JP2003288448A - カード管理システムおよびサーバ - Google Patents

カード管理システムおよびサーバ

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JP2003288448A
JP2003288448A JP2002308018A JP2002308018A JP2003288448A JP 2003288448 A JP2003288448 A JP 2003288448A JP 2002308018 A JP2002308018 A JP 2002308018A JP 2002308018 A JP2002308018 A JP 2002308018A JP 2003288448 A JP2003288448 A JP 2003288448A
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Japan
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card
data
server
terminal device
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JP2002308018A
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English (en)
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Takashi Ueno
孝 上野
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R & B 21 Kk
Original Assignee
R & B 21 Kk
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 消費者は安心してカードを購入でき、カード
メーカはカードの販売を促進できるカード管理システム
およびサーバを提供する。 【解決手段】 サーバ5と、端末23、33とがネット
ワーク11を介して接続され、端末23は、サーバ5に
カード差出データA120を送信し、端末33は、カー
ド受付データ210およびカード発送データ220をサ
ーバ5に送信し、さらに端末23は発送状況データ24
0をサーバに送信する。一方、サーバ5は、上記各デー
タをその都度データベース7に保存するとともに、一覧
表500としてネットワーク11上に公開する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カード管理システ
ムにかかり、特に、カードコレクターが購入したカード
に対するカードメーカの対応をネットワーク上に公開す
ることで、カードメーカの迅速かつ適切な対応を促すこ
とのできるカード管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】トレーディングカード(以下単にカード
という)と呼ばれる、紙やプラスチック等の基材に、有
名なスポーツ選手等の写真、名前などを印刷したカード
が、米国をはじめとする国々で販売されており、そのカ
ードを購入し収集するカードコレクターが、日本国内に
も多数存在するようになっている。
【0003】カードは通常、複数枚が1組(以下カード
パックという)になって販売されており、そのうちの大
多数のカードは、上述したように紙やプラスチック等の
基材に、有名なスポーツ選手等の写真、名前などを印刷
したカードであるが、少数のカードは、そのカードに印
刷された選手の直筆のサインが書かれていたり、その選
手が着用したユニフォームの一部が貼り付けられていた
りする希少なカード(以下レアカードと称する)であ
る。
【0004】カードコレクターにとっては、レアカード
を手に入れることが、カードを購入する大きな目的の一
つとなっており、カードを製造販売しているカードメー
カ側も、それを売り物にして販売を行っている。
【0005】カードメーカは、カードを販売するにあた
っては、写真を掲載するスポーツ選手等とは契約を交わ
した上で販売しており、サインやユニフォーム等の提供
も、契約事項として確認済みのはずであるが、選手側の
日程調整の都合や、ユニフォームが手に入らない等様々
な理由で、レアカードの製造が予定通りに行えない場合
がある。
【0006】また、カードコレクターのますますの購買
意欲を掻きたてるために、レアカードの入手は困難であ
る方がよいという思惑もあり、最近では、レアカードそ
のものをカードパックの中に封入せず、特定のレアカー
ドとの引き換え券(以下レダンプションカードという)
を代わりに封入し、レダンプションカードをカードメー
カに送ると、折り返しレアカードが送付されるという販
売方法が多用されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、レダンプシ
ョンカードをカードメーカに送付しても、折り返しレア
カードが送付されるまでの日数が非常に長い、レダンプ
ションカードに交換を約束されていたレアカードとは異
なるものが送付されてきた、レダンプションカードがそ
のまま返送された、また、全く何の対応もなされなかっ
た等という問題があった。
【0008】また、レアカードそのものが封入されてい
た場合でも、折れ曲がっていたり、印刷の一部にめくれ
やはがれがあったりする不良品(以下ダメージカードと
いう)である場合にも、返品、交換、修復といったカー
ドメーカの対応が適切に行われないという問題があっ
た。さらに、レアカードがマニアの間などで高価な値段
で取引されているということもあり、偽造品が流通して
いる疑いもある。
【0009】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、ネットワーク上
に、レダンプションカードに対するメーカの対応、ダメ
ージカードの状況とそれに対するメーカの対応、また偽
造品の画像等に関する、カードコレクター、カードメー
カ双方からの情報を公開して、カードメーカの迅速かつ
適切な対応を促すとともに、カードメーカも、カードコ
レクターからの信頼を得ることができ、販売を促進させ
ることのできる、カード管理システムおよびサーバを提
供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために第1の発明は、サーバと、第1の端末装置および
第2の端末装置とがネットワークを介して接続され、第
1の端末装置は、サーバに、カードを特定する情報およ
びカードの状況を示す情報を含む第1のデータを送信す
る手段を有し、サーバは、第1のデータを保持する手段
と、第1のデータをネットワーク上に公開する手段とを
