JP2003289590A - 中継装置またはリモコンシステム - Google Patents

中継装置またはリモコンシステム

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JP2003289590A
JP2003289590A JP2002092114A JP2002092114A JP2003289590A JP 2003289590 A JP2003289590 A JP 2003289590A JP 2002092114 A JP2002092114 A JP 2002092114A JP 2002092114 A JP2002092114 A JP 2002092114A JP 2003289590 A JP2003289590 A JP 2003289590A
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remote control
maintenance
relay device
signal
terminal
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JP2002092114A
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English (en)
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Tadashi Sadahira
匡史 貞平
Takaaki Okude
隆昭 奥出
Yasuo Yoshimura
康男 吉村
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メンテナンス信号を機器の遠隔操作に用いる
中継装置、または中継装置を含むリモコンシステムを提
供する。 【解決手段】 機器20とリモコン70との間に挿入す
る中継装置80であって、対リモコン接続手段82,8
3,84およびメンテナンス用端子に接続された機器か
ら出される指令を、優先設定手段95、96、97によ
り本来の機器への指令を滞りなく処理することが可能な
中継装置80。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気を制御に用い
るガス給湯器や石油給湯器や電気温水器やヒートポンプ
給湯器などの給湯器や、エアコンなどの空調機や冷暖房
機や、暖房便座や温水洗浄便座や温水洗浄暖房便座やジ
ャーポットや洗濯機や衣類乾燥機や食器洗い乾燥機や掃
除機や炊飯器や調理器やセントラルクリーナや生ゴミ処
理機等の各種家電機器や、各種機器を連携制御するリモ
コンシステムまたはその中継装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、機器をメンテナンスするためなど
の目的で機器の状態情報や故障情報等を出力する機器と
これをメンテナンスするためのパソコンで構成した機器
のメンテナンスシステムが考案されている。従来例を図
5に示す。まず図5の従来例の構成を説明する。図5に
おいて1、8、10、12は機器で1は親機、8、1
0、12は子機で、親機1を制御することにより子機
8、10、12は制御される。2、3、4は親機1の子
機接続端子、5は親機1のパソコン接続端子、6は親機
1の本体機能部で例えば親機1が給湯器の場合は湯沸か
し機能、出湯機能等の親機1の機器としての本来機能を
有する。7は親機1のCPUなどで構成された機器制御
手段である。9、11、13は子機8、10、12の親
機接続端子である。14はメンテナンス機器としてのパ
ソコンで、15はパソコン14の機器接続端子で、16
はパソコン14のCPUである。
【0003】次に図5の従来例の動作を説明する。パソ
コン14は親機1、子機8、10、12の動作状態要求
信号をCPU16で作成し機器接続端子15から親機1
のパソコン接続端子5に対して送信する。パソコン接続
端子15で受信した信号を親機制御手段7で解釈し、親
機本体機能部6に対して、あるいは子機8、10、12
に対して子機接続端子2、3、4、親機接続端子9、1
1、13を介して伝送する。これに対して親機本体機能
