JP2003289492A - 録画予約装置、録画予約方法、及び録画予約システム - Google Patents

録画予約装置、録画予約方法、及び録画予約システム

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JP2003289492A
JP2003289492A JP2002091097A JP2002091097A JP2003289492A JP 2003289492 A JP2003289492 A JP 2003289492A JP 2002091097 A JP2002091097 A JP 2002091097A JP 2002091097 A JP2002091097 A JP 2002091097A JP 2003289492 A JP2003289492 A JP 2003289492A
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JP2002091097A
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Toshiyuki Hirata
俊之 平田
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録媒体の不要な消費及び再生時の手間の発
生を防止しつつ、所望の放送番組を簡易かつ確実に録画
できる録画予約装置を得る。 【解決手段】 サーバ50により、複数の放送番組の放
送予定時刻を示す予定時刻情報を予め記憶しておき、上
記放送番組の何れかの録画の予約を指示する録画予約指
示情報及び当該録画を行う録画装置が特定できる特定情
報を端末装置23等から受信した場合、録画対象とする
放送番組の予定時刻情報が示す放送予定時刻に上記特定
情報が示す録画装置に当該放送番組を録画させるための
録画指示情報を作成し、上記特定情報が示す録画装置を
操作可能なゲートウェイ25に送信する。ここで、上記
放送予定時刻が変更された場合、変更後の放送時刻を示
す時刻変更情報を放送局から入力し、上記録画指示情報
に応じて行われる録画の時刻が当該時刻変更情報の示す
放送時刻となるように上記録画指示情報を補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、録画予約装置、録
画予約方法、及び録画予約システムに係り、より詳しく
は、放送番組の録画の予約を行う録画予約装置、録画予
約方法、及び録画予約システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、録画装置により放送番組の録画予
約を行う場合、録画対象とする放送番組の放送予定時刻
を新聞等によって調べ、当該放送予定時刻に当該放送番
組の録画が行われるように録画装置を設定していた。ま
た、最近では、放送番組毎に設定されたGコードを録画
装置に入力することにより、録画装置に対する録画予約
の操作を簡略化することができる録画装置も多数商品化
されている。
【0003】一方、近年、エコーネット(ECHONET)、
HomePNA(Home Phoneline Networking Allianc
e)や、IEEE(Institute of Electrical and Elect
ronicsEngineers)1394を利用したネットワーク等
の家庭内ネットワークに接続可能な家庭用電気製品の商
品化が進んでおり、家庭内ネットワークに接続可能なビ
デオ装置、DVD(Digital Versatile Disk)装置等の
録画装置の開発も進んでいる。
【0004】この種の録画装置によれば、家庭内ネット
ワークに接続することにより、当該家庭内ネットワーク
に接続された家庭内サーバによって作動の管理ないし作
動の制御を行うことができると共に、当該家庭内ネット
ワークがインターネットに接続されている場合には、イ
ンターネットを介して各種情報端末装置により作動を遠
隔操作することも可能となる。従って、この形態では、
録画装置に対する遠隔地からの録画操作も可能となり、
利便性が向上する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
放送予定時刻に録画対象とする放送番組の録画が行われ
るように録画装置を設定することによる録画予約や、G
コードを用いた録画予約では、録画対象とする放送番組
より前に同一放送局から放送される番組が延長放送され
た場合や、録画対象とする放送番組の放送前に臨時番組
が挿入された場合や、録画対象とする放送番組の放送前
に放送される予定であった放送番組が休止された場合
等、録画対象とする放送番組の放送時刻が放送予定時刻
より前後にずれ込む場合があり、この場合には所望の放
送番組の一部、又は全部が録画できくなる、という問題
点があった。
【0006】また、上記の遠隔地からの録画操作によっ
て放送番組の録画を行う場合には、録画したい放送番組
の放送時刻がずれ込むことが判明すれば遠隔操作によっ
て録画時刻を変更することにより上記問題点を解消する
ことが可能であるが、通常、遠隔地には何らかの目的
(用事)のために行っているので、放送時刻のずれを事
前に察知することは困難であり、上記問題点を解消する
ことは困難である。
【0007】また、上記問題点を解消するために、放送
時刻のずれ込みを見越して録画時間を放送時間より長め
に設定する方法も考えられるが、この場合には録画画像
を記録するビデオ・テープ等の記録媒体を余分に消費し
てしまったり、録画した放送番組を再生するときの頭出
しが面倒である、という問題点があった。
【0008】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたものであり、記録媒体の不要な消費及び再生時の手
間の発生を防止しつつ、所望の放送番組を簡易かつ確実
に録画できる録画予約装置、録画予約方法、及び録画予
約システムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の録画予約装置は、複数の放送番組の
放送予定時刻を示す予定時刻情報を記憶した記憶手段
と、前記複数の放送番組の少なくとも1つの録画の予約
を指示する録画予約指示情報及び当該録画を行う録画装
置が特定できる特定情報を受信する受信手段と、前記録
画予約指示情報によって録画が指示された放送番組に対
応する予定時刻情報を前記記憶手段から読み出し、当該
予定時刻情報により示される放送予定時刻に前記特定情
報により特定される録画装置に対して前記録画が指示さ
れた放送番組を録画させるための録画指示情報を作成す
る作成手段と、前記録画指示情報を前記特定情報により
特定される録画装置を操作可能な操作装置又は当該録画
装置に送信する送信手段と、前記放送予定時刻が変更さ
れたときに変更後の放送時刻を示す時刻変更情報を入力
する入力手段と、前記録画指示情報に応じて行われる録
画の時刻が前記時刻変更情報により示される放送時刻と
なるように前記録画指示情報を補正する補正手段と、を
備えている。
【0010】請求項1に記載の録画予約装置によれば、
複数の放送番組の放送予定時刻を示す予定時刻情報が記
憶手段によって記憶される。なお、上記記憶手段には、
RAM(Random Access Memory)、EEPROM(Elec
trically Erasable and Programmable Read Only Memor
y)、フラッシュEEPROM(Flash EEPROM)等の記
憶素子、フロッピィディスク、CD−R(Compact Disc
-Recordable)、CD−RW(Compact Disc-ReWritabl
e)、光磁気ディスク、磁気テープ等の可搬記録媒体や
ハードディスク等の固定記録媒体、或いはネットワーク
に接続されたサーバ・コンピュータ等に設けられた外部
記憶装置等を用いることができる。
【0011】また、本発明では、上記複数の放送番組の
少なくとも1つの録画の予約を指示する録画予約指示情
報及び当該録画を行う録画装置が特定できる特定情報が
受信手段により受信され、作成手段により、上記録画予
約指示情報によって録画が指示された放送番組に対応す
る予定時刻情報が記憶手段から読み出され、当該予定時
刻情報により示される放送予定時刻に上記特定情報によ
り特定される録画装置に対して上記録画が指示された放
送番組を録画させるための録画指示情報が作成され、当
該録画指示情報が上記特定情報により特定される録画装
置を操作可能な操作装置又は当該録画装置に送信手段に
より送信される。
【0012】なお、上記受信手段及び上記送信手段によ
る通信には、有線通信の他、ブルートゥース(Bluetoot
h)、IrDA(Infrared Data Association)規格等に
代表される無線通信も含まれる。
【0013】ここで、本発明では、上記放送予定時刻が
変更されたときに変更後の放送時刻を示す時刻変更情報
が入力手段により入力され、上記録画指示情報に応じて
行われる録画の時刻が当該時刻変更情報により示される
放送時刻となるように上記録画指示情報が補正手段によ
り補正される。なお、上記入力手段には、キーボードや
タッチパネル等の人手により情報が入力可能な入力装置
の他、音声認識装置、文字認識装置等の音声、文字等の
認識により情報が入力可能な認識装置も含まれる。ま
た、当該入力手段には、通信によって外部から情報が入
力可能な通信装置も含まれる。この場合、上記時刻変更
情報の送信元としては、本発明に係る放送番組を放送す
る放送局を適用することができる。
【0014】すなわち、本発明では、放送予定時刻が変
更された場合には、変更後の放送時刻を示す時刻変更情
報に基づいて録画指示情報を補正することにより、録画
予約指示情報によって録画が指示された放送番組を正確
に録画できるようにしており、この結果として記録媒体
の不要な消費及び再生時の手間の発生を防止しつつ、所
望の放送番組を確実に録画できるようにしている。ま
た、本発明では、録画の予約者が放送時刻のずれを察知
する必要がないので、簡易に録画の予約を行うことがで
きる。
【0015】このように、請求項1に記載の録画予約装
置によれば、複数の放送番組の放送予定時刻を示す予定
時刻情報を予め記憶手段に記憶しておき、上記複数の放
送番組の少なくとも1つの録画の予約を指示する録画予
約指示情報及び当該録画を行う録画装置が特定できる特
定情報を受信した場合、上記録画予約指示情報によって
録画が指示された放送番組に対応する予定時刻情報を記
憶手段から読み出し、当該予定時刻情報により示される
放送予定時刻に上記特定情報により特定される録画装置
に対して上記録画が指示された放送番組を録画させるた
めの録画指示情報を作成し、当該録画指示情報を上記特
定情報により特定される録画装置を操作可能な操作装置
又は当該録画装置に送信すると共に、上記放送予定時刻
が変更されたときに変更後の放送時刻を示す時刻変更情
報を入力し、上記録画指示情報に応じて行われる録画の
時刻が当該時刻変更情報により示される放送時刻となる
ように上記録画指示情報を補正しているので、記録媒体
の不要な消費及び再生時の手間の発生を防止しつつ、所
望の放送番組を簡易かつ確実に録画できる。
【0016】ところで、民間の放送局(所謂、民放局)
から放送される放送番組では一般に、当該番組の放送直
前、放送直後、及び放送途中の少なくとも1つのタイミ
ングで広告放送(所謂、コマーシャルの放送)が行われ
ているが、広告放送を録画対象から除外したい、という
要求が高い。
【0017】そこで、請求項2に記載の録画予約装置
は、請求項1記載の発明において、前記記憶手段は、前
記放送番組の放送直前、放送直後、及び放送途中の少な
くとも1つのタイミングで放送される広告放送の放送予
定時刻を示す広告予定時刻情報を更に記憶し、前記受信
手段は、前記録画予約指示情報によって録画が指示され
た放送番組を録画する際に前記広告放送を録画対象から
除外するか否かを示す広告カット指示情報を更に受信
し、前記作成手段は、前記広告カット指示情報が前記広
告放送を録画対象から除外することを示す場合に、前記
広告予定時刻情報に基づいて、前記録画指示情報を前記
広告放送が録画対象から除外されるように作成するもの
である。
【0018】請求項2に記載の録画予約装置によれば、
本発明の記憶手段により、放送番組の放送直前、放送直
後、及び放送途中の少なくとも1つのタイミングで放送
される広告放送の放送予定時刻を示す広告予定時刻情報
が更に記憶され、本発明の受信手段により、録画予約指
示情報によって録画が指示された放送番組を録画する際
に広告放送を録画対象から除外するか否かを示す広告カ
ット指示情報が更に受信され、本発明の作成手段によ