有し、第2の端末装置は、サーバに、カードを製造した
メーカが、そのカードに対して行った対応を示す情報を
含む第2のデータを送信する手段を有し、第1の端末装
置は、サーバに、カードを製造したメーカにより、カー
ドに対して行われた対応を示す情報を含む第3のデータ
を送信する手段を有し、サーバは、第2のデータおよび
第3のデータを保持する手段と、第2のデータおよび第
3のデータをネットワーク上に公開する手段を有するカ
ード管理システムである。
【0011】上記サーバは、第1のデータに、固有の番
号または記号を付与する手段と、第1のデータととも
に、付与した番号または記号を保持する手段と、第1の
データとともに、付与した番号または記号をネットワー
ク上に公開する手段とをさらに有するようにしてもよ
い。上記カードは、レダンプションカード、あるいはダ
メージカードとすることができる。
【0012】ここで、カードとは、トレーディングカー
ドと呼ばれる、紙やプラスチック等の基材に、有名なス
ポーツ選手等の写真、名前などを印刷したカードを始め
とする、収集を目的の一つとして購入されるものをい
う。
【0013】レダンプションカードとは、選手の直筆の
サイン入りなど、非常に数の少ないカードとの引き換え
券であり、レダンプションカードをカードメーカに送る
と、所定のカードが返送される。ダメージカードとは、
不良品であるカードのことである。
【0014】また、サーバと、第1の端末装置および第
2の端末装置とがネットワークを介して接続され、第1
の端末装置は、サーバに、偽造品と思われるカードを特
定する情報およびそのカードを示す画像情報を含む第1
のデータを送信する手段を有し、サーバは、第1のデー
タを保持する手段と、第1のデータをネットワーク上に
公開する手段とを有し、第2の端末装置は、サーバに、
偽造品と思われるカードを製造したメーカの、そのカー
ドに対する見解を含む第2のデータを送信する手段を有
し、サーバは、第2のデータを保持する手段と、第2の
データをネットワーク上に公開する手段とを有するカー
ド管理システムでもよい。
【0015】上記サーバは、第1のデータに、固有の番
号または記号を付与する手段と、第1のデータととも
に、付与した番号または記号を保持する手段と、第1の
データとともに、付与した番号または記号をネットワー
ク上に公開する手段とをさらに有してもよい。
【0016】第2の発明は、第1の端末装置および第2
の端末装置とネットワークを介して接続され、第1の端
末装置から送信された、カードを特定する情報およびそ
のカードの状況を示す情報を含む第1のデータ、第2の
端末装置から送信された、カードを製造したメーカが、
そのカードに対して行った対応を示す情報を含む第2の
データ、および第1の端末装置から送信された、そのカ
ードを製造したメーカにより、そのカードに対して行わ
れた対応を示す情報を含む第3のデータを保持する手段
と、第1のデータ、第2のデータおよび第3のデータを
ネットワーク上に公開する手段とを有するサーバであ
る。
【0017】上記サーバは、第1のデータに、固有の番
号または記号を付与する手段と、第1のデータととも
に、付与した番号または記号を保持する手段と、第1の
データとともに、付与した番号または記号をネットワー
ク上に公開する手段とをさらに有するようにしてもよ
い。上記カードは、レダンプションカードまたはダメー
ジカードとすることができる
【0018】また、第1の端末装置および第2の端末装
置とネットワークを介して接続され、第1の端末装置か
ら送信された、偽造品と思われるカードを特定する情報
およびそのカードを示す画像情報を含む第1のデータ、
および第2の端末装置から送信された、偽造品と思われ
るカードを製造したメーカの、そのカードに対する見解
を含む第2のデータを保持する手段と、第1のデータ、
および第2のデータをネットワーク上に公開する手段と
を有するサーバでもよい。
【0019】上記サーバは、第1のデータに、固有の番
号または記号を付与する手段と、第1のデータととも
に、付与した番号または記号を保持する手段と、第1の
データとともに、付与した番号または記号をネットワー
ク上に公開する手段とをさらに有するようにしてもよ
い。
【0020】上記構成によれば、レダンプションカー
ド、ダメージカード、偽造品等のカードに対するカード
メーカの対応が全て公開されるので、不誠実な対応をす
ると、多くの消費者に知れ渡り、販売の障害にもなりか
ねないことから、カードメーカの迅速かつ適切な対応が
期待でき、消費者も安心してカードを購入することがで
きる。また、常に対応が良ければ、消費者の信頼を得る
ことができるので、カードメーカおよび販売代理店等
は、販売を促進できる効果がある。
【0021】第3の発明は、消費者に属する第1の端末
装置と業者に属する第2の端末装置とにネットワークを
介して接続される、サーバであって、前記第1の端末装
置から提供される前記消費者が前記業者に行った依頼に
関する情報と、前記第2の端末装置から提供される前記
業者が前記消費者に行った前記依頼についての対応に関
する情報と、を関連付けて対応状況情報としてデータベ
ースに保持する対応状況保持手段と、前記第1の端末装
置から保証登録の申請を受け付け、保証条件、保証内容
と共に保証情報として前記データベースに登録する保証
登録手段と、前記対応状況情報に基づいて前記保証条件
に該当する前記第1の端末装置を抽出し、当該第1の端
末装置に対して前記保証内容に基づいて保証履行の手続
きを行う保証履行手段と、を有することを特徴とするサ
ーバである。
【0022】第3の発明では、サービス会社等に属する
サーバは、消費者から業者に行った依頼の内容、当該依
頼について業者が消費者に行った対応の内容を関連付け
て保持し、第1の端末装置(消費者)から保証登録の申
請を受け付け、保証条件、保証内容と共に保証情報とし
てデータベースに登録する。サーバは、対応状況情報に
基づいて、登録された保証条件に該当する第1の端末装
置(消費者)を抽出し、当該第1の端末装置(消費者)
に対して登録された保証内容に基づいて保証履行の手続
きを行う。
【0023】「消費者」は、例えば、カードの収集家、
顧客等であり、「業者」は、例えば、カードメーカ等で
ある。「依頼」は、例えば、カードの交換であり、「保
証条件」は、例えば、消費者の依頼に対して業者が所定
の期間内に対応を行ったかどうかである。
【0024】第3の発明では、消費者(顧客)は、レダ
ンプションカード、ダメージカード等をカードメーカに
送付して、万が一、当該カードメーカが対応しない場合
であっても、所定の保証金、保険金等を受けることがで
きるので、消費者(顧客)の損失低減を図ることができ
ると共に、第1の発明、第2の発明に係るカード管理シ
ステム、サーバの利用を促進することができる。
