JP2003289780A - 揮散体 - Google Patents

揮散体

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JP2003289780A
JP2003289780A JP2002099654A JP2002099654A JP2003289780A JP 2003289780 A JP2003289780 A JP 2003289780A JP 2002099654 A JP2002099654 A JP 2002099654A JP 2002099654 A JP2002099654 A JP 2002099654A JP 2003289780 A JP2003289780 A JP 2003289780A
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JP2002099654A
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Koichi Taniguchi
晃一 谷口
Daichu O
大中 王
Hidenao Saito
秀直 斎藤
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Rengo Co Ltd
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Rengo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入手及び成形が容易な紙を主体とし、かつ、
液移りを防止して揮散性薬剤の移行量を減らした容器を
用いた揮散体を得ることを目的とする。 【解決手段】 紙からなるケースの内側に、5〜150
μmのフィルム状物が積層された収納ケースに、揮散性
薬剤を担持させた薬剤組成物を収納して、上記収納ケー
スに少なくとも1つの開孔部を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、紙製容器を使用
した揮散体に関する。
【0002】
【従来の技術】紙やパルプマットは、入手及び成形が容
易であり、適度な吸液性を有し、かつ、薬剤との反応性
を有さないので、各種芳香剤や防虫剤、忌避剤、抗菌剤
等の担体として利用されている。
【0003】この紙やパルプマットは、収納ケースとし
て使用する場合、一般のプラスチック樹脂と異なり、長
期保管しても吸着量は早く平衡に達し、その吸着量が少
ないので、好ましい素材である。
【0004】しかし、簡単に揮散性薬剤が液移りするた
め、シリカゲルやフローライト等の無機粒状物等の液移
りしにくい担体や、薬剤含浸後に担体表面をコーティン
グする等の液移りしにくい加工をする必要がある。
【0005】ところが、前者は、無機粒状物に薬剤を含
浸すると、薬剤が変質したり、また、薬剤を放出しなく
なる場合がある。一方、後者は、コーティング等で熱処
理されるため、薬剤の変質や揮散ロスが生じる。
【0006】これに対し、特許第2816363号公報
に、開孔部を備えたプラスチックケースに常温揮散性ピ
レスロイドを含有させた防虫マットを収納したものが開
示されており、また、特開2000−142819号公
報に、紙に熱可塑性樹脂を積層した積層体からなるブラ
ンク板をプレス成形して成形容器とし、これに防虫剤を
含浸させたシートを収納したものが開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者
は、防虫剤マットからプラスチックケースに防虫剤が移
行しないように、プラスチックケースの形状を工夫して
防虫剤マットと極力接触しないようにしている。また、
プラスチックケースを構成する材料の種類によっては、
多量に防虫剤を吸着してロスする。このため、プラスチ
ックケースの材料として、防虫剤の吸着性が低く、かつ
成形できる材料を使用する必要があり、材料選定が煩雑
となる。
【0008】また、後者は、成形容器中の紙に防虫剤が
移行(拡散)して、その結果、防虫剤が揮散する。この
ため、成形容器中に防虫剤が存在して防虫効果が持続し
ているのにもかかわらず、シートに付与したインジケー
タ機能が効果終了を知らせる場合がある。さらに、上記
ブランク板をプレス成形して成形容器とすることから、
プレス成形可能な程度に積層体に熱可塑性樹脂層が含ま
れることとなる。この熱可塑性樹脂の種類によっては、
多量の防虫剤を吸着してロスするため、防虫剤の吸着性
が低く、熱可塑性を有する材料を使用する必要があり、
材料選定が煩雑となる。
【0009】そこで、この発明は、入手及び成形が容易
な紙を主体とし、かつ、液移りを防止して揮散性薬剤の
移行量を減らした容器を用いた揮散体を得ることを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、紙からなる
ケースの内側に、5〜150μmのフィルム状物が積層
