JP2003293982A - 家庭用電気機器 - Google Patents

家庭用電気機器

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JP2003293982A
JP2003293982A JP2002095206A JP2002095206A JP2003293982A JP 2003293982 A JP2003293982 A JP 2003293982A JP 2002095206 A JP2002095206 A JP 2002095206A JP 2002095206 A JP2002095206 A JP 2002095206A JP 2003293982 A JP2003293982 A JP 2003293982A
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Shushi O
▲習▼之 王
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ARUBA JAPAN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動的に、上下高さ方向に変化して、送風等
の作用範囲を広げることができる家庭用電気機器を提供
することを目的とする。 【解決手段】 頭部4が支持される可動支柱3が、基台
1に連設される固定支柱2に、自動的に昇降可能となる
ように取り付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、扇風機等の家庭用
電気機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の家庭用電気機器は、例えば、扇風
機の場合、送風羽根を有する頭部を支持する可動支柱
が、基台に連設される固定支柱に、上下動自在に挿嵌さ
れ、頭部の高さを、可動支柱と共に、所望の位置に設定
できるように構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
家庭用電気機器では、手動にて、頭部の高さ位置を設定
しなければならず、一度、高さを設定すると、再度、手
動にて高さを変更しない限り、一定の高さにしか送風す
ることができなかった。
【0004】そこで、本発明は、自動的に、上下高さ方
向に変化して、送風等の作用範囲を広げることができる
家庭用電気機器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係る家庭用電気機器は、頭部が支持され
る可動支柱が、基台に連設される固定支柱に、自動的に
昇降可能となるように取り付けられたものである。
【0006】また、基台と、該基台に連設される固定支
柱と、該固定支柱に上下動自在に取り付けられる可動支
柱と、該可動支柱に支持される頭部と、上記可動支柱を
上記固定支柱に対して自動的に昇降させる直線往復駆動
機構と、を備えたものである。
【0007】また、可動支柱の固定支柱に対する往復速
度を、1分当り、5回〜18回としている。また、可動支
柱の固定支柱に対する往復速度を、可変としている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態を示す図面に基
づき、本発明を詳説する。
【0009】図1と図2に、本発明に係る家庭用電気機
器の実施の一形態を示し、基台1と、基台1に連設され
る固定支柱2と、固定支柱2に上下動自在に取り付けら
れる可動支柱3と、可動支柱3に支持される頭部4と、
可動支柱3を固定支柱2に対して自動的に昇降させる直
線往復駆動機構Gと、を備えている。
【0010】本電気機器は、家庭用に用いられ、例え
ば、扇風機、又は、(ハロゲンヒータ、遠赤外線ヒータ
等の)面状発熱体であり、使用者に対して、直接に、送
風又は放熱するものである。なお、図1では、本電気機
器が、扇風機の場合を示す。
【0011】頭部4は、送風羽根とモータ等を有し、可
動支柱3に対して、左右首振可能に、かつ、上下揺動可
能となるように構成されている。
【0012】可動支柱3は、中空の固定支柱2に、上下
動自在に挿嵌されており、具体的に述べると、可動支柱
3の外周面に上下方向に凹設されたガイド溝部5に、固
定支柱2の内周面に上下方向に突設されたガイド突条部
6が、嵌合し、可動支柱3が、固定支柱2に対して、回
転運動することなく、直線往復運動することとなる。な