【0025】第4の発明は、コンピュータを第2の発明
あるいは第3の発明のサーバとして機能させるプログラ
ムである。第5の発明は、コンピュータを第2の発明あ
るいは第3の発明のサーバとして機能させるプログラム
を記録した記録媒体である。上述のプログラムをCD−
ROM等の記録媒体に保持させて流通させてもよいし、
このプログラムを通信回線を介して送受することもでき
る。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明の1実施の
形態にかかるカード管理システム1の概略構成図、図2
は、顧客データ100の1例を示す図、図3は、カード
差出データA120の1例を示す図、図4は、カード差
出データB140の1例を示す図、図5は、カード真贋
データ160の1例を示す図、図6は、カードメーカデ
ータ200の1例を示す図、図7は、カード受付データ
210の1例を示す図、図8は、カード発送データ22
0の1例を示す図、図9は、カードメーカコメントデー
タ230の1例を示す図、図10は、発送状況データ2
40の1例を示す図、図11は、修正状況データ250
の1例を示す図である。
【0027】図1に示すように、カード管理システム1
は、サーバ5と、そのサーバ5とネットワーク11を介
して接続された、端末23、端末33等を有している。
【0028】サーバ5は、データベース7を有し、これ
らはサービス会社3に備えられている。データベース7
は、顧客データ100、カード差出データA120、カ
ード差出データB140、カード真贋データ160、カ
ードメーカデータ200、カード受付データ210、カ
ード発送データ220、カードメーカコメントデータ2
30、発送状況データ240、修正状況データ250等
を保持する。データベース7は、各データ別に複数設け
るようにしてもよい。各データの内容については後述す
る。
【0029】端末23は、カードを購入し、カードメー
カの対応を望むカードコレクターで、カード管理システ
ム1の利用する顧客21に備えられる。顧客21は複数
存在してもよい。端末33は、カードを製造、販売する
カードメーカ31に備えられる。カードメーカ31も複
数存在してもよい。
【0030】図2に示すように、顧客データ100は例
えば、顧客名102、顧客ID104、住所106、電
話番号108、Eメール110等を有している。
【0031】顧客名102は、カード管理システム1を
利用する顧客21の氏名である。顧客ID104は、顧
客21に識別のために割り当てられる番号または記号で
あるが、電話番号を用いてもよい。住所106は、顧客
21の住所である。電話番号108は、顧客21の電話
番号である。Eメール110は、顧客21が保有するメ
ールアカウントである。顧客データ100は、端末23
からサーバ5に送信され、データベース7に保持され
る。
【0032】図3に示すように、カード差出データA1
20は、顧客ID104、カード内容122、カード状
態132、差出日134、締切り136、受付番号13
8等を有している。
【0033】カード内容122は、顧客21が購入し、
カードメーカ31に対応を要請するカードを特定する情
報であり、メーカ名124、発行年度126、ブランド
128、番号130等を有している。メーカ名124
は、上記カードを製造したカードメーカ(例えばカード
メーカ31)の名称であり、発行年度126は、上記カ
ードが発行された年度、ブランド128は、上記カード
の種別を示す固有な名称、番号130は、カードに付さ
れたシリアル番号である。
【0034】カード状態132とは、上記カードの状態
を示す情報であり、例えばレダンプションカード、ダメ
ージカード、偽造品等の区別を示すが、この場合は、レ
ダンプションカードであることを示す情報となる。差出
日134は、顧客21が上記カードを、カードメーカ3
1に宛てて発送した日を示す。
【0035】締切り136は、上記レダンプションカー
ドの交換期日で、消印有効か必着かなどの区別も合わせ
て示すようにしてもよい。受付番号138は、サーバ5
がカード差出データA120を受け取った際に付与す
る、識別のための記号または番号である。カード差出デ
ータA120は、端末23からサーバ5に送信され、サ
ーバ5で受付番号138を付与されて、データベース7
に保持される。
【0036】図4に示すように、カード差出データB1
40は、顧客ID104、カード内容142、カード状
態152、差出日154、ダメージ内容156、受付番
号158等を有している。
【0037】カード内容142は、顧客21が購入し、
カードメーカ31に対応を要請するカードを特定できる
情報であり、メーカ名144、発行年度146、ブラン
ド148、番号150等を有している。メーカ名144
は、上記カードを製造したカードメーカ(例えばカード
メーカ31)の名称であり、発行年度146は、上記カ
ードが発行された年度、ブランド148は、上記カード
の種別を示す固有な名称、番号150は、カードに付さ
れたシリアル番号である。
【0038】カード状態152とは、上記カードの状態
を示す情報であり、例えばレダンプションカード、ダメ
ージカード、偽造品等の区別を示すが、この場合はダメ
ージカードであることを示す情報となる。差出日154
は、顧客21が上記ダメージカードを、カードメーカ3
1に宛てて発送した日を示す。
【0039】ダメージ内容156は、ダメージカードの
不良な部分の状態、例えば印刷部分のめくれやはがれ、
本体の折れ等を示す。受付番号158は、サーバ5がカ
ード差出データB140を受け取った際に付与する、識
別のための記号または番号である。カード差出データB
140は、端末23からサーバ5に送信され、サーバ5
で受付番号158を付与されて、データベース7に保持
される。
【0040】図5に示すように、カード真贋データ16
0は、顧客ID104、カード内容162、カード状態
172、画像174、受付番号176等を有している。
【0041】カード内容162は、顧客21が購入し、
カードメーカ31に対応を要請するカードを特定できる
情報であり、メーカ名164、発行年度166、ブラン
ド168、番号170等を有している。メーカ名164
は、上記カードを製造したと表示されているカードメー
カ(例えばカードメーカ31)の名称であり、発行年度
166は、上記カードに表示された発行年度、ブランド
168は、上記カードの種別を示す固有な名称、番号1
70は、カードに付されたシリアル番号である。
【0042】カード状態172とは、上記カードの状態
を示す情報であり、例えばレダンプションカード、ダメ
ージカード、偽造品の疑い等の区別を示すが、この場合
は偽造品であることを示す情報となる。画像174は、
偽造品であることが疑われるカードの、スキャナあるい
