JP2003295117A - 反射型液晶表示パネルを用いた立体映像表示装置 - Google Patents

反射型液晶表示パネルを用いた立体映像表示装置

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JP2003295117A
JP2003295117A JP2002100084A JP2002100084A JP2003295117A JP 2003295117 A JP2003295117 A JP 2003295117A JP 2002100084 A JP2002100084 A JP 2002100084A JP 2002100084 A JP2002100084 A JP 2002100084A JP 2003295117 A JP2003295117 A JP 2003295117A
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light
liquid crystal
crystal display
display panel
display device
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JP2002100084A
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English (en)
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Masahiro Higuchi
政廣 樋口
Yoshiaki Maeno
良昭 前納
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、小型化が図れるという反射型液
晶表示装置の特長を生かしつつ立体映像表示装置を実現
することを目的とする。 【解決手段】 この発明は、左右両眼がそれぞれ観察す
る映像を交互に表示する反射型液晶表示パネル10と、
この液晶表示パネルの表面側に配置されるフロントライ
ト20と、を備え、前記フロントライト20は、線状光
源26と、線状光源26から光を一端面より入射され、
前記液晶パネル側へ平面的に分散させ出射する導光板2
1と、を備え、前記導光板21の観察者と対向する面
に、前記液晶パネル10からの反射光を左右の映像に分
離するための縦格子列からなる遮光部24が設けられて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、立体映像表示装
置に関し、特に、フロントライトと反射型液晶表示パネ
ルを用いた立体映像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】PDA、携帯電話、カーナビゲーション
システムなどに用いられている表示装置としては、外光
取り込み可能なフロントライトと反射型液晶表示パネル
を用いたものが多用されている。
【0003】図3にかかる従来のフロントライトと反射
型液晶表示パネルを用いた反射型液晶表示装置の概略構
成を示す。図3の模式的断面図に示すように、反射型液
晶表示パネル51側にフロントライトとして照明装置5
2が配置され、この照明装置52は、線状光源35、導
光板54、視認性を高めるために導光板54の裏面に反
射液晶表示パネル51に対向するように設けられた反射
防止部材55と、備える。この図3に示すものは、照明
装置52の上部にタッチパネル或いは樹脂カバー56が
設けられている。
【0004】前記線状光源53には、線状の発光管を用
いるものもあるが、低消費電力化を図るために、発光ダ
イオードなどの点光源と、この点光源からの光を分散し
て出射する線状又は棒状の導光体を備えるものが多用さ
れている。
【0005】導光板54の表面には、線状光源53より
導光板54の一端面、すなわち入射面に入射した光を分
散して裏面に反射する線状のプリズムが一端面(側面)
と平行に多数形成されている。各プリズムの長さ方向の
断面形状は山形またはV字溝形状であり、側面に対峙す
る側の斜面は反射面として作用する。
【0006】線状光源53より側面(入射面)を経て導
光板54内に入射した光は、各反射面により反射され、
導光板54の下面から反射防止部材55により反射を防
止され、出射される。この出射光は液晶表示パネル51
にて、光変調され、反射された光は、導光板54の反射
防止部材55により反射を防止され、導光板54内に入
射する。そして、導光板54を通って上面から映像光と
して出射される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記したフロントライ