お、可動支柱3にガイド突条部6を設け、固定支柱2に
ガイド溝部5を設けてもよい。
【0013】直線往復駆動機構Gは、基台1の内部に配
設される(モータ、減速機等からなる)駆動部7と、駆
動部7の駆動軸に取り付けられる巻上ドラム8と、巻上
ドラム8に巻設されるワイヤ9と、固定支柱2の上部内
面に設けられると共にワイヤ9の一端9a側が吊り掛け
られる滑車10と、を備えている。
【0014】ワイヤ一端9aは、可動支柱3の下端部の
ワイヤ取付部11に吊持状に連結され、ワイヤ他端9b
は、ワイヤ取付部11に垂下状に連結されている。
【0015】そして、巻上ドラム8を一方向に回転させ
ると、ワイヤ一端9aがワイヤ取付部11を吊り上げると
共にワイヤ他端9bが上方へ送り出されて、可動支柱3
が上方向に移動する。また、巻上ドラム8を他方向に回
転させると、ワイヤ一端9aが下方へ送り出されると共
にワイヤ他端9bが下方へ巻き取られて、可動支柱3が
下方向に移動する。
【0016】なお、直線往復駆動機構Gは、可動支柱3
が所定高さ位置に達すると、巻上ドラム8の回転方向を
反対方向に自動的に切り換える(図示省略の)切換手段
を有している。具体的に述べると、巻上ドラム8の一方
向の回転により、可動支柱3が上方に移動して所定高さ
位置(以下、上限位置という)に達すると、切換手段に
て、巻上ドラム8を他方向へ回転させて、可動支柱3を
下方に移動させ、さらに、可動支柱3が下方に移動して
所定高さ位置(以下、下限位置という)に達すると、切
換手段にて、巻上ドラム8を一方向へ回転させて、可動
支柱3を上方に移動させる。即ち、切換手段は、可動支
柱3の上限位置及び下限位置に設けられたリミッタスイ
ッチ等から構成される。
【0017】また、この直線往復駆動機構Gは、基台1
に配設された操作部12と電気的に接続しており、操作部
12にて、直線往復駆動機構Gの運転開始乃至停止・往復
速度等を制御することができる。
【0018】上述のように構成された本電気機器によれ
ば、外部から操作部12にて直線往復駆動機構Gの運転を
開始させることで、頭部4及び可動支柱3が、基台1及
び固定支柱2に対して、自動的に昇降可能となる。即
ち、図3に示すように、実線にて示す頭部4の上限位置
と、仮想線にて示す頭部4の下限位置と、の間を、頭部
4が、往復動可能となる。
【0019】従って、頭部4による送風の作用範囲Z
(即ち、頭部4による送風を感じることができる上下高
さ範囲)を、頭部4の上限位置乃至下限位置の間に広げ
ることができる。要するに、頭部4が(従来にはない)
上下高さ方向に自動的に変化することで、立位乃至座位
姿勢にある使用者の略全身に万遍なく送風することがで
き、効率よく、使用者を、涼ませることができる。ま
た、使用者は、一定の高さからの送風による不快感を感
じることなく、心地のよいものとなる。なお、頭部4
を、駆動モータと揺動機構等によって、左右首振運動さ
せれば、上述の自動的に昇降させる運動と組合わされ
て、上下・左右の広い領域(空間)へ送風できる。
【0020】なお、可動支柱3の固定支柱2に対する往
復速度を、1分当り、5回〜18回とするのが好ましく、
使用者を、快適にかつ効率よくかつ迅速に、涼ませるこ
とができる。即ち、1分当り5回未満では、往復速度が
遅く、使用者は不快感を感じると共に、使用者の略全身
を迅速に冷ますことができず、他方、1分当り18回を越
えると、往復速度が速く、効率の悪いものとなる。
【0021】また、可動支柱3の固定支柱2に対する往
復速度を、可変とし、具体的に述べると、操作部12によ
り、外部から、直線往復駆動機構Gの巻上ドラム8の回
転速度を自由に変更できるものとする。
【0022】また、可動支柱3の上下動ストロークを、
様々に設定変更できるように構成し、頭部4による作用
範囲Zの増減を自由に設定できるようにしてもよい。
【0023】次に、図4に、直線往復駆動機構Gの他の
実施の形態を示し、駆動部7と、駆動部7の駆動軸に固
定される鉛直状のスクリューシャフト13と、中空の可動
支柱3の下端部に取り付けられるナット部材14と、を備
え、スクリューシャフト13が、ナット部材14に螺合する
と共に可動支柱3の内部に挿入され、スクリューシャフ
ト13の回動にて、可動支柱3が昇降自在となるように構
成されている。
【0024】なお、図示省略するが、本電気機器を面状
発熱体とした場合、ヒータ盤を有する頭部4による放熱
の作用範囲Zを広げることができる。要するに、頭部4