はデジタルカメラ等による画像情報であるが、画像デー
タが格納されたアドレス、あるいはファイル名等を示す
ようにしてもよい。
【0043】受付番号176は、サーバ5がカード真贋
データ160を受け取った際に付与する、識別のための
記号または番号である。カード真贋データ160は、端
末23からサーバ5に送信され、サーバ5で受付番号1
76を付与されて、データベース7に保持される。
【0044】図6に示すように、カードメーカデータ2
00は、メーカ名202、メーカID204、所在地2
06、電話番号208、発行カード名210等を有して
いる。
【0045】メーカ名202は、顧客21が対応を希望
しているカードを製造したメーカの名称である。メーカ
ID204は、メーカの識別のために与えられる記号ま
たは番号であるが、電話番号としてもよい。
【0046】所在地206は、カードメーカの所番地、
電話番号208は、カードメーカの電話番号、発行カー
ド名210は、このカードメーカが発行しているカード
のブランド名等である。カードメーカデータ200は、
端末31よりサーバ5に送信され、データベース7に保
持される。
【0047】図7に示すように、カード受付データ21
0は、メーカID204、受付番号138、受付日21
2、準備状況214等を有する。受付番号138は、カ
ードメーカ31が対応しようとするカード差出データA
120に付与された受付番号であり、これにより、カー
ド差出データA120とカード受付データ210とが対
応される。また、カードがダメージカードである場合に
は、受付番号138に代えて受付番号158が加えら
れ、カード差出データB140と対応されることにな
る。
【0048】受付日212は、顧客21から送られたレ
ダンプションカードを受付けた日を示す。準備状況21
4は、レダンプションカードに対して発送するレアカー
ドがカードメーカ31にあるか否かを示す。カードがダ
メージカードである場合には、それに代わる交換品があ
るか否かが示される。カード受付データ210は、端末
33からサーバ5に送信され、データベース7に保持さ
れる。
【0049】図8に示すように、カード発送データ22
0は、メーカID204、受付番号138、発送日22
2等を有する。受付番号138は、カードメーカ31が
対応しようとするカード差出データA120に付与され
た受付番号であり、これにより、カード差出データA1
20とカード発送データ220とが対応される。また、
カードがダメージカードである場合には、受付番号13
8に代えて受付番号158が加えられ、カード差出デー
タB140と対応されることになる。
【0050】発送日222は、カードがレダンプション
カードの場合、カードメーカ31が所定のレアカードま
たはそれに代わるものを顧客21に発送した日を示す。
カードがダメージカードの場合は、交換または修正され
たカードを顧客21に発送した日となる。カード発送デ
ータ220は、端末33からサーバ5に送信され、デー
タベース7に保持される。
【0051】図9に示すように、カードメーカコメント
データ230は、メーカID204、受付番号176、
コメント232等を有している。受付番号176は、カ
ード真贋データ160に付与された受付番号であり、こ
れによりカード真贋データ160とカードメーカコメン
トデータ230が対応される。コメント232は、画像
174を確認したカードメーカ31の、それに関する見
解である。カードメーカコメントデータ230は端末3
3からサーバ5に送信され、データベース7に保持され
る。
【0052】図10に示すように、発送状況データ24
0は、顧客ID104、受付番号138、発送状況24
2、受取日244、代替品246などを有している。発
送状況242は、カードメーカ31からレアカードまた
はそれに代わる品が返送されたか否かを示す。
【0053】受取日244は、返送された品を顧客21
が受取った日を示す。代替品246は、顧客21がカー
ドメーカ31に送ったレダンプションカードに交換を約
束されたレアカード以外の品が送られてきた場合、その
品を示す。発送状況データ240は、端末23からサー
バ5に送信され、データベース7に保持される。
【0054】図11に示すように、修正状況データ25
0は、顧客ID104、受付番号158、返送状況25
2、受取日254、修正内容256を有する。
【0055】返送状況252は、顧客21がカードメー
カ31に送ったダメージカードが返送されてきたか否か
を示す。受取日254は、返送された品を顧客21が受
取った日を示す。修正内容256は、送ったダメージカ
ードの修正の内容を示すが、交換、代替品の返送が行わ
れた場合にはそれを示すようにしてもよい。修正状況デ
ータ250は、端末23からサーバ5に送信され、デー
タベース7に保持される。
【0056】次に、図12、13、14、15、16、
17を参照しながら、本実施の形態にかかるカード管理
システム1の動作を説明する。図12は、レダンプショ
ンカードに対するカード管理システム1の動作を示すフ
ローチャート、図13は、登録種別入力画面350の1
例を示す図、図14は、顧客データ入力画面370の1
例を示す図、図15は、カード差出データA入力画面3
90の1例を示す図、図16は、受付完了画面420の
1例を示す図、図17は、一覧表500の1例を示す図
である。
【0057】図12に示すように、顧客21がカードパ
ックを購入し、レダンプションカードが封入されていた
場合、レダンプションカードをカードメーカ31に送る
(ステップ301)とともに、端末23からサーバ5に
アクセスし、顧客データ100およびカード差出データ
A120を入力する(ステップ302)。
【0058】すなわち、例えば図13に示すように、端
末23は、まず登録種別入力画面350により、この場
合、レダンプションカード登録のチェックボックス35
4をチェックし、登録ボタン360をクリックする。
【0059】サーバ5は、端末23がレダンプションカ
ードの登録を行うことを認識し、端末23に顧客データ
入力画面370を表示させる。端末23は、名前欄37
2、住所欄374、電話番号欄376、Eメール欄37
8に所定の事項を入力し、登録ボタン382をクリック
すると、上記所定事項は、それぞれ顧客データ100の
顧客名102、住所106、電話番号108、Eメール
110として送信される。このとき、初めてのアクセス
でない顧客21の場合、ID欄380に顧客IDを入力
することで、他の入力欄への入力を省略するようにして
もよい。
【0060】さらにサーバ5は、端末23に、カード差
出データA120入力画面390を表示させる。端末2
3は、メーカ名入力欄394、発行年度入力欄396、
ブランド入力欄398、シリアルNo.入力欄400、
