JP2003288511A - 商品販売支援装置,商品販売支援プログラム - Google Patents

商品販売支援装置,商品販売支援プログラム

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JP2003288511A
JP2003288511A JP2002071469A JP2002071469A JP2003288511A JP 2003288511 A JP2003288511 A JP 2003288511A JP 2002071469 A JP2002071469 A JP 2002071469A JP 2002071469 A JP2002071469 A JP 2002071469A JP 2003288511 A JP2003288511 A JP 2003288511A
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Hitoshi Yamauchi
仁 山内
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 販売商品のまとめ買い等における利用者のリ
スクを低減し,利用者の利用意欲を阻害せずに利用者の
囲い込みを行えるインターネットショップを提供する。 【解決手段】 購入契約が成立した商品に関する契約済
み商品データを及び,その商品を分納等する配送計画デ
ータを登録(S305)し,さらに,利用者(商品の買
い手)が販売商品を購入できる擬似金銭であるポイント
を,購入契約が成立した商品の価格分相当だけその利用
者のデータから減額(不足分は課金)する(S30
6)。また,購入契約が成立した商品のうち,契約未実
行(例えば,未だ配送されていない)の商品の一部又は
全部を転売商品に設定する機能を有し,転売商品も販売
商品として提供する。転売が成立すれば,その価格分だ
け転売した利用者にポイントが加算される(S30
9)。その他,ポイントの購入や,契約未実行商品どう
しの交換機能を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,インターネットシ
ョップを提供する商品販売支援装置及びそのプログラム
に関し,特に,商品のまとめ買いを促すのに好適な商品
販売支援装置及びそのプログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年,インターネットの発達にともな
い,サーバ計算機等の商品販売支援装置によりインター
ネット上で提供される,いわゆるインターネットショッ
プ(以下,ネットショップという)が普及している。一
般的なネットショップでは,利用者のパソコンや携帯電
話等の情報端末に販売対象となる商品(以下,販売商品
という)に関する販売商品情報が送信され,前記情報端
末からその利用者が購入を希望する販売商品に関する情
報を含む所定の商品購入要求がサーバ計算機等に送信さ
れた場合に,該商品購入要求に基づいて販売商品につい
ての販売契約(利用者側から見れば購入契約)を成立さ
せる。このとき,要求した利用者に関する利用者情報と
対応づけて,要求された販売商品に関する情報が契約済
み商品情報としてサーバ計算機等に登録される。さら
に,このようにして登録された契約済み商品情報及び利
用者情報に基づいて,できるだけ速やかに利用者への課
金や,商品の配送等が行われることが通常である。ここ
でいう販売商品には,食品,雑貨,家電品等のいわゆる
物に限らず,各種役務(サービス)や,演劇鑑賞若しく
は航空機搭乗のチケット等,売買対象となる全てを含む
ものとし,以下同様とする。ここで,販売商品の提供者
(商品の生産者や販売者)にとっては,ある程度まとま
った数量の販売商品について一括して販売契約を成立さ
せることができれば,需要予測が立てやすくなり,生産
の効率化や在庫圧縮といった効果が生まれる。その結
果,一定の値引きを行ってもなお利益の増加が見込める
ため,利用者(買い手)は,まとめ買いを行うことによ
り,安い単価で販売商品を購入できるというメリットを
享受できる。このようなまとめ買いをインターネット上
で実現する「予約購入契約確立・管理システム」が特表
2000−512052号公報に示されている。該公報
に示されるシステムにより,販売商品の提供者は販売を
効率化でき,販売商品を購入する側は低単価で販売商品
を購入できる結果,商品販売が促進される。一方,従来
のネットショップにおいては,所定のユーザ登録及び入
会費の支払い等を行った会員(利用者)にのみ何らかの
特典を与えることにより,顧客(利用者)の囲い込みを
行うものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,前記公
報に示されるシステムでは,利用者のまとめ買いによっ
て販売契約が成立した商品は,契約で定められた期間内
に全て購入(契約を実行)する必要があり,全て購入で
きなくても販売契約が成立した分だけその利用者に課金
されてしまう。確かに,利用者は,低単価で販売商品を
購入できるというメリットがあるが,予定(状況)が変
わる等により,販売契約が成立した商品を購入する必要
がなくなってしまった場合でもそのまま課金されてしま
うというリスクは全て利用者が背負わなければならない
という問題点があった。また,入会費等を支払った会員
にのみ特典を与えるというネットショップでは,利用者
は商品への対価以外に入会費等を支払うことに抵抗感を
持つため、ネットショップを利用する意欲を阻害すると
いう問題点もあった。従って,本発明は上記事情に鑑み
てなされたものであり,その目的とするところは,販売
商品のまとめ買いを行う場合の利用者のリスクを低減す
るとともに,利用者の利用意欲を阻害することなく利用
者の囲い込みを行うことができるネットショップを提供
する商品販売支援装置,及びそのプログラムを提供する
ことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は,商品及びその価格に関する情報を含む販売
商品情報を通信回線を介して情報端末に送信する手段
と,前記情報端末からその利用者が購入を希望する1又
は複数の商品に関する情報を含む商品購入要求を受信す
る手段と,前記商品購入要求に基づいて販売契約が成立
した1又は複数の商品に関する契約済み商品情報をこれ
を要求した前記利用者に関する利用者情報に対応づけて
登録する手段と,を具備する商品販売支援装置におい
て,前記利用者が販売商品を購入できる金額に関する商
品化可能金額情報を,前記利用者情報に対応づけて登録
する商品化可能金額登録手段と,前記契約済み商品情報
における価格の一部又は全部の金額相当分について,商
品購入を要求した前記利用者の前記商品化可能金額情報
を減額変更する商品化可能金額減額手段と,を具備して
なることを特徴とする商品販売支援装置である。これに
より,前記商品化可能金額情報が,当該商品販売支援装
置により提供されるネットショップで商品を取り引きす
る際の擬似的な金銭として取り扱われ,後述する多様な
取り引き形態を提供することが可能となる。さらに,前
記商品化可能金額減額手段により,前記契約済み商品情
報の価格の一部の金額相当分についてのみ前記商品化可
能金額情報が減額変更された場合に,残りの金額相当分
を対応する前記利用者に課金する第1の課金手段を具備
するものであれば,必要に応じて前記商品化可能金額情
報と現実の金銭とを混在させて取り扱うことができる。
【0005】例えば,前記契約済み商品情報のうち,契
約が実行された一部又は全部の商品に関する情報につい
て契約実行済み商品情報を設定する契約実行済み商品情
報設定手段と,前記契約実行済み商品情報に基づいて,
前記契約済み商品情報のうち契約が実行されていない商
品に関する契約未実行商品情報の一部又は全部を前記販
売商品情報として前記情報端末に送信する契約未実行商
品提供手段と,を具備するものが考えられる。これによ
り,例えば,最初に商品のまとめ買い契約を行った後
に,まとめ買い契約した商品の一部ずつについて,順次
契約実行(商品の配送,受け取り等)を行うといった取
り引き形態を実現できる。
【0006】さらに,前記契約済み商品情報に契約実行
の期限に関する契約実行期限情報が対応づけられてお
り,該契約実行期限情報の期限を経過した前記契約済み
商品情報については,その全てに前記契約実行済み商品
情報が設定されるよう構成されたものも考えられる。こ
れにより,商品の販売契約(購入契約)は,必ず所定の
期限までに実行されるので,商品の提供者側は需要予測
が容易となって商品の販売効率が向上する。また,商品
の販売効率が向上すれば,結果として商品価格を抑える
こともでき,利用者にもメリットが生じる。
【0007】また,前記情報端末から受信した前記商品
購入要求が前記契約未実行商品情報の一部又は全部の商
品を要求するものである場合に,該契約未実行商品情報
の一部又は全部を,これを要求した新たな利用者の前記
利用者情報に前記契約済み商品情報として対応づけるよ
う登録変更する手段を具備し,前記登録変更された前記
契約未実行商品情報の一部又は全部の価格に相当する金
額分について,前記商品化可能金額登録手段により,前
記契約未実行商品情報の一部又は全部が対応づけられて
いた元の利用者に前記商品化可能金額情報を登録すると
