JP2003291033A - 数値制御プログラム作成方法と数値制御放電加工装置 - Google Patents

数値制御プログラム作成方法と数値制御放電加工装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 数値制御プログラムを作成する際のデータ入
力を極力なくすと共に、加工形状に適した数値制御プロ
グラムを作成する方法と数値制御プログラム作成機能を
備えた数値制御放電加工機を提供すること。 【解決手段】 製品の情報に基づいてCAD装置で設
計した被加工物と電極の設計情報をCAD設計データ解
析部120に入力し、上記入力された加工物と電極の設
計情報から加工に必要な加工位置と加工深さに関するデ
ータ及び電極寸法と電極減寸量を取り出す。上記取出さ
れたデータを基に放電加工を行う加工面積を求め、加工
面積に適した加工条件を選択する。プログラム作成部1
30は、上記加工条件を用いて加工用プログラムを生成
し、上記加工位置に関する情報から電極移動プログラム
を作成して上記加工プログラムと電極移動プログラムか
ら数値制御プログラムを作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被加工物を加工す
る数値制御プログラムを作成する方法と数値制御プログ
ラム作成機能を備えた数値制御放電加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】製品の開発部門で新しい製品を開発する
場合、設計者は製品の設計をまず3次元のCAD装置な
どを用いて立体的に製品形状を捉えて設計を行い、製品
図面と製品を構成する部品図面を作成する。設計された
製品情報はCADによる定義情報または製品図面の形で
生産部門に送られる。
【0003】生産部門では、金型設計について知識と経
験のある設計者が、金型設計用のCAD装置を用いて設
計された部品を製作するための金型を設計する。このと
き、製品の設計情報がCADの定義データとして送られ
てきた場合は、開発部門と互換性のあるCAD装置を用
いて設計製品情報を利用して金型製作用図面を作り、金
型製作部門に図面を送る。
【0004】金型製作部門では、金型図面に基づき各種
工作機械を使って金型の機械加工をおこなう数値制御プ
ログラムを作成する。最近では、この際、金型製作部門
の担当者が、提供された図面を基に機械加工用の数値制
御プログラムをCAM装置などのプログラミング装置を
用いて作成するようになってきている。数値制御プログ
ラムの作成に当って、製作部門の担当者は金型の加工に
適した加工方法を考慮して、ミーリング加工で行う場合
にはマシニングセンター用のCAD装置を用いて、ま
た、ワイヤ放電加工装置や形彫放電加工装置を用いる場
合には、それぞれに適したCAD装置を用いて機械加工
用の数値制御プログラムを作成する。この作成された数
値制御プログラムを基に工作機械の操作者が金型を機械
加工していく。このように製品の設計から製品製作用の
金型設計、そして金型製作用の機械加工用の数値制御プ
ログラム作成という一連の流れにより製品の生産が行わ
れる。
【0005】ところで、形彫放電加工装置を用いて放電
加工を行う場合には、金型製作図面の他に放電加工を行
う電極の設計が必要となる。放電加工の加工工程では、
他の機械で金型の機械加工が既に行われた金型が被加工
物として搬送されてくると同時に加工する工具となる電
極も別工程で製作されたものが機械操作者のところに持
ち込まれる。このような場合は、形彫放電加工装置の数
値制御装置に用意されたプログラム作成装置を用いて、
電極の減寸量、加工深さ、電極の形状と加工の方法の選
択、加工位置、加工面粗さなど加工プラグラム作成に必
要な各種入力を行なって作業者が加工プログラムを作成
している。
【0006】また、電極形状を3次元で定義すると共に
電極に関する情報を予め設定登録しておき、この電極設
計情報と加工物設計情報に基づいて3次元化された表示
モデルを作成し、それらのモデルを表示して電極と被加
工物を視覚的にとらえて、プログラムを作成する形彫C
AM装置などがある。
【0007】上述のプログラム作成装置では、既に製作
された電極に関する情報(電極材料、使用電極本数、電
極の減寸量、用意された複数の電極形状を含む加工パタ