差出日入力欄406、カードの締切り入力欄に所定の事
項を入力し、登録ボタン410をクリックすると、上記
所定事項は、それぞれカード差出データA120の、メ
ーカ名124、発行年度126、ブランド128、番号
130、差出日134、締切り136として送信され
る。
【0061】サーバ5は、送信されたカード差出データ
A120にカード状態132としてレダンプションカー
ドを示すデータを加え、受付番号138を付与し、両者
をデータベース7に保存するとともに、一覧表500を
更新する(ステップ303)。すなわち、一覧表500
の対応する欄に、カード差出データA120の内容を書
き込み、ネットワーク上に公開する。
【0062】このとき端末23には、図16に示すよう
に、受付完了表示画面420を表示させ、受付番号13
8を表示欄422に表示して、顧客21に伝達する。端
末23は、終了ボタン424をクリックし、データ登録
を終了する。
【0063】ここで一覧表500について説明すると、
図17に示すように、一覧表500は、表示欄502、
504、…、532等を有しており、ネットワーク上に
公開されるものである。表示欄502には受付番号が、
図17の例では、“1、2、…”と表示される。受付番
号は、上記受付番号138、158、176に対応す
る。
【0064】表示欄504には、カード状態が表示され
る。カード状態は、上記カード状態132、152、1
72に対応する。図17の例では、“Redem、Da
mage、Fake”と表示され、順に、レダンプショ
ンカード、ダメージカード、偽造品の疑いを表す。
【0065】表示欄506には、返送の有無が、図17
の例では“有、無”と表示される。返送の有無は、上記
発送状況242、返送状況252に対応する。
【0066】表示欄508には、差出日が、図17の例
では“01/11/30”等と表示される。差出日は、
上記差出日134、154と対応する。表示欄510に
は、受付日、表示欄512には発送日、表示欄514に
は受取日が、表示欄508と同様に日付で表示される。
受付日は、上記受付日212に、発送日は、上記発送日
222、受取日は、上記受取日244、254にそれぞ
れ対応する。
【0067】表示欄516には、経過日数が表示され
る。経過日数とは、それぞれの表示欄508に表示され
た差出日134、154からの経過日数であり、サーバ
5で自動的に算出され、表示される。この経過日数は、
受取日244、254がサーバ5に入力されると、カウ
ントが停止するようにプログラムすることができる。
【0068】表示欄518には、カード自体の締切り
が、図17の例では“02/03/01消”等と表示さ
れる。これはカードがレダンプションカードの場合に入
力され、2002年3月1日消印有効の意味を表し、上
記締切り136に対応する。
【0069】表示欄520には、メーカの準備が表示さ
れる。メーカの準備は、上記準備状況214に対応す
る。表示欄522、524は、代替品が、図17の例で
は“無”と表示されているが、代替品があった場合には
その内容が表示される。これは、上記代替品246に対
応するもので、図17の例では2種類の代替品まで表示
できるようになっているが、3種類以上の場合には、さ
らに表示欄を増やして表示してもよい。
【0070】表示欄528には、修正内容が表示され
る。これは、ダメージカードの場合に入力され、上記修
正内容256に対応する。表示欄530には、カード画
像が、図17の例では“画像有”と表示される。これ
は、画像174と対応しており、例えば表示欄530の
“画像有”の部分をクリックすると、そのカードの画像
が表示されるようにすることができる。表示欄532
は、真贋内容が表示される。これは、上記コメント23
2に対応する。サーバ5は、端末23、33から上記各
データが送信されると、一覧表500の対応する欄のデ
ータを随時更新する。
【0071】図12に戻って、ステップ303では、表
示欄502、504、508、518に該当する表示が
行われる。カードメーカ31は顧客21から送られたレ
ダンプションカードを受取る(ステップ304)ととも
に、サーバ5に端末33からアクセスし、カード受付デ
ータ210を入力する(ステップ305)。ここで、初
めてサーバ5にアクセスする端末33の場合には、カー
ドメーカデータ200を入力するようにしてもよい。
【0072】サーバ5は、カード受付データ210を受
け取り、データベース7に保存し、一覧表500の対応
するデータを更新する(ステップ306)。このとき、
一覧表500の表示欄510、520に該当する表示が
行われる。
【0073】一方、カードメーカ31は、顧客21に、
レダンプションカードに交換を約束されたレアカード、
あるいは、それと等価と思われる代替品を発送する(ス
テップ307)とともに、サーバ5にアクセスし、カー
ド発送データ220を入力する(ステップ308)。
【0074】サーバ5は、カード発送データ220を受
取り、データベース7に保存するとともに、一覧表50
0の該当部分を更新する(ステップ309)。このと
き、表示欄512の該当部分にデータが表示される。一
方、顧客21は、カードメーカ31から発送されたカー
ドを受取る(ステップ310)と、サーバ5にアクセス
し、発送状況データ240を入力する(ステップ31
1)。
【0075】サーバ5は、発送状況データ240を受取
り、データベース7に保存し、一覧表500の該当部分
を更新する(ステップ312)。このとき、表示欄50
6、514、および代替品があった場合には表示欄52
2、524の該当部分にデータが表示される。同時に、
表示欄516の経過日数のカウントは停止され、差出日
から受取日までの経過日数が表示される。カードメーカ
ー31が顧客21にカードを発送しない場合には、当然
顧客21はカードを受取ることができないので、ステッ
プ307以降の動作は行われない。その場合、カード発
送データ220、発送状況データ240に対応する表示
は一覧表500には行われず、表示欄516の経過日数
のみがカウントされていくことになる。
【0076】以上のように、カード管理システム1によ
れば、顧客21がレダンプションカードに対する対応を
カードメーカ31に求める際に、その経過を詳細に一覧
表500に表示してネットワーク11上で公開すること
で、カードメーカ31の対応を広く知らしメーカドメー
カ31の責任ある対応を促すことが可能となる。
【0077】また、データベース7に保存された各デー
タおよび一覧表500により、レダンプションカードに
対するレアカードの返送率、誤送率、代替品率等を明ら
かにすることができ、顧客21がカードを購入する際の
参考にすることができる。カードメーカ31にとって
は、誠実な対応をしていれば、それを多くの消費者に認
識させることができ、信頼を得ることで販売の促進にも
