f3
2)。画像管理システム10は、印刷ボタン81を表示
するHTMLファイルを構成して関連ファイルと共に携
帯電話31に送信する(f33)。この結果、携帯電話
31の表示部には例えば、図59に示される画面が表示
される。図59は、上記電子的画像アルバムの画像5を
閲覧できる画面である。
【0144】以上のように、上記電子的画像アルバムに
対して、利用者が全面的な利用権を有している場合に
は、図55乃至図59のように画像1、画像2、画像
3、画像4、画像5の順番で順に閲覧可能であるし、各
々の画像の閲覧画面から後述のようにして印刷注文を行
なうことも可能である。
【0145】なお、例えば図58において、左矢印ボタ
ン83を選択して、決定操作を行なったとすると(f3
4)、この決定操作により発生されるURLにより画像
アルバムの前のページへのアクセスが行なわれる(f3
8)。その結果、携帯電話31の表示部には再び図57
の画面が表示される。ここで説明に使用した図55、図
56、図57、図58、図59のページは、撮像画像に
基づいて作られる画像アルバムの例である。このよう
に、現在表示されている画像から矢印ボタン(82、8
3)を用いて一連の画像を順番に辿っていくことで画像
アルバムに登録された画像を順に閲覧できる。
【0146】なおまた、画像アルバムの画像の選択(表
示されている画像の変更)のための操作として例えば矢
印状の三角形のボタンの表示が用いられるものとして説
明したが、他のユーザインタフェースを用いても良い。
【0147】例えば、携帯電話31の表示部に図55の
ページが表示されている時に、図60にハッチングで示
すように、「印刷」ボタン81を選択して、決定操作を
行なうと、この画像の印刷注文を行なうことができる。
これ以降の印刷のための処理については、後に詳しく説
明する。
【0148】次に、携帯電話31の利用者が、図53の
ように画像1、画像2、画像4、画像5に対する閲覧利
用権を有し、図54のように画像1、画像4、画像5に
対する印刷注文利用権を有する場合の動作を、図61乃
至図64を参照して説明する。
【0149】例えば携帯電話31の利用者は、上記と同
様画像所有者から紹介された電子的画像アルバムのUR
Lを用いて、上記電子的画像アルバムの画像1の閲覧画
面にアクセスする(f30)。画像管理システム10
は、携帯電話31からの通信が画像の閲覧要求であるこ
とを確認し、利用権を確認するために、携帯電話31へ
の上記通信端末識別データの要求を、一連のパケット通
信の手順にしたがって送信する。携帯電話31は、自身
の通信端末識別データを一連のパケット通信の手順にし
たがって応答する。画像管理システム10は、受信した
携帯電話31の通信端末識別データを確認して、画像閲
覧の利用権を有することを確認する(f31)。次に画
像管理システム10は、受信した携帯電話31の通信端
末識別データを確認して、画像印刷注文の利用権を有す
ることを確認する(f32)。画像管理システム10
は、印刷ボタン81を表示するHTMLファイルを構成
して関連ファイルと共に携帯電話31に送信する(f3
3)。この結果、携帯電話31の表示部には例えば、図
61に示される画面が表示される。
【0150】図61は、上記電子的画像アルバムの画像
1を閲覧できる画面で、右矢印ボタン82の選択決定操
作によって、上記電子的画像アルバムの画像2の閲覧を
要求できる(f34)。
【0151】画像2の閲覧要求があると、上記電子的画
像アルバムの画像2の閲覧画面にアクセスする(f3
5)。画像管理システム10は、携帯電話31からの通
信が画像の閲覧要求であることを確認し、利用権を確認
するために、携帯電話31への上記通信端末識別データ
の要求を、一連のパケット通信の手順にしたがって送信
する。携帯電話31は、自身の通信端末識別データを一
連のパケット通信の手順にしたがって応答する。画像管
理システム10は、受信した携帯電話31の通信端末識
別データを確認して、画像閲覧の利用権を有することを
確認する(f31)。次に画像管理システム10は、受
信した携帯電話31の通信端末識別データを確認して、
画像印刷注文の利用権は有していないことを確認する
(f32)。画像管理システム10は、印刷ボタン81
を表示しないHTMLファイルを構成して関連ファイル
と共に携帯電話31に送信する(f36)。この結果、
携帯電話31の表示部には例えば、図62に示される画
面が表示される。
【0152】図62は、上記電子的画像アルバムの画像
2を閲覧できる画面で、図61の印刷ボタン81が表示
されておらず、画像の印刷注文は出来ない。右矢印ボタ
ン82の選択決定操作によって、上記電子的画像アルバ
ムの画像3の閲覧を要求できる(f37)。
【0153】画像3の閲覧要求があると、上記電子的画
像アルバムの画像3の閲覧画面にアクセスする(f3
5)。画像管理システム10は、携帯電話31からの通
信が画像の閲覧要求であることを確認し、利用権を確認
するために、携帯電話31への上記通信端末識別データ
の要求を、一連のパケット通信の手順にしたがって送信
する。携帯電話31は、自身の通信端末識別データを一
連のパケット通信の手順にしたがって応答する。画像管
理システム10は、受信した携帯電話31の通信端末識
別データを確認して、画像閲覧の利用権は有していない
ことを確認する(f31)。次に画像管理システム10
は、受信した携帯電話31の通信端末識別データを確認
して、画像印刷注文の利用権は有していないことを確認
する(f32)。画像管理システム10は上記電子的画
像アルバムの画像3の閲覧画面の表示をパスする。即
ち、拒否されたのが次画面へのアクセス(f35)であ
ったか、前画面へのアクセス(f34)であったかに応
じて(f39)、さらに次の画面または前の画面へのア
クセスを行なう(f35、f38)。
【0154】本例では、拒否されたのが次画面である画
像3へのアクセスであったので、その次の画面、即ち画
像4へのアクセスを行なう(f35)。画像管理システ
ム10は、携帯電話31からの通信が画像の閲覧要求で
あることを確認し、利用権を確認するために、携帯電話
31への上記通信端末識別データの要求を、一連のパケ
ット通信の手順にしたがって送信する。携帯電話31
は、自身の通信端末識別データを一連のパケット通信の
手順にしたがって応答する。画像管理システム10は、
受信した携帯電話31の通信端末識別データを確認し
て、画像閲覧の利用権を有することを確認する(f3
1)。次に画像管理システム10は、受信した携帯電話
31の通信端末識別データを確認して、画像印刷注文の
利用権を有することを確認する(f32)。画像管理シ
ステム10は、印刷ボタン81を表示するHTMLファ
イルを構成して関連ファイルと共に携帯電話31に送信
する(f33)。この結果、携帯電話31の表示部には
例えば、図63に示される画面が表示される。
【0155】図63は、上記電子的画像アルバムの画像
4を閲覧できる画面で、右矢印ボタン82の選択決定操
作によって、上記電子的画像アルバムの画像5の閲覧を
要求できる(f34)。
【0156】画像5の閲覧要求があると、上記電子的画
像アルバムの画像5の閲覧画面にアクセスする(f3
5)。画像管理システム10は、携帯電話31からの通
信が画像の閲覧要求であることを確認し、利用権を確認
するために、携帯電話31への上記通信端末識別データ
の要求を、一連のパケット通信の手順にしたがって送信
する。携帯電話31は、自身の通信端末識別データを一
連のパケット通信の手順にしたがって応答する。画像管
理システム10は、受信した携帯電話31の通信端末識
別データを確認して、画像閲覧の利用権を有することを
確認する(f31)。次に画像管理システム10は、受
信した携帯電話31の通信端末識別データを確認して、
画像印刷注文の利用権を有することを確認する(f3
2)。画像管理システム10は、印刷ボタン81を表示
するHTMLファイルを構成して関連ファイルと共に携
帯電話31に送信する(f36)。この結果、携帯電話
31の表示部には例えば、図64に示される画面が表示
される。図64は、上記電子的画像アルバムの画像5を
閲覧できる画面である。
【0157】以上のように、上記電子的画像アルバムに
対して、利用者が図53のように画像1、画像2、画像
4、画像5に対する閲覧利用権を有し、図54のように
画像1、画像4、画像5に対する印刷注文利用権を有す
る利用者の場合、画像1、画像2、画像4、画像5の順
番で順に閲覧可能で、画像3は存在しないものとして扱
われる。また、印刷注文の利用権を有しない画像2には
印刷ボタン81は表示されず、印刷注文の利用権を有す
る画像1、画像4、画像5のみに印刷ボタン81が表示
される。
【0158】上記の例では、通信端末識別データのみに
よって利用権の有無が判定されるが、通信端末識別デー
タによって利用権を認めるのに加えて、正しいパスワー
ドが入力されたら、利用を認める設定をすることも可能
である。以下、そのような設定をした場合の動作を図6
5を参照して説明する。
【0159】図65は、図5と概して同じである。異な
るのは、ステップf31、f32がそれぞれステップf
51、f52で置き換えられ、ステップf53、f54
が付加されている点である。
【0160】ステップf51は、「利用権有り」、「利
用権無し」のほかパスワードが正しく入力された場合に
利用権を認めるための「パスワード要」の判定結果乃至
分岐を有する。ステップf51でパスワード要と判定さ
れたときは、ステップf53に進む。ステップf53
は、パスワードのチェックを行なう。ステップf52
は、「利用権有り」、「利用権無し」のほかパスワード
が正しく入力された場合に利用権を認めるための「パス
ワード要」の判定結果乃至分岐を有する。ステップf5
2でパスワード要と判定されたときは、ステップf54
に進む。ステップf54は、パスワードのチェックを行
なう。
【0161】図66は、ステップf53の内容を示す。
図示のように、最初にパスワードの入力を促す(f6