ーンから加工形態の選択など)及び被加工物に要求され
る情報(最終面粗さ、加工深さ、加工位置など)を電極
図面や金型の製作図面を基に入力する。この種のプログ
ラム作成装置における加工形態に関する入力は、複数の
代表的な電極形状を含む加工パターンの中から選択する
ようになっており最適な加工のための情報が入力されて
いるとは言えない。また、加工位置に関する情報などは
やはり金型製作用の図面から読み取ってプログラム作成
装置に入力する必要があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述のように従来の作
業の流れでは、製品部品のCAD装置による設計作業、
製品部品図を基に部品製作用の金型を設計する作業と、
そして形彫放電加工装置を使用する場合には電極の設計
を行う作業、さらにこれらの情報を基に数値制御プログ
ラムを作成するという作業を行なっている。このこと
は、それぞれの作業段階で製品部品を設計するときと同
じデータを入力する作業を必要としていることを示して
いる。しかしながら、製品の寸法や形状に関する情報や
前段階での作業による入力データ(情報)は、同じ製品
のものである以上、次の作業段階でも共有できるものが
あるにも拘わらず、数値制御プログラムを作成する作業
では再びプログラム作成に必要な情報を上述のごとく再
入力しているのが現状である。
【0009】本発明の目的は、数値制御プログラムを作
成する際に、電極や被加工物に関する情報の入力を極力
無くして、実際の加工形状に適した加工条件が設定され
た数値制御プログラムを作成する方法及び数値制御プロ
グラム作成機能を備えた数値制御放電加工装置を提供す
ることにある。また、本発明のもう一つの目的は、数値
制御放電加工装置の前記プログラム作成機能により作成
された数値制御プログラムを表示装置上でシミュレーシ
ョンして容易にプログラムの確認を行うことができる数
値制御放電加工装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前述の本発明の目的は、
(1)CAD装置で設計された製品情報に基づいてCA
D装置で設計した加工物寸法や形状を少なくとも含む加
工物設計情報及び電極寸法と形状を少なくとも含む電極
設計情報を入力する工程と、上記入力された加工物設計
情報から加工に必要な少なくとも加工位置と加工深さに
関するデータを取り出す工程と、上記入力された電極設
計情報から加工条件決定に必要となる少なくとも電極寸
法と電極減寸量に関するデータを取り出す工程と、前記
電極の形状の寸法と被加工物の加工部分の形状から加工
面積を求め前記加工面積に適した加工条件を選択する工
程と、選択された加工条件を用いて加工深さと関連付け
た加工用プログラムを生成する工程と、上記加工位置に
関する情報から電極移動プログラムを作成し上記加工プ
ログラムと合成する工程からなる数値制御プログラム作
成方法とすることにより達成される。
【0011】また、前述の本発明の目的は、(2)設計
された製品情報に基づいてCAD装置で設計した加工物
寸法や形状を少なくとも含む加工物設計情報及び電極寸
法と形状を少なくとも含む電極設計情報を入力する手段
と、上記入力された加工物設計情報から加工に必要な少
なくとも加工位置と加工深さに関するデータを取り出す
手段と、上記入力された電極設計情報から加工条件決定
に必要となる少なくとも電極寸法と電極減寸量に関する
データを取り出す手段と、前記電極の形状の寸法と被加
工物の被加工部分の形状から加工面積を求め前記加工面
積に適した加工条件を選択する手段と、選択された加工
条件を用いて加工深さと関連付けた加工用プログラムを
生成する手段と、上記加工位置に関する情報から電極移
動プログラムを作成し上記加工プログラムと合成する手
段を含んでなる数値制御放電加工装置とすることにより
達成される。
【0012】また、前述の本発明の目的は、(3)製品
情報に基づいて金型設計CAD装置で設計された金型に
関する加工物設計情報と電極に関する電極設計情報を入
力する手段と、上記入力された加工物設計情報と電極設
計情報を解析して加工に必要な少なくとも加工位置、被
加工部分の加工前の形状及び加工深さに関するデータ並
びに少なくとも電極形状と電極の減寸量を取り出す設計
データ解析手段と、上記設計データ解析手段の取出し
た、電極による放電加工形状と被加工物の被加工部の形