り、上記広告カット指示情報が広告放送を録画対象から
除外することを示す場合に上記広告予定時刻情報に基づ
いて、上記録画指示情報が、広告放送が録画対象から除
外されるように作成される。
【0019】このように、請求項2に記載の録画予約装
置によれば、請求項1記載の発明と同様の効果を奏する
ことができると共に、本発明の記憶手段に、放送番組の
放送直前、放送直後、及び放送途中の少なくとも1つの
タイミングで放送される広告放送の放送予定時刻を示す
広告予定時刻情報を更に記憶し、本発明の録画予約指示
情報によって録画が指示された放送番組を録画する際に
上記広告放送を録画対象から除外するか否かを示す広告
カット指示情報を更に受信し、かつ当該広告カット指示
情報が広告放送を録画対象から除外することを示す場合
に、上記広告予定時刻情報に基づいて、録画指示情報を
広告放送が録画対象から除外されるように作成している
ので、広告放送を録画対象から除外することができる。
【0020】なお、広告放送を録画対象から除外するこ
とは、録画予約者にとって大きなメリットであるので、
請求項2に記載の発明は、請求項3に記載の発明のよう
に、前記広告放送の録画対象からの除外に対する課金を
行う広告除外課金手段を更に備える形態とすることもで
きる。
【0021】請求項3に記載の録画予約装置によれば、
広告除外課金手段によって広告放送の録画対象からの除
外に対する課金が行われる。これにより、広告放送の除
外に対する対価を得ることができる。
【0022】ところで、広告放送を不特定多数の録画装
置に録画することは、広告主によって宣伝効果の面で大
きなメリットがある。
【0023】そこで、請求項4に記載の録画予約装置
は、請求項1乃至請求項3の何れか1項記載の発明にお
いて、前記受信手段は、録画装置に対する広告放送の受
動的な録画を許諾するか否かを示す広告録画許諾情報
と、当該広告録画許諾情報により広告放送の録画が許諾
された録画装置への広告放送の録画を依頼する広告録画
依頼情報とを更に受信し、前記作成手段は、前記広告録
画許諾情報により広告放送の録画が許諾された録画装置
に対する前記録画指示情報に前記広告録画依頼情報によ
り示される広告放送の録画を指示する広告録画指示情報
を含めるか、又は当該録画指示情報とは別に当該広告録
画指示情報を更に作成し、前記送信手段は、前記作成手
段により前記広告録画指示情報が作成された場合に当該
広告録画指示情報を前記特定情報により特定される録画
装置を操作可能な操作装置又は当該録画装置に更に送信
するものである。
【0024】請求項4に記載の録画予約装置によれば、
本発明の受信手段により、録画装置に対する広告放送の
受動的な録画を許諾するか否かを示す広告録画許諾情報
と、当該広告録画許諾情報により広告放送の録画が許諾
された録画装置への広告放送の録画を依頼する広告録画
依頼情報とが更に受信され、本発明の作成手段により、
上記広告録画許諾情報により広告放送の録画が許諾され
た録画装置に対する上記録画指示情報に上記広告録画依
頼情報により示される広告放送の録画を指示する広告録
画指示情報が含められるか、又は当該録画指示情報とは
別に当該広告録画指示情報が更に作成され、本発明の送
信手段により、作成手段によって上記広告録画指示情報
が作成された場合に当該広告録画指示情報が上記特定情
報により特定される録画装置を操作可能な操作装置又は
当該録画装置に更に送信される。
【0025】このように、請求項4に記載の録画予約装
置によれば、請求項1乃至請求項3の何れか1項記載の
発明と同様の効果を奏することができると共に、録画装
置に対する広告放送の受動的な録画を許諾するか否かを
示す広告録画許諾情報と、当該広告録画許諾情報により
広告放送の録画が許諾された録画装置への広告放送の録
画を依頼する広告録画依頼情報とを更に受信し、広告録
画許諾情報により広告放送の録画が許諾された録画装置
に対する上記録画指示情報に上記広告録画依頼情報によ
り示される広告放送の録画を指示する広告録画指示情報
を含めるか、又は当該録画指示情報とは別に当該広告録
画指示情報を更に作成し、上記広告録画指示情報が作成
された場合に当該広告録画指示情報を上記特定情報によ
り特定される録画装置を操作可能な操作装置又は当該録
画装置に更に送信しているので、広告放送を不特定多数
の録画装置に録画することができる。
【0026】なお、広告放送を不特定多数の録画装置に
録画することは、広告主によって宣伝効果の面で大きな
メリットがあるので、請求項4に記載の発明は、請求項
5に記載の発明のように、前記広告放送の録画に対する
課金を行う広告録画課金手段を更に備える形態とするこ
ともできる。
【0027】請求項5に記載の録画予約装置によれば、
広告録画課金手段によって広告放送の録画に対する課金
が行われる。これにより、広告放送の録画に対する対価
を得ることができる。
【0028】なお、請求項6に記載の発明のように、本
発明の送信手段は、前記録画指示情報の送信を、家庭内
ネットワークを介して行うことが好ましい。なお、上記
家庭内ネットワークには、エコーネット、HomePN
A、IEEE1394によるネットワーク等が含まれ
る。
【0029】このように、請求項6に記載の録画予約装
置によれば、請求項1乃至請求項5の何れか1項記載の
発明と同様の効果を奏することができると共に、本発明
の録画指示情報の送信を、家庭内ネットワークを介して
行うものとしたので、家庭内ネットワークが予め構築さ
れている家庭内において本発明を簡易に実現することが
できる。
【0030】また、請求項7に記載の発明のように、本
発明の送信手段は、録画対象とする放送番組の放送開始
直前に前記録画指示情報を送信することが好ましい。こ
れによって、録画対象とする放送番組の予定時刻情報に
対する時刻変更情報の入力のタイミングを当該放送番組
の放送直前まで許容することができるようになる。
【0031】一方、上記目的を達成するために、請求項
8記載の録画予約方法は、複数の放送番組の放送予定時
刻を示す予定時刻情報を予め記憶手段に記憶しておき、
前記複数の放送番組の少なくとも1つの録画の予約を指
示する録画予約指示情報及び当該録画を行う録画装置が
特定できる特定情報を受信した場合、前記録画予約指示
情報によって録画が指示された放送番組に対応する予定
時刻情報を前記記憶手段から読み出し、当該予定時刻情
報により示される放送予定時刻に前記特定情報により特
定される録画装置に対して前記録画が指示された放送番
組を録画させるための録画指示情報を作成し、前記録画
指示情報を前記特定情報により特定される録画装置を操
作可能な操作装置又は当該録画装置に送信する録画予約
方法であって、前記放送予定時刻が変更されたときに変
更後の放送時刻を示す時刻変更情報を入力し、前記録画
指示情報に応じて行われる録画の時刻が前記時刻変更情
報により示される放送時刻となるように前記録画指示情
報を補正するものである。
【0032】従って、請求項8に記載の録画予約方法に
よれば、請求項1記載の発明と同様に作用するので、請
求項1記載の発明と同様に、記録媒体の不要な消費及び
再生時の手間の発生を防止しつつ、所望の放送番組を簡
易かつ確実に録画できる。
【0033】また、請求項9に記載の録画予約方法は、
請求項8記載の発明において、前記記憶手段に、前記放
送番組の放送直前、放送直後、及び放送途中の少なくと
も1つのタイミングで放送される広告放送の放送予定時
刻を示す広告予定時刻情報を更に記憶し、前記録画予約
指示情報によって録画が指示された放送番組を録画する
際に前記広告放送を録画対象から除外するか否かを示す
広告カット指示情報を更に受信した場合、前記広告カッ
ト指示情報が前記広告放送を録画対象から除外すること
を示す場合に、前記広告予定時刻情報に基づいて、前記
録画指示情報を前記広告放送が録画対象から除外される
ように作成するものである。
【0034】従って、請求項9に記載の録画予約方法に
よれば、請求項8記載の発明と同様の効果を奏すること
ができると共に、請求項2記載の発明と同様に作用する
ので、請求項2記載の発明と同様に、広告放送を録画対
象から除外することができる。
【0035】また、請求項10に記載の録画予約方法
は、請求項9記載の発明において、前記広告放送の録画
対象からの除外に対する課金を行うものである。
【0036】従って、請求項10に記載の録画予約方法
によれば、請求項9記載の発明と同様の効果を奏するこ
とができると共に、請求項3記載の発明と同様に作用す
るので、請求項3記載の発明と同様に、広告放送の除外
に対する対価を得ることができる。
【0037】また、請求項11に記載の録画予約方法
は、請求項8乃至請求項10の何れか1項記載の発明に
おいて、録画装置に対する広告放送の受動的な録画を許
諾するか否かを示す広告録画許諾情報と、当該広告録画
許諾情報により広告放送の録画が許諾された録画装置へ
の広告放送の録画を依頼する広告録画依頼情報とを更に
受信し、前記広告録画許諾情報により広告放送の録画が
許諾された録画装置に対する前記録画指示情報に前記広
告録画依頼情報により示される広告放送の録画を指示す
る広告録画指示情報を含めるか、又は当該録画指示情報
とは別に当該広告録画指示情報を更に作成し、前記広告
録画指示情報が作成された場合に当該広告録画指示情報
を前記特定情報により特定される録画装置を操作可能な
操作装置又は当該録画装置に更に送信するものである。
【0038】従って、請求項11に記載の録画予約方法
によれば、請求項8乃至請求項10の何れか1項記載の
発明と同様の効果を奏することができると共に、請求項
4記載の発明と同様に作用するので、請求項4記載の発
明と同様に、広告放送を不特定多数の録画装置に録画す
ることができる。
【0039】また、請求項12に記載の録画予約方法
は、請求項11記載の発明において、前記広告放送の録
画に対する課金を行うものである。
【0040】従って、請求項12に記載の録画予約方法
によれば、請求項11記載の発明と同様の効果を奏する
ことができると共に、請求項5記載の発明と同様に作用
するので、請求項5記載の発明と同様に、広告放送の録
画に対する対価を得ることができる。
【0041】また、請求項13に記載の録画予約方法
は、請求項8乃至請求項12の何れか1項記載の発明に
おいて、前記録画指示情報の送信を、家庭内ネットワー
クを介して行うものである。
【0042】従って、請求項13に記載の録画予約方法
によれば、請求項8乃至請求項12の何れか1項記載の
発明と同様の効果を奏することができると共に、請求項
6記載の発明と同様に作用するので、請求項6記載の発
明と同様に、家庭内ネットワークが予め構築されている
家庭内において本発明を簡易に実現することができる。
【0043】更に、請求項14に記載の録画予約方法
は、請求項8乃至請求項13の何れか1項記載の発明に
おいて、録画対象とする放送番組の放送開始直前に前記
録画指示情報を送信するものである。
【0044】従って、請求項14に記載の録画予約方法
によれば、請求項8乃至請求項13の何れか1項記載の
発明と同様の効果を奏することができると共に、請求項
7記載の発明と同様に作用するので、請求項7記載の発
明と同様に、録画対象とする放送番組の予定時刻情報に
対する時刻変更情報の入力のタイミングを当該放送番組
の放送直前まで許容することができるようになる。
【0045】一方、上記目的を達成するために、請求項
15記載の録画予約システムは、請求項1乃至請求項7
の何れか1項記載の録画予約装置と、前記録画予約装置
の前記受信手段により受信される前記録画予約指示情報
及び前記特定情報を送信する録画予約指示装置と、前記
録画予約装置の前記送信手段により送信された前記録画
指示情報を受信すると共に、受信した前記録画指示情報
に基づいて前記特定情報により特定される録画装置に対
して録画を行わせる操作を行う操作装置と、を有するも
のである。
【0046】請求項15に記載の録画予約システムによ
れば、録画予約指示装置により、請求項1乃至請求項7
の何れか1項記載の録画予約装置の受信手段によって受
信される録画予約指示情報及び特定情報が送信される。
これに応じて、本発明の録画予約装置では、録画指示情
報が作成手段により作成されて送信手段により送信され
るので、操作装置により、上記録画指示情報が受信さ
れ、受信された録画指示情報に基づいて上記特定情報に
より特定される録画装置に対して録画を行わせる操作が
行われる。
【0047】なお、上記録画予約指示装置及び上記操作
装置には、パーソナル・コンピュータ、PDA(Person
al Data Assistants;個人向け携帯型情報通信機器)、
携帯電話器等のあらゆる情報端末装置が含まれる。