つながる効果がある。
【0078】尚、一覧表500は、表示用のデータであ
り、例えば受付番号「1」の顧客データ100をサーバ
5は有しているが、この顧客データ100については公
開しない。
【0079】また、サーバ5は、端末23−1、…、2
3−n、33等から送られるデータを用いて、一覧表5
00用のデータを生成する。このとき、顧客データ10
0等については公開しないようにする。
【0080】次に、図18を参照しながら、ダメージカ
ードに対する、カード管理システム1の動作について説
明する。図18は、ダメージカードに対する、カード管
理システム1の動作を示すフローチャートである。図1
8に示すように、顧客21がカードパックを購入し、ダ
メージカードが封入されていた場合、ダメージカードを
カードメーカ31に送る(ステップ450)とともに、
端末23からサーバ5にアクセスし、顧客データ100
およびカード差出データB140を入力する(ステップ
451)。
【0081】サーバ5は、送信されたカード差出データ
B140に受付番号158を付与し、両者をデータベー
ス7に保存するとともに、一覧表500を更新する(ス
テップ452)。すなわち、一覧表500の対応する欄
に、カード差出データB140の内容を書き込み、ネッ
トワーク上に公開する。ステップ452では、表示欄5
02、504、508、526に該当する表示が行われ
る。
【0082】カードメーカ31は顧客21から送られた
ダメージカードを受取る(ステップ453)とともに、
サーバ5に端末33からアクセスし、カード受付データ
210を入力する(ステップ454)。ここで、初めて
サーバ5にアクセスする端末33の場合には、カードメ
ーカデータ200を入力するようにしてもよい。
【0083】サーバ5は、カード受付データ210を受
け取り、データベース7に保存し、一覧表500の対応
するデータを更新する(ステップ455)。このとき、
一覧表500の表示欄510に該当する表示が行われ
る。
【0084】一方、カードメーカ31は、顧客21に、
ダメージカードを修復して発送する(ステップ456)
が、場合によっては交換、あるいは、それと等価と思わ
れる代替品を発送する。また、サーバ5にアクセスし、
カード発送データ220を入力する(ステップ45
7)。
【0085】サーバ5は、カード発送データ220を受
取り、データベース7に保存するとともに、一覧表50
0の該当部分を更新する(ステップ458)。このと
き、表示欄512の該当部分にデータが表示される。一
方、顧客21は、カードメーカ31から発送されたカー
ドを受取る(ステップ459)と、サーバ5にアクセス
し、修正状況データ250を入力する(ステップ46
0)。
【0086】サーバ5は、修正状況データ250を受取
り、データベース7に保存し、一覧表500の該当部分
を更新する(ステップ461)。このとき、表示欄50
6、514、528の該当部分にデータが表示される。
同時に、表示欄516の経過日数のカウントは停止さ
れ、差出日から受取日までの経過日数が表示される。カ
ードメーカー31が顧客21にカードを発送しない場合
には、当然顧客21はカードを受取ることができないの
で、ステップ456以降の動作は行われない。その場
合、カード発送データ220、修正状況データ250に
対応する表示は一覧表500には行われず、表示欄51
6の経過日数のみがカウントされていくことになる。
【0087】以上のように、カード管理システム1によ
れば、顧客21がダメージカードに対する対応をカード
メーカ31に求める際に、その経過を詳細に一覧表50
0に表示してネットワーク11上で公開することで、カ
ードメーカ31の対応を広く知らしメーカドメーカ31
の責任ある対応を促すことが可能となる。
【0088】また、データベース7に保存された各デー
タおよび一覧表500により、ダメージカードに対する
返送率、誤送率、代替品率等を明らかにすることがで
き、顧客21がカードを購入する際の参考にすることが
できる。
【0089】カードメーカ31にとっては、誠実な対応
をしていれば、それを多くの消費者に認識させることが
でき、信頼を得ることで販売の促進にもつながる効果が
ある。
【0090】次に、図19を参照しながら、偽造品の疑
いのあるカードに対するカード管理システム1の動作を
説明する。図19は、偽造品の疑いのあるカードに対す
るカード管理システム1の動作を示すフローチャートで
ある。
【0091】顧客21は、購入したカードパックに偽造
品の疑いのあるカードが封入されていた場合に、端末2
3からサーバ5にアクセスし、カード真贋データ160
を入力する(ステップ551)。サーバ5は、カード真
贋データ160を受取り、受付番号176を付与し、カ
ード真贋データ160とともにデータベース7に保存
し、一覧表500を更新する(ステップ552)。ここ
では、表示欄502、504、530の該当欄に表示さ
れる。
【0092】一方、カードメーカ31は、端末33から
サーバ5にアクセスして一覧表500に自社発行のカー
ドの、偽造品の疑いに関する情報が記載されているのを
認識すると、その画像を確認し、それに対する見解をカ
ードメーカコメントデータ230として入力する(ステ
ップ553)。ここで、初めてサーバ5にアクセスする
端末33の場合には、カードメーカデータ200を入力
するようにしてもよい。
【0093】サーバ5は、カードメーカコメントデータ
230をデータベース7に保存し、一覧表500を更新
する。このとき、表示欄532の該当部分に表示され
る。
【0094】以上のように、カード管理システム1によ
れば、偽造品と思われるカードの画像を含む情報が公開
され、さらにカードメーカ31の見解も知ることができ
るので、顧客21は安心してカードを購入することがで
きる。
【0095】カードメーカ31にとっては、誠実な対応
をしていれば、それを多くの消費者に認識させることが
でき、信頼を得ることで販売の促進にもつながる効果が
ある。
【0096】次に、保証業務、保険業務に関する、カー
ド管理システム1の実施の形態について説明する。サー
ビス会社3は、顧客が登録したカードについて、保証業
務、保険業務を行ってもよい。例えば、顧客がカードメ
ーカにレダンプションカードを送付し、所定の期間(例
えば、登録後一年)が経過しても、カードメーカから所
定のカード(例えば、レダンプションカードに対応する
レアカード)が送付されない、あるいは、所定の対応
(例えば、代替カードの送付)がない場合、顧客は、レ
ダンプションカードに対応するレアカード、顧客が本来
受け取るべきカード等の価値に応じて、保証金、保険金
を受け取ることができるようにすることができる。保証
金額、保険金額は、例えば、著名な査定本の評価額の8
0%としたりする。