部6あるいは子機8、10、12は親機制御手段4に対
してそれぞれの動作状態を返送する。親機制御手段4は
パソコン接続端子5、機器接続端子15を介してCPU
16に対して要求された動作状態情報を返送する。
【0004】以上の動作によりパソコン14は機器1、
8、10、12の動作状態を知ることができ、この情報
などで機器1、8、10、12をメンテナンスすること
ができる。このとき親機1とパソコン14の間の通信
は、親機1とパソコン14のCPU間、即ち親機制御手
段7とCPU16を直接接続できるUARTシリアル通
信や、パソコン通信で一般的な不平衡シリアル通信であ
るRS232C通信を用いている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来例ではパソコンと
機器の間の通信、即ちパソコン接続端子5と機器接続端
子15の間の通信はパソコン14からの機器1、8、1
0、12のメンテナンスを行うためのものであり、これ
をリモコンシステムに用いるという発想はなかった。こ
のメンテナンス用の接続端子およびその通信仕様は機器
の種類、品番に関わらず同一であることが多く、これを
用いたリモコンシステムは異なる機器の壁を超えて共通
のリモコンを構築することが可能である。また給湯器の
ように設備機器では業界全体でメンテナンス用の接続端
子およびその通信仕様を定めている場合が多く、製造者
を超えて共通のリモコンを構築することができる。
【0006】しかしながら、これらは本来、メンテナン
ス用の仕様であるのでメンテナンス用に1対1の通信を
行うことしか考慮されていないという課題があった。近
年増加している機器を遠隔から制御あるいはモニタした
いという要求を実現する場合、パソコンからのメンテナ
ンス指令や、本来親機に指令を行うリモコンからの指令
が同時に到来する場合が生じる。同時処理を受け付ける
と、親機のCPUの処理が間に合わなくなり、即時性を
要求されないモニタ信号が先に処理され、本来の機器へ
の制御が滞る事態が生じることがあるという課題があっ
た。これはリモコンが複数であればなお大きな課題であ
る。
【0007】上記課題を解決するために、本発明は、メ
ンテナンス指令と親機へのリモコン指令が同時に行われ
た場合でも、本来の機器への制御を滞りなく処理するこ
とが可能な中継装置またはリモコンシステムを実現する
ことを目標とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】機器と前記機器のリモコ
ンとの間に挿入する中継装置であって、前記機器をメン
テナンスするメンテナンス信号を入力して機器に出力す
るためのメンテナンス端子と、前記リモコンから機器を
制御するリモコン信号を入力するリモコン端子と、前記
リモコン信号をメンテナンス信号に信号変換して前記機
器に出力する信号変換手段と、前記メンテナンス端子と
リモコン端子とを備えた中継装置としている。また、機
器と前記機器のリモコンからなるリモコンシステムに本
発明の中継装置を備えたリモコンシステムとしている。
【0009】
【発明の実施の形態】請求項1に記載した発明は、機器
と前記機器のリモコンとの間に挿入する中継装置であっ
て、前記機器をメンテナンスするメンテナンス信号を入
力して機器に出力するためのメンテナンス端子と、前記
リモコンから機器を制御するリモコン信号を入力するリ
モコン端子と、前記リモコン信号をメンテナンス信号に
信号変換して前記機器に出力する信号変換手段を備え、
メンテナンス信号とリモコン信号を同時に受け付け可能
な中継装置を実現することができる。
【0010】請求項2に記載した発明は、中継装置で前
記メンテナンス端子とリモコン端子を同時に使用する場
合にメンテナンス信号を優先とする優先設定手段を備え
たことにより、リモコンからの操作にメンテナンス作業
を阻害されることがない中継装置を実現することができ
る。
【0011】請求項3に記載した発明は、中継装置で前
記メンテナンス端子とリモコン端子を同時に使用する場
合にリモコン信号を優先とする優先設定手段を備えたこ
とにより、たとえば業者がメンテナンス中であっても使
用者がリモコンを使用できるなど使用者の利便性を妨げ
