JP2003289317A - ネットワークに接続される装置、アドレス決定プログラム及びアドレス決定方法 - Google Patents

ネットワークに接続される装置、アドレス決定プログラム及びアドレス決定方法

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JP2003289317A
JP2003289317A JP2003008444A JP2003008444A JP2003289317A JP 2003289317 A JP2003289317 A JP 2003289317A JP 2003008444 A JP2003008444 A JP 2003008444A JP 2003008444 A JP2003008444 A JP 2003008444A JP 2003289317 A JP2003289317 A JP 2003289317A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アドレスが他のデバイスとコンフリクトする
可能性を低下させ、トラフィックを低減させ、デバイス
を利用するクライアント側アプリケーションの設定変更
の必要性を低減する。 【解決手段】 ネットワーク対応型デバイスのCPU3
01は、他の装置のアドレスをフラッシュROM302
にストアする。そして、ネットワーク対応型デバイスの
CPU301は、接続されたネットワークが変化したか
否かを判断し、接続されたネットワークが変化していな
い場合、フラッシュROM302にストアされた他の装
置のアドレス以外のアドレスを自分のアドレスとして決
定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークに接
続される装置、アドレス決定プログラム及びアドレス決
定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、インターネットによる通信の飛躍
的な普及に伴い、ネットワーク対応型機器も、例えば従
来のパーソナルコンピュータから、PDA(Personal D
igitalAssistance)、携帯電話機等のユーザインタラク
ティブなデバイスや、スキャナ、プリンタ、複写機、デ
ジタルカメラ等の画像処理装置、テレビ、エアコン、冷
蔵庫等の家電製品に至るまでネットワーク対応が急速に
進められつつある。
【0003】それに伴い、従来、ネットワーク管理者の
元で実施されていたネットワーク対応型機器のネットワ
ーク接続手続きも簡便化が図られている。特にインター
ネットプロトコル(IP:Internet Protocol)設定で
重要なIPアドレス設定に関しても、従来のマニュアル
による設定から、DHCP(Dynamic Host Configurati
on Protocol)サーバを利用したIPアドレスの自動割
当、或いはSOHO(Small Office /Home Office)環
境のようにサーバの設置が望めないネットワーク環境の
ために、自動IPアドレス取得(draft-ietf-zeroconf-
ipv4-linklocal-01.txt)などが提案されている(例え
ば、非特許文献1参照。)。Microsoft社が主催するUni
versal Plug and Play Device Architecturev1.0におい
ても、上記自動IPアドレス取得が採用されている。こ
れにより、一般ユーザは、IPアドレスの設定規約、管
理等に煩わされることなく、先に挙げたネットワーク対
応型機器の利用が可能となっている。
【0004】
【非特許文献1】インターネット<URL: http://www.up
np.org/download/draft-ietf-zeroconf-ipv4-linklocal
-01-Apr.txt>
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術においては次のような問題があった。
【0006】即ち、上記自動IPアドレス取得(draft-
ietf-zeroconf-ipv4-linklocal-01.txt)に推奨されて
いる通りに、ネットワーク対応型デバイスがIPアドレ
ス取得のためのアルゴリズムを実装した場合、ネットワ
ーク対応型デバイスは、起動のたびに新規IPアドレス
を取得するプロセスを実行する。しかし、ネットワーク
上に例えば数十台の規模でネットワーク対応型機器が接
続されている環境において、停電等の事故が発生した場
合、或いは、始業後に一斉に機器の立ち上げを行う場合
などのように、多数のデバイスが規定通りのアルゴリズ
ムで一斉にIPアドレス取得を実行した場合は、ネット
ワーク上にはアドレス確認のためのARP(Address Re
solution Protocol)パケットにより、ネットワークト
ラフィックが発生し、ARP応答の待ち時間設定によっ
ては、IPアドレスのコンフリクト(衝突)が発生する
可能性があった。
【0007】また、ネットワーク上にダイナミックDN
S(Domain Name Service:IPアドレスとドメインネ
ームを対応付けるインターネット用の分散名簿管理シス
テム)が存在しない場合、これらネットワーク対応型サ
ービスを使用するクライアントは、ホストネームではな
く、IPアドレスを用いて通信する必要がある。そのた
め、ネットワーク対応型デバイスのIPアドレスが変わ
るたびに、クライアント側アプリケーションの設定もそ
の都度変更する必要があった。
【0008】本発明は、アドレスが他のデバイスとコン
フリクトする可能性を低下させることを第1の目的とす
る。
【0009】また、本発明は、トラフィックを低減させ
ることを第2の目的とする。
【0010】また、本発明は、デバイスを利用するクラ
イアント側アプリケーションの設定変更の必要性を低減
