JP2003292558A - 新規共重合物およびこれを含有する難燃性エポキシ樹脂組成物 - Google Patents
新規共重合物およびこれを含有する難燃性エポキシ樹脂組成物Info
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- JP2003292558A JP2003292558A JP2002165339A JP2002165339A JP2003292558A JP 2003292558 A JP2003292558 A JP 2003292558A JP 2002165339 A JP2002165339 A JP 2002165339A JP 2002165339 A JP2002165339 A JP 2002165339A JP 2003292558 A JP2003292558 A JP 2003292558A
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- Epoxy Resins (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ハロゲン、アンチモンリンを含有しない、難燃
性樹脂組成物を提供すること。 【解決手段】ジヒドロキシベンゼン、尿素およびアルデ
ヒド類を重合成分とすることを特徴とする新規共重合物
及びこれと多官能エポキシ樹脂、エポキシ樹脂硬化剤を
必須成分として含有する難燃性エポキシ樹脂組成物。
性樹脂組成物を提供すること。 【解決手段】ジヒドロキシベンゼン、尿素およびアルデ
ヒド類を重合成分とすることを特徴とする新規共重合物
及びこれと多官能エポキシ樹脂、エポキシ樹脂硬化剤を
必須成分として含有する難燃性エポキシ樹脂組成物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エポキシ樹脂組成
物に難燃性を付与するのに有用な共重合物およびアンチ
モン、リンおよび実質的にハロゲンを含まない難燃性エ
ポキシ樹脂組成物に関する。
物に難燃性を付与するのに有用な共重合物およびアンチ
モン、リンおよび実質的にハロゲンを含まない難燃性エ
ポキシ樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】エポキシ樹脂は、耐熱性、電気特性、力
学特性、接着性等に優れているため、各種の分野に使用
されている。難燃性が要求されるエポキシ樹脂組成物に
おいては、主に難燃性を達成するために、ハロゲン系難
燃剤、アンチモンまたはリン系難燃剤が使用されてい
る。
学特性、接着性等に優れているため、各種の分野に使用
されている。難燃性が要求されるエポキシ樹脂組成物に
おいては、主に難燃性を達成するために、ハロゲン系難
燃剤、アンチモンまたはリン系難燃剤が使用されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、環境問題に対す
る意識の高まりと共に、環境を汚染する物質を低減する
要求が非常に強くなってきた。これにともない、ハロゲ
ンは焼却時、焼却条件によってはダイオキシン関連物質
の発生が疑われること、アンチモンは発ガン性の疑いが
持たれており、また、リン系難燃剤も環境汚染の疑いが
否定できないため、これらの物質を含まない難燃組成物
の要求が強くなっている。本発明の目的は、アンチモ
ン、リンおよび実質的にハロゲンを含有しない、環境に
優しい難燃性樹脂組成物を提供するために有用な難燃剤
を提供することにある。
る意識の高まりと共に、環境を汚染する物質を低減する
要求が非常に強くなってきた。これにともない、ハロゲ
ンは焼却時、焼却条件によってはダイオキシン関連物質
の発生が疑われること、アンチモンは発ガン性の疑いが
持たれており、また、リン系難燃剤も環境汚染の疑いが
否定できないため、これらの物質を含まない難燃組成物
の要求が強くなっている。本発明の目的は、アンチモ
ン、リンおよび実質的にハロゲンを含有しない、環境に
優しい難燃性樹脂組成物を提供するために有用な難燃剤
を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決するため鋭意研究の結果、特定の化合物の共重合物
をエポキシ樹脂とその硬化剤と共に併用すると優れた難
燃性の組成物が得られることを見いだし、本発明に至っ
た。
解決するため鋭意研究の結果、特定の化合物の共重合物
をエポキシ樹脂とその硬化剤と共に併用すると優れた難
燃性の組成物が得られることを見いだし、本発明に至っ
た。
【0005】すなわち、本発明は
(1)ジヒドロキシベンゼン、尿素およびアルデヒド類
を重合成分とすることを特徴とする新規共重合物、
(2)180℃まではエポキシ樹脂と反応しない共重合
物である、上記(1)記載の共重合物、(3)ジヒドロ
キシベンゼンと尿素の重量比が95/5〜20/80で
ある上記(1)または(2)記載の共重合物、(4)T
G/DTAによる30%減量温度が250℃以上450
℃以下である上記(1)〜(3)のいずれか1項に記載
の共重合物、(5)ジヒドロキシベンゼンがカテコール
およびヒドロキノンからなる群から選ばれた1種以上で
ある上記(1)〜(4)記載の共重合物、(6)1)1
分子中に2個以上のエポキシ基を有する多官能エポキシ
樹脂 2)エポキシ樹脂硬化剤 3)上記(1)〜
(5)のいずれか1項に記載の共重合物を必須成分とし
て含有することを特徴とする難燃性エポキシ樹脂組成
物、(7)エポキシ樹脂とエポキシ樹脂硬化剤100重
量部に対し共重合物が0.5〜30重量部となる割合で
各成分を含有する上記(6)記載の難燃性エポキシ樹脂
組成物、(8)電気・電子部品に用いられる上記(6)
または(7)記載の難燃性エポキシ樹脂組成物、(9)
エポキシ樹脂の加水分解性塩素量が、0.25重量%以
下である上記(6)〜(8)のいずれか1項に記載の難
燃性エポキシ樹脂組成物、(10)エポキシ樹脂硬化剤
が、1分子中に2個以上の水酸基を有するフェノール系
またはナフトール系硬化剤である上記(6)〜(9)の
いずれか1項に記載の難燃性エポキシ樹脂組成物、(1
1)上記(6)〜(10)のいずれか1項に記載の難燃
性エポキシ樹脂組成物の硬化物に関する。
を重合成分とすることを特徴とする新規共重合物、
(2)180℃まではエポキシ樹脂と反応しない共重合
物である、上記(1)記載の共重合物、(3)ジヒドロ
キシベンゼンと尿素の重量比が95/5〜20/80で
ある上記(1)または(2)記載の共重合物、(4)T