ともに,前記商品化可能金額減額手段により,前記新た
な利用者の前記商品化可能金額情報を減額変更するよう
構成されたものも考えられる。これにより,一度は購入
する契約を行ったが,事情の変化により必要がなくなっ
た場合でも,購入契約(商品提供者側から見れば販売契
約)が実行される前の商品(前記契約未実行商品),例
えば,実際に配送される前の商品等であれば,他の利用
者への転売を可能とする取り引き形態を実現できる。そ
の結果,商品をまとめ買いする場合等における利用者の
リスクが大幅に低減される。転売により利用者が得た前
記商品化可能金額情報は,当該商品販売支援装置が提供
するネットショップで商品を購入する際に使用できる。
【0008】また,前記情報端末から一の利用者に対応
する前記契約未実行商品情報の一部又は全部の商品と他
の利用者に対応する前記契約未実行商品情報の一部又は
全部の商品との交換を要求する契約未実行商品交換要求
を受信する商品交換要求受信手段と,前記契約未実行商
品交換要求に基づいて,交換が要求された前記契約未実
行商品情報の一部又は全部における前記利用者情報の対
応づけを,前記一の利用者と前記他の利用者との間で相
互に変更する契約未実行商品交換手段と,を具備するも
のも考えられる。これにより,一の利用者と他の利用者
との間で,前記契約未実行商品どうしを交換するという
取り引き形態を実現できる。利用者にとっては,保有す
る契約実行前の商品を有効に処分する方法が多様化して
便利である。さらに,前記契約未実行商品交換手段によ
り交換された前記契約未実行商品情報それぞれの価格の
差額に基づいて,前記一の利用者及び前記他の利用者の
うち,一方に対して前記商品化可能金額減額手段による
前記商品化可能金額情報の減額を行い,他方に対して前
記商品化可能金額登録手段による前記商品化可能金額情
報の登録を行うよう構成さたものも考えられる。これに
より,交換する商品どうしの価格が等価であるか否かに
関わらず交換できるので,商品を交換できる機会が広が
る。
【0009】また,前記情報端末から前記利用者情報と
金額とを指定して前記商品化可能金額情報の登録を要求
する商品化可能金額登録要求を受信する手段と,前記商
品化可能金額登録要求により指定された金額分だけその
利用者に課金する第2の課金手段と,を具備し,前記商
品化可能金額登録手段が,前記商品化可能金額登録要求
に基づいて指定された金額分の前記商品化可能金額情報
をその利用者に登録するものも考えられる。これによ
り,擬似的な金銭である前記商品化可能金額情報を実際
の金銭で購入することが可能になる。前記商品化可能金
額情報は,将来確実に,当該商品販売支援装置が提供す
るネットショップで使用(消費)されるものであり,利
用者(顧客)の囲い込みにつながる。ここで,当該ネッ
トショップの提供者は,前記商品化可能金額情報を購入
した利用者に一定の特典を与えることが望ましい。さら
に,前記商品化可能金額情報に商品を購入できる期限に
関する商品化期限情報が対応づけられており,該商品化
期限情報の期限を経過した前記商品化可能金額情報につ
いては,前記商品化可能金額減額手段による減額変更が
行えないよう構成されたものであってもよい。これによ
り,例えば,使用期限を設けた前記商品化可能金額情報
については,その登録(購入)を要求した利用者に一定
の特典を与える等の多様なサービスを提供することがで
きる。ネットショップの提供者としては,一定期間内に
ネットショップが利用されることを見込めるので,期限
付きの前記商品化可能金額情報を取得した(登録され
た)利用者に一定の特典を与えやすくなる。
【0010】また,前記商品購入要求情報に,購入を希
望する商品を1回で全納又は複数回に分けて分納するこ
とに関する配送計画情報が含まれており,該配送計画情
報に基づいて商品の配送実績情報を管理する配送実績管
理手段を具備するものも考えられる。これにより,例え
ば,最初に商品のまとめ買い契約を行った後に,まとめ
買い契約した商品の一部ずつについて,順次契約実行
(商品の配送,受け取り等)する場合の配送管理が容易
となる。さらに,前記契約実行済み商品情報設定手段
が,前記配送実績情報に基づいて,配送済みの商品に対
応する前記契約済み商品情報について自動的に前記契約
実行済み商品情報を設定するものであれば,人手によっ
て前記配送実績情報を入力する手間が省ける。
【0011】また,前記商品化可能金額情報の一部又は
全部を前記販売商品情報として前記情報端末に送信する
商品化可能金額転売手段を具備するものであってもよ
い。また,前記商品販売支援装置の機能をコンピュータ
に実現させる商品販売支援プログラムとして捉えたもの
も考えられる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照しながら,本
発明の実施の形態及び実施例について説明し,本発明の
理解に供する。尚,以下の実施の形態及び実施例は,本
発明を具体化した一例であって,本発明の技術的範囲を
限定する性格のものではない。ここに,図1は本発明の
実施の形態に係る商品販売支援装置Xにより提供される
インターネットショップの概略システム構成を表す図,
図2は本発明の実施の形態に係る商品販売支援装置X及
びそれと通信可能な端末の概略構成を表すブロック図,
図3は本発明の実施の形態に係る商品販売支援装置Xに
おけるメインの処理手順を表すフローチャート,図4は
本発明の実施の形態に係る商品販売支援装置Xにおける
利用者データ登録の処理手順を表すフローチャート,図
5は本発明の実施の形態に係る商品販売支援装置Xにお
けるポイント購入の処理手順を表すフローチャート,図
6は本発明の実施の形態に係る商品販売支援装置Xにお
ける商品購入の処理手順を表すフローチャート,図7は
本発明の実施の形態に係る商品販売支援装置Xにおける
転売商品登録の処理手順を表すフローチャート,図8は
本発明の実施の形態に係る商品販売支援装置Xから端末
に送信される基本ページの画面例を表す図,図9は本発
明の実施の形態に係る商品販売支援装置Xから端末に送
信される利用者データ登録ページの画面例を表す図,図
10は本発明の実施の形態に係る商品販売支援装置Xか
ら端末に送信される利用者データ入力ページの画面例を
表す図,図11は本発明の実施の形態に係る商品販売支
援装置Xから端末に送信されるポイント購入のページの
画面例を表す図,図12は本発明の実施の形態に係る商
品販売支援装置Xから端末に送信される商品購入のペー
ジの画面例を表す図,図13は本発明の実施の形態に係
る商品販売支援装置Xから端末に送信される転売商品登
録のページの画面例を表す図,図14は本発明の実施の
形態に係る商品販売支援装置Xから端末に送信される自
己の交換対象商品選択のページの画面例を表す図,図1
5は本発明の実施の形態に係る商品販売支援装置Xから
端末に送信される相手の交換対象商品選択のページの画
面例を表す図,図16は本発明の実施の形態に係る商品
販売支援装置Xにおける販売商品データの構成例を表す
図,図17は本発明の実施の形態に係る商品販売支援装
置Xにおける利用者データの構成例を表す図,図18は
本発明の実施の形態に係る商品販売支援装置Xにおける
契約済み商品データの構成例を表す図,図19は本発明
の実施の形態に係る商品販売支援装置Xにおける配送計
画データの構成例を表す図,図20は本発明の実施の形
態に係る商品販売支援装置Xにおける転売商品管理デー
タの構成例を表す図である。
【0013】まず,図1を用いて,本発明の実施の形態
に係る商品販売支援装置Xが提供するネットショップの
システム構成について説明する。以下,商品販売支援装
置Xのことを単にサーバXという。サーバXは,LAN
又は公衆回線1を介して1又は複数の端末2と通信可能
に接続されている。前記端末2は,パソコンや携帯電
話,PDA,或いはコンビニエンスストア等の店頭に設
置された端末等の情報端末であり,主として本サーバX
が提供するネットショップの利用者により操作されるも
のである。
【0014】次に,図2を用いて,本サーバX及び端末
2の各構成について説明する。図2(a)に示すよう
に,本サーバXは,HTTPサーバ11,メール送受信
部12,通信制御部13,操作表示部14,データ制御
部15,及びデータ記憶部16を具備している。前記H
TTPサーバ11は,いわゆるウェブサーバの機能を有
する装置であり,前記端末2から送信されるURL等の
要求を受信し,これに対応するHTMLやJavaSc
ript(サン・マイクロシステムズ・インコーポレー
テッドの登録商標,以下同じ)等によって構成されたペ
ージ(画面)データやその他の情報を前記データ記憶部
16から読み出して前記端末2に対して送信する他,前
記端末2から送信される各種データ要求に応じ,予め登
録されたCGI等のプログラムに従って前記データ記憶
部16から必要なデータを読み出し及び加工してHTM
LやJavaScriptによるページデータ等に編成
して前記端末2に送信する。前記メール送受信部12
は,いわゆる電子メールサーバの機能を有する装置であ
り,前記HTTPサーバ11からの要求に基づく前記端
末2への電子メールの送信処理,及び前記端末2から送
信される電子メールの受信処理を実行する。前記通信制
御部13は,前記LAN又は公衆回線1を介した前記端
末2との通信制御を行う。前記操作表示部14は,不図