【0048】このように、請求項15に記載の録画予約
システムによれば、請求項1乃至請求項7の何れか1項
記載の録画予約装置を有すると共に、録画予約指示装置
により、上記録画予約装置の受信手段により受信される
録画予約指示情報及び特定情報を送信し、かつ操作装置
により、上記録画予約装置の送信手段により送信された
録画指示情報を受信し、受信した録画指示情報に基づい
て特定情報により特定される録画装置に対して録画を行
わせる操作を行っているので、請求項1乃至請求項7の
何れか1項記載の発明と同様の効果を奏することができ
る。
【0049】ところで、現状の録画装置には、他の装置
との間の通信を行う機能が備えられていないものが多い
が、当該録画装置を操作するためのリモート・コントロ
ーラを付属しているものも多い。
【0050】この点に着目し、請求項16に記載の録画
予約システムは、請求項15記載の発明において、前記
操作装置は、前記録画指示情報に基づく前記録画装置へ
の操作を行うとき、当該録画装置に付属されたリモート
・コントローラと同様の通信媒体を介して行うものであ
る。
【0051】請求項16に記載の録画予約システムによ
れば、操作装置により、上記録画指示情報に基づく上記
録画装置への操作が行われるとき、当該録画装置に付属
されたリモート・コントローラと同様の赤外線、電波等
の通信媒体を介して行われる。これによって他の装置と
の通信機能が備えられておらず、かつリモート・コント
ローラが付属された録画装置に対する録画予約を行うこ
とができる。
【0052】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について詳細に説明する。なお、本実施の形
態では、本発明を、複数の放送局から放送される放送番
組の家庭用録画装置(以下、単に「録画装置」とい
う。)に対する録画予約サービスを提供するサービス提
供者により運営される録画予約システムに適用した場合
の形態について説明する。
【0053】まず、図1を参照して、本実施の形態に係
る録画予約システム10の構成について説明する。同図
に示すように、本実施の形態に係る録画予約システム1
0は、上記サービス提供者が所有するサーバ50と、上
記複数の放送局が各々所有する端末装置60と、録画予
約システム10のユーザの勤務先(同図では、「ユーザ
オフィス」と表記。)に配設された端末装置70と、録
画予約システム10における集金処理のためにサービス
提供者と提携した銀行が所有する端末装置80と、が各
々モデム、ルータ、TA(Terminal Adapter)等の接続
装置90を介してインターネット12に接続されると共
に、複数のユーザの各自宅内において構築された家庭内
ネットワーク20がインターネット12に接続されて構
成されている。
【0054】なお、本実施の形態では、上記家庭内ネッ
トワーク20としてIEEE1394により構築された
ネットワークが適用された場合について説明する。
【0055】本実施の形態に係る家庭内ネットワーク2
0は、IEEE1394に対応した接続ケーブルを介し
て赤外線インタフェース装置(以下、「赤外線I/F装
置」という。)26が接続されると共に、IEEE13
94に対応した録画装置27が接続されて構成されてい
る。なお、赤外線I/F装置26は、家庭内ネットワー
クに接続することのできない録画装置28に付属のリモ
ート・コントローラと同様の形式で赤外線による動作指
示信号を当該録画装置28に送信することができるもの
である。また、本実施の形態に係る録画装置27は、H
AVi(Home Audio/Video Interoperability)に対応
している。
【0056】また、家庭内ネットワーク20は、パーソ
ナル・コンピュータで構成されたゲートウェイ25、ル
ータ22、及びモデム21を順に介してインターネット
12に接続されている。従って、家庭内ネットワーク2
0に接続された録画装置27及び録画装置28は、イン
ターネット12に接続された装置によるゲートウェイ2
5を介した遠隔操作が可能とされている。
【0057】また、ルータ22には、内蔵されたハード
ディスク(図示省略)に放送番組を録画する録画機能を
有するパーソナル・コンピュータにより構成された放送
録画対応端末装置23と、録画機能を有しない通常のパ
ーソナル・コンピュータにより構成された端末装置24
と、が接続されている。
【0058】本実施の形態に係るサーバ50はWWW
(World Wide Web)サーバとして機能し、放送録画対応
端末装置23、端末装置24、及び端末装置70はWW
Wクライアントとして機能する。
【0059】すなわち、放送録画対応端末装置23、端
末装置24、及び端末装置70の各々にはWWWブラウ
ザがインストールされており、このWWWブラウザを起
動することにより、インターネット12を介してサーバ
50に任意にアクセスすることができる。このとき、ア
クセス位置はURL(Uniform Resource Locator)で指
定される。
【0060】なお、放送録画対応端末装置23、端末装
置24、及び端末装置70の識別には、IP(Internet
Protocol)アドレスが用いられるが、URL等の他の
位置指定のコードを用いてもよい。
【0061】また、本実施の形態に係る放送録画対応端
末装置23、端末装置24、及び端末装置70には、各
種情報を入力するためのキーボード、マウス等の入力装
置、各種メニュー画面や処理結果等を表示するためのデ
ィスプレイ、及び各種情報を印刷するためのプリンタが
備えられているが、このハードウェア構成は一般的なも
のであるので、ここでの詳細な説明は省略する。
【0062】一方、インターネット12には、各国又は
各地域の電話会社が構築・提供する公衆電話網14がゲ
ートウェイ40によって相互接続されている。なお、公
衆電話網14には、例えば、PSTN(Public Switche
d Telephone Network)やISDN(Integrated Servic
es Digital Network)が含まれる。
【0063】また、電話網として、さらに、PHS(Pe
rsonal Handy-phone System)やPDC(Personal Digi
tal Cellular)など各種形式の無線電話網14A、14
Bを含んでいる。なお、無線電話網14A、14Bは、
携帯電話器30に対するデータの送受信機能、発信番号
の認証機能等の機能サービスを提供することができる。
【0064】なお、録画予約システム10で対象として
いる携帯電話器30は、上記電話会社によって提供され
るインターネット接続サービスに対応したものとされて
おり、携帯電話器30は、インターネット12に接続さ
れている情報端末装置との間で各種情報の授受を行うこ
とができる。すなわち、携帯電話器30にもWWWブラ
ウザがインストールされており、このWWWブラウザを
起動することにより、インターネット12を介してサー
バ50に任意にアクセスすることができる。
【0065】図2には、サーバ50における本発明に特
に関係する部分の電気系の構成が示されている。同図に
示すように、サーバ50は、サーバ50全体の動作を司
る制御部52と、インターネット12を介して外部との
各種情報の授受を行う入出力ポート54と、各種データ
ベースやプログラム等を記憶するためのハードディスク
56と、がバスBusを介して相互に接続されて構成さ
れている。従って、制御部52は、入出力ポート54を
介してインターネット12に接続された装置との間で各
種情報の授受を行うことができると共に、ハードディス
ク56に対する各種情報の書き込み及びハードディスク
56に書き込まれている各種情報の読み出しを行うこと
ができる。
【0066】図3には、サーバ50に備えられたハード
ディスク56の主な記憶内容が模式的に示されている。
同図に示すように、ハードディスク56には、各種デー
タベースを記憶するためのデータベース領域DBと、サ
ーバ50を制御するための制御プログラムや各種処理を
行うためのプログラム等を記憶するためのプログラム領
域PGと、が設けられている。
【0067】また、データベース領域DBには、録画予
約システム10で対象としている放送局により放送され
る番組に関する情報を記憶するための放送データベース
DB1、放送番組別の録画予約に関する情報を記憶する
ための予約データベースDB2、録画予約された放送番
組を指定された録画装置に録画させる情報をユーザ別に
記憶するための機器操作データベースDB3、ユーザ別
のコマーシャルの録画に関する情報を記憶するためのC
M録画データベースDB4、及びユーザが所有する録画
装置に対するコマーシャルの録画の依頼状況を示す情報
を記憶するためのCM録画依頼データベースDB5の各
データベースが含まれる。以下、これらのデータベース
の構成について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0068】図4に示すように、本実施の形態に係る放
送データベースDB1は、放送日、放送局、番組コー
ド、番組名、定時放送時刻、CM時間帯、延長時間、番
組変更、番組休止、及び実放送時刻の各情報が記憶され
るように構成されている。
【0069】なお、上記番組コード情報は、放送番組を
識別するためにサービス提供者により各放送番組毎に異
なるデータ(本実施の形態では、数値データ)として予
め付与されるものである。また、上記番組名情報は、放
送番組の名称を示す情報であり、上記定時放送時刻情報
は、放送番組の放送開始時刻及び放送終了時刻を各々示
す開始情報及び終了情報の2つの情報によって構成され
た情報であり、上記CM時間帯情報は、放送番組の放送
直前、放送直後、放送途中の少なくとも1つのタイミン
グで放送されるコマーシャルの放送予定時間帯を示す情
報である。これらの番組名情報、定時放送時刻情報、及
びCM時間帯情報は、録画予約システム10で対象とし
ている放送局から端末装置60を介して所定期間(本実
施の形態では、1か月)毎に定期的に送信されてくるも
のである。定時放送時刻情報が本発明の予定時刻情報
に、CM時間帯情報が本発明の広告予定時刻情報に、各
々相当する。
【0070】また、上記延長時間情報は、放送時間が延
長された放送番組に対する延長時間を示す情報であり、
上記番組変更情報は、放送内容が変更されたか否かを示
す情報であり、上記番組休止情報は、放送が休止された
か否かを示す情報であり、実放送時刻情報は、実際に放
送が行われた時刻を示す情報である。
【0071】なお、本実施の形態に係る録画予約システ
ム10では、上記延長時間情報、番組変更情報、及び番
組休止情報の各情報を、録画予約システム10で対象と
している各放送局から受信することにより取得するよう
にしている。すなわち、録画予約システム10では、放
送番組の放送時間の延長、放送内容の変更、及び放送の
休止の何れかが決定した場合、上記延長時間情報、番組
変更情報、及び番組休止情報のうちの該当する情報を、
当該放送番組の名称を示す名称情報と共に放送局からサ
ービス提供者に提供する契約がサービス提供者と各放送
局との間で締結されている。
【0072】また、上記実放送時刻情報は、上記定時放
送時刻情報と同様に、対応する放送番組の放送開始時刻
及び放送終了時刻を各々示す開始情報及び終了情報の2
つの情報によって構成されており、デフォルトとして定
時放送時刻情報と同様の情報が記憶されるが、その後、
放送局から延長時間情報又は番組休止情報が受信された
場合に、受信した情報に応じてサービス提供者により更
新され、結果的に実際の放送時刻を示す情報となる。
【0073】一方、図5に示すように、本実施の形態に
係る予約データベースDB2は、放送データベースDB
1と同様の番組コード、ユーザID(Identificatio
n)、機器ID、コマンド種別、実行、CMカット、及
びCMカット実行の各情報が放送番組毎に記憶されるよ
うに構成されている。
【0074】なお、上記ユーザID情報は、ユーザが録
画予約システム10を利用するべくサービス提供者と所
定の契約を締結したときにサービス提供者によって各ユ
ーザ毎に異なるデータ(本実施の形態では、数値デー
タ)として付与されるものである。また、上記機器ID
情報は、録画予約システム10による録画予約の対象と
する録画装置のユーザ別の識別子としてサービス提供者
により上記契約の締結時に付与されるデータ(本実施の
形態では、数値データ)である。
【0075】また、上記コマンド種別情報は、対応する
機器ID情報により特定される録画装置を操作する際の
コマンド体系の種類を示す情報である。本実施の形態で
は、コマンド体系としてHAViに対応している録画装