状データから所定深さごとの放電加工面積を求める手段
と、加工深さに対して求めた加工面積に適した加工条件
と揺動形状を選択する手段と、上記加工深さと選択され
た加工条件と揺動形状から放電加工用プログラムを生成
する手段と、上記加工位置に関する情報から電極移動プ
ログラムを作成し上記加工プログラムと合成する手段を
含んでなる数値制御放電加工装置とすることにより達成
される。
【0013】また、前記の本発明の目的は、(4) 前
記(2)及び(3)に記載の数値制御放電加工装置にお
いて、前記電極設計情報と加工物設計情報のデータを基
に電極と被加工物の3次元表示モデルを作成し、電極と
被加工物の位置関係取り込んで表示装置の画面上の電極
と被加工物モデルの表示位置とリンクさせて、数値制御
プログラムに基づいて電極と被加工物モデルを相対的に
移動させてシミュレーションを行う表示制御装置を含ん
でなる数値制御放電加工装置とすることにより達成され
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係わる数値制御プ
ログラム作成法と数値制御プログラム作成装置を備えた
数値制御放電加工装置の1実施形態について図面を参照
しながら説明する。
【0015】図1は、本件発明の数値制御放電加工装置
の数値制御電源装置を示す全体構成図、図2は、本件発
明のソフトウエアを機能ブロックとして表現したブロッ
ク図、図3は、本件発明の数値制御プログラム作成処理
を示すフローチャート、図4は、放電加工前の被加工物
の形状と寸法及び下取り形状について説明する図、図5
は電極と加工後の被加工物の形状と寸法データについて
説明する図、図6は加工条件を決定するための加工面積
を求める手法を説明する図である。
【0016】図1において、100は、パーソナルコン
ピュータ(以下、PC部100という)で、そのハード
ウエアは一般的な構成を有するハードウエアを利用する
ものである。PC部100は、図示していないCPUや
主記憶(RAM)、外部記憶装置103(例えば、ハー
ドディスク)、キーボードやマウスなどの入力装置10
2、CRTなどの表示装置101及びそれらの各種イン
タフェース104などより構成されている。
【0017】図1では、説明の都合上複数のシステムソ
フトウエアをアプリケーションプログラム単位の機能ブ
ロック図としてPC部100の内部を示している。シス
テムソフトウエアの構成は、操作制御部110(操作制
御ソフトウエア)、CAD設計データ解析部120(形
状定義データ解析ソフトウエア)及び形状定義データ解
析ソフトウエア上で動作するプログラム作成ソフトウエ
ア130からなり、外部記憶装置103に記憶されてい
るプログラム作成に必要となる加工ノウハウや加工条件
のデータベースを利用して動作する。また、PC部10
0のこれらのシステムソフトウエアやハードウエアのデ
バイスは、コンピュータハードウェアプラットフォーム
として利用するオペレーティングシステムWindow
s(登録商標)NT、XP、UNIX(登録商標)、L
INUXなどの上で動作する。
【0018】これらのソフトウエアは、外部記憶装置1
03に保管されており、PC部100の起動時にCPU
によって実行されるオペレーティングシステムの制御
下、実行時には主記憶(RAM)に読み込まれ、CPU
によってプロセスとして実行される。各々これらのソフ
トウエアは、PC部100の外部記憶装置103と別の
CD−ROMなどの記憶媒体を取り扱う外部記憶装置、
たとえば、CD−ROMドライバなどを設けて、記憶媒
体を介してPC部100に供給するようにしてもよい。
この場合、記憶媒体を介して供給されたソフトウエア
は、直接、主記憶に読み込まれ実行されるか、もしく
は、ハードディスクなどの他の外部記憶装置103に一
旦格納された後に主記憶に読み込まれ実行される。
【0019】200は、放電加工装置の運転制御を行う
数値制御装置で、この実施の形態の数値制御装置200
は、PC部100から送られてくる数値制御プログラム
を解読する解読部201、解読された数値制御プログラ
ムの内容に基づいてプログラムを実行する実行部20
2、実行部202から送られてくる各軸の位置指令をも
とにX、Y、Z軸モータのドライバ205にモータ駆動
指令を出力し各軸モーターの動きを制御するモーション