することを第3の目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のネットワークに接続される装置は、ネット
ワークを介して他の装置と通信する通信手段と、自分の
アドレスを決定する決定手段と、他の装置のアドレスを
ストアするメモリ手段とを有し、前記決定手段は、接続
されたネットワークが変化したか否かを判断し、接続さ
れたネットワークが変化していない場合、前記メモリ手
段にストアされた他の装置のアドレス以外のアドレスを
自分のアドレスとして決定することを特徴とする。
【0012】また、本発明のネットワークに接続される
装置は、ネットワークを介して他の装置と通信する通信
手段と、自分のアドレスを決定する決定手段と、自分の
アドレス及び他の装置のアドレスをストアするメモリ手
段とを有し、前記決定手段は、前記メモリ手段にストア
された他の装置のアドレスを使用している装置がネット
ワーク上に存在するか否かを判断し、その装置が存在す
れば、前記メモリ手段にストアされた自分のアドレスを
再使用することを決定することを特徴とする。
【0013】また、本発明のアドレス決定プログラム
は、他の装置のアドレスをストアするストア機能と、接
続されたネットワークが変化したか否かを判断する判断
機能と、接続されたネットワークが変化していない場
合、前記ストア機能でストアされた他の装置のアドレス
以外のアドレスを自分のアドレスとして決定する決定機
能を、コンピュータに実現させることを特徴とする。
【0014】また、本発明のアドレス決定プログラム
は、自分のアドレス及び他の装置のアドレスをストアす
るストア機能と、前記ストア機能でストアされた他の装
置のアドレスを使用している装置がネットワーク上に存
在するか否かを判断する判断機能と、その装置が存在す
れば、前記ストア機能でストアされた自分のアドレスを
再使用する再使用機能を、コンピュータに実現させるこ
とを特徴とする。
【0015】また、本発明のアドレス決定方法は、他の
装置のアドレスをストアするストアステップと、接続さ
れたネットワークが変化したか否かを判断する判断ステ
ップと、接続されたネットワークが変化していない場
合、前記ストア ステップでストアされた他の装置のア
ドレス以外のアドレスを自分のアドレスとして決定する
決定ステップとを有することを特徴とする。
【0016】また、本発明のアドレス決定方法は、自分
のアドレス及び他の装置のアドレスをストアするストア
ステップと、前記ストア ステップでストアされた他の
装置のアドレスを使用している装置がネットワーク上に
存在するか否かを判断する判断ステップと、その装置が
存在すれば、前記ストア ステップでストアされた自分
のアドレスを再使用する再使用ステップとを有すること
を特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】先ず、本発明の実施の形態の詳細
を説明する前に概要を説明する。
【0018】本発明の実施の形態では、図1に示す構成
を有するネットワーク対応型デバイスが、IPアドレス
を生成し、前記生成したIPアドレスが、ネットワーク
に接続された他のネットワーク対応型デバイスと競合す
るか否かを確認し、競合が認められなくなるまでIPア
ドレスを生成し、競合が認められなくなったIPアドレ
スをネットワーク対応型デバイス自身のIPアドレスと
して採用し、前記採用したIPアドレス、及び他のネッ
トワーク対応型デバイスの物理アドレスとIPアドレス
を記憶する。
【0019】また、本発明の実施の形態では、本ネット
ワーク対応型デバイスが、現在接続されているネットワ
ークセグメントが、前回接続されていたネットワークセ
グメントと同一のネットワークセグメントか否かを確認
し、同一のネットワークセグメントである場合は、第1
の候補となるIPアドレスを前記採用したIPアドレス
とし、第2以降の候補となるIPアドレスには、前記記
憶された他のネットワーク対応型デバイスのIPアドレ
スを除外し、異なるネットワークセグメントである場合
は、予め規定された範囲において乱数生成により候補と
なるIPアドレスを生成する。
【0020】また、本発明の実施の形態では、本ネット
ワーク対応型デバイスが、他のネットワーク対応型デバ
イスと競合するか否かを確認するためのパケットを発行
し、他のネットワーク対応デバイスが発行するパケット
を監視し、受信したパケットの単位時間あたりのトラフ
ィックが予め規定した値を超えた場合は、トラフィック
が予め規定した値に下がるまで、他のネットワーク対応
型デバイスと競合するか否かを確認するためのパケット
の発行を停止する。
【0021】以下、本発明の実施の形態を図面に基づい
て詳細に説明する。
【0022】図1は本発明の実施の形態に係るネットワ
ーク対応型デバイスのハードウエアの構成を示すブロッ
ク図である。ネットワーク対応型デバイスは、CPU3
01、フラッシュROM(Flash ROM)302、RA
M303、LAN(Local Area Network)コントローラ
(LAN Controller)304、LAN物理層制御部
(PHY)305、コネクタ306、ペリフェラルイン
タフェースコントローラ(Peripheral Interface Contr
oller)307、ペリフェラルインタフェース(Periphe
ral Interface)308を備えている。
【0023】上記構成を詳述すると、CPU301は、
ネットワーク対応型デバイス各部を制御する中央処理装
置であり、フラッシュROM302に格納されたプログ
ラムコードに基づき図3・図4のフローチャートに示す
処理を実行する。CPU301は、本ネットワーク対応
型デバイスのアドレスを決定する決定手段である。本実
施の形態では、CPU301は32bitRISC(Re
