JP2003295846A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JP2003295846A JP2003115844A JP2003115844A JP2003295846A JP 2003295846 A JP2003295846 A JP 2003295846A JP 2003115844 A JP2003115844 A JP 2003115844A JP 2003115844 A JP2003115844 A JP 2003115844A JP 2003295846 A JP2003295846 A JP 2003295846A
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Masahide Uchida
雅秀 内田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力画像信号を相展開する液晶表示装置にお
いて、液晶パネルの表示における系列ムラの発生を回避
し、表示品質を向上させることができる液晶表示装置を
提供する。 【解決手段】 γ補正回路2、増幅回路3及び極性切換
回路4からなる単一系統の信号処理系1により、入力画
像信号Vinに対する各種信号処理を行い、液晶パネル5
へ出力するに適した形態の表示信号VIDとする。そし
て、表示信号VIDを相展開回路6にて相展開し、相展
開信号VID1〜VID6として6本の並列な信号線L
1〜L6へ出力する。これにより、液晶パネル5へ出力
される表示信号に複数系統の信号処理系を介した場合の
系列誤差が発生することを回避し、表示画像の系列ムラ
を軽減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶パネルへ出力
する表示信号を生成する液晶表示装置の信号回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、液晶は高速で変化する印加電圧
に対しての応答特性があまり良くない。このことは、特
に画像信号の周波数が高いコンピュータ用の液晶表示装
置等では解像度を劣化させる重大な要因となっている。
そして、かかる周波数の高い画像信号によっても画像を
適切に表示させる手法として、1ドット当たりのデータ
長を長くして液晶パネルへ出力する表示信号の周波数を
低くする相展開と呼ばれる技術がある。この相展開によ
れば、入力画像信号の各ドットの表示データが、ドット
クロックのn倍(n:整数)のデータ長を有する表示デ
ータとされ、n本の並列な信号線により液晶パネルの各
列のドットへ供給される。
【0003】図4にかかる相展開処理を施した表示デー
タを液晶パネルへ供給する回路構成の一例を示す。この
図においては、入力画像信号Vinは、まず、相展開回路
50において相展開される。ここでの相展開は、各ドッ
トの表示データをドットクロックの6倍のデータ長とす
る相展開であり、相展開処理を経た第1、第7、…、第
6m+1番目(m:整数)の表示データが、γ補正回路
51a、増幅回路51b、極性切換回路51cからなる
信号処理系51へ供給され、各種処理を経た表示信号に
より液晶パネル60の第1、第7、…、第6m+1番目
の列へ供給される。又、同様にして、第6m+2番目〜
第6m+6番目の表示データも、それぞれ信号処理系5
2〜56での各種信号処理を経て液晶パネル60の第6
m+2番目〜第6m+6番目の列へ供給される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記信号処
理系51〜56を構成するγ補正回路51a〜56a、
増幅回路51b〜56b、極性切換回路51c〜56c
は、各回路構成素子にばらつきがあることから、それぞ
れの入出力特性が微妙に異なったものとなる。このた
め、各信号処理系51〜56の入出力特性は厳密には同
一でなく、図4に示した回路構成では、信号処理系51
〜56を介して出力される6つの表示信号に若干の系列
誤差が生じることになる。
【0005】これにより、各信号処理系を介して出力さ
れる各表示信号については、他に比べて輝度が低い(又
は高い)傾向にあったり、階調が軟調(又は硬調)な傾
向にあったりする事態が発生することとなり、図5に示
すように、液晶パネル60の表示に6列毎の系列ムラが
発生する。このような系列ムラは、表示された画像を著
しく劣悪なものとし、入力画像信号を相展開する液晶表
示装置において、表示品質を低下させる重大な要因とな
っていた。
【0006】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、入力画像信号を相展開する液晶表示装置におい
て、液晶パネルの表示における系列ムラの発生を回避