コントローラ204、数値制御プログラムに指令された
放電加工装置の電極交換装置(ATC)や加工タンクを
昇降する昇降機構の制御信号及び放電電源装置への放電
加工条件の指令などを行う機械・電源部インターフェイ
ス203などで構成されており、この数値制御装置20
0は従来の装置構成と同じである。
【0020】なお、PC部100と数値制御装置200
との間は、RS−232C(Recommended Standard 232
C)やUSB(Universal Serial Bus)のようなシリア
ル通信回線を通して接続され、PC部100からは数値
制御プログラムや、数値制御装置200と加工機本体に
対する設定信号が送られ、また、数値制御装置200か
らは、図示しない各軸の位置読取装置から送られてくる
現在位置情報や機械の動作状態に関する信号がPC部1
00に送られる。
【0021】放電電源装置300は、実質的に放電加工
回路を形成するものであり、商用交流を整流する整流器
を含む1以上の直流電源装置、放電加工回路に挿入され
る複数の抵抗素子を配設した抵抗板、放電加工回路を切
り替えるリレー回路、加工間隙に供給される放電電圧パ
ルスをオンオフする複数のスイッチング素子を配設した
プリント基板、その他の放電加工回路中の素子などで構
成され、出力ケーブルを通して隣接された加工機本機に
電力を供給し、加工機本機の工具電極と被加工物とに接
続された極間線を通して加工間隙に放電エネルギが供給
される。
【0022】次に、図2を参照しながら本発明の数値制
御プログラム作成機能の構成を詳細に説明する。操作制
御部110は、数値制御装置200から送られてくる機
械の動作状況を示す情報を受取り、逆に数値制御装置2
00の運転に必要な情報を出力するなど、操作者が数値
制御装置200を運転するための機械装置とのインター
フェイスとなる部分である。したがって、数値制御装置
200の設定入力や設定内容の表示をさせる機能を含ん
でいるとともに、この操作制御部110は、加工条件の
データベースの編集、加工条件の変更設定、数値制御プ
ログラムの編集機能、数値制御装置200との通信機能
(各軸の現在位置、プログラムの転送、機械動作エラー
情報など)などを制御する部分である。
【0023】本発明では、さらに操作制御部110は、
数値制御装置200から入手した現在位置情報や機械運
転情報(電極番号、数値制御装置200の状態(運転可
能、実行中、一時停止HALT、エラー確認待ち、加工
中、など))をお互いに独立してオペレーティングシス
テム上で動作しているソフトウエアで利用可能になるよ
うに共有メモリ150の決められたエリアに周期的に書
き込む機能も有している。
【0024】CAD設計データ解析部120は本発明の
特徴的構成であり、B−REP(Boundary representat
ions)、CSG(Constructive Solid Geometry)やC
SGモデリングとB―REPモデリングを結合したハイ
ブリッドモデリングなどのデータ表現形式を用いて形状
定義したソリッドモデルの情報、及びそのモデルの2次
元図面に付記される、例えば、表面仕上げあらさ、加工
精度、加工位置を示すシンボル、加工の種類、テキスト
注記、寸法測定、材質、その他のタイプの補足データな
どを受取り、プログラム作成部130が必要とするデー
タを取出したり、種々のデータを演算処理して求める部
分である。なお、上述のこれらの情報を電極については
電極設計情報、被加工物については加工物設計情報とい
うこととする。
【0025】CAD設計データ解析部120は、表面積
計算、断面積計算、体積計算、質量の計算、ソリッドモ
デルの表示などの種々の機能を有し、ここでは、本発明
に関係するソフトウエアを機能ブロックとして示してい
る。CAD設計データ解析部120は、電極設計情報や
加工物設計情報を受取ってプログラムに必要となるデー
タを取出す加工物データ解析122と電極データ解析部
121、被加工物の形状と電極形状で得られる加工形状
から加工面積を求める加工面積演算手段123、電極と
被加工物のソリッドモデルのグラフィック表示モデルを
生成して、機械の現在位置情報を基にシミュレーション
表示を制御する表示制御手段124、数値制御装置20
0からの機械の現在位置情報などをCAD設計データ解
析部120に取り込むためのルーチンプログラムなどが