1)。そのため、画像管理システム10は、携帯電話3
1に、パスワードの入力等を促すための画面(その一例
を図70に示す)を送信し、その表示部に表示させる。
これに対して、利用者は、「パスワードの入力」27
1、「次画像」273、または「戻る」274を選択す
ることができる(f62)。パスワード認証を受ける場
合には、パスワード入力領域272にパスワードを入力
して決定操作を行なう。入力されたパスワードは管理シ
ステム10に送信されてチェックされる(f63)。正
しければ、ステップf32に進む。間違っていれば、再
び図70の画面が表示され、パスワードの再入力を促
す。これに応じて再入力を行なう。再入力されたパスワ
ードも間違っていれば、再び図70の画面が表示され、
パスワードの再入力(3度目の入力)を促す。これに応
じて再入力を行なう。このような処理を所定回数例えば
3回繰り返しても正しいパスワードが入力されないとき
は(f64)、ステップf39に進む。
【0162】図70の画面で、パスワードを知らないと
きは、「次画像」273を選択して決定操作を行なうこ
とにより、ステップf35に進み、次の画像へのアクセ
スを行ない、または「戻る」を選択して決定操作を行な
うことにより、ステップf38に進み、一つ前の画像へ
のアクセスを行なうことができる。
【0163】図67は、ステップf54の内容を示す。
図示のように、最初にパスワードの入力を促す(f7
1)。そのため、画像管理システム10は、携帯電話3
1に、パスワードの入力等を促すための画面(その一例
を図73に示す)を送信し、その表示部に表示させる。
これに応じて、利用者は、「パスワードの入力」28
1、又は「閲覧のみ」283を選択することができる。
即ち、パスワード認証を受ける場合には、パスワード入
力領域282にパスワードを入力して決定操作を行な
う。入力されたパスワードはシステム10に送信されて
チェックされる。正しければ、ステップf33に進む。
間違っていれば、再び図73の画面が表示され、パスワ
ードの再入力を促す。これに応じて再入力を行なう。再
入力されたパスワードも間違っていれば、再び図73の
画面が表示され、パスワードの再入力(3度目の入力)
を促す。これに応じて再入力を行なう。このような処理
を所定回数例えば3回繰り返しても正しいパスワードが
入力されないときは(f74)、ステップf36に進
む。
【0164】図73の画面で、パスワードを知らないと
きは、「閲覧のみ」を選択して決定操作を行なうことに
より、ステップf36に進み、印刷ボタンの表示のない
画像を閲覧することができる。
【0165】以下、上記のようなパスワードチェックを
行なって複数の画像を順次閲覧する場合の動作を図68
乃至図73を参照して説明する。
【0166】以下の例では、上記電子的画像アルバムの
画像1乃至5のうち画像3についてのみ画像の閲覧にパ
スワード認証が必要であるものとする。
【0167】最初に、上記電子的画像アルバムの画像1
の閲覧画面に対しアクセスが行なわれたものとする(f
30)。画像管理システム10は、携帯電話31からの
通信が画像の閲覧要求であることを確認し、利用権を確
認するために、携帯電話31への上記通信端末識別デー
タの要求を、一連のパケット通信の手順にしたがって送
信する。携帯電話31は、自身の通信端末識別データを
一連のパケット通信の手順にしたがって応答する。画像
管理システム10は、受信した携帯電話31の通信端末
識別データを確認して、画像閲覧及び印刷注文の利用権
を有することを確認する(f51、f52)。画像管理
システム10は、画像閲覧のためのHTMLファイルを
構成して関連ファイルと共に携帯電話31に送信する
(f33)。この結果、携帯電話31の表示部には例え
ば、図68に示される画面が表示される。
【0168】図68は、上記電子的画像アルバムの画像
1を閲覧できる画面で、右矢印ボタン82の選択決定操
作によって、上記電子的画像アルバムの画像2の閲覧を
要求できる。
【0169】次に、上記電子的画像アルバムの画像2の
閲覧画面に対しアクセスが行なわれたものとする(f3
0)。画像管理システム10は、携帯電話31からの通
信が画像の閲覧要求であることを確認し、利用権を確認
するために、携帯電話31への上記通信端末識別データ
の要求を、一連のパケット通信の手順にしたがって送信
する。携帯電話31は、自身の通信端末識別データを一
連のパケット通信の手順にしたがって応答する。画像管
理システム10は、受信した携帯電話31の通信端末識
別データを確認して、画像閲覧及び印刷注文の利用権を
有することを確認する(f51、f52)。画像管理シ
ステム10は、画像閲覧のためのHTMLファイルを構
成して関連ファイルと共に携帯電話31に送信する(f
33)。この結果、携帯電話31の表示部には例えば、
図69に示される画面が表示される。
【0170】図69は、上記電子的画像アルバムの画像
2を閲覧できる画面で、右矢印ボタン82の選択決定操
作によって、上記電子的画像アルバムの画像3の閲覧を
要求できる。
【0171】次に、上記電子的画像アルバムの画像3の
閲覧画面に対し、アクセスが行なわれたものとする(f
30)。画像管理システム10は、携帯電話31からの
通信が画像の閲覧要求であることを確認し、利用権を確
認するために、携帯電話31への上記通信端末識別デー
タの要求を、一連のパケット通信の手順にしたがって送
信する。携帯電話31は、自身の通信端末識別データを
一連のパケット通信の手順にしたがって応答する。画像
管理システム10は、受信した携帯電話31の通信端末
識別データを確認して、画像閲覧にあたりパスワード認
証が必要なことを確認する(f51)。画像管理システ
ム10は、パスワード入力のためのHTMLファイルを
構成して関連ファイルと共に携帯電話31に送信する。
この結果、携帯電話31の表示部には例えば、図70に
示される画面が表示される(f61)。
【0172】図70において、パスワードを入力した上
で「OK」ボタン96の選択決定操作により、入力した
パスワードは、携帯電話31から送信される(f6
2)。画像管理システム10は、パスワードを確認して
正しいパスワードか否か確認する(f63)。パスワー
ドが正しい場合、次に、印刷注文にあたりパスワード認
証が必要なことを確認する(f52)。画像管理システ
ム10は、パスワード入力のためのHTMLファイルを
構成して関連ファイルと共に携帯電話31に送信する。
この結果、携帯電話31の表示部には例えば、図73に
示される画面が表示される(f71)。
【0173】図73において、パスワードを入力した上
で「OK」ボタン96の選択決定操作により、入力した
パスワードは、携帯電話31から送信される(f7
2)。画像管理システム10は、パスワードを確認して
正しいパスワードか否か確認する(f73)。パスワー
ドが正しい場合、図71のような次の画像、例えば画像
3を閲覧できる画面を表示する(f33)。
【0174】ステップf52で印刷注文利用権がないと
判断された場合、又はステップf54でNGの場合(正
しいパスワードが入力されない場合、又は「閲覧のみ」
が選択された場合)には、ステップf36に進み、図7
2に示すような、印刷ボタンが表示されない画像の表示
を行なう。
【0175】なお、上記の実施の形態では、画像閲覧利
用権の有無及び印刷注文利用権の有無を判定し、画像閲
覧利用権があって印刷注文利用権がない場合には、印刷
ボタンのない画像表示を行なっているが、画像表示に際
は、印刷注文権の有無はチェックせず、印刷注文があっ
たときに始めて印刷注文権の有無をチェックすることと
しても良い。この場合、印刷注文権のチェックは例えば
図6のステップf7の直前で行なう。
【0176】以下、このような場合の動作を図74乃至
図78を参照して説明する。この例では、画像の閲覧に
関しては、通信端末識別データによる判別のみを行な
い、パスワードによる利用権を認めないものとする。
【0177】図74は、画像管理システム10による、
画像閲覧のための画像提供、印刷注文受付けなどの動作
を説明するフローチャートであり、概して図5と同様で
ある。しかし、図5のステップf32、f36、及びf
37が設けられておらず、ステップf31で、閲覧利用
権有りとの判定がなされると、ステップf33に進む。
【0178】図75は、図67と類似である。即ち、図
75のステップf81乃至f84はそれぞれ図67のス
テップf71乃至f74と類似である。しかし、ステッ
プf80が加えられている点、ステップf81によるパ
スワード入力の案内のための図73の画面の代わりに図
78の画面が表示される点、及び印刷不要の場合には、
直前の閲覧画面に戻る点で異なる。
【0179】以下の例では、上記電子的画像アルバムの
画像2についてのみ画像の印刷注文に関しパスワード認
証が必要であるものとする。
【0180】最初に、上記電子的画像アルバムの画像1
の閲覧画面に対しアクセスが行なわれるものとする(f
30)。画像管理システム10は、携帯電話31からの
通信が画像の閲覧要求であることを確認し、利用権を確
認するために、携帯電話31への上記通信端末識別デー
タの要求を、一連のパケット通信の手順にしたがって送
信する。携帯電話31は、自身の通信端末識別データを
一連のパケット通信の手順にしたがって応答する。画像
管理システム10は、受信した携帯電話31の通信端末
識別データを確認して、画像閲覧の利用権を有すること
を確認する(f31)。画像管理システム10は、画像
閲覧のためのHTMLファイルを構成して関連ファイル
と共に携帯電話31に送信する(f33)。この結果、
携帯電話31の表示部には例えば、図76に示される画
面が表示される。
【0181】図76は、上記電子的画像アルバムの画像
1を閲覧できる画面で、右矢印ボタン82の選択決定操
作によって、上記電子的画像アルバムの画像2の閲覧を
要求できる。印刷ボタン81の選択決定操作によって、
上記電子的画像アルバムの画像1の印刷を注文できる。
【0182】次に、上記電子的画像アルバムの画像2の
