JP2003288765A - 磁気ヘッド - Google Patents
磁気ヘッドInfo
- Publication number
- JP2003288765A JP2003288765A JP2002091782A JP2002091782A JP2003288765A JP 2003288765 A JP2003288765 A JP 2003288765A JP 2002091782 A JP2002091782 A JP 2002091782A JP 2002091782 A JP2002091782 A JP 2002091782A JP 2003288765 A JP2003288765 A JP 2003288765A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slider
- magnetic head
- suspension
- magnetic disk
- mounting portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/58—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
- G11B5/60—Fluid-dynamic spacing of heads from record-carriers
- G11B5/6005—Specially adapted for spacing from a rotating disc using a fluid cushion
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/4806—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed specially adapted for disk drive assemblies, e.g. assembly prior to operation, hard or flexible disk drives
- G11B5/4826—Mounting, aligning or attachment of the transducer head relative to the arm assembly, e.g. slider holding members, gimbals, adhesive
Landscapes
- Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 磁気ディスク装置の小型化を図り、高速特性
のすぐれた磁気ヘッドを提供する。 【解決手段】 サスペンション１２の先端側に設けたス
ライダ１０の搭載部１２ａにスライダ１０を搭載してな
る磁気ヘッドにおいて、前記スライダ１０が、記録／再
生素子が形成された端面を前記サスペンション１２の基
端側に向けて前記搭載部１２ａに搭載されていることを
特徴とする。
のすぐれた磁気ヘッドを提供する。 【解決手段】 サスペンション１２の先端側に設けたス
ライダ１０の搭載部１２ａにスライダ１０を搭載してな
る磁気ヘッドにおいて、前記スライダ１０が、記録／再
生素子が形成された端面を前記サスペンション１２の基
端側に向けて前記搭載部１２ａに搭載されていることを
特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は磁気ディスク装置に
用いる磁気ヘッドに関する。
用いる磁気ヘッドに関する。
【０００２】
【従来の技術】図６は一般的な磁気ディスク装置の全体
構造を示す説明図である。１００は磁気ディスク装置の
エンクロージャ、１０２は記録媒体としての磁気ディス
クである。１０４はアーム、１０６はアーム１０４を揺
動駆動するアクチュエータである。アーム１０４の先端
にはサスペンション１０８が固定され、サスペンション
１０８の先端の、磁気ディスク１０２に対向する面にス
ライダ１１０が取り付けられている。情報を記録あるい
は再生するためのシーク動作は、磁気ディスク１０２を
回転駆動しながら、回転軸１０５を支持軸としてアーム
１０４を揺動することによってなされる。
構造を示す説明図である。１００は磁気ディスク装置の
エンクロージャ、１０２は記録媒体としての磁気ディス
クである。１０４はアーム、１０６はアーム１０４を揺
動駆動するアクチュエータである。アーム１０４の先端
にはサスペンション１０８が固定され、サスペンション
１０８の先端の、磁気ディスク１０２に対向する面にス
ライダ１１０が取り付けられている。情報を記録あるい