された収納ケースに、揮散性薬剤を担持させた薬剤組成
物を収納して、上記収納ケースに少なくとも1つの開孔
部を設けた揮散体を用いることにより、上記課題を解決
したのである。
【0011】収納ケースの内側に5〜150μmのフィ
ルムが積層されたので、紙への液移りが防止され、揮散
性薬剤の移行が抑制される。また、積層されるフィルム
が5〜150μmと薄いので、折り曲げ成形も可能とな
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
を参照して説明する。この発明にかかる揮散体は、図1
(a)(b)に示すように、ケース1の内側にフィルム
状物6が積層された収納ケース2に、揮散性薬剤を担持
させた薬剤組成物3を収納したものである。
【0013】上記ケース1は、紙5を成形したものであ
る。上記紙5としては、ケース1としたときに折り曲げ
可能な厚みを有していれば、特に限定されるものではな
いが、板紙等が好ましい。
【0014】上記収納ケース2は、図1(b)に示すよ
うに、紙5をケース状に成形してその内側にフィルム状
物6を積層したもの、または、紙5及びフィルム状物6
からなる積層体をケース状に成形したものである。
【0015】また、上記フィルム状物6は、上記揮散性
薬剤の紙5への染み込みを防止するためのものであり、
厚みは5〜150μmが好ましく、8〜50μmがより
好ましい。5μmより薄いと、折り曲げや使用時に破れ
て揮散性薬剤が移行する場合がある。一方、150μm
より厚いと、揮散性薬剤の吸着ロスが大きくなり、ま
た、折り曲げにくくなる。
【0016】上記フィルム状物6としては、上記揮散性
薬剤の染み込み量が少ないものが好ましく、例えば、セ
ロハン、アルミ箔、ポリエステルフィルム、ポリプロピ
レンフィルム等があげられる。
【0017】上記フィルム状物6は、上記紙5をケース
に成形した際に内側となる面に積層されるので、上記薬
剤組成物3は、紙5と直接接触せず、液移りを防止でき
る。なお、紙5の外面に、さらにフィルム状物等を積層
してもよい。この場合、積層されるフィルムとしては印
刷用に使用されるフィルム等を使用することができる。
上記ケース1は紙を主体とするので、薬剤の吸着量が少
なく、コスト面で良好となる。
【0018】上記収納ケース2には、図1(a)に示さ
れるように、開孔部4が設けられる。この開孔部4は、
収納ケース2内に収納された薬剤組成物3から揮散性薬
剤を揮散させるためのものである。
【0019】この開孔部4の面積は、収納ケース2の全
表面積の5〜80%がよく、30〜50%が好ましい。
5%より少ないと、所定の揮散量が確保されない場合が
ある。一方、80%より多いと、収納ケースの強度が低
くなり形状が保持できなくなる。また、薬剤組成物が開
孔部から脱落するおそれがある。
【0020】上記収納ケース2の開孔部4から揮散性薬
剤の染み出しを防止するために、例えば、ポリエチレン
のような上記揮散性薬剤透過性のフィルム等を設けても
よい。具体的には、積層体にさらにこの透過性フィルム
を積層したり、上記薬剤組成物3にこの透過性フィルム
を貼り付けたりする方法等がある。なお、上記薬剤組成
物に上記透過性フィルムを貼り付ける方法としては、超
音波溶着や熱シール等があげられる。
【0021】上記収納ケース2を得る方法としては、図
2(a)(b)に例示するように、紙5や紙5及びフィ
ルム状物6からなる積層体を折り曲げたり、図3に例示
するように、紙5や上記積層体で薬剤組成物3を挟み込
んで紙5又は上記積層体同士を接着部15を介して接合
すること等があげられる。
【0022】上記積層体の折り曲げとは、上記フィルム
状物6を積層した側の面が内側になるように折り曲げる
ことをいう。このとき、収納ケース2を閉塞するための
接合部は、接合又は咬合によって接合される。
【0023】また、上記の積層体同士を接合させる場合
は、熱、超音波、積層体の周縁部を接着剤にて接着させ
る等があげられる。
【0024】上記薬剤組成物3は、揮散性薬剤を担体に
担持させたものである。この揮散性薬剤は、常温で揮散
性を有する薬剤をいい、常温揮散性の芳香剤、消臭剤、
抗菌剤、防虫剤、殺虫剤等があげられる。上記芳香剤と
しては、天然香料、合成香料等があげられ、上記消臭剤
としては、竹エキス、ヨモギエキス等があげられる。ま
た、上記抗菌剤としては、アリルイソチオシアネート、
オイゲノール、ヒノキチオール等があげられ、上記防虫
剤又は殺虫剤としては、エンペンスリン、ベンフルスリ
ン、フェンフルスリン等のピレスロイド系防虫剤や、ユ
ーカリ油、ターピネオール油、ハッカ油等があげられ
る。
【0025】上記揮散性薬剤は、そのまま上記担体に含
浸させて担持させることができるが、包埋材と溶融混合
して担持させることもできる。この包埋材は、常温で固
体の物質で、加熱・溶融時に上記の揮散性薬剤と混合可
能であれば特に限定されない。上記包埋材の例として
は、オゾケライトに代表される鉱物ワックス、パラフィ