トと反射型液晶表示パネルを用いた反射型液晶表示装置
がPDA、携帯電話などに展開されているが、パーソナ
ルユースをターゲットにした立体映像表示装置が求めら
れてきている。
【0008】液晶シャッタ眼鏡を用いて、反射型液晶表
示装置を時分割駆動して、左右の映像を交互に表示する
ことにより、立体映像を観察することができる。
【0009】しかし、上記した構成では液晶シャッタ眼
鏡などの特殊な眼鏡を必要とするなどの問題がある。
【0010】一方、透過型液晶表示装置やプロジェクタ
などを用いた特殊な眼鏡を用いない立体映像表示装置が
色々と提案されている。これら装置は、パララックスバ
リアやレンチキュラレンズなどの光学分離手段を液晶表
示装置と観察者の間に配置し、この光学分離手段で左右
の映像に分離し、観察者の左右の眼にそれぞれ映像を与
えて立体映像を確認するものである。
【0011】しかしながら、フロントライトと反射型液
晶表示パネルを用いた反射型液晶表示装置を用いた眼鏡
なし立体映像表示装置は未だ実現されていない。反射型
液晶表示装置は小型、低消費電力化が魅力であるが、単
に上記した光学分離手段を観察者と液晶表示装置の間に
配置したのでは、折角小型化が図れている機器に対し
て、構造を複雑にするとともに、機器も大型化するとい
う問題がある。
【0012】この発明は、上記の事情を鑑み、小型化が
図れるという反射型液晶表示装置の特長を生かしつつ立
体映像表示装置を実現することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明は、左右両眼が
それぞれ観察する映像を交互に表示する反射型液晶表示
パネルと、この液晶表示パネルの表面側に配置されるフ
ロントライトと、このフロントライトに設けられ前記液
晶表示パネルからの反射映像光を左右の映像に分離して
観察者へ与える光学分離手段と、を備えたことを特徴と
する。
【0014】また、この発明は、前記フロントライト
は、線状光源と、線状光源から光を一端面より入射さ
れ、前記液晶パネル側へ平面的に分散させ出射する導光
板と、を備え、前記導光板の観察者と対向する面に、前
記液晶パネルからの反射光を左右の映像に分離するため
の縦格子列からなる遮光部が設けられていることを特徴
とする。
【0015】上記した構成によれば、縦格子列からなる
遮光部を備えたパララックスバリアなどの光学分離手段
を直接フロントライトに設けているので、さらなる部材
の追加などを必要とせず、構造簡単にして小型化が図れ
る立体映像表示装置を提供することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
に基づいて説明する。図1は、この発明にかかるフロン
トライトと反射型液晶表示パネルを用いた立体映像表示
装置の概略構成を示す模式的断面図である。図1に示す
ように、反射型液晶表示パネル10側にフロントライト
として照明装置20が配置される。この照明装置20
は、線状光源26、導光板21、視認性を高めるために
導光板21の裏面に反射液晶表示パネル10に対向する
ように設けられた反射防止部材25と、備える。この図
1に示すものは、照明装置20の上部にタッチパネル或
いは樹脂カバー30が設けられている。
【0017】前記線状光源26には、線状の発光管を用
いるものもあるが、低消費電力化を図るために、発光ダ
イオードなどの点光源と、この点光源からの光を分散し
て出射する線状又は棒状の導光体を備えるものが多用さ
れている。
【0018】導光板21の表面には、線状光源26より
導光板21の一端面、すなわち入射面に入射した光を分
散して裏面に反射する線状のプリズムが一端面(側面)
と平行に多数形成されている。各プリズムの長さ方向の
断面形状は山形またはV字溝形状であり、側面に対峙す
る側の斜面は反射面として作用する。更に、この発明に
おいては、反射型液晶パネル10の各画素ピッチ並びに
立体観察位置に対応して開口部23と遮光部24とのピ
ッチが決定した光学分離手段を構成するパララックスバ
リア22が導光板21の表面に直接設けられている。す
なわち、反射型液晶パネル10の各画素ピッチ並びに立
体観察位置に対応したピッチで、導光板21の表面に縦
格子列からなる遮光部24が設けられている。
【0019】線状光源26より側面(入射面)を経て導
光板21内に入射した光は、各反射面により反射され、
導光板21の反射防止部材25で反射が防止され、導光
板21の下面から出射される。この出射光は液晶表示パ
ネル10に与えられる。
【0020】この液晶パネル10は、底部反射板12を
有する反射型のものであり、詳細は図示しないが、反射