は再生するためのシーク動作は、磁気ディスク１０２を
回転駆動しながら、回転軸１０５を支持軸としてアーム
１０４を揺動することによってなされる。
【０００３】サスペンション１０８にスライダ１１０を
取り付けた状態を図７に拡大して示す。サスペンション
１０８は弾性を有する金属の薄板によって形成したもの
で、その先端部にスライダ１１０を接合するジンバル部
１２０が設けられている。ジンバル部１２０の周囲には
スリット孔が設けられ、ジンバル部１２０はサスペンシ
ョン１０８の先端部に連結部１２２を介して支持されて
いる。スライダ１１０は、記録／再生素子が形成された
端面をサスペンション１０８の先端側に向けてジンバル
部１２０に接合される。スライダ１１０と接続する配線
パターンはサスペンション１０８の先端部を迂回し、連
結部１２２を経由してスライダ１１０の端子に接続す
る。１１２はスライダ１１０の浮上面に設けた浮上面パ
ターンである。
取り付けた状態を図７に拡大して示す。サスペンション
１０８は弾性を有する金属の薄板によって形成したもの
で、その先端部にスライダ１１０を接合するジンバル部
１２０が設けられている。ジンバル部１２０の周囲には
スリット孔が設けられ、ジンバル部１２０はサスペンシ
ョン１０８の先端部に連結部１２２を介して支持されて
いる。スライダ１１０は、記録／再生素子が形成された
端面をサスペンション１０８の先端側に向けてジンバル
部１２０に接合される。スライダ１１０と接続する配線
パターンはサスペンション１０８の先端部を迂回し、連
結部１２２を経由してスライダ１１０の端子に接続す
る。１１２はスライダ１１０の浮上面に設けた浮上面パ
ターンである。
【０００４】図８に磁気ディスク１０２が回転すること
によって生じる空気流により磁気ヘッドが浮上した様子
を説明的に示す。磁気ディスク１０２が回転することに
よって生じる空気流は、スライダ１１０の記録／再生素
子を設けた端面（Ａ）とは反対側からスライダ１１０の
浮上面に向けて流入する。スライダ１１０は浮上面パタ
ーン１１２の作用により、磁気ディスク１０２の表面か
らわずかに離間して浮上する。スライダ１１０は傾斜し
た状態で浮上し、スライダ１１０の記録／再生素子を設
けた端面Ａの下端縁が磁気ディスク１０２の表面からの
最下点位置になる。
によって生じる空気流により磁気ヘッドが浮上した様子
を説明的に示す。磁気ディスク１０２が回転することに
よって生じる空気流は、スライダ１１０の記録／再生素
子を設けた端面（Ａ）とは反対側からスライダ１１０の
浮上面に向けて流入する。スライダ１１０は浮上面パタ
ーン１１２の作用により、磁気ディスク１０２の表面か
らわずかに離間して浮上する。スライダ１１０は傾斜し
た状態で浮上し、スライダ１１０の記録／再生素子を設
けた端面Ａの下端縁が磁気ディスク１０２の表面からの
最下点位置になる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】このように、磁気ヘッ
ドは磁気ディスク１０２が回転することによって生じる
空気流の作用により磁気ディスク１０２の表面から浮上
し、スライダ１１０が浮上した状態でアーム１０４が揺
動することによって情報の記録／再生を行う。この磁気
ヘッドの動作はきわめて高速に行われるから、このよう
な高速動作に対応できるよう磁気ヘッドはできるだけ低
イナーシャであることが望ましい。この点、従来の磁気
ヘッドは、スライダ１１０の記録／再生素子を設けた端
面をサスペンション１０８の先端側に向けて搭載してい
るため、サスペンション１０８の先端部に配線パターン
を引き回す部位を設けることが必要となり、サスペンシ
ョン１０８の長さが長くなって磁気ヘッドの低イナーシ
ャ化を阻害するという課題があった。
ドは磁気ディスク１０２が回転することによって生じる
空気流の作用により磁気ディスク１０２の表面から浮上
し、スライダ１１０が浮上した状態でアーム１０４が揺
動することによって情報の記録／再生を行う。この磁気
ヘッドの動作はきわめて高速に行われるから、このよう
な高速動作に対応できるよう磁気ヘッドはできるだけ低
イナーシャであることが望ましい。この点、従来の磁気
ヘッドは、スライダ１１０の記録／再生素子を設けた端
面をサスペンション１０８の先端側に向けて搭載してい
るため、サスペンション１０８の先端部に配線パターン
を引き回す部位を設けることが必要となり、サスペンシ
ョン１０８の長さが長くなって磁気ヘッドの低イナーシ
ャ化を阻害するという課題があった。
【０００６】また、磁気ディスク装置は近年ますます小
型化しており、これにともなって磁気ヘッドも小型化し