集められているDLL(ダイナミック・リンク・ライブ
ラリ)125などから構成されている。
【0026】OLE(Object Linking and Embedding)
で作成された3DNC.OCX140は、操作制御部1
10が共有メモリ150に周期的に書き込む機械運転情
報や現在位置情報をCAD設計データ解析部120のD
LL125の要求により、必要とするデータを共有メモ
リ150から取得し、取得したデータを処理して組合せ
てCAD設計データ解析部120のDLL125に伝送
する、いわば通信プログラムである。
【0027】これら操作制御プログラム110、CAD
設計データ解析部120とプログラム作成部130、3
DNC.OCX140は、それぞれオペレーティングシ
ステムソフトウエアの上で独立して動作しており、PC
部100のハードウエアをそれぞれ共有して各種処理を
行う。
【0028】次に図3を参照しながら本発明のプログラ
ム作成処理の流れとプログラム作成機能の動作について
説明する。ステップS1において、製品をCAD装置で
設計したデータを基に電極の設計を行なった時の情報
で、図5に示すような電極1の各部の寸法(L−r,W
−r,H)を含むソリッドモデルの形状定義情報と付記
された電極の材質、粗仕上げの種別、本数などの補足デ
ータを含む情報をフレキシブルディスクなどの記憶媒体
に記憶させたものを読取らせるかまたはLAN接続回線
を利用して取り込む。
【0029】ステップS2において、ステップ1同様
に、CAD装置で設計された製品形状を基に設計された
金型に関する情報、たとえば、図4に示されるような
a,b,c,d,eなどの被加工物2の各部寸法、加工
位置M1からM4、、マシニングセンタなどで行なった
被加工物2の下取り形状情報と寸法、また、図5に示さ
れる放電加工後の金型(被加工物2)の寸法と形状情
報、そして、補足するデータとしての情報、例えば、被
加工物材質、加工精度、加工面あらさの情報なども加工
物設計情報として電極設計情報と同様に入力される。こ
れらの情報が、CAD設計データ解析部120のカーネ
ルと同じカーネル上で動作するCAD装置からのデータ
であればそのまま使用できるが、カーネルの異なるCA
D装置のデータの場合はデータを変換して用いる。
【0030】ステップS3では、電極設計情報を基に電
極各部の寸法を分析することにより、x方向がW−r、
y方向がW−r及びz方向がHの大きさを有しているこ
と求める。そして、図5の放電加工後の金型における放
電加工形状データの各部寸法(W、L、D)から電極寸
法を引くことにより電極の減寸量rが求まる。この減寸
量r/2を基に放電加工の各加工段階における揺動幅の
設定が行われる。電極の情報がパラメトリックス機能を
もちいて表現された2つ以上の電極が存在する場合は減
寸量rの値が小さい電極を仕上げ電極として認識するこ
ともできる。
【0031】ステップS4では、電極のXとY方向の寸
法(W−r、L−r)、電極減寸量r、揺動の形状、そ
の他、必要に応じて、電極材質、電極中心位置、電極寸
法基準面からの寸法など、加工プログラムを作成する時
に必要となる寸法を取り出して外部記憶装置103に記
憶しておく。
【0032】ステップS5では、加工物データ解析部1
22が、被加工物の放電加工前の情報から下取り加工部
分があれば下取りの形状寸法、例えば、図4では、W
p、Lp、DpとコーナーRの値などの下取り形状寸
法、M1〜M4の座標位置で示される加工孔位置、加工
個数、仕上げ面あらさ、加工精度、被加工物2の材質、
また、最終金型の放電加工部分の形状データから加工深
さDなどの加工プログラム作成に必要となるデータを加
工物設計情報から解析して収集する。
【0033】ステップS6では、プログラム作成に必要
となる情報である加工位置、加工深さ、加工個数などの
データを取出して外部記憶装置103に記憶する。ま
た、上述の電極形状データを基に電極の断面形状と被加
工物の形状から揺動パターンも判断する。図5の例では
角柱であるので四角の揺動パターンを選択する。フィレ
ットで電極の2つの側面が接するエッジ部にコーナーR
形状が付加されている場合は円揺動させるなど、電極断
面形状や被加工部の形状により最も適した揺動形状パタ
ーンを選択して揺動形状情報として外部記憶装置103
に記憶する。
【0034】つぎにステップ7では、加工面積演算手段