ることなく遠隔メンテナンスが可能な中継装置を実現す
ることができる。
【0012】請求項4に記載した発明は、中継装置で前
記メンテナンス端子とリモコン端子を同時に使用する場
合にリモコン信号を機器に出力しない優先設定手段を備
えたことにより、メンテナンス信号のみを指令すること
ができ、確実なメンテナンスが可能な中継装置を実現す
ることができる。
【0013】請求項5に記載した発明は、中継装置で前
記メンテナンス端子からメンテナンス指令を受け付ける
際に認証を行うための指令認証手段を備えたことによ
り、使用者が安易にメンテナンス用の指令を行うことを
防止可能な中継装置を実現することができる。
【0014】請求項6に記載した発明は、中継装置で現
在処理を受け付けている端子を表示するための表示手段
を備えたことにより、現在受け付けられている指令が確
認可能な中継装置を実現することができる。
【0015】請求項7に記載した発明は、機器と前記機
器のリモコンと、機器と前記リモコンの間に挿入する中
継装置で構成し、中継装置に設けられたリモコン端子お
よびメンテナンス端子からの指令を受け付けることが可
能なリモコンシステムを実現することができる。
【0016】請求項8に記載した発明は、中継装置また
はリモコンシステムが有する機能の一部または全部をコ
ンピュータにより実行するためのプログラムとしてい
る。
【0017】請求項9に記載した発明は、プログラムお
よびデータの少なくともいずれか一方を含む記録媒体と
している。
【0018】そして、プログラムであるので家庭にある
コンピュータ等などを用いて本発明の電気機器の一部あ
るいは全てを容易に実現することができる。また記録媒
体に記録したり通信回線を用いてプログラムを配信した
りすることでプログラムの配布が簡単にできる。
【0019】
【実施例】以下本発明の実施例について説明する。
【0020】(実施例1)まず本実施例のリモコンシス
テムの構成を説明する。図1は本実施例のリモコンシス
テムの全体構成の実施例を示すブロック図である。図1
で20は本実施例の機器であり、21は親機、40、5
0、60は子機を示す。本実施例において親機21はガ
スによって温水を作るとともに風呂、台所、洗面所など
へ給水するガス燃焼機器である。また子機40は親機2
1で生成した温水を用いて機能する温水床暖房装置、子
機50は21で生成した温水を用いて機能する温水浴室
乾燥装置、子機60は親機21の操作部を有し浴室等に
設置する操作装置を示す。温水床暖房装置は燃焼機器で
沸かした温水を循環することにより機能する床暖房装置
であり、温水浴室乾燥装置は燃焼機器で沸かした温水の
熱量を活用して浴室内にある衣料品等を乾燥する機能を
有する乾燥装置である。これらの他に本実施例では記載
していないが、子機としては温水の熱量を利用して機能
する温水エアコン、温水の熱量を利用して機能するファ
ンイータなどを用いることができる。
【0021】もちろん機器20は電気を制御に用いるガ
ス給湯器や石油給湯器や電気温水器やヒートポンプ給湯
器などの給湯器や、エアコンなどの空調機や冷暖房機
や、暖房便座や温水洗浄便座や温水洗浄暖房便座やジャ
ーポットや洗濯機や衣類乾燥機や食器洗い乾燥機や掃除
機や炊飯器や調理器やセントラルクリーナや生ゴミ処理
機等の各種家電機器や、各種機器を連携制御するホーム
ネットワークなどとしてもよい。
【0022】70は機器20の遠隔制御や状態モニタな
どを行うリモコン、80は機器20とリモコン70の間
に設置し、双方の信号を変換する中継装置を示す。2
2、23、24は子機40、50、60と接続する親機
21の対機器接続手段、25は中継装置80と接続する
親機21の対中継装置接続手段、41、51、61は親
機21と接続する子機40、50、60の対親機接続手
段を示す。71はリモコン70の表示部、72、73、
74、75はリモコン70の操作スイッチ、76は中継
装置80と接続するリモコン70の対中継装置接続手段
を示す。81は親機21と接続する中継装置の対親機接
続手段、82、83、84はリモコン70と接続する中
継装置80の対リモコン接続手段、85は中継装置80
のメンテナンス用端子を示す。
【0023】また、図2は本実施例の機器20の詳細ブ