ている。このような小型化の要請に対して、従来の磁気
ヘッドのようにサスペンション１０８の先端部をスライ
ダ１１０から突出させた形状に形成することは磁気ヘッ
ドの小型化に不利になるという課題があった。そこで、
本発明はこれらの課題を解決すべくなされたものであ
り、その目的とするところは低イナーシャ化および小型
化を図ることができ、磁気ディスク装置に好適に使用す
ることができる磁気ヘッドを提供するにある。
型化しており、これにともなって磁気ヘッドも小型化し
ている。このような小型化の要請に対して、従来の磁気
ヘッドのようにサスペンション１０８の先端部をスライ
ダ１１０から突出させた形状に形成することは磁気ヘッ
ドの小型化に不利になるという課題があった。そこで、
本発明はこれらの課題を解決すべくなされたものであ
り、その目的とするところは低イナーシャ化および小型
化を図ることができ、磁気ディスク装置に好適に使用す
ることができる磁気ヘッドを提供するにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため次の構成を備える。すなわち、サスペンショ
ンの先端側に設けたスライダの搭載部にスライダを搭載
してなる磁気ヘッドにおいて、前記スライダが、記録／
再生素子が形成された端面を前記サスペンションの基端
側に向けて前記搭載部に搭載されていることを特徴とす
る。また、前記搭載部が、スライダの平面形状と略同形
の矩形状に形成されていることを特徴とする。また、前
記スライダが、端面を搭載部の端部よりも突出して前記
搭載部に搭載されていることを特徴とする。また、前記
搭載部が、スライダに作用する弾性を調節する調節部を
介してサスペンションと一体に形成されていることを特
徴とする。
成するため次の構成を備える。すなわち、サスペンショ
ンの先端側に設けたスライダの搭載部にスライダを搭載
してなる磁気ヘッドにおいて、前記スライダが、記録／
再生素子が形成された端面を前記サスペンションの基端
側に向けて前記搭載部に搭載されていることを特徴とす
る。また、前記搭載部が、スライダの平面形状と略同形
の矩形状に形成されていることを特徴とする。また、前
記スライダが、端面を搭載部の端部よりも突出して前記
搭載部に搭載されていることを特徴とする。また、前記
搭載部が、スライダに作用する弾性を調節する調節部を
介してサスペンションと一体に形成されていることを特
徴とする。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について添付図面と共に詳細に説明する。図１は本発明
に係る磁気ヘッドの構成を示す平面図である。本実施形
態の磁気ヘッドにおいては、サスペンション１２に取り
付けるスライダ１０の向きを、従来の磁気ヘッドでサス
ペンションに取り付けているスライダの向きとは逆向き
とする。すなわち、従来の磁気ヘッドでは、サスペンシ
ョンの先端側に記録／再生素子を形成した端面を向けて
スライダ１０を搭載するのに対して、本実施形態の磁気
ヘッドでは、記録／再生素子を形成した端面Ａをサスペ
ンション１２の基端側に向けてスライダ１０を搭載す
る。１４はサスペンション１２の基部に固定するスペー
サである。
について添付図面と共に詳細に説明する。図１は本発明
に係る磁気ヘッドの構成を示す平面図である。本実施形
態の磁気ヘッドにおいては、サスペンション１２に取り
付けるスライダ１０の向きを、従来の磁気ヘッドでサス
ペンションに取り付けているスライダの向きとは逆向き
とする。すなわち、従来の磁気ヘッドでは、サスペンシ
ョンの先端側に記録／再生素子を形成した端面を向けて
スライダ１０を搭載するのに対して、本実施形態の磁気
ヘッドでは、記録／再生素子を形成した端面Ａをサスペ
ンション１２の基端側に向けてスライダ１０を搭載す
る。１４はサスペンション１２の基部に固定するスペー
サである。
【０００９】図１に示す磁気ヘッドの場合は、スライダ
１０に接続する配線パターンは、従来の磁気ヘッドのよ
うにサスペンション１２の先端側を迂回するように設け
る必要がなく、スライダ１０の端子からそのままサスペ
ンション１２の基端側に向けて引き出すようにして形成
することができる。したがって、サスペンション１２に
容易に配線パターンを形成することができる。
１０に接続する配線パターンは、従来の磁気ヘッドのよ
うにサスペンション１２の先端側を迂回するように設け
る必要がなく、スライダ１０の端子からそのままサスペ
ンション１２の基端側に向けて引き出すようにして形成
することができる。したがって、サスペンション１２に
容易に配線パターンを形成することができる。