G/DTAによる30%減量温度が250℃以上450
℃以下である上記(1)〜(3)のいずれか1項に記載
の共重合物、(5)ジヒドロキシベンゼンがカテコール
およびヒドロキノンからなる群から選ばれた1種以上で
ある上記(1)〜(4)記載の共重合物、(6)1)1
分子中に2個以上のエポキシ基を有する多官能エポキシ
樹脂 2)エポキシ樹脂硬化剤 3)上記(1)〜
(5)のいずれか1項に記載の共重合物を必須成分とし
て含有することを特徴とする難燃性エポキシ樹脂組成
物、(7)エポキシ樹脂とエポキシ樹脂硬化剤100重
量部に対し共重合物が0.5〜30重量部となる割合で
各成分を含有する上記(6)記載の難燃性エポキシ樹脂
組成物、(8)電気・電子部品に用いられる上記(6)
または(7)記載の難燃性エポキシ樹脂組成物、(9)
エポキシ樹脂の加水分解性塩素量が、0.25重量%以
下である上記(6)〜(8)のいずれか1項に記載の難
燃性エポキシ樹脂組成物、(10)エポキシ樹脂硬化剤
が、1分子中に2個以上の水酸基を有するフェノール系
またはナフトール系硬化剤である上記(6)〜(9)の
いずれか1項に記載の難燃性エポキシ樹脂組成物、(1
1)上記(6)〜(10)のいずれか1項に記載の難燃
性エポキシ樹脂組成物の硬化物に関する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の共重合物は、ジヒドロキ
シベンゼン、尿素およびアルデヒド類を重合成分とす
る。
シベンゼン、尿素およびアルデヒド類を重合成分とす
る。
【0007】ジヒドロキシベンゼンとしては、カテコー
ル、ヒドロキノン、レゾルシンが挙げられるが、カテコ
ール及びヒドロキノンからなる群から選ばれる1種以上
が望ましい。
ル、ヒドロキノン、レゾルシンが挙げられるが、カテコ
ール及びヒドロキノンからなる群から選ばれる1種以上
が望ましい。
【0008】アルデヒド類としては、ホルムアルデヒ
ド、アセトアルデヒド、プロピルアルデヒド、ブチルア
ルデヒド、バレルアルデヒド、カプロンアルデヒド、ベ
ンズアルデヒド、クロルベンズアルデヒド、ブロムベン
ズアルデヒド、グリオキザール、マロンアルデヒド、ス
クシンアルデヒド、グルタルアルデヒド、アジピンアル
デヒド、ピメリンアルデヒド、セバシンアルデヒド、ア
クロレイン、クロトンアルデヒド、サリチルアルデヒ
ド、フタルアルデヒド、ヒドロキシベンズアルデヒド等
が例示される。
ド、アセトアルデヒド、プロピルアルデヒド、ブチルア
ルデヒド、バレルアルデヒド、カプロンアルデヒド、ベ
ンズアルデヒド、クロルベンズアルデヒド、ブロムベン
ズアルデヒド、グリオキザール、マロンアルデヒド、ス
クシンアルデヒド、グルタルアルデヒド、アジピンアル
デヒド、ピメリンアルデヒド、セバシンアルデヒド、ア
クロレイン、クロトンアルデヒド、サリチルアルデヒ
ド、フタルアルデヒド、ヒドロキシベンズアルデヒド等
が例示される。
【0009】本発明の共重合物を得るためには、ジヒド
ロキシベンゼン+尿素とアルデヒド類のモル比を2/1
〜1/2の近辺にして、水またはメタノール、エタノー
ル、イソプロピルアルコール、n−プロピルアルコー
ル、ブタノール等のアルコール類等の溶剤中または溶融
状態で、苛性ソーダ等の塩基を加えメチロール化し、次
いで中和量以上のパラトルエンスルフォン酸、塩酸、シ
ュウ酸等の触媒を添加し反応させるか、または、最初か
らパラトルエンスルフォン酸、塩酸、シュウ酸等の酸触
媒を添加し反応させ、未反応物を除去、乾燥、粉砕する
ことにより得ることが出来る。粉砕して得られた共重合
物の粒径は難燃性のためには、小さい方が好ましい。共
重合物の粒径は150μm以下が好ましく、100μm
以下が特に好ましい。粒径が大きすぎると樹脂組成物中
での分散が悪くなり、また熱伝導が小さいため共重合物
内部の熱分解が遅れる可能性があり好ましくない。
ロキシベンゼン+尿素とアルデヒド類のモル比を2/1
〜1/2の近辺にして、水またはメタノール、エタノー
ル、イソプロピルアルコール、n−プロピルアルコー
ル、ブタノール等のアルコール類等の溶剤中または溶融
状態で、苛性ソーダ等の塩基を加えメチロール化し、次
いで中和量以上のパラトルエンスルフォン酸、塩酸、シ
ュウ酸等の触媒を添加し反応させるか、または、最初か
らパラトルエンスルフォン酸、塩酸、シュウ酸等の酸触
媒を添加し反応させ、未反応物を除去、乾燥、粉砕する
ことにより得ることが出来る。粉砕して得られた共重合
物の粒径は難燃性のためには、小さい方が好ましい。共
重合物の粒径は150μm以下が好ましく、100μm
以下が特に好ましい。粒径が大きすぎると樹脂組成物中
での分散が悪くなり、また熱伝導が小さいため共重合物
内部の熱分解が遅れる可能性があり好ましくない。
【0010】ジヒドロキシベンゼンと尿素の混合比は、
重量比で95/5〜20/80が好ましい。より好まし
くは95/5〜30/70で有る。重量比が95/5よ
り多くなると、不燃性ガスである窒素の生成が少なく、
難燃性への寄与が小さくなり、20/80より小さくな
ると、エポキシ樹脂硬化物の分解前に共重合物が大部分
分解してしまい、難燃性に効果が小さい。
重量比で95/5〜20/80が好ましい。より好まし
くは95/5〜30/70で有る。重量比が95/5よ
り多くなると、不燃性ガスである窒素の生成が少なく、
難燃性への寄与が小さくなり、20/80より小さくな
ると、エポキシ樹脂硬化物の分解前に共重合物が大部分
分解してしまい、難燃性に効果が小さい。
【0011】また、共重合物中を得る際の混合物中に、
硬化物の難燃性等の物性を損なわない範囲で、フェノー
ル類および/またはナフトール類を添加反応させても良
い。ここでフェノール類としては、フェノール、クレゾ
ール、キシレノール、ブチルフェノール、アミルフェノ
ール、ノニルフェノール、カテコール、レゾルシノー
ル、メチルレゾルシノール、ヒドロキノン、フェニルフ
ェノール、ビスフェノールA、ビスフェノールF、ビス
フェノールK、ビスフェノールS、ビフェノール、テト
ラメチルビフェノール等が例示される。又、ナフトール
類としては、1−ナフトール、2−ナフトール、ジヒド
ロキシナフタレン、ジヒドロキシメチルナフタレン、ジ
ヒドロキシジメチルナフタレン、トリヒドロキシナフタ
レン等が例示される。この場合、フェノール類および/
またはナフトール類はジヒドロキシベンゼンに対し70
重量%以下程度添加することができるが、添加した場
合、ジヒドロキシベンゼン+尿素+(フェノール類およ
び/またはナフトール類)と、アルデヒド類のモル比