示のCRTディスプレイ,キーボード,マウス等から構
成され,データの登録操作等,当該データXにおける各
種入力及び表示を行う。前記データ制御部15は,前記
端末2からの要求に関わらず,前記データ記憶部16に
記憶される各種データの処理を行うものであり,後述す
る配送実績管理処理等を実行する。前記データ記憶部1
6は,ハードディスク等の記憶装置であり,後述する販
売商品データd1,利用者データd2,契約済み商品デ
ータd3,配送計画データd4,及び転売商品管理デー
タd5等の商品販売に関する各種データ,並びに前記H
TTPサーバ11,前記メール送受信部12,前記操作
表示部14,及び前記データ制御部15により扱われる
その他のデータが格納される。
【0015】前記端末2は,一般的なパソコンや携帯電
話,PDA等の情報端末であり,図2(b)に示すよう
に,不図示のCRTディスプレイ,キーボード,及びマ
ウス等,或いは液晶パネル,及びシートキー等から構成
される操作表示部21と,不図示のMPU,主メモリ,
及びその周辺機器から構成されるデータ制御部22と,
ハードディスクや不揮発性RAM等のデータ記憶部23
と,前記LAN又は公衆回線1を介したデータ通信を行
う通信制御部24とを具備している。前記データ記憶部
23には,前記サーバXへの各種データ要求や前記サー
バXから受信するHTMLデータ等を前記操作表示部2
1へ表示出力するウェブブラウザ,電子メールの送受信
を行うメールソフト等のプログラムがインストールされ
ている。これらのプログラムは,必要に応じて前記デー
タ制御部22の前記主メモリに展開され,該データ制御
部22により実行される。以上の他,前記端末2は一般
的なパソコンや携帯電話,PDA等と同様の他の構成を
有するが,周知であるのでここでは説明を省略する。
【0016】本サーバXによるネットショップの提供に
あたり,販売対象となる商品(以下,商品或いは販売商
品という)に関する前記販売商品データd1が,予め前
記操作表示部14により前記データ記憶部16に登録さ
れる。もちろん,前記HTTPサーバ11を用いた周知
の方法により,インターネット等の通信回線を介して,
販売商品の提供者の情報端末から前記販売商品データを
登録できるよう構成してもよい。図16に示すように,
前記販売商品データd1は,各販売商品の識別情報であ
る商品ID(d11),及びその商品の提供者の識別情
報である提供者ID(d12),販売商品の名称,製造
メーカ,外観イメージデータ,商品説明等の商品自体の
情報d13,並びに販売商品の価格情報d14,販売商
品が売れた場合に入金する金融機関の口座番号d15,
その販売商品の提供者の連絡先である電子メールアドレ
スd16,その商品の販売期限d17等を含んでいる。
前記商品ID(d11)には,日用雑貨,食品・調味
料,書籍等の商品の品目を識別する情報も含まれてい
る。また,前記価格情報d14は,販売商品ごとに1つ
ではなく,所定の販売数量の単位(以下,販売単位d1
41という)ごとに単価d142の設定がなされてい
る。例えば,トイレットペーパー10巻1セットについ
て,前記販売単位d141が5セット以上(10セット
未満)の場合の1セットあたりの前記単価d142は3
00円,前記販売単位d141が10セット以上の場合
の1セットあたりの前記単価d142は250円等と設
定されている。これにより,利用者は,販売商品を多く
まとめ買いするほど安い単価で購入でき,このようにし
ても,販売商品の提供者は,販売効率の向上等により利
益向上が見込めることになる。また,例えば,販売商品
がガソリンのように価格変動が激しいものである場合に
は,ガソリン5万円分を前記販売単位d141及び前記
販売単価d142とし,これを購入した利用者には,購
入した金額内で店頭表示価格の10%割り引きでガソリ
ンを購入できるといった金券的な商品とすることも考え
られる。
【0017】本サーバXが提供するネットショップで
は,該ネットショップ内で販売商品を購入できる金額に
関する情報であるポイント(前記商品化可能金額情報の
一例)が,各利用者ごとに前記データ記憶部16に登録
される。前記ポイントは,各利用者が本ネットショップ
上で使用する擬似的な金銭であり,その取得(登録)方
法は大きく2つに分かれる。その1つは,一旦購入する
契約を行った販売商品を,実際にその商品が配送される
までの間に他の利用者に転売することにより,その利用
者から転得する方法であり,もう1つは,金銭を支払っ
てそれと引き換えに取得する(即ち,ポイントを購入す
る)方法である。これらの詳細については後述する。本
実施の形態では,前記ポイントをもって本サーバXが提
供するネットショップにおける前記商品化可能金額情報
の一例,即ち,擬似的な金銭を表すが,これに限るもの
ではなく,例えば,金額そのものを登録するもの等であ
ってもよい。以下,便宜上,1ポイントに1円相当の価
値があるものとして説明する。また,本実施の形態で
は,商品が配送された時点で,販売契約(購入契約)が
実行されたと取り扱うものとする。
【0018】次に,図3〜図7を用いて,前記サーバX
の前記HTTPサーバ11により制御される処理の手順
について説明する。以下,S101,S102,,,
は,処理手順(ステップ)の番号を表すものとする。ま
ず,前記HTTPサーバ11は,図3のS101,S1
02において,前記端末2から図8に示す基本ページP
g0の送信要求(URL等)を受信するまでループ(S
102のNo側)し,該要求を受信(S102のYes
側)すると,前記基本ページPg0が前記端末2へ送信
(S103)される。前記基本ページPg0は,HTM
LやJavaScript等で記述されたデータであ
る。以下,ページとは,HTMLやJavaScrip
t等で記述された画面データを表す。図8に示すよう
に,前記基本ページPg0には,利用者データ登録,ポ
イント購入,商品購入,転売商品登録の各々に関するペ
ージへ移行するためのボタンPb01〜Pb04が配置
されている。前記基本ページPg0は,前記ボタンPb
01〜Pb04のいずれかが前記操作表示部21によっ
て操作されると,操作されたボタンに対応するページを
送信する要求が前記サーバXに対してなされるよう構成
されている。以下,ボタンが配置される各ページは,特
に説明がない限り,操作したボタンに対応するデータや
ページの送信要求が前記サーバXに対してなされるよう
構成されているものとする。
【0019】次に,S104,S105において,前記
端末2から前記ボタンPb01〜Pb05の操作に相当
する要求(URL等)が受信されるまでループ(S10
5の受信なし側)し,該要求を受信すると,受信した要
求が前記ボタンPb01〜Pb04のいずれの操作に相
当する要求かが判別(S105の受信あり側)され,該
判別結果により次にどのステップに移行するかが分かれ
る。
【0020】(・利用者データ登録のページ)まず,S
105において,前記利用者データ登録のページへの移
行ボタンPb01の操作に相当する要求があったと判別
された場合の処理を図4を用いて説明する。まず,図4
のS111において,図9に示す利用者データ登録のペ
ージPg1が前記端末2に送信される。図9に示すよう
に,前記利用者データ登録のページPg1には,各利用
者に関する前記利用者データd2の新規登録,及び既に
登録済みの前記利用者データd2の変更の各処理に移行
するためのボタンPb11,Pb12が配置されてい
る。前記利用者データd2の新規登録は,各利用者が本
サーバXが提供するネットショップを利用できる会員と
なるとなるために行うものである。次に,S112,S
113において,前記端末2から前記ボタンPb11又
はPb12の操作に相当する要求が受信されるまでルー
プ(S113の受信なし側)し,該要求を受信すると,
受信した要求が前記ボタンPb11,Pb12のいずれ
の操作に相当する要求かが判別(S113の受信あり
側)され,該判別結果により次にどのステップに移行す
るかが分かれる。
【0021】(・・利用者データの新規登録,S113
→S121)S113において,前記利用者データ新規
登録ボタンPb11の操作に相当する要求があったと判
別された場合の処理を以下に説明する。まず,S121
へ移行し,前記利用者データd2の入力処理が実行され
る。本処理では,例えば,データ入力ページとして,図
10に示す利用者データ入力ページPg11が前記端末
2に送信される。前記利用者データ入力ページPg11
には,これから会員登録しようとする利用者の氏名・住
所・電子メールアドレス等d21,利用者の認証に用い
られるパスワードd22,料金の決済用として利用する
クレジットカード番号等d23,及び購入した商品の配
送先の候補d24の入力枠に加え,入力したデータを前
記利用者データd2として本サーバXへ登録するよう要
求する登録ボタンPb111,及びデータ入力を中止し
て前のページへ戻るよう要求する中止ボタンPb112
が配置されている。前述したように前記ユーザID(d
20)は,利用者が入力するものではなく,利用者を特
定できるように本サーバXにより発行(図4のS12
2)されるものである。前記利用者データ入力ページP
g11において,前記中止ボタンPb112が操作され
ると,そのままS103(図3)に戻って前述した処理