ンワックスやマイクロクリスタリンワックス等の石油ワ
ックス、脂肪酸やカルナバワックス、ライスワックス等
の天然ワックス、ガムロジン、ウッドロジン、トール油
ロジンや変性ロジン及びそのエステル化物、又は、ステ
アリルアルコール、ステアリン酸アミド、安息香酸、
2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール等があ
げられる。これらは、単独で使用することができ、ま
た、2種以上を混合して使用することができる。なお、
開孔部や折り曲げた挿入部の切断面と薬剤組成物とが接
触した場合に、紙に揮散性薬剤が液移りしないように包
埋することが好ましい。
【0026】上記揮散性薬剤と包埋材との混練物中にお
ける揮散性薬剤の混合割合は、混練物100重量部に対
して10〜90重量部がよく、15〜70重量部が好ま
しい。10重量部より少ないと、混練物が多量となるた
め多くの担体を必要とし、一方、90重量部より多い
と、揮散性薬剤が混練物から染み出してしまう。
【0027】上記揮散性薬剤には、上記包埋材以外に、
この発明の効果に影響を与えない限り、安定剤や紫外線
吸収剤等の公知の添加物、インジケータ機能を付与する
ために、油溶性染料、又は発色剤及び顕色剤等を溶解さ
せて加えてもよい。
【0028】上記油溶性染料としては、C.I.Disp.Red5
4、C.I.Disp.Red60、C.I.Disp.Red73、C.I.Disp.Red9
2、C.I.Disp.Yellow51、C.I.Disp.Yellow54、C.I.Disp.
Yellow64、C.I.Disp.Yellow79、C.I.Disp.Blue14、C.I.
Disp.Blue56、C.I.Disp.Blue79、C.I.Disp.Blue81、C.
I.Disp.Blue139等の分散染料、又はC.I.Solvent Red2
3、C.I.Solvent Red24、C.I.Solvent Red26、C.I.Solve
nt Yellow2、C.I.Solvent Yellow7、C.I.Solvent Yello
w14、C.I.Solvent Blue37、C.I.Solvent Blue38等の油
溶染料、その他、建染染料、硫化染料、媒染染料、アゾ
イック染料等があげられ、必要に応じて、顔料を混合し
てもよい。
【0029】上記顕色剤とは、発色剤と反応して発色剤
を発色させるものをいい、例えば、2,2−ビス(4’
−ヒドロキシフェニル)プロパン、2,2’−メチレン
ビス(4−クロロフェノール)、4,4’−ビス(4−
ヒドロキシフェニル)スルホン、カテコール、没食子酸
メチル、p−ヒドロキシ安息香酸プロピル等のフェノー
ル性水酸基を有する化合物、カオリンやタルク等の酸性
物質等があげられる。
【0030】上記発色剤とは、上記顕色剤によって構造
が変化し、発色するものをいう。例として、マラカイト
グリーン、クリスタルバイオレットラクトン等のトリフ
ェニルメタンフタリド類、2−N,N−ジベンジルアミ
ノ−6−ジエチルアミノフルオラン、3−シクロヘキシ
ルアミノ−6−クロロフルオラン等のフルオラン類、N
−3,3−トリメチルインドリノベンゾスピロピラン、
1,3,3−トリメチルインドリン−2,2−スピロ−
6’−ニトロ−8’−メトキシベンゾピラン等のスピロ
ピラン類、ローダミンBラクタム、ベンゾイルロイコメ
チレンブルー等のローダミンラクタム類等があげられ
る。
【0031】上記担体は、上記の揮散性薬剤を担持する
ことができ、かつ、揮散性薬剤との反応性が乏しいもの
であれば、特に限定されるものではない。このような例
として、合成高分子、セルロース及びセルロース誘導
体、無機物質等の多孔質物質の粒状物、シート、マッ
ト、不織布等のシート状物等があげられる。上記合成高
分子多孔質物質の具体例としては、ポリビニルアルコー
ル、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリプロピレン等を
多孔化したもの等があげられる。上記セルロース誘導体
多孔質物質の具体例としては、セルロースアセテート等
を多孔化したものがあげられる。上記無機多孔質物質の
具体例としては、ケイ酸塩やアルミナ、シリカゲル、ゼ
オライト等の造粒物等があげられる。
【0032】上記薬剤組成物3の担体に対する揮散性薬
剤の担持量は、特に限定されるものではないが、薬効の
持続の点からより多くの揮散性薬剤が担持されるのが好
ましく、担体1gに対して0.05g以上で、担体の飽
和担持量以下がより好ましい。
【0033】
【実施例】以下にこの発明を、実施例を用いてより詳細
に説明する。まず、以下に、評価方法を示す。
【0034】[移行量の測定試験]実施例又は比較例で
得られた揮散体を薬剤非透過性フィルムで包装し、これ
を40℃、4週間の条件下で保管した後、収納ケース中
の揮散性薬剤の量をガスクロマトグラフィーを用いて測
定した。
【0035】(実施例1)コートボ−ル紙(坪量:35