が、2/1〜1/2の範囲になるようにアルデヒド類の
量を調整する。
硬化物の難燃性等の物性を損なわない範囲で、フェノー
ル類および/またはナフトール類を添加反応させても良
い。ここでフェノール類としては、フェノール、クレゾ
ール、キシレノール、ブチルフェノール、アミルフェノ
ール、ノニルフェノール、カテコール、レゾルシノー
ル、メチルレゾルシノール、ヒドロキノン、フェニルフ
ェノール、ビスフェノールA、ビスフェノールF、ビス
フェノールK、ビスフェノールS、ビフェノール、テト
ラメチルビフェノール等が例示される。又、ナフトール
類としては、1−ナフトール、2−ナフトール、ジヒド
ロキシナフタレン、ジヒドロキシメチルナフタレン、ジ
ヒドロキシジメチルナフタレン、トリヒドロキシナフタ
レン等が例示される。この場合、フェノール類および/
またはナフトール類はジヒドロキシベンゼンに対し70
重量%以下程度添加することができるが、添加した場
合、ジヒドロキシベンゼン+尿素+(フェノール類およ
び/またはナフトール類)と、アルデヒド類のモル比
が、2/1〜1/2の範囲になるようにアルデヒド類の
量を調整する。
【0012】エポキシ樹脂の硬化剤として、一般に使用
されるフェノール系硬化剤は加熱により溶融液化するの
に対し、本発明の共重合物は、網状構造および/または
分岐構造を有すると推定されるため、加熱により溶融液
化しずらい樹脂である。このため、本発明の共重合物を
エポキシ樹脂組成物中に添加しても、エポキシ樹脂の硬
化時に液状にならないため、事実上エポキシ樹脂との反
応は起こらない。最も効果的に難燃性を発現させるため
には、共重合物が180℃までは溶融液化せず、事実上
エポキシ樹脂と反応しないのが好ましい。180℃以下
で溶融液化すると、共重合物中のフェノール性水酸基
が、エポキシ樹脂の硬化時にエポキシ樹脂と反応し難燃
性を示さなくなる場合があり好ましくない。
されるフェノール系硬化剤は加熱により溶融液化するの
に対し、本発明の共重合物は、網状構造および/または
分岐構造を有すると推定されるため、加熱により溶融液
化しずらい樹脂である。このため、本発明の共重合物を
エポキシ樹脂組成物中に添加しても、エポキシ樹脂の硬
化時に液状にならないため、事実上エポキシ樹脂との反
応は起こらない。最も効果的に難燃性を発現させるため
には、共重合物が180℃までは溶融液化せず、事実上
エポキシ樹脂と反応しないのが好ましい。180℃以下
で溶融液化すると、共重合物中のフェノール性水酸基
が、エポキシ樹脂の硬化時にエポキシ樹脂と反応し難燃
性を示さなくなる場合があり好ましくない。
【0013】また、本発明の共重合物は、熱重量/示差
熱測定(TG/DTA)による30%減量温度が好まし
くは250℃以上、450℃以下、より好ましくは、2
70℃以上、430℃以下であるものが好ましい。30
%減量温度が250℃以下では、エポキシ樹脂硬化物の
分解前に大部分が分解し、難燃に寄与しない場合があ
る。450℃以上の場合、エポキシ樹脂の主分解開始温
度より分解温度が高く、難燃に効果がない場合がある。
尚、尿素樹脂は難燃性のある熱硬化性樹脂として知られ
ているが、これは熱分解時に窒素ガスを発生し、可燃性
ガス濃度や酸素濃度の低下及び発泡層の形成に伴う断熱
効果等の作用によると推定されている。しかしながら本
発明者の検討によれば、尿素樹脂をエポキシ樹脂組成物
に添加しても、尿素樹脂の熱分解温度が低いためか難燃
性への寄与は小さいことが判明した。本発明における好
ましい共重合物は、前記した分解温度を有するため難燃
性への寄与が大きいものと推定される。
熱測定(TG/DTA)による30%減量温度が好まし
くは250℃以上、450℃以下、より好ましくは、2
70℃以上、430℃以下であるものが好ましい。30
%減量温度が250℃以下では、エポキシ樹脂硬化物の
分解前に大部分が分解し、難燃に寄与しない場合があ
る。450℃以上の場合、エポキシ樹脂の主分解開始温
度より分解温度が高く、難燃に効果がない場合がある。
尚、尿素樹脂は難燃性のある熱硬化性樹脂として知られ
ているが、これは熱分解時に窒素ガスを発生し、可燃性
ガス濃度や酸素濃度の低下及び発泡層の形成に伴う断熱
効果等の作用によると推定されている。しかしながら本
発明者の検討によれば、尿素樹脂をエポキシ樹脂組成物
に添加しても、尿素樹脂の熱分解温度が低いためか難燃
性への寄与は小さいことが判明した。本発明における好
ましい共重合物は、前記した分解温度を有するため難燃
性への寄与が大きいものと推定される。
【0014】本発明の共重合物は、エポキシ樹脂と硬化
剤の合計100重量部に対し、通常0.5〜30重量
部、好ましくは1〜25重量部添加する。30重量部超
では添加量が多くなり、流動性、硬化性、吸水性等に悪
影響を及ぼし望ましくない。0.5重量部未満では、添
加量が少なすぎ、難燃性への効果が少ない。
剤の合計100重量部に対し、通常0.5〜30重量
部、好ましくは1〜25重量部添加する。30重量部超
では添加量が多くなり、流動性、硬化性、吸水性等に悪
影響を及ぼし望ましくない。0.5重量部未満では、添
加量が少なすぎ、難燃性への効果が少ない。
【0015】本発明に使用されるエポキシ樹脂として
は、1分子中に2個以上のエポキシ基を有する化合物で
あれば良く、具体例としては、ビスフェノールA、テト
ラメチルビスフェノールF、ビスフェノールF、ビスフ
ェノールS、ビスフェノールK、ビフェノール、テトラ
メチルビフェノール、ヒドロキノン、メチルヒドロキノ
ン、ジメチルヒドロキノン、トリメチルヒドロキノン、
ジ−ter.ブチルヒドロキノン、レゾルシノール、メ
チルレゾルシノール、カテコール、メチルカテコール、
ジヒドロキシナフタレン、ジヒドロキシメチルナフタレ
ン、ジヒドロキシジメチルナフタレン等のグリシジル化
物、フェノール類もしくはナフトール類とアルデヒド類
との縮合物、フェノール類もしくはナフトール類とキシ
リレングリコールとの縮合物、フェノール類もしくはナ
フトール類とビスメトキシメチルビフェニルとの縮合
物、フェノール類とイソプロペニルアセトフェノンとの
縮合物、フェノール類とジシクロペンタジエンの反応物
等のグリシジル化物等が挙げられる。これらは、公知の
方法により得ることが出来る。
は、1分子中に2個以上のエポキシ基を有する化合物で
あれば良く、具体例としては、ビスフェノールA、テト
ラメチルビスフェノールF、ビスフェノールF、ビスフ
ェノールS、ビスフェノールK、ビフェノール、テトラ
メチルビフェノール、ヒドロキノン、メチルヒドロキノ