が繰り返され(不図示),データ入力後に前記登録ボタ
ンPb111が操作されると,入力されたデータが所定
のデータ登録要求とともに本サーバXに送信され,該デ
ータ登録要求を受けた本サーバXの処理は,S122へ
移行する。
【0022】次に,S122において,S121で入力
された前記利用者データd2(即ち,利用者)を特定す
る前記ユーザID(d20)が生成されるとともに,該
ユーザID(d20)がその利用者の前記端末2に通知
される。次に,S121で入力された前記利用者データ
d2にS122で生成された前記ユーザID(d20)
が加えられて前記データ記憶部16に登録(S123)
された後,S103(図3)へ戻って前記基本ページP
g0の送信から処理が繰り返される。図17に,前記利
用者データd2の構成の一例を示す。前記ユーザIDd
20の他,前記利用者データ入力ページPg11から入
力された各データd21〜d24に加え,前記ポイント
d25の数が含められる。原則として,新規入会時の前
記ポイントd25は0(ゼロ)であるが,入会促進のた
め,新規入会者に所定数の前記ポイントd25を登録す
るよう構成してもよい。
【0023】(・・利用者データの変更,S113→S
131)次に,S113(図4)において,前記利用者
データ登録・更新のページPg1(図9)の前記利用者
データ変更ボタンPb12の操作に相当する要求があっ
たと判別された場合の処理を以下に説明する。まず,S
131へ移行してユーザ認証処理が行われる。本ユーザ
認証処理では,前記ユーザIDd20及びパスワードd
22を入力するページが前記端末2へ送信され,前記端
末2で入力された前記ユーザIDd20及びパスワード
d22をもとに,過去に登録された前記利用者データd
2が検索され,一致するデータが存在すればユーザ認証
成功,存在しなればユーザ認証失敗と判別される。前記
ユーザ認証処理において,本サーバXと前記端末2との
間で,SSL(Secure Sockets Layer)等の暗号通信プ
ロトコルを用いれば,よりセキュリティが高まり望まし
い。ここでユーザ認証に失敗した場合には,その旨のメ
ッセージを通知するページを前記端末2に送信するとと
もに,S111へ戻って処理が繰り返される(不図
示)。次に,ユーザ認証が成功した場合にのみS132
へ移行し,前述したS121と同様に前記利用者データ
の入力処理(S121)が実行される。このとき,S1
31で認証された利用者の前記利用者データd2が,前
記利用者データ入力ページPg11(図10)に含めら
れた状態で,即ち,前記利用者データ入力ページPg1
1の各入力枠に,S131で認証された前記利用者デー
タd2の各値が初期値として与えられた状態で前記端末
2に送信される。前記端末2の利用者は,前記利用者デ
ータ入力ページPg11に含められた(各入力枠に初期
値として与えられた)前記利用者データd2を変更する
ことによって新たなデータを入力する。前記利用者デー
タの入力処理(S132)が終了すると,前記データ記
憶部16に既に登録されている前記利用者データd2
が,S132で入力(変更)された前記利用者データd
2に更新された後,S103(図3)へ戻って処理が繰
り返される。
【0024】(・ポイント購入のページ)次に,図3の
S105において,前記基本ページPg0(図8)の前
記ポイント購入のページへの移行ボタンPb02の操作
に相当する要求があったと判別された場合の処理を図5
を用いて説明する。まず,図5のS201において,前
述したS131(図4)と同様に,ユーザ認証処理が行
われ,ユーザ認証が成功した場合にのみS202へ移行
する。ユーザ認証が失敗した場合は,その旨のメッセー
ジを通知するページを前記端末2に送信するとともに,
S103(図3)へ戻って処理が繰り返される(不図
示)。S202では,図11に示すポイント購入のペー
ジPg2が前記端末2に送信される。図11に示すよう
に,前記ポイント購入のページPg2は,前記ポイント
25を1,000円1口又は10,000円1口のよう
に,所定の単位金額ごとに口数を指定することにより,
購入(登録)を希望する前記ポイント25の数を入力す
る入力枠201,及び購入を希望するポイント25の数
を直接入力する入力枠202,登録ボタンPb21,及
び中止ボタンPb22を表示し,さらに,前記入力枠2
01,202に入力した口数及びポイント数に従って,
登録ポイント数(登録される合計ポイント数)及び課金
額を自動計算して表示するよう構成されている。図11
に示すように,前記ポイント25を例えば1,000ポ
イントや10,000ポイントのまとまった単位で購入
すると,購入金額にいくらか(例えば,2〜5%)加算
された金額に相当する前記ポイント25が登録される。
前記ポイント25が登録されることによりいずれか特定
の販売商品の販売契約が成立するわけではないが,前記
ポイント25は,将来必ず本サーバXが提供するネット
ショップで使用されるものであるので,利用者(顧客)
の囲い込みにつながり,一定の特典を与えても元を取れ
る価値がある。また,利用者にとっては,購入(登録)
した前記ポイント25に相当する金額分については,本
サーバXが提供するネットショップにおける販売商品を
購入しなければならない制約はあるものの,商品への対
価以外に入会費等を支払う場合のような抵抗感がなく,
利用者がネットショップを利用する意欲を阻害すること
がない。前記ポイント購入のページPg2において,前
記中止ボタンPb22が操作されると,そのままS10
3(図3)に戻って前述した処理が繰り返され(不図
示),データ入力後に前記登録ボタンPb21が操作さ
れると,自動計算された前記登録ポイント数及び課金額
を含む所定のポイント登録要求が本サーバXに送信さ
れ,該ポイント登録要求を受けた本サーバXの処理は,
S203へ移行する。
【0025】次に,S203において,前記端末2から
受信した前記登録ポイント要求(前記商品化可能金額登
録要求に相当)に含まれる前記登録ポイント数の分だ
け,S201で認証(指定)された前記利用者データd
1に前記ポイント25が登録(加算)され,同様に前記
課金額の分だけ,その利用者の前記クレジットカード番
号等d23に基づく課金(S204,前記第2の課金手
段の処理に相当)が行われた後,S103へ戻って前述
した処理が繰り返される。このようにして登録された前
記ポイント25は,以降,本サーバXが提供するネット
ショップにおいて販売商品の購入に使用(商品化)でき
る。また,前記ポイント25に,商品化できる期限に関
する商品化期限情報を付加し,その期限が経過した前記
ポイント25については,その登録を前記利用者データ
d2から抹消する等により,後述する商品購入の処理の
際に使用できない(減算変更できない)ようにし,その
分は課金するようにすることも考えられる。これによ
り,ネットショップの提供者としては,一定期間内にネ
ットショップが利用されることを見込めるので,期限付
きの前記ポイント25を取得した(登録された)利用者
に一定の特典を与えやすくなる。前記課金(S204)
は,例えば,クレジットカード会社等のオンラインシス
テムとの接続等,周知の方法で行われる。もちろん,前
記利用者データd1に,銀行の口座番号とそのパスワー
ドを含め,これに基づく銀行引き落としによる課金を行
うよう構成してもよい。また,例えば,銀行への預金金
額のうち,ペイオフ対象となる1000万円を越える預
金部分については,その利用者の前記ポイント25とし
て自動的に登録するよう構成すること等も考えられる。
これにより,ペイオフ対象となる預金金額分について
は,利息の代わりにネットショップ上での特典を得られ
るようになり,金融リスク対策になる。
【0026】(・商品購入のページ)次に,図3のS1
05において,前記基本ページPg0(図8)の前記商
品購入のページへの移行ボタンPb03の操作に相当す
る要求があったと判別された場合の処理を図6を用いて
説明する。まず,図6のS301において,前述したS
131(図4)と同様に,ユーザ認証処理が行われ,ユ
ーザ認証が成功した場合にのみS302へ移行する。ユ
ーザ認証が失敗した場合は,その旨のメッセージを通知
するページを前記端末2に送信するとともに,S103
(図3)へ戻って処理が繰り返される(不図示)。S3
02では,所定の商品品目選択処理が行われる。本処理
では,所定の商品品目選択ページが記端末2に送信さ
れ,該商品品目選択ページから利用者が所望する商品の
品目,例えば,日用雑貨,食品・調味料,書籍,演劇チ
ケット等の商品品目が選択される。次に,S303に移
行し,S302で選択された商品の品目に対応した商品
購入のページPg31(図12)が前記端末2に送信さ
れる。このとき,前記販売期限d17を経過しているデ
ータは送信対象(販売対象)から除外される。図12に
示すように,前記商品購入のページPg31には,S3
02で選択された商品の品目に対応する前記商品ID
(d11)を有する前記販売商品データd1のうち,そ
の概略内容を示す一部のデータ(前記商品ID(d1
1),商品名,前記販売単位d141,前記単価d14
2等)が一覧表示されるとともに,販売商品ごとに購入
数量d32を入力する入力枠301,購入するか否かを
選択するチェック欄302,購入を希望する商品全ての
配送を完了する期限である配送完了期限d35,購入を