【００１０】図２にサスペンション１２にスライダ１０
を搭載した状態を拡大して示す。同図で１６がスライダ
１０の端面に形成された記録／再生素子、１８がスライ
ダ１０の端子である。２０は端子１８と配線パターン２
２とを接合する金ボールである。本実施形態の磁気ヘッ
ドでは、サスペンション１２の先端側に形成するスライ
ダの搭載部１２ａを、スライダ１０と略同幅の矩形状に
形成している。搭載部１２ａにスライダ１０を搭載する
際には、搭載部１２ａの端部がスライダ１０の端面より
も突出しないよう搭載部１２ａにスライダ１０を接合す
る。
を搭載した状態を拡大して示す。同図で１６がスライダ
１０の端面に形成された記録／再生素子、１８がスライ
ダ１０の端子である。２０は端子１８と配線パターン２
２とを接合する金ボールである。本実施形態の磁気ヘッ
ドでは、サスペンション１２の先端側に形成するスライ
ダの搭載部１２ａを、スライダ１０と略同幅の矩形状に
形成している。搭載部１２ａにスライダ１０を搭載する
際には、搭載部１２ａの端部がスライダ１０の端面より
も突出しないよう搭載部１２ａにスライダ１０を接合す
る。
【００１１】サスペンション１２は磁気ディスクが回転
した際に生じる空気流によってスライダ１０が浮上する
浮上力とバランスをとるように弾性が設定されている。
本実施形態では、搭載部１２ａの基部に台形状の貫通孔
２４を設け、搭載部１２ａとサスペンション１２の本体
側とを細幅のアーム部２６ａ、２６ｂによって連結した
構成としている。アーム部２６ａ、２６ｂの幅寸法や長
さを調節することによって、スライダ１０に作用するサ
スペンション１２の弾性を調節することができる。本実
施形態では、アーム部２６ａ、２６ｂがスライダ１０に
作用する弾性を調節する調節部に相当する。
した際に生じる空気流によってスライダ１０が浮上する
浮上力とバランスをとるように弾性が設定されている。
本実施形態では、搭載部１２ａの基部に台形状の貫通孔
２４を設け、搭載部１２ａとサスペンション１２の本体
側とを細幅のアーム部２６ａ、２６ｂによって連結した
構成としている。アーム部２６ａ、２６ｂの幅寸法や長
さを調節することによって、スライダ１０に作用するサ
スペンション１２の弾性を調節することができる。本実
施形態では、アーム部２６ａ、２６ｂがスライダ１０に
作用する弾性を調節する調節部に相当する。
【００１２】図３は磁気ヘッドの他の実施形態を示す。
この実施形態の磁気ヘッドは、サスペンション１２の先
端に設けたアーム部２６ａ、２６ｂからさらに先側にＬ
字形のアーム２８ａ、２８ｂを延出し、Ｌ字形のアーム
２８ａ、２８ｂを介してスライダの搭載部１２ａを支持
したものである。Ｌ字形のアーム２８ａ、２８ｂによっ
て搭載部１２ａを支持する構成としたことで、従来の磁
気ヘッドに用いるサスペンション１０８に設けたジンバ
ル部１２０と同様な作用を発揮させることができる。こ
のように、サスペンション１２の先端側に設ける弾性の
調節部は、スライダを支持する弾性を考慮して適宜形状
に形成することができる。図３に示す実施形態では、サ
スペンション１２に形成する配線パターンは、アーム部
２６ａ、２６ｂおよびＬ字形のアーム２８ａ、２８ｂを
経由してスライダ１０の端子１８に接続される。
この実施形態の磁気ヘッドは、サスペンション１２の先
端に設けたアーム部２６ａ、２６ｂからさらに先側にＬ
字形のアーム２８ａ、２８ｂを延出し、Ｌ字形のアーム
２８ａ、２８ｂを介してスライダの搭載部１２ａを支持
したものである。Ｌ字形のアーム２８ａ、２８ｂによっ
て搭載部１２ａを支持する構成としたことで、従来の磁
気ヘッドに用いるサスペンション１０８に設けたジンバ
ル部１２０と同様な作用を発揮させることができる。こ
のように、サスペンション１２の先端側に設ける弾性の
調節部は、スライダを支持する弾性を考慮して適宜形状
に形成することができる。図３に示す実施形態では、サ
スペンション１２に形成する配線パターンは、アーム部
２６ａ、２６ｂおよびＬ字形のアーム２８ａ、２８ｂを
経由してスライダ１０の端子１８に接続される。
【００１３】図４は、上述した実施形態の磁気ヘッドを
磁気ディスク装置に取り付け、磁気ディスク１０２を回
転駆動させて磁気ディスク１０２の表面から磁気ヘッド
を浮上させた状態を示す。本実施形態の磁気ヘッドの場
合も、従来の磁気ヘッドと同様に、磁気ディスク１０２
を回転駆動して生じた空気流が、スライダ１０の記録／
再生素子を設けた端面とは反対面側から流入するように
設定する。このように設定することで、従来の磁気ヘッ
ドを使用する場合と同様に、スライダ１０を磁気ディス
ク１０２の表面から浮上させて情報の記録／再生を行う