ン、ジメチルヒドロキノン、トリメチルヒドロキノン、
ジ−ter.ブチルヒドロキノン、レゾルシノール、メ
チルレゾルシノール、カテコール、メチルカテコール、
ジヒドロキシナフタレン、ジヒドロキシメチルナフタレ
ン、ジヒドロキシジメチルナフタレン等のグリシジル化
物、フェノール類もしくはナフトール類とアルデヒド類
との縮合物、フェノール類もしくはナフトール類とキシ
リレングリコールとの縮合物、フェノール類もしくはナ
フトール類とビスメトキシメチルビフェニルとの縮合
物、フェノール類とイソプロペニルアセトフェノンとの
縮合物、フェノール類とジシクロペンタジエンの反応物
等のグリシジル化物等が挙げられる。これらは、公知の
方法により得ることが出来る。
【0016】上記のフェノール類としては、フェノー
ル、クレゾール、キシレノール、ブチルフェノール、ア
ミルフェノール、ノニルフェノール、カテコール、レゾ
ルシノール、メチルレゾルシノール、ハイドロキノン、
フェニルフェノール、ビスフェノールA、ビスフェノー
ルF、ビスフェノールK、ビスフェノールS、ビフェノ
ール、テトラメチルビフェノール等が例示される。
ル、クレゾール、キシレノール、ブチルフェノール、ア
ミルフェノール、ノニルフェノール、カテコール、レゾ
ルシノール、メチルレゾルシノール、ハイドロキノン、
フェニルフェノール、ビスフェノールA、ビスフェノー
ルF、ビスフェノールK、ビスフェノールS、ビフェノ
ール、テトラメチルビフェノール等が例示される。
【0017】又、ナフトール類としては、1−ナフトー
ル、2−ナフトール、ジヒドロキシナフタレン、ジヒド
ロキシメチルナフタレン、ジヒドロキシジメチルナフタ
レン、トリヒドロキシナフタレン等が例示される。
ル、2−ナフトール、ジヒドロキシナフタレン、ジヒド
ロキシメチルナフタレン、ジヒドロキシジメチルナフタ
レン、トリヒドロキシナフタレン等が例示される。
【0018】更に、アルデヒド類としては、ホルムアル
デヒド、アセトアルデヒド、プロピルアルデヒド、ブチ
ルアルデヒド、バレルアルデヒド、カプロンアルデヒ
ド、ベンズアルデヒド、クロルベンズアルデヒド、ブロ
ムベンズアルデヒド、グリオキザール、マロンアルデヒ
ド、スクシンアルデヒド、グルタルアルデヒド、アジピ
ンアルデヒド、ピメリンアルデヒド、セバシンアルデヒ
ド、アクロレイン、クロトンアルデヒド、サリチルアル
デヒド、フタルアルデヒド、ヒドロキシベンズアルデヒ
ド等が例示される。本発明に使用されるエポキシ樹脂
は、上記に例示されるが、通常使用されるもので有れば
良く、単独または数種混合して使用される。
デヒド、アセトアルデヒド、プロピルアルデヒド、ブチ
ルアルデヒド、バレルアルデヒド、カプロンアルデヒ
ド、ベンズアルデヒド、クロルベンズアルデヒド、ブロ
ムベンズアルデヒド、グリオキザール、マロンアルデヒ
ド、スクシンアルデヒド、グルタルアルデヒド、アジピ
ンアルデヒド、ピメリンアルデヒド、セバシンアルデヒ
ド、アクロレイン、クロトンアルデヒド、サリチルアル
デヒド、フタルアルデヒド、ヒドロキシベンズアルデヒ
ド等が例示される。本発明に使用されるエポキシ樹脂
は、上記に例示されるが、通常使用されるもので有れば
良く、単独または数種混合して使用される。
【0019】さらに、電気、電子用に使用される場合、
加水分解性塩素濃度が小さいものが好ましい。例えばエ
ポキシ樹脂をジオキサンに溶解し、1規定KOHで還流
下30分処理した時の脱離塩素で規定される、加水分解
性塩素は0.25重量%以下で、好ましくは0.20重
量%以下、より好ましくは、0.15重量%以下のもの
が好ましい。
加水分解性塩素濃度が小さいものが好ましい。例えばエ
ポキシ樹脂をジオキサンに溶解し、1規定KOHで還流
下30分処理した時の脱離塩素で規定される、加水分解
性塩素は0.25重量%以下で、好ましくは0.20重
量%以下、より好ましくは、0.15重量%以下のもの
が好ましい。
【0020】硬化剤は、通常エポキシ樹脂の硬化剤とし
て用いられる物であれば良く、フェノール系硬化剤、ナ
フトール系硬化剤、アミン系硬化剤、酸無水物硬化剤等
が主に使用される。フェノール系硬化剤またはナフトー
ル系硬化剤としてはフェノール性水酸基を有するもので
あれば良く、具体的には、ビスフェノールA、テトラメ
チルビスフェノールF、ビスフェノールF、ビスフェノ
ールS、ビスフェノールK、ビフェノール、テトラメチ
ルビフェノール、ハイドロキノン、メチルハイドロキノ
ン、ジメチルハイドロキノン、トリメチルハイドロキノ
ン、ジ−ter.ブチルハイドロキノン、レゾルシノー
ル、メチルレゾルシノール、カテコール、メチルカテコ
ール、ジヒドロキシナフタレン、ジヒドロキシメチルナ
フタレン、ジヒドロキシジメチルナフタレン等のグリシ
ジル化物、フェノール類、もしくはナフトール類とアル
デヒド類との縮合物、フェノール類もしくはナフトール
類とキシリレングリコールとの縮合物、フェノール類も
しくはナフトール類とビスメトキシメチルビフェニルと
の縮合物、フェノール類とイソプロペニルアセトフェノ
ンとの縮合物、フェノール類とジシクロペンタジエンの
反応物等が例示される。アミン系硬化剤としては、トリ
エチレンテトラミン、テトラエチレンペンタミン、N−
アミノエチルピペラジン、イソホロンジアミン、キシリ
レンジアミン、フェニレンジアミン、ジアミノジフェニ
ルスルフォン等が例示される。酸無水物硬化剤として
は、無水フタル酸、無水ピロメリット酸、無水トリメリ
ット酸、メチルテトラヒドロ無水フタル酸、テトラヒド
ロ無水フタル酸、無水メチルナディック酸、ヘキサヒド
ロ無水フタル酸、メチルヘキサヒドロ無水フタル酸等が
例示される。これらの硬化剤は、単独または数種混合し
て使用される。
て用いられる物であれば良く、フェノール系硬化剤、ナ
フトール系硬化剤、アミン系硬化剤、酸無水物硬化剤等
が主に使用される。フェノール系硬化剤またはナフトー
ル系硬化剤としてはフェノール性水酸基を有するもので
あれば良く、具体的には、ビスフェノールA、テトラメ
チルビスフェノールF、ビスフェノールF、ビスフェノ
ールS、ビスフェノールK、ビフェノール、テトラメチ
ルビフェノール、ハイドロキノン、メチルハイドロキノ
ン、ジメチルハイドロキノン、トリメチルハイドロキノ
ン、ジ−ter.ブチルハイドロキノン、レゾルシノー
ル、メチルレゾルシノール、カテコール、メチルカテコ
ール、ジヒドロキシナフタレン、ジヒドロキシメチルナ
フタレン、ジヒドロキシジメチルナフタレン等のグリシ
ジル化物、フェノール類、もしくはナフトール類とアル