希望する商品を1回で全納又は複数回に分けて分納する
等の配送計画に関するデータを入力する入力枠303,
前記配送計画情報の入力内容に基づいて自動計算される
配送手数料304,前記チェック欄302にチェックし
た商品について前記購入数量d32と該購入数量d32
に応じた前記単価d142と前記配送手数料304とに
基づいて自動計算される商品価格d33(合計金額),
該商品価格d33と前記購入数量d32とに基づいて自
動計算された商品の購入単価d34,S301で認証さ
れた前記利用者データd2に登録されている前記ポイン
トd25,前記ポイントd25に相当する金額が前記商
品価格d33に不足している場合の不足額である課金額
305,所定の商品購入要求を本サーバXに送信する申
込ボタンPb311,及び処理を中止する中止ボタンP
b312,販売商品のさらに詳細なデータ(商品イメー
ジ等)の表示を要求する場合に操作する商品詳細枠30
6等が表示される。前記配送手数料304の計算方法と
しては,例えば,商品提供者や物流センター等の住所
と,商品の配送先d44との間の距離等に基づいて計算
すること等が考えられる。また,前記配送完了期限d3
5(前記契約実行期限情報の一例)は,前記購入数量d
32や前記商品価格d33等に基づいて自動計算され
る。例えば,商品がトイレットペーパーである場合,前
記購入数量d32が20セット以下なら購入申込み日か
ら6ヶ月後,21〜40セットなら同12ヶ月後,41
〜60セットなら同18ヶ月後というように計算され
る。また,図12に一覧表示されている前期販売商品デ
ータd1の中で,「●」印が付されているものは,他の
利用者によって転売に出されている転売商品であること
を表している。これについては後述する。また,図12
の例では,前記配送計画に関するデータは,前記利用者
データd2の前記商品の配送先の候補d24から配送先
d44を選択するとともに,分納する回数を入力すれ
ば,前記購入数量d32をその分納回数で均等割りした
数量ずつ,前記配送完了期限d35までに等間隔で配送
されるよう配送日及び配送数量が自動計算される。ここ
で分納回数が1回であれば,1回で全納されることにな
る。また,任意設定枠307を操作すれば,配送日及び
配送数量を任意に設定することも可能である(不図
示)。さらに,ポイント購入枠308を操作すれば,前
述した前記ポイント25の登録処理(図5)が実行さ
れ,前記ポイント25を追加登録することが可能である
(不図示)。前記商品購入のページPg31において,
前記中止ボタンPb312が操作されると,そのままS
302に戻って前述した処理が繰り返され(不図示),
データ入力後に前記申込ボタンPb311が操作される
と,入力及び自動計算されたデータを含む所定の商品購
入要求が本サーバXに送信され,該商品購入要求を受け
た本サーバXの処理は,S304へ移行する。
【0027】次に,S304において,前記端末2から
受信した前記商品購入要求に対応する商品の購入契約
(商品提供者側から見れば商品の販売契約)を識別する
契約IDが自動生成され,さらに,S305において,
図18及び図19のそれぞれに示す契約済み商品データ
d3及び配送計画データd4が前記データ記憶部16に
登録された後,S306へ移行する。前記契約済み商品
データd3(図18)には,S301で認証された前記
ユーザID(d20),S312で生成された前記契約
ID(d31),前記商品購入のページPg31(図1
2)で利用者によって選択又は入力され或いは自動計算
された各種データ(前記商品ID(d11),前記購入
数量d32,前記商品価格d33,前記購入単価d3
4,前記配送完了期限d35)に加え,既に配送が行わ
れた(即ち,契約が実行された)商品の数量である配送
済み数量d36(前記契約実行済み商品情報の一例),
未配送の商品の数量である未配送数量d37,及び購入
されたが未だ未配送である(即ち,契約未実行である)
商品のうち転売対象として登録されている商品の数量で
ある転売登録数量d38等が含まれる。前記未配送数量
d37の初期値は,前記購入数量d32と同じ数量であ
り,前記配送済み数量d36及び前記転売登録数量d3
8の初期値は0である。以後,前記配送済み数量d36
が加算された分だけ,前記未配送数量d37が減算され
るよう管理される。前記配送済み数量d36,及び前記
未転売登録数量d38が,以後どのように設定されるか
については後述する。また,前記配送計画データd4に
は,前記商品購入のページPg31(図12)で利用者
によって設定された前記配送計画に関するデータ(前記
配送計画情報の一例)に基づいて,分納の各回ごとに
(1回の配送ごとに)1組のデータが登録され,該1組
のデータごとに,前記ユーザID(d20),前記契約
ID(d31),何回目の配送であるかを表す配送回d
41,各配送回における配送数量d42,配送期日d4
3,配送先d44に加え,既に当該配送が済んでいるか
否を表す配送済みフラグd45(未配送を「未」,配送
済みを「済」で表す),当該配送を禁止するか否かを表
す配送禁止フラグd46(配送禁止を「ON」,配送を
禁止しないこと「OFF」で表す)等が含まれる。前記
ユーザID(d20)及び前記契約ID(d31)によ
り,前記利用者データd2及び前記契約済み商品データ
d3のそれぞれに対応づけられる。また,前記配送済み
フラグd45の初期値は「未」であり,前記配送禁止フ
ラグd4の初期値は「OFF」である。前記配送済みフ
ラグd45により,前記配送計画データd4は,配送実
績を管理するデータとしての役割を併せ持つことにな
る。前記配送済みフラグd45,前記配送禁止フラグd
46が,以後どのように設定されるかについては後述す
る。
【0028】次に,S306において,前記契約済み商
品データd3の前記ユーザID(d20)に対応する前
期利用者データd1の前記ポイントd25の数が,前記
商品価格d33に相当する分だけ減算(減額)した値に
更新登録される(前記商品化可能金額減額手段の処理に
相当)。同時に,前記ポイントd25の数が,前記商品
価格d33より不足する場合には,その不足分だけ当該
利用者データd1の前記クレジットカード番号等d23
に基づく課金が行われる(前記第1の課金手段の処理に
相当)。このように,前記契約済み商品データd3の登
録(S312)及び前記ポイントd25の減額(必要に
応じて課金)(S306)が完了することにより,利用
者と商品提供者との間の販売契約(利用者側から見れば
購入契約)が成立したことになる。次に,S307へ移
行し,S312で登録された前記契約済み商品データd
3及び前記配送計画データを含む所定の受注通知が,当
該契約に係る販売商品の提供者の前記電子メールアドレ
スd16宛てに電子メールで通知される。販売商品の提
供者は,前記受注通知に従って利用者へ商品を配送す
る。また,インターネットに接続されたパソコン等の情
報端末から,販売商品の提供者が前記提供者ID(d1
2)や前記商品ID(d11)を指定することにより,
前記契約済み商品データd3及び前記配送計画データd
4を参照できる機能を本サーバXに設けてもよい。次
に,S308において,購入要求があった販売商品が,
前記転売商品であるか否かが判別され,前記転売商品で
はないと判別された場合は,前記商品価格d33分だ
け,その販売商品の提供者の前記口座番号d15に基づ
く入金処理が実行された後,S302へ戻って処理が繰
り返される。もちろん,前記商品価格d33から,本サ
ーバXによるネットショップ提供者の手数料分等を差し
引いた額を入金するよう構成してもよい。該入金処理に
ついては,周知の手段・方法が存在するので説明を省略
する。一方,S308において,購入要求があった販売
商品が,前記転売商品であると判別された場合は,S3
09〜S312の処理へ移行する。このS309〜S3
12の処理については後述する。
【0029】(・転売商品登録のページ)次に,図3の
S105において,前記基本ページPg0(図8)の前
記転売商品登録のページへの移行ボタンPb04の操作
に相当する要求があったと判別された場合の処理を図7
を用いて説明する。まず,図7のS401において,前
述したS131(図4)と同様に,ユーザ認証処理が行
われ,ユーザ認証が成功した場合にのみS402へ移行
する。ユーザ認証が失敗した場合は,その旨のメッセー
ジを通知するページを前記端末2に送信するとともに,
S103(図3)へ戻って処理が繰り返される(不図
示)。S402では,図13に示す転売商品登録のペー
ジPg4が前記端末2に送信される。前記転売商品登録
のページPg2には,前記契約済み商品データd3のう
ち,S201で認証された前記ユーザID(d20)を
含み,かつ前記未配送数量d37が1以上であるものが
一覧表示されるとともに,前記契約済み商品データd3
それぞれについて,転売対象とするか否かを入力するチ
ェック欄401,該チェック欄401にチェックした商
品のうち転売対象とする数量(前記転売数量d38)を
入力する入力枠402,前記転売数量d38の登録を要
求するための登録ボタンPb41,及び処理を中止する
ための中止ボタンPb42が表示される。前記転売数量
d38は,既に登録された前記契約済み商品データd3
のうち,未配送の商品について,その数量分だけ他の利
用者に転売することを可能にするための設定値である。
