JP2003292965A - 生ゴミの炭化処理車及び生ゴミの炭化処理方法 - Google Patents

生ゴミの炭化処理車及び生ゴミの炭化処理方法

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JP2003292965A JP2002103249A JP2002103249A JP2003292965A JP 2003292965 A JP2003292965 A JP 2003292965A JP 2002103249 A JP2002103249 A JP 2002103249A JP 2002103249 A JP2002103249 A JP 2002103249A JP 2003292965 A JP2003292965 A JP 2003292965A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 点在するコンビニ等から排出される生ゴミを
効率良く収集,処理し、且つ生ゴミの腐敗問題も解消す
る生ゴミの炭化処理車及び生ゴミの炭化処理方法を提供
する。 【解決手段】 投入口より投入される生ゴミ71をペー
スト状体72にして排出し得る圧縮機2と、前記ペース
ト状体72にした生ゴミ71を炭化させる炭化装置3
と、この炭化装置3の供給口とペースト状体72が排出
される前記圧縮機2の出口28とを連結して圧縮機2の
ペースト状体72を炭化装置3に送り込めるようにする
接続管4と、が搭載され、且つ荷台11上に生ゴミ収納
用容器6の設置スペース51を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンビニエンススト
ア(以下、「コンビニ」という)等で排出される生ゴミ
を収集,処理する生ゴミの炭化処理車及び生ゴミの炭化
処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コンビニやスーパーマーケット(以下、
「スーパー」という),レストラン,デパートなどでは毎
日のように厨房の生ゴミや賞味期間切れ食品廃棄物の生
ゴミが排出される。こうした生ゴミは収集車に引き取ら
れて焼却されるのがこれまでの一般的な処理方法であっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、生ゴミは結
構重量,容量があり、生ゴミ収集車で収集してもすぐ一
杯になり焼却場との往来を頻繁に行わねばならなかっ
た。また、コンビニ,スーパー等は一箇所にまとまって
いることがなく点在しており、時間を要し収集効率が悪
かった。さらに、収集しても生ゴミを積んだまま他の収
集に時間をかけたり、生ゴミ収集後に収集状態のまま放
置したりすると、生ゴミは腐敗し易くその処理が厄介に
なった。雑菌繁殖による汚染の虞もあった。
【0004】本発明は上記問題点を解決するもので、点
在するコンビニ等から排出される生ゴミを効率良く収
集,処理し、且つ生ゴミの腐敗問題も解消する生ゴミの
炭化処理車及び生ゴミの炭化処理方法を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
請求項1の発明の要旨は、生ゴミを炭化処理する炭化装
置が搭載され、且つ荷台上に生ゴミ収納用容器の設置ス
ペースを具備することを特徴とする生ゴミの炭化処理車
にある。請求項2の発明の要旨は、投入口より投入され
る生ゴミをペースト状体にして排出し得る圧縮機と、前
記ペースト状体にした生ゴミを炭化させる炭化装置と、
この炭化装置の供給口とペースト状体が排出される前記
圧縮機の出口とを連結して圧縮機のペースト状体を炭化
装置に送り込めるようにする接続管と、が搭載され、且
つ荷台上に生ゴミ収納用容器の設置スペースを具備する
ことを特徴とする生ゴミの炭化処理車にある。請求項3
の発明の要旨は、投入口より投入される生ゴミを混練し
て排出し得る混練機と、混練した前記生ゴミを炭化させ
る炭化装置と、この炭化装置の供給口と前記混練機の出
口とを連結して混練機で混ぜ合わせた生ゴミを炭化装置