【0097】以下、上記の保証業務、保険業務に係るカ
ード管理システム1の動作の概略について説明する。端
末23(顧客21)は、サーバ5(サービス会社3)に
対して、カード差出データを入力する(カード登録)と
共に、保証申請、保険申請を送信する。端末23(顧客
21)は、所定の保証料金、保険料金をサーバ5(サー
ビス会社3)に送金する。尚、送金手続きは、クレジッ
トカード、電子マネー、ネットバンキング等を利用し
て、ネットワークを介して端末−サーバ間で行うように
してもよい。また、保証料金、保険料金は、カード毎に
徴収するようにしてもよいし、顧客毎に徴収するように
してもよい。
【0098】サーバ5(サービス会社3)は、保証申
請、保険申請があった場合、所定の保証料金、保険料金
の受け取り確認後、保証登録、保険登録を行い、条件、
保証内容、保険内容と共にデータベース7に保存する。
例えば、サーバ5は、一覧表500に保証登録日時、保
険登録日時、及び、条件、保証内容、保険内容に関する
項目、フィールドを設けて記録する。差出日508を保
証登録日時、保険登録日時とし当該差出日からの経過日
数に基づいて、保証手続き、保険手続きを行うようにし
てもよい。
【0099】サーバ5(サービス会社3)は、所定のタ
イミングで(例えば、毎日午前0時に)、一覧表500
(差出日、発送日、経過日数、条件、保証内容、保険内
容等)の内容に基づいて、保証金、保険金の支払対象に
該当する端末23(顧客21)を抽出し、当該端末23
(顧客21)に通知を行うと共に、保証金、保険金の支
払を行う。通知は、例えば、電子メール等により行うこ
とができる。保証金額、保険金額は、例えば、著名な査
定本の評価額の80%としたりするが、サーバ5(サー
ビス会社3)は、当該保証金額、保険金額算定のため
に、上記の評価額を一覧表500と対応付けてデータベ
ース7に保存し、随時更新するようにしてもよい。ま
た、保証金、保険金の支払いは、クレジットカード、電
子マネー、ネットバンキング等を利用して、ネットワー
クを介して端末−サーバ間で行うようにしてもよい。
尚、保証金、保険金に代えて、物品(例えば、サービス
会社3が所有するカード等)、サービス等を顧客が受け
られるようにしてもよい。
【0100】以上のように、カード管理システムを利用
する顧客は、レダンプションカード、ダメージカード等
をカードメーカに送付して、万が一、当該カードメーカ
が対応しない場合であっても、所定の保証金、保険金等
を受けることができるので、カード管理システムの利用
促進、顧客の損失低減を図ることができる。
【0101】以上、添付図面を参照しながら本発明にか
かるカード管理システムおよびサーバの好適な実施形態
について説明したが、本発明はかかる例に限定されな
い。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術
的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想
到し得ることは明らかであり、それらについても当然に
本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
【0102】例えば、各データは、他の要素を含んでい
てもよく、入力画面も図示の例に限定されず、同様の機
能を有するものであれば本発明の範囲である。
【0103】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明によ
れば、レダンプションカードやダメージカード等のカー
ドに対するカードメーカの対応が全て公開され、消費者
はカード購入時の参考にすることができるとともに、不
誠実な対応をすると、多くの消費者に知れ渡り、販売の
障害にもなりかねないことから、カードメーカの迅速か
つ適切な対応が期待でき、消費者も安心してカードを購
入することができる。また、常に対応が良ければ、消費
者の信頼を得ることができるので、カードメーカおよび
販売代理店等は、販売を促進できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の1実施の形態にかかるカード管理シ
ステム1の概略構成図
【図2】 顧客データ100の1例を示す図
【図3】 カード差出データA120の1例を示す図
【図4】 カード差出データB140の1例を示す図
【図5】 カード真贋データ160の1例を示す図
【図6】 カードメーカデータ200の1例を示す図
【図7】 カード受付データ210の1例を示す図
【図8】 カード発送データ220の1例を示す図
【図9】 カードメーカコメントデータ230の1例を
示す図
【図10】 発送状況データ240の1例を示す図
【図11】 修正状況データ250の1例を示す図
【図12】 レダンプションカードに対するカード管理
システム1の動作を示すフローチャート
【図13】 登録種別入力画面350の1例を示す図
【図14】 顧客データ入力画面370の1例を示す図
【図15】 カード差出データA入力画面390の1例
を示す図
【図16】 受付完了画面420の1例を示す図
【図17】 一覧表500の1例を示す図
【図18】 ダメージカードに対するカード管理システ
ム1の動作を示すフローチャート
【図19】 偽造品の疑いのあるカードに対するカード
管理システム1の動作を示すフローチャート
【符号の説明】
1 カード管理システム 3 サービス会社 5 サーバ 7 データベース 11 ネットワーク 21 顧客 23、33 端末 31 カードメーカ

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーバと、第1の端末装置および第2の
    端末装置とがネットワークを介して接続されたシステム
    であって、 前記第1の端末装置は、 前記サーバに、カードを特定する情報および前記カード
    の状況を示す情報を含む第1のデータを送信する手段を
    有し、 前記サーバは、 前記第1のデータを保持する手段と、 前記第1のデータをネットワーク上に公開する手段と、
    を有し、 前記第2の端末装置は、 前記サーバに、前記カードを製造したメーカが、前記カ
    ードに対して行った対応を示す情報を含む第2のデータ
    を送信する手段を有し、 前記第1の端末装置は、 前記サーバに、前記カードを製造したメーカにより、前
    記カードに対して行われた対応を示す情報を含む第3の
    データを送信する手段、を有し、 前記サーバは、 前記第2のデータおよび前記第3のデータを保持する手
    段と、 前記第2のデータおよび前記第3のデータをネットワー
    ク上に公開する手段を有することを特徴とするカード管
    理システム。
  2. 【請求項2】 前記サーバは、 前記第1のデータに、固有の番号または記号を付与する