置27については一例として‘01’がコマンド種別情
報として記憶され、赤外線を用いた通信による所定コマ
ンド体系に対応している録画装置28については一例と
して‘00’がコマンド種別情報として記憶される。
【0076】また、上記実行情報は、番組コード情報に
より示される放送番組の、ユーザID情報により示され
るユーザの自宅内における、機器ID情報により示され
る録画装置での録画が問題なく行われたか否かを示す情
報であり、本実施の形態では、問題なく行われた場合に
‘OK’を示す情報が、何らかの理由で録画が行われな
かった場合には‘NG’を示す情報が、各々記憶され
る。
【0077】また、本実施の形態に係る録画予約システ
ム10では、ユーザからの要求に応じて、録画を予約す
る放送番組の放送前後及び放送途中で放送されるコマー
シャルをカットする(録画対象から除外する)CMカッ
トサービスを行っており、その対価として当該ユーザに
対し録画予約システム10の利用料金に所定料金を割り
増すようにしている。
【0078】予約データベースDB2のCMカット情報
は、このCMカットサービスがユーザから要求されたか
否かを示す情報である。なお、同図では、CMカットサ
ービスが要求された場合に塗り潰された状態の矩形枠
が、要求されなかった場合に塗り潰されていない状態の
矩形枠が、各々模式的に示されている。
【0079】更に、上記CMカット実行情報は、CMカ
ット情報がCMカットサービスが要求されたことを示す
場合に、問題なくコマーシャルがカットされたか否かを
示す情報であり、問題なくコマーシャルがカットされた
場合に‘OK’を示す情報が、何らかの理由でコマーシ
ャルがカットされなかった場合には‘NG’を示す情報
が、各々記憶される。
【0080】一方、図6に示すように、本実施の形態に
係る機器操作データベースDB3は、ユーザID、操作
時刻、機器ID、コマンド種別、及び操作内容の各情報
が録画予約システム10のユーザ毎に記憶されるように
構成されている。
【0081】なお、機器操作データベースDB3のユー
ザID情報、機器ID情報及びコマンド種別情報は、前
述の予約データベースDB2のユーザID情報、機器I
D情報及びコマンド種別情報と各々同一の情報であり、
上記操作時刻情報は、対応する機器ID情報により示さ
れる録画装置に対する操作の日時を示す情報であり、上
記操作内容情報は、このときの操作の内容を示す情報で
ある。
【0082】例えば、同図に示す機器操作データベース
DB3では、ユーザIDが‘000004’であるユー
ザが所有する、機器IDが‘01’である録画装置につ
いて、操作時刻情報として‘20020201205955’が、コマ
ンド種別情報として‘00’が、操作内容情報として
‘ch08rec’が、各々対応する情報として記憶さ
れていると共に、操作時刻情報として‘2002020121540
0’が、コマンド種別情報として‘00’が、操作内容
情報として‘stop’が、各々対応する情報として記
憶されているが、これは、機器IDが‘01’である録
画装置に対し、2002年2月1日の20時59分55
秒に8チャンネルの放送番組の録画を開始させるコマン
ドをコマンド種別‘00’に対応するコマンド体系(本
実施の形態では、赤外線を用いた通信による所定コマン
ド体系)のコマンドにて送信し、同日21時54分に当
該録画を終了させるコマンドを同様のコマンド体系のコ
マンドにて送信することを意味する。
【0083】なお、機器操作データベースDB3の操作
時刻情報における録画操作の開始時刻を示す情報は、録
画装置への録画開始を指示するコマンドの送信時点から
録画装置により実際に録画が開始されるまでの時間的な
マージンを考慮して、実際の放送開始時刻より所定時間
(本実施の形態では、5秒)遡った時刻を示すものとし
ている。
【0084】一方、図7に示すように、本実施の形態に
係るCM録画データベースDB4は、ユーザID、性
別、地域、CM録画受入、及び「車」、「旅行」、「健
康」等のコマーシャルのジャンルを示すジャンル名、の
各情報が録画予約システム10のユーザ毎に記憶される
ように構成されている。
【0085】なお、本CM録画データベースDB4のユ
ーザID情報も上記予約データベースDB2のユーザI
D情報と同様の情報であり、上記性別情報はユーザID
情報により示されるユーザの性別を示す情報(本実施の
形態では、男の場合に‘1’、女の場合に‘0’)であ
り、上記地域情報は当該ユーザの自宅が存在する地域を
示す情報(本実施の形態では、都道府県別に付与された
数値情報)である。
【0086】ところで、本実施の形態に係る録画予約シ
ステム10では、放送番組のスポンサーの依頼に応じ
て、コマーシャルをユーザの所有する録画装置に自動的
に録画させるCM録画サービスを行っている。本サービ
スでは、コマーシャルの録画を受け入れた(許諾した)
ユーザの所有する録画装置のみに対してコマーシャルを
録画させるようにしており、その代償として当該ユーザ
については録画予約システム10の利用料金から所定料
金を割り引き、スポンサーについてはコマーシャル録画
の対価を課金するようにしている。
【0087】CM録画データベースDB4のCM録画受
入情報は、このCM録画サービスを許諾したか否かを示
す情報である。なお、同図では、許諾した場合に塗り潰
された状態の矩形枠が、許諾しない場合に塗り潰されて
いない状態の矩形枠が、各々模式的に示されている。C
M録画受入情報が本発明の広告録画許諾情報に相当す
る。
【0088】また、本実施の形態のCM録画サービスで
は、スポンサーからのコマーシャルの録画の依頼形態と
して、コマーシャルの属するジャンルに興味のあるユー
ザの録画装置のみに録画させる依頼(以下、「ジャンル
別録画依頼」という。)と、ユーザの興味に関係なくコ
マーシャルを録画させる依頼(以下、「全録画依頼」と
いう。)と、の2種類に対応している。
【0089】CM録画データベースDB4のジャンル名
情報は、スポンサーからジャンル別録画依頼が行われた
際に利用される情報であり、対応するユーザの興味のあ
るジャンルを示す情報である。なお、同図では、興味の
あるジャンルについては塗り潰された状態の矩形枠が、
興味のないジャンルについては塗り潰されていない状態
の矩形枠が、各々模式的に示されている。
【0090】同図に示すCM録画データベースDB4で
は、ユーザID‘000002’のユーザが‘旅行’、
‘美容’、‘ショッピング’の各ジャンルに興味があ
り、ユーザID‘000003’のユーザがCM録画サ
ービスを許諾していないことが示されている。
【0091】一方、図8に示すように、本実施の形態に
係るCM録画依頼データベースDB5は、定時放送時
刻、チャンネル、性別、地域、全分野、及び「車」、
「旅行」、「健康」等のコマーシャルのジャンルを示す
ジャンル名、対象数、及び実行数の各情報がコマーシャ
ル毎に記憶されるように構成されている。
【0092】なお、上記定時放送時刻情報は、対応する
コマーシャルの放送開始時刻及び放送終了時刻を各々示
す開始情報及び終了情報の2つの情報によって構成され
た情報であり、上記チャンネル情報は、対応するコマー
シャルが放送されるチャンネルを示す情報であり、上記
性別情報及び上記地域情報は、各々CM録画サービスの
実行対象とするユーザの性別及び居住地域の各々を示す
情報である。なお、本実施の形態では、上記性別情報と
して、男を示すものとして‘1’を、女を示すものとし
て‘0’を、男女の双方を示すものとして‘2’を、各
々適用する。
【0093】また、上記全分野情報は、前述のジャンル
別録画依頼及び全録画依頼の何れがスポンサーから指定
されたかを示す情報である。なお、同図では、全録画依
頼が指定された場合は塗り潰された状態の矩形枠が、ジ
ャンル別録画依頼が指定された場合は塗り潰されていな
い状態の矩形枠が、各々模式的に示されている。
【0094】更に、上記ジャンル名情報は、対応するコ
マーシャルの属するジャンルを示す情報である。なお、
同図では、コマーシャルの属するジャンルについては塗
り潰された状態の矩形枠が、属しないジャンルについて
は塗り潰されていない状態の矩形枠が、各々模式的に示
されている。
【0095】同図に示すCM録画依頼データベースDB
5では、18時58分30秒から18時58分45秒ま
での間に45チャンネルで放送されるコマーシャルを、
性別が‘2’、すなわち男女の双方を対象として、地域
‘13’に対応する都道府県に居住し、かつ旅行に興味
のあるユーザが所有する録画装置に録画することを表し
ている。
【0096】一方、CM録画依頼データベースDB5の
対象数情報はCM録画サービスによるコマーシャルの録
画対象となるユーザの人数を示す情報であり、実行数は
実際にコマーシャルの録画を実行した件数を示す情報で
ある。
【0097】ハードディスク56が本発明の記憶手段
に、入出力ポート54が本発明の入力手段、受信手段及
び送信手段に、制御部52が本発明の補正手段、作成手
段、広告除外課金手段、及び広告録画課金手段に、放送
録画対応端末装置23、端末装置24、端末装置70及
び携帯電話器30が本発明の録画予約指示装置に、ゲー
トウェイ25が本発明の操作装置に、各々相当する。
【0098】次に、本実施の形態に係る録画予約システ
ム10の作用を説明する。
【0099】なお、ここでは、予め定められた期間(本
実施の形態では、1か月)毎に放送局から提供される情
報に応じた放送データベースDB1と、録画予約システ
ム10を利用するべくサービス提供者と所定の契約を締
結したユーザに関するCM録画データベースDB4と、
スポンサーからCM録画サービスによる録画が依頼され
たコマーシャルに関するCM録画依頼データベースDB
5と、が構築されている場合について説明する。
【0100】また、ここでは、ユーザとサービス提供者
と間での契約締結時にユーザから提示された情報に基づ
き、当該ユーザの氏名、当該ユーザが図1に示された提
携銀行に開設している銀行口座の口座番号、サービス提
供者により付与された当該ユーザのユーザID、及び録
画予約システム10での録画予約の対象とする録画装置
の機器IDとコマンド種別の各情報が記憶された不図示
の顧客管理データベースと、スポンサーから提示された
情報に基づき、当該スポンサーの名称、及び当該スポン
サーが図1に示された提携銀行に開設している銀行口座
の口座番号の各情報が記憶された不図示のスポンサー管
理データベースと、がハードディスク56のデータベー
ス領域DBに構築されている場合について説明する。な
お、上記ユーザID及び機器IDは当該ユーザに対して
事前に提示されている。
【0101】まず、図9を参照して、サーバ50によっ
て実行される録画予約処理について説明する。なお、図
9は、録画予約システム10を実現するためにサーバ5
0に設けられたホームページのURLがユーザにより放
送録画対応端末装置23、端末装置24、携帯電話器3
0、及び端末装置70の何れかのWWWブラウザによっ
て指定され、これに応じて不図示のディスプレイに表示
されたホームページ上で録画予約処理の実行が指示され
たとき、サーバ50の制御部52によって実行される録
画予約処理プログラムの処理の流れを示すフローチャー
トであり、該プログラムはハードディスク56のプログ
ラム領域PGに予め記憶されている。
【0102】同図のステップ200では、録画予約基本
画面を示す画面データをアクセス元の端末装置(携帯電
話器30を含む。)に送信し、次のステップ202で
は、アクセス元の端末装置からの所定情報の受信待ちを
行う。上記ステップ200の処理によって、アクセス元
の端末装置のディスプレイには録画予約基本画面が表示
される。
【0103】図10(A)には、このときディスプレイ
に表示される録画予約基本画面が示されている。同図に
示すように、本実施の形態に係る録画予約基本画面で
は、ユーザIDの入力を促す旨のメッセージと共に当該
ユーザIDを入力するための矩形枠が表示され、かつ希
望する録画日の入力を促す旨のメッセージと共に当該録
画日を入力するための矩形枠が表示されると共に、録画
を行う録画装置の機器IDの入力を促す旨のメッセージ
と共に当該機器IDを入力するための矩形枠が表示され
る。
【0104】同図に示すような録画予約基本画面がディ
スプレイに表示されると、ユーザは端末装置に設けられ
たキーボード、キースイッチ等の入力手段を介して、自
身のユーザID、希望する録画日、及び録画を行う録画
装置の機器IDを各々対応する矩形枠内で入力した後、
当該画面の最下に表示された「終了」ボタンを指定す
る。これにより、サーバ50には、「終了」ボタンが指
定された旨を示す情報と、ユーザによって入力されたユ