に送り込めるようにする接続管と、が搭載され、且つ荷
台上に生ゴミ収納用容器の設置スペースを具備すること
を特徴とする生ゴミの炭化処理車にある。請求項4の発
明の要旨は、投入口より投入される生ゴミを出口側から
押出し移送可能な送り装置と、生ゴミを炭化させる炭化
装置と、この炭化装置の供給口と前記送り装置の出口と
を連結して送り装置に投入された生ゴミを炭化装置に送
り込めるようにする接続管と、が搭載され、且つ荷台上
に生ゴミ収納用容器の設置スペースを具備することを特
徴とする生ゴミの炭化処理車にある。請求項5の発明の
要旨は、請求項1乃至4のいずれかに記載の生ゴミの炭
化処理車を使用して、生ゴミ排出先で生ゴミが入った容
器を収集すると共に代わりの空の容器を提供し、次い
で、前記生ゴミを炭化装置内に収めて容器を空にし、そ
の後、空になった容器を荷台上の生ゴミ収納用容器の設
置スペースに載せ、炭化装置で生ゴミを炭化処理させな
がら次の生ゴミ排出先へ向かい、次の生ゴミ排出先に到
着した後、生ゴミが入った容器を収集すると共に、空に
なっている前記容器を交換提供できるようにしたことを
特徴とする生ゴミの炭化処理方法にある。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る生ゴミの炭化
処理車及び生ゴミの炭化処理方法について詳述する。図
1は実施形態1の生ゴミの炭化処理車(以下、単に「炭
化処理車」という。)の平面図、図2は図1の正面図、
図3は図2の右側面図、図4〜図6は炭化装置の説明断
面図、図7は実施形態2の炭化処理車の平面図、図8は
実施形態2と別態様の炭化処理車の平面図、図9は実施
形態3の炭化処理車の正面図、図10は生ゴミの炭化処
理方法の説明図を示す。尚、図中で断面を示すハッチン
グを一部省略する。
【0007】(1)実施形態1 本実施形態は炭化処理車の一形態で、図1〜図6に示す
ごとく圧縮機2と炭化装置3とを車両荷台11に設置し
た炭化処理車である。投入口より投入される生ゴミ71
を加圧しペースト状体72にして排出する圧縮機2と、
前記ペースト状体72にした生ゴミ71を乾留ボックス
内Oに収めてこれを炭化させる炭化装置3と、この炭化
装置3の乾留ボックス3bに至る供給口と前記圧縮機2
のペースト状体72の排出口29とを連結して圧縮機2
のペースト状体72を炭化装置3の乾留ボックス内Oに
送り込めるようにする接続管4と、を具備して車上で生
ゴミを炭化処理できるようにし、且つ荷台11上に生ゴ
ミ収納用容器6の設置スペース51を具備する。
【0008】圧縮機2は生ゴミ71を加圧しペースト状
体72にするもので、ここでは公知の油研工業株式会社
製の生ゴミ圧縮分別機を採用する(図1)。圧縮機2に
は本体20の上部にホッパ21が設けられ、コンビニ等
から容器6に入れて引き取られた生ゴミ71はこのホッ
パ21の投入口に投入されペースト状体72に一次処理
される。圧縮機2には油圧シリンダ先端に取着した油圧
ラム(図示せず)が高圧円筒容器内を移動して生ゴミ7
1を圧縮するプレス手段を備え、生ゴミ71は圧縮機2
の本体20内を通過する過程で高圧圧縮処理される。そ
して、生ゴミ71は微細間隙を通過する際に発生する剪
断流によって微細化しペースト化され、出口29から生
ゴミペースト状体72で排出される。符号22はホッパ
21に生ゴミ71を投入する際に駆動する攪拌機、符号
23は駆動用モータを示す。なお、本実施形態の圧縮機
2は生ゴミ71に含まれるトレイ,食品容器,割箸等を異
物として分別する分別機能付きの圧縮機2になってい
る。符号28はトレイ等の異物排出口、符号81aは圧
縮機2の制御盤を示す(図2)。
【0009】炭化装置3は生ゴミ71を乾留により炭化
処理する機器で、ここでは燃焼炉3cを内蔵した倒焔式
炉タイプのものを採用する(図4)。炭化装置3は炭化
炉本体3aと乾留ボックス3bと燃焼炉3cとを具備
し、炭化炉本体3a内に乾留ボックス3bと燃焼炉3c
を内蔵する。炭化炉本体3aの上壁3aにはノズル3
0が取付けられ、このノズル30から乾留ボックス内O
へと導く導管301が設けられる。ノズル30の先端開