デヒド類との縮合物、フェノール類もしくはナフトール
類とキシリレングリコールとの縮合物、フェノール類も
しくはナフトール類とビスメトキシメチルビフェニルと
の縮合物、フェノール類とイソプロペニルアセトフェノ
ンとの縮合物、フェノール類とジシクロペンタジエンの
反応物等が例示される。アミン系硬化剤としては、トリ
エチレンテトラミン、テトラエチレンペンタミン、N−
アミノエチルピペラジン、イソホロンジアミン、キシリ
レンジアミン、フェニレンジアミン、ジアミノジフェニ
ルスルフォン等が例示される。酸無水物硬化剤として
は、無水フタル酸、無水ピロメリット酸、無水トリメリ
ット酸、メチルテトラヒドロ無水フタル酸、テトラヒド
ロ無水フタル酸、無水メチルナディック酸、ヘキサヒド
ロ無水フタル酸、メチルヘキサヒドロ無水フタル酸等が
例示される。これらの硬化剤は、単独または数種混合し
て使用される。
【0021】上記のフェノール類としては、フェノー
ル、クレゾール、キシレノール、ブチルフェノール、ア
ミルフェノール、ノニルフェノール、カテコール、レゾ
ルシノール、メチルレゾルシノール、ハイドロキノン、
フェニルフェノール、ビスフェノールA、ビスフェノー
ルF、ビスフェノールK、ビスフェノールS、ビフェノ
ール、テトラメチルビフェノール等が例示される。
ル、クレゾール、キシレノール、ブチルフェノール、ア
ミルフェノール、ノニルフェノール、カテコール、レゾ
ルシノール、メチルレゾルシノール、ハイドロキノン、
フェニルフェノール、ビスフェノールA、ビスフェノー
ルF、ビスフェノールK、ビスフェノールS、ビフェノ
ール、テトラメチルビフェノール等が例示される。
【0022】又、ナフトール類としては、1−ナフトー
ル、2−ナフトール、ジヒドロキシナフタレン、ジヒド
ロキシメチルナフタレン、ジヒドロキシジメチルナフタ
レン、トリヒドロキシナフタレン等が例示される。
ル、2−ナフトール、ジヒドロキシナフタレン、ジヒド
ロキシメチルナフタレン、ジヒドロキシジメチルナフタ
レン、トリヒドロキシナフタレン等が例示される。
【0023】更に、アルデヒド類としては、ホルムアル
デヒド、アセトアルデヒド、プロピルアルデヒド、ブチ
ルアルデヒド、バレルアルデヒド、カプロンアルデヒ
ド、ベンズアルデヒド、クロルベンズアルデヒド、ブロ
ムベンズアルデヒド、グリオキザール、マロンアルデヒ
ド、スクシンアルデヒド、グルタルアルデヒド、アジピ
ンアルデヒド、ピメリンアルデヒド、セバシンアルデヒ
ド、アクロレイン、クロトンアルデヒド、サリチルアル
デヒド、フタルアルデヒド、ヒドロキシベンズアルデヒ
ド等が例示される。
デヒド、アセトアルデヒド、プロピルアルデヒド、ブチ
ルアルデヒド、バレルアルデヒド、カプロンアルデヒ
ド、ベンズアルデヒド、クロルベンズアルデヒド、ブロ
ムベンズアルデヒド、グリオキザール、マロンアルデヒ
ド、スクシンアルデヒド、グルタルアルデヒド、アジピ
ンアルデヒド、ピメリンアルデヒド、セバシンアルデヒ
ド、アクロレイン、クロトンアルデヒド、サリチルアル
デヒド、フタルアルデヒド、ヒドロキシベンズアルデヒ
ド等が例示される。
【0024】硬化剤の使用量は、エポキシ基に対し0.
3〜1.5当量が好ましく、より好ましくは0.5〜
1.3当量である。0.3当量以下場合未反応エポキシ
基が多くなり、1.5当量以上の場合、未反応硬化剤の
量が多くなり、熱的および機械的物性が低下して好まし
くない。
3〜1.5当量が好ましく、より好ましくは0.5〜
1.3当量である。0.3当量以下場合未反応エポキシ
基が多くなり、1.5当量以上の場合、未反応硬化剤の
量が多くなり、熱的および機械的物性が低下して好まし
くない。
【0025】本発明のエポキシ樹脂組成物には、必要に
より硬化促進剤を添加することが出来る。硬化促進剤と
しては、トリフェニルフォスフィン、ビス(メトキシフ
ェニル)フェニルフォスフィン等のフォスフィン類、2
メチルイミダゾール、2エチル4メチルイミダゾール等
のイミダゾール類、トリスジメチルアミノメチルフェノ
ール、ジアザビシクロウンデセン等の3級アミン類等が
例示される。
より硬化促進剤を添加することが出来る。硬化促進剤と
しては、トリフェニルフォスフィン、ビス(メトキシフ
ェニル)フェニルフォスフィン等のフォスフィン類、2
メチルイミダゾール、2エチル4メチルイミダゾール等
のイミダゾール類、トリスジメチルアミノメチルフェノ
ール、ジアザビシクロウンデセン等の3級アミン類等が
例示される。
【0026】硬化促進剤の使用量は、エポキシ樹脂10
0重量部当り、0.2〜6.0重量部が好ましく、より
好ましくは、0.4〜4.0重量部である。
0重量部当り、0.2〜6.0重量部が好ましく、より
好ましくは、0.4〜4.0重量部である。
【0027】更に本発明のエポキシ樹脂組成物は、必要
に応じ、シリカ等の無機充填材、顔料、離型剤、シラン
カップリング剤、柔軟剤等を添加することが出来る。特
に、不燃性無機充填材の添加は、さらに本組成物の難燃
性を向上させる効果があり、作業性、硬化後の物性に支
障がない限り、難燃性の点では、多く添加することが望
ましい。例えば、半導体封止用樹脂組成物では、エポキ
シ樹脂、硬化剤の樹脂成分に対し、400〜1100重
量%のシリカが添加されることもある。尚、不燃性無機
充填材としては、水酸化アルミ、水酸化マグネシュー
ム、水酸化鉄等の水酸化物、錫酸亜鉛、シリカ、アルミ
ナ、炭酸カルシューム、窒化アルミ、窒化珪素等が例示
される。
に応じ、シリカ等の無機充填材、顔料、離型剤、シラン
カップリング剤、柔軟剤等を添加することが出来る。特
に、不燃性無機充填材の添加は、さらに本組成物の難燃
性を向上させる効果があり、作業性、硬化後の物性に支
障がない限り、難燃性の点では、多く添加することが望
ましい。例えば、半導体封止用樹脂組成物では、エポキ
シ樹脂、硬化剤の樹脂成分に対し、400〜1100重
量%のシリカが添加されることもある。尚、不燃性無機
充填材としては、水酸化アルミ、水酸化マグネシュー
ム、水酸化鉄等の水酸化物、錫酸亜鉛、シリカ、アルミ
ナ、炭酸カルシューム、窒化アルミ、窒化珪素等が例示
される。
【0028】本発明のエポキシ樹脂組成物は、各成分を
所定の割合で、均一に混合することにより得ることがで
きる。本発明のエポキシ樹脂組成物は従来知られている
方法と同様の方法で容易にその硬化物とすることができ
る。例えば、エポキシ樹脂、硬化剤及び本発明の共重合
物並びに必要により硬化促進剤、無機充填材、顔料、離