123が、図6に示すように、下取り形状と電極が所定
深さDに達した時に得られる加工形状を比較してZ軸方
向に複数の位置Zs…Zn…Zbで断面積を求める。図
6の場合では上面から所定深さごとに、ハッチングで示
される部分の断面積を求めていく。下取り形状の加工深
さDpを越えた位置からは電極1の全面で被加工物2を
加工するようになるので、断面面積の変化がある場合に
は電極のZ方向位置と関連付けて加工面積を外部記憶装
置103に記憶しておく。
【0035】ステップS8では、プログラム作成部が、
外部記憶装置103に記憶された加工面積から最適な加
工電流値を求める。例えば、電極材質が銅で被加工物が
鉄の場合、100mm当り10Aの電流値で計算して
許容される最大加工電流値を求め、その電流値と一致す
る加工条件(放電時間、放電休止時間、加工極性、補助
電源電圧、電極のジャンプ動作設定、サーボ電圧など)
を選択する。また、選択した加工条件で加工を行なった
後、要求される最終仕上げ面あらさに仕上げるために必
要となる取代が電極の減寸量rよりも大きくなる場合
は、電極減寸量で許容される最大加工電流を優先させて
加工条件を選択する。図6の例では、加工開始時点と全
面の加工を行う加工深さで加工条件を変更する。なお、
加工条件の変更位置は、下取り形状の寸法からも判断す
ることができる。また、このケースでの揺動形状は四角
が選ばれる。
【0036】ステップS9では、プログラム作成部13
0が、S7とS8の処理により求められた結果を基に、
従来と同じ手法で粗加工から仕上げ加工までの加工工程
を決定し、各加工条件に対する揺動幅と加工深さを決定
し、粗加工プログラムと仕上げ加工プログラムを作成す
る。 加工プログラム作成方法や加工条件の決定手法
は、特開昭62−130130号公報、特公平5−49
415号公報、特公平7−75815号公報、特開昭6
2−19324号公報、特開昭63−7231号公報、
特開平2−153476号公報、特開平3−13672
5号公報、特開平6−114637号公報に開示された
技術なども利用できる。
【0037】ステップS10においては、プログラム作
成部130が、ステップS6で抽出して外部記憶装置1
03に記憶した被加工物データを再び呼び出して被加工
物2の基準面からの加工位置M1からM4の座標位置を
求める。
【0038】ステップS11では、プログラム作成部1
30が、ステップS10で求めた加工座標位置情報を基
に4つの電極の移動プログラムを作成する。
【0039】ステップS12では、S9で作成した粗加
工プログラムをS11で作成した移動プログラムの加工
位置に粗加工プログラムの呼び出しコードを挿入するこ
とにより一連の粗加工プログラムを作成する。また、S
9で作成した仕上げ加工プログラムの呼び出しコードを
粗加工プログラムと同様にS11で作成した移動プログ
ラムの加工位置に挿入し一連の仕上げ加工プログラムを
作成する。プログラム作成部130は、この作成した数
値制御プログラムを外部記憶装置103に出力してプロ
グラム名を付して記憶させる。
【0040】ステップS13では、プログラム作成部1
30が、作成した数値制御プログラムのシミュレーショ
ンを行うか否かのメッセージを表示する。
【0041】ステップS14でYesが選択された場
合、CAD設計データ解析部120の表示制御手段12
4が、電極1と被加工物2の形状情報を基に3次元の電
極1と被加工物2のモデルを生成して表示装置上に表示
する。このとき機械装置側で予め電極1と被加工物2の
位置決め動作を行なった後、表示装置上でマウス等の入
力手段を用いて電極モデルを被加工物モデルの原点位置
に移動して表示上でのモデルの位置関係を指定してお
く。また、予め被加工物を固定する治具や、電極や被加
工物の位置決めをするための基準球などのソリッドモデ
ル部品を作成しておき、電極と被加工物と同時に機械装
置側にある治具を表示させるようにすればシミュレーシ
ョンで干渉チェックも行なえる。
【0042】操作制御部110は、ステップS12で記
憶させた数値制御プログラムを呼び出し、実行指令待ち
となり、実行は、数値制御装置200側では実際に動作
を伴わないドライラン機能をもちいて行なわれる。な
お、実際に放電加工を実行する時はプログラム運転モー
ドを選択するが、その場合は、以下の表示制御は実際の