し、表示品質を向上させることができる液晶表示装置の
信号処理回路を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
複数のドットが行列状に配列され、その各行に対応した
走査線と各列に対応したデータ線とが設けられた液晶パ
ネルと、前記走査線を駆動させる走査線駆動手段と、順
次供給される各ドットの表示データを含む信号を、前記
データ線へ出力することによって、前記走査線駆動手段
により駆動されている走査線に対応する行のドットを表
示させるデータ線駆動手段とを有する液晶表示装置であ
り、各ドットの表示データを含む入力画像信号に対し、
γ補正及び極性切換を行い、前記液晶パネルへ出力する
に適した形態の表示信号とする単一系統の信号処理手段
と、前記単一系統の信号処理手段から出力された前記表
示信号における一定のドット毎の前記表示データを、ド
ットクロックの整数倍の長さを有するデータに展開し、
複数の相展開信号として並列に出力する相展開手段とを
有し、前記信号処理手段においては前記γ補正が前記極
性切換の前に行われ、前記相展開手段により出力される
前記相展開信号は、前記データ線駆動手段により前記デ
ータ線へ出力される前記信号として供給されることを特
徴としている。
【0008】そして、かかる構成により、すべての表示
データについての入力画像信号が、単一系統の信号処理
手段によって各種信号処理を施され、その後に相展開さ
れて一定数の並列な相展開信号として出力される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明の一
実施形態について説明する。図1は本発明の一実施形態
による液晶表示装置の信号処理回路を適用した液晶表示
装置の構成を示す図である。
【0010】図において、1は入力画像信号Vinに対
し、γ補正、レベル調整及び極性切換の各種信号処理を
施す信号処理系であり、後述のγ補正回路2、増幅回路
3及び極性切換回路4を接続した単一系統の信号処理系
からなる。ここに、入力画像信号Vinは、表示画像の各
ドットについての表示データがドットクロック毎に直列
に並んでいるアナログ信号となっており、図示せぬパー
ソナルコンピュータ等の画像データ供給源から高速なド
ットクロックで供給されるものである。この入力画像信
号Vinは、信号処理系1における各種信号処理を経て、
液晶パネル5(後述)へ出力するに適合した信号形態の
表示信号VIDとされる。
【0011】γ補正回路2は、入力画像信号Vinの供給
源におけるγ値及び液晶パネル5におけるγ値に応じ
て、液晶パネル5での表示が適切な階調によりなされる
ように入力画像信号Vinに対してγ補正を施すものであ
る。
【0012】増幅回路3は、γ補正回路2の出力を液晶
パネル5へ出力するに適合した信号レベルとする増幅回
路である。
【0013】極性切換回路4は、増幅回路3の出力に対
し、液晶パネル5の反転駆動のための極性切換を行う。
ここに、反転駆動とは、液晶への印加電圧の極性を一定
周期毎に反転させるものであり、フィールド毎に極性を
切り換える1V反転、走査線毎に切り換える1H反転、
ドット毎に切り換える1Dot反転等がある。
【0014】液晶パネル5は、M(水平方向)×N(垂
直方向)ドットの表示要素が行列状に配置された液晶パ
ネルである。この液晶パネル5の各ドットは、図2に示
すように、走査線Hi(i=1、2、…、N)と接続さ
れたTFT等のスイッチング素子10と、それを介して
データ線Vj(j=1、2、…、M)と接続された液晶
層11とを有している。そして、走査線Hiの走査信号
に応じたスイッチング素子10のON/OFF動作によ
り、液晶層11へデータ線Vjの表示信号を印加するよ
うになっている。
【0015】図1の符号6は信号処理系1を介して出力
される表示信号VIDを相展開する相展開回路である。
ここに、相展開とは、上述のように液晶の応答を考慮し
て入力画像信号のドットクロックよりも長い周期で各ド
ットの表示データを供給するための処理である。
【0016】ここで、図3に相展開回路6において行わ
れる相展開の動作を表すタイミングチャートを示し、そ
の処理の内容について説明する。図に示すように、信号
処理系1から出力される表示信号VIDは、各信号処理
後の各ドットに対応する表示信号が直列に並んでいるア
ナログ信号となっている。この図の表示信号VID中に
示したデータ番号1、2、…は、各々、液晶パネル5の
第1番目(図1中最上行最左端)、第2番目(最上行左
から2番目)、…のドットについての表示データを含む
部分であることを示す。従って、図3には図示しない
が、第i行第j列のドットについての表示データは、デ
ータ番号(M×i+j)の部分に含まれることになる。
【0017】相展開回路6では、この表示信号VIDを
ドットクロック毎にサンプルホールドする。すなわち、
