JP2003288311A - 電子文書交付システム、及び電子交付方法 - Google Patents

電子文書交付システム、及び電子交付方法

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JP2003288311A
JP2003288311A JP2002092895A JP2002092895A JP2003288311A JP 2003288311 A JP2003288311 A JP 2003288311A JP 2002092895 A JP2002092895 A JP 2002092895A JP 2002092895 A JP2002092895 A JP 2002092895A JP 2003288311 A JP2003288311 A JP 2003288311A
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JP2002092895A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Kirihara
宏幸 桐原
Noriyuki Ito
則之 伊藤
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 IT書面一括法が施行され、電子文書による
書面交付が法的に認められるようになった。この電子文
書の交付方法には、電子文書を電子メールに添付して被
通知者宛に送信する方法と、被通知者自身がサーバから
電子文書をダウンロードする方法とがあるが、電子メー
ルのアドレスに間違いがあると、いずれの方法でも電子
文書の交付ができなくなる。 【解決手段】 最初は電子文書23を添付ファイルとし
た電子メール22を顧客10の顧客のPC11に送信
し、所定の期間を経過しても電子文書23の開封が確認
できない場合には、電子文書23を取得するためのWe
bサーバ25のURLの情報をハガキ26により顧客1
0に通知する。それでも顧客10が電子文書23の情報
を取得しない場合には、電子文書23に相当する内容を
印刷した文書27を顧客10宛に郵送する.

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子文書交付シス
テム、及び電子文書交付方法に関し、特に、電子メール
アドレスに間違いがあった場合など、電子文書の通知
(交付)ができない場合にも対処できる電子文書交付シ
ステム、及び電子文書交付方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、電子文書は法的書面とは認めら
れず、法的文書は専ら紙印刷物による書面を交付してい
た。しかし、「書面の交付等に関する情報通信の技術の
利用のための関係法律の整備に関する法律」などIT書
面一括法が施行されたことから、電子文書による書面交
付が法的に認められるようになった。今後は、電子文書
による書面の交付がますます盛んになって行くことが予
測される。
【0003】この電子文書の交付方法には、主に以下の
2通りの方法がある。 (1) 通知(または交付)する電子文書を電子メール
に添付して被通知者宛に送信する方法。 (2)電子文書の被通知者に電子文書が保存されている
サーバのURL(Webサーバアドレス)を通知し、被
通知者自身がサーバからダウンロードする方法。 ところで、上記2通りの方法においては、いずれの場合
も、電子メールを使用して被通知者に連絡を行う必要が
あるが、電子メールのアドレスに間違いがあると、いず
れの場合にも、電子文書の交付ができなくなる。特に、
金融商品を購入する場合などは、必ず通知しなければな
らない重要書面が存在し、上記電子メールによる電子文
書の交付方法は完全な手法とは言い難い面もあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題を解決するためになされたもので、その目的は、電子
メールアドレスに間違いがあった場合など、電子文書の
通知(交付)ができない場合にも対処できる電子文書交
付システム、及び電子文書交付方法を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる課題を解
決するものであり、本発明の請求項1の発明は、顧客の
住所と該顧客の電子メールアドレスとを顧客情報として
保持する顧客情報記憶手段と、前記顧客情報記憶手段か
ら読み出した前記電子メールアドレスを用いて、電子文
書のファイルを添付した電子メールを送信する電子文書
送信手段と、前記電子メールの受信者側の端末装置から
前記添付ファイルの開封通知を受信するための開封通知
確認手段と、前記電子文書送信手段により送信した電子
メールのうちの未着電子メール、及び所定の期間のうち
に添付ファイルの開封通知のない電子メールについての
情報を取得する未着及び未開封情報取得手段と、前記未
着及び未開封の電子メールアドレスに対応した住所の情
報を前記顧客情報記憶手段から読み出し、この住所宛に
電子文書を顧客自身で取得するための情報を通知する通
知郵便物の作成指示を行う通知郵便物作成指示手段と、
前記通知郵便物の宛先となった顧客の端末装置からの要
求に応じて、前記電子文書を提供する電子文書提供手段
と、前記電子文書提供手段によって所定の期間のうちに
前記電子文書が提供されたかどうかを顧客ごとに確認す
る電子文書提供確認手段と、前記電子文書提供確認手段
によって所定の期間のうちに前記電子文書の提供が確認
されなかった顧客についての情報を取得する未確認者情
報取得手段と、前記未確認者情報取得手段により電子文
書の提供が確認されなかった顧客について、これらの顧
客の住所を前記顧客情報記憶手段から読み出し、この住
所に宛てた郵便物であって、前記電子文書に相当する印
刷物を封入した郵便物の作成を指示するための文書郵便
物作成指示手段とを具備することを特徴とする電子文書
交付システムとしたものである。
【0006】本発明の請求項2の発明は、顧客の住所と
該顧客の電子メールアドレスとを顧客情報として保持す
る顧客情報記憶手順と、前記顧客情報から読み出した前
記電子メールアドレスを用いて、電子文書のファイルを
添付した電子メールを送信する電子文書送信手順と、前
記電子メールの受信者側の端末装置から前記添付ファイ
ルの開封通知を受信するための開封通知確認手順と、前
記電子文書送信手順により送信した電子メールのうちの
未着電子メール、及び所定の期間のうちに添付ファイル
の開封通知のない電子メールについての情報を取得する
未着及び未開封情報取得手順と、前記未着及び未開封の
電子メールアドレスに対応した住所の情報を前記顧客情
報から読み出し、この住所宛に電子文書を顧客自身で取
得するための情報を通知する通知郵便物の作成指示を行
う通知郵便物作成指示手順と、前記通知郵便物の宛先と
なった顧客の端末装置からの要求に応じて、前記電子文
書を提供する電子文書提供手順と、前記電子文書提供手
順によって所定の期間のうちに前記電子文書が提供され
たかどうかを顧客ごとに確認する電子文書提供確認手順
と、前記電子文書提供確認手順によって所定の期間のう
ちに前記電子文書の提供が確認されなかった顧客につい
ての情報を取得する未確認者情報取得手順と、前記未確
認者情報取得手順により電子文書の提供が確認されなか
った顧客について、これらの顧客の住所を前記顧客情報
から読み出し、この住所に宛てた郵便物であって、前記
電子文書に相当する印刷物を封入した郵便物の作成を指
示するための文書郵便物作成指示手順とを含むことを特
徴とする電子文書交付方法としたものである。
【0007】本発明の請求項3の発明は、顧客の住所と
該顧客の電子メールアドレスとを顧客情報として保持す
る顧客情報記憶手段と、前記顧客の端末装置に電子文書
を顧客自身で取得するための情報を電子メールで送信す
る電子文書取得情報送信手段と、顧客の端末装置からの
要求に応じて、前記電子文書を提供する電子文書提供手
段と、前記電子文書提供手段によって所定の期間のうち
に前記電子文書が提供されたかどうかを顧客ごとに確認
する電子文書提供確認手段と、前記電子文書提供確認手
段によって所定の期間のうちに前記電子文書の提供が確
認されなかった顧客についての情報を取得する未確認者
情報取得手段と、前記未確認者情報取得手段により電子