ロック図、図3は本実施例のリモコン70の詳細ブロッ
ク図、図4は本実施例の中継装置80の詳細ブロック図
を示す。
【0024】図2において26は親機21の本体機能で
ある湯沸かし、出湯などの機能を有する本体機能部、2
7は親機21のCPU等で構成する親機制御手段、28
は親機21の動作状態や故障情報などを記憶する親機情
報記憶手段、29は子機40、50、60のコントロー
ル等を行う子機コントロール手段、30はリモコン70
と送受信を行う送受信手段を示す。また、42、52、
62は子機40、50、60のCPU等で構成する子機
制御手段、43、53、63は子機40、50、60の
それぞれの本体機能を有する子機本体機能部を示す。
【0025】図3はリモコン70の詳細ブロック図を示
す。図3において、77はリモコン70のCPU等で構
成するリモコン制御手段、78はタイマ設定手段、79
は中継装置との送受信を行う送受信手段を示す。
【0026】図4は中継装置80の詳細ブロック図を示
す。図4において86は中継装置80のCPU等で構成
した中継装置制御手段、87、88、89は信号変換手
段、90、91、92はリモコン70と送受信する送受
信手段、93は親機21と送受信する送受信手段、94
はタイマ手段、95、96は優先設定手段A、優先設定
手段B、97は選択手段を示す。
【0027】次に本実施例の動作について説明する。親
機(燃焼機器)21のオン/オフ、温度設定、水量設
定、風呂自動お湯張り等のコントロールを行う場合、ま
た、子機(温水床暖房装置)40と子機(温水浴室乾燥
機)50のオン/オフ、温度設定等のコントロールを行
う場合、必ずしも親機21、子機40、50の近傍には
設置していないリモコン70から遠隔操作する。例えば
親機のオン/オフをコントロールする場合は操作スイッ
チ72を操作する。温水の温度を設定する場合は操作ス
イッチ73を操作する。また子機(温水床暖房装置)4
0のオン/オフをコントロールする場合は操作スイッチ
74を操作する。また子機(温水浴室乾燥装置)50の
オン/オフをコントロールする場合は操作スイッチ75
を操作する。またその他の機能を行う場合は記載してい
ない操作スイッチを操作することでコントロールする。
また、親機21と子機40、50の動作状態や設定状態
や故障状態やこれらの履歴は必ずしも親機21、子機4
0、50の近傍には設置していないリモコン70で遠隔
モニターする。
【0028】これらの設置場所としては、例えば親機2
1はマンションのパイプシャフトや屋外壁などに設置す
ることが考えられる。また子機40(温水床暖房装置)
は居間や寝室や子供部屋や書斎などに、子機50(温水
浴室乾燥装置)は浴室に、子機(操作装置)60は浴室
に設置することなどが考えられる。また、リモコン70
は台所や居間や廊下などに設置することが考えられる。
【0029】以下に本実施例の詳細な動作について説明
する。子機(温水床暖房装置)40の保守情報や動作状
態情報や設定情報や故障情報やこれらの履歴情報は子機
制御手段42から対親機接続手段41と対子機接続手段
22を介して子機情報記憶手段31に記憶する。また、
親機の保守情報や動作状態情報や設定情報や故障情報や
これらの履歴情報は親機情報記憶手段28に記憶する。
ここで保守情報とは親機や子機の状態を表す情報であ
り、例えばヒータの燃焼温度やファンの回転数や温水に
することができた水量や機器内パイプの流水量等であ
る。また動作状態情報と親機や子機が現在オン状態にあ
るのか、オフ状態にあるのか、待機状態にあるのか等の
情報である。また設定情報は沸き上げ温水の温度設定値
や沸き上げ流量設定値や自動お湯張り設定状態にあるな
どの親機と子機の設定情報である。また故障情報は現在
故障している部品情報などである。履歴情報はここまで
述べた各種情報の履歴を示す情報である。親機20は子
機情報記憶手段31と親機情報記憶手段28に記憶した
情報を送受信手段30から送信し、対中継装置接続手段
と対親機接続手段81を介して送受信手段93で受信
し、中継装置制御手段86に伝達する。
【0030】本実施例では送受信手段30と送受信手段
93の間の通信は不平衡シリアル通信で行っているもの
とする。中継装置制御手段86は中継装置80に伝達し