まず、データ番号1の部分をサンプルホールドして信号
線L1(図1参照)へ出力し、次いでこの出力を保持し
つつ、データ番号2の部分をサンプルホールドして信号
線L2へ出力する。次に、これら信号線L1、L2への
出力を保持しつつ、データ番号3の部分をサンプルホー
ルドして信号線L3へ出力する。以下同様に、データ番
号4の部分を信号線L1〜L3への出力を保持しつつ信
号線L4へ出力し、データ番号5の部分を信号線L1〜
L4への出力を保持しつつ信号線L5へ出力し、データ
番号6の部分を信号線L1〜L5への出力を保持しつつ
信号線L6へ出力する。
【0018】そして、次に、データ番号7の部分を信号
線L2〜L6への出力を保持しつつ信号線L1へ出力す
る。従って、この時点でデータ番号1の部分についての
出力は終了する。次いで、データ番号8の部分を信号線
L1及びL3〜L6への出力を保持しつつ信号線L2へ
出力し、データ番号2の部分についての出力を終了す
る。以下、同様にして、データ番号9、10、…の部分
も、順次、各信号線へ出力する。これにより、各信号線
L1〜L6へは、ぞれぞれ、6ドット毎の表示データを
ドットクロック1周期の6倍のデータ長とした相展開信
号VID1〜VID6(図3参照)が出力されることと
なる。
【0019】一方、図1の符合7は走査線Hiに対応し
たNビットのシフトレジスタやレベルシフト用のアンプ
等によって構成された走査線駆動回路である。この走査
線駆動回路7は、前記シフトレジスタの各ステージから
の出力がアンプを介して順次走査線H1、H2、…、H
Nと接続されており、表示ラインの走査線へ順次所定幅
の走査信号(パルス信号)を出力する。これにより、表
示データを書き込むべき表示ラインの各ドットにおける
上記スイッチング素子10をON状態とする。
【0020】8はデータ線Vjに対応したMビットのシ
フトレジスタやレベルシフト用のアンプ等によって構成
されたデータ線駆動回路である。このデータ線駆動回路
8は、前記シフトレジスタの各ステージからの出力がア
ンプを介して順次スイッチング素子S1、S2、…、S
Mと接続されており、順次一定幅のパルス信号を出力し
て各スイッチング素子をON状態とする。
【0021】スイッチング素子S1、S2、…、SM
は、信号線L1〜L6と、データ線V1、V2、…、V
Mとの間に介挿されたスイッチング素子である。このス
イッチング素子S1〜SMと信号線L1〜L6との接続
は、まず、スイッチング素子S1〜S6が順次信号線L
1〜L6と接続され、次いでスイッチング素子S7〜S
12が再び順次信号線L1〜L6と接続されている。そ
して、以下も同様に、6つ毎のスイッチング素子が順次
信号線L1〜L6と接続されている。
【0022】このような構成により、データ線駆動回路
8から順次パルス信号が出力されて順次信号線L1〜L
6がデータ線V1、V2、…、VMと順次接続され、各
データ線に対して相展開信号VID1〜VID6のいず
れかが出力される。尚、ここで、上記パルス信号の一定
幅は、同じ時刻にON状態となっているスイッチング素
子が最大6つである範囲において、各相展開信号を十分
データ線へ供給できるように設定される。
【0023】次に、上記構成による動作について説明す
る。まず、パーソナルコンピュータ等の画像データ供給
源から入力画像信号Vinが入力されると、信号処理系1
のγ補正回路2においてγ補正が施され、該入力画像信
号Vinが液晶パネル5において適切な階調で表示される
形態の信号となる。次いで、該信号は増幅回路3におい
て信号レベルの調整がなされ、極性切換回路4において
所定の極性切換が行われて、表示信号VIDとして相展
開回路6へ出力される。
【0024】ここで、上記信号処理系1におけるγ補
正、レベル調整、極性切換により、入力画像信号Vinに
施すべきアナログ信号処理は終了する。このように、表
示信号VIDは、単一の信号処理系1によって処理され
たものであるので、入力画像信号を複数に分岐して各々
異なる信号処理系を介した場合に含まれる系列誤差を一
切含まない。
【0025】そして、表示信号VIDは、相展開回路6
において上述のように相展開され、各相展開信号VID
1〜VID6となって各信号線L1〜L6へ出力され
る。尚、相展開処理は、上述したように各ドットについ
ての表示信号をサンプルホールドするのみであるので、
各相展開信号VID1〜VID6における系列誤差は少
ない。
【0026】続いて、走査線駆動回路7及びデータ線駆
動回路8からの出力により、相展開信号VID1〜VI
D6に基づいた液晶パネル5の表示がなされる。すなわ
ち、まず、走査線駆動回路7から走査線H1への走査信
号出力が開始され、同時に、データ線駆動回路8からス
イッチング素子S1への上記一定幅のパルス信号出力が
開始される。これにより、液晶パネル5の第1行最左端