型材、シランカップリング剤等を70〜110℃で押出
機、ロール、ニーダー等で混合することにより、本発明
のエポキシ樹脂組成物を得ることが出来る。
所定の割合で、均一に混合することにより得ることがで
きる。本発明のエポキシ樹脂組成物は従来知られている
方法と同様の方法で容易にその硬化物とすることができ
る。例えば、エポキシ樹脂、硬化剤及び本発明の共重合
物並びに必要により硬化促進剤、無機充填材、顔料、離
型材、シランカップリング剤等を70〜110℃で押出
機、ロール、ニーダー等で混合することにより、本発明
のエポキシ樹脂組成物を得ることが出来る。
【0029】得られたエポキシ樹脂組成物を注型、トラ
ンスファー成型機等を用いて成型し、更に80〜200
℃で2〜10時間後硬化することにより本発明の硬化物
を得ることが出来る。
ンスファー成型機等を用いて成型し、更に80〜200
℃で2〜10時間後硬化することにより本発明の硬化物
を得ることが出来る。
【0030】
【実施例】以下に、実施例により、本発明を更に詳細に
説明する。また、実施例中特に、断わりが無い限り、部
は重量部を示す。
説明する。また、実施例中特に、断わりが無い限り、部
は重量部を示す。
【0031】合成実施例1
95%パラホルムアルデヒド33.6g(1.06モ
ル)、尿素30g(0.50モル)、水100g、29
%苛性ソーダ水溶液0.4gをコンデンサー、撹拌機付
き三口フラスコに秤量し、バス温度60℃で溶解させた
後、その温度で、撹拌下、カテコール110g(1.0
モル)を10分ごとに5回に分け添加した。添加終了後
バス温度65℃で3.5時間反応させた。その後、36
%塩酸0.5gを徐々に添加した。添加終了後バス温度
を85℃まで昇温し、3時間反応させた。得られた共重
合物を、ホットプレート上で125℃、1時間次いで、
145℃、3時間、150℃、2時間保持した。次い
で、粉砕して、100mlの温水で、4回洗浄し、15
0℃のオーブン中で乾燥し、乳鉢で粉砕し、灰褐色の微
粉末(樹脂A;本発明の共重合物)を得た。クレゾール
ノボラックエポキシ樹脂5g、得られた粉末5g、トリ
フェニルフォスフィン0.2gを溶融混合し、180℃
で30分保持し、目視で粘度変化を見たが粘度上昇は見
られなかった。また樹脂Aにつき、これを篩い分けし2
00メッシュパス品(74μm以下)についてのTG/
DTAによる30%減量温度は、425℃であった。
ル)、尿素30g(0.50モル)、水100g、29
%苛性ソーダ水溶液0.4gをコンデンサー、撹拌機付
き三口フラスコに秤量し、バス温度60℃で溶解させた
後、その温度で、撹拌下、カテコール110g(1.0
モル)を10分ごとに5回に分け添加した。添加終了後
バス温度65℃で3.5時間反応させた。その後、36
%塩酸0.5gを徐々に添加した。添加終了後バス温度
を85℃まで昇温し、3時間反応させた。得られた共重
合物を、ホットプレート上で125℃、1時間次いで、
145℃、3時間、150℃、2時間保持した。次い
で、粉砕して、100mlの温水で、4回洗浄し、15
0℃のオーブン中で乾燥し、乳鉢で粉砕し、灰褐色の微
粉末(樹脂A;本発明の共重合物)を得た。クレゾール
ノボラックエポキシ樹脂5g、得られた粉末5g、トリ
フェニルフォスフィン0.2gを溶融混合し、180℃
で30分保持し、目視で粘度変化を見たが粘度上昇は見
られなかった。また樹脂Aにつき、これを篩い分けし2
00メッシュパス品(74μm以下)についてのTG/
DTAによる30%減量温度は、425℃であった。
【0032】合成実施例2
尿素15g(0.25モル)、95%パラホルムアルデ
ヒド15.8g(0.50モル)、20%苛性ソーダ水
溶液0.5g、イソプロピルアルコール90gをコンデ
ンサー、撹拌機付き三口フラスコに秤量し、バス温度4
0℃で溶解させた。そのままの温度で1時間反応させ
た。次いで、36%塩酸0.5gを添加し、系を酸性に
した後、フェノール28.2g(0.3モル)、カテコ
ール22.2g(0.2モル)を添加し、バス温度40
℃で1時間反応させた。更に、バス温度60℃、1時
間、バス温度75℃、2.5時間、100℃、1時間反
応させた。反応を停止した後、室温まで冷却し、析出物
を濾過により分離した。濾別した析出物をホットプレー
ト上で150℃×4時間乾燥し、乳鉢で粉砕し、褐色の
微粉末(樹脂B;本発明の共重合物)を得た。クレゾー
ルノボラックエポキシ樹脂5g、得られた粉末5g、ト
リフェニルフォスフィン0.2gを溶融混合し、180
℃で30分保持し、目視で粘度変化を見たが粘度上昇は
見られなかった。また樹脂Bにつき、これを篩い分けし
200メッシュパス品(74μm以下)についてのTG
/DTAによる30%減量温度は、378℃であった。
ヒド15.8g(0.50モル)、20%苛性ソーダ水
溶液0.5g、イソプロピルアルコール90gをコンデ
ンサー、撹拌機付き三口フラスコに秤量し、バス温度4
0℃で溶解させた。そのままの温度で1時間反応させ
た。次いで、36%塩酸0.5gを添加し、系を酸性に
した後、フェノール28.2g(0.3モル)、カテコ
ール22.2g(0.2モル)を添加し、バス温度40
℃で1時間反応させた。更に、バス温度60℃、1時
間、バス温度75℃、2.5時間、100℃、1時間反
応させた。反応を停止した後、室温まで冷却し、析出物
を濾過により分離した。濾別した析出物をホットプレー
ト上で150℃×4時間乾燥し、乳鉢で粉砕し、褐色の
微粉末(樹脂B;本発明の共重合物)を得た。クレゾー
ルノボラックエポキシ樹脂5g、得られた粉末5g、ト
リフェニルフォスフィン0.2gを溶融混合し、180
℃で30分保持し、目視で粘度変化を見たが粘度上昇は
見られなかった。また樹脂Bにつき、これを篩い分けし
200メッシュパス品(74μm以下)についてのTG
/DTAによる30%減量温度は、378℃であった。
【0033】実施例1、2、比較例1
表1に示す配合物をミキシングロールにて、均一に混合
しエポキシ樹脂組成物を得た。この組成物を粉砕し、タ
ブレットマシンでタブレットを得た。得られたタブレッ
トをトランスファー成型機で、成型し、10×4×90
mmの試験片を成型した。この試験片を180℃×6時
間後硬化を行った。この試験片をクランプに垂直に保持
し、バーナーの炎を19mmの青色炎に調節し、試験片
の下端中央部に炎の9.5mmを10秒接炎した。接炎
後バーナーを離して、燃焼継続時間を測定した。消炎
後、直ちに10秒接炎した後、バーナーを離し、燃焼継
続時間を測定した。各サンプル5本の平均消炎時間を表