ここでは,前記転売商品登録のページPg4は,前記転
売数量d38を前記配送計画データd4の前記配送数量
d42の単位でのみ設定できるように構成されている。
即ち,前記配送計画データd4の前記配送済みフラグが
「未」であるもののうち,前記配送回d41が後のもの
から順に前記配送数量d42を積算して得られる数量の
み設定可能である。もちろん,前記未配送数量d37の
範囲内で任意に設定できるようにしてもよい。前記転売
商品登録のページPg4において,前記中止ボタンPb
112が操作されると,そのままS103(図3)に戻
って前述した処理が繰り返され(不図示),データ入力
後に前記登録ボタンPb41が操作されると,前記チェ
ック欄401にチェックされた前記契約済み商品データ
d3の前記契約IDd31と前記転売数量d38とを含
む所定の転売登録要求が本サーバXに送信され,該転売
登録要求を受けた本サーバXの処理は,S403へ移行
する。
【0030】次に,S403において,以下に示す転売
商品登録処理が実行される。前記転売商品登録処理で
は,まず,前記端末2から受信した前記転売登録要求に
含まれる前記契約ID31に対応する前期契約済み商品
データd3に,前記転売数量d38が登録される。これ
により,前記契約済み商品データd3のうち,前記転売
数量d38分に相当する商品が前記転売商品となる。次
に,前記転売商品に対応する前記配送計画データd4の
前記配送禁止フラグがONに設定される(S404)。
この設定は,前記契約ID31に対応する前記配送計画
データd4について,前記配送回d41が後のものから
順に前記配送数量d42を積算し,順次積算した数量が
最初に前記転売数量d38以上となるまでの前記配送計
画データd4について,前記配送禁止フラグd46をO
Nに更新することにより行われる。さらに,更新後の配
送計画データd4が,前記転売商品の提供者(転売に出
した利用者ではなく,元々の販売商品の提供者のこと)
の前記電子メールアドレスd16宛てに電子メールで通
知される。これにより,転売対象となった商品の配送が
禁止される(S405)。次に,前記転売商品に関する
データが前記販売商品データd1として新たに追加登録
される(S406)。即ち,前記契約済み商品データd
3の前記商品ID(d11)に当該転売商品を識別する
情報を付加した新たなIDが,新たに追加登録される前
記販売商品データd1の前記商品ID(d11)とさ
れ,前記転売数量d38,前記購入単価d34,及び前
記配送完了期限d35のそれぞれが,新たに追加登録さ
れる前記販売商品データd1の前記販売単位d141,
前記単価142,及び前記販売期限d17とされる。そ
の他のデータは,前記契約済み商品データd3に含まれ
る前記商品ID(d12)(当該転売商品を識別する情
報を付加する前の元の前記商品ID)に対応する前記販
売商品データd1と同じに設定される。このように,未
配送(契約未実行)の前記契約済み商品データd3が,
前記販売商品データd1として登録されることにより,
未配送の前記契約済み商品データd3の一部又は全部が
前記販売商品データの一部として前記端末2に送信され
る。これを表した例が,前述した図12の前記商品購入
のページPg31である。該商品購入のページPg31
において,「●」印が付されたデータが,前記転売商品
のデータであり,該転売商品についての前記購入数量d
32には前記販売単位d141の数量(即ち,前記転売
数量d38と同じ数量)が設定され,この数量は変更入
力できないように構成される。このように,前記転売商
品のデータを含めた前記商品購入のページPg31を前
記端末2に送信する処理が,前記契約未実行商品提供手
段の処理に相当する。これにより,利用者は,まとめ買
い等によって商品の購入契約(販売契約)が成立した後
に,その商品の一部又は全部を購入する必要がなくなっ
た場合であっても,未配送の商品,即ち,契約が未実行
の商品については転売が可能となるので,利用者のリス
クが大きく軽減される。
【0031】次に,図20に示す転売商品管理データd
5が前記データ記憶部16に登録(S407)された
後,S103(図3)へ戻って,前記基本ページPg0
(図8)の送信から処理が繰り返される。前記転売商品
管理データd5は,前記転売商品に対応する前記販売商
品データd1(新たに追加登録されたデータ)の前記商
品ID(d11)(元の前記商品IDに当該転売商品を
識別する情報が付加されたID),前記転売商品に対応
する前記契約済み商品データd3の前記ユーザID(d
20)及び前記契約ID(d31)等が1組となったデ
ータである。この転売商品管理データd5により,前記
転売商品に関する前記販売商品データd1と前記契約済
み商品データd3とが対応付けられる。
【0032】ここで,図6のS308において,前記商
品購入のページPg31(図12)から前記商品購入要
求があった販売商品が,前記転売商品であると判別され
た場合の処理(S309〜S312)について説明す
る。前記転売商品であるか否かは,前記商品ID(d1
1)によって判別される。まず,S309では,前記端
末2から受信した前記商品購入要求に含まれる前記商品
ID(d11)に基づいて前記転売商品管理データd5
を参照することにより前記転売商品を転売に出した利用
者の前記利用者データd2が特定され,その利用者デー
タd2に前記転売商品の価格分の前記ポイントd25が
加算登録される。次に,S310において,S309と
同様にして前記転売商品に対応する前記契約済み商品デ
ータd3を特定し,当該契約済み商品データd3につい
て,前記配送済み数量d36に前記転売数量d38分が
加算,前記未配送数量d37から前記転売数量d38分
が減算され,さらに,前記転売数量d38が0に設定さ
れる。次に,S311において,S310で特定された
前記契約済み商品データd3に対応する前記配送計画デ
ータd4のうち,前記配送禁止フラグd46がONであ
るものについて,前記配送済みフラグd45が「済」に
設定される。このS310及びS311の処理により,
前記契約済み商品データd3のうち,転売が成立した前
記転売商品については,擬似的に,配送された(契約が
実行された)ものとして取り扱われる。もちろん,前述
したS311〜S307の処理により,前記転売商品
は,これを購入した他の利用者の前記契約済み商品デー
タd3として登録されるので,前記転売商品についての
販売契約が解除されるわけではなく,契約する利用者が
変更されるだけである。次に,S312において,前記
端末2から受信した前記商品購入要求に含まれる前記商
品ID(d11)に対応する前記販売商品データd1及
び前記転売商品管理データd5が削除された後,S30
2へ戻って処理が繰り返される。これにより,転売が成
立した前記転売商品に関する前記販売商品データd1
は,以後,販売商品として取り扱われなくなる。
【0033】(・配送実績管理処理)次に,前記データ
制御部15により実行される配送実績管理処理(前記配
送実績管理手段の処理に相当)について説明する。本配
送実績管理処理は,前記HTTPサーバ11により実行
される前述した処理(図3〜図7に示す処理)と並行し
て実行される。前記配送実績管理処理は,前記配送計画
データd4を常時監視し,前記配送禁止フラグd46が
OFFであり,かつ前記配送期日d43が現在の日付と
一致するデータについて,配送対象となる商品の前記商
品ID(d11),前記配送先d44,前記配送数量d
42等を,これを提供する商品提供者の宛先d16に対
して電子メールにより通知する。また,前記配送禁止フ
ラグd46がONであっても,前記配送期日d43が対
応する前記契約済み商品データd3の前記配送完了期限
d35と一致する(即ち,前記配送回d41が最終回の
配送期日である)場合には,前述と同様に前記配送期日
d43の監視,及び配送期日となったデータの通知を行
う。この場合,商品提供者に通知する配送数量は,前記
契約IDd31が一致する前記配送計画データd4のう
ち,前記配送禁止フラグd46がONとなっている全て
のデータの前記配送数量d42を合算した数量とする。
これにより,転売対象となったことにより前記配送禁止
フラグd46がONと設定されていても,前記配送完了
期限d35が経過した前記契約済み商品データd3につ
いては,これに対応する前記配送計画データd4の前記
配送済みフラグd45全てが「済」に設定(前記契約実
行済み商品情報が設定)され,契約された全ての商品が
前記配送完了期限d35に配送されることになる。さら
に,商品提供者の情報端末等からインターネット経由
で,前記ユーザIDd20,前記契約ID31,及び前
記配送回d41等を含む所定の商品配送完了通知を受信
した場合に,対応する前記配送計画データd4につい
て,前記配送済みフラグd45を「済」に更新するとと
もに,前記契約済み商品データd3の前記配送済み数量
d36及び前記未配送数量d37を更新する。前記配送
済み数量d36(前記契約済み商品情報)が自動設定さ
れるので,各商品提供者からの連絡に従ってデータ入力
する手間が省ける。
【0034】
【実施例】前記商品販売支援装置Xでは,前記契約済み
商品データd3として登録された商品のうち,未配送
(契約未実行)である商品を前記転売商品として設定す
ることができたが,さらに,複数の利用者間で,それぞ