が、上下高さ方向に自動的に変化することで、立位乃至
座位姿勢にある使用者の略全身に万遍なく放熱すること
ができ、効率よく、使用者を、暖めることができる。な
お、頭部4を、駆動モータと揺動機構等によって、左右
首振運動させれば、上述の自動的に昇降させる運動と組
合わされて、上下・左右の広い領域(空間)へ熱を輻射
できる。
【0025】もちろん、本電気機器は、直線往復駆動機
構Gの駆動部7の故障時等において、可動支柱3を手動
にて昇降できるように構成してもよい。
【0026】なお、本発明は上述の実施の形態に限定さ
れず、例えば、固定支柱2を可動支柱3に挿嵌するよう
にしてもよく、また、直線往復駆動機構Gを、ラック・
ピニオン等から成る機構としてもよく、本発明の要旨を
逸脱しない範囲で設計変更可能である。
【0027】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成されるので、次
に記載する効果を奏する。
【0028】(請求項1によれば、)頭部4が上下高さ
方向に自動的に変化して、頭部4による送風又は放熱の
作用範囲Zを広げることができる。即ち、涼しい範囲、
又は、暖かい範囲を、広げることができ、使用者の略全
身を涼ませ又は暖めることができ、心地のよいものとな
る。特に、使用者の立位乃至座位姿勢において、好適な
ものとなる。また、頭部4を大型にしなくても、作用範
囲Zを広げることができるため、本電気機器の小型化を
図ることができる。
【0029】(請求項2によれば、)頭部4が上下高さ
方向に自動的に変化して、頭部4による送風又は放熱の
作用範囲Zを広げることができる。即ち、涼しい範囲、
又は、暖かい範囲を、広げることができ、使用者の略全
身を涼ませ又は暖めることができ、心地のよいものとな
る。特に、使用者の立位乃至座位姿勢において、好適な
ものとなる。また、頭部4を大型にしなくても、作用範
囲Zを広げることができるため、本電気機器の小型化を
図ることができる。しかも、簡単な構造とできる。
【0030】(請求項3によれば、)使用者を、快適
に、効率よく、迅速に、涼ませ又は暖めることができ
る。(請求項4によれば、)使用時の気温・体温等に応
じて、所望の往復速度に自由に設定することができ、最
適なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す一部断面側面図で
ある。
【図2】一部断面背面図である。
【図3】作用説明図である。
【図4】直線往復駆動機構の他の実施の形態を示す一部
断面背面図である。
【符号の説明】 1 基台 2 固定支柱 3 可動支柱 4 頭部 G 直線往復駆動機構
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F04D 29/52 F04D 29/52 E 29/56 29/56 E

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 頭部4が支持される可動支柱3が、基台
    1に連設される固定支柱2に、自動的に昇降可能となる
    ように取り付けられたことを特徴とする家庭用電気機
    器。
  2. 【請求項2】 基台1と、該基台1に連設される固定支
    柱2と、該固定支柱2に上下動自在に取り付けられる可
    動支柱3と、該可動支柱3に支持される頭部4と、上記
    可動支柱3を上記固定支柱2に対して自動的に昇降させ
    る直線往復駆動機構Gと、を備えたことを特徴とする家
    庭用電気機器。
  3. 【請求項3】 可動支柱3の固定支柱2に対する往復速
    度を、1分当り、5回〜18回とした請求項1又は2記載
    の家庭用電気機器。
  4. 【請求項4】 可動支柱3の固定支柱2に対する往復速
    度を、可変とした請求項1、2又は3記載の家庭用電気
    機器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103032349A (zh) * 2011-09-29 2013-04-10 深圳市联创电器实业有限公司 台式/落地式两用转叶风扇
JP2022513009A (ja) * 2018-11-12 2022-02-07 キム、ウンテ 省エネルギーを支援する冷房装置及びその運用方法

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