ことができる。
磁気ディスク装置に取り付け、磁気ディスク１０２を回
転駆動させて磁気ディスク１０２の表面から磁気ヘッド
を浮上させた状態を示す。本実施形態の磁気ヘッドの場
合も、従来の磁気ヘッドと同様に、磁気ディスク１０２
を回転駆動して生じた空気流が、スライダ１０の記録／
再生素子を設けた端面とは反対面側から流入するように
設定する。このように設定することで、従来の磁気ヘッ
ドを使用する場合と同様に、スライダ１０を磁気ディス
ク１０２の表面から浮上させて情報の記録／再生を行う
ことができる。
【００１４】なお、スライダ１０の浮上面に設ける浮上
面パターン１１は、図１、７に示すように、従来のスラ
イダ１１０に設ける浮上面パターン１１２とまったく同
形でよい。本発明に係る磁気ヘッドの場合も、磁気ディ
スクが回転することによって生じる空気流がスライダ１
０を浮上させる作用は従来の磁気ヘッドとまったく同様
だからである。このように、本発明に係る磁気ヘッドに
搭載するスライダ１０は、従来の磁気ヘッドに搭載して
いるスライダ１０とまったく同じものを使用することが
できる。
面パターン１１は、図１、７に示すように、従来のスラ
イダ１１０に設ける浮上面パターン１１２とまったく同
形でよい。本発明に係る磁気ヘッドの場合も、磁気ディ
スクが回転することによって生じる空気流がスライダ１
０を浮上させる作用は従来の磁気ヘッドとまったく同様
だからである。このように、本発明に係る磁気ヘッドに
搭載するスライダ１０は、従来の磁気ヘッドに搭載して
いるスライダ１０とまったく同じものを使用することが
できる。
【００１５】図５は、本実施形態の磁気ヘッドを搭載し
た磁気ディスク装置と従来の磁気ヘッドを搭載した磁気
ディスク装置における空気流の方向と磁気ヘッドの配置
を示している。図５(b)は、従来の磁気ディスク装置に
おける磁気ヘッドと磁気ディスク１０２の配置を示す。
図では、磁気ディスク１０２の内周と外周との間をアー
ム１０４が揺動する状態を示している。従来の磁気ディ
スク装置では、図のように、サスペンション１０８の基
端側から先端側に向かう方向にエアが流れるように磁気
ディスク１０２が回転駆動される。
た磁気ディスク装置と従来の磁気ヘッドを搭載した磁気
ディスク装置における空気流の方向と磁気ヘッドの配置
を示している。図５(b)は、従来の磁気ディスク装置に
おける磁気ヘッドと磁気ディスク１０２の配置を示す。
図では、磁気ディスク１０２の内周と外周との間をアー
ム１０４が揺動する状態を示している。従来の磁気ディ
スク装置では、図のように、サスペンション１０８の基
端側から先端側に向かう方向にエアが流れるように磁気
ディスク１０２が回転駆動される。
【００１６】これに対して、本実施形態の磁気ディスク
装置では、図５(a)に示すように、サスペンション１０
８の先端側から基端側に向けてエアが流れるように磁気
ディスク１０２を回転駆動させる。このように、本実施
形態の磁気ディスク装置では、サスペンション１２，１
０８に対するエアの流れ方向が逆向きとなるように磁気
ディスク１０２の回転方向を設定する。これは、本発明
に係る磁気ヘッドでは、サスペンション１２に搭載する
スライダ１０の向きを従来の磁気ヘッドとは逆向きとし
ているためである。なお、磁気ディスク１０２の駆動方
向を逆向きとする以外は、本実施形態の磁気ディスク装
置の実質的な構成は従来の磁気ディスク装置と異なるも
のではない。
装置では、図５(a)に示すように、サスペンション１０
８の先端側から基端側に向けてエアが流れるように磁気
ディスク１０２を回転駆動させる。このように、本実施
形態の磁気ディスク装置では、サスペンション１２，１
０８に対するエアの流れ方向が逆向きとなるように磁気
ディスク１０２の回転方向を設定する。これは、本発明
に係る磁気ヘッドでは、サスペンション１２に搭載する
スライダ１０の向きを従来の磁気ヘッドとは逆向きとし
ているためである。なお、磁気ディスク１０２の駆動方
向を逆向きとする以外は、本実施形態の磁気ディスク装
置の実質的な構成は従来の磁気ディスク装置と異なるも
のではない。
【００１７】また、磁気ヘッドがサスペンションの先端
にLoad Unload機構を設ける形式の製品である場合であ
っても、本実施形態の磁気ヘッドであれば、サスペンシ
ョン１２の先端に設けた搭載部１２ａの端部からLoad U
nload機構を延出させて簡単に形成することができる。
本実施形態の磁気ヘッドは、図１に示すように、サスペ
ンション１２の先端にはスライダ１０を搭載する搭載部
１２ａを設けるのみで、サスペンション１２の先端部を