閲覧画面に対するアクセスが行なわれるものとする(f
34)。画像管理システム10は、携帯電話31からの
通信が画像の閲覧要求であることを確認し、利用権を確
認するために、携帯電話31への上記通信端末識別デー
タの要求を、一連のパケット通信の手順にしたがって送
信する。携帯電話31は、自身の通信端末識別データを
一連のパケット通信の手順にしたがって応答する。画像
管理システム10は、受信した携帯電話31の通信端末
識別データを確認して、画像閲覧の利用権を有すること
を確認する(f31)。画像管理システム10は、画像
閲覧のためのHTMLファイルを構成して関連ファイル
と共に携帯電話31に送信する(f40)。この結果、
携帯電話31の表示部には例えば、図77に示される画
面が表示される。
【0183】図77は、上記電子的画像アルバムの画像
2を閲覧できる画面で、右矢印ボタン82の選択決定操
作によって、上記電子的画像アルバムの画像3の閲覧を
要求できる。印刷ボタン81の選択決定操作によって、
上記電子的画像アルバムの画像2の印刷を注文できる。
【0184】次に上記電子的画像アルバムの画像2の印
刷注文画面(図79)に対するアクセスが行なわれたも
のとする(f34)。画像管理システム10は、携帯電
話31からの通信が画像の印刷注文であることを確認
し、利用権を確認するために、携帯電話31への上記通
信端末識別データの要求を、一連のパケット通信の手順
にしたがって送信する。携帯電話31は、自身の通信端
末識別データを一連のパケット通信の手順にしたがって
応答する。画像管理システム10は、受信した携帯電話
31の通信端末識別データを確認して、画像の印刷注文
にあたり無条件で印刷注文が認められるか、パスワード
入力が必要か、利用権がないかの判定を行なう(f8
0)。無条件に利用権があるときは、ステップf7に進
む。利用権がないときは、直前の閲覧画面(図77)に
戻る(f33)。(なお、閲覧画面に戻る代わりに、印
刷注文利用権がないと言う旨のメッセージを表示するよ
うにしても良い。)パスワード入力が必要な場合には、
画像管理システム10は、パスワード入力のためのHT
MLファイルを構成して関連ファイルと共に携帯電話3
1に送信する(f81)。この結果、携帯電話31の表
示部には例えば、図78に示される画面が表示される。
【0185】図78に示す画面において、利用者は、
「パスワードの入力」281、又は「印刷不要」285
を選択することができる。即ち、パスワード認証を受け
る場合には、パスワード入力領域282にパスワードを
入力した上で「OK」ボタン96の選択決定操作を行な
うと(f82)、入力されたパスワードは、携帯電話3
1から送信される。画像管理システム10は、パスワー
ドを確認して正しいパスワードか否か確認する(f8
3)。パスワードが正しい場合、図79のような印刷設
定画面を表示する(f7)。図78の画面で、利用者
が、「印刷不要」285を選択して決定操作を行なった
場合には、元の閲覧画面に戻る。図78の画面で、入力
されたパスワードが間違っていれば、再び図78の画面
が表示され、パスワードの再入力を促す。これに応じて
再入力を行なう。再入力されたパスワードも間違ってい
れば、再び図78の画面が表示され、パスワードの再入
力(3度目の入力)を促す。これに応じて再入力を行な
う。このような処理を所定回数例えば3回繰り返しても
正しいパスワードが入力されないときは(f84)、ス
テップf33に戻り、直前の閲覧画面(図77)を表示
させる。なお、元の閲覧画面の代わりに印刷注文が許さ
れないメッセージを含む画面を表示させることとしても
良い。
【0186】上記の説明では、閲覧画面へのアクセス毎
に、また印刷注文画面へのアクセス毎に(画像毎に)、
利用権の確認を行なうようなシステムを例に説明した
が、最初のアクセスで画像管理システム10が通信端末
識別データを入手して先に当該の携帯電話の利用権を把
握して、送受信回数を削減して応答を早くしても良い。
【0187】また、携帯電話側からの閲覧画面要求ある
いは、印刷注文画面要求のコマンドは、通信端末識別デ
ータも含むコマンド構成として送信することにより、送
受信回数を削減して応答を早くしても良い。
【0188】なお、上記の例では、パスワードによる認
証方式を例に動作を説明したが、認証方式としては、パ
スワード認証に限らず指紋認証や虹彩認証など、他の認
証方式でも良い。
【0189】次に、印刷動作について説明する。印刷動
作は、例えば、携帯電話31の表示部に、図55乃至図
59、図61、乃至図64等のページが表示されている
時に、図60にハッチングで示すように、「印刷」ボタ
ン81を選択して、決定操作を行なうことにより開始さ
れる。即ち、この決定操作により発生されるURLによ
り画像アルバムの印刷設定ページへのアクセスが行なわ
れる。この場合も、印刷設定ページを示すURLが画像
管理システム10に送られ、画像管理システム10で
は、送られたURLで指定されたページを送る(f
7)。
【0190】その結果、携帯電話31の表示部には送ら
れたページが図79に示すような画面として表示され
る。図79に示される画面(印刷設定画面)は、印刷の
条件を設定乃至変更するためのものであり、それぞれ印
刷条件の各項目である、「枚数」ボタン91、「サイ
ズ」ボタン92、「用紙種類」ボタン93、及び「送付
先」ボタン94を表示するとともに、「注文」ボタン9
5、「OK」ボタン96、及び「戻る」ボタン97を表
示している。
【0191】印刷条件の各項目(ボタン91乃至94)
は最初は既定値(デフォルト値)となっている。図79
には、印刷枚数は1枚、用紙サイズはLサイズ、用紙は
ツヤ有り/縁無し、送付先は自分とする既定値の例を示
している。
【0192】例えば、図79の既定値で満足できる(既
定値が要求に合致しており、変更すべき印刷条件項目が
ない)場合、図80にハッチングで示すように、「注
文」ボタン95を選択して、決定操作を行なうと、注文
操作を行なった携帯電話の(識別データとしての)電話
番号、印刷の対象となる画像の識別符号を含む印刷注文
データがサーバ装置4に送信される。サーバ装置4は、
送られてきたデータが印刷条件確定を示し、従って印刷
実行を要求するものであると判断すると(f8)、注文
データを印刷装置5及び管理装置6に送信し(f9)こ
れにより印刷指示を与える。印刷装置5、及び管理装置
6ではこれに基づき印刷を実行する。これについては後
に詳述する。
【0193】図79の設定で、例えば印刷枚数を「1」
から「2」に変更したい場合、図81にハッチングで示
すように、「枚数」ボタン91を選択して、決定操作を
行なうと、この決定操作により発生されるURLにより
印刷枚数の変更のためのページへのアクセスが行なわれ
る。これに応じて、管理システム10は、送られたUR
Lで指定される、枚数変更のためのページを携帯電話3
1に送信する(f8、f10)。
【0194】その結果、携帯電話31の表示部には送ら
れたページが図82に示される画面として表示される。
図82に示される画面は、印刷条件の一つの項目であ
る、印刷枚数を変更するためのものであり、「枚数」表
示部分101、「上矢印」ボタン102、「下矢印」ボ
タン103、「OK」ボタン96、及び「戻る」ボタン
97を含む。印刷枚数の既定値は1枚となっている。図
82にハッチングで示すように、上矢印102を選択し
て、決定操作を行なうと、枚数は2枚と表示される。図
83にハッチングで示すように、「OK」ボタン96を
選択して、決定操作を行なうと、印刷設定ページを指定
するURLとともに枚数データがサーバ装置4に送信さ
れ、送信されたURLにより、印刷設定ページへのアク
セスが行なわれる。
【0195】サーバ装置4は、印刷設定ページの印刷条
件の一つの項目である、枚数データを1枚から2枚に修
正し、修正された印刷設定ページを携帯電話に送信する
(f7)。その結果、携帯電話31の表示部には図84
の画面が表示される。図84は、図81と同様である
が、印刷条件のうちの「枚数」が「2」に変わってい
る。
【0196】図84の設定値で満足できる(表示されて
いる値が要求に合致しており、変更すべき印刷条件項目
がない)場合、図85にハッチングで示すように、「注
文」ボタン95を選択して、決定操作を行なうと、注文
操作を行なった携帯電話の(識別データとしての)電話
番号、印刷の対象となる画像の識別符号を含む印刷注文
データがサーバ装置4に送信される。サーバ装置4は、
送られてきたデータが印刷条件確定を示し、従って印刷
実行を要求するものであると判断すると(f8)、注文
データを印刷装置5及び管理装置6に送信する(f
9)。
【0197】図84の設定で、例えば用紙サイズをLサ
イズからA5サイズに変更したい場合、図86にハッチ
ングで示すように、「用紙サイズ」ボタン92を選択し
て、決定操作を行なうと、この決定操作により発生され
るURLにより、印刷用紙サイズの変更のためのページ
へのアクセスが行なわれる。これに応じて、サーバ装置
4は用紙サイズ変更のためのページを携帯電話31に送
信する(f8、f11)。その結果、携帯電話31の表
示部には図87の画面が表示される。
【0198】図87に示されるページは用紙サイズを変
更するためのものであり、用紙サイズの選択肢として、
「Lサイズ(89×127mm)」ボタン111、「2
Lサイズ(127×178mm)」ボタン112、「H
Vサイズ(89×158mm)」ボタン113、「Pサ
イズ(89×254mm)」ボタン114、「A5サイ
ズ(148×210mm)」ボタン115、及び「A4
サイズ(210×297mm)」ボタン116を含み、
さらに「OK」ボタン96、及び「戻る」ボタン97を
含む。
【0199】既定値はLサイズ(89×127mm)と
なっている。例えば、図88にハッチングで示すよう
に、A5サイズ(148×210mm)を選択して、決
定操作を行なうと、用紙サイズデータが印刷設定ページ
を指定するURLとともにサーバ装置4に送信され、送