運転状況を示すことになる。
【0043】ステップS15では、数値制御装置200
側から電極1と被加工物2の現在位置情報データを取り
込みながら、機械側での実際の電極1と被加工物2の位
置関係を表示装置の表示位置関係とリンクさせて機械側
の座標位置に合わせて表示されているモデルを移動させ
る。機械側の現在位置データの受け渡しは、共有メモリ
150を介して行う。操作制御部110とCAD設計デ
ータ解析部120の通信は3DNC.OCX140が担
当し、OCX140は、XYZの現在位置を取得するA
PI(アプリケーション・プログラミング・インターフ
ェイス)をCAD設計データ解析部120に提供してい
る。操作制御部110は、数値制御装置200側から送
られてくる現在位置情報や機械運転情報などのデータを
共有メモリの割当てられた箇所に周期的に書き込む。3
DNC.OCXは、CAD設計データ解析部120のD
LL(ダイナミック・リンク・ライブラリ)からの要求
に基づいてデータを取得する。CAD設計データ解析部
120の表示制御部は、取得した現在位置情報と表示座
標とをリンクさせて現在位置情報の変化に伴って電極1
と被加工物2の相対位置表示を制御する。
【0044】ステップS16でシミュレーションの結果
がOKであれば、ステップS17では、操作制御部11
0の入力装置102から外部記憶装置103に記憶して
いる数値制御プログラムを正式のプログラムとして登録
する。登録されたプログラムを実行する場合には、プロ
グラムの運転モードに切替えて数値制御プログラムを数
値制御装置200に出力することで実行される。シミュ
レーション結果がNOであれば、記憶されている数値制
御プログラムを削除する。なお、図1で、プログラム作
成部130から操作制御部110を介すること無しに、
プログラムコードを使用せずに、実行部がそのまま実行
できる情報データとして数値制御プログラムを表現し、
数値制御装置200の実行部202に点線で示す経路で
直接送るようにしてもよい。
【0045】以上、数値制御放電加工装置の形彫放電加
工装置を例にとって説明したが、ワイヤ放電加工装置に
おいても本発明の技術思想を利用することができる。ワ
イヤ放電加工装置の場合は、形彫放電加工装置のように
3次元形状の電極を用いずワイヤ電極を用いることか
ら、被加工物の情報のみから数値制御プログラムを作成
できる。
【0046】即ち、CAD装置を用いて金型に必要とな
る加工形状が定義されるため、この情報からワイヤ電極
の輪郭加工プログラムが作成できる。また被加工物の断
面形状を厚さ方向(Z軸方向)に解析すれば、ストレー
ト加工部と逃げ加工部のテーパ−角度も被加工物の加工
孔形状から判断でき必要なプログラムを作成できる。ま
た、被加工物をXY方向に、つまり被加工物の側面方向
から断面を所定距離ごとに取っていけば被加工物の板厚
の変化も知ることができ板厚変化に応じた加工液噴流設
定を含む適切な放電加工条件を設定することができる。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、製品の設計情報を基に
CAD装置で設計された被加工物(金型)と電極の設計
情報を入力して、数値制御プログラムを作成するのに必
要となる電極と被加工物のデータを設計情報から取出し
て、その情報を基に加工プログラムと移動プログラムを
作成するので、各種加工形態に適したプログラム作成が
できるとともにプログラム作成の際の入力項目を極めて
少なくすることができ作業者の負担を軽減する。また、
作成した数値制御プログラムを三次元の電極と被加工物
のモデルとして表現してシミュレーションできるのでプ
ログラムの確認も容易になりプログラムミスが防止でき
る。また、電極と治具などの干渉もチェックできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本件発明の数値制御放電加工装置の数値制御電
源装置を示す全体構成図。
【図2】本件発明のソフトウエアを機能ブロックとして
表現したブロック図。
【図3】本件発明の数値制御プログラム作成処理を示す
フローチャート。
【図4】放電加工前の被加工物の形状と寸法及び下取り
形状について説明する図。
【図5】電極と加工後の被加工物の形状と寸法データに
ついて説明する図。
【図6】加工条件を決定するための加工面積を求める手