文書の提供が確認されなかった顧客について、これらの
顧客の電子メールアドレスを前記顧客情報記憶手段より
読み出し、この電子メールアドレス宛に前記電子文書の
ファイルを添付した電子メールを送信する電子文書送信
手段と、前記電子メールの受信者側の端末装置から前記
添付ファイルの開封通知を受信するための開封通知確認
手段と、前記電子文書送信手段が送信した電子メールの
うちの未着電子メール、及び所定の期間のうちに添付フ
ァイルの開封通知のない電子メールについての情報を取
得する未着及び未開封情報取得手段と、前記未着及び未
開封の電子メールのアドレスに対応した住所の情報を前
記顧客情報記憶手段から読み出し、この住所に宛てた郵
便物であって、前記電子文書に相当する印刷物を封入し
た郵便物の作成を指示する文書郵便物作成指示手段とを
具備することを特徴とする電子文書交付システムとした
ものである。
【0008】本発明の請求項4の発明は、顧客の住所と
該顧客の電子メールアドレスとを顧客情報として保持す
る顧客情報記憶手順と、前記顧客の端末装置に電子文書
を顧客自身で取得するための情報を電子メールで送信す
る電子文書取得情報送信手順と、顧客の端末装置からの
要求に応じて、前記電子文書を提供する電子文書提供手
順と、前記電子文書提供手順によって所定の期間のうち
に前記電子文書が提供されたかどうかを顧客ごとに確認
する電子文書提供確認手順と、前記電子文書提供確認手
順によって所定の期間のうちに前記電子文書の提供が確
認されなかった顧客についての情報を取得する未確認者
情報取得手順と、前記未確認者情報取得手順により電子
文書の提供が確認されなかった顧客について、これらの
顧客の電子メールアドレスを前記顧客情報より読み出
し、この電子メールアドレス宛に前記電子文書のファイ
ルを添付した電子メールを送信する電子文書送信手順
と、前記電子メールの受信者側の端末装置から前記添付
ファイルの開封通知を受信するための開封通知確認手順
と、前記電子文書送信手順により送信した電子メールの
うちの未着電子メール、及び所定の期間のうちに添付フ
ァイルの開封通知のない電子メールについての情報を取
得する未着及び未開封情報取得手順と、前記未着及び未
開封の電子メールのアドレスに対応した住所の情報を前
記顧客情報から読み出し、この住所に宛てた郵便物であ
って、前記電子文書に相当する印刷物を封入した郵便物
の作成を指示する文書郵便物作成指示手順とを含むこと
を特徴とする電子文書交付方法としたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態例につい
て図面を参照して説明する。
【0010】[第1の実施の形態]
【0011】[第1の実施の形態の電子文書交付システ
ムの動作概念の説明]図1は本発明の第1の実施の形態
おける電子文書交付システムの動作概念を説明するため
の図である。
【0012】図1において、電子文書交付システム20
のサーバ21は、電子文書交付依頼者80のサーバ81
から交付(通知)対象となる電子文書23を、該電子文
書23を交付する顧客10の住所、氏名、電子メールア
ドレスなどの顧客情報とともに受信する(矢付線a)。
電子文書交付システム20のサーバ21は、受信した電
子文書23を電子メール22に添付して、顧客10のパ
ーソナルコンピュータなどの端末装置(以下、「PC」
という)11に送信する(矢付線b)。図9に電子メー
ル22の例を示す。図9において、クリップマーク28
をクリックすると電子文書(添付ファイル)23が開封
して表示される。
【0013】なお、添付ファイルの開封は、予め開封通
知専用ソフトウエアをPC11にインストールしてお
き、この開封通知専用ソフトウエアにより添付ファイル
の開封を行う。
【0014】この開封通知専用ソフトウエアで電子メー
ル22に添付された電子文書23を開封すると(矢付線
c)、PC11から電子文書交付システム20のサーバ
21に開封通知24が通知され(矢付線d、矢付線
e)、電子文書交付システム20のサーバ21では、電
子文書23が開封されたことを記録し、電子文書交付依
頼者80のサーバ81に通知する。
【0015】電子メール22が顧客10のPC11に届
かず返送された場合や、顧客10が電子メール22に添
付された電子文書23を開封せず、顧客10のPC11
からの開封通知24が所定の期間の経過後も届かなかっ
た場合には、電子文書交付システム20のサーバ21
は、電子文書23をダウンロードできるWebサーバ2
5のURL(Webサーバのアドレス)を記載したハガ
キ26を顧客10に郵送し、Webサーバ25から電子
文書23をダウンロードするように顧客10に促す(矢
付線f、矢付線g)。顧客10が、Webサーバ25に
アクセスし(矢付線h)、電子文書23をダウンロード
した場合は(矢付線j)、電子文書交付システム20の
サーバ21は電子文書23がダウンロードされたことを
記録し、電子文書交付依頼者80のサーバ81に通知す
る。なお、電子メール22が顧客10のPC11に届い
ていなかった場合は、顧客10がWebサーバ25にア
クセスした際に、正しい電子メールアドレスを入力する
ように促す。
【0016】また、Webサーバ25のURL(Web
サーバのアドレス)を記載したハガキ26を顧客10に
郵送したが所定の期間を経過しても、電子文書23がダ
ウンロードされない場合には、ダウンロード未確認者と
して記録し、電子文書交付依頼者80のサーバ81に通
知する。それから、電子文書23に相当する内容を印刷
した文書27を顧客10に郵送する(矢付線k、矢付線
m)。
【0017】このように、本発明の電子文書交付システ
ム20では、顧客10に対し、最初は電子メール22に
電子文書23を添付して送信し、開封が確認できない場
合には、ハガキ26によりURLを通知しWebサーバ
25から電子文書23をダウンロードするように促し、
それでも顧客10が電子文書23をダウンロードしない
場合には、電子文書23に相当する内容を印刷した文書
27を郵送するようにしたので、電子文書23が交付で
きない場合でも、印刷物の文書27が確実に顧客10の
元に交付されることになる。
【0018】[第1の実施の形態の電子文書交付システ
ムの機能とデータ構成]また、図2は、本発明の第1の
実施の形態における電子文書交付システムの機能とデー
タ構成を示す図である。以下、図2中の各機能(手段)
について説明する。
【0019】・顧客情報記憶手段31は、電子文書交付
依頼者80から通知される顧客情報(住所、氏名、電子
メールアドレスなど)を、データベース51中に顧客情
報52として記録するための手段である。また、顧客情
報52には、顧客のID(識別記号)や、必要な場合は
パスワードなどが含まれる場合がある。
【0020】・電子文書送信手段32は、顧客10の端
末装置(PC)11宛に、電子文書23を添付した電子
メール22を送信するための手段である。
【0021】・開封通知確認手段33は、顧客10のP
C11から、電子文書(添付ファイル)23の開封通知
24を受信するための手段である。
【0022】・未着及び未開封情報取得手段34は、電
子文書送信手段32により送信した電子メール22のう
ちの未着で返信された電子メール22、及び所定の期間
内に電子文書(添付ファイル)23の開封通知のない電
子メール22についての情報を取得するための手段であ
る。
【0023】・通知郵便物作成指示手段35は、未着及
び未開封の電子メールアドレスに対応した住所の情報を
データベース51中の顧客情報52から読み出し、この
住所宛に電子文書23を顧客自身で取得するための情報
(例えば、電子文書23をダウンロードすることができ
るWebサーバ25のURLの情報)を通知する通知郵
便物(ハガキなど)の作成指示を行うための手段であ
る。
【0024】・電子文書提供手段36は、通知郵便物の
宛先となった顧客10の端末装置(PC)11からの要
求に応じて、電子文書23を提供するための手段であ
り、例えば、電子文書23がダウンロードできるWeb
サーバ25などである。
【0025】・電子文書提供確認手段37は、電子文書
提供手段36によって所定の期間のうちに電子文書23
が提供されたかどうかを顧客ごとに確認する手段であ
る。例えば、Webサーバ25から顧客10のPC11
に電子文書23がダウンロードされたかどうかを確認す