信されたURLにより印刷設定ページへのアクセスが行
なわれる。サーバ装置4は、用紙サイズをLサイズから
A5サイズに変更し、修正された設定ページを携帯電話
に送信する(f7)する。その結果、携帯電話31の表
示部には図89の画面が表示される。図89は、図84
と同様であるが、印刷条件のうちの「サイズ」が「A
5」に変わっている。
【0200】図89の設定値で満足できる(表示されて
いる値が要求に合致しており、変更すべき印刷条件項目
がない)場合、図90にハッチングで示すように、「注
文」ボタン95を選択して、決定操作を行なうと、注文
操作を行なった携帯電話の(識別データとしての)電話
番号、印刷の対象となる画像の識別符号を含む印刷注文
データがサーバ装置4に送信される)。サーバ装置4
は、送られてきたデータが印刷条件確定を示し、従って
印刷実行を要求するものであると判断すると(f8)、
注文データを印刷装置5及び管理装置6に送信する(f
9)。
【0201】図89の設定で、例えば用紙を「ツヤ有り
/縁無し」から「ツヤ無し/縁無し」に変更したい場
合、図91にハッチングで示すように、「用紙」ボタン
93を選択して、決定操作を行なうと、決定操作により
発生されるURLにより印刷用紙の設定ページへのアク
セスが行なわれる。これに応じて、サーバ装置4は用紙
の設定のためページを携帯電話31に送信する(f8、
f12)。その結果、携帯電話31の表示部には図92
の画面が表示される。図92に示す画面は用紙の種類
(表面の性質、縁の有無)を変更するためのもので、用
紙種類の選択肢として、「ツヤ有り/縁無し」ボタン1
21、「ツヤ無し/縁無し」ボタン122、「ツヤ有り
/縁有り」ボタン123、及び「ツヤ無し/縁有り」ボ
タン124を含み、さらに「OK」ボタン96、及び
「戻る」ボタン97を含む。既定値は「ツヤ有り/縁無
し」121となっている。
【0202】図93にハッチングで示すように、「ツヤ
無し/縁無し」122を選択して、決定操作を行なう
と、用紙データが印刷設定ページを指定するURLとと
もにサーバ装置4に送信され、送信されたURLにより
印刷設定ページへのアクセスが行なわれる。サーバ装置
4は、印刷設定ページの用紙データを「ツヤ有り/縁無
し」から「ツヤ無し/縁無し」に修正し、修正したペー
ジを携帯電話に送信する(f7)。その結果、携帯電話
31の表示部には図94の画面が表示される。図94
は、図89と同様であるが、印刷条件のうちの「用紙種
類」が「ツヤ有り/縁無し」から「ツヤ無し/縁無し」
に変わっている。
【0203】図94の設定値で満足できる(表示されて
いる値が要求に合致しており、変更すべき印刷条件項目
がない)場合、図95にハッチングで示すように、「注
文」ボタン95を選択して、決定操作を行なうと、注文
操作を行なった携帯電話の(識別データとしての)電話
番号、印刷の対象となる画像の識別符号を含む印刷注文
データがサーバ装置4に送信される。サーバ装置4は、
送られてきたデータが印刷条件確定を示し、従って印刷
実行を要求するものであると判断すると(f8)、注文
データを印刷装置5及び管理装置6に送信する(f
9)。
【0204】図94の設定で、例えば送付先を「自分」
から「田中さん」に変更したい場合、図96にハッチン
グで示すように、「送付先」ボタン94を選択して、決
定操作を行なうと、決定操作により発生されるURLに
より送付先の設定ページへのアクセスが行なわれる。こ
れに応じて、サーバ装置4は送付先変更のためのページ
を携帯電話31に送信する(f8、f13)。その結
果、携帯電話31の表示部には図97の画面が表示され
る。
【0205】図97の画面は送付先の指定の方法を選択
するためのものであり、送付先の指定の方法の選択肢と
して、「アドレス帳から指定」ボタン131及び、「住
所入力」ボタン132を含み、さらに「OK」ボタン9
6、及び「戻る」ボタン97を含む。既定値は「アドレ
ス帳から指定」131となっている(f14)。
【0206】図97にハッチングで示すように、「アド
レス帳から指定」131を選択して、決定操作を行なう
と、「アドレス帳から指定」の選択データがアドレス帳
データに基づいた送付先設定ページを指定するURLと
ともにサーバ装置4に送信され、送信されたURLによ
り、アドレス帳データに基づいた送付先設定ページへの
アクセスが行なわれる。これに応じてサーバ装置4は、
アドレス帳による指定を可能にするためのページを携帯
電話31に送信する(f15)。
【0207】その結果、携帯電話31の表示部には図9
8の画面が表示される。図98の画面はアドレス帳デー
タに基づいて送付先を選択肢からの選択により指定する
ためのものであり、送付先の選択肢の一例として、「自
分」ボタン141、「田中さん」ボタン142、「佐藤
君」ボタン143、「鈴木様」ボタン144、「渡辺さ
ん」ボタン145、及び「山本様」ボタン146を含
み、さらに「OK」ボタン96、及び「戻る」ボタン9
7を含む。既定値は「自分」となっている。
【0208】図98にハッチングで示すように、「田中
さん」を選択して、決定操作を行なうと、送付先データ
が印刷設定ページを指定するURLとともにサーバ装置
4に送信され、送信されたURLにより印刷設定ページ
へのアクセスが行なわれる。サーバ装置4は、印刷設定
ページの送付先データを「自分」から「田中さん」に修
正して(f7)、修正した印刷設定ページを携帯電話3
1に送信する。その結果、携帯電話31の表示部には図
99の画面が表示される。図99は、図94と同様であ
るが、印刷条件のうちの「送付先」が「自分」から「田
中さん」に変わっている。
【0209】図99の設定値で満足できる(表示されて
いる値が要求に合致しており、変更すべき印刷条件項目
がない)場合、図100にハッチングで示すように、
「注文」ボタン95を選択して、決定操作を行なうと、
注文操作を行なった携帯電話の(識別データとしての)
電話番号、印刷の対象となる画像の識別符号を含む印刷
注文データがサーバ装置4に送信される。なお、送付先
をアドレス帳に基づいて設定した場合、アドレス帳にて
名前と関連付けられている携帯電話番号が送付先データ
となる。サーバ装置4は、送られてきたデータが印刷条
件確定を示し、従って印刷実行を要求するものであると
判断すると(f8)、注文データを印刷装置5及び管理
装置6に送信する(f9)。
【0210】図101の設定で、例えば送付先を「田中
さん」から文字入力により指定したい場合(例えば、
「東京都千代田区・・・」と入力したい場合)、図10
1においてハッチングで示すように、「送付先」ボタン
94を選択して、決定操作を行なうと、決定操作により
発生されるURLにより送付先の設定ページへのアクセ
スが行なわれる。これに応じて、サーバ装置4は送付先
変更のためのページを携帯電話31に送信する(f8、
f13)。その結果、携帯電話31の表示部には図10
2の画面が表示される。図102の画面は図97と同
様、送付先を指定の方法を選択するためのものであり、
送付先の指定の方法の選択肢として、「アドレス帳から
指定」ボタン131及び、「住所入力」ボタン132を
含み、さらに「OK」ボタン96、及び「戻る」ボタン
97を含む。既定値は「アドレス帳から指定」131と
なっている(f14)。
【0211】図102にハッチングで示すように、「住
所入力」ボタン132を選択して、決定操作を行なう
と、「住所入力」の選択データが住所入力による送付先
設定のためのページを指定するURLとともにサーバ装
置4に送信され、送信されたURLで指定される住所入
力による送付先設定のためのページへのアクセスが行な
われる。これに応じてサーバ装置4は、住所入力のため
のページを送信する(f16)。その結果、携帯電話3
1の表示部には図103の画面が表示される。
【0212】図103の画面は文字入力により送付先を
指定するためのものであり、送付先の住所を入力するた
めのフィールド151、及び送付先の氏名を文字入力す
るためのフィールド152を含み、さらに「OK」ボタ
ン96、及び「戻る」ボタン97を含む。
【0213】これらのフィールド゛151及び152に
それぞれ住所、氏名を文字入力して決定操作を行なう
と、送付先データが印刷設定ページを指定するURLと
ともにサーバ装置4に送信され、送信されたURLによ
り印刷設定ページへのアクセスが行なわれる。これに応
じてサーバ装置4は、印刷設定ページの送付先データを
「田中さん」から文字入力された「田中太郎」に修正し
(f7)、修正された印刷設定ページを、携帯電話31
に送信する。その結果、携帯電話31の表示部には図1
04の画面が表示される。図104の画面は、図99と
同様であるが、印刷条件のうちの「送付先」が「田中さ
ん」から「田中太郎」に変わっている。
【0214】図104の設定値で満足できる(表示され
ている値が要求に合致しており、変更すべき印刷条件項
目がない)場合、図106にハッチングで示すように、
「注文」ボタン95を選択して、決定操作を行なうと、
注文操作を行なった携帯電話の(識別データとしての)
電話番号、印刷の対象となる画像の識別符号を含む印刷
注文データがサーバ装置4に送信される。送付先を住所
入力した場合、住所、氏名が送付先データとなる。サー
バ装置4は、送られてきたデータが印刷条件確定を示
し、従って印刷実行を要求するものであると判断すると
(f8)、注文データを印刷装置5及び管理装置6に送
信する(f9)。
【0215】次に、図6のステップf9の処理に基づい
て実行される処理を図7を参照して詳細に説明する。図
7は印刷装置5及び管理装置6が行なう処理であり、こ
れらは、ステップf9で注文データが送信されると、こ
れに応じて行なわれる。
【0216】サーバ装置4からの注文データには、例え
ば、注文操作を行なった携帯電話の(識別データとして
の)電話番号、印刷の対象となる画像の識別符号(一連
の画像のうち印刷すべき画像を特定する情報)、印刷枚
数、印刷用紙情報、通信端末識別データが含まれ、印刷