た信号を信号変換手段87、88、89に伝達し、信号
変換手段87、88、89は不平衡シリアル通信信号と
各種通信信号の変換を行う。不平衡シリアル通信は例え
ばRS232C方式では通信可能距離が10m程度であ
り、使用する場所に限界があるが、各種通信信号に変換
することで数百メートル程度の通信も可能となる。
【0031】本実施例では信号変換手段87は不平衡シ
リアル通信信号とRS422やRS485などの平衡シ
リアル通信信号の変換を行う。また、信号変換手段88
は不平衡シリアル通信信号と特定小電力無線通信信号の
変換を行う。また、信号変換手段89は不平衡シリアル
通信信号とイーサネット(登録商標)通信信号を変換す
る。この他に本実施例では記載していないが不平衡シリ
アル通信信号と電力線搬送通信信号、ブルートゥース通
信信号、エコーネット通信信号等を変換することが考え
られる。
【0032】また、本実施例では信号変換手段87、8
8、89と中継装置制御手段をそれぞれ専用の経路で接
続する構成としているが、中継装置制御手段から複数の
信号変換手段に共通の経路で接続する構成としてもよ
い。この場合、中継装置制御手段86から信号変換手段
87、88、89への信号伝達は信号を適当なパケット
に分割し、第1のパケットを同時ではなく、まず信号変
換手段87に伝達し、次に信号変換手段88に伝達し、
次に信号変換手段89に伝達する。次に第2のパケット
を信号変換手段87に伝達し、次に信号変換手段88に
伝達し、次に信号変換手段89に伝達するという方式で
中継装置制御手段86から信号変換手段87、88、8
9へ時系列に分けて信号を伝送する方式などがある。ま
た、選択手段98で使用する信号変換手段を選択し、選
択した信号変換手段のみに対して中継装置制御手段が信
号を伝達する方式などがある。また使用する信号変換手
段を自動的に選択する方式もある。これはリモコン70
から送信された信号を受信できた中継装置80の送受信
手段を検出し、この送受信手段につながる信号変換手段
のみに対し中継装置制御手段86は信号の伝達を行う方
法がある。
【0033】送受信手段90、91、92は信号変換手
段87、88、89で通信方式を変換した信号を、対リ
モコン接続手段82、83、84を介してリモコン70
の対中継装置接続手段76に送信する。本実施例では中
継装置80の信号変換手段、送受信手段、対リモコン接
続手段をそれぞれ3セットある構成としたが、1セット
でも良いことは言うまでもなく、また、更に多くしても
良いのは言うまでもない。また、送受信手段と対リモコ
ン接続手段を複数の信号変換手段で共用しても良いのは
言うまでもない。リモコン70に届いた情報は送受信手
段79で受信し、リモコン制御手段77に届く。リモコ
ン制御手段77は情報を表示手段71に表示することに
より、機器20の必ずしも近傍に設置していないリモコ
ン70で機器20の情報をモニタすることができる。
【0034】また、例えば操作スイッチ74を操作して
リモコン制御手段77が子機40をオンする制御指令を
送受信手段79から平衡シリアル通信(例えばRS48
5)で送信したとき、送受信手段91は対中継装置接続
手段76、対リモコン接続手段83を介して子機40の
制御指令を受信する。信号変換手段88は送受信手段9
1が平衡シリアル通信で受信した子機40の制御指令を
不平衡シリアル通信(例えばRS232C)に変換し中
継装置制御手段86を介して送受信手段93から不平衡
シリアル通信で送信する。送受信手段30は対親機接続
手段81、中継装置接続手段25を介して子機40の制
御指令を受信し、親機制御手段を介し、子機コントロー
ル手段29で子機40のオン信号として子機接続手段2
3、親機接続手段41を介して、子機制御手段42で子
機本体機能部をオンする。親機21や他の子機50のオ
ン/オフコントロールや、温度設定などの設定制御も同
様に行うことができる。
【0035】また、メンテナンス用端子85は中継装置
80が機器20から受信した機器のメンテナンス信号を
出力する機能を有し、メンテナンス用端子85にパソコ
ン等を接続することにより、機器20のメンテナンスを
行う情報をモニタすることができる。またメンテナンス