口が乾留ボックス3bに至る供給口になる。
【0010】炭化炉本体3aは耐熱性炉壁で加熱室32
を形成し、炉壁の一部が乾留ボックス3bの一部を構成
する開閉扉38になる。乾留ボックス3bは炭化炉本体
3aの炉床3a上に設けた支持台371の上に載置さ
れる箱型状体で、図1では炭化炉本体3aの左側に配さ
れる。乾留ボックス3bはそこに送り込まれる被炭化物
たる生ゴミ71(或いは生ゴミペースト状体72)を、
空気との接触を断って加熱できる空間Oを形成する。乾
留ボックス3bの下方には前記支持台371と炭化炉本
体3aと板面にスリット372aを形成した板体372
とで煙道33が造られ、煙道33は加熱室排気ダクト3
92を経て煙突39につながる(図2,図5)。
【0011】燃焼炉3cは図4において炭化炉本体3a
の右側に配され、炉壁と炉床を利用して燃焼室31を形
成する。灯油等を燃料にして火炎を噴射する燃料用バー
ナ34と、乾留ガスを燃料とする乾留用バーナ35が燃
焼室31に向けて取付けられている。乾留用バーナ35
には乾留ボックス内Oから乾留ガスを供給できるよう乾
留ガス送管36が配設される。乾留ガスにエアを混合
し、この混合ガスを燃焼室31に吹き込むことにより、
たとえ燃料用バーナ34が止まっていても、燃焼室31
が高温雰囲気になっているために乾留ガスが自燃しこれ
を熱源利用できる。符号351は乾留ガスにエアを混合
するための乾留用ブロアである(図2)。加熱室32と
燃焼室31を仕切る炉壁には複数の透孔311が形成さ
れ、燃焼炉3cの燃焼ガスが加熱室32に向かうように
なっている(図4,図6)。符号391は余剰の燃焼ガス
を排出する加熱室ダクトで、煙突39に接続される。加
熱室ダクト391内と前記排気ダクト392内にはそれ
ぞれダンパー調節器(図示せず)が設けられており、加
熱室32内の温度を調整できる。符号393は排気ブロ
ア、符号81bは炭化装置3の制御盤、符号MSはメン
テナンス用扉を示す。
【0012】燃焼炉3cからの燃焼ガスは図4〜図6の
白抜き矢印に示すごとく乾留ボックス3bの外面に直接
当たらないように燃焼室31から透孔311を通過して
加熱室32へ流れ出て加熱室32内を上向き移動する。
そして、上向き移動した燃焼ガスは加熱室32の天井に
当たり、その後、下方へ向け移動しスリット372aを
通って煙道33に入り、排気ダクト392を通過し煙突
39から大気排出される。そしてこの間に乾留ボックス
内Oを乾留,加熱する。
【0013】接続管4は耐圧性フレキシブルチューブか
らなり、一端41を圧縮機2の排出口29につなぎ、他
端42を炭化装置3のノズル30につなぐ。圧縮機2で
ペースト状体72になった生ゴミ71の一次処理品は接
続管4を通ってノズル30から乾留ボックス内Oへと収
容される。圧縮機2が出口29からペースト状体72を
排出するが、圧縮機2の排出力によってペースト状体7
2を乾留ボックス内Oへ圧送できる。符号Vはノズル3
0に組み込まれる弁で、炭化処理時には乾留ボックス3
bと圧縮機2との連通を適宜遮断できる。弁Vをノズル
30に組み込むが、各図は便宜的に弁Vをノズル30近
くの接続管4の途中に図示する。接続管4を経由して乾
留ボックス内Oに取り込まれるペースト状体72等の生
ゴミ一次処理品は、最終的に前記燃焼炉3cからの燃焼
ガスで乾留処理され炭化物73へと変化する。
【0014】ゴミ収納用容器6の設置スペース51は容
器6が一個又は複数個置けるスペースで、車両荷台11
上に確保される。コンビニ等から生ゴミ71が入った容
器6を受け取る代わりに、コンビニ側へ差し出す交換用
容器6を少なくとも載せることができる。図1,図2で
は3個の容器6を載せている。
【0015】符号1は炭化処理車の車両トラックで、符
号10はその運転席等があるトラック頭部、符号11は
荷台、符号82は炭化装置3等を駆動させるための発電
機、符号83は炭化装置用燃料タンクを示す。符号19
は炭化装置3等の装置全体を覆って且つ開け閉めできる
ウォールで、外観上優れたものになっている。
【0016】次に、前記炭化装置3と前記圧縮機2を接