装置5は、この注文データに基づいて印刷を行なう(f
21)。この場合、蓄積装置2に蓄積された画像を用い
て高精細の印刷を行なう。蓄積装置2内の画像の指定
は、上記の注文データに含まれる画像識別符号により行
なわれる。
【0217】そして、管理装置6は印刷画像を上記注文
データに基づいた送付先に発送させるための指示乃至デ
ータを出力する(f22)。具体的には、例えば、送付
先を宛名として封筒に印字したり、封筒に貼り付けられ
るラベルに印字したりする。これに基づいて、郵便や宅
配業者に依頼して送付が行なわれる。
【0218】上記送付先データが携帯電話番号で表わさ
れている場合、送受信装置7は、上記送付先データとし
て設定された携帯電話番号を、通信事業者20の送受信
装置21に送信する。管理装置23は、当該携帯電話番
号を利用している利用者の住所、氏名を照会する。通信
事業者20の送受信装置21は、当該携帯電話番号を利
用している利用者の住所、氏名を折り返し送受信装置7
を介して管理装置6に送信する。管理装置6は、通信事
業者20から送られて来た住所氏名で表わされる送付先
に印刷画像の発生するための指示を出力する。
【0219】管理装置6は、さらに、注文データに基づ
いて印刷料金を計算し(f23)、送受信装置7を介し
て、印刷注文者の携帯電話番号に関連付けた上記印刷料
金データを、通信事業者20の送受信装置21に送信す
る(f24)。
【0220】管理装置23は、利用者毎の携帯電話の通
話料金、情報利用料金、パケット通信料金等の利用料金
を集計管理している。送受信装置21で受信した携帯電
話番号に関連付けた上記印刷料金データに基づいて管理
装置23は当該携帯電話利用者の利用料金に上記印刷料
金を課金する。
【0221】なお、ステップf23による料金データの
送信は、画像管理システム10から通信事業者20に対
する料金徴収の代行と言う性格のものであっても良く、
画像管理システム10から通信事業者20に対する課金
と言う性格のものであっても良い。後者の場合、通信事
業者20は、利用者(携帯電話の使用者に対し、10か
ら請求された額に手数料を上乗せ他した額を請求するこ
ととしても良く、前者の場合、料金徴収の代行手数料が
通信事業者20から画像管理システム10に請求するこ
ととしても良い。
【0222】また、印刷料金のみならず、管理して画像
の量や期間に応じて携帯電話の使用者に費用請求するこ
としても良く、その場合も画像管理システム10が額を
通信事業者20に知らせ、通信事業者20が利用者に課
金することとしても良い。
【0223】ステップf24がともに完了したら、印刷
が完了したことが、携帯電話31に通知される。この場
合、発送日(又は発送予定日)又は到着予定日や計算さ
れた印刷料金を併せて知らせるようにしても良い。
【0224】なお、上記のステップf21及びf22の
組合せとステップf23及びf24の組合せとは同時に
並行して行なうこととしても良い。
【0225】上記の画像読取り、アルバムの作成、アル
バムが完成したときの画像所有者の通信端末への通知、
利用権の設定、画像の閲覧や印刷注文などに利用、特に
その際の利用権の確認など処理において用いられる画像
の所有者の通信端末や画像の利用者の通信端末の識別デ
ータとしては、電話番号の他に、電子メール・アドレ
ス、パケット通信サービスのアドレス、通信事業者にお
ける顧客管理番号、氏名及び住所を含む加入者情報など
を用いることができる。
【0226】以上のように構成したので、撮像機能付き
携帯電話の所有者は、電子的画像アルバムを画像管理シ
ステムに登録して、そのURLを電子メールで連絡する
ことで、当該電子的画像アルバムを見せたい関係者に簡
単に見せることができる。また、URLを知らせてもら
った関係者は、自分が入手希望する画像の印刷注文を自
分で行なうことができ、画像所有者も関係者もともに面
倒な思いをすることなく希望する画像を入手できる。従
来は、写真の所有者は、関係者に写真を回覧して、その
焼き増し希望を取り纏めて写真店に焼き増しを発注し
て、出来上がった写真を希望者に配布するなど煩雑な手
間がかかった。また、写真の焼き増し費用も写真所有者
が立て替え払いの上、写真希望者各々と個別精算するな
ど煩雑な手間がかかった。
【0227】また、プライベートな画像アルバムはごく
限られた特定の関係者にしか公開しないとか、閲覧はし
てもらっても良いが画像の印刷までして欲しくないな
ど、また特定の集団のメンバには公開してもいいので、
その集団のメンバには教えるパスワードを設けて公開す
る等、関係者への公開のレベルを画像所有者本人が設定
できるので、プライバシーの侵害を防げる。
【0228】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、画像の閲覧、
印刷注文を含む画像管理サービスを、利用者の利用権を
確認した上で提供するので、利用権がない人に閲覧を許
容したり、印刷画像を送ったりすることを防ぐことがで
き、プラバシーや著作権を守ることができる。
【0229】請求項2の発明によれば、閲覧が許容され
ている画像のみを送信して表示させるので、閲覧のため
の操作や通信のための時間が通信時間が少なくて済み、
通信料金を節約することができる。また、非公開になっ
ている画像の存在を利用者に知られてなくて済み、画像
所有者のプライバシーの保護の点からも有効である。
【0230】請求項3の発明によれば、印刷注文が許容
されている画像についてのみ、印刷注文を受付けるため
の画面を送信して表示させるので、印刷可能が許容され
ているかどうかを容易に判断することができる。
【0231】請求項4の発明によれば、上記所定の操作
(パスワード認証のための操作、指紋認証のための操
作、虹彩認証のための操作など)によって利用権がある
と認められれば画像の利用を許可されるので、どの通信
端末を用いているかに拘わらず(例えば利用者が他人の
通信端末を使用している場合にも)、上記所定の操作で
画像を利用することができるような設定にすることがで
きるので、便利である。一方、利用権のない者には、所
定の操作を含む認証により、画像の利用が拒否されるの
で、場像所有者のプライバシーや著作権を保護すること
ができる。
【0232】請求項5の発明によれば、利用者が格別の
操作を行なわなくても利用権が確認できるので、画像の
利用に要する時間を短くすることができ、また画像の利
用のための操作が簡単であると言う利点がある。
【0233】請求項6の発明によれば、画像の閲覧や印
刷に関する利用権を、画像アルバムの所有者が自由に設
定することができるので、状況に応じて最適の設定を行
なうことができる。
【0234】請求項7の発明によれば、利用権の設定
を、画像アルバム毎あるいは画像毎に設定可能なので、
画像アルバムや画像の内容に応じて最適の設定を行なう
ことができる。即ち、各利用者に応じて公開したい画像
アルバムや画像と、公開したくない画像アルバムや画像
をきめ細かく設定することができると言う効果がある。
【0235】請求項8の発明によれば、画像アルバムや
画像の内容に応じて最適な設定を行なうことができる。
例えば、利用者を特定して公開する画像と、本人専用の
画像などをきめ細かく設定することができると言う効果
がある。
【0236】請求項9の発明によれば、利用権を、通信
端末識別データによって設定できるので、利用者毎の利
用権を確実に設定することができる。また各利用者は格
別の操作を行なわなくても利用権が確認できるので便利
である。
【0237】請求項10の発明によれば、電話番号のよ
うな重複のない識別データで利用者を特定するので、利
用権の有無についての判定が確実である。また電話番号
などの識別データは他の用途でも用いられているもので
あるので、例えば通信端末にすでに記憶されているなど
の理由で、利用が簡単である。さらに、利用者が画像を
閲覧したり印刷注文したときの利用料金を通信料金と合
せて課金することが容易になると言う効果がある。
【0238】請求項11の発明によれば、画像の入力、
閲覧、印刷注文、利用料金支払いを含む画像管理サービ
スの利用権を、パスワード認証、指紋認証、あるいは虹
彩認証の上で提供するよう設定できるので特定の通信端
末に依存することなく、利用者が便利な通信端末からの
アクセスで便利に利用できる効果がある。
【0239】請求項12の発明によれば、接続情報(U
RL)を画像の所有者が自分で入力する手間が省ける効
果がある。また、閲覧しようとしたのに準備が整ってい
ないため見られないと言った事態の発生を防ぐことがで
きる。さらに、接続情報と共に利用権設定用の画面の送
信を要求するために用いられる接続情報(URL)を画
像所有者にだけ通知することができると言う効果があ
る。さらにまた、利用権は通信端末識別データが一致す
る通信端末からしか設定できないので、画像所有者以外
の者が設定を行なったりする不都合を回避することがで
きる。
【0240】請求項13の発明によれば、画像データを
電話番号のような、重複の無い識別データで管理できる
ので、画像アルバムの作成において、他の人が所有する
画像データと混ざってしまうような管理上の手違いは起
きにくいと言う効果がある。
【0241】請求項14の発明によれば、料金の請求、
支払いが円滑に行なえると言う利点がある。特に、画像
の利用に対する料金を、通信端末の通信料金とまとめて
請求することができ、これにより利用料金管理が行ない
やすくなると言う利点がある。また、例えば写真店に印
刷画像を受け取りに行く必要がなく、便利である。
【0242】請求項15の発明によれば、画像の閲覧や
画像印刷に適したインターネットに接続されたパーソナ
ルコンピュータを備えた固定環境でなくても、移動しな
がら携帯可能で通信機能を搭載した機器で画像閲覧や画
像印刷が可能となる効果がある。
【0243】請求項16の発明によれば、画像の閲覧、
印刷注文を含む画像管理サービスを、利用者の利用権を
確認した上で提供するので、利用権がない人に閲覧を許
容したり、印刷画像を送ったりすることを防ぐことがで