板12上にガラス基板、液晶層、カラーフィルタ、ガラ
ス板及び偏光板を積層したものである。この液晶パネル
10の各画素11には、左右両眼がそれぞれ観察する映
像を縦方向に交互に表示する。
【0021】反射型液晶表示パネル10にて、光変調さ
れ、反射された光は、導光板21の反射防止部材25に
より反射を防止され、導光板21内に入射する。そし
て、導光板21を通って上面から左右の映像光として出
射される。導光板21の表面に設けられたパララックス
バリア21の遮光部24により、観察者の左眼1Lに入
るべき縞状の映像L、右眼1Rに入るべき縞状の映像R
が振り分けられる。すなわち、パララックスバリア22
の遮光部24により、左眼映像を表示している画素Lは
左眼1Lだけに、右眼映像を表示している画素Rは右眼
1Rだけに観察される。左右の眼1L、1Rで両眼視差
分ずれた映像をそれぞれ観察することで、立体映像とし
て人間には観察される。
【0022】上記したストライプ状の遮光部24は、図
2に示すように、マスク40を用いた印刷若しくは蒸着
により、導光板21の表面に設けることができる。マス
ク40には液晶パネル10の各画素ピッチ並びに立体観
察位置に対応したピッチで、パララックスバリア22と
は反対の順序で形成された閉鎖部41と開口部42とが
設けられている。
【0023】上記した実施形態においては、光学分離手
段として、パララックスバリアを用い、パララックスバ
リアの遮光部24を導光板21の表面に直接に設けた
が、光学分離手段としてレンチキュラレンズを用いても
良い。レンチキュラレンズを用いる場合には、導光板2
1の表面に微細なレンチキュラレンズを導光板21の成
型時に同時に形成するように構成すればよい。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、縦格子列からなる遮光部を備えたパララックスバリ
アなどの光学分離手段を直接フロントライトに設けてい
るので、さらなる部材の追加などを必要とせず、構造簡
単にして小型化が図れる立体映像表示装置を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかるフロントライトと反射型液晶
表示パネルを用いた立体映像表示装置の概略構成を示す
模式的断面図である。
【図2】この発明にかかる導光板にパララックスバリア
を形成する方法を説明するための模式的断面図である。
【図3】従来のフロントライトと反射型液晶表示パネル
を用いた反射型液晶表示装置の概略構成を示す模式的断
面図である。
【符号の説明】
10 反射型液晶表示パネル 11 画素 12 底部反射板 20 照明装置 21 導光板 22 パララックスバリア 23 開口部 24 遮光部 25 反射防止部材 26 線状光源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H059 AA24 AA33 2H088 EA06 HA23 HA26 HA28 HA30 MA03 MA04 MA13 MA16 2H091 FA23X FA28X FA28Y FA34Y FA45X FD04 FD07 FD12 FD23 GA17 LA03 LA11 LA12 LA13 LA17 5C061 AA08 AB18

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右両眼がそれぞれ観察する映像を交互
    に表示する反射型液晶表示パネルと、この液晶表示パネ
    ルの表面側に配置されるフロントライトと、このフロン
    トライトに設けられ前記液晶表示パネルからの反射映像
    光を左右の映像に分離して観察者へ与える光学分離手段
    と、を備えたことを特徴とする反射型液晶表示パネルを
    用いた立体映像表示装置。
  2. 【請求項2】 前記フロントライトは、線状光源と、線
    状光源から光を一端面より入射され、前記液晶パネル側
    へ平面的に分散させ出射する導光板と、を備え、前記導
    光板の観察者と対向する面に、前記液晶パネルからの反
    射光を左右の映像に分離するための縦格子列からなる遮
    光部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載
    の反射型液晶表示パネルを用いた立体映像表示装置。
JP2002100084A 2002-04-02 2002-04-02 反射型液晶表示パネルを用いた立体映像表示装置 Pending JP2003295117A (ja)

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