る。
【0026】・未確認者情報取得手段38は、電子文書
提供確認手段37によって所定の期間のうちに電子文書
23が提供されたことが確認されなかった顧客10につ
いての情報を取得するための手段である。例えば、所定
の期間を経過しても、電子文書23をWebサーバ25
からダウンロードしなかった顧客10の情報を取得す
る。
【0027】・文書郵便物作成指示手段39は、未確認
者情報取得手段38により電子文書23の提供が確認さ
れなかった顧客について、該顧客10の住所に宛に、電
子文書23に相当する印刷物を封入した郵便物の作成を
指示するための手段である。
【0028】・開封通知専用ソフトウエア配布手段40
は、顧客10のPC11上で電子文書(添付ファイル)
23を開封した場合に、該電子文書23の開封を電子文
書交付システム20のサーバ21に通知するための専用
ソフトウエアを顧客10のPC11に配布するための手
段である。
【0029】・Webページ公開手段41は、通信ネッ
トワーク1上にWebページを公開するための手段であ
る。このWebページでは、電子文書交付システム20
についての説明や、電子文書交付システム20の利用申
し込みの受付などを行う。また、このWebページを介
して、開封通知専用ソフトウエアのダウンロードができ
る。
【0030】また、データベース51には、以下の情報
が記録される。 ・顧客情報52は、電子文書交付依頼者80から通知さ
れる顧客情報(住所、氏名、電子メールアドレスなど)
を記録した情報である。また、顧客情報52には、顧客
のID(識別記号)や、必要な場合はパスワードなどが
含まれる場合がある。
【0031】・交付依頼電子文書情報53は、電子文書
交付依頼者80のサーバ81から送信される、交付先の
顧客リスト、交付時期・期間、交付する電子文書23な
どを記録した情報である。
【0032】・配信管理情報54は、何時、何処に、ど
の電子文書23の配信を行うかの配信管理情報を記録し
たものである。また、配信履歴の情報も記録される。
【0033】・郵送管理情報55は、通知郵便物作成指
示手段35により作成する通知郵便物に関する管理情
報、及び文書郵便物作成指示手段39により作成する文
書郵便物に関する管理情報である。また、通知郵便物及
び文書郵便物の作成履歴情報も記録する。
【0034】・未着及び未開封情報56は、電子文書送
信手段32により送信した電子メール22のうちの未着
で返信された電子メール22、及び所定の期間内に電子
文書(添付ファイル)23の開封通知のない電子メール
アドレスについての情報である。
【0035】・未確認者情報57は、電子文書提供確認
手段37によって所定の期間のうちに電子文書23が提
供されたことが確認されなかった顧客10についての情
報を取得するための手段である。例えば、所定の期間の
うちに電子文書23をWebサーバ25からダウンロー
ドしなかった顧客10の情報である。
【0036】[第1の実施の形態の電子文書交付システ
ムのシステム構成例]また、図3は、本発明の第1の実
施の形態おける電子文書交付システムのシステム構成例
を示すブロック図であり、本発明に直接関係する部分に
ついてのみ示したものである。
【0037】図3において、29は通信ネットワーク1
と電子文書交付システム20のサーバ21とを接続する
ルータ、50はデータベースサーバ(DBサーバ)、6
0はアプリケーションサーバ、61はアプリケーション
サーバ60中の処理プログラム部、70は電子文書の交
付などを行うWebサーバを示している。なおデータベ
ース51については、図2の場合と同じである。
【0038】また、アプリケーションサーバ60中の処
理プログラム部61には、以下の処理部が含まれてい
る。 ・電子文書交付依頼受付処理部62は、電子文書交付依
頼者80のサーバ81から、顧客情報(住所、氏名、電
子メールアドレスなど)と、電子文書23の交付(通
知)先の顧客リスト、交付時期・期間、交付すべき電子
文書23などの情報を受信し、データベース51に顧客
情報52及び交付依頼電子文書情報53として記録する
ための処理部である。
【0039】・電子文書送信処理部63は、顧客10の
PC11宛に、電子文書23を添付した電子メール22
を送信するための処理部である。
【0040】・開封通知確認処理部64は、顧客10の
PC11から、電子文書(添付ファイル)23の開封通
知を受信するための処理部である。
【0041】・未着及び未開封情報取得処理部65は、
電子文書送信処理部63により送信した電子メール22
のうちの未着で返信された電子メール22、及び所定の
期間内に電子文書(添付ファイル)23の開封通知のな
い電子メール22についての情報を取得するための処理
部である。
【0042】・通知郵便物作成指示処理部66は、未着
及び未開封の電子メールアドレスに対応した住所の情報
をデータベース51の顧客情報52から読み出し、この
住所宛に電子文書23を顧客自身で取得するための情報
(例えば、電子文書23をダウンロードすることができ
るWebサーバ25のURLの情報)を通知する通知郵
便物(ハガキ26など)の作成指示を行うための処理部
である。
【0043】・未確認者情報取得処理部67は、電子文
書提供確認処理部74によって所定の期間のうちに電子
文書23が提供されたことが確認されなかった顧客10
についての情報を取得するための処理部である。例え
ば、所定の期間のうちに電子文書23をWebサーバ2
5からダウンロードしなかった顧客10の情報を取得す
る。
【0044】・文書郵便物作成指示処理部68は、未確
認者情報取得処理部67により電子文書23の提供が確
認されなかった顧客10について、該顧客10の住所宛
の、電子文書23に相当する印刷物を封入した郵便物の
作成を指示するための処理部である。
【0045】また、電子文書の配信用のWebサーバ7
0の処理プログラム部71には、以下の処理部が含まれ
る。 ・Webページ公開処理部72は、主に以下のWebペ
ージの表示処理を行う。 (a)顧客10のPC11に電子文書23をダウンロー
ドする際に、ダウンロードする電子文書を指定するため
のWebページ。 (b)電子文書開封通知専用ソフトウエア58をダウン
ロードするためのWebページ。 (c)電子文書交付システム20についての説明や、利
用申し込みの受付などを行うためのWebページ。
【0046】・電子文書提供処理部73は、顧客10の
端末装置(PC)11からの電子文書23のダウンロー
ド要求に応じて、電子文書23を送信するための処理部
である。
【0047】・電子文書提供確認処理部74は、電子文
書提供処理部73によって所定の期間のうちに電子文書
23が提供されたかどうかを顧客ごとに確認する処理部
である。例えば、Webサーバ70から顧客10のPC
11に電子文書23がダウンロードされたかどうかを確
認する。
【0048】・開封通知専用ソフトウエア配布処理部7
4は、顧客10のPC11上で電子文書(添付ファイ
ル)23を開封した場合に、該電子文書23の開封を電
子文書交付システム20のサーバ21に通知するための
専用ソフトウエアを顧客10のPC11に配布するため
の処理部である。
【0049】[第1の実施の形態の電子文書交付システ
ムにおける動作の流れ]図4は、本発明の第1の実施の
形態における電子文書交付システムの動作の流れについ
て説明するための図である。以下、電子文書交付システ
ム20の動作の流れについて説明する。
【0050】(1)電子文書交付システム20のサーバ
21は、電子文書交付依頼者80のサーバ81から、電
子文書を交付(通知)したい顧客10の顧客情報(住
所、氏名、eメールアドレスなど)と、交付する電子文
書23の情報を受信する(ステップS1、S2)。
【0051】(2)電子文書交付システム20のサーバ
21は、電子文書23を添付ファイルとして挿入した電
子メール22を、顧客10のPC11に送信する(ステ
ップS3)。顧客10のPC11は、電子メール22を
受信する(ステップS4)。顧客10が添付ファイル
(電子文書23)を開封した場合は(ステップS5)、
開封通知24が電子文書交付システム20のサーバ21
に通知され(ステップS6)、電子文書23の交付が完
了する。
【0052】(3)電子メール22が顧客10のPC1
1に届かず未着で返送された場合や(ステップS7)、