ーザID、録画日及び機器IDの各情報とがインターネ
ット12を介して送信され、上記ステップ202が肯定
判定となってステップ204に移行する。上記機器ID
情報が本発明の特定情報に相当する。
【0105】ステップ204では、上記ステップ202
において受信した録画日情報により示される録画日に放
送される全ての放送番組に対応する番組名及び定時放送
時刻の各情報を全ての放送局について放送データベース
DB1から読み出した後、読み出した情報に基づいて録
画予約画面を示す画面データを作成し、次のステップ2
06で、作成した画面データをアクセス元の端末装置に
送信し、更に次のステップ208で、アクセス元の端末
装置からの所定情報の受信待ちを行う。上記ステップ2
06の処理によって、アクセス元の端末装置のディスプ
レイには録画予約画面が表示される。
【0106】図10(B)には、このときディスプレイ
に表示される録画予約画面が示されている。同図に示す
ように、本実施の形態に係る録画予約画面では、録画す
る番組の指定を促す旨のメッセージと共に上記ステップ
204において放送データベースDB1から読み出した
情報が一覧表形式に表示されると共に、CMカットサー
ビスの適用の有無を指定するための矩形枠が表示され
る。
【0107】同図に示すような録画予約画面がディスプ
レイに表示されると、ユーザは端末装置に設けられたキ
ーボード、キースイッチ等の入力手段を介して、録画予
約を行いたい放送番組の番組名又は時刻の表示領域を指
定すると共に、CMカットサービスを適用する場合には
上記矩形枠を指定した後、当該画面の最下に表示された
「終了」ボタンを指定する。これにより、サーバ50に
は、「終了」ボタンが指定された旨を示す情報と、ユー
ザによって指定された放送番組を示す情報(以下、「指
定番組情報」という。)及びCMカットサービスの適用
の有無を示す情報(以下、「CMカット要否情報」とい
う。)とがインターネット12を介して送信され、上記
ステップ208が肯定判定となってステップ210に移
行する。指定番組情報が本発明の録画予約指示情報に、
CMカット要否情報が本発明の広告カット指示情報に、
各々相当する。
【0108】ステップ210では、機器操作データベー
スDB3におけるアクセス元のユーザに関するデータを
次のように作成(更新)する。
【0109】まず、上記ステップ202において受信し
たユーザID情報が機器操作データベースDB3の「ユ
ーザID」欄に既に記憶されているか否かを判定し、記
憶されていない場合は当該ユーザID情報を機器操作デ
ータベースDB3の「ユーザID」欄に記憶する。
【0110】次に、上記ステップ208において受信し
た指定番組情報により示される放送番組(以下、「予約
対象番組」という。)の放送データベースDB1におけ
る放送日情報、放送局情報、及び定時放送時刻情報に基
づいて、予約対象番組を録画させるための操作時刻情報
及び操作内容情報を作成すると共に、上記ステップ20
2において受信したユーザID情報により示されるユー
ザIDに対応し、かつ上記ステップ202において受信
した機器ID情報により示される機器IDに対応するコ
マンド種別情報を不図示の顧客管理データベースから読
み出す。
【0111】そして、作成した操作時刻情報及び操作内
容情報と、上記ステップ202において受信した機器I
D情報と、顧客管理データベースから読み出したコマン
ド種別情報と、を機器操作データベースDB3の該当す
る欄に記憶する。
【0112】また、上記ステップ208において受信し
たCMカット要否情報がCMカットサービスの適用を示
すものである場合には、放送データベースDB1から予
約対象番組のCM時間帯情報を読み出し、当該情報によ
って示される時間帯の録画を休止する操作時刻情報及び
操作内容情報を作成して、これらの情報と、上記ステッ
プ202において受信した機器ID情報と、顧客管理デ
ータベースから読み出したコマンド種別情報と、を機器
操作データベースDB3の該当する欄に記憶する。これ
により、予約対象番組の放送前後や放送中に放送される
コマーシャルを録画対象から除外することができる。
【0113】図6に示す機器操作データベースDB3で
は、ユーザIDが‘000004’であるユーザによ
り、放送時間が一部重なる2つの放送番組を異なる録画
装置にて録画することが予約された状態となっている。
なお、図6では、錯綜を回避するため、CMカットサー
ビスが適用されていない場合について示されている。
【0114】次のステップ212では、予約データベー
スDB2における予約対象番組に関するデータを次のよ
うに作成(更新)する。
【0115】まず、予約対象番組の番組コード情報が予
約データベースDB2の「番組コード」欄に既に記憶さ
れているか否かを判定し、記憶されていない場合は当該
番組コード情報を予約データベースDB2の「番組コー
ド」欄に記憶する。
【0116】次に、上記ステップ202において受信し
た情報により示されるユーザIDに対応し、かつ上記ス
テップ202において受信した情報により示される機器
IDに対応するコマンド種別情報を不図示の顧客管理デ
ータベースから読み出す。
【0117】最後に、上記ステップ202において受信
したユーザID及び機器IDの各情報と、顧客管理デー
タベースから読み出したコマンド種別情報と、上記ステ
ップ208で受信したCMカット要否情報により示され
る要否状態とを予約データベースDB2の該当する欄に
記憶する。
【0118】図5に示す予約データベースDB2では、
番組コードが‘01052’である放送番組に対して、
ユーザIDが各々‘000123’、‘01234
5’、‘201010’、・・・である複数のユーザに
よって録画の予約が行われ、かつユーザIDが‘000
123’であるユーザによりCMカットサービスの適用
が指定されている状態となっている。
【0119】予約データベースDB2の更新が終了する
と本録画予約処理プログラムを終了する。
【0120】本録画予約処理により作成された機器操作
データベースDB3におけるユーザID以外の情報(以
下、「機器操作データ」という。)は、各ユーザ宅に構
築されている家庭内ネットワーク20に設けられたゲー
トウェイ25から確認コマンド(以下、「機器操作デー
タ確認コマンド」という。)が受信されたときにアクセ
ス元のゲートウェイ25に対して送信されるものであ
り、本発明の録画指示情報に相当する。従って、本録画
予約処理プログラムのステップ210の処理が本発明の
作成手段に相当することになる。
【0121】次に、図11を参照して、各ユーザ宅に設
けられているゲートウェイ25によって実行される録画
設定処理について説明する。なお、図11は、ゲートウ
ェイ25により常時実行されている録画設定処理プログ
ラムの処理の流れを示すフローチャートである。
【0122】同図のステップ300では、機器操作デー
タの予め定められた確認タイミングが到来したか否かを
判定し、肯定判定の場合はステップ302に移行して機
器操作データ確認コマンドをサーバ50に送信した後、
上記ステップ300に戻る。機器操作データ確認コマン
ドを受信したサーバ50は、当該ゲートウェイ25を所
有するユーザのユーザIDに対応する機器操作データが
機器操作データベースDB3に存在する場合に限り、当
該機器操作データを機器操作データベースDB3から読
み出してアクセス元のゲートウェイ25に送信する。ア
クセス元のゲートウェイ25では、送信した機器操作デ
ータ確認コマンドに応じて機器操作データが送信されて
きた場合には、それ以降、当該機器操作データを有効な
ものとして適用する。
【0123】なお、本実施の形態では、上記確認タイミ
ングとして、毎時20分及び毎時50分(0時20分、
0時50分、1時20分、1時50分、・・・)と、機
器操作データが受信されている場合における当該機器操
作データに含まれる操作時刻情報によって示される時刻
から所定時間(本実施の形態では、1分)遡った時刻
と、の2種類のタイミングを適用している。これによ
り、多くの放送番組の開始時刻である毎時0分と毎時3
0分の若干(本実施の形態では、10分)手前のタイミ
ングと、実際に録画装置を操作する時刻の直前のタイミ
ングにおいて機器操作データを最新のものとすることが
でき、録画開始及び録画停止のタイミングを正確なもの
とすることができる。
【0124】一方、上記ステップ300において否定判
定された場合はステップ304に移行し、現時点で到来
していない操作時刻を示す操作時刻情報が含まれた有効
な機器操作データが有るか否かを判定し、肯定判定の場
合はステップ306に移行して、当該機器操作データに
現時点の時刻に対応する操作時刻情報が含まれているか
否かを判定することにより、現時点が録画装置に何らか
の操作を行う時刻であるか否かを判定し、肯定判定の場
合にはステップ308に移行して、機器操作データにお
ける当該操作時刻情報に対応する機器IDにより示され
る録画装置に対し、当該操作時刻情報に対応する操作内
容に応じた操作を行わせるコマンド(以下、「操作コマ
ンド」という。)を、当該操作時刻情報に対応するコマ
ンド種別に応じたコマンド体系により送信する。
【0125】例えば、機器操作データが図6に示す状態
である場合で、かつ現時点が2002年2月1日の20
時59分55秒であるときには、機器IDが‘01’で
ある録画装置に対し、‘00’のコマンド種別に対応す
るコマンド体系にて、8チャンネルの録画を開始させる
操作コマンドを送信する。これに応じて当該録画装置で
は、8チャンネルの録画が開始される。
【0126】同様に、現時点が2002年2月1日の2
1時54分であるときには、機器IDが‘01’である
録画装置に対し、‘00’のコマンド種別に対応するコ
マンド体系にて録画を停止させる操作コマンドを送信す
る。これに応じて、当該録画装置では、録画が停止され
る。
【0127】なお、本実施の形態に係る録画装置は、受
信した操作コマンドに応じた操作が問題なく終了したか
否かを示す操作結果情報をゲートウェイ25に送信す
る。そして、ゲートウェイ25は、録画装置から受信し
た操作結果情報に基づいて、録画装置による録画開始動
作や、録画停止動作が問題なく終了したか否かを示す録
画結果情報をサーバ50に送信する。
【0128】上記ステップ308において操作コマンド
の送信が完了すると上記ステップ300に戻る。また、
上記ステップ304において否定判定された場合、及び
ステップ306において否定判定された場合には上記ス
テップ308の処理を実行することなく上記ステップ3
00に戻る。
【0129】次に、図12を参照して、サーバ50によ
って実行される録画サービス処理について説明する。な
お、図12は、何れかのゲートウェイ25から機器操作
データ確認コマンドを受信するか、又は何れかの放送局
から延長時間情報、番組変更情報、及び番組休止情報の
何れかの情報(以下、「修正情報」と総称する。)を受
信したときにサーバ50の制御部52によって実行され
る録画サービス処理プログラムの処理の流れを示すフロ
ーチャートであり、該プログラムもハードディスク56
のプログラム領域PGに予め記憶されている。延長時間
情報及び番組休止情報が本発明の時刻変更情報に相当す
る。
【0130】同図のステップ400では、本録画サービ
ス処理プログラムが機器操作データ確認コマンドの受信
により実行が開始されたか否かを判定し、肯定判定の場
合はステップ402に移行して、アクセス元のユーザに
対応する機器操作データが機器操作データベースDB3
に記憶されているか否かを判定し、肯定判定の場合はス
テップ404に移行して当該機器操作データを機器操作
データベースDB3から読み出し、アクセス元のゲート
ウェイ25に送信した後に本録画サービス処理プログラ
ムを終了し、否定判定の場合には上記ステップ404の
処理を実行することなく本録画サービス処理プログラム
を終了する。
【0131】一方、上記ステップ400において否定判
定された場合はステップ406に移行し、本録画サービ
ス処理プログラムが上記修正情報の受信により実行が開
始されたか否かを判定し、肯定判定の場合はステップ4
08に移行して、受信した修正情報に応じて放送データ
ベースDB1及び機器操作データベースDB3の記憶内
容を更新した後に本録画サービス処理プログラムを終了
する。
【0132】なお、上記ステップ408における放送デ
ータベースDB1及び機器操作データベースDB3の更
新は次のように行う。
【0133】受信した修正情報が延長時間情報である場
合は、当該延長時間情報と共に受信した名称情報により
示される放送番組の放送データベースDB1における
「延長時間」欄に延長時間情報を記憶する。また、当該
放送番組の「実放送時刻」欄における「終了」欄の情報