スライダ１０の端面から先側に延出させないことから、
磁気ヘッドのイナーシャを効果的に小さくすることがで
きる。上記のLoad Unload機構を設けた場合も、同様に
従来のLoad Unload機構を設けた磁気ヘッドにくらべて
低イナーシャ化を図ることが可能である。
にLoad Unload機構を設ける形式の製品である場合であ
っても、本実施形態の磁気ヘッドであれば、サスペンシ
ョン１２の先端に設けた搭載部１２ａの端部からLoad U
nload機構を延出させて簡単に形成することができる。
本実施形態の磁気ヘッドは、図１に示すように、サスペ
ンション１２の先端にはスライダ１０を搭載する搭載部
１２ａを設けるのみで、サスペンション１２の先端部を
スライダ１０の端面から先側に延出させないことから、
磁気ヘッドのイナーシャを効果的に小さくすることがで
きる。上記のLoad Unload機構を設けた場合も、同様に
従来のLoad Unload機構を設けた磁気ヘッドにくらべて
低イナーシャ化を図ることが可能である。
【００１８】
【発明の効果】本発明に係る磁気ヘッドは従来の磁気ヘ
ッドにくらべてサスペンションをコンパクトに形成する
ことができ、磁気ディスク装置の小型化を図ることがで
きる。また、磁気ヘッドの低イナーシャ化を図ることが
でき、高速動作にすぐれた磁気ヘッドとして提供するこ
とができる。
ッドにくらべてサスペンションをコンパクトに形成する
ことができ、磁気ディスク装置の小型化を図ることがで
きる。また、磁気ヘッドの低イナーシャ化を図ることが
でき、高速動作にすぐれた磁気ヘッドとして提供するこ
とができる。
【図１】磁気ヘッドの一実施形態の構成を示す平面図で
ある。
ある。
【図２】サスペンションにスライダを取り付けた状態を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図３】磁気ヘッドの他の実施形態の構成を示す斜視図
である。
である。
【図４】磁気ディスクの表面から磁気ヘッドが浮上した
状態を示す説明図である。
状態を示す説明図である。
【図５】磁気ディスクの回転方向を示す説明図である。
【図６】磁気ディスク装置の構成を示す説明図である。
【図７】従来の磁気ヘッドの構成を示す平面図である。
【図８】磁気ディスクの表面から磁気ヘッドが浮上した
状態を示す説明図である。
状態を示す説明図である。
１０ スライダ
１１ 浮上面パターン
１２ サスペンション
１２ａ 搭載部
１８ 端子
２２ 配線パターン
２４ 貫通孔
２６ａ、２６ｂ アーム部
２８ａ、２８ｂ アーム
１０２ 磁気ディスク
１０４ アーム
１０８ サスペンション
１１０ スライダ
１１２ 浮上面パターン
１２０ ジンバル部
Claims (4)
- 【請求項１】 サスペンションの先端側に設けたスライ
ダの搭載部にスライダを搭載してなる磁気ヘッドにおい
て、 前記スライダが、記録／再生素子が形成された端面を前
記サスペンションの基端側に向けて前記搭載部に搭載さ
れていることを特徴とする磁気ヘッド。 - 【請求項２】 搭載部が、スライダの平面形状と略同形
の矩形状に形成されていることを特徴とする請求項１記
載の磁気ヘッド。 - 【請求項３】 スライダが、端面を搭載部の端部よりも
突出して前記搭載部に搭載されていることを特徴とする
請求項１記載の磁気ヘッド。 - 【請求項４】 搭載部が、スライダに作用する弾性を調
節する調節部を介してサスペンションと一体に形成され
ていることを特徴とする請求項１、２または３記載の磁
気ヘッド。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002091782A JP2003288765A (ja) | 2002-03-28 | 2002-03-28 | 磁気ヘッド |
| US10/289,849 US7046482B2 (en) | 2002-03-28 | 2002-11-07 | Magnetic head |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002091782A JP2003288765A (ja) | 2002-03-28 | 2002-03-28 | 磁気ヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003288765A true JP2003288765A (ja) | 2003-10-10 |
Family
ID=28449607
