JP2003294764A - 検体取扱システム - Google Patents

検体取扱システム

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JP2003294764A
JP2003294764A JP2002226837A JP2002226837A JP2003294764A JP 2003294764 A JP2003294764 A JP 2003294764A JP 2002226837 A JP2002226837 A JP 2002226837A JP 2002226837 A JP2002226837 A JP 2002226837A JP 2003294764 A JP2003294764 A JP 2003294764A
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Tsunehisa Yamada
倫久 山田
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N35/00Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
    • G01N35/00584Control arrangements for automatic analysers
    • G01N35/00722Communications; Identification
    • G01N35/00732Identification of carriers, materials or components in automatic analysers
    • G01N2035/00861Identification of carriers, materials or components in automatic analysers printing and sticking of identifiers

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  • Labeling Devices (AREA)
  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 検体の取り違えを生ずることなく検体容器と
検査依頼用紙とを独立して取り扱い可能とし、各検体容
器に貼付すべきラベルを自動的に発行する検体取扱シス
テムを提供する。 【解決手段】 検体を収容する検体容器10と、これに
付随する検査依頼用紙Pと、検体容器を保持するラック
11とを備える。ラックにはバーコードラベル12が貼
付され、これをバーコードリーダ13で読み取って同一
情報を含むバーコードラベル12Aが発行される。バー
コードラベル12Aは検査依頼用紙に貼り付けられてラ
ックとの関連付けがされて検査依頼用紙の被験者情報が
コンピュータCに入力される。ラックのバーコード12
が別途のバーコードリーダ42で読み取られたときに、
コンピュータに入力されたデータから読み出して被験者
毎に対応する新たなラベルLを発行して検体容器に貼り
付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被験者から採取さ
れた血液等の検体を収容する検体容器と、これに付随す
る検査依頼用紙との関連付けを行なって検体容器に所定
の表示部材を取り付け可能とし、検査センターにおける
作業の効率化と、検体の取り違い等を防止することので
きる検体取扱システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、医療現場では、試験管状の検
体容器に血液等の検体を採取して各種の検査項目が実行
されている。このような検査の実状としては、病院にて
被験者から検体を採取して外部機関である検査センター
に輸送し、当該検査センターにて実行された検査結果が
各病院にフィードバックされるシステムが一般的に知ら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】検査センターに輸送さ
れた検体容器に、その検査依頼用紙の情報に基づいてラ
ベルを貼付する場合、複数の検体容器を整列させてその
順番に従ってコンピュータに情報を入力するとともに、
その順番でラベルを発行し、元の整列された各検体にそ
の順番で該当するラベルを貼付する作業を行なってい
る。この作業は人手を介して各検体容器とそのラベルの
氏名等の対応関係を確認しながら行なわれるものであ
り、当該作業に大変な精神的集中力を必要とし、また、
人為的なミスを生じ得るという不都合がある。
【0004】
【発明の目的】本発明は、このような不都合に着目して
案出されたものであり、その第1の目的は、検体容器の
保持部材と検査依頼用紙との対応関係を予め決定できる
ようにし、検体容器と検査依頼用紙との一体的な繋がり
を解除しても、それらを独立して取り扱うことができ、
且つ、検査依頼用紙から独立した検体に対して支障なく