れが保有する前記転売商品どうしを相互に交換できる商
品交換機能(前記契約未実行商品交換手段の機能に相
当)を付加したものも考えられる。該商品交換機能を実
現する処理としては,例えば,次のような処理が考えら
れる。以下,自己の保有する前記転売商品と,他の利用
者の前記転売商品とを指定して,交換を要求する側の利
用者のことを「交換元の利用者」,該交換元の利用者か
ら交換要求を受ける側の利用者のことを「交換先の利用
者」という。
【0035】まず,前記交換元の利用者の端末から所定
の商品交換要求(前記契約未実行商品交換要求の一例)
を受信した場合に,図14に示すような「自己の交換対
象商品の選択ページPg51」を前記交換元の利用者の
前記端末2に送信することにより,前記交換元の利用者
が保有する前記転売商品(前記契約済み商品データd3
の前記転売数量d38が設定された商品)のリストか
ら,交換対象とする商品を選択(チェック欄501をチ
ェック)させ,さらに,図15に示すような「交換を希
望する相手商品の選択ページPg52」を前記交換元の
利用者の前記端末2に送信することにより,交換を希望
する相手の前記転売商品を選択(チェック欄502をチ
ェック)させるとともに,前記配送計画に関するデータ
を入力させる。これは,前記商品購入のページPg31
と同様である。次に,このようにして選択された前記交
換元の利用者の前記転売商品(即ち,交換元の交換対象
商品)と,前記交換先の利用者の転売商品(即ち,交換
先の交換対象商品)とを関連づけて仮交換契約として記
憶するとともに,前記交換先の利用者に交換要請があっ
た旨を電子メールによって通知する。
【0036】さらに,前記交換先の利用者から交換を了
解する旨の通知及び,前記配送計画に関するデータの登
録があった場合には,前記仮交換契約に関連づけられた
前記交換元の利用者の前記転売商品を前記交換先の利用
者の新たな前記契約済み商品データd3として登録し,
同様に,前記交換先の利用者の前記転売商品を前記交換
元の利用者の新たな前記契約済み商品データd3として
登録する。即ち,前記交換元の利用者と前記交換先の利
用者との間で,それぞれの前記転売商品(前記契約未実
行商品の一部又は全部に相当)における前記利用者デー
タd2の対応づけを相互に変更する。このとき,交換さ
れた両商品の価格に差額があれば,該差額の分が前記交
換元又は交換先のいずれかの利用者の前記ポイントd2
5から減算される。また,前記ポイントd25が不足し
ていれば,不足分が課金される。この処理は,前述した
商品の転売と同様である。これにより,利用者にとって
は,保有する未配送(契約未実行)の商品を有効に処分
する方法が多様化して便利である。また,交換商品間の
差額分が自動的に清算されるので,交換する商品どうし
の価格が等価であるか否かに関わらず交換でき,商品を
交換できる機会が広がる。
【0037】また,前記実施の形態では,商品が配送さ
れたことをもって契約が実行されたとみなす例を示した
が,本発明の範囲はこれに限るものでなく,例えば,販
売商品がガソリン等である場合,ガソリンスタンドで給
油するごとに,給油された量だけ契約が実行されたとす
る(前記配送済み数量d36に相当する数量を加算す
る)ものや,コンビニエンスストア等の受渡し拠点で商
品が受け取られた時点で契約が実行されたとするもの,
配送用のトラック等が物流センター等の拠点でその商品
をピックアップした時点で契約が実行されたとするもの
等,契約実行とする時点は種々考えられ,これらも本発
明の範囲である。この場合,ガソリンスタンドやコンビ
ニエンスストア等の受渡し拠点のPOSシステムや,物
流会社等が運用する物流管理システムと接続する等によ
り,契約実行の実績情報を取得すること等が考えられ
る。また,購入した商品が航空機のチケット等であり,
商品を使用或いは受け取る際に,その商品を購入した本
人であるかどうかの認証が必要な場合には,商品の使用
或いは受け取りを行う拠点(空港等)に,本人認証用の
端末等を設置し,これと前記サーバXとを回線接続する
ことによって,その商品を購入した本人であることを認
証することも考えられる。
【0038】また,前記ポイントd25そのものを,転
売対象にできる機能を付加することも考えられる。例え
ば,前記契約済み商品データd3に係る商品の一部又は
全部を,転売対象として設定できたのと同様に,前記利
用者データd2に登録された前記ポイントd25の一部
又は全部を,転売対象として設定できる機能を付加し,
転売が成立した場合にその利用者の定められた銀行口座
等へ入金処理がなされるよう構成すればよい。これによ
り,前記ポイントd25を購入しすぎてしまった利用者
に,そのポイントd25を換金する機会が与えられる。
前記サーバXによるネットショップの提供者としては望
ましいことではないが,利用者にとってはリスクが軽減
され,当該ネットショップを気軽に利用できることにな
る。また,前記ポイントd25を転売対象に設定する際
に,例えば一定の違約金相当分を減額した分のみ転売で
きるよう構成してもよい。
【0039】また,全ての利用者,或いは希望する特定
の利用者の前記ポイントd25の一部又は全部をプール
することにより,商品提供者の倒産等のトラブルが生じ
た場合の保険機能(未配送の商品分の前記ポイントd2
5を返却する機能)を付加したものや,プールされた前
記ポイントd25の大きさに応じて,利息相当の前記ポ
イントd25を加算登録する機能を付加したもの等,そ
の他多様な取り引き形態を実現するよう拡張することも
可能である。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように,本発明によれば,
前記商品化可能金額情報が,当該商品販売支援装置によ
り提供されるネットショップで商品を取り引きする際の
擬似的な金銭として取り扱われ,多様な取り引き形態を
提供することが可能となる。例えば,最初に商品のまと
め買い契約を行った後に,まとめ買い契約した商品の一
部ずつについて,順次契約実行(商品の配送,受け取り
等)を行うといった取り引き形態を実現できる。また,
一度は購入する契約を行ったが,事情の変化により必要
がなくなった場合でも,購入契約(商品提供者側から見
れば販売契約)が実行される前の商品(前記契約未実行
商品),例えば,実際に配送される前の商品等であれ
ば,他の利用者への転売を可能とする取り引き形態を実
現できる。その結果,商品をまとめ買いする場合等にお
ける利用者のリスクが大幅に低減される。また,一の利
用者と他の利用者との間で,前記契約未実行商品どうし
を交換するという取り引き形態も実現でき,利用者にと
っては,保有する契約実行前の商品を有効に処分する方
法が多様化して便利である。また,交換された商品間の
価格の差額を清算する機能を設けることにより,交換す
る商品どうしの価格が等価であるか否かに関わらず交換
できるので,商品を交換できる機会が広がる。また,前
記商品化可能金額情報は,将来確実に,当該商品販売支
援装置が提供するネットショップで使用(消費)される
ものであり,商品の提供者側としては,利用者(顧客)
の囲い込みにつながるので商品販売を効率化できる。ま
た,このようにして商品販売が効率化されれば,利用者
に一定の特典を与えることも可能となり,利用者にもメ
リットが生じる。また,利用者が購入を希望する商品を
1回で全納又は複数回に分けて分納することに関する配
送計画情報,及び該配送計画情報に基づく配送実績管理
を行うことにより,例えば,最初に商品のまとめ買い契
約を行った後に,まとめ買い契約した商品の一部ずつに
ついて,順次契約実行(商品の配送,受け取り等)する
場合の配送管理が容易となる。さらに,前記配送実績管
理に基づいて,自動的に契約が実行済みであるか否かを
設定すれば,人手によって配送実績を管理する手間が省
ける。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る商品販売支援装置X
により提供されるインターネットショップの概略システ
ム構成を表す図。
【図2】本発明の実施の形態に係る商品販売支援装置X
及びそれと通信可能な端末の概略構成を表すブロック
図。
【図3】本発明の実施の形態に係る商品販売支援装置X
におけるメインの処理手順を表すフローチャート。
【図4】本発明の実施の形態に係る商品販売支援装置X
における利用者データ登録の処理手順を表すフローチャ
ート。
【図5】本発明の実施の形態に係る商品販売支援装置X
におけるポイント購入の処理手順を表すフローチャー
ト。
【図6】本発明の実施の形態に係る商品販売支援装置X
における商品購入の処理手順を表すフローチャート。
【図7】本発明の実施の形態に係る商品販売支援装置X
における転売商品登録の処理手順を表すフローチャー
ト。
【図8】本発明の実施の形態に係る商品販売支援装置X
から端末に送信される基本ページの画面例を表す図。
【図9】本発明の実施の形態に係る商品販売支援装置X
から端末に送信される利用者データ登録ページの画面例
を表す図。
【図10】本発明の実施の形態に係る商品販売支援装置
Xから端末に送信される利用者データ入力ページの画面
例を表す図。
【図11】本発明の実施の形態に係る商品販売支援装置
Xから端末に送信されるポイント購入のページの画面例
を表す図。
【図12】本発明の実施の形態に係る商品販売支援装置