き、プラバシーや著作権を守ることができる。
【0244】請求項17の発明によれば、閲覧が許容さ
れている画像のみを送信して表示させるので、閲覧のた
めの操作や通信のための時間が通信時間が少なくて済
み、通信料金を節約することができる。また、非公開に
なっている画像の存在を利用者に知られてなくて済み、
画像所有者のプライバシーの保護の点からも有効であ
る。
【0245】請求項18の発明によれば、印刷注文が許
容されている画像についてのみ、印刷注文を受付けるた
めの画面を送信して表示させるので、印刷可能が許容さ
れているかどうかを容易に判断することができる。
【0246】請求項19の発明によれば、上記所定の操
作(パスワード認証のための操作、指紋認証のための操
作、虹彩認証のための操作など)によって利用権がある
と認められれば画像の利用を許可されるので、どの通信
端末を用いているかに拘わらず(例えば利用者が他人の
通信端末を使用している場合にも)、上記所定の操作で
画像を利用することができるような設定にすることがで
きるので、便利である。一方、利用権のない者には、所
定の操作を含む認証により、画像の利用が拒否されるの
で、場像所有者のプライバシーや著作権を保護すること
ができる。
【0247】請求項20の発明によれば、利用者が格別
の操作を行なわなくても利用権が確認できるので、画像
の利用に要する時間を短くすることができ、また画像の
利用のための操作が簡単であると言う利点がある。
【0248】請求項21の発明によれば、画像の閲覧や
印刷に関する利用権を、画像アルバムの所有者が自由に
設定することができるので、状況に応じて最適の設定を
行なうことができる。
【0249】請求項22の発明によれば、利用権の設定
を、画像アルバム毎あるいは画像毎に設定可能なので、
画像アルバムや画像の内容に応じて最適の設定を行なう
ことができる。即ち、各利用者に応じて公開したい画像
アルバムや画像と、公開したくない画像アルバムや画像
をきめ細かく設定することができると言う効果がある。
【0250】請求項23の発明によれば、画像アルバム
や画像の内容に応じて最適な設定を行なうことができ
る。例えば、利用者を特定して公開する画像と、本人専
用の画像などをきめ細かく設定することができると言う
効果がある。
【0251】請求項24の発明によれば、利用権を、通
信端末識別データによって設定できるので、利用者毎の
利用権を確実に設定することができる。また各利用者は
格別の操作を行なわなくても利用権が確認できるので便
利である。
【0252】請求項25の発明によれば、電話番号のよ
うな重複のない識別データで利用者を特定するので、利
用権の有無についての判定が確実である。また電話番号
などの識別データは他の用途でも用いられているもので
あるので、例えば通信端末にすでに記憶されているなど
の理由で、利用が簡単である。さらに、利用者が画像を
閲覧したり印刷注文したときの利用料金を通信料金と合
せて課金することが容易になると言う効果がある。
【0253】請求項26の発明によれば、画像の入力、
閲覧、印刷注文、利用料金支払いを含む画像管理サービ
スの利用権を、パスワード認証、指紋認証、あるいは虹
彩認証の上で提供するよう設定できるので特定の通信端
末に依存することなく、利用者が便利な通信端末からの
アクセスで便利に利用できる効果がある。
【0254】請求項27の発明によれば、接続情報(U
RL)を画像の所有者が自分で入力する手間が省ける効
果がある。また、閲覧しようとしたのに準備が整ってい
ないため見られないと言った事態の発生を防ぐことがで
きる。さらに、接続情報と共に利用権設定用の画面の送
信を要求するために用いられる接続情報(URL)を画
像所有者にだけ通知することができると言う効果があ
る。さらにまた、利用権は通信端末識別データが一致す
る通信端末からしか設定できないので、画像所有者以外
の者が設定を行なったりする不都合を回避することがで
きる。
【0255】請求項28の発明によれば、画像データを
電話番号のような、重複の無い識別データで管理できる
ので、画像アルバムの作成において、他の人が所有する
画像データと混ざってしまうような管理上の手違いは起
きにくいと言う効果がある。
【0256】請求項29の発明によれば、料金の請求、
支払いが円滑に行なえると言う利点がある。特に、画像
の利用に対する料金を、通信端末の通信料金とまとめて
請求することができ、これにより利用料金管理が行ない
やすくなると言う利点がある。また、例えば写真店に印
刷画像を受け取りに行く必要がなく、便利である。
【0257】請求項30の発明によれば、画像の閲覧や
画像印刷に適したインターネットに接続されたパーソナ
ルコンピュータを備えた固定環境でなくても、移動しな
がら携帯可能で通信機能を搭載した機器で画像閲覧や画
像印刷が可能となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の画像管理システム10をそれに接続
される他の装置とともに示すブロック図である。
【図2】 本発明の一実施の形態で用いられる携帯電話
30の外観図である。
【図3】 本発明の画像管理システム10による、デー
タ蓄積、アルバム作成などの動作を示すフローチャート
である。
【図4】 本発明の画像管理システム10による、画像
閲覧及び印刷注文に関する利用権の設定などの動作を示
すフローチャートである。
【図5】 本発明の画像管理システム10による、アル
バム閲覧、印刷注文受付けなどの動作を示すフローチャ
ートである。
【図6】 本発明の画像管理システム10による、印刷
注文受付けなどの動作を示すフローチャートである。
【図7】 画像管理システム10のサーバ装置4から画
像印刷の指示を受けたときの印刷装置5及び管理装置6
の動作を示すフローチャートである。
【図8】 アルバム作成の際に行なわれる、画像の縮小
を示す図である。
【図9】 画像閲覧又は利用権の設定を選択させる画面
を示す図である。
【図10】 利用権設定範囲を指定するための画面を示
す図である。
【図11】 利用権設定範囲として「全アルバム」が選
択された状態を示す図である。
【図12】 利用権設定対象を指定するための画面を示
す図である。
【図13】 利用権設定対象として「閲覧/印刷注文利
用権」が選択された状態を示す図である。
【図14】 利用権設定方法を指定するための画面を示
す図である。
【図15】 利用権設定方法として「本端末のみ」が選
択された状態を示す図である。
【図16】 利用権設定結果の一例を示す図である。
【図17】 利用権設定方法として「無制限」が選択さ
れた状態を示す図である。
【図18】 利用権設定結果の他の例を示す図である。
【図19】 利用権設定方法として「非公開」が選択さ
れた状態を示す図である。
【図20】 利用権設定結果の他の例を示す図である。
【図21】 利用権設定方法として「端末登録者」が選
択された状態を示す図である。
【図22】 端末登録者として「追加登録」を認めるた
めの画面を示す図である。
【図23】 端末登録設定方法として「アドレス帳」が
選択された状態を示す図である。
【図24】 アドレス帳による端末登録を示す図であ
る。
【図25】 端末登録のため「田中さん」が選択された
状態を示す図である。
【図26】 利用権設定結果の他の例を示す図である。
【図27】 端末登録方法として「電話番号入力」が選
択された状態を示す図である。
【図28】 端末登録のための電話番号入力のための画
面を示す図である。
【図29】 端末登録のため「入力された電話番号」が
表示された状態を示す図である。
【図30】 利用権設定結果の他の例を示す図である。
【図31】 利用権設定方法として「メールアドレス入
力」が選択された状態を示す図である。
【図32】 端末登録のためのメールアドレス入力のた
めの画面を示す図である。
【図33】 端末登録のため「入力されたメールアドレ
ス」が表示された状態を示す図である。
【図34】 利用権設定結果の他の例を示す図である。
【図35】 利用権設定方法として「パスワード認証
者」が選択された状態を示す図である。
【図36】 パスワードの設定又は削除を選択するため
の画面を示す図である。
【図37】 パスワード入力のための画面を示す図であ
る。
【図38】 利用権設定結果の他の例を示す図である。
【図39】 利用権設定対象として「閲覧利用権」が選
択された状態を示す図である。
【図40】 利用権設定対象として「印刷注文利用権」
が選択された状態を示す図である。
【図41】 利用権設定範囲として「アルバム毎」が選
択された状態を示す図である。
【図42】 アルバムの一覧を表示した画面を示す図で
ある。
【図43】 一覧表示されたアルバムのうち、アルバム
が選択された状態を示す図である。
【図44】 利用権設定範囲として「画像毎」が選択さ
れた状態を示す図である。
【図45】 アルバムの一覧を表示した画面を示す図で
ある。
【図46】 一覧表示されたアルバムのうち、アルバム
が選択された状態を示す図である。
【図47】 選択されたアルバムのうちの一番目の画
像を表示した画面を示す図である。
【図48】 選択されたアルバムのうちの二番目の画
像を表示した画面を示す図である。
【図49】 選択されたアルバムのうちの三番目の画
像を表示した画面を示す図である。
【図50】 選択されたアルバムのうちの四番目の画
像を表示した画面を示す図である。
【図51】 選択されたアルバムのうちの五番目の画
像を表示した画面を示す図である。
【図52】 選択されたアルバム内の画像を示す図で
ある。
【図53】 選択されたアルバム内の画像のうち、あ
る利用者に閲覧利用権が認められる画像を示す図であ
る。
【図54】 選択されたアルバム内の画像のうち、同
じ利用者に印刷注文利用権が認められる画像を示す図で
ある。
【図55】 アルバム中の一番目の画像の閲覧の要求に
対し、携帯電話の表示部に表示される画面を示す図であ
る。
【図56】 アルバム中の二番目の画像の閲覧の要求に