用端子85に接続したパソコンから機器20のコントロ
ールをすることもできる。メンテナンス用信号は親機2
1や子機40、50の保守情報や動作状態情報や設定情
報や故障情報やこれらの履歴情報からなっている。本来
この信号は親機21の対中継装置接続手段25から出力
する信号で、対中継装置接続手段25にパソコンを接続
することにより、親機21や子機40、50の状態情報
を得たり、親機21や子機40、50をコントロールす
ることができる信号であるが、本実施例の中継装置80
はメンテナンス用端子85からメンテナンス用信号を出
力する形態としており、対中継装置接続手段25に対親
機接続手段81を接続していても、このメンテナンス用
端子85にパソコンを接続することにより、機器のメン
テナンスを行うことができる。この際、メンテナンス指
令を一般使用者が安易に発することがないように、リモ
コン機能以外の指令受け付けには指令認証手段99によ
る認証を必要としている。製造者によりメンテナンスが
行われる場合は、製造者のメンテナンス用ソフトウェア
からの指令であることを示す命令(例えばソフトウエア
や使用者等の認証番号を含む)を送り、指令認証手段9
9が認証すると、はじめてメンテナンス用指令を受け付
けるようになっている。認証しない場合は、悪戯などの
恐れがあるので使用者のリモコンにその旨を報知した
り、機器が通信回線に接続されている場合にはその通信
回線を用いて外部に通報してもよい。
【0036】また指令認証手段99は製造者のメンテナ
ンス用ソフトウェアからの指令であることを示す命令を
送り、指令認証手段99が認証するやり方の他に、メン
テナンス用端子85の接続がある場合の時間や時刻を用
いて認証してもよい。例えば、タイマー機能を備えてメ
ンテナンス用端子85の接続がある場合に連続接続時間
を計時する。メンテナンス用端子85の接続が8時間を
超える場合には、通常のメンテナンスとは異なると判断
して指令認証手段99が認証を取り消しメンテナンス用
指令を受け付けないようにする。
【0037】また例えば、カレンダ機能を備えてメンテ
ナンス用端子85の接続がある場合の時刻に計時する。
メンテナンス用端子85の接続が深夜や早朝である場合
には、通常のメンテナンスとは異なると判断して指令認
証手段99が認証を取り消しメンテナンス用指令を受け
付けないようにする。
【0038】また、対リモコン接続手段82、83、8
4とメンテナンス用端子85を同時使用する場合、優先
設定手段A95で設定したときには対リモコン接続手段
82、83、84からの出力よりもメンテナンス用端子
85からの信号を優先することにより、リモコンからの
操作にメンテナンス作業を阻害されない機能を有してい
る。また、優先設定手段B96で設定したときは対リモ
コン接続手段82、83、84から信号を出力しないよ
うにして確実なメンテナンスを行う機能を有している。
また、優先設定手段C97で設定したときは、対リモコ
ン接続手段82,83,84からの出力を、メンテナン
ス用端子85からの信号より優先ことにより、使用者の
利便性を妨げることなく遠隔メンテナンスを行う機能を
有している。
【0039】また、対リモコン接続手段82,83,8
4およびメンテナンス用端子85に複数の機器が接続さ
れている場合、どの機器からの命令を受け付けているか
を表示手段71に表示し、使用者およびメンテナンス作
業者が指令状態を確認する機能を有している。
【0040】また、タイマ手段94で任意の時間を設定
したとき、リモコン70から中継装置80が制御指令を
受信した時間からタイマ手段94で設定した時間経過後
に、機器20に対して制御信号を送信する機能を有して
いる。また、タイマ設定手段78はタイマ手段94への
設定時間を設定することができる。なお、リモコンから
ウェブに接続することで屋外のPDAや携帯電話やパソ
コンなどからリモコン70を介して機器20をコントロ
ール、あるいは機器20の情報を屋外のPDAや携帯電
話やパソコンなどでモニターできることは言うまでもな
い。なお、中継装置80はリモコン70と一体化した構
成であってもよく、また、中継装置を機器20の筐体内
に内蔵する構成としていても良いのは言うまでもない。
また、機器20には子機が存在せず親機のみで構成して