Xから端末に送信される商品購入のページの画面例を表
す図。
【図13】本発明の実施の形態に係る商品販売支援装置
Xから端末に送信される転売商品登録のページの画面例
を表す図。
【図14】本発明の実施の形態に係る商品販売支援装置
Xから端末に送信される自己の交換対象商品選択のペー
ジの画面例を表す図。
【図15】本発明の実施の形態に係る商品販売支援装置
Xから端末に送信される相手の交換対象商品選択のペー
ジの画面例を表す図。
【図16】本発明の実施の形態に係る商品販売支援装置
Xにおける販売商品データの構成例を表す図。
【図17】本発明の実施の形態に係る商品販売支援装置
Xにおける利用者データの構成例を表す図。
【図18】本発明の実施の形態に係る商品販売支援装置
Xにおける契約済み商品データの構成例を表す図。
【図19】本発明の実施の形態に係る商品販売支援装置
Xにおける配送計画データの構成例を表す図。
【図20】本発明の実施の形態に係る商品販売支援装置
Xにおける転売商品管理データの構成例を表す図。
【符号の説明】
1…LAN又は公衆回線 2…端末 11…HTTPサーバ 12…メール送受信部 13,24…通信制御部 14,21…操作表示部 15,22…データ制御部 16,23…データ記憶部 Pb01,Pb02,,…操作ボタン 201,202,301,303…入力枠 302,401,501,502…チェック欄 d1…販売商品データ d2…利用者データ d3…契約済み商品データ d4…配送計画データ d5…転売商品管理データ S101,S102,,…処理手順(ステップ)
フロントページの続き (72)発明者 山内 仁 オーストラリア 4217 クイーンズランド 州 シェブロン アイランド スタンヒル ドライブ 261

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品及びその価格に関する情報を含む販
    売商品情報を通信回線を介して情報端末に送信する手段
    と,前記情報端末からその利用者が購入を希望する1又
    は複数の商品に関する情報を含む商品購入要求を受信す
    る手段と,前記商品購入要求に基づいて販売契約が成立
    した1又は複数の商品に関する契約済み商品情報をこれ
    を要求した前記利用者に関する利用者情報に対応づけて
    登録する手段と,を具備する商品販売支援装置におい
    て,前記利用者が販売商品を購入できる金額に関する商
    品化可能金額情報を,前記利用者情報に対応づけて登録
    する商品化可能金額登録手段と,前記契約済み商品情報
    における価格の一部又は全部の金額相当分について,商
    品購入を要求した前記利用者の前記商品化可能金額情報
    を減額変更する商品化可能金額減額手段と,を具備して
    なることを特徴とする商品販売支援装置。
  2. 【請求項2】 前記商品化可能金額減額手段により,前
    記契約済み商品情報の価格の一部の金額相当分について
    のみ前記商品化可能金額情報が減額変更された場合に,
    残りの金額相当分を対応する前記利用者に課金する第1
    の課金手段を具備してなる請求項1に記載の商品販売支
    援装置。
  3. 【請求項3】 前記契約済み商品情報のうち,契約が実
    行された一部又は全部の商品に関する情報について契約
    実行済み商品情報を設定する契約実行済み商品情報設定
    手段と,前記契約実行済み商品情報に基づいて,前記契
    約済み商品情報のうち契約が実行されていない商品に関
    する契約未実行商品情報の一部又は全部を前記販売商品
    情報として前記情報端末に送信する契約未実行商品提供
    手段と,を具備してなる請求項1又は2のいずれかに記
    載の商品販売支援装置。
  4. 【請求項4】 前記契約済み商品情報に契約実行の期限
    に関する契約実行期限情報が対応づけられており,該契
    約実行期限情報の期限を経過した前記契約済み商品情報
    については,その全てに前記契約実行済み商品情報が設
    定されるよう構成されてなる請求項3に記載の商品販売
    支援装置。
  5. 【請求項5】 前記情報端末から受信した前記商品購入
    要求が前記契約未実行商品情報の一部又は全部の商品を
    要求するものである場合に,該契約未実行商品情報の一
    部又は全部を,これを要求した新たな利用者の前記利用
    者情報に前記契約済み商品情報として対応づけるよう登
    録変更する手段を具備し,前記登録変更された前記契約
    未実行商品情報の一部又は全部の価格に相当する金額分
    について,前記商品化可能金額登録手段により,前記契
    約未実行商品情報の一部又は全部が対応づけられていた
    元の利用者に前記商品化可能金額情報を登録するととも
    に,前記商品化可能金額減額手段により,前記新たな利
    用者の前記商品化可能金額情報を減額変更するよう構成
    されてなる請求項3又は4のいずれかに記載の商品販売
    支援装置。
  6. 【請求項6】 前記情報端末から一の利用者に対応する
    前記契約未実行商品情報の一部又は全部の商品と他の利
    用者に対応する前記契約未実行商品情報の一部又は全部
    の商品との交換を要求する契約未実行商品交換要求を受
    信する商品交換要求受信手段と,前記契約未実行商品交
    換要求に基づいて,交換が要求された前記契約未実行商
    品情報の一部又は全部における前記利用者情報の対応づ
    けを,前記一の利用者と前記他の利用者との間で相互に
    変更する契約未実行商品交換手段と,を具備してなる請
    求項3〜5のいずれかに記載の商品販売支援装置。
  7. 【請求項7】 前記契約未実行商品交換手段により交換
    された前記契約未実行商品情報それぞれの価格の差額に
    基づいて,前記一の利用者及び前記他の利用者のうち,
    一方に対して前記商品化可能金額減額手段による前記商
    品化可能金額情報の減額を行い,他方に対して前記商品
    化可能金額登録手段による前記商品化可能金額情報の登
    録を行うよう構成されてなる請求項6に記載の商品販売
    支援装置。
  8. 【請求項8】 前記情報端末から前記利用者情報と金額
    とを指定して前記商品化可能金額情報の登録を要求する
    商品化可能金額登録要求を受信する手段と,前記商品化
    可能金額登録要求により指定された金額分だけその利用
    者に課金する第2の課金手段と,を具備し,前記商品化
    可能金額登録手段が,前記商品化可能金額登録要求に基
    づいて指定された金額分の前記商品化可能金額情報をそ
    の利用者に登録してなる請求項1〜7のいずれかに記載
    の商品販売支援装置。
  9. 【請求項9】 前記商品化可能金額情報に商品を購入で
    きる期限に関する商品化期限情報が対応づけられてお
    り,該商品化期限情報の期限を経過した前記商品化可能
    金額情報については,前記商品化可能金額減額手段によ
    る減額変更が行えないよう構成されてなる請求項1〜8
    のいずれかに記載の商品販売支援装置。
  10. 【請求項10】 前記商品購入要求情報に,購入を希望
    する商品を1回で全納又は複数回に分けて分納すること
    に関する配送計画情報が含まれており,該配送計画情報
    に基づいて商品の配送実績情報を管理する配送実績管理
    手段を具備してなる請求項1〜9のいずれかに記載の商
    品販売支援装置。
  11. 【請求項11】 前記契約実行済み商品情報設定手段
    が,前記配送実績情報に基づいて,配送済みの商品に対
    応する前記契約済み商品情報について自動的に前記契約
    実行済み商品情報を設定してなる請求項10に記載の商
    品販売支援装置。
  12. 【請求項12】 前記商品化可能金額情報の一部又は全
    部を前記販売商品情報として前記情報端末に送信する商
    品化可能金額転売手段と,を具備してなる請求項1〜1
    1のいずれかに記載の商品販売支援装置。
  13. 【請求項13】 商品及びその価格に関する情報を含む
    商品情報を通信回線を介して情報端末に送信する手順
    と,前記情報端末からその利用者が購入を希望する商品
    に関する情報を含む商品購入要求を受信する手順と,前
    記商品購入要求に基づいて販売契約が成立した商品に関
    する契約済み商品情報をこれを要求した利用者に関する
    利用者情報に対応づけて登録する手順と,をコンピュー
    タに実行させるための商品販売支援プログラムにおい
    て,利用者が商品を購入できる金額に関する商品化可能
    金額情報を前記利用者情報に対応づけて登録する商品化
    可能金額登録手順と,前記契約済み商品情報の価格の一
    部又は全部の金額相当分について,商品購入を要求した
    利用者の前記商品化可能金額情報を減額変更する商品化
    可能金額減額手順と,をコンピュータに実行させるため
    の商品販売支援プログラム。
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