duced Instruction Set Computer)チップを使用してい
る。フラッシュROM302には、プログラムコード及
びネットワーク管理情報データベーステーブルが保持さ
れている。また、フラッシュROM302には、自動I
Pアドレス取得を実現するソフトウエアが格納されてい
る。また、フラッシュROM302の一部領域をNon Vo
latileメモリ領域として使用し、ユーザが設定したパラ
メータ、コンフィグレーション(環境設定)情報等を記
憶保持するのに利用している。このコンフィグレーショ
ン情報には、ネットワークに接続された他の装置のアド
レスが含まれる。また、コンフィグレーション情報に
は、本ネットワーク対応型デバイスのアドレスが含まれ
る。
【0024】RAM303は、DRAM(Dynamic RA
M)として構成されており、作業領域として使用され
る。本実施の形態では、フラッシュROM302上に格
納されたプログラム実行コード及びネットワーク管理情
報データベーステーブルは、起動時にこのRAM303
上にコピーされ、該コピー作業が完了した時点で上記プ
ログラムコードの実行を開始する。このネットワーク管
理情報データベーステーブルには、ネットワークに接続
された他の装置のアドレスが含まれる。また、このネッ
トワーク管理情報データベーステーブルには、本ネット
ワーク対応型デバイスのアドレスが含まれる。
【0025】LANコントローラ304、LAN物理層
制御部305は、コネクタ306を介して本ネットワー
ク対応型デバイスをイーサネット(R)に接続する。コ
ネクタ306は、8ピンのモジュラージャック(RJ4
5−8)として構成されている。
【0026】LANコントローラ304は、バス マス
タ タイプを使用しており、送受信をイベントトリガと
してバス権をCPU301と調停し、CPU301とは
独立して、RAM303上に確保されて送受信バッファ
上のデータの送信/受信を実行する。LANコントロー
ラ304は、ネットワークを介して他の装置と通信する
ための通信手段である。
【0027】ペリフェラルI/Fコントローラ307
は、不図示のペリフェラルと接続され、このペリフェラ
ルとの間の通信を制御するASIC(Application Spec
ifiedIC)であり、32KBのデュアルポートRAMを
有する。
【0028】ペリフェラルとは、前記デュアルポートR
AMのメモリ領域を使用してデータを通信する。本実施
の形態では、ペリフェラル装置としてプリンタを例に説
明しているが、ペリフェラル装置(プリンタ)側のハー
ド構成に関しては、本ネットワーク対応型デバイスと同
様にCPU/ROM/RAMから構成されており、通信制
御部側の制御系からは独立した構成を持つ(図示は省略
する)。
【0029】図2は本発明の実施の形態に係るネットワ
ーク対応型デバイスのソフトウエアの構成を示すブロッ
ク図である。ネットワーク対応型デバイスは、イーサネ
ット(R)ドライバ(Ethernet(R)Driver)1、TC
P/UDP/IPプロトコルスタック(Transmission Con
trol Protocol/User Datagram Protocol/Internet Prot
ocol)2、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)
3、自動IPアドレス取得処理部(Auto IP)4、AR
P(Address Resolution Protocol)5、プリントプロ
トコルモジュール(Print Protocol Module)6、プリ
ンタコントローラ(Printer Controller)7を備えてい
る。
【0030】上記構成を詳述すると、本実施の形態で
は、ネットワーク対応型デバイスはプリンタとして構成
されている。ネットワーク対応型デバイスは、通信機能
としてイーサネット(R)ドライバ1上に、TCP/U
DP/IPプロトコルスタック2を備えており、該TC
P/UDP/IPプロトコルスタック2上に、HTTP
1.1サーバの機能(HTTP3)を実装し、該HTT
P1.1サーバ(HTTP3)を介してデバイスのコン
フィグレーション、ステータスの取得などのサービスを
提供する。
【0031】自動IPアドレス取得処理部4は、ネット
ワークドライバ層の上位層に実装され、更に、自動IP
アドレス取得処理部4は、ARP5の上位層に実装され
ており、後述のARPプローブパケット、ARPパケッ
トの送受信の制御を実行する。
【0032】また、TCP/UDP/IPプロトコルスタ
ック2上には、プリントプロトコルモジュール6が実装
されており、LAN8に接続されたクライアントから発
行されるプリント要求を解析し、プリンタコントローラ
7に対し該プリント要求を送出する機能を備えている。
【0033】次に、上記の如く構成されたネットワーク
対応型デバイスの動作について図3・図4のフローチャ
ートを参照しながら詳細に説明する。図3・図4のフロ
ーチャートに示す処理は、ネットワーク対応型デバイス
のCPU301がフラッシュROM302に格納された
プログラムコードに基づき実行する。
【0034】ネットワーク対応型デバイスは、起動後、
不揮発メモリ(フラッシュROM302)上のNon Vola
tile RAM領域に記録された該ネットワーク対応型デバイ
スのIPアドレスをチェックする(ステップS1)。不
揮発メモリ上に記録されたネットワーク対応型デバイス
のIPアドレス値が0.0.0.0である場合(即ち、ネ
ットワーク対応型デバイスが以前に使用したIPアドレ
ス値が記録されていない場合)、ネットワーク対応型デ
バイスが全く新規にネットワークに接続され使用される
場合であり(ステップS2でyes)、自動IPアドレ
ス取得手順(draft-ietf-zeroconf-ipv4-linklocal-01.