1に示す。
しエポキシ樹脂組成物を得た。この組成物を粉砕し、タ
ブレットマシンでタブレットを得た。得られたタブレッ
トをトランスファー成型機で、成型し、10×4×90
mmの試験片を成型した。この試験片を180℃×6時
間後硬化を行った。この試験片をクランプに垂直に保持
し、バーナーの炎を19mmの青色炎に調節し、試験片
の下端中央部に炎の9.5mmを10秒接炎した。接炎
後バーナーを離して、燃焼継続時間を測定した。消炎
後、直ちに10秒接炎した後、バーナーを離し、燃焼継
続時間を測定した。各サンプル5本の平均消炎時間を表
1に示す。
【0034】使用した、エポキシ樹脂、硬化剤、硬化促
進剤を下記に示す。 1.エポキシ樹脂 EOCN−1020(クレゾールとホルムアルデヒドの
縮合物のグリシジル化物、エポキシ当量196g/e
q.、日本化薬株式会社製) 2.硬化剤 PN−80(フェノールノボラック、水酸基当量105
g/eq.、日本化薬株式会社製) 3.硬化促進剤 TPP:トリフェニルフォスフィン(純正化学株式会社
製)
進剤を下記に示す。 1.エポキシ樹脂 EOCN−1020(クレゾールとホルムアルデヒドの
縮合物のグリシジル化物、エポキシ当量196g/e
q.、日本化薬株式会社製) 2.硬化剤 PN−80(フェノールノボラック、水酸基当量105
g/eq.、日本化薬株式会社製) 3.硬化促進剤 TPP:トリフェニルフォスフィン(純正化学株式会社
製)
【0035】
表1
実 施 例 比 較 例
1 2 1
EOCN 65.1 65.1 65.1
PN−80 34.9 34.9 34.9
TPP 0.65 0.65 0.65
樹脂A 10 − −
樹脂B − 10 −
燃焼継続時間(秒)
1回目 2 2 9
2回目 3 3 20
合計 5 5 29
【0036】合成実施例3
尿素18g(0.3モル)、37%ホルムアルデヒド水
溶液73g0.9モル)、カテコール33g(0.3モ
ル)、水54gをコンデンサー、攪拌機付き三口フラス
コに秤量し、バス温度35℃で溶解させた。液温が35
℃になったところで、パラトルエンスルフォン酸(PT
S)を0.1g添加し、バス温度35℃で1時間反応さ
せた。4時間でバス温度70℃まで昇温し、液温が70
℃になったところで、内容物をバットに空け、ホットプ
レート上で120℃2時間保持した。次いで、オーブン
にバットを移し、120℃で更に1時間保持した。得ら
れた共重合物を粉砕し、100mlの熱水で3回洗浄
後、80℃、20時間乾燥し、乳鉢で粉砕し、灰褐色の
微粉末(樹脂C;本発明の共重合物)を得た。クレゾー
ルノボラックエポキシ5g、得られた粉末5g、トリフ
ェニルフォスフィン0.2gを溶融混合し、180℃で
30分保持し、目視で粘度変化を見たが、粘度上昇は見
られなかった。また樹脂Cにつき、これを篩い分けし2
00メッシュパス品(74μm以下)についてのTG/
DTAによる30%減量温度は、324℃であった。
溶液73g0.9モル)、カテコール33g(0.3モ
ル)、水54gをコンデンサー、攪拌機付き三口フラス
コに秤量し、バス温度35℃で溶解させた。液温が35
℃になったところで、パラトルエンスルフォン酸(PT
S)を0.1g添加し、バス温度35℃で1時間反応さ
せた。4時間でバス温度70℃まで昇温し、液温が70
℃になったところで、内容物をバットに空け、ホットプ
レート上で120℃2時間保持した。次いで、オーブン
にバットを移し、120℃で更に1時間保持した。得ら
れた共重合物を粉砕し、100mlの熱水で3回洗浄
後、80℃、20時間乾燥し、乳鉢で粉砕し、灰褐色の
微粉末(樹脂C;本発明の共重合物)を得た。クレゾー
ルノボラックエポキシ5g、得られた粉末5g、トリフ
ェニルフォスフィン0.2gを溶融混合し、180℃で
30分保持し、目視で粘度変化を見たが、粘度上昇は見
られなかった。また樹脂Cにつき、これを篩い分けし2
00メッシュパス品(74μm以下)についてのTG/
DTAによる30%減量温度は、324℃であった。
【0037】合成実施例4
尿素42g(0.7モル)、37%ホルムアルデヒド水
溶液137g(1.69モル)、カテコール33g
(0.3モル)に変え、水を入れなかった以外は、合成
実施例3と同様にして、灰褐色微粉末(樹脂D;本発明
の共重合物)を得た。合成実施例3と同様の組成で18
0℃で30分保持したが、粘度変化は見られなかった。
また樹脂Dにつき、これを篩い分けし200メッシュパ
ス品(74μm以下)についてのTG/DTAによる3
0%減量温度は、280℃であった。
溶液137g(1.69モル)、カテコール33g
(0.3モル)に変え、水を入れなかった以外は、合成
実施例3と同様にして、灰褐色微粉末(樹脂D;本発明
の共重合物)を得た。合成実施例3と同様の組成で18
0℃で30分保持したが、粘度変化は見られなかった。
また樹脂Dにつき、これを篩い分けし200メッシュパ
ス品(74μm以下)についてのTG/DTAによる3
0%減量温度は、280℃であった。
【0038】合成実施例5
合成実施例3のカテコールをヒドロキノン、水をイソプ
ロピルアルコールに変えた以外は、合成実施例3と同様
にして灰褐色微粉末(樹脂E;本発明の共重合物)を得
た。合成実施例3と同様の組成で、180℃30分保持
したが、粘度変化は見られなかった。また樹脂Eにつ
き、これを篩い分けし200メッシュパス品(74μm
以下)についてのTG/DTAによる30%減量温度
は、340℃であった。
ロピルアルコールに変えた以外は、合成実施例3と同様
にして灰褐色微粉末(樹脂E;本発明の共重合物)を得
た。合成実施例3と同様の組成で、180℃30分保持
したが、粘度変化は見られなかった。また樹脂Eにつ
き、これを篩い分けし200メッシュパス品(74μm
以下)についてのTG/DTAによる30%減量温度
は、340℃であった。
【0039】実施例3〜5、比較例2
実施例1の樹脂Aを樹脂C(実施例3)の200メッシ
ュパス品、D(実施例4)の200メッシュパス品、E
(実施例5)の200メッシュパス品に変えた以外は、
実施例1と同様にして、粉末状エポキシ樹脂組成物を得
た。粉末状エポキシ樹脂組成物を130℃で圧縮成型し
厚さ2mmのシートを得た。比較例2は比較例1と同様
の組成で、圧縮成型により厚さ2mmのシートとした。
それぞれのシートは180℃、6時間、後硬化して、幅
10mm、長さ10mmに切断し、消炎テストの試験片
とした。消炎テストは実施例1と同様に行った。その結
果を表2に示す。なお、比較例2は、いずれの試験片