対し、携帯電話の表示部に表示される画面を示す図であ
る。
【図57】 アルバム中の三番目の画像の閲覧の要求に
対し、携帯電話の表示部に表示される画面を示す図であ
る。
【図58】 アルバム中の四番目の画像の閲覧の要求に
対し、携帯電話の表示部に表示される画面を示す図であ
る。
【図59】 アルバム中の五番目の画像の閲覧の要求に
対し、携帯電話の表示部に表示される画面を示す図であ
る。
【図60】 画像閲覧の画面において、「印刷」が選択
された状態を示す図である。
【図61】 アルバム中の画像2に対して印刷注文利用
権がなく、画像3に対して閲覧利用権がない利用者から
の、一番目の画像の閲覧のための要求に対し、携帯電話
の表示部に表示される画面を示す図である。
【図62】 アルバム中の画像2に対して印刷注文利用
権がなく、画像3に対して閲覧利用権がない利用者から
の、二番目の画像の閲覧の要求に対し、携帯電話の表示
部に表示される画面を示す図である。
【図63】 アルバム中の画像2に対して印刷注文利用
権がなく、画像3に対して閲覧利用権がない利用者から
の、四番目の画像の閲覧の要求に対し、携帯電話の表示
部に表示される画面を示す図である。
【図64】 アルバム中の画像2に対して印刷注文利用
権がなく、画像3に対して閲覧利用権がない利用者から
の、五番目の画像の閲覧の要求に対し、携帯電話の表示
部に表示される画面を示す図である。
【図65】 本発明の画像管理システム10による、ア
ルバム閲覧、印刷注文受付けなどの動作の他の例を示す
フローチャートである。
【図66】 図65のステップf53の詳細を示すフロ
ーチャートである。
【図67】 図65のステップf54の詳細を示すフロ
ーチャートである。
【図68】 アルバム中の画像3に対して端末識別デー
タによる閲覧利用権がない利用者からの、一番目の画像
の閲覧の要求に対し、携帯電話の表示部に表示される画
面を示す図である。
【図69】 アルバム中の画像3に対して端末識別デー
タによる閲覧利用権がない利用者からの、二番目の画像
の閲覧の要求に対し、携帯電話の表示部に表示される画
面を示す図である。
【図70】 画像閲覧のためのパスワード入力のための
画面を示す図である。
【図71】 アルバム中の画像3に対して端末識別デー
タによる閲覧利用権がない場合に行なわれるパスワード
入力により閲覧が認められた場合に、携帯電話の表示部
に表示される画面を示す図である。
【図72】 印刷が認められない場合に、携帯電話の表
示部に表示される画面を示す図である。
【図73】 印刷のためのパスワード入力のための画面
を示す図である。
【図74】 本発明の画像管理システム10による、ア
ルバム閲覧、印刷注文受付けなどの動作の他の例を示す
フローチャートである。
【図75】 ステップf7の直前に行なわれる、パスワ
ードチェックのための動作を示すフローチャートであ
る。
【図76】 アルバム中の画像2に対して端末識別デー
タによる印刷注文利用権がない利用者からの、一番目の
画像の閲覧の要求に対し、携帯電話の表示部に表示され
る画面を示す図である。
【図77】 アルバム中の画像2に対して端末識別デー
タによる閲覧利用権がない利用者からの、二番目の画像
の閲覧の要求に対し、携帯電話の表示部に表示される画
面を示す図である。
【図78】 印刷のためのパスワード入力のための画面
を示す図である。
【図79】 印刷条件設定/変更のためのページを表示
した画面を示す図である。
【図80】 表示された印刷条件で印刷を指示する際の
画面を示す図である。
【図81】 印刷条件のうち、枚数の変更を指示する際
の画面を示す図である。
【図82】 印刷枚数の変更のための画面を示す図であ
る。
【図83】 表示された印刷枚数の設定を指示する際の
画面を示す図である。
【図84】 印刷条件が一部変更された、印刷条件設定
/変更のためのページを表示した画面を示す図である。
【図85】 表示された印刷条件で印刷を指示する際の
画面を示す図である。
【図86】 印刷条件のうち、サイズの変更を指示する
際の画面を示す図である。
【図87】 サイズの指定を選択で行なうための画面を
示す図である。
【図88】 用紙サイズの指定を選択で行なうための画
面を示す図である。
【図89】 印刷条件が一部変更された、印刷条件設定
/変更のためのページを表示した画面を示す図である。
【図90】 表示された印刷条件で印刷を指示する際の
画面を示す図である。
【図91】 印刷条件のうち、用紙の種類の変更を指示
する際の画面を示す図である。
【図92】 用紙の種類の指定を選択で行なうための画
面を示す図である。
【図93】 用紙種類の指定を選択で行なうための画面
を示す図である。
【図94】 印刷条件が一部変更された、印刷条件設定
/変更のためのページを表示した画面を示す図である。
【図95】 表示された印刷条件で印刷を指示する際の
画面を示す図である。
【図96】 印刷条件のうち、送付先の変更を指示する
際の画面を示す図である。
【図97】 送付先の指定の方法を選択するための画面
を示す図である。
【図98】 送付先の指定をアドレス帳からの選択で行
なうための画面を示す図である。
【図99】 印刷条件が一部変更された、印刷条件設定
/変更のためのページを表示した画面を示す図である。
【図100】 表示された印刷条件で印刷を指示する際
の画面を示す図である。
【図101】 印刷条件のうち、送付先の変更を指示す
る際の画面を示す図である。
【図102】 送付先の指定の方法を選択するための画
面を示す図である。
【図103】 送付先の指定を文字入力により行なうた
めの画面を示す図である。
【図104】 印刷条件が一部変更された、印刷条件設
定/変更のためのページを表示した画面を示す図であ
る。
【図105】 表示された印刷条件で印刷を指示する際
の画面を示す図である。
【図106】 従来の撮像装置と印刷装置を含むシステ
ムを示すブロック図である。
【図107】 従来の画像管理システムの一例を示すブ
ロック図である。
【図108】 従来の画像管理システムの他の例を示す
ブロック図である。
【図109】 従来の画像管理システムの他の例を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1 データ読取装置、 2 蓄積装置、 3 処理装
置、 4 サーバ装置、 5 印刷装置、 6 管理装
置、 7 送受信装置、 8 バス、 10画像管理シ
ステム、 20 通信事業者、 21 送受信装置、
22 サーバ装置、 23 管理装置、 24 回線処
理装置、 25 バス、 30 撮像機能付き携帯電
話、 31 携帯電話、 32 携帯電話、 33 携
帯電話、50 インターネット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06T 1/00 200 G06T 1/00 200E H04N 1/00 107 H04N 1/00 107Z (72)発明者 久野 徹也 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 植田 信夫 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 2H106 BA95 5B050 AA08 BA15 CA07 CA08 FA02 FA03 FA13 FA19 GA07 5C062 AA25 AA37 AB11 AB21 AB41 AB42 AC03 AC04 AC05 AC06 AC24 AC58 AE03 AE04 AE15 AF02 AF03 AF07 AF08 AF10 AF12 BB03

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子的に画像の閲覧のための処理、及び
    画像印刷の注文に対応する処理を行なう画像管理方法に
    おいて、 通信端末から画像データを読取る読取りステップと、 上記画像データから電子的画像アルバムを作成する画像
    アルバム作成ステップと、 利用者の通信端末に上記電子的画像アルバムの画像を送
    信してその表示部に表示して閲覧させる閲覧ステップ
    と、 利用者が上記通信端末を用いて行なう上記電子的画像ア
    ルバムの画像の印刷の注文を受付ける印刷注文処理ステ
    ップと、 上記画像の閲覧、又は上記画像の印刷に際し、利用者の
    利用権の確認を行なう利用権確認ステップと、 上記利用者からの印刷注文に対して印刷を行なうステッ
    プとを含む画像管理方法。
  2. 【請求項2】 上記閲覧ステップにおいて、上記利用権
    確認ステップで確認した利用権の内容により、利用者が
    利用権を有する画像のみを上記利用者の通信端末に送信
    してその表示部に表示させることを特徴とする請求項1
    に記載の画像管理方法。
  3. 【請求項3】 上記印刷注文処理ステップにおいて、上
    記利用権確認ステップで確認した利用権の内容により、
    利用者が利用権を有する画像についてのみ、印刷注文を
    受付けることができる画面を上記利用者の通信端末に送
    信してその表示部に表示させることを特徴とする請求項
    1に記載の画像管理方法。
  4. 【請求項4】 上記利用権確認ステップが、利用に際
    し、利用者に認証のための所定の操作を行なわせること
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の画像管理方
    法。
  5. 【請求項5】 上記利用権の確認が、通信端末から送信
    された通信端末識別データと、予め記憶されている、設
    定された利用権を表わす情報とを参照して行なわれるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の画像管理方法。
  6. 【請求項6】 上記利用権を上記画像アルバムの所有者
    の通信端末において設定する利用権設定ステップをさら