txt)に従い、IANA(Internet Assigned Number Au
thority:インターネットアドレス管理機構)に登録さ
れている自動IPアドレスレンジ169.254.1.0
〜169.254.254.255より、一つのIPアド
レスを選択(生成)する。
【0035】本実施の形態において、上記のIPアドレ
ス生成においては、下位3バイトに対し0〜255まで
の乱数を生成して、候補となるIPアドレスを生成する
(ステップS3)。この場合、乱数の生成においては、
ネットワーク対応型デバイス自身のMAC(Media Acce
ss Control)アドレスの最下位バイト値と、ネットワー
ク対応型デバイスの起動時からの積算時間との積を核と
して使用する。
【0036】次に、上記ステップS3で生成したIPア
ドレスが、既にネットワーク上で稼動している他のデバ
イスに使用されているか否かをチェックするために、タ
ーゲットIPアドレスに上記ステップS3で生成したI
Pアドレスをセットし、発信元アドレスをネットワーク
対応型デバイス自身の物理アドレスにセットし、発信元
IPアドレスには0.0.0.0をセットしたARPプロ
ーブパケットを発行する(ステップS4)。また、それ
と同時に内部タイマをゼロクリアする。
【0037】ARPプローブパケットに対し応答があっ
た場合(ステップS5でyes)、上記ステップS3に
おいて生成したIPアドレスは、既にネットワーク上で
稼動している他のデバイスに使用されていることを意味
するので、再度、上記ステップS3において候補となる
IPアドレス生成を実行し、ステップS4以降の処理を
実行する。
【0038】ARPプローブパケットに対し応答が無か
った場合は(ステップS5でno)、他のデバイスから
発行されるARPプローブパケットの有無を監視する
(ステップS6)。ARPプローブパケットを受信し、
且つARPプローブパケットのターゲットIPアドレス
の値が、上記ステップS3で生成したIPアドレスと同
一であった場合は(ステップS7でyes)、ネットワ
ーク上で稼動を開始した他のデバイスとのIPアドレス
がコンフリクトする可能性あるので、上記ARPプロー
ブパケットに対しては応答せず、上記ステップ3の手順
に戻り、再度、候補となるIPアドレスを生成し、上記
ステップ3以降の処理を実行する。
【0039】本実施の形態においては、上記自動IPア
ドレス取得手順(draft-ietf-zeroconf-ipv4-linklocal
-01.txt)記載の推奨に従い、ステップS4からステッ
プS7までの検証を4秒間隔で3回繰り返すが、本実施
の形態では、以下の手順に従い、ネットワーク上のAR
Pプローブパケットのトラフィックに応じ再検証のイン
ターバルを調整する。
【0040】上記ステップ6においてIPアドレスのコ
ンフリクトが検出されない場合、次に1秒あたりのAR
Pプローブのパケット受信数を計測する。ARPプロー
ブパケットの受信数が50パケット/secを超える場合
は、例えば停電後の同時復旧など、ネットワーク上のデ
バイスが一斉に自動IPアドレス取得のプロセスを実行
することによるトラフィック増加を意味するものであ
り、本実施の形態においては、ARPプローブパケット
の受信数が10パケット/sec以下になるまでARPプロ
ーブパケットの監視を継続する(ステップS8)。これ
により、ネットワーク上のトラフィックの低減を実現す
る。ARPプローブパケットの受信数が10パケット/s
ec以下であり、且つネットワーク対応型デバイス自身が
ARPプローブを発行してから4秒経過した場合は(ス
テップS9でyes)、上記ステップS4に戻り、再
度、ARPプローブを発行する。
【0041】以上のステップS4〜ステップS7を3回
繰り返すことで(ステップS10でyes)、ネットワ
ーク上の他のデバイスとIPアドレスのコンフリクトが
無いことが確認されるので、ネットワーク上に送信先/
送信元ともに、ネットワーク対応型デバイス自身の物理
アドレス、IPアドレスをセットしたGratuitous AR
Pパケットを発行し、ネットワーク上の他のデバイスに
対しARPキャッシュの更新を促す(ステップS1
1)。以上の処理が完了した後、ネットワーク対応型デ
バイス自身のIPアドレスを確定し(ステップS1
2)、確定したネットワーク対応型デバイス自身のIP
アドレスを不揮発メモリ(フラッシュROM302)上
に記憶する(ステップS13)。
【0042】また、以降は、ネットワーク上の他のデバ
イスが発行したGratuitous ARPパケットを受信する
と、そのGratuitous ARPパケットにセットされた他
のデバイスの物理アドレス、IPアドレスにより、DR
AM303のARPキャッシュの内容を常時更新すると
ともに、該更新内容を同様に不揮発メモリ(フラッシュ
ROM302)上に記憶する(ステップS14)。
【0043】以後、IPを使用する上位アプリケーショ
ンは該IPアドレスを使用し、各サービスの実行を行
う。
【0044】上記ステップS1において不揮発メモリ
(フラッシュROM302)上に記録されているIPア
ドレス値が0.0.0.0以外の場合、即ち、ネットワー
ク対応型デバイスが以前に使用したIPアドレス値が記