続管4で連結した圧縮機付き炭化装置3の使用方法を一
例を説明する。炭化装置3の開閉扉38を閉めた状態に
して、圧縮機2を起動させた後、コンビニ等から受け取
った生ゴミ71を圧縮機2のホッパ投入口から注入す
る。圧縮機2が作動して生ゴミ71は高圧圧縮され出口
29から一次処理されたペースト状体72になって排出
し、さらに圧縮機2の圧力で接続管4,ノズル30,導管
301を通って乾留ボックス内Oに至る。次いで、燃料
用バーナ34を着火させ、炭化炉本体3a内を500℃
程度まで昇温させる。そしてこの温度をしばらく維持す
る。斯る過程でペースト状体72は乾燥し乾留ガスが発
生する。その後、燃料用バーナ34を止め、乾留ガスに
エアを混合し燃焼室31に吹き込むと燃焼室31が高温
になっているため乾留ガスとエアの混合ガスは自燃し熱
源用燃焼ガスになる。この燃焼ガスは図4〜図6の白抜
き矢印に示すごとく燃焼室31から加熱室32、煙道3
3へと流れて乾留ボックス内Oに在るペースト状体72
を乾留し炭化させていく。生ゴミ71から副産物たる炭
化物73ができる。炭化物73は炭化装置3を停止し冷
却後、扉38を開けて取り出される。
【0017】(2)実施形態2 本実施形態は図7に示すような炭化処理車で、車両荷台
11に、ホッパ投入口より投入される生ゴミ71を混練
して排出し得る混練機9と、混練した生ゴミ71を炭化
させる炭化装置3と、この炭化装置3の乾留ボックス3
bに至る供給口と前記混練機9の出口93とを連結して
混練機9で混ぜ合わせた生ゴミ71を炭化装置3に送り
込めるようにする接続管4と、を搭載し車上で生ゴミを
炭化処理できるようにし、且つ荷台11上に生ゴミ収納
用容器6の設置スペース51を具備する。
【0018】実施形態1の圧縮機2に代えて混練機9を
備える。ここでの混練機9は混合単位操作に使用される
公知のスクリュー型混練機9(エクストルーダ)で、本
体筒90内をスクリュー91が縦通し、筒90内に導通
するホッパ92を本体筒90の上部に取付ける。ホッパ
92へ生ゴミ71が投入されると、スクリュー91が回
転し生ゴミ71を混練させつつ出口93からペースト状
体72を押出す機構になっている。前記圧縮機2に比べ
れば高圧圧縮処理設備等がいらず、コンパクトでまた安
価な維持費で済む。混練機9としてニーダ等を採用して
もよい。
【0019】そして接続管4と炭化装置3を備える。接
続管4はチューブ状体で、混練機9の出口93と炭化装
置3の乾留ボックス3bに至る供給口(すなわちノズル
30の先端開口)とを連結して圧縮機2のペースト状体
72を炭化装置3に送り込めるようにする。混練機9が
出口からペースト状体72を押出す圧力でそのペースト
状体72を乾留ボックス内Oへ移送できる。
【0020】ゴミ収納用容器6の設置スペース51はこ
こでは容器6が六個置けるスペースになっている。混練
機9が小スペースで済むことから、同じ車両でもたくさ
ん設置できる。ある程度、生ゴミ71をまとまった状態
にしてから混練機9の投入口に生ゴミ71を投入できる
ため作業手順に融通をもたせることができる。また、容
器6の設置スペース51を減らして車両を小型化するこ
ともできる。他の炭化装置3等の構成は実施形態1と同
様でその説明を省く。図7で実施形態1と同一符号は同
一又は相当部分を示す。
【0021】ところで、前記混練機9はまた送り装置G
に代えることができる。図8のごとくホッパGの投入
口より投入される生ゴミ71を出口G側から押出し移
送可能な送り装置Gと、生ゴミ71を乾留ボックス内O
に収納し炭化させる炭化装置3と、この炭化装置3の乾
留ボックス3bに至る供給口と前記送り装置Gの出口G
とを連結して送り装置Gに投入された生ゴミ71を炭
化装置3に送り込めるようにする接続管4と、が搭載さ
れ、且つ荷台11上に生ゴミ収納用容器6の設置スペー
ス51を具備し、乾留ボックス内Oに収納した生ゴミ7
1を炭化させることのできる生ゴミ71の炭化処理車と
するのである。本発明は車両荷台11上にある炭化装置
3で生ゴミ71を炭化し炭化物73の副産物を得るが、
炭化物73の品質にこだわらなければ特に混ぜ合わせた