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002091782A Pending JP2003288765A (ja) | 2002-03-28 | 2002-03-28 | 磁気ヘッド |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US7046482B2 (ja) |
| JP (1) | JP2003288765A (ja) |
Family Cites Families (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4797763A (en) * | 1986-08-13 | 1989-01-10 | Micropolis Corporation | Compact magnetic head flexible suspension |
| US5490027A (en) * | 1991-10-28 | 1996-02-06 | Censtor Corp. | Gimbaled micro-head/flexure/conductor assembly and system |
| JPH03259480A (ja) * | 1990-03-07 | 1991-11-19 | Nec Corp | 磁気ヘッド及びこれを用いた磁気ディスク装置 |
| US5282102A (en) * | 1992-02-27 | 1994-01-25 | Hutchinson Technology Incorporated | Gimbal for magnetic head suspension systems |
| US5537269A (en) * | 1994-05-20 | 1996-07-16 | Dastek Corporation | Method for loading the slider of a head gimbal assembly |
| TW345659B (en) * | 1994-11-03 | 1998-11-21 | Ibm | Slider/suspension design for improved crown sensitivity |
| US6307719B1 (en) * | 1999-11-17 | 2001-10-23 | Maxtor Corporation | Suspension assembly with adjustable gramload |
| US20010050828A1 (en) * | 2000-05-18 | 2001-12-13 | Davis Michael W. | Reverse flow disk drive and head suspension for same |
| US6707646B2 (en) * | 2000-08-29 | 2004-03-16 | Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. | Method and apparatus for dynamically controlling the flying behavior and height of a read/write head in a storage device by manipulating the spring constant of the suspension |
| US6751063B2 (en) * | 2001-07-31 | 2004-06-15 | Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. | Air-bearing sliders having leading read/write head and flying with negative pitch |
| US6697216B2 (en) * | 2001-07-31 | 2004-02-24 | Hitachi Global Storage Technologies | Disk drives with upstream-oriented heads |
-
2002
- 2002-03-28 JP JP2002091782A patent/JP2003288765A/ja active Pending
- 2002-11-07 US US10/289,849 patent/US7046482B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US7046482B2 (en) | 2006-05-16 |