録されている場合(ステップS2でno)、まず、ネッ
トワーク対応型デバイスが現在接続されているネットワ
ークセグメントが、前回接続されていたネットワークセ
グメントと同一か否かを確認するために、不揮発メモリ
(フラッシュROM302)上に記録されたARPキャ
ッシュの内容を元に、ARPパケットを発行する。AR
Pキャッシュには、ネットワークに接続された他のデバ
イスの物理アドレス、IPアドレスが記憶されている。
ARPパケットを発行する際は、IPアドレスの最上位
バイトが162以外、即ち、自動IPアドレス取得を使
用しておらず、IPアドレスが変更される可能性の低い
デバイスに対してARPパケットを発行し、そのIPア
ドレスを有するデバイスがネットワーク上に存在するか
否かを確認する(ステップS15)。
【0045】ARPパケットに対する応答が得られなか
った場合は(ステップS16でno)、ネットワーク対
応型デバイスは前回接続されていたネットワークセグメ
ントとは異なるネットワークセグメントに接続されたも
のと判断し、新規にIPアドレスを取得する必要がある
ので、上記ステップS3からステップS14までのプロ
セスを実行する。
【0046】ARPパケットに対する応答が得られた場
合は(ステップS16でyes)、ネットワーク対応型
デバイスは前回接続されていたネットワークセグメント
と同一のネットワークセグメントに接続されていたもの
と判断し、この場合は、不揮発メモリ(フラッシュRO
M302)上に記憶されたIPアドレス、即ち、前回ネ
ットワーク接続されていた際に使用していたIPアドレ
スを用い、該IPアドレスが既にネットワーク上で稼動
している他のデバイスに使用されているか否かをチェッ
クする。このチェックのために、ターゲットIPアドレ
スに該IPアドレスをセットし、発信元アドレスをネッ
トワーク対応型デバイス自身の物理アドレスにセット
し、発信元IPアドレスには0.0.0.0をセットした
ARPプローブパケットを発行する。また、それと同時
に内部タイマをゼロクリアする(ステップS17)。
【0047】ARPプローブパケットに対し応答があっ
た場合は(ステップS18でyes)、該IPアドレス
は、既にネットワーク上で稼動している他のデバイスに
使用されていることを意味する。この場合は、上記ステ
ップS3と同一の手順で候補となるIPアドレスを生成
するが(ステップS19)、該生成したIPアドレス値
が不揮発メモリ(フラッシュROM302)上に記憶さ
れたARPキャッシュに記憶された内容(ネットワーク
に接続された他のデバイスIPアドレス)と同一の場合
は(ステップS20でyes)、再度、別のIPアドレ
スを生成し、既にネットワーク上で稼動しているデバイ
スのIPアドレスとのコンフリクトの可能性を低減させ
る。
【0048】ARPプローブパケットに対し応答が無か
った場合は(ステップS18でno)、他のデバイスか
ら発行されるARPプローブパケットの有無を監視する
(ステップS21)。ARPプローブパケットを受信
し、且つARPプローブパケットのターゲットIPアド
レスの値がネットワーク対応型デバイス自身のIPアド
レスと同一であった場合(ステップS22でyes)、
ネットワーク上で稼動を開始した他のデバイスとのIP
アドレスがコンフリクトする可能性あるので、ARPプ
ローブパケットに対しては応答せず、再度、候補となる
IPアドレスを生成し(ステップS19)、ステップS
17以降の処理を実行する。
【0049】本実施の形態においては、上記自動IPア
ドレス取得手順(draft-ietf-zeroconf-ipv4-linklocal
-01.txt)記載の推奨に従い、ステップS21からステ
ップS22までの検証を4秒間隔で3回繰り返すが、本
実施の形態では、以下の手順に従い、ネットワーク上の
ARPプローブのトラフィックに応じ再検証のインター
バルを調整する。
【0050】上記ステップ21においてIPアドレスの
コンフリクトが検出されない場合、次に1秒あたりのA
RPプローブのパケット受信数を計測する。ARPプロ
ーブパケットの受信数が50パケット/secを超える場合
は、例えば停電後の同時復旧など、ネットワーク上のデ
バイスが一斉に自動IPアドレス取得のプロセスを実行
することによるトラフィック増加を意味するものであ
り、本実施の形態においては、ARPプローブパケット
の受信数が10パケット/sec以下になるまでARPプロ
ーブパケットの監視を継続する(ステップS23)。こ
れにより、ネットワーク上のトラフィックの低減を実現
する。ARPプローブパケットの受信数が10パケット
/sec以下であり、且つネットワーク対応型デバイス自身
の発行したARPプローブが4秒経過した場合は(ステ
ップS24でyes)、ステップS17に戻り、再度、
ARPプローブを発行する。
【0051】以上のステップS17〜ステップS24を
3回繰り返した後(ステップS25)、ステップS11
へ進む。
【0052】本実施の形態では、ネットワーク対応型デ
バイスとしてプリンタを例に挙げた場合を示している
が、ネットワーク対応型デバイスとしては、スキャナ、
ファクシミリ、複写機、それらを複合した機能(画像読