顧客10が電子メール22に添付された電子文書23を
開封せず、顧客10のPC11からの開封通知24が所
定の期間の経過後も届かなかった場合には(ステップS
8)、電子文書交付システム20のサーバ21は、顧客
10の未着電子メールアドレス及び開封通知なし電子メ
ールアドレスをデータベース51に記録し(ステップS
9)、また、電子文書交付依頼者80のサーバ81に未
着アドレス情報として通知する(ステップS10)。
【0053】(4)未着電子メールの通知を受けた電子
文書交付依頼者80のサーバ81は、電子文書交付シス
テム20のサーバ21に、電子文書23をダウンロード
できるWebサーバ70のURLを記載したハガキ26
を、未着アドレスの顧客10の住所宛に発送するように
指示する(ステップS11)。電子文書交付システム2
0のサーバ21では、URLを記載したハガキ26を作
成し、発送するための指示を行う(ステップS12)。
例えば、印刷データを印刷機(図示せず)に送信して印
刷を指示する。
【0054】(5)顧客10はURLが記載されたハガ
キ26を受領する(ステップS13)。ハガキを受領し
た顧客10は、PC11からハガキ26に記載されたU
RLのWebサーバ70にアクセスし、Webサーバ7
0が公開するWebページを閲覧し、このWebページ
から電子文書23をダウンロードする(ステップS1
4、S15)。顧客10が電子文書23をダウンロード
した場合は、電子文書交付システム20のサーバ21は
電子文書23がダウンロードされたことを記録し、電子
文書交付依頼者80のサーバ81に通知する。
【0055】(6)なお、電子メール22が届かなかっ
た顧客10は、正しい電子メールアドレスを入力する
(ステップS16)。正しい電子メールアドレスを受信
した電子文書交付システム20のサーバ21では、デー
タベース51中の顧客10の電子メールアドレスを更新
記録する(ステップS17)。また、正しい電子メール
アドレスは電子文書交付依頼者80のサーバ81にも通
知され、サーバ81は顧客情報中の電子メールアドレス
を更新する(ステップS18)。
【0056】(7)また、Webサーバ70のURL
(Webサーバのアドレス)を記載したハガキ26を顧
客10に郵送したが、所定の期間を経過しても電子文書
23がダウンロードされない顧客10については、ダウ
ンロード未確認者情報として記録し(ステップS1
9)、電子文書交付依頼者80のサーバ81に送信する
(ステップS20)。
【0057】(8)ダウンロード未確認者情報を受信し
た電子文書交付依頼者80のサーバ81は(ステップS
21)、電子文書交付システム20のサーバ21に対し
て、ダウンロード未確認者である顧客10の住所宛に電
子文書23に相当する内容を印刷した文書27を郵送す
るように指示する(ステップS22)。
【0058】(9)電子文書交付システム20のサーバ
21は、電子文書交付依頼者80のサーバ81から文書
発送指示を受けると、ダウンロード未確認者である顧客
10の住所宛の文書の印刷、封入、発送などの指示を行
う(ステップS23)。例えば、送付する文書の印刷デ
ータを印刷機(図示せず)に送信して印刷を指示する。
【0059】(10)顧客10は文書を受け取る(ステ
ップS24)。
【0060】以上、本発明の第1実施の形態について説
明したが、図3に示す電子文書交付システム21中の処
理プログラム部61及び処理プログラム部71は専用の
ハードウェアにより実現されるものであってもよく、ま
たこの処理プログラム部はメモリおよびCPU(中央処
理装置)等の汎用の情報処理装置により構成され、この
処理部の機能を実現するためのプログラム(図示せず)
をメモリにロードして実行することによりその機能を実
現させるものであってもよい。また、この電子文書交付
システムのサーバ21には、周辺機器として入力装置、
表示装置等(いずれも表示せず)が接続されているもの
とする。ここで、入力装置としては、キーボード、マウ
ス等の入力デバイスのことをいう。表示装置とは、CR
T(Cathode Ray Tube)や液晶表示装置等のことをい
う。
【0061】また、図3における処理プログラム部61
及び処理プログラム部71の機能を実現するためのプロ
グラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録し
て、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュー
タシステムに読み込ませ、実行することにより本発明の
電子文書交付システムに必要な処理を行ってもよい。な
お、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや
周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
【0062】また、「コンピュータ読み取り可能な記録
媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、
ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシス
テムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことを
いう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」
とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の
通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線の
ように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの
(伝送媒体ないしは伝送波)、その場合のサーバやクライ
アントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ
のように、一定時間プログラムを保持しているものも含
むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の
一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述
した機能をコンピュータシステムにすでに記録されてい
るプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆ
る差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
【0063】[第2の実施の形態]
【0064】[第2の実施の形態の電子文書交付システ
ムの動作概念の説明]図5は、本発明の第2の実施の形
態における電子文書交付システムの動作概念を説明する
ための図である。
【0065】図5において、電子文書交付システム12
0のサーバ121は、電子文書交付依頼者180のサー
バ181から、交付(通知)対象となる電子文書123
を、該電子文書123を交付する顧客110の住所、氏
名、電子メールアドレスなどの顧客情報とともに受信す
る(矢付線a)。電子文書交付システム120のサーバ
121は、受信した電子文書123をダウンロードする
ことのできるWebサーバ125のURL(Webサー
バのアドレス)を記載した電子メール122を、顧客1
10のパーソナルコンピュータなどの端末装置(以下、
「PC」という)111に送信する(矢付線b)。図1
0にWebサーバ125のURLを記載した電子メール
122の例を示す。
【0066】顧客110が、Webサーバ125にアク
セスし(矢付線c)、電子文書123をダウンロードし
た場合は(矢付線d)、電子文書交付システム120の
サーバ121は電子文書123がダウンロードされたこ
とを確認し記録する。また、電子文書交付依頼者180
のサーバ181に顧客110が電子文書123をダウン
ロードしたことを通知する。
【0067】電子メール122を送信してから所定の期
間を経過しても、顧客110が電子文書123をWeb
サーバ125からダウンロードしない場合には、ダウン
ロード未確認者として記録し、電子文書交付依頼者18
0のサーバ181通知する。それから、電子文書123