検査を実行することのできる検体取扱システムを提供す
ることにある。
【0005】また、本発明の第2の目的は、検査依頼用
紙に含まれる被験者毎の情報をデータとしてコンピュー
タに入力し、その後、保持部材に取り付けられた識別部
材の識別情報を第2の読取手段で読み取って被験者毎に
対応する表示部材を自動的に発行し、当該表示部材を自
動的若しくは手作業で各検体容器に取り付けることので
きる検体取扱システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、被験者から採取した検体を収容する検体
容器に付随する検査依頼用紙と、前記検体容器を被験者
毎に分別して保持する保持部材との対応関係を予め決定
し、前記検体容器と検査依頼用紙との一体性を解除して
前記検体容器に所定の表示部材を取付可能とした検体取
扱システムであって、前記保持部材に予め決定された第
1の識別部材を設けておくとともに、当該第1の識別部
材の特定情報を第1の読取手段で読み取り、前記第1の
読取手段により読み出された前記特定情報と同一の情報
を含む第2の識別部材を発行し、前記第2の識別部材を
前記検査依頼用紙に取り付けて当該検査依頼用紙と保持
部材とを特定情報により関連付けた状態で検査依頼用紙
に含まれる被験者毎のデータをコンピュータに入力し、
前記第1の識別部材の特定情報を読み取り可能な第2の
読取手段で、当該第1の識別部材の特定情報を読み取
り、その特定情報に対応する情報を前記コンピュータへ
の入力データから読み出して被験者毎に必要な検体容器
用の表示部材を発行し、前記表示部材を自動若しくは手
作業にて検体容器に取り付ける、という構成を採ってい
る。このような構成とすれば、検体容器を保持する保持
部材と検査依頼用紙との対応関係が、同一の情報を含む
第1及び第2の識別部材によって関連付けられるように
なり、検体容器を検査依頼用紙から切り離して取り扱う
ことができるようになる。そして、第1の識別部材を第
2の読取手段で読み取ったときに、対応する被験者のデ
ータをコンピュータから読み出して当該被験者に対応し
た被験者毎の表示部材を発行して当該表示部材を検体容
器に取り付けることが可能となる。従って、このような
取扱システムによれば、検体取り違え等の作業ミスも解
消することができる。また、第1の識別部材は、予め設
けられているものであり、リセットを条件に何度も使い
回しが可能であり、リセットの都度、対応する第2の識
別部材と表示部材とを発行すれば良いことになり、極め
て経済的なものとすることができる。
【0007】また、本発明は、被験者から採取した検体
を収容する検体容器に付随する検査依頼用紙と、前記検
体容器を被験者毎に分別して保持する保持部材との対応
関係を予め決定し、前記検体容器と検査依頼用紙との一
体性を解除して前記検体容器に所定の表示部材を取付可
能とした検体取扱システムであって、前記保持部材に予
め決定された第1の識別部材を設けておくとともに、前
記検査依頼用紙に予め決定された第2の識別部材を印刷
又は取り付け、前記第1及び第2の識別部材の各特定情
報を第1の読取手段でそれぞれ読み取り、前記第1の読
取手段により読み出された前記各特定情報をコンピュー
タに入力して検査依頼用紙と保持部材とを合一特定情報
により関連付けた状態で検査依頼用紙に含まれる被験者
毎のデータをコンピュータに入力し、前記第1の識別部
材の特定情報を読み取り可能な第2の読取手段で、当該
第1の識別部材の特定情報を読み取り、その特定情報に
対応する情報を前記コンピュータへの入力データから読
み出して被験者毎に必要な検体容器用の表示部材を発行
し、前記表示部材を自動若しくは手作業にて検体容器に
取り付ける、という構成も採用される。このような構成
によれば、第2の識別部材が予め印刷又は取り付けられ
ているので、第1の識別部材に対応した第2の識別部材
を発行する作業を省略することができ、第1及び第2の
識別部材を関連付ける作業を効率良く行うことが可能と
なる。これにより、各識別部材の取り扱いに伴う労力を
軽減することができ、作業ミスをより確実に解消するこ
とが可能となる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。
【0009】[第1実施例]図1ないし図3には、第1
の実施例に係る検体取扱システムの概略構成図が示され
ている。これらの図において、検体取扱システムは、検
体容器10を保持可能に設けられた保持部材としての多
数のラック11を介して構築されている。各ラック11
は、特に限定されるものではないが、本実施例では、試
験管状の検体容器10を五本保持可能に設けられている
とともに、当該ラック11の側面部分には、第1の識別
部材としてのバーコードラベル12が貼付されている。
【0010】前記バーコードラベル12は、図2に示さ
れるように、第1の読取手段としてのバーコードリーダ
13で読取可能に設けられており、当該バーコードリー
ダ13は処理装置15に接続されている。処理装置15
はバーコードリーダ13で読み取った情報を記憶、更新