り練り合わせたりするに及ばない。そうであれば、生ゴ
ミ71を炭化装置3の乾留ボックス内Oに送り込むだけ
の送り装置Gで足りる。送り装置Gには公知の押出機,
フィーダ等がある。
【0022】(3)実施形態3 本実施形態は、図9のごとく、生ゴミ71を炭化させる
炭化装置3と、この炭化装置3の乾留ボックス内Oに連
通し炭化炉本体3a外に突出するノズル30と、このノ
ズル30に接続させるホッパHPと、が搭載され、且つ
荷台11上に生ゴミ収納用容器6の設置スペース51を
具備し、車上で生ゴミを炭化処理できるようにした炭化
処理車である。
【0023】ホッパHPは角錐状(又は円錐状)に容器
断面が流出口たる下方に向けて減少する容器で、ここで
は上面開放型容器になっている。ホッパHPの出口は前
記ノズル30の先端開口に弁Vを介して取付けられる。
生ゴミ71はホッパHPに投入し、ノズル30さらに前
記導管301を通じて乾留ボックス内Oに収めることが
できる。ゴミ収納用容器6の設置スペース51はここで
は容器6が四個置けるスペースである。それでも実施形
態1,2の圧縮機2や混練機9がないため図示のごとく
車両を小型化できる。他の炭化装置3等の構成は実施形
態1と同様でその説明を省く。
【0024】(4)実施形態4 本実施形態は生ゴミ71の炭化処理方法の一例で、ここ
では実施形態1の生ゴミ71の炭化処理車を使用して生
ゴミ71を炭化処理する方法について説明する(図1
0)。コンビニ,スーパー等では毎日のように厨房の生
ゴミ71や賞味期間が過ぎた生ゴミ71が排出される。
これらを炭化処理車で巡回収集しながら生ゴミ71を炭
化処理していく。
【0025】まず、運転手(兼作業者でもある)は炭化
処理車に空の容器6をいくつか積み出発する。生ゴミ7
1の炭化処理車を使用し、生ゴミ排出先のコンビニA等
へ出向き、そこで生ゴミ71が入った容器6を収集する
(図10のイ)。容器6は網状のコンテナ式のカゴにな
っている。この容器6中の生ゴミ71は8kg程度であ
る。運転手はコンビニ側から生ゴミ入り容器6を受け取
る代わりに、車1に積んであった空の容器6を交換用容
器として渡す。
【0026】次いで或いは生ゴミ71を所定量収集した
時点で、運転手は炭化処理車に搭載してある圧縮機2を
作動させる。そして、生ゴミ71を炭化装置3の乾留ボ
ックス内Oに収めてそれまで収集した生ゴミ入り容器6
を空にする。ここでは圧縮機2のホッパ21へ容器6の
生ゴミ71を投入する(図10のロ)。圧縮機操作でペ
ースト状体72になり接続管4を経由して生ゴミペース
ト状体72が乾留ボックス内Oに収められる。続いて、
圧縮機2を止め、炭化装置3を作動させてペースト状体
72を炭化させる。生ゴミ71を収集した後、早い段階
で処理されるため特に夏場などに起こる生ゴミによる急
激な腐敗や汚染を防止できる。
【0027】その後、運転手は空になった容器6を荷台
11の設置スペース51に載せて次の生ゴミ排出先へと
向かう(図10のハ)。次の生ゴミ排出先へ向かう間に
ペースト状体72が炭化処理されていく。そして、次の
生ゴミ排出先Bに到着したら、生ゴミ71が入った容器
6を収集すると共に、空になっている前記容器6を交換
提供する(図10のニ)。受け取った生ゴミ71は前記
同様、圧縮機2のホッパ投入口へ容器6の生ゴミ71を
投入し、その生ゴミ71の炭化処理の進行準備を整えた
ら(図10のホ)、さらに次の生ゴミ排出先へと向かう
(図10のヘ)。走行中に生ゴミの炭化処理が進む。こ
のような手順を繰り返し生ゴミ排出先を巡回する。な
お、原則的に圧縮機2は生ゴミ71を炭化装置3の乾留
ボックス内Oに収める際だけ作動させるにとどめ、炭化
装置3は着火させれば一日の作業が終わるまで稼動状態
にする。
【0028】一日の作業が終わって炭化処理車がスター
ト地点の事業所に戻る頃にはペースト状体72の炭化処
理が完了しており、事業所に到着後、炭化装置3を停止
させる(図10のト)。ここで、炭化装置3内は未だ温
度が高い状態にある。しかし、炭化装置3は一晩放置さ
れる間に冷やされ、この間が冷却工程になる。次の朝の