を、延長時間情報により示される延長時間だけ繰り下げ
た時刻を示すものに更新し、当該放送番組より後に放送
される同一放送局の全ての番組の「実放送時刻」欄の情
報を、延長時間情報により示される延長時間だけ繰り下
げた時刻を示すものに更新する。
【0134】また、この場合は、放送データベースDB
1から実放送時刻を繰り下げた全ての放送番組の番組コ
ードを読み出した後、当該番組コードに対応する放送番
組の録画を予約した全てのユーザのユーザID情報を予
約データベースDB2から読み出し、読み出した全ての
ユーザIDに対応する機器操作データベースDB3の、
実放送時間を繰り下げた放送番組に対応する「操作時
刻」欄の情報を、上記延長時間情報により示される延長
時間だけ繰り下げた時刻を示すものに更新する。
【0135】なお、この場合、予約データベースDB2
から読み出したユーザIDに対応するユーザにCMカッ
トサービスの適用を指定したユーザが含まれる場合に
は、当該ユーザに対応する機器操作データベースDB3
のコマーシャルをカットするための操作を行う時刻に対
応する操作時刻情報も、上記延長時間情報により示され
る延長時間だけ繰り下げた時刻を示すものに更新する。
【0136】一方、受信した修正情報が番組変更情報で
ある場合は、当該番組変更情報と共に受信した名称情報
により示される放送番組の放送データベースDB1にお
ける「番組変更」欄に放送内容が変更された旨を示す情
報を記憶する。
【0137】また、受信した修正情報が番組休止情報で
ある場合は、当該番組休止情報と共に受信した名称情報
により示される放送番組の放送データベースDB1にお
ける「番組休止」欄に番組が休止された旨を示す情報を
記憶する。また、当該放送番組の「実放送時刻」欄の情
報に基づいて当該放送番組の放送時間(何分間の番組
か)を導出した後に当該「実放送時刻」欄の情報を消去
し、当該放送番組より後に放送される同一放送局の全て
の番組の「実放送時刻」欄の情報を、導出した放送時間
だけ繰り上げた時刻を示すものに更新する。
【0138】また、この場合は、放送データベースDB
1から放送時刻を繰り上げた全ての放送番組の番組コー
ドを読み出した後、当該番組コードに対応する放送番組
の録画を予約した全てのユーザのユーザID情報を予約
データベースDB2から読み出し、読み出した全てのユ
ーザIDに対応する機器操作データベースDB3の、放
送時間を繰り上げた放送番組に対応する「操作時刻」欄
の情報を、上記導出した放送時間だけ繰り上げた時刻を
示すものに更新する。
【0139】更に、この場合は、放送データベースDB
1から休止された放送番組の番組コードを読み出した
後、当該番組コードに対応する放送番組の録画を予約し
た全てのユーザのユーザID情報を予約データベースD
B2から読み出し、読み出した全てのユーザIDに対応
する機器操作データベースDB3の休止された放送番組
に対応する機器操作データを消去する。
【0140】なお、この場合も、予約データベースDB
2から読み出したユーザIDに対応するユーザにCMカ
ットサービスの適用を指定したユーザが含まれる場合に
は、当該ユーザに対応する機器操作データベースDB3
のコマーシャルをカットするための操作を行う時刻に対
応する操作時刻情報も、上記導出した放送時間だけ繰り
上げた時刻を示すものに更新する。
【0141】本録画サービス処理プログラムのステップ
408の処理が本発明の補正手段に相当する。
【0142】なお、前述のように、本録画サービス処理
により送信された機器操作データによって示される録画
動作が実行されるとゲートウェイ25から録画結果情報
が送信されてくるが、予約データベースDB2の「実
行」欄及び「CMカット実行」欄の各情報は当該録画結
果情報に基づいて記憶される。
【0143】また、サーバ50は、機器操作データベー
スDB3の操作時刻情報により示される時刻が過ぎた時
点で、当該操作時刻情報に対応する機器操作データを機
器操作データベースDB3から消去する。
【0144】次に、図13を参照して、サーバ50によ
って実行されるCM録画設定処理について説明する。な
お、図13は、所定期間(本実施の形態では、1か月)
毎にサーバ50の制御部52によって実行されるCM録
画設定処理プログラムの処理の流れを示すフローチャー
トであり、該プログラムもハードディスク56のプログ
ラム領域PGに予め記憶されている。
【0145】同図のステップ500では、CM録画依頼
データベースDB5から1コマーシャル分の対象数情報
及び実行数情報以外の情報(本発明の「広告録画依頼情
報」に相当し、以下、「CM録画依頼データ」とい
う。)を読み出し、次のステップ502では、読み出し
たCM録画依頼データにより示される条件に該当するユ
ーザ(以下、「該当ユーザ」という。)が存在するか否
かをCM録画データベースDB4に基づいて次のように
判定する。
【0146】まず、CM録画データベースDB4におけ
る性別情報及び地域情報が、読み出したCM録画依頼デ
ータに含まれる性別情報及び地域情報と一致し、かつC
M録画受入情報がCM録画サービスを許諾した旨を示す
ものとされたユーザが存在する場合、当該ユーザを該当
ユーザ候補として抽出する。
【0147】次に、読み出したCM録画依頼データに含
まれる全分野情報が全分野を示すものである場合には、
上記該当ユーザ候補の全てを該当ユーザであるものと判
断する。
【0148】一方、読み出したCM録画依頼データに含
まれる全分野情報が全分野を示すものでない場合には、
上記該当ユーザ候補のうち、読み出したCM録画依頼デ
ータのジャンル名情報により示されるジャンルがCM録
画データベースDB4のジャンル名情報により示される
興味のあるジャンルに含まれるユーザの全てを該当ユー
ザであるものと判断する。
【0149】以上の判断により、該当ユーザが存在する
場合は上記ステップ502が肯定判定となってステップ
504に移行し、上記ステップ500において読み出し
たCM録画依頼データの定時放送時刻情報及びチャンネ
ル情報に基づいて、当該CM録画依頼データに対応する
コマーシャルを該当ユーザの各々により所有された録画
装置によって録画させる旨を示す機器操作データ(本発
明の「広告録画指示情報」に相当)を機器操作データベ
ースDB3に作成し、次のステップ506で、CM録画
依頼データベースDB5の当該コマーシャルに対応する
対象数情報を該当ユーザの数だけインクリメントした後
にステップ508に移行する。
【0150】一方、上記ステップ502において否定判
定された場合は上記ステップ504及びステップ506
の処理を実行することなくステップ508に移行する。
【0151】ステップ508では、全てのCM録画依頼
データについてステップ500〜ステップ506の処理
が終了したか否かを判定し、否定判定の場合は上記ステ
ップ500に戻り、肯定判定となった時点で本CM録画
設定処理プログラムを終了する。なお、上記ステップ5
00〜ステップ508の繰り返し処理を実行する際にス
テップ500では、それまでに読み出していないCM録
画依頼データをCM録画依頼データベースDB5から読
み出すようにする。
【0152】本CM録画設定処理によって作成されたコ
マーシャルを録画させるための機器操作データは、ゲー
トウェイ25からの機器操作データ確認コマンドの受信
に応じて当該ゲートウェイ25に送信される。そして、
送信された機器操作データにより示されるコマーシャル
の録画動作が実行されると当該ゲートウェイ25から録
画結果情報が送信されてくるが、CM録画依頼データベ
ースDB5の実行数情報は、対応するコマーシャルにつ
いて問題なく録画動作が終了したことを示す録画結果情
報の受信数だけインクリメントされる。
【0153】次に、図14を参照して、サーバ50によ
って実行される課金処理について説明する。なお、図1
4は、所定期間(本実施の形態では、1か月)毎にサー
バ50の制御部52によって実行される課金処理プログ
ラムの処理の流れを示すフローチャートであり、該プロ
グラムもハードディスク56のプログラム領域PGに予
め記憶されている。
【0154】同図のステップ600では、1スポンサー
(以下、「処理対象スポンサー」という。)分の実行数
情報をCM録画依頼データベースDB5から読み出し、
次のステップ602では、読み出した全ての実行数情報
により示される実行数の合計値Sを算出し、当該合計値
Sに所定の単価M(本実施の形態では、10円)を乗じ
ることにより処理対象スポンサーに対する課金金額を算
出する。例えば、合計数Sが5000である場合の課金
金額は50000円(=S×M=5000×10)とな
る。
【0155】次のステップ604では、処理対象スポン
サーの銀行口座番号を不図示のスポンサー管理データベ
ースから読み出し、この銀行口座番号が示す口座からの
上記課金金額の引き落としを端末装置80を介して提携
銀行に手配する。
【0156】次のステップ606では、全てのスポンサ
ーについて上記ステップ600〜ステップ604の処理
が終了したか否かを判定し、否定判定の場合はステップ
600に戻り、肯定判定となった時点でステップ608
に移行する。なお、上記ステップ600〜ステップ60
6の繰り返し処理を実行する際には、それまでに処理対
象としなかったスポンサーを処理対象スポンサーとす
る。
【0157】ステップ608では、1ユーザ(以下、
「処理対象ユーザ」という。)分のCMカット情報及び
CM録画受入情報を予約データベースDB2及びCM録
画データベースDB4から各々読み出し、次のステップ
610では、処理対象ユーザに対する課金金額Tを次の
(1)式により算出する。
【0158】 T=B+(R×K1)−W (1) ここで、Bは録画予約システム10の基本利用料金(本
実施の形態では、1000円)を、RはCMカットを行
った番組数を、K1は1番組分のCMカットに対する手
数料(本実施の形態では、20円)を、WはCM録画サ
ービスの許諾に対する割り引き料金(本実施の形態で
は、200円)を、各々表している。
【0159】例えば、CMカットを行った番組数Rが
‘5’であり、CM録画サービスを許諾しているユーザ
の場合の課金金額Tは、900円(=1000+(5×
20)―200)となる。
【0160】次のステップ612では、処理対象ユーザ
の銀行口座番号を不図示の顧客管理データベースから読
み出し、この銀行口座番号が示す口座からの上記課金金
額Tの引き落としを端末装置80を介して提携銀行に手
配する。
【0161】次のステップ614では、全てのユーザに
ついて上記ステップ608〜ステップ612の処理が終
了したか否かを判定し、否定判定の場合はステップ60
8に戻り、肯定判定となった時点で本課金処理プログラ
ムを終了する。なお、上記ステップ608〜ステップ6
14の繰り返し処理を実行する際には、それまでに処理
対象としなかったユーザを処理対象ユーザとする。
【0162】本課金処理プログラムのステップ602及
びステップ604の処理が本発明の広告録画課金手段
に、ステップ610及びステップ612の処理が本発明
の広告除外課金手段に、各々相当する。
【0163】図15には、本実施の形態に係る録画予約
システム10によって行われる主要な処理の流れの一例
が時間系列的に示されている。以下、同図に示される処
理について説明する。なお、同図における上から下に向
けた矢印が時間の経過を示している。
【0164】同図に示すように、サービス提供者が所有
するサーバ50は、録画予約システム10で対象とする
放送局から所定期間(本実施の形態では、1か月)毎に
定期的に送信されてくる番組名情報、定時放送時刻情
報、及びCM時間帯情報を受信すると、当該情報が反映
されるように放送データベースDB1を更新する。
【0165】一方、各ユーザの自宅内に構築された家庭
内ネットワーク20のゲートウェイ25からは、定期的
(本実施の形態では、毎時20分と毎時50分)、及び
機器操作データが受信されている場合の当該機器操作デ
ータにより示される操作時刻の直前(本実施の形態で
は、1分前)に機器操作データ確認コマンドがサーバ5
0に送信されるが、その時点でアクセス元のゲートウェ
イ25のユーザに関する機器操作データが機器操作デー
タベースDB3に存在しない場合には、サーバ50は当
該ゲートウェイ25に対して何のレスポンスも行わな
い。
【0166】ここで、何れかのユーザ(以下、「予約ユ
ーザ」という。)から、放送録画対応端末装置23、端
末装置24、携帯電話器30、及び端末装置70の何れ
かを用いて録画予約が行われると、サーバ50は、当該
録画予約時に受信された情報に基づいて、録画予約され
た放送番組(予約対象番組)の録画を実行させる機器操