法を説明する図。
【符号の説明】
1 電極 2 被加工物 100 PC部 101 表示装置 102 入力装置 103 外部記憶装置 104 インターフェース 110 操作制御部 120 CAD設計データ解析部 121 電極データ解析部 122 加工物データ解析部 123 加工面積演算手段 124 表示制御手段 125 DLL 130 プログラム作成部 140 3DNC.COX 150 共有メモリ 200 数値制御装置 201 解読部 202 実行部 205 モータドライバー 204 モーションコントローラ 300 放電電源装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設計された製品情報に基づいてCAD装
    置で設計した加工物寸法や形状を少なくとも含む加工物
    設計情報及び電極寸法と形状を少なくとも含む電極設計
    情報を入力する工程と、上記入力された加工物設計情報
    から加工に必要な少なくとも加工位置と加工深さに関す
    るデータを取り出す工程と、上記入力された電極設計情
    報から加工条件決定に必要となる少なくとも電極寸法と
    電極減寸量に関するデータを取り出す工程と、前記電極
    の形状の寸法と被加工物の被加工部分の形状から加工面
    積を求め、前記加工面積に適した加工条件を選択する工
    程と、選択された加工条件を用いて加工深さと関連付け
    た加工用プログラムを生成する工程と、上記加工位置に
    関する情報から電極移動プログラムを作成し上記加工プ
    ログラムと合成する工程からなる数値制御プログラム作
    成方法。
  2. 【請求項2】 設計された製品情報に基づいてCAD装
    置で設計した加工物寸法や形状を少なくとも含む加工物
    設計情報及び電極寸法と形状を少なくとも含む電極設計
    情報を入力する手段と、上記入力された加工物設計情報
    から加工に必要な少なくとも加工位置と加工深さに関す
    るデータを取り出す手段と、上記入力された電極設計情
    報から加工条件決定に必要となる少なくとも電極寸法と
    電極減寸量に関するデータを取り出す手段と、前記電極
    の形状の寸法と被加工物の被加工部分の形状から加工面
    積を求め前記加工面積に適した加工条件を選択する手段
    と、選択された加工条件を用いて加工深さと関連付けた
    加工用プログラムを生成する手段と、上記加工位置に関
    する情報から電極移動プログラムを作成し上記加工プロ
    グラムと合成する手段を含んでなる数値制御放電加工装
    置。
  3. 【請求項3】 製品情報に基づいて金型設計CAD装置
    で設計された金型に関する加工物設計情報と電極に関す
    る電極設計情報を入力する手段と、上記入力された加工
    物設計情報と電極設計情報を解析して、加工に必要な少
    なくとも加工位置、被加工部分の加工前の形状及び加工
    深さに関するデータ並びに少なくとも電極形状と電極の
    減寸量を取り出す設計データ解析手段と、上記設計デー
    タ解析手段の取出した電極による放電加工形状と被加工
    物の被加工部の形状から所定深さごとの放電加工面積を
    求める手段と、加工深さに対して求めた加工面積に適し
    た加工条件と揺動形状を選択する手段と、上記加工深さ
    と選択された加工条件と揺動形状から放電加工用プログ
    ラムを生成する手段と、上記加工位置に関する情報から
    電極移動プログラムを作成し上記加工プログラムと合成
    する手段を含んでなる数値制御放電加工装置。
  4. 【請求項4】 請求項2及び3に記載の数値制御放電加
    工装置において、前記電極設計情報と加工物設計情報の
    データを基に電極と被加工物の3次元表示モデルを作成
    し、電極と被加工物の位置を関係取り込んで表示装置の
    画面上の電極と被加工物モデルの表示位置とリンクさせ
    て、数値制御プログラムに基づいて電極と被加工物モデ
    ルを相対的に移動させてシミュレーションを行う表示制
    御装置を含んでなる数値制御放電加工装置。
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