する機能等を含むコントローラ16と、当該コントロー
ラ16によって所定制御されるプリンタ17とを備えて
構成されている。なお、バーコードリーダ13は、バー
コード12と同一のバーコードを発行する機能があれば
良く、本実施例構成に限定されるものではない。
【0011】前記バーコードラベル12は、当該バーコ
ードラベル12が貼付されているラック11(図示例で
は被験者A、B、C、D)を特定して個性化する情報を
含んでいる。そして、前記バーコードリーダ13がバー
コードラベル12の情報を読み取ったときに、その情報
がコントローラ16に入力され、当該コントローラ16
からの出力を入力としてプリンタ17が同一情報を含む
第2の識別部材としてのバーコードラベル12Aを発行
するようになっている。そして、ここで発行されたバー
コードラベル12Aが被験者A、B、C、Dの順番に並
べられた検査依頼用紙Pの所定箇所(図示例では左上
部)に順次貼付され、これにより、ラック11と検査依
頼用紙Pとの対応関係が、同一情報からなるバーコード
ラベル12,12Aによって一致する関係となる。な
お、検査依頼用紙Pは、バーコードラベル12Aが貼付
される迄の間に亘り、被験者から採取してA、B、C、
Dの順番に並べられた検体容器10と一体化された関係
若しくは状態に保たれる。
【0012】検査依頼用紙Pにバーコードラベル12A
が貼付される前若しくは後において、前記ラック11に
は、検査依頼用紙Pと一体的に関連付けられていた検体
容器10が保持され、これにより、以後の検査工程にお
いて、検査依頼用紙Pは、ラック11及びこれに保持さ
れた検体容器10と一体的に取り扱うことなく、別々の
工程に回付することが可能となる。なお、検査依頼用紙
Pには、被験者氏名の他、被験者毎に指定された検査項
目に対して所定のチェックが付されており、当該検査依
頼用紙Pに記載された内容を参照して被験者氏名、検体
番号、検査年月日、検査項目等がホストコンピュータC
(図2参照)に順次データ入力される。この際、手入力
の他、OMR, OCR等によって入力することでもよい。
【0013】検体容器10を保持したラック11は、図
3及び図4に示されるように、ラベル貼付装置20に送
られ、当該ラベル貼付装置20にて、各検体容器10の
外周面に表示部材としてのラベルL(図5参照)が貼付
される。ラベルLには、被験者氏名や検体番号の他、検
査項目、例えば、生化学、血液、凝固、血糖、尿などの
検査グループ名、或いは、必要に応じて前記バーコード
12,12Aと同一のバーコードを印刷することができ
る。
【0014】ラベル貼付装置20は、本発明者によって
既に出願された発明(特願2000−139408号)
と略同一の装置が採用されている。このラベル貼付装置
20は、図4に示されるように、多数のラック11を順
番に搬送する過程で、各ラック11内に保持されている
検体容器10にラベルL(図3参照)を貼付するもので
ある。具体的には、ベース21上に設けられてラック1
1を図4中平面視略下向きコ字状の方向に順次ガイドす
る搬送路22と、ラック11をラック供給側からラック
排出側に向けて移動させる駆動手段24と、この駆動手
段24を介してラック供給側と排出側の間に設定される
ラベル貼付位置LCに送られた各検体容器10の周面に
ラベルLを貼付するラベル貼付部25と、このラベル貼
付部25の近傍に配置されるとともに、前記ベース21
に回転可能に支持された原反ラベルロール27を順次引
き出して所定の印刷を行うプリンタ29と、このプリン
タ29に併設されたラベル剥離機構30と、前記ラベル
貼付部25に向かってラック11を離間接近させるラッ
ク進退手段31と、前記ラベル貼付位置LCに達した検
体容器10を押える容器押え手段35と、プリンタ29
に所定の印刷指令を出力するとともに、前記駆動手段2
4等を含む装置各部を所定動作させる信号を出力する機
能を備え、且つ、前記ホストコンピュータCに接続され
た制御装置40と、前記ラック11に貼付されたバーコ
ードラベル12の情報を検出して前記制御装置40に出
力する機能を備えた第2の読取手段としてのバーコード
リーダ42とを備えて構成されている。前述したよう
に、ラベル貼付装置20は、既提案の特願2000−1
39408号と略同様であるため、ここでは、細部の説
明を省略する。
【0015】前記ホストコンピュータCには、検査依頼
用紙Pに記入された内容を参照して被験者氏名、検査
日、検査項目等がデータ入力されており、当該ホストコ
ンピュータCからの情報に従って、前記制御装置40
は、検査位置に送られたラック11の各検体容器10に
貼付すべきラベルLの印字情報及び印刷指令をプリンタ
29に与えるようになっている。そして、プリンタ29
によって印刷されたラベルLがラック11に保持された
検体容器10の周面に順次貼付されることとなる。この
際、ラック11には、検査項目に応じて検体容器10の
挿入位置が決定されており、被験者によっては、検体容
器10の本数が図示の場合(五本)よりも少ない場合も
ある。この場合には、検体容器10がラック11の横方