出勤時には炭化装置3の温度は下がっている。開閉扉3
8を開けて前日処理した生ゴミ71で造られた炭化物7
3を取り出す(図10のト)。後は前日の作業の繰り返
しで、運転手が空の容器6をいくつか積み出発すること
になる。なお、前記圧縮機2の代わりに混練機9或いは
送り装置GやホッパHPを使用できる。その場合の生ゴ
ミ71の炭化処理方法は、混練機9又は送り装置Gやホ
ッパHPを介して炭化装置3の乾留ボックス内Oへ生ゴ
ミ71を送り込むところが違うだけで、他の一連の炭化
処理手順は同じになる。
【0029】このように構成した生ゴミ71の炭化処理
車及び生ゴミ71の炭化処理方法によれば、コンビニ等
の生ゴミ排出先を巡回走行する過程で生ゴミ71を炭化
処理するので効率的である。コンビニ等の生ゴミ排出先
は点在しているケースが殆どであるが、その運転移動時
間を有効活用して生ゴミ71の炭化処理ができる。生ゴ
ミ71は収集から早い段階で炭化処理されていくので生
ゴミ腐敗や雑菌繁殖による汚染拡大を防止できる。生ゴ
ミからは無害化され有用な炭化物73が生成される。生
ゴミ入り容器6を収集後、その生ゴミ71を炭化装置3
へ送り込むことによって走行中に生ゴミ71が処理され
るので、車両走行が炭化処理時間として無駄なく利用で
きる。さらにその空になった容器6を次の生ゴミ排出先
で交換用容器6として提供できるので、たくさんの容器
6を運ばなくて済み、最小限の容器6を炭化処理車に積
むだけで足りる。さほどスペースを要せず、極めて効率
的である。しかも、炭化処理すると、生ゴミ71の容量
が約1/25程度に減ることから従来のように収集車が
生ゴミ排出先と生ゴミ処分場との間を頻繁に往復する必
要がなく経済的で収集効率が上がる。車両走行中に生ゴ
ミ71の炭化処理が進み、減容,軽量化されるので、運
転手は収集した生ゴミ71を炭化処理車の乾留ボックス
内Oに適宜送り込み、炭化装置3を稼動中にして生ゴミ
排出先を順次巡って一日中収集に従事できる。生ゴミ処
分場との行き来は不要になる。加えて、本炭化装置3は
炭化炉本体3a内に乾留ボックス3bを内蔵し、燃焼ガ
スが乾留ボックス3bの外面に直接当たらないように燃
焼室31から加熱室32へ流れ出て加熱室32内を上向
き移動し、上向き移動したその燃焼ガスが加熱室32の
天井に当たり、その後、下方へ向け移動しスリット37
2aを通って煙道33に入る構成であるので、加熱室3
2を最適温度に維持でき乾留炭化反応の連鎖的加速を防
止でき安全操炉が可能になる。そして生ゴミ自身から発
生する乾留ガスが熱源利用されるので燃料削減できる。
開閉扉38が加熱室32と乾留ボックス3bの一部とし
て共用化され、この開閉扉38を利用して炭化処理され
た炭化物73を取出せるので、その取出し作業も楽にな
る。
【0030】そして、一日の作業を終え事業所に戻った
頃には生ゴミ71の炭化処理がほぼ完了しており、その
まま放置できる。従来のように収集した生ゴミ71を払
い出し焼却等の処分する時間がいらないため、事務所に
は定刻近くに帰れば足りる。勿論、放置して生ゴミ71
が腐敗し後処理に困るといった事態も起こらない。さら
に、翌日に作業者が出勤した時には炭化装置3が自然冷
却で常温近くになっているので、開閉扉38を開けて炭
化物73を簡単に取り出すことができる。その後、先に
述べた前日と同じような手順で生ゴミ収集に出かけるこ
とができる。加えて、生ゴミ71を圧縮機2や混練機9
で混合,混練しペースト状体72にして炭化装置3の乾
留ボックス内Oに送り込むと、均質な炭化物73が出来
上がり副産物たる炭化物73の商品価値を高めることが
できる。また、前記送り装置G、さらにホッパHPを使
って、炭化装置3の乾留ボックス内Oに生ゴミ71を送
り込むようにすると、設備全体が簡略化し炭化処理車が
小型化でき且つ炭化処理車を低コストに製作できる。
【0031】尚、本発明においては、前記実施形態に示
すものに限られず、目的,用途に応じて本発明の範囲で
種々変更した実施形態とすることができる。車両1,圧
縮機2,炭化装置3,接続管4,容器6,設置スペース5