    に有することを特徴とする請求項1に記載の画像管理方
    法。
  7. 【請求項7】 上記利用権設定ステップにおいて、上記
    閲覧や印刷に関する利用権を、画像アルバム毎に或いは
    画像毎に設定するための画面を上記画像所有者の通信端
    末の表示部に表示させることを特徴とする請求項6に記
    載の画像管理方法。
  8. 【請求項8】 上記利用権設定ステップにおいて、制限
    無し、画像アルバムの所有者のみ利用可能、非公開など
    を設定することができる画面を上記画像所有者の通信端
    末に表示させることを特徴とする請求項6に記載の画像
    管理方法。
  9. 【請求項9】 上記利用権設定ステップにおいて、利用
    権が与えられる利用者を、その通信端末の通信端末識別
    データにより設定することができる画面を上記画像所有
    者の通信端末に表示させることを特徴とする請求項6に
    記載の画像管理方法。
  10. 【請求項10】 上記通信端末識別データは、電話番
    号、電子メール・アドレス、パケット通信サービスのア
    ドレス、通信事業者における顧客管理番号、氏名及び住
    所を含む加入者情報のうち少なくとも一つを含むことを
    特徴とする請求項9に記載の画像管理方法。
  11. 【請求項11】 上記利用権設定ステップにおいて、利
    用に際し、利用者に所定の操作を行なわせることにより
    利用権を確認する設定を選択することが可能であること
    を特徴とする請求項6に記載の画像管理方法。
  12. 【請求項12】 上記電子的画像アルバムの閲覧の準備
    が整った段階で、上記電子的画像アルバムの閲覧画面の
    接続情報及び利用権設定のための接続情報を、上記画像
    所有者の通信端末に送信するステップをさらに有するこ
    とを特徴とする請求項6に記載の画像管理方法。
  13. 【請求項13】 上記読取りステップにおいて、上記通
    信端末から画像データとともに、上記通信端末の識別デ
    ータを送信し、 上記画像アルバム作成ステップにおいて、上記通信端末
    の識別データによって画像の所有者を特定して画像の所
    有者毎に上記画像アルバムを作成し、 上記電子的画像アルバムの閲覧画面の接続情報及び利用
    権設定のための接続情報を上記画像所有者の通信端末に
    送信するステップにおいて、上記画像所有者の上記通信
    端末の識別データによって、上記画像所有者の通信端末
    を特定することを特徴とする請求項12に記載の画像管
    理方法。
  14. 【請求項14】 上記印刷に関し利用料金を計算する利
    用料金計算ステップと、 計算された利用料金を、利用者の通信端末の通信料金管
    理請求者に送信するステップと上記印刷ステップで印刷
    した印刷画像を、上記注文に基づいて発送させる発送ス
    テップとをさらに有することを特徴とする請求項1に記
    載の画像管理方法。
  15. 【請求項15】 上記通信端末は、携帯電話、携帯端
    末、携帯通信端末、携帯情報端末、携帯情報通信端末、
    PDA(Personal DigitalAssis
    tants或いはPersonal Data Ass
    istants)、PHS(Personal Han
    dyphone System)などの携帯可能で通信
    機能を搭載した機器であることを特徴とする請求項1乃
    至14のいずれかに記載の画像管理方法。
  16. 【請求項16】 電子的に画像の閲覧のための処理、及
    び画像印刷の注文に対応する処理を行なう画像管理装置
    において、 通信端末から画像データを読取る読取り装置と、 上記画像データから電子的画像アルバムを作成する処理
    装置と、 利用者の通信端末に上記電子的画像アルバムの画像を送
    信してその表示部に表示して閲覧させ、利用者が上記通
    信端末を用いて行なう上記電子的画像アルバムの画像の
    印刷の注文を受付け、上記画像の閲覧、又は上記画像の
    印刷に際し、利用者の利用権の確認を行なうサーバ装置
    と、 上記利用者からの印刷注文に対して印刷を行なう印刷装
    置とを含む画像管理システム。
  17. 【請求項17】 上記サーバ装置は、確認された利用権
    の内容により、利用者が利用権を有する画像のみを上記
    利用者の通信端末に送信してその表示部に表示させるこ
    とを特徴とする請求項16に記載の画像管理システム。
  18. 【請求項18】 上記サーバ装置は、確認された利用権
    の内容により、利用者が利用権を有する画像についての
    み、印刷注文を受付けることができる画面を上記利用者
    の通信端末に送信してその表示部に表示させることを特
    徴とする請求項16に記載の画像管理システム。
  19. 【請求項19】 上記サーバ装置が、利用に際し、利用
    者に認証のための所定の操作を行なわせることを特徴と
    する請求項16に記載の画像管理システム。
  20. 【請求項20】 上記サーバ装置が、通信端末から送信
    された通信端末識別データと、予め記憶されている、設
    定された利用権を表わす情報とを参照して利用権の確認
    を行なうことを特徴とする請求項16に記載の画像管理
    システム。
  21. 【請求項21】 上記サーバ装置はさらに、上記利用権
    を上記画像アルバムの所有者の通信端末において設定す
    るための画面を上記所有者の通信端末に表示させること
    を可能にすることを特徴とする請求項16に記載の画像
    管理システム。
  22. 【請求項22】 上記サーバ装置は、上記利用権の設定
    に当たり、画像の閲覧や印刷に関する利用権を、画像ア
    ルバム毎に或いは画像毎に設定するための画面を上記画
    像所有者の通信端末の表示部に表示させることを特徴と
    する請求項21に記載の画像管理システム。
  23. 【請求項23】 上記サーバ装置は、上記利用権の設定
    に当たり、制限無し、画像アルバムの所有者のみ利用可
    能、非公開などを設定することができる画面を上記画像
    所有者の通信端末に表示させることを特徴とする請求項
    21に記載の画像管理システム。
  24. 【請求項24】 上記サーバ装置は、上記利用権が与え
    られる利用者を、その通信端末の通信端末識別データに
    より設定することができる画面を上記画像所有者の通信
    端末に表示させることを特徴とする請求項21に記載の
    画像管理システム。
  25. 【請求項25】 上記通信端末識別データは、電話番
    号、電子メール・アドレス、パケット通信サービスのア
    ドレス、通信事業者における顧客管理番号、氏名及び住
    所を含む加入者情報のうち少なくとも一つを含むことを
    特徴とする請求項24に記載の画像管理システム。
  26. 【請求項26】 上記サーバ装置は、上記利用権の設定
    に当たり、利用に際し、利用者に所定の操作を行なわせ
    ることにより利用権を確認する設定を選択することが可
    能であることを特徴とする請求項21に記載の画像管理
    システム。
  27. 【請求項27】 上記サーバ装置は、上記電子的画像ア
    ルバムの閲覧の準備が整った段階で、上記電子的画像ア
    ルバムの閲覧画面の接続情報及び利用権設定のための接
    続情報を、上記画像所有者の通信端末に送信することを
    特徴とする請求項21に記載の画像管理システム。
  28. 【請求項28】 上記読取り装置は、上記通信端末から
    画像データとともに、上記通信端末の識別データを送信
    し、 上記処理装置は、上記通信端末の識別データによって画
    像の所有者を特定して画像の所有者毎に上記画像アルバ
    ムを作成し、 上記サーバ装置は、上記電子的画像アルバムの閲覧画面
    の接続情報及び利用権設定のための接続情報を、上記画
    像所有者の通信端末に送信するに当たり、上記画像所有
    者の上記通信端末の識別データによって、上記画像所有
    者の通信端末を特定することを特徴とする請求項27に
    記載の画像管理システム。
  29. 【請求項29】 上記印刷に関し利用料金を計算する管
    理装置と、 計算された利用料金を、利用者の通信端末の通信料金管
    理請求者に送信する送受信装置とをさらに有し、 上記サーバ装置は、上記印刷装置で印刷した印刷画像
    を、上記注文に基づいて発送させることを特徴とする請
    求項16に記載の画像管理システム。
  30. 【請求項30】 上記通信端末は、携帯電話、携帯端
    末、携帯通信端末、携帯情報端末、携帯情報通信端末、
    PDA(Personal DigitalAssis
    tants或いはPersonal Data Ass
    istants)、PHS(Personal Han
    dyphone System)などの携帯可能で通信
    機能を搭載した機器であることを特徴とする請求項16
    乃至29のいずれかに記載の画像管理システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007299171A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Fujifilm Corp 画像管理サーバ
JP2014102715A (ja) * 2012-11-21 2014-06-05 Dainippon Printing Co Ltd スクールフォト管理サーバ、スクールフォト管理システム、スクールフォト管理方法、プログラム、及び記録媒体

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