を添付した電子メール122aを顧客110のPC11
1に送信する(矢付線e)。図9に電子文書123を添
付した電子メール122aの例を示す。図9において、
クリップマーク28をクリックすると電子文書(添付フ
ァイル)123が開封される。
【0068】なお、電子文書(添付ファイル)123の
開封は、予め開封通知専用ソフトウエアをPC111に
インストールしておき、この開封通知専用ソフトウエア
により電子文書(添付ファイル)123の開封を行う。
【0069】この開封通知専用ソフトウエアにより、電
子メール122に添付された電子文書123を開封する
と(矢付線f)、PC111から電子文書交付システム
120のサーバ121に開封通知124が通知され(矢
付線g、矢付線h)、電子文書交付システム120のサ
ーバ121では、電子文書123が開封されたことを記
録し、電子文書交付依頼者180のサーバ181に通知
する。
【0070】また、電子メール122aが顧客110の
PC111に届かず未着で返送された場合や、顧客11
0が電子メール122aに添付された電子文書123を
開封せず、顧客110からの開封通知124が所定の期
間を経過しても届かない場合には、電子文書交付システ
ム120のサーバ121は、電子メール未着及び開封通
知なし顧客110として記録し、電子文書交付依頼者1
80のサーバ181通知する。それから、電子文書12
3に相当する内容を印刷した文書127を顧客110に
郵送する(矢付線j、矢付線k)。
【0071】このように、本発明の電子文書交付システ
ム120では、最初は電子メール122で電子文書12
3をダウンロードできるWebサーバ125のURLを
顧客110に通知し、Webサーバ125から電子文書
123をダウンロードするように促す。顧客110が、
所定の期間を経過しても、電子文書123をダウンロー
ドしない場合には、該顧客110のPC111に、電子
文書123を添付した電子メール122aを送信する。
そして、所定の期間を経過しても電子文書123の開封
が確認できない場合には、さらに電子文書123に相当
する内容を印刷した文書127を顧客10宛に郵送す
る。これにより、電子文書123による交付ができない
場合でも、同じ内容を印刷した文書127が顧客に郵送
され、重要な文書を確実に顧客の元に届けることができ
る。
【0072】[第2の実施の形態の電子文書交付システ
ムの機能とデータ構成]また、図6は、本発明の第2の
実施の形態における電子文書交付システムの機能とデー
タ構成を示す図である。以下、図6中の各機能(手段)
について説明する。
【0073】・顧客情報記憶手段131は、電子文書交
付依頼者180のサーバ181から通知される顧客情報
(住所、氏名、電子メールアドレスなど)を記録するた
めの手段である。また、顧客情報には、顧客のID(識
別記号)や、必要な場合はパスワードなどが含まれる場
合がある。
【0074】・電子文書取得情報送信手段132は、電
子文書123を顧客自身で取得する方法を電子メール1
22で通知するための手段である。例えば、電子文書1
23をダウンロードするためのWebサーバ125のU
RLの情報を電子メール122で送信するための手段で
ある。
【0075】・電子文書提供手段133は、顧客110
の端末装置(PC)111からの要求に応じて、電子文
書123を提供するための手段であり、例えば、電子文
書123をダウンロードできるWebサーバ125など
である。
【0076】・電子文書提供確認手段134は、電子文
書提供手段133によって所定の期間のうちに電子文書
123が提供されたかどうかを顧客110ごとに確認す
る手段である。例えば、Webサーバ125から顧客1
10のPC111に電子文書123がダウンロードされ
たかどうかを確認する。
【0077】・未確認者情報取得手段135は、電子文
書提供確認手段134によって所定の期間のうちに電子
文書123の提供が確認されなかった顧客についての情
報を取得するための手段である。例えば、所定の期間の
うちに電子文書123をWebサーバ125からダウン
ロードしなかった顧客110の情報を取得する。
【0078】・電子文書送信手段136は、顧客110
のPC111宛に、電子文書123を添付ファイルとし
て挿入した電子メール122aを送信するための手段で
ある。
【0079】・開封通知確認手段137は、顧客110
のPC111から、電子文書(添付ファイル)123の
開封通知124を受信するための手段である。
【0080】・未着及び未開封情報取得手段138は、
電子文書送信手段136により送信した電子メール12
2aのうちの未着で返信された電子メール122a、及
び所定の期間内に電子文書(添付ファイル)123の開
封通知のない電子メール122aについての情報を取得
するための手段である。
【0081】・文書郵便物作成指示手段139は、未着
及び未開封情報取得手段138により、電子メール12
2の未着、及び電子文書123の開封が確認されなかっ
た顧客110について、該顧客110の住所宛の、電子
文書123に相当する内容を印刷した文書127を封入
した郵便物の作成を指示するための手段である。
【0082】・開封通知専用ソフトウエア配布手段14
0は、顧客110のPC111上で電子文書(添付ファ
イル)123を開封した場合に、該電子文書123の開
封を電子文書交付システム120のサーバ121に通知
するための専用ソフトウエア158を顧客110のPC
111に配布するための手段である。
【0083】・Webページ公開手段141は、通信ネ
ットワーク101上にWebページを公開するための手
段である。このWebページでは、電子文書交付システ
ム120についての説明や、電子文書交付システム12
0の利用申し込みの受付などを行う。また、このWeb
ページを介して、開封通知専用ソフトウエア158のダ
ウンロードができる。
【0084】また、データベース151には、以下の情
報が記録される。 ・顧客情報152は、電子文書交付依頼者180のサー
バ181から通知される顧客情報(住所、氏名、電子メ
ールアドレスなど)を記録した情報である。また、顧客
情報152には、顧客のID(識別記号)や、必要な場
合はパスワードなどが含まれる場合がある。
【0085】・交付依頼電子文書情報153は、電子文
書交付依頼者180のサーバ181から通知される、交
付先の顧客リスト、交付時期・期間、交付する電子文書
123などを記録した情報である。
【0086】・配信管理情報154は、何時、何処に、
どの電子文書123の配信を行うかの配信管理情報を記
録したものである。また、配信履歴の情報も記録され
る。
【0087】・郵送管理情報155は、文書郵便物作成
指示手段140により作成する文書郵便物の管理情報で
ある。また、文書郵便物の作成履歴情報も記録する。
【0088】・未着及び未開封情報156は、電子文書
送信手段136により送信した電子メール122aのう
ちの未着で返信された電子メール122a、及び所定の
期間内に電子文書(添付ファイル)123の開封通知の
ない電子メールアドレスについて記録した情報である。
【0089】・未確認者情報157は、電子文書提供確
認手段134によって所定の期間のうちに電子文書12
3が提供されたことが確認されなかった顧客110につ
いての情報である。例えば、所定の期間のうちに電子文
書123をWebサーバ125からダウンロードしなか
った顧客110の情報である。
【0090】[第2の実施の形態の電子文書交付システ
ムのシステム構成例]また、図7は、本発明の第2の実
施の形態における電子文書交付システムのシステム構成
例を示すブロック図であり、本発明に直接関係する部分
についてのみ示したものである。
【0091】図7において、129は通信ネットワーク
101と電子文書交付システム120のサーバ121と
を接続するルータ、150はデータベースサーバ(DB
サーバ)、160はアプリケーションサーバ、161は
アプリケーションサーバ160中の処理プログラム部、
170は電子文書の交付などを行うWebサーバを示し
ている。なおデータベース151については、図6の場
合と同じである。
【0092】また、アプリケーションサーバ160中の
処理プログラム部161には、以下の処理部が含まれて
いる。 ・電子文書交付依頼受付処理部162は、電子文書交付