向に連続せず、一部の保持領域に検体容器10が欠落す
ることも生ずるが、前記ホストコンピュータCに検査項
目等が既に入力されているため、検体容器10の存しな
い領域を飛ばしてラベルLを貼付する動作を実現するこ
とができる。
【0016】また、前記第2の読取手段としてのバーコ
ードリーダ42は、ラック11がラベル貼付位置LCに
送られる直前位置でバーコードラベル12を読み取って
これを制御装置40に出力し、これによって、制御装置
40は、当該バーコードラベル12によって特定される
被験者の前記入力データ、すなわち、被験者氏名、検査
年月日、検査項目等をホストコンピュータCから読み出
し、これに対応した内容でラベル印刷するようにプリン
タ29を制御することとなる。そして、ラベルLが検体
容器10に貼付された後に、ラック11がラック排出側
に排出され、その後に、所定の検査工程に送られること
となる。この際、ラベル貼付装置20にラック11をセ
ットする順番は、被験者A、B、C、Dの順でなくとも
よい。例えば、B、C、A、Dの順番でラベル貼付装置
20にセットしても、バーコードリーダ42が読み出す
バーコード12の順番もB、C、A、Dの順番となるた
め、この順に対応するラベルLが発行、貼付されること
になるためである。
【0017】このようにして、以後、同様の工程を経
て、検査センターに送られた多量の検体容器10に対し
てラベルLを貼付することができ、検査依頼用紙Pとの
一体性を解除した状態でも、正確にラベルLを発行、貼
付することができ、所定の検査工程に付すことが可能と
なる。
【0018】[第2実施例]次に、本発明の第2の実施
例を図6及び図7を参照しながら説明する。なお、以下
の説明において、前記第1の実施例と同一若しくは同等
の構成部分については必要に応じて同一符号を用いるも
のとし、説明を省略若しくは簡略にする。
【0019】第2の実施例は、図6に示されるように、
検査依頼用紙Pに予めバーコードラベル12Aを印刷又
は取り付けたところに特徴を有する。すなわち、第2の
実施例のバーコードラベル12Aは、バーコードリーダ
13に読み取られる前に、ハンディプリンタ等を用いて
印刷したり、検査依頼用紙Pの罫線や検査項目等と共に
印刷したり、ラベルプリンタ等により発行して貼付する
ことにより、検査依頼用紙Pの所定箇所に表示される。
なお、検査依頼用紙Pは、各バーコードラベル12,1
2Aがバーコードリーダ13に読み取られる迄の間に亘
り、被験者から採取して順番に並べられた検体容器10
と一体化された関係若しくは状態に保たれる。
【0020】図7に示されるように、バーコードリーダ
13が各バーコードラベル12,12Aの情報をそれぞ
れ読み取ったときに、これらの情報がホストコンピュー
タCにデータ入力される。これにより、ラック11と検
査依頼用紙Pとの対応関係が合一特定情報により一致す
る関係となり、以後の検査工程において、検査依頼用紙
Pは、ラック11及びこれに保持された検体容器10と
一体的に取り扱うことなく、前述した第1の実施例と同
様の工程に回付することが可能となる。ここで、各バー
コードラベル12,12Aの読み取りの手順は、特に限
定されるものでないが、被験者A、B、C、Dの順にそ
れぞれ並べられたラック11及び検査依頼用紙Pの各バ
ーコードラベル12,12Aを交互に順次読み取る手順
や、ラック11のバーコードラベル12を被験者A、
B、C、Dの順にまとめて読み取った後、検査依頼用紙
Pのバーコードラベル12Aを被験者A、B、C、Dの
順に読み取る手順が例示できる。なお、各バーコードラ
ベル12,12Aの読み取りは、手作業で行う他、自動
的に各バーコードラベル12,12Aを読み取り可能な
搬送装置等を用いて行ってもよい。
【0021】なお、前記実施例において、保持部材は、
五本の検体容器10を保持することができるタイプのラ
ック11を図示、説明したが、本発明はこれに限定され
るものではなく、保持できる本数が図示例よりも少ない
もの、或いは多いものであってもよい。また、第1及び
第2の識別部材としては、バーコードを採用したが、そ
の他の識別部材を用いることを妨げない。例えば、位置
を特定することのできる発信機能を備えた識別部材を用
いて取り付けることも考えられる。但し、バーコードを
利用した場合には、コスト的に廉価に提供することがで
きる点で有利となる。
【0022】また、前記実施例では、ラベル貼付装置2
0でラベルLが自動的に貼付される場合を示したが、同
装置はラベルLを発行するのみとし、発行された順番に
従って、手貼りするようにしてもよい。この場合には、
ラベル貼付装置20の構成を簡略化した低コストタイプ
とすることができる。更に、本発明における第2の読取
手段としてのバーコードリーダ42はラベル貼付装置2
0への一体型の他、別体型としてもよい。つまり、バー
コードリーダ42がラック11に貼り付けられたバーコ
ード12を読み取ってコンピュータCから被験者毎に必
要な検体容器用の表示部材、例えば、前述したラベルL