いてもよく、リモコン装置70をパソコンで構成してい
ても良いのは言うまでもない。
【0041】なお、実施例では燃焼機器で説明したがこ
れにかぎるものでなく、空調機器や洗濯・乾燥機のよう
な設備機器であって、メンテナンス端子を用いてリモコ
ンシステムを構築するものであればよい。
【0042】
【発明の効果】以上のように、従来例でパソコンと機器
の間の通信はメンテナンス用であり、1対1の通信を行
うことしか考慮されていないという課題があった。しか
しながら本発明によれば、メンテナンス指令と親機への
リモコン指令が同時に行われた場合でも、優先設定手段
の働きにより、本来の機器への制御を滞りなく処理する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例であるリモコンシステムの構成
を示すブロック図
【図2】本発明の実施例であるリモコンシステムを構成
する機器の構成を示すブロック図
【図3】本発明の実施例であるリモコンシステムを構成
するリモコンの構成を示すブロック図
【図4】本発明の実施例である中継装置の構成を示すブ
ロック図
【図5】従来例の構成を示すブロック図
【符号の説明】
21 親機(燃焼機器) 40 子機(温水床暖房装置) 50 子機(温水浴室乾燥装置) 60 子機(操作装置) 70 リモコン 71 表示手段 82、83,84 対リモコン接続手段(リモコン端
子) 85 メンテナンス用端子(メンテナンス端子) 80 中継装置 95 優先設定手段A 96 優先設定手段B 97 優先設定手段C 99 指令認証手段
フロントページの続き (72)発明者 吉村 康男 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5K048 BA01 BA08 DA07 EB12 HA03

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器と前記機器のリモコンとの間に挿入
    する中継装置であって、前記機器をメンテナンスするメ
    ンテナンス信号を入力して機器に出力するためのメンテ
    ナンス端子と、前記リモコンから機器を制御するリモコ
    ン信号を入力するリモコン端子と、前記リモコン信号を
    メンテナンス信号に信号変換して前記機器に出力する信
    号変換手段を備えた中継装置。
  2. 【請求項2】 中継装置は、前記メンテナンス端子とリ
    モコン端子を同時に使用する場合にメンテナンス信号を
    優先とする優先設定手段を備えた請求項1記載の中継装
    置。
  3. 【請求項3】 中継装置は、前記メンテナンス端子とリ
    モコン端子を同時に使用する場合にリモコン信号を優先
    とする優先設定手段を備えた請求項1または2記載の中
    継装置。
  4. 【請求項4】 中継装置は、前記メンテナンス端子とリ
    モコン端子を同時に使用する場合にリモコン信号を機器
    に出力しない優先設定手段を備えた請求項1または2記
    載の中継装置。
  5. 【請求項5】 中継装置は、前記メンテナンス端子から
    メンテナンス指令を受け付ける際に認証を行うための指
    令認証手段を備えた請求項1から4のいずれか1項記載
    の中継装置。
  6. 【請求項6】 中継装置は、現在処理を受け付けている
    端子を表示するための表示手段を備えた請求項1から5
    のいずれか1項記載の中継装置。
  7. 【請求項7】 機器と前記機器のリモコンからなるリモ
    コンシステムに請求項1から6のいずれか1項記載の中
    継装置を備えたリモコンシステム。
  8. 【請求項8】 請求項1から7のいずれかに記載の中継
    装置またはリモコンシステムが有する機能の一部または
    全部をコンピュータにより実行するためのプログラム。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のプログラムを記録した
    コンピュータ読みとり可能な記録媒体。
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