取機能、ファクシミリ機能、画像形成機能)を備えた複
合機、デジタルカメラ等の画像処理装置、或いは画像処
理装置に限らず情報を処理する装置に適用することが可
能であり、この種の装置であれば、いずれの場合におい
ても本発明を実現することが可能である。
【0053】また、本実施の形態では、新規IPアドレ
スを生成する度に乱数生成アルゴリズムを使用している
が、一度IPアドレスを生成した後にコンフリクトを検
出し、再度IPアドレスを生成する際は、単純に、最初
に生成したIPアドレスに特定値を加算或いは減算する
ような他の処理手順を採用することでも、本発明を実現
することが可能である。
【0054】また、本実施の形態では、ARPプローブ
を4秒間隔で3回発行することで、他のデバイスとのI
Pアドレスのコンフリクトの有無を確認しているが、こ
れらの値は、上記の例に限定されるものではなく、ま
た、これらの値を固定値ではなく、ネットワーク対応型
デバイスの操作パネル、或いはネットワーク対応型デバ
イスに実装されたHTTPサーバ等を介して設定変更す
ることも可能である。
【0055】同様に、ARPプローブのトラフィックの
計測における単位時間あたりのパケット数に関しても、
上記の例に限定されるものではなく、設定変更を可能と
する実施形態を採ることも可能である。
【0056】また、本実施の形態では、ネットワークに
接続された他のネットワーク対応型デバイスのMACア
ドレスとIPアドレスの情報としてARPキャッシュの
内容を不揮発メモリ(フラッシュROM302)上に記
憶しているが、他の実施形態では、Microsoftが主催す
るUniversal Plug and Play Device Architecture1.0で
規定されるGENA(General Event Notification Arc
hitecture) Notifyパケットを監視し、該パケットのL
OCATIONヘッダから他のネットワーク対応型デバ
イスのIPアドレスを、UUIDヘッダからMACアド
レスを取得し、受信した全てのNotifyパケットからネッ
トワーク上に存在し、且つNotifyパケットの発行が可能
なネットワークデバイスのMACアドレスとIPアドレ
スの情報を不揮発メモリ上に記憶する。
【0057】また、他の実施形態では、ARPプローブ
のトラフィックと連動して、他のデバイスから発行され
る単位時間当たりのプローブパケット数に応じて、自身
のARPプローブ発行の間隔/発行回数を変化させる。
【0058】また、他の実施形態では、フラッシュRO
M302に、第1のネットワーク用のARPキャッシュ
及びネットワーク対応型デバイス自身の第1のIPアド
レスと、第2のネットワーク用のARPキャッシュ及び
ネットワーク対応型デバイス自身の第2のIPアドレス
を記憶する。そして、第1のネットワーク用のARPキ
ャッシュに含まれるIPアドレスを有するデバイスがネ
ットワーク上に存在する場合、ネットワーク対応型デバ
イス自身のIPアドレスとして、第1のIPアドレスを
用いる。また、第2のネットワーク用のARPキャッシ
ュに含まれるIPアドレスを有するデバイスがネットワ
ーク上に存在する場合、ネットワーク対応型デバイス自
身のIPアドレスとして、第2のIPアドレスを用い
る。
【0059】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用
してもよい。上述した実施形態の機能を実現するソフト
ウエアのプログラムコードを記憶した記憶媒体等の媒体
をシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装
置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体
等の媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行
することによっても、本発明は実現可能である。
【0060】この場合、記憶媒体等の媒体から読み出さ
れたプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を
実現することになり、そのプログラムコードを記憶した
記憶媒体等の媒体は本発明を構成することになる。プロ
グラムコードを供給するための記憶媒体等の媒体として
は、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハード
ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−RO
M、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−
RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不
揮発性のメモリカード、ROM、或いはネットワークを
介したダウンロードなどを用いることができる。
【0061】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、上述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが
実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって
上述した実施形態の機能が実現される場合も、本発明に
含まれる。
【0062】更に、記憶媒体等の媒体から読み出された
プログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡
張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニット
に備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコー
ドの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニ
ットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部
を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実
現される場合も、本発明に含まれる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
アドレスが他のデバイスとコンフリクトする可能性を低
下させることができる。
【0064】また、本発明によれば、トラフィックを低
減させることができる。
【0065】また、本発明によれば、デバイスを利用す
るクライアント側アプリケーションの設定変更の必要性
を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るネットワーク対応型
デバイスのハードウエアの構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1に示すネットワーク対応型デバイスのソフ
トウエアの構成を示すブロック図である。
【図3】図1に示すネットワーク対応型デバイスにおけ
る処理を示すフローチャートである。
【図4】図3のフローチャートの続きである。
【符号の説明】
301 CPU(決定手段) 302 フラッシュROM(メモリ手段) 303 RAM 304 LANコントローラ 305 LAN物理層制御部 307 ペリフェラルI/Fコントローラ(通信手段) 308 ペリフェラルI/F

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して他の装置と通信す
    る通信手段と、自分のアドレスを決定する決定手段と、
    他の装置のアドレスをストアするメモリ手段とを有し、 前記決定手段は、接続されたネットワークが変化したか
    否かを判断し、接続されたネットワークが変化していな
    い場合、前記メモリ手段にストアされた他の装置のアド
    レス以外のアドレスを自分のアドレスとして決定するこ
    とを特徴とするネットワークに接続される装置。
  2. 【請求項2】 前記決定手段は、自分のアドレスを使用
    している装置がネットワーク上に存在するか否かを判断
    し、その装置が存在すれば、前記メモリ手段にストアさ
    れた他の装置のアドレス以外のアドレスを自分のアドレ
    スとして決定することを特徴とする請求項1記載のネッ
    トワークに接続される装置。
  3. 【請求項3】 前記決定手段は、自分のアドレスとして
    決定したアドレスを使用している装置が存在するか否か
    を調べるための信号の送信を、ネットワーク上のトラフ
    ィックに応じて制御することを特徴とする請求項1記載
    のネットワークに接続される装置。
  4. 【請求項4】 ネットワークを介して他の装置と通信す
    る通信手段と、自分のアドレスを決定する決定手段と、
    自分のアドレス及び他の装置のアドレスをストアするメ
    モリ手段とを有し、 前記決定手段は、前記メモリ手段にストアされた他の装
    置のアドレスを使用している装置がネットワーク上に存
    在するか否かを判断し、その装置が存在すれば、前記メ
    モリ手段にストアされた自分のアドレスを再使用するこ
    とを決定することを特徴とするネットワークに接続され
    る装置。
  5. 【請求項5】 前記決定手段は、前記メモリ手段にスト
    アされた自分のアドレスを使用している装置がネットワ
    ーク上に存在する場合、前記メモリ手段にストアされた
    他の装置のアドレス以外のアドレスを自分のアドレスと
    して決定することを特徴とする請求項4記載のネットワ
    ークに接続される装置。
  6. 【請求項6】 前記決定手段は、自分のアドレスを使用
    している装置が存在するか否かを調べるための信号の送
    信を、ネットワーク上のトラフィックに応じて制御する
    ことを特徴とする請求項4記載のネットワークに接続さ
    れる装置。
  7. 【請求項7】 他の装置のアドレスをストアするストア
    機能と、接続されたネットワークが変化したか否かを判
    断する判断機能と、接続されたネットワークが変化して
    いない場合、前記ストア機能でストアされた他の装置の
    アドレス以外のアドレスを自分のアドレスとして決定す