を発行できればよい。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
検体容器を保持する保持部材と検査依頼用紙との対応関
係が、同一の情報を含む第1及び第2の識別部材によっ
て関連付けられるようになり、検体容器を検査依頼用紙
から切り離して取り扱うことができるようになる。そし
て、第1の識別部材を第2の読取手段で読み取ったとき
に、対応する被験者のデータをコンピュータから読み出
して当該被験者に対応した被験者毎の表示部材を発行し
て当該表示部材を検体容器に取り付けることが可能とな
る。従って、このような取扱システムによれば、検体取
り違え等の作業ミスも解消することができる。また、第
1の識別部材は、予め設けられているものであり、リセ
ットを条件に何度も使い回しが可能であり、リセットの
都度、対応する第2の識別部材と表示部材とを発行すれ
ば良いことになり、極めて経済的なものとすることがで
きる。
【0024】また、第2の識別部材が予め印刷又は取り
付けられているので、第1及び第2の識別部材の各特定
情報を第1の読取手段を介してコンピュータに入力する
ことにより、保持部材と検査依頼用紙とを関連付けられ
るようになる。これにより、第1の識別部材に対応した
第2の識別部材を発行する手間をなくせるようになり、
第1及び第2の識別部材の関連付けの効率化を通じて、
各識別部材の取り扱いに伴う労力を軽減することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例に係る検体取扱システムの初期工
程を示す概略説明図。
【図2】図1の次の工程を示す概略説明図。
【図3】図2の次の工程を示す概略説明図。
【図4】ラベル貼付装置の概略平面図。
【図5】ラベルが貼付された検体容器の拡大正面図。
【図6】第2の実施例に係る検体取扱システムの初期工
程を示す概略説明図。
【図7】図6の次の工程を示す概略説明図。
【符号の説明】
10 検体容器 11 ラック(保持部材) 12 バーコードラベル(第1の識別部材) 12A バーコードラベル(第2の識別部材) 13 バーコードリーダ(第1の読取手段) 20 ラベル貼付装置 42 バーコードリーダ(第2の読取手段) L ラベル(表示部材) P 検査依頼用紙

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被験者から採取した検体を収容する検体
    容器に付随する検査依頼用紙と、前記検体容器を被験者
    毎に分別して保持する保持部材との対応関係を予め決定
    し、前記検体容器と検査依頼用紙との一体性を解除して
    前記検体容器に所定の表示部材を取付可能とした検体取
    扱システムであって、 前記保持部材に予め決定された第1の識別部材を設けて
    おくとともに、当該第1の識別部材の特定情報を第1の
    読取手段で読み取り、 前記第1の読取手段により読み出された前記特定情報と
    同一の情報を含む第2の識別部材を発行し、 前記第2の識別部材を前記検査依頼用紙に取り付けて当
    該検査依頼用紙と保持部材とを特定情報により関連付け
    た状態で検査依頼用紙に含まれる被験者毎のデータをコ
    ンピュータに入力し、 前記第1の識別部材の特定情報を読み取り可能な第2の
    読取手段で、当該第1の識別部材の特定情報を読み取
    り、その特定情報に対応する情報を前記コンピュータへ
    の入力データから読み出して被験者毎に必要な検体容器
    用の表示部材を発行し、 前記表示部材を自動若しくは手作業にて検体容器に取り
    付けることを特徴とする検体取扱システム。
  2. 【請求項2】 被験者から採取した検体を収容する検体
    容器に付随する検査依頼用紙と、前記検体容器を被験者
    毎に分別して保持する保持部材との対応関係を予め決定
    し、前記検体容器と検査依頼用紙との一体性を解除して
    前記検体容器に所定の表示部材を取付可能とした検体取
    扱システムであって、前記保持部材に予め決定された第
    1の識別部材を設けておくとともに、前記検査依頼用紙
    に予め決定された第2の識別部材を印刷又は取り付け、 前記第1及び第2の識別部材の各特定情報を第1の読取
    手段でそれぞれ読み取り、 前記第1の読取手段により読み出された前記各特定情報
    をコンピュータに入力して検査依頼用紙と保持部材とを
    合一特定情報により関連付けた状態で検査依頼用紙に含
    まれる被験者毎のデータをコンピュータに入力し、 前記第1の識別部材の特定情報を読み取り可能な第2の
    読取手段で、当該第1の識別部材の特定情報を読み取
    り、その特定情報に対応する情報を前記コンピュータへ
    の入力データから読み出して被験者毎に必要な検体容器
    用の表示部材を発行し、 前記表示部材を自動若しくは手作業にて検体容器に取り
    付けることを特徴とする検体取扱システム。
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