作データを機器操作データベースDB3に作成する。以
下、予約対象番組が21時から21時54分に放送予定
であった番組である場合について説明する。
【0167】以上のようにして予約対象番組に関する機
器操作データが機器操作データベースDB3に作成され
た後も予約ユーザの所有するゲートウェイ25から機器
操作データ確認コマンドがサーバ50に送信されるが、
予約対象番組に関係する延長時間情報又は番組休止情報
が放送局から受信されない限り機器操作データは更新さ
れないので、機器操作データ確認コマンドが受信される
毎に21時(正確には、20時59分55秒)〜21時
54分に予約対象番組を録画することを示す機器操作デ
ータが予約ユーザの所有するゲートウェイ25に送信さ
れることになる。
【0168】ここで、予約対象番組を放送する放送局か
ら、現在放送されている放送番組の放送終了時間が10
分延長される旨の延長時間情報が受信された場合、サー
バ50は、予約対象番組に関する機器操作データに対
し、予約対象番組の録画開始時刻及び録画停止時刻の各
々を示す操作時刻が10分づつ繰り下がるように修正し
て機器操作データベースDB3を更新する。従って、こ
れ以降に機器操作データ確認コマンドに応じて予約ユー
ザの所有するゲートウェイ25に送信される機器操作デ
ータは、21時10分(正確には、21時9分55秒)
から22時4分まで録画することを示すものとなる。
【0169】ここで、予約対象番組を放送する放送局か
ら、現在放送されている放送番組の放送終了時間が更に
10分延長される旨の延長時間情報が受信された場合、
サーバ50は、予約対象番組に関する機器操作データに
対し、録画対象番組の録画開始時刻及び録画停止時刻の
各々を示す操作時刻を再度10分づつ繰り下がるように
修正して機器操作データベースDB3を更新する。従っ
て、これ以降に機器操作データ確認コマンドに応じて予
約ユーザの所有するゲートウェイ25に送信される機器
操作データは、21時20分(正確には、21時19分
55秒)から22時14分まで録画することを示すもの
となる。
【0170】そこで、予約ユーザが所有するゲートウェ
イ25からは21時19分55秒に機器操作データに含
まれる機器ID情報に対応する録画装置に対して予約対
象番組の録画を開始する旨の操作コマンドを送信するこ
とにより当該録画を開始させ、22時14分となった時
点で当該録画装置に対して録画を停止する旨を示す操作
コマンドを送信することにより、予約対象番組の録画を
停止させる。なお、この録画の最中にも、定期的、及び
録画装置に対する操作時刻の直前(本実施の形態では、
1分前)に機器操作データ確認コマンドがサーバ50に
送信される。
【0171】そして、録画終了時刻を過ぎた時点で予約
対象番組に関する機器操作データは機器操作データベー
スDB3から消去されるので、これ以降、予約ユーザが
所有するゲートウェイ25から送信されてくる機器操作
データ確認コマンドに応じたレスポンスが行われること
はない。
【0172】以上詳細に説明したように、本実施の形態
に係るサーバ50では、複数の放送番組の放送予定時刻
を示す予定時刻情報(本実施の形態では、放送データベ
ースDB1における定時放送時刻情報)を予めハードデ
ィスク56に記憶しておき、上記複数の放送番組の少な
くとも1つの録画の予約を指示する録画予約指示情報
(本実施の形態では、指定番組情報)及び当該録画を行
う録画装置が特定できる特定情報(本実施の形態では、
機器ID情報)を受信した場合、上記録画予約指示情報
によって録画が指示された放送番組に対応する予定時刻
情報をハードディスク56から読み出し、当該予定時刻
情報により示される放送予定時刻に上記特定情報により
特定される録画装置に対して上記録画が指示された放送
番組を録画させるための録画指示情報(本実施の形態で
は、機器操作データ)を作成し、当該録画指示情報を上
記特定情報により特定される録画装置を操作可能な操作
装置(本実施の形態では、ゲートウェイ25)に送信す
ると共に、上記放送予定時刻が変更されたときに変更後
の放送時刻を示す時刻変更情報(本実施の形態では、延
長時間情報及び番組休止情報)を入力し、上記録画指示
情報に応じて行われる録画の時刻が当該時刻変更情報に
より示される放送時刻となるように上記録画指示情報を
補正しているので、録画装置で録画に用いられる記録媒
体の不要な消費及び再生時の手間の発生を防止しつつ、
所望の放送番組を簡易かつ確実に録画できる。
【0173】また、本実施の形態に係るサーバ50で
は、ハードディスク56に、放送番組の放送直前、放送
直後、及び放送途中の少なくとも1つのタイミングで放
送されるコマーシャルの放送予定時刻を示す広告予定時
刻情報(本実施の形態では、CM時間帯情報)を更に記
憶し、上記録画予約指示情報によって録画が指示された
放送番組を録画する際に上記コマーシャルを録画対象か
ら除外するか否かを示す広告カット指示情報(本実施の
形態では、CMカット要否情報)を更に受信し、かつ当
該広告カット指示情報がコマーシャルを録画対象から除
外することを示す場合に、上記広告予定時刻情報に基づ
いて、上記録画指示情報をコマーシャルが録画対象から
除外されるように作成しているので、コマーシャルを録
画対象から除外することができる。
【0174】また、本実施の形態に係るサーバ50で
は、コマーシャルの録画対象からの除外に対する課金を
行っているので、コマーシャルの除外に対する対価を得
ることができる。
【0175】また、本実施の形態に係るサーバ50で
は、録画装置に対するコマーシャルの受動的な録画を許
諾するか否かを示す広告録画許諾情報(本実施の形態で
は、CM録画受入情報)と、当該広告録画許諾情報によ
りコマーシャルの録画が許諾された録画装置へのコマー
シャルの録画を依頼する広告録画依頼情報(本実施の形
態では、CM録画依頼データ)とを更に受信し、上記広
告録画依頼情報により示されるコマーシャルの録画を指
示する広告録画指示情報(本実施の形態では、CM録画
設定処理により作成される機器操作データ)を新規に作
成し、当該広告録画指示情報を上記特定情報により特定
される録画装置を操作可能な操作装置に送信しているの
で、コマーシャルを不特定多数の録画装置に録画するこ
とができる。
【0176】また、本実施の形態に係るサーバ50で
は、コマーシャルの録画に対する課金を行っているの
で、コマーシャルの録画に対する対価を得ることができ
る。
【0177】また、本実施の形態に係るサーバ50で
は、機器操作データの送信を、家庭内ネットワークを介
して行うものとしたので、家庭内ネットワークが予め構
築されている家庭内において本発明を簡易に実現するこ
とができる。
【0178】更に、本実施の形態に係るサーバ50で
は、録画対象とする放送番組の放送開始直前に機器操作
データを送信しているので、録画対象とする放送番組の
予定時刻情報に対する時刻変更情報の入力のタイミング
を当該放送番組の放送直前まで許容することができるよ
うになる。
【0179】一方、本実施の形態に係る録画予約システ
ム10では、以上のようなサーバ50を有すると共に、
放送録画対応端末装置23、又は端末装置24、又は携
帯電話器30、又は端末装置70により、サーバ50に
よって受信される録画予約指示情報及び特定情報を送信
し、かつゲートウェイ25により、サーバ50により送
信された録画指示情報を受信し、受信した録画指示情報
に基づいて特定情報により特定される録画装置に対して
録画を行わせる操作を行っているので、上記のサーバ5
0の効果と同様の効果を奏することができる。
【0180】また、本実施の形態に係る録画予約システ
ム10では、ゲートウェイ25により、上記録画指示情
報に基づく上記録画装置への操作が行われるとき、当該
録画装置に付属されたリモート・コントローラと同様の
通信媒体(赤外線)を介して行っているので、他の装置
との通信機能が備えられておらず、かつリモート・コン
トローラが付属された録画装置に対する録画予約を行う
ことができる。
【0181】また、本実施の形態に係る録画予約システ
ム10では、機器操作データをゲートウェイ25に送信
し、ゲートウェイ25により当該機器操作データを解釈
して録画装置を操作しているので、機器操作データを各
ユーザに送信するタイミングを分散することができ、機
器操作データの各ユーザ宅への送信時におけるトラフィ
ックを分散することができるので、この結果として、多
数のユーザが存在する場合においても、実際の放送時間
に録画開始が間に合わなくなる、といった問題の発生を
防止できる。
【0182】更に、本実施の形態に係る録画予約システ
ム10では、ユーザ宅に設けられたゲートウェイ25か
らの能動的なアクセスに応じて機器操作データを当該ゲ
ートウェイ25に送信しているので、サーバ50からゲ
ートウェイ25に能動的に機器操作データを送信する場
合に比較してセキュリティ上の問題の発生を抑制するこ
とができる。
【0183】なお、本実施の形態では、本発明の家庭内
ネットワークとしてIEEE1394を利用したネット
ワークを適用した場合について説明したが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、例えば、エコーネット、
HomePNA、イーサネット(R)(Ethernet
(R))等を適用する形態とすることもできる。この場
合も、本実施の形態と同様の効果を奏することができ
る。
【0184】また、本実施の形態では、放送局から修正
情報を取得する場合について説明したが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、例えば、サービス提供者自
らが放送番組をモニタして延長放送や番組の休止等を認
識して修正情報を入力する形態とすることもできる。こ
の場合は、放送番組をモニタするための労力を要するこ
とになるが、放送局とは無関係に録画予約システム10
を構築することができるので、簡易に録画予約システム
10を構築することができる。
【0185】また、本実施の形態では、サーバ50から
ゲートウェイ25を介して録画装置を操作する場合につ
いて説明したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、例えば、サーバ50により録画装置を直接操作する
形態とすることもできる。この場合、サーバ50では、
機器操作データをゲートウェイ25に送信するのではな
く、本実施の形態におけるゲートウェイ25による録画
装置への操作時と同様の操作コマンドを機器操作データ
に基づいて生成し、録画を行いたい録画装置に対して直
接送信するようにする。この場合、上記操作コマンドが
本発明の録画指示情報に相当することになる。この場合
は、ゲートウェイ25を必要としないので、録画予約シ
ステム10を低コストで構築することができる。
【0186】また、本実施の形態では、本発明の録画指
示情報として機器操作データを適用した場合について説
明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、機
器操作データに代えてiEPG方式で用いられるテキス
トファイルを適用する形態とすることもできる。
【0187】iEPG方式は、番組一覧から予約したい
番組を指定することにより、放送局名、番組名、開始/
終了時間等が記述されたテキストファイルがダウンロー
ドされるものであり、iEPG方式に対応しているアプ
リケーション・プログラムがこのデータを元として予約
を行うことで番組予約を行うものである。
【0188】このようなiEPG方式を利用する場合
で、かつ放送録画対応端末装置23を録画装置として適
用する場合には、サーバ50により、修正情報の受信に
応じて延長放送や番組休止の影響による放送時刻の繰り
下がりや繰り上がりが反映された機器操作データベース
DB3に基づいてiEPG方式に対応した上記テキスト
ファイルを作成し、本実施の形態の機器操作データに代
えて放送録画対応端末装置23に送信するようにする。
当該テキストファイルを受信した放送録画対応端末装置
23では、受信したテキストファイルに記述されている
情報に基づいて録画予約を行う。この場合も、本実施の
形態と同様の効果を奏することができる。
【0189】また、本実施の形態では、モデム、ルー
タ、ゲートウェイ等の家庭内ネットワークをインターネ
ットに接続するための装置をユーザ自身が用意する場合
について説明したが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、例えば、これらの装置をサービス提供者が貸与
(レンタル)する形態とすることもできる。この場合、
サービス提供者は、当該レンタルに対する対価を各ユー