も、1回目または2回目の接炎で消炎しなかった。
ュパス品、D(実施例4)の200メッシュパス品、E
(実施例5)の200メッシュパス品に変えた以外は、
実施例1と同様にして、粉末状エポキシ樹脂組成物を得
た。粉末状エポキシ樹脂組成物を130℃で圧縮成型し
厚さ2mmのシートを得た。比較例2は比較例1と同様
の組成で、圧縮成型により厚さ2mmのシートとした。
それぞれのシートは180℃、6時間、後硬化して、幅
10mm、長さ10mmに切断し、消炎テストの試験片
とした。消炎テストは実施例1と同様に行った。その結
果を表2に示す。なお、比較例2は、いずれの試験片
も、1回目または2回目の接炎で消炎しなかった。
【0040】
表2
実施例
3 4 5
燃焼継続時間
(秒)
1回目 5 4 7
2回目 17 8 14
合計 22 12 21
【0041】
【発明の効果】表1、2に見られるように、本発明の組
成物は、燃焼テストにおいて、燃焼継続時間が、比較例
1、2に比べ非常に短くなっており、環境にやさしい、
難燃性に優れた電気・電子部品に有用な組成物である。
成物は、燃焼テストにおいて、燃焼継続時間が、比較例
1、2に比べ非常に短くなっており、環境にやさしい、
難燃性に優れた電気・電子部品に有用な組成物である。
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Fターム(参考) 4J002 CC032 CC042 CC052 CC062
CC072 CC283 CD031 CD051
CD061 CD071 CD111 EF126
EJ026 EJ036 EN036 EN046
EN076 EU136 EV216 FD010
FD142 FD146 FD150 GQ01
GQ05
4J033 FA01 FA05 FA11 HB06
4J036 AA01 DB12 DB21 DB22 DC10
DC40 DC46 DD07 FA05 FA06
FB08 FB09 FB12 JA07
Claims (11)
- 【請求項1】ジヒドロキシベンゼン、尿素およびアルデ
ヒド類を重合成分とすることを特徴とする新規共重合
物。 - 【請求項2】180℃まではエポキシ樹脂と反応しない
共重合物である、請求項1記載の共重合物。 - 【請求項3】ジヒドロキシベンゼンと尿素の重量比が9
5/5〜20/80である請求項1または2記載の共重
合物。 - 【請求項4】TG/DTAによる30%減量温度が25
0℃以上450℃以下である請求項1〜3のいずれか1
項に記載の共重合物。 - 【請求項5】ジヒドロキシベンゼンがカテコールおよび
ヒドロキノンからなる群から選ばれた1種以上である請
求項1〜4記載の共重合物。 - 【請求項6】1)1分子中に2個以上のエポキシ基を有
する多官能エポキシ樹脂2)エポキシ樹脂硬化剤 3)
請求項1〜5のいずれか1項に記載の共重合物を必須成
分として含有することを特徴とする難燃性エポキシ樹脂
組成物。 - 【請求項7】エポキシ樹脂とエポキシ樹脂硬化剤100
重量部に対し共重合物が0.5〜30重量部となる割合
で各成分を含有する請求項6記載の難燃性エポキシ樹脂
組成物。 - 【請求項8】電気・電子部品に用いられる請求項6また
は7記載の難燃性エポキシ樹脂組成物。 - 【請求項9】エポキシ樹脂の加水分解性塩素量が、0.
25重量%以下である請求項6〜8のいずれか1項に記
載の難燃性エポキシ樹脂組成物。 - 【請求項10】エポキシ樹脂硬化剤が、1分子中に2個
以上の水酸基を有するフェノール系またはナフトール系
硬化剤である請求項6〜9のいずれか1項に記載の難燃
性エポキシ樹脂組成物。 - 【請求項11】請求項6〜10のいずれか1項に記載の
難燃性エポキシ樹脂組成物の硬化物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002165339A JP2003292558A (ja) | 2002-01-29 | 2002-06-06 | 新規共重合物およびこれを含有する難燃性エポキシ樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (3)
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JP2002-19721 | 2002-01-29 | ||
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Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2003292558A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012173129A1 (ja) * | 2011-06-14 | 2012-12-20 | 旭有機材工業株式会社 | 尿素変性ノボラック型フェノール樹脂の製造方法及びそれによって得られた尿素変性ノボラック型フェノール樹脂並びにそれを用いて得られるレジンコーテッドサンド |
CN103848950A (zh) * | 2014-03-06 | 2014-06-11 | 山东海冠化工科技有限公司 | 一种羟甲基脲改性酚醛树脂的方法以及使用改性酚醛树脂制备泡沫体的方法 |
-
2002
- 2002-06-06 JP JP2002165339A patent/JP2003292558A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2012173129A1 (ja) * | 2011-06-14 | 2012-12-20 | 旭有機材工業株式会社 | 尿素変性ノボラック型フェノール樹脂の製造方法及びそれによって得られた尿素変性ノボラック型フェノール樹脂並びにそれを用いて得られるレジンコーテッドサンド |
JPWO2012173129A1 (ja) * | 2011-06-14 | 2015-02-23 | 旭有機材工業株式会社 | 尿素変性ノボラック型フェノール樹脂の製造方法及びそれによって得られた尿素変性ノボラック型フェノール樹脂並びにそれを用いて得られるレジンコーテッドサンド |
CN103848950A (zh) * | 2014-03-06 | 2014-06-11 | 山东海冠化工科技有限公司 | 一种羟甲基脲改性酚醛树脂的方法以及使用改性酚醛树脂制备泡沫体的方法 |
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