のドットに対し、相展開信号VID1が出力され、上記
データ番号1の表示データに基づく表示がなされる。
【0027】次に、データ線駆動回路8からスイッチン
グ素子S2へのパルス信号出力が開始される。これによ
り、液晶パネル5の第1行第2番目のドットに対し、相
展開信号VID2が出力され、上記データ番号2の表示
データに基づく表示がなされる。以下、同様にして、液
晶パネル5の第1行第6番目のドットまでの表示がなさ
れる。
【0028】そして次に、データ線駆動回路8からスイ
ッチング素子S7へのパルス信号出力が開始される。こ
のとき、信号線L1からは、相展開信号VID1の上記
データ番号7の部分が出力されている。これにより、液
晶パネル5の第1行第7番目のドットに上記データ番号
7の表示データに基づく表示がなされる。尚、このと
き、スイッチング素子S1へのパルス信号出力は既に終
了している。
【0029】続いて、データ線駆動回路8からスイッチ
ング素子S8へのパルス信号出力が開始される。このと
き、信号線L2からは、相展開信号VID2の上記デー
タ番号8の部分が出力されている。これにより、液晶パ
ネル5の第1行第8番目のドットに上記データ番号8の
表示データに基づく表示がなされる。尚、このとき、ス
イッチング素子S2へのパルス信号出力は既に終了して
いる。以下、同様にして、上記データ番号9〜Mの表示
データが各々対応するドットに対して供給され、液晶パ
ネル5の第1行の各ドットの表示がなされる。
【0030】このようにして、液晶パネル5の第1行の
全ドットの表示が終了すると、走査線駆動回路7から走
査線H2への走査信号出力が開始される。そして、信号
線L1〜L6から液晶パネル5の第2行の各ドットを表
示するための相展開信号VID1〜VID6(データ番
号でいえば、M+1〜2Mの部分)が出力され始め、上
記第1行同様に、データ線駆動回路8からのパルス信号
出力によってスイッチング素子S1〜SMが順次ON状
態とされ、液晶パネル5の第2行の各ドットが表示され
る。
【0031】次に、第2行の表示が終了すると、以下同
様にして、第3、第4、…行が順次表示される。そし
て、1フィールドの表示が終了すると、再び上記同様に
次のフィールドの表示がなされる。
【0032】以上述べた液晶パネル5の表示は、上述し
たように、単一の信号処理系1を介して出力される表示
信号VIDを相展開した相展開信号VID1〜VID6
に基づいてなされる。そして、相展開信号VID1〜V
ID6は、アナログ信号処理を行う信号処理系で発生す
る系列誤差を一切含まない。従って、液晶パネル5に表
示される画像には系列ムラがほとんど発生しない。
【0033】尚、上記実施形態においては、γ補正、レ
ベル調整、極性切換の順で入力画像信号の信号処理を行
い、その後に相展開処理を行うこととしたが、このよう
な形態に限らず、相展開処理を最終段階において行うこ
ととすればよく、あとは必要に応じた順序で各種信号処
理を行うこととしてよい。又、必要に応じて電流増幅等
の他の構成要素を加えてもよい。
【0034】更に、上記実施形態は、1入力の入力画像
信号により画像を表示させるものであったが、例えば、
R(赤)、G(緑)、B(青)のフルカラーの画像を表
示する場合には、上記信号処理系1及び相展開回路6を
R、G、Bの各々について設ければよい。この場合、信
号処理系が3系統となるが、上述のように相展開処理を
最終段階において行うこととすれば、各色の表示におけ
る系列ムラが上記同様に軽減されると共に、信号処理回
路全体の構成を簡略化することもできる。
【0035】加えて、上記実施形態は、表示信号VID
を6本の並列な相展開信号VID1〜VID6へ展開す
る6相展開を行うものであったが、これに限らず、他の
n相へ展開する相展開の場合に適用してもよい。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、入
力画像信号の各種信号処理を単一系統の信号処理手段に
よって行い、その後に相展開して液晶パネルに対して供
給することとしたので、相展開後に各種信号処理を行う
こととした場合のアナログ信号処理過程において発生す
る系列誤差は一切発生しない。そして、相展開処理は、
表示信号をサンプルホールドする処理であって、基本的
に信号レベルを変更するような処理ではない。従って、
表示画像における系列ムラがほとんど発生しないことと
なる。これにより、液晶表示装置の表示品質を格段に向
上させることができるという効果が得られる。
【0037】更に、信号処理手段が単一系統のみで足り
るので、相展開後に各相展開信号についての信号処理手
段を設ける場合に比べ、回路構成を極めて簡略化するこ
とができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態による液晶表示装置の信