| US20030184914A1 (en) | 2003-10-02 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7701673B2 (en) | Gimbal design with solder ball bond pads and trailing edge limiter tab for a recording head | |
| US6967800B1 (en) | Disk drive suspension assembly including a base plate with mass reduction openings at distal corners | |
| US8102628B2 (en) | Disk drive and head assembly having hole sequences | |
| JP2004296074A (ja) | ハードディスクドライブのヘッドジンバル組立体 | |
| US5566375A (en) | Magnetic disk drive having voice coil motor for moving a carriage and rocking mechanism for locking the carriage | |
| JP2006004539A (ja) | スライダ及び回転円板形記憶装置 | |
| US6747849B1 (en) | High performance suspension with reduced flow-induced vibration | |
| JPH11250434A (ja) | 磁気ディスク装置およびヘッドサスペンションアッセンブリ | |
| JP2001035103A (ja) | ディスク装置 | |
| US20060023359A1 (en) | Head, head suspension assembly, and disc device provided with the same | |
| US20090046390A1 (en) | System, method, and apparatus for an independent flexible cable damper for reducing flexible cable fatigue in a hard disk drive | |
| JP2003288765A (ja) | 磁気ヘッド | |
| US7663837B2 (en) | Rotor blade and hard disk drive having the same | |
| JP3333119B2 (ja) | 情報記録再生装置用ランプ及び情報記録再生装置 | |
| JP2006114209A (ja) | 浮上量調整機能を有するヘッドジンバルアッセンブリ、これを用いたハードディスクドライブ、並びに、浮上量調整方法及びシステム | |
| US20040130823A1 (en) | Head suspension assembly having smaller stray capacitance | |
| JP2737162B2 (ja) | ディスク装置 | |
| JP2006004513A (ja) | ディスク装置及びアーム・コイルサポート・アセンブリ | |
| JP2004348804A (ja) | サスペンション及び磁気ディスク装置 | |
| JPS61260483A (ja) | 磁気デイスク装置における磁気ヘツド支持装置 | |
| JP2002237161A (ja) | 衝撃減衰装置を有するディスクドライブのアクチュエータ | |
| JP2001195854A (ja) | ディスク装置 | |
| JP3356947B2 (ja) | 磁気ヘッドの支持構造 | |
| JPH1092131A (ja) | 磁気ディスク装置 | |
| JPH03173981A (ja) | デイスク装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041210 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060919 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061003 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061127 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070123 |