依頼者180のサーバ181から、顧客情報(住所、氏
名、電子メールアドレスなど)と、電子文書123の交
付(配信)先の顧客110のリスト、交付時期・期間、
交付すべき電子文書123などの情報を受信し、データ
ベース151に顧客情報152及び交付依頼電子文書情
報153として記録するための処理部である。
【0093】・電子文書取得情報送信処理部163は、
電子文書123を顧客自身で取得する方法を電子メール
122で通知するための処理部である。例えば、電子文
書123をダウンロードするためのWebサーバ170
のURLの情報を電子メール122で送信するための処
理部である。
【0094】・未確認者情報取得処理部164は、電子
文書提供確認処理部174によって所定の期間のうちに
電子文書123の提供が確認されなかった顧客について
の情報を取得するための処理部である。例えば、所定の
期間のうちに電子文書123をWebサーバ125から
ダウンロードしなかった顧客110の情報を取得する。
【0095】・電子文書送信処理部165は、顧客11
0のPC111宛に、電子文書123を添付した電子メ
ール122aを送信するための処理部である。
【0096】・開封通知確認処理部166は、顧客11
0のPC111から、電子文書(添付ファイル)123
の開封通知を受信するための処理部である。
【0097】・未着及び未開封情報取得処理部167
は、電子文書送信処理部165により送信した電子メー
ル122aのうちの未着で返信された電子メール122
a、及び所定の期間内に電子文書(添付ファイル)12
3の開封通知のない電子メール122aについての情報
を取得するための処理部である。
【0098】・文書郵便物作成指示処理部168は、未
着及び未開封情報取得処理部167により、電子メール
122aの未着又は電子文書123の開封が確認されな
かった顧客110について、該顧客110の住所宛の、
電子文書123に相当する印刷物を封入した郵便物の作
成を指示するための処理部である。
【0099】また、電子文書の配信用のWebサーバ1
70の処理プログラム部171には、以下の処理部が含
まれる。 ・Webページ公開処理部172は、主に以下のWeb
ページの表示処理を行う。 (a)Webサーバ170から電子文書123をダウン
ロードする際に、ダウンロードする電子文書123を指
定するためのWebページ。 (b)電子文書開封通知専用ソフトウエア158をダウ
ンロードするためのWebページ。 (c)電子文書交付システム120についての説明や、
利用申し込みの受付などを行うためのWebページ。
【0100】・電子文書提供処理部173は、顧客11
0のPC111からの電子文書123のダウンロード要
求に応じて、電子文書123を送信するための処理部で
ある。
【0101】・電子文書提供確認処理部174は、電子
文書提供処理部173によって所定の期間のうちに電子
文書123が提供されたかどうかを顧客110ごとに確
認する処理部である。例えば、所定の期間のうちにWe
bサーバ170から顧客110のPC111に、電子文
書123がダウンロードされたかどうかを確認する。
【0102】・開封通知専用ソフトウエア配布処理部1
75は、顧客110のPC111上で電子文書(添付フ
ァイル)123を開封した場合に、該電子文書123の
開封を電子文書交付システム120のサーバ121に通
知するための専用ソフトウエア158を顧客110のP
C111に配布するための処理部である。
【0103】[第2の実施の形態の電子文書交付システ
ムにおける動作の流れ]図8は、本発明の第2の実施の
形態における電子文書交付システムの動作の流れについ
て説明するための図である。以下、電子文書交付システ
ム120の動作の流れについて説明する。
【0104】(1)電子文書交付システム120のサー
バ121は、電子文書交付依頼者180のサーバ181
から、電子文書を交付(通知)したい顧客110の顧客
情報(住所、氏名、eメールアドレスなど)と、交付す
る電子文書123の情報を受信する(ステップS10
1、S102)。
【0105】(2)電子文書交付システム120のサー
バ121は、電子文書124をダウンロードできるWe
bサーバ170のURLを記録した電子メール122
を、顧客110のPC111に送信する(ステップS1
03)。顧客110のPC111は、電子メール122
を受信する(ステップS104)。
【0106】(3)電子メール122が顧客110のP
C111に届かず返送された場合は(ステップS10
5)、電子文書交付システム120のサーバ121は、
顧客110の未着電子メールアドレスをデータベース1
51に記録する(ステップS106)、また、電子文書
交付依頼者180のサーバ181に未着アドレス情報と
して通知する(ステップS107)。
【0107】(4)電子メール122によりURLの通
知を受けた顧客110は、PC111からWebサーバ
170にアクセスし、Webサーバ170が公開するW
ebページを閲覧し、このWebページから電子文書1
23をダウンロードする(ステップS108、S10
9)。顧客110が電子文書123をダウンロードした
場合は、電子文書交付システム120のサーバ121は
電子文書124がダウンロードされたことを記録し、電
子文書交付依頼者180のサーバ181通知する。
【0108】(5)また、Webサーバ125のURL
(Webサーバのアドレス)を記載した電子メール12
2を顧客110のPC111に送信したが、所定の期間
を経過しても、電子文書123がダウンロードされない
場合には、ダウンロード未確認者情報として記録し(ス
テップS110)、電子文書交付依頼者180のサーバ
181に送信する(ステップS111、S112)。
【0109】(6)ダウンロード未確認者情報を受信し
た電子文書交付依頼者180のサーバ181は、電子文
書交付システム120のサーバ121に対して、ダウン
ロード未確認者である顧客110に、電子文書123を
添付した電子メール122aの送信を指示する(ステッ
プS113)。
【0110】(7)電子文書交付システム120のサー
バ121は、電子文書123を添付ファイルとして挿入
した電子メール122aを、顧客110のPC111に
送信する(ステップS114)。顧客110のPC11
1は、電子メール122aを受信する(ステップS11
5)。顧客110が電子文書(添付ファイル)123を
開封した場合は(ステップS116)、開封通知124
が電子文書交付システム120のサーバ121に通知さ
れ(ステップS117)、電子文書123の交付が完了
する。
【0111】(8)電子メール122aが顧客110の
PC111に届かず返送された場合や(ステップS11
8)、顧客110が電子メール122に添付された電子
文書123を開封せず、顧客110のPC111からの
開封通知124が所定の期間を経過しても届かなかった
場合には(ステップS119)、電子文書交付システム
120のサーバ121は、顧客110の未着電子メール
アドレス及び未開封電子メールアドレスの情報をデータ
ベース141に記録し(ステップS120)、また、電
子文書交付依頼者180のサーバ181に未着アドレス
及び未開封電子メールアドレス情報を通知する(ステッ
プS121)。
【0112】(9)未着アドレス及び未開封電子メール
アドレス情報を受信した電子文書交付依頼者180のサ
ーバ181は、電子文書交付システム120のサーバ1
21に対して、未着アドレス及び未開封電子メールアド
レスの顧客110の住所宛に、電子文書123に相当す
る内容の文書を発送するよう指示する(ステップS12
2)。
【0113】(10)電子文書交付システム120のサ
ーバ121は、電子文書交付依頼者180のサーバ18
1から文書発送指示を受けると、未着アドレス及び未開
封電子メールアドレスの顧客110の住所宛の、電子文
書123に相当する印刷物を封入した郵便物の作成を指
示するための処理を行う。例えば、送付する文書の印刷
データを印刷機(図示せず)に送信して印刷を指示す
る。
【0114】(11)顧客110は文書を受け取る(ス
テップS124)。
【0115】以上、本発明の第2実施の形態について説
明したが、図7示す電子文書交付システムのサーバ12
1中の処理プログラム部161及び処理プログラム部1