    る決定機能を、コンピュータに実現させるためのアドレ
    ス決定プログラム。
  8. 【請求項8】 前記決定機能は、自分のアドレスを使用
    している装置がネットワーク上に存在するか否かを判断
    する第2判断機能を有し、その装置が存在すれば、前記
    ストア機能でストアされた他の装置のアドレス以外のア
    ドレスを自分のアドレスとして決定することを特徴とす
    る請求項7記載のアドレス決定プログラム。
  9. 【請求項9】 前記決定機能は、自分のアドレスとして
    決定したアドレスを使用している装置が存在するか否か
    を調べるための信号の送信を、ネットワーク上のトラフ
    ィックに応じて制御する制御機能を有することを特徴と
    する請求項7記載のアドレス決定プログラム。
  10. 【請求項10】 自分のアドレス及び他の装置のアドレ
    スをストアするストア機能と、前記ストア機能でストア
    された他の装置のアドレスを使用している装置がネット
    ワーク上に存在するか否かを判断する判断機能と、その
    装置が存在すれば、前記ストア機能でストアされた自分
    のアドレスを再使用する再使用機能を、コンピュータに
    実現させるためのアドレス決定プログラム。
  11. 【請求項11】 前記再使用機能は、前記ストア機能で
    ストアされた自分のアドレスを使用している装置がネッ
    トワーク上に存在する場合、前記ストア機能でストアさ
    れた他の装置のアドレス以外のアドレスを自分のアドレ
    スとして決定することを特徴とする請求項10記載のア
    ドレス決定プログラム。
  12. 【請求項12】 前記再使用機能は、自分のアドレスを
    使用している装置が存在するか否かを調べるための信号
    の送信を、ネットワーク上のトラフィックに応じて制御
    することを特徴とする請求項10記載のアドレス決定プ
    ログラム。
  13. 【請求項13】 他の装置のアドレスをストアするスト
    ア ステップと、接続されたネットワークが変化したか
    否かを判断する判断ステップと、接続されたネットワー
    クが変化していない場合、前記ストア ステップでスト
    アされた他の装置のアドレス以外のアドレスを自分のア
    ドレスとして決定する決定ステップとを有することを特
    徴とするアドレス決定方法。
  14. 【請求項14】 前記決定ステップは、自分のアドレス
    を使用している装置がネットワーク上に存在するか否か
    を判断する第2判断ステップを有し、その装置が存在す
    れば、前記ストア ステップでストアされた他の装置の
    アドレス以外のアドレスを自分のアドレスとして決定す
    ることを特徴とする請求項13記載のアドレス決定方
    法。
  15. 【請求項15】 前記決定ステップは、自分のアドレス
    として決定したアドレスを使用している装置が存在する
    か否かを調べるための信号の送信を、ネットワーク上の
    トラフィックに応じて制御する制御ステップを有するこ
    とを特徴とする請求項13記載のアドレス決定方法。
  16. 【請求項16】 自分のアドレス及び他の装置のアドレ
    スをストアするストアステップと、前記ストア ステッ
    プでストアされた他の装置のアドレスを使用している装
    置がネットワーク上に存在するか否かを判断する判断ス
    テップと、その装置が存在すれば、前記ストア ステッ
    プでストアされた自分のアドレスを再使用する再使用ス
    テップとを有することを特徴とするアドレス決定方法。
  17. 【請求項17】 前記再使用ステップでは、前記ストア
    ステップでストアされた自分のアドレスを使用してい
    る装置がネットワーク上に存在する場合、前記ストア
    ステップでストアされた他の装置のアドレス以外のアド
    レスを自分のアドレスとして決定することを特徴とする
    請求項16記載のアドレス決定方法。
  18. 【請求項18】 前記再使用ステップでは、自分のアド
    レスを使用している装置が存在するか否かを調べるため
    の信号の送信を、ネットワーク上のトラフィックに応じ
    て制御することを特徴とする請求項16記載のアドレス
    決定方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006352714A (ja) * 2005-06-17 2006-12-28 Fuji Electric Systems Co Ltd 非対称ネットワーク回線多重化装置
JP2007511144A (ja) * 2003-11-12 2007-04-26 ニムキャット ネットワークス インコーポレイテッド ピアの発見
JP2007123955A (ja) * 2005-10-24 2007-05-17 Nec Corp コンピュータシステム、ネットワーク装置、障害発生通知方法、および障害発生通知プログラム

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