1,混練機9,送り装置G等の形状,大きさ,個数,材質
等は用途に合わせて適宜選択できる。
【0032】
【発明の効果】以上ごとく、本発明の生ゴミの炭化処理
車及び生ゴミの炭化処理方法は、点在するコンビニ等か
ら排出される生ゴミをその収集走行過程でいち早く処理
し減容化,軽量化するので、生ゴミの効率的収集が可能
になり且つ生ゴミの腐敗や生ゴミによる汚染等の問題も
解消でき、さらには副産物たる炭化物をも生成できるな
ど優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の生ゴミの炭化処理車の平面図であ
る。
【図2】図1の正面図である。
【図3】図2の右側面図である。
【図4】炭化装置の説明断面図である。
【図5】図4のX−X線矢視図である。
【図6】図4のY−Y線矢視図である。
【図7】実施形態2の炭化処理車の平面図である。
【図8】実施形態2と別態様の炭化処理車の平面図であ
る。
【図9】実施形態3の炭化処理車の正面図である。
【図10】生ゴミの炭化処理方法の説明図である。
【符号の説明】
11 荷台 2 圧縮機 3 炭化装置 4 接続管 5 設置スペース 6 容器 71 生ゴミ 72 ペースト状体 9 混練機 G 送り装置
フロントページの続き Fターム(参考) 3E024 AA00 AA01 BA03 4D004 AA03 CA03 CA04 CA08 CA15 CA26 CB04 CB13 CB15 CB21 CB42 CB50 4H012 HA00

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生ゴミを炭化処理する炭化装置が搭載さ
    れ、且つ荷台上に生ゴミ収納用容器の設置スペースを具
    備することを特徴とする生ゴミの炭化処理車。
  2. 【請求項2】 投入口より投入される生ゴミをペースト
    状体にして排出し得る圧縮機と、前記ペースト状体にし
    た生ゴミを炭化させる炭化装置と、この炭化装置の供給
    口とペースト状体が排出される前記圧縮機の出口とを連
    結して圧縮機のペースト状体を炭化装置に送り込めるよ
    うにする接続管と、が搭載され、且つ荷台上に生ゴミ収
    納用容器の設置スペースを具備することを特徴とする生
    ゴミの炭化処理車。
  3. 【請求項3】 投入口より投入される生ゴミを混練して
    排出し得る混練機と、混練した前記生ゴミを炭化させる
    炭化装置と、この炭化装置の供給口と前記混練機の出口
    とを連結して混練機で混ぜ合わせた生ゴミを炭化装置に
    送り込めるようにする接続管と、が搭載され、且つ荷台
    上に生ゴミ収納用容器の設置スペースを具備することを
    特徴とする生ゴミの炭化処理車。
  4. 【請求項4】 投入口より投入される生ゴミを出口側か
    ら押出し移送可能な送り装置と、生ゴミを炭化させる炭
    化装置と、この炭化装置の供給口と前記送り装置の出口
    とを連結して送り装置に投入された生ゴミを炭化装置に
    送り込めるようにする接続管と、が搭載され、且つ荷台
    上に生ゴミ収納用容器の設置スペースを具備することを
    特徴とする生ゴミの炭化処理車。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかに記載の生ゴ
    ミの炭化処理車を使用して、生ゴミ排出先で生ゴミが入
    った容器を収集すると共に代わりの空の容器を提供し、
    次いで、前記生ゴミを炭化装置内に収めて容器を空に
    し、その後、空になった容器を荷台上の生ゴミ収納用容
    器の設置スペースに載せ、炭化装置で生ゴミを炭化処理
    させながら次の生ゴミ排出先へ向かい、次の生ゴミ排出
    先に到着した後、生ゴミが入った容器を収集すると共
    に、空になっている前記容器を交換提供できるようにし
    たことを特徴とする生ゴミの炭化処理方法。
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