71は専用のハードウェアにより実現されるものであっ
てもよく、またこの処理プログラム部はメモリおよびC
PU(中央処理装置)等の汎用の情報処理装置により構
成され、この処理部の機能を実現するためのプログラム
(図示せず)をメモリにロードして実行することにより
その機能を実現させるものであってもよい。また、この
電子文書交付システムのサーバ121には、周辺機器と
して入力装置、表示装置等(いずれも表示せず)が接続
されているものとする。ここで、入力装置としては、キ
ーボード、マウス等の入力デバイスのことをいう。表示
装置とは、CRT(Cathode Ray Tube)や液晶表示装置
等のことをいう。
【0116】また、図7における処理プログラム部16
1及び処理プログラム部171の機能を実現するための
プログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記
録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピ
ュータシステムに読み込ませ、実行することにより本発
明の電子文書交付システムに必要な処理を行ってもよ
い。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、
OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
【0117】また、「コンピュータ読み取り可能な記録
媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、
ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシス
テムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことを
いう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」
とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の
通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線の
ように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの
(伝送媒体ないしは伝送波)、その場合のサーバやクライ
アントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ
のように、一定時間プログラムを保持しているものも含
むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の
一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述
した機能をコンピュータシステムにすでに記録されてい
るプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆ
る差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
【0118】また、本発明の電子文書交付システムは、
上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の
要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得るこ
とは勿論である。
【0119】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の電
子文書交付システムにおいては、最初は電子文書を添付
ファイルとした電子メールを顧客の端末装置に送信し、
所定の期間を経過しても電子文書の開封が確認できない
場合には、電子文書を顧客自身で取得するため情報(W
ebサーバのURLなど)を通知郵便物により顧客に通
知する。それでも顧客が電子文書の情報を取得しない場
合には、電子文書に相当する内容を印刷した文書を顧客
宛に郵送する.これにより、電子文書による交付ができ
ない場合でも、同じ内容を印刷した文書が顧客に郵送さ
れ、重要な文書を確実に顧客の元に届けることができ
る。
【0120】また、請求項2記載の電子文書交付方法に
おいては、最初は電子文書を添付ファイルとした電子メ
ールを顧客の端末装置に送信し、所定の期間を経過して
も電子文書の開封が確認できない場合には、電子文書を
顧客自身で取得するため情報(WebサーバのURLな
ど)を通知郵便物により顧客に通知する。それでも顧客
が電子文書の情報を取得しない場合には、電子文書に相
当する内容を印刷した文書を顧客宛に郵送する.これに
より、電子文書による交付ができない場合でも、同じ内
容を印刷した文書が顧客に郵送され、重要な文書を確実
に顧客の元に届けることができる。
【0121】また、請求項3記載の電子文書交付システ
ムにおいては、最初は電子メールににより、電子文書を
顧客自身で取得するための情報(WebサーバのURL
など)を顧客に通知し、顧客が所定の期間を経過しても
電子文書を取得しない場合には、該顧客の端末装置に、
電子文書を添付ファイルとした電子メールを送信する。
そして、所定の期間を経過しても電子文書の開封が確認
できない場合には、電子文書に相当する内容を印刷した
文書を郵送する。これにより、電子文書による交付がで
きない場合でも、同じ内容を印刷した文書が顧客に郵送
され、重要な文書を確実に顧客の元に届けることができ
る。
【0122】また、請求項4記載の電子文書交付方法に
おいては、最初は電子メールにて電子文書を顧客自身で
取得するための情報(WebサーバのURLなど)を顧
客に通知し、顧客が所定の期間を経過しても電子文書を
取得しない場合には、該顧客の端末装置に、電子文書を
添付ファイルとした電子メールを送信する。そして、所
定の期間を経過しても電子文書の開封が確認できない場
合には、電子文書と同じ内容を印刷した文書を郵送す
る。これにより、電子文書による交付ができない場合で
も、同じ内容を印刷した文書が顧客に郵送され、重要な
文書を確実に顧客の元に届けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態における電子文書
交付システムの動作概念を説明するための図である。
【図2】 本発明の第1の実施の形態における電子文書
交付システムの機能とデータ構成を示す図である。
【図3】 本発明の第1の実施の形態における電子文書
交付システムのシステム構成例を示すブロック図であ
る。
【図4】 本発明の第1の実施の形態における電子文書
交付システムの動作の流れについて説明するための図で
ある。
【図5】 本発明の第2の実施の形態における電子文書
交付システムの動作概念を説明するための図である。
【図6】 本発明の第2の実施の形態における電子文書
交付システムの機能とデータ構成を示す図である。
【図7】 本発明の第2の実施の形態における電子文書
交付システムのシステム構成例を示すブロック図であ
る。
【図8】 本発明の第2の実施の形態における電子文書
交付システムの動作の流れについて説明するための図で
ある。
【図9】 電子文書を添付した電子メールの例を示す図
である。
【図10】 WebサーバのURLを記載した電子メー
ルの例を示す図である。
【符号の説明】
1、101 通信ネットワーク 10、110 顧客 11、111 顧客の端末装置(顧客のPC) 20、120 電子文書交付システム 21、121 サーバ 22、122、122a 電子メール 23、123 電子文書 24、124 開封通知 25、125 Webサーバ 31、131 顧客情報記憶手段 32、136 電子文書送信手段 33、137 開封通知確認手段 34、138 未着及び未開封情報取得手段 35 通知郵便物作成指示手段 36、133 電子文書提供手段 37、134 電子文書提供確認手段 38、135 未確認者情報取得手段 39、139 文書郵便物作成指示手段 40、140 開封通知専用ソフトウエア配布手段 41、141 Webページ公開手段 132 電子文書取得情報送信手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顧客の住所と該顧客の電子メールアドレ