ザから得ることができる。
【0190】また、本実施の形態で示した各種データベ
ースの構成は一例であり、必要に応じて情報の種類を増
やしたり、必要のない情報を削除できることは言うまで
もない。
【0191】更に、本実施の形態において説明した各処
理プログラムの処理の流れ(図9、及び図11〜図14
参照)も一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内
において適宜変更可能であることは言うまでもない。
【0192】
【発明の効果】本発明に係る録画予約装置及び録画予約
方法によれば、複数の放送番組の放送予定時刻を示す予
定時刻情報を予め記憶手段に記憶しておき、上記複数の
放送番組の少なくとも1つの録画の予約を指示する録画
予約指示情報及び当該録画を行う録画装置が特定できる
特定情報を受信した場合、上記録画予約指示情報によっ
て録画が指示された放送番組に対応する予定時刻情報を
記憶手段から読み出し、当該予定時刻情報により示され
る放送予定時刻に上記特定情報により特定される録画装
置に対して上記録画が指示された放送番組を録画させる
ための録画指示情報を作成し、当該録画指示情報を上記
特定情報により特定される録画装置を操作可能な操作装
置又は当該録画装置に送信すると共に、上記放送予定時
刻が変更されたときに変更後の放送時刻を示す時刻変更
情報を入力し、上記録画指示情報に応じて行われる録画
の時刻が当該時刻変更情報により示される放送時刻とな
るように上記録画指示情報を補正しているので、記録媒
体の不要な消費及び再生時の手間の発生を防止しつつ、
所望の放送番組を簡易かつ確実に録画できる、という効
果が得られる。
【0193】また、本発明に係る録画予約システムによ
れば、請求項1乃至請求項7の何れか1項記載の録画予
約装置を有すると共に、録画予約指示装置により、上記
録画予約装置の受信手段により受信される録画予約指示
情報及び特定情報を送信し、かつ操作装置により、上記
録画予約装置の送信手段により送信された録画指示情報
を受信し、受信した録画指示情報に基づいて特定情報に
より特定される録画装置に対して録画を行わせる操作を
行っているので、請求項1乃至請求項7の何れか1項記
載の発明と同様の効果を奏することができる、という効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る録画予約システム10の全体
構成を示すブロック図である。
【図2】実施の形態に係る録画予約システム10におけ
るサーバ50の電気系の構成を示すブロック図である。
【図3】実施の形態に係るサーバ50に備えられたハー
ドディスク56の記憶内容を示す模式図である。
【図4】実施の形態に係る放送データベースDB1の構
成を示す模式図である。
【図5】実施の形態に係る予約データベースDB2の構
成を示す模式図である。
【図6】実施の形態に係る機器操作データベースDB3
の構成を示す模式図である。
【図7】実施の形態に係るCM録画データベースDB4
の構成を示す模式図である。
【図8】実施の形態に係るCM録画依頼データベースD
B5の構成を示す模式図である。
【図9】実施の形態に係る録画予約処理プログラムの処
理の流れを示すフローチャートである。
【図10】(A)は実施の形態に係る録画予約基本画面
を示す概略図であり、(B)は実施の形態に係る録画予
約画面を示す概略図である。
【図11】実施の形態に係る録画設定処理プログラムの
処理の流れを示すフローチャートである。
【図12】実施の形態に係る録画サービス処理プログラ
ムの処理の流れを示すフローチャートである。
【図13】実施の形態に係るCM録画設定処理プログラ
ムの処理の流れを示すフローチャートである。
【図14】実施の形態に係る課金処理プログラムの処理
の流れを示すフローチャートである。
【図15】実施の形態に係る録画予約システム10によ
って行われる処理の流れの一例を示す流れ図である。
【符号の説明】
10 録画予約システム 12 インターネット 14 公衆電話網 20 家庭内ネットワーク 23 放送録画対応端末装置(録画予約指示装置) 24 端末装置(録画予約指示装置) 25 ゲートウェイ(操作装置) 30 携帯電話器(録画予約指示装置) 50 サーバ 52 制御部(補正手段、作成手段、広告除外課金手
段、広告録画課金手段) 54 入出力ポート(入力手段、受信手段及び送信手
段) 56 ハードディスク(記憶手段) 70 端末装置(録画予約指示装置) DB1 放送データベース DB2 予約データベース DB3 機器操作データベース DB4 CM録画データベース DB5 CM録画依頼データベース

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の放送番組の放送予定時刻を示す予
    定時刻情報を記憶した記憶手段と、 前記複数の放送番組の少なくとも1つの録画の予約を指
    示する録画予約指示情報及び当該録画を行う録画装置が
    特定できる特定情報を受信する受信手段と、 前記録画予約指示情報によって録画が指示された放送番
    組に対応する予定時刻情報を前記記憶手段から読み出
    し、当該予定時刻情報により示される放送予定時刻に前
    記特定情報により特定される録画装置に対して前記録画
    が指示された放送番組を録画させるための録画指示情報
    を作成する作成手段と、 前記録画指示情報を前記特定情報により特定される録画
    装置を操作可能な操作装置又は当該録画装置に送信する
    送信手段と、 前記放送予定時刻が変更されたときに変更後の放送時刻
    を示す時刻変更情報を入力する入力手段と、 前記録画指示情報に応じて行われる録画の時刻が前記時
    刻変更情報により示される放送時刻となるように前記録
    画指示情報を補正する補正手段と、 を備えた録画予約装置。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段は、前記放送番組の放送直
    前、放送直後、及び放送途中の少なくとも1つのタイミ
    ングで放送される広告放送の放送予定時刻を示す広告予
    定時刻情報を更に記憶し、 前記受信手段は、前記録画予約指示情報によって録画が
    指示された放送番組を録画する際に前記広告放送を録画
    対象から除外するか否かを示す広告カット指示情報を更
    に受信し、 前記作成手段は、前記広告カット指示情報が前記広告放
    送を録画対象から除外することを示す場合に、前記広告
    予定時刻情報に基づいて、前記録画指示情報を前記広告
    放送が録画対象から除外されるように作成する請求項1
    記載の録画予約装置。
  3. 【請求項3】 前記広告放送の録画対象からの除外に対
    する課金を行う広告除外課金手段を更に備えた請求項2
    記載の録画予約装置。
  4. 【請求項4】 前記受信手段は、録画装置に対する広告
    放送の受動的な録画を許諾するか否かを示す広告録画許
    諾情報と、当該広告録画許諾情報により広告放送の録画
    が許諾された録画装置への広告放送の録画を依頼する広
    告録画依頼情報とを更に受信し、 前記作成手段は、前記広告録画許諾情報により広告放送
    の録画が許諾された録画装置に対する前記録画指示情報
    に前記広告録画依頼情報により示される広告放送の録画
    を指示する広告録画指示情報を含めるか、又は当該録画
    指示情報とは別に当該広告録画指示情報を更に作成し、 前記送信手段は、前記作成手段により前記広告録画指示
    情報が作成された場合に当該広告録画指示情報を前記特
    定情報により特定される録画装置を操作可能な操作装置
    又は当該録画装置に更に送信する請求項1乃至請求項3
    の何れか1項記載の録画予約装置。
  5. 【請求項5】 前記広告放送の録画に対する課金を行う
    広告録画課金手段を更に備えた請求項4記載の録画予約
    装置。
  6. 【請求項6】 前記送信手段は、前記録画指示情報の送
    信を、家庭内ネットワークを介して行う請求項1乃至請
    求項5の何れか1項記載の録画予約装置。
  7. 【請求項7】 前記送信手段は、録画対象とする放送番
    組の放送開始直前に前記録画指示情報を送信する請求項
    1乃至請求項6の何れか1項記載の録画予約装置。
  8. 【請求項8】 複数の放送番組の放送予定時刻を示す予
    定時刻情報を予め記憶手段に記憶しておき、 前記複数の放送番組の少なくとも1つの録画の予約を指
    示する録画予約指示情報及び当該録画を行う録画装置が
    特定できる特定情報を受信した場合、前記録画予約指示
    情報によって録画が指示された放送番組に対応する予定
    時刻情報を前記記憶手段から読み出し、当該予定時刻情
    報により示される放送予定時刻に前記特定情報により特
    定される録画装置に対して前記録画が指示された放送番
    組を録画させるための録画指示情報を作成し、 前記録画指示情報を前記特定情報により特定される録画
    装置を操作可能な操作装置又は当該録画装置に送信する
    録画予約方法であって、 前記放送予定時刻が変更されたときに変更後の放送時刻
    を示す時刻変更情報を入力し、 前記録画指示情報に応じて行われる録画の時刻が前記時
    刻変更情報により示される放送時刻となるように前記録
    画指示情報を補正する録画予約方法。
  9. 【請求項9】 前記記憶手段に、前記放送番組の放送直
    前、放送直後、及び放送途中の少なくとも1つのタイミ
    ングで放送される広告放送の放送予定時刻を示す広告予
    定時刻情報を更に記憶し、 前記録画予約指示情報によって録画が指示された放送番
    組を録画する際に前記広告放送を録画対象から除外する
    か否かを示す広告カット指示情報を更に受信した場合、
    前記広告カット指示情報が前記広告放送を録画対象から
    除外することを示す場合に、前記広告予定時刻情報に基
    づいて、前記録画指示情報を前記広告放送が録画対象か
    ら除外されるように作成する請求項8記載の録画予約方
    法。
  10. 【請求項10】 前記広告放送の録画対象からの除外に
    対する課金を行う請求項9記載の録画予約方法。
  11. 【請求項11】 録画装置に対する広告放送の受動的な
    録画を許諾するか否かを示す広告録画許諾情報と、当該
    広告録画許諾情報により広告放送の録画が許諾された録
    画装置への広告放送の録画を依頼する広告録画依頼情報
    とを更に受信し、 前記広告録画許諾情報により広告放送の録画が許諾され
    た録画装置に対する前記録画指示情報に前記広告録画依
    頼情報により示される広告放送の録画を指示する広告録
    画指示情報を含めるか、又は当該録画指示情報とは別に
    当該広告録画指示情報を更に作成し、 前記広告録画指示情報が作成された場合に当該広告録画
    指示情報を前記特定情報により特定される録画装置を操
    作可能な操作装置又は当該録画装置に更に送信する請求
    項8乃至請求項10の何れか1項記載の録画予約方法。
  12. 【請求項12】 前記広告放送の録画に対する課金を行
    う請求項11記載の録画予約方法。
  13. 【請求項13】 前記録画指示情報の送信を、家庭内ネ
    ットワークを介して行う請求項8乃至請求項12の何れ
    か1項記載の録画予約方法。
  14. 【請求項14】 録画対象とする放送番組の放送開始直
    前に前記録画指示情報を送信する請求項8乃至請求項1
    3の何れか1項記載の録画予約方法。
  15. 【請求項15】 請求項1乃至請求項7の何れか1項記
    載の録画予約装置と、 前記録画予約装置の前記受信手段により受信される前記
    録画予約指示情報及び前記特定情報を送信する録画予約
    指示装置と、 前記録画予約装置の前記送信手段により送信された前記
    録画指示情報を受信すると共に、受信した前記録画指示
    情報に基づいて前記特定情報により特定される録画装置
    に対して録画を行わせる操作を行う操作装置と、 を有する録画予約システム。
  16. 【請求項16】 前記操作装置は、前記録画指示情報に
    基づく前記録画装置への操作を行うとき、当該録画装置
    に付属されたリモート・コントローラと同様の通信媒体
    を介して行う請求項15記載の録画予約システム。
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