号処理回路を適用した液晶表示装置の構成を示す図であ
る。
【図2】 液晶パネル5の各ドットの構成を示す図であ
る。
【図3】 相展開回路6において行われる相展開の動作
を表すタイミングチャートである。
【図4】 相展開処理を施した表示データを液晶パネル
へ供給する回路構成の一例を示す図である。
【図5】 液晶パネル60の表示に6列毎の系列ムラが
発生する様子を示した図である。
【符号の説明】
1 信号処理系 2 γ補正回路 3 増幅回路 4 極性切換回路 5 液晶パネル 6 相展開回路 7 走査線駆動回路 8 データ線駆動回路 L1〜L6 信号線 S1〜SM スイッチング素子 VID1〜VID6 相展開信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H093 NA32 NA33 NA34 NC09 NC21 NC23 NC34 ND06 ND49 5C006 AC26 AF43 AF46 BB16 BC13 BC23 BF25 FA22 5C080 AA10 BB05 DD05 EE28 FF11 JJ01 JJ02 JJ03 JJ04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のドットが行列状に配列され、その
    各行に対応した走査線と各列に対応したデータ線とが設
    けられた液晶パネルと、前記走査線を駆動させる走査線
    駆動手段と、順次供給される各ドットの表示データを含
    む信号を、前記データ線へ出力することによって、前記
    走査線駆動手段により駆動されている走査線に対応する
    行のドットを表示させるデータ線駆動手段とを有する液
    晶表示装置であり、 各ドットの表示データを含む入力画像信号に対し、γ補
    正及び極性切換を行い、前記液晶パネルへ出力するに適
    した形態の表示信号とする単一系統の信号処理手段と、 前記単一系統の信号処理手段から出力された前記表示信
    号における一定のドット毎の前記表示データを、ドット
    クロックの整数倍の長さを有するデータに展開し、複数
    の相展開信号として並列に出力する相展開手段とを有
    し、 前記信号処理手段においては前記γ補正が前記極性切換
    の前に行われ、 前記相展開手段により出力される前記相展開信号は、前
    記データ線駆動手段により前記データ線へ出力される前
    記信号として供給されることを特徴とする液晶表示装
    置。
  2. 【請求項2】 前記信号処理手段が、前記入力画像信号
    に対するレベル調整の処理を、前記γ補正の処理後に行
    うことを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 前記信号処理回路は、前記入力画像信号
    の供給源におけるγ値と前記液晶パネルにおけるγ値に
    応じて、前記入力画像信号に対してγ補正をするγ補正
    回路を有することを特徴とする請求項1または請求項2
    に記載の液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 前記信号処理回路は、前記液晶パネルヘ
    出力するに適合した信号レベルを含むことを特徴とする
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載の液晶表示装置。
  5. 【請求項5】 前記信号処理回路は、前記液晶パネルの
    反転駆動のための極性切換を行う極性切換回路を含むこ
    とを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の
    液晶表示装置。
  6. 【請求項6】 前記相展開信号は、前記データ線駆動手
    段により制御されるスイッチング素子に供給されること
    を特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の液
    晶表示装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009116247A (ja) * 2007-11-09 2009-05-28 Seiko Epson Corp 駆動装置及び方法、並びに電気光学装置及び電子機器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009116247A (ja) * 2007-11-09 2009-05-28 Seiko Epson Corp 駆動装置及び方法、並びに電気光学装置及び電子機器

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