0g/m2)の一方の面(以下、「内側面」と称す
る。)に、フィルム状物としてセロハンフィルム(レン
ゴー(株)製、厚み:20μm)を積層し、これを折り
曲げて、図1(a)、図2(a)(b)に示す接合部の
接合前の収納ケースを作成した。この収納ケースの開孔
率は40%であった。次に、揮散性薬剤としてエンペン
スリン120mgを不織布(25mm×56mm)に含
浸させて担持させた。これを、上記収納ケースに収納
し、接合部を咬合によって接合し、揮散体を製造した。
得られた揮散体を用いて、上記の試験を行った。その結
果を表1に示す。
【0036】(実施例2)フィルム状物をポリエステル
フィルム(厚み:100μm)とした以外は、実施例1
と同様にして揮散体を得た。得られた揮散体を用いて、
上記の試験を行った。その結果を表1に示す。
【0037】(実施例3)ポリエステルフィルムの厚み
を12μmとした以外は、実施例1と同様にして揮散体
を得た。得られた揮散体を用いて、上記の試験を行っ
た。その結果を表1に示す。
【0038】(比較例1)内側面に、フィルム状物を積
層しないコートボール紙そのものを用いた以外は、実施
例1と同様にして、揮散体を得た。得られた揮散体を用
いて、上記の試験を行った。その結果を表1に示す。
【0039】
【表1】
【0040】
【発明の効果】この発明によれば収納ケースの内側に5
〜150μmのフィルムが積層されたので、紙への液移
りが防止され、揮散性薬剤の移行が抑制される。
【0041】また、積層されるフィルムが5〜150μ
mと薄いので、折り曲げ成形も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)この発明にかかる揮散体の例を示す斜視
図 (b)図1(a)のA−A断面図
【図2】(a)収納ケースの接合部を開放した状態を示
す正面図 (b)収納ケースの接合部を閉塞した状態を示す正面図
【図3】この発明にかかる揮散体の他の例を示す斜視図
【符号の説明】
1 ケース 2 収納ケース 3 薬剤組成物 4 開孔部 5 紙 6 フィルム状物 13 挿入部 14 切り込み 15 接着部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斎藤 秀直 福井県坂井郡金津町自由ケ丘1丁目8番10 号 レンゴー株式会社福井研究所内 Fターム(参考) 2B121 AA11 CA02 CA15 CA44 CC02 CC27 EA02 EA04 FA05 4C058 BB07 JJ06 4H011 AC02 BA01 BB15 BC19 CC02 DA07 DB04 DD05 DF02 DG03 DH02 DH10

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙からなるケースの内側に、5〜150
    μmのフィルム状物が積層された収納ケースに、揮散性
    薬剤を担持させた薬剤組成物を収納して、上記収納ケー
    スに少なくとも1つの開孔部を設けた揮散体。
  2. 【請求項2】 上記開孔部の面積は、上記収納ケースの
    全表面積の5〜80%である請求項1に記載の揮散体。
  3. 【請求項3】 上記揮散性薬剤が、常温揮散性の防虫剤
    又は殺虫剤である請求項1又は2に記載の揮散体。
  4. 【請求項4】 上記フィルム状物が、セロハン、アルミ
    箔、ポリエステルフィルム、ポリプロピレンフィルムの
    いずれかである請求項1乃至3のいずれかに記載の揮散
    体。
  5. 【請求項5】 上記薬剤組成物は、上記揮散性薬剤に包
    埋材を溶融混合させて上記担体に担持させたものである
    請求項1乃至4のいずれかに記載の揮散体。
  6. 【請求項6】 上記薬剤組成物は、上記揮散性薬剤に油
    溶性染料、又は発色剤及び顕色剤を溶解させてインジケ
    ータ機能を付与したものである請求項1乃至5のいずれ
    かに記載の揮散体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2324140A1 (es) * 2007-01-17 2009-07-30 Sumitomo Chemical Company, Limited Un metodo para almacenar un soporte cargado con un compuesto quimico.
JP2013132231A (ja) * 2011-12-26 2013-07-08 Nippon Paper Papylia Co Ltd 揮発性薬剤用の支持体
KR101786830B1 (ko) * 2016-02-16 2017-10-18 주식회사 에이디 노린재 유인용 집합페로몬 방출기 및 이 방출기를 포함하는 노린재 유인용 조성물

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