    手段と、 前記第1のデータとともに、前記付与した番号または記
    号を保持する手段と、 前記第1のデータとともに、前記付与した番号または記
    号をネットワーク上に公開する手段と、をさらに有する
    ことを特徴とする請求項1に記載のカード管理システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記カードは、レダンプションカードで
    あることを特徴とする請求項1に記載のカード管理シス
    テム。
  4. 【請求項4】 前記カードは、ダメージカードであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のカード管理システム。
  5. 【請求項5】 サーバと、第1の端末装置および第2の
    端末装置とがネットワークを介して接続されたシステム
    であって、 前記第1の端末装置は、 前記サーバに、偽造品と思われるカードを特定する情報
    および前記カードを示す画像情報を含む第1のデータを
    送信する手段を有し、 前記サーバは、 前記第1のデータを保持する手段と、 前記第1のデータをネットワーク上に公開する手段と、
    を有し、 前記第2の端末装置は、 前記サーバに、前記カードを製造したメーカの、前記カ
    ードに対する見解を含む第2のデータを送信する手段、
    を有し、前記サーバは、 前記第2のデータを保持する手段と、 前記第2のデータをネットワーク上に公開する手段と、
    を有することを特徴とするカード管理システム。
  6. 【請求項6】 前記サーバは、 前記第1のデータに、固有の番号または記号を付与する
    手段と、 前記第1のデータとともに、前記付与した番号または記
    号を保持する手段と、 前記第1のデータとともに、前記付与した番号または記
    号をネットワーク上に公開する手段と、をさらに有する
    ことを特徴とする請求項5に記載のカード管理システ
    ム。
  7. 【請求項7】 第1の端末装置および第2の端末装置と
    ネットワークを介して接続されたサーバであって、 前記第1の端末装置から送信された、カードを特定する
    情報および前記カードの状況を示す情報を含む第1のデ
    ータ、前記第2の端末装置から送信された、前記カード
    を製造したメーカが、前記カードに対して行った対応を
    示す情報を含む第2のデータ、および前記第1の端末装
    置から送信された、前記カードを製造したメーカによ
    り、前記カードに対して行われた対応を示す情報を含む
    第3のデータを保持する手段と、 前記第1のデータ、前記第2のデータおよび前記第3の
    データをネットワーク上に公開する手段と、を有するこ
    とを特徴とするサーバ。
  8. 【請求項8】 前記サーバは、 前記第1のデータに、固有の番号または記号を付与する
    手段と、 前記第1のデータとともに、前記付与した番号または記
    号を保持する手段と、 前記第1のデータとともに、前記付与した番号または記
    号をネットワーク上に公開する手段と、をさらに有する
    ことを特徴とする請求項7に記載のサーバ。
  9. 【請求項9】 前記カードは、レダンプションカードで
    あることを特徴とする請求項7に記載のサーバ。
  10. 【請求項10】 前記カードは、ダメージカードである
    ことを特徴とする請求項7に記載のサーバ。
  11. 【請求項11】 第1の端末装置および第2の端末装置
    とネットワークを介して接続されたサーバであって、 前記第1の端末装置から送信された、偽造品と思われる
    カードを特定する情報および前記カードを示す画像情報
    を含む第1のデータ、および前記第2の端末装置から送
    信された、前記カードを製造したメーカの、前記カード
    に対する見解を含む第2のデータを保持する手段と、 前記第1のデータ、および前記第2のデータをネットワ
    ーク上に公開する手段と、を有することを特徴とするサ
    ーバ。
  12. 【請求項12】 前記サーバは、 前記第1のデータに、固有の番号または記号を付与する
    手段と、 前記第1のデータとともに、前記付与した番号または記
    号を保持する手段と、前記第1のデータとともに、前記
    付与した番号または記号をネットワーク上に公開する手
    段と、をさらに有することを特徴とする請求項11に記
    載のサーバ。
  13. 【請求項13】 消費者に属する第1の端末装置と業者
    に属する第2の端末装置とにネットワークを介して接続
    される、サーバであって、 前記第1の端末装置から提供される前記消費者が前記業
    者に行った依頼に関する情報と、前記第2の端末装置か
    ら提供される前記業者が前記消費者に行った前記依頼に
    ついての対応に関する情報と、を関連付けて対応状況情
    報としてデータベースに保持する対応状況保持手段と、 前記第1の端末装置から保証登録の申請を受け付け、保
    証条件、保証内容と共に保証情報として前記データベー
    スに登録する保証登録手段と、 前記対応状況情報に基づいて前記保証条件に該当する前
    記第1の端末装置を抽出し、当該第1の端末装置に対し
    て前記保証内容に基づいて保証履行の手続きを行う保証
    履行手段と、を有することを特徴とするサーバ。
  14. 【請求項14】 前記依頼はカードの交換を含み、前記
    保証条件は所定の期間内における前記対応の有無である
    ことを特徴とする請求項13に記載のサーバ。
  15. 【請求項15】 コンピュータを請求項7から請求項1
    4までのいずれかに記載のサーバとして機能させるプロ
    グラム。
  16. 【請求項16】 コンピュータを請求項7から請求項1
    4までのいずれかに記載のサーバとして機能させるプロ
    グラムを記録した記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6037078B1 (ja) * 2016-05-13 2016-11-30 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置、譲渡システム及びプログラム
JP2017204259A (ja) * 2016-10-26 2017-11-16 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置、譲渡システム及びプログラム

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