    スとを顧客情報として保持する顧客情報記憶手段と、 前記顧客情報記憶手段から読み出した前記電子メールア
    ドレスを用いて、電子文書のファイルを添付した電子メ
    ールを送信する電子文書送信手段と、 前記電子メールの受信者側の端末装置から前記添付ファ
    イルの開封通知を受信するための開封通知確認手段と、 前記電子文書送信手段により送信した電子メールのうち
    の未着電子メール、及び所定の期間のうちに添付ファイ
    ルの開封通知のない電子メールについての情報を取得す
    る未着及び未開封情報取得手段と、 前記未着及び未開封の電子メールアドレスに対応した住
    所の情報を前記顧客情報記憶手段から読み出し、この住
    所宛に電子文書を顧客自身で取得するための情報を通知
    する通知郵便物の作成指示を行う通知郵便物作成指示手
    段と、 前記通知郵便物の宛先となった顧客の端末装置からの要
    求に応じて、前記電子文書を提供する電子文書提供手段
    と、 前記電子文書提供手段によって所定の期間のうちに前記
    電子文書が提供されたかどうかを顧客ごとに確認する電
    子文書提供確認手段と、 前記電子文書提供確認手段によって所定の期間のうちに
    前記電子文書の提供が確認されなかった顧客についての
    情報を取得する未確認者情報取得手段と、 前記未確認者情報取得手段により電子文書の提供が確認
    されなかった顧客について、これらの顧客の住所を前記
    顧客情報記憶手段から読み出し、この住所に宛てた郵便
    物であって、前記電子文書に相当する印刷物を封入した
    郵便物の作成を指示するための文書郵便物作成指示手段
    とを具備することを特徴とする電子文書交付システム。
  2. 【請求項2】 顧客の住所と該顧客の電子メールアドレ
    スとを顧客情報として保持する顧客情報記憶手順と、 前記顧客情報から読み出した前記電子メールアドレスを
    用いて、電子文書のファイルを添付した電子メールを送
    信する電子文書送信手順と、 前記電子メールの受信者側の端末装置から前記添付ファ
    イルの開封通知を受信するための開封通知確認手順と、 前記電子文書送信手順により送信した電子メールのうち
    の未着電子メール、及び所定の期間のうちに添付ファイ
    ルの開封通知のない電子メールについての情報を取得す
    る未着及び未開封情報取得手順と、 前記未着及び未開封の電子メールアドレスに対応した住
    所の情報を前記顧客情報から読み出し、この住所宛に電
    子文書を顧客自身で取得するための情報を通知する通知
    郵便物の作成指示を行う通知郵便物作成指示手順と、 前記通知郵便物の宛先となった顧客の端末装置からの要
    求に応じて、前記電子文書を提供する電子文書提供手順
    と、 前記電子文書提供手順によって所定の期間のうちに前記
    電子文書が提供されたかどうかを顧客ごとに確認する電
    子文書提供確認手順と、 前記電子文書提供確認手順によって所定の期間のうちに
    前記電子文書の提供が確認されなかった顧客についての
    情報を取得する未確認者情報取得手順と、 前記未確認者情報取得手順により電子文書の提供が確認
    されなかった顧客について、これらの顧客の住所を前記
    顧客情報から読み出し、この住所に宛てた郵便物であっ
    て、前記電子文書に相当する印刷物を封入した郵便物の
    作成を指示するための文書郵便物作成指示手順とを含む
    ことを特徴とする電子文書交付方法。
  3. 【請求項3】 顧客の住所と該顧客の電子メールアドレ
    スとを顧客情報として保持する顧客情報記憶手段と、 前記顧客の端末装置に電子文書を顧客自身で取得するた
    めの情報を電子メールで送信する電子文書取得情報送信
    手段と、 顧客の端末装置からの要求に応じて、前記電子文書を提
    供する電子文書提供手段と、 前記電子文書提供手段によって所定の期間のうちに前記
    電子文書が提供されたかどうかを顧客ごとに確認する電
    子文書提供確認手段と、 前記電子文書提供確認手段によって所定の期間のうちに
    前記電子文書の提供が確認されなかった顧客についての
    情報を取得する未確認者情報取得手段と、 前記未確認者情報取得手段により電子文書の提供が確認
    されなかった顧客について、これらの顧客の電子メール
    アドレスを前記顧客情報記憶手段より読み出し、この電
    子メールアドレス宛に前記電子文書のファイルを添付し
    た電子メールを送信する電子文書送信手段と、 前記電子メールの受信者側の端末装置から前記添付ファ
    イルの開封通知を受信するための開封通知確認手段と、 前記電子文書送信手段が送信した電子メールのうちの未
    着電子メール、及び所定の期間のうちに添付ファイルの
    開封通知のない電子メールについての情報を取得する未
    着及び未開封情報取得手段と、 前記未着及び未開封の電子メールのアドレスに対応した
    住所の情報を前記顧客情報記憶手段から読み出し、この
    住所に宛てた郵便物であって、前記電子文書に相当する
    印刷物を封入した郵便物の作成を指示する文書郵便物作
    成指示手段とを具備することを特徴とする電子文書交付
    システム。
  4. 【請求項4】 顧客の住所と該顧客の電子メールアドレ
    スとを顧客情報として保持する顧客情報記憶手順と、 前記顧客の端末装置に電子文書を顧客自身で取得するた
    めの情報を電子メールで送信する電子文書取得情報送信
    手順と、 顧客の端末装置からの要求に応じて、前記電子文書を提
    供する電子文書提供手順と、 前記電子文書提供手順によって所定の期間のうちに前記
    電子文書が提供されたかどうかを顧客ごとに確認する電
    子文書提供確認手順と、 前記電子文書提供確認手順によって所定の期間のうちに
    前記電子文書の提供が確認されなかった顧客についての
    情報を取得する未確認者情報取得手順と、 前記未確認者情報取得手順により電子文書の提供が確認
    されなかった顧客について、これらの顧客の電子メール
    アドレスを前記顧客情報より読み出し、この電子メール
    アドレス宛に前記電子文書のファイルを添付した電子メ
    ールを送信する電子文書送信手順と、 前記電子メールの受信者側の端末装置から前記添付ファ
    イルの開封通知を受信するための開封通知確認手順と、 前記電子文書送信手順により送信した電子メールのうち
    の未着電子メール、及び所定の期間のうちに添付ファイ
    ルの開封通知のない電子メールについての情報を取得す
    る未着及び未開封情報取得手順と、 前記未着及び未開封の電子メールのアドレスに対応した
    住所の情報を前記顧客情報から読み出し、この住所に宛
    てた郵便物であって、前記電子文書に相当する印刷物を
    封入した郵便物の作成を指示する文書郵便物作成指示手
    順とを含むことを特徴とする電子文書交付方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008234136A (ja) * 2007-03-19 2008-10-02 Fujitsu Ltd 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
JP2009093354A (ja) * 2007-10-05 2009-04-30 Yamato System Development Co Ltd 書類発信システム及び管理サーバ
US7715032B2 (en) 2002-07-29 2010-05-11 Connxion Ventures Limited Bulk communications process using multiple delivery media
JP2011070490A (ja) * 2009-09-28 2011-04-07 Oki Data Corp メール管理装置、複合装置、及び通信方法

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