JP2003285348A - ソフトバッグ及びその製造方法 - Google Patents

ソフトバッグ及びその製造方法

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JP2003285348A JP2002094363A JP2002094363A JP2003285348A JP 2003285348 A JP2003285348 A JP 2003285348A JP 2002094363 A JP2002094363 A JP 2002094363A JP 2002094363 A JP2002094363 A JP 2002094363A JP 2003285348 A JP2003285348 A JP 2003285348A
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soft
thermoplastic resin
sheet
cavity
edge
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Kazuhiro Kawasaki
和博 川崎
Takaaki Katsuhara
孝彰 勝原
Chikashi Kono
務志 河野
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Kawasaki Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シートと管路部材とを溶着することによる課
題を解決することを目的として、射出成形によりシート
の端縁部を覆うとともにこの端縁部を接合シールできる
ソフトシート及びその成形方法を提供する。 【解決手段】 重ね合わされたソフトシートを射出成形
用金型にセットし、ソフトシートの端縁部に熱可塑性樹
脂を射出してこの端面を仮接合し、それから更に熱可塑
性樹脂を射出することで、射出した樹脂でソフトシート
の端縁部同士を接合すると同時に射出樹脂で端縁部を覆
ったソフトシートを得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱可塑性樹脂製の
ソフトシートからなる袋体に関し、特にソフトシートの
端縁部同士が接合された袋体(ソフトバッグ)であっ
て、透析バッグや輪液バッグ等の医療用バッグや飲料バ
ッグ等に使用される袋体及びその製造方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】ソフトバッグは、ペットボトル等のハー
ド状の中空体に比べて、袋体の内容物を使用した後は、
小さく折り畳んで処理できるので、持ち運びが容易であ
りかつ廃品処理が容易である。そのため、需要は高く、
最近では、ソフトバッグは点滴用バッグ・透析用バッグ
等の医療用バッグ、飲料用バッグ、詰め替え用バッグ
(化粧品、洗剤等)などに幅広く使用されている。しか
し、これらのソフトバッグは本体がソフトシートである
ため、取り扱いが比較的難しく、袋体を製造する際の端
縁部の接合処理に苦慮している。一般的には、重ね合わ
せられたソフトシートの間に管路用の部品を手作業で挿
入し、その後、ソフトシートの端縁部周囲を熱溶着して
いるものが多い。
【0003】例えば、現在使用されている医療用バッグ
等のソフトバッグとしては、その本体が、別々の2枚の
熱可塑性樹脂シートを重ね合わせて形成されたものやチ
ューブ状の熱可塑性樹脂シートから形成されたものがあ
る。本発明では、どちらも2枚の重ね合わされたソフト
シートとして説明する。この重ね合わされた熱可塑性樹
脂製ソフトシートの端縁部に注液口部材等を手作業で挿
入してから端縁部を熱溶着して、袋状の医療用バッグを
製造している。
【0004】一般的な医療用バッグの製造工程を説明す
る。例えば、医療用バッグは、図16、図17に示すよ
うに、2枚のソフトシートが重なり合った原反を枚葉
カットし、カットした枚葉の周辺を溶着(ベターシー
ル)して2枚のシートの端縁部同士を接合し、製品形
状にトリミングカットし、シート表面に説明文・絵図
等を印刷し、2枚のシートの接合してない部分の間に
注液口部材を挿入して注液口部材と2枚のシートとを溶
着し、注液口部材の一部にチューブを取付けている。そ
の後、外観検査・抜取検査をしている。
【0005】例えば、特開平8−117317号公報で
は、チューブ状のシートを押し出し、押出したシー
トに口部を溶着し、このシートの端面を押圧して融着
し、融着した部分を製品形状にトリミングカットする
一連の工程が開示されている。また、特開平8−117
318号公報では、2枚の合成樹脂製シートの間に輪
液口を置き、このシートの端面を押圧して融着し、
融着した部分を袋形状に切断するものが開示されてい
る。
【0006】上記製造方法では、注液口等の管路部材を
2枚のシート間に手作業で挿入し、2枚のシートと管路
部材とを熱溶着している。そのためこの手作業工程に手
間取り、成形時間(成形サイクル)が長くなり、量産性
に劣る。コストアップの要因にもなっている。その上、
管路部材と2枚のシート間との接合が不十分であり、バ
ッグ本体の強度が不足している。特開平8−11731
8号公報では、管路部材とシートとの接合強度を確保す
るために、管路部材の基部外周に土手状の突起を形成し
ているが、それでも溶着が十分でない場合がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そのために、2枚の重
ねられたソフトシートの端縁部に熱可塑性樹脂を射出し
て、端縁部を接合シールすることが考えられる。このよ
うにすれば、熱可塑性樹脂で端縁部を接合する際に、2
枚のソフトシートの端縁部の端面及び端縁部周囲をこの
熱可塑性樹脂で包み込むことで、端縁部が露出すること
が無く、見栄えが向上することが考えられる。
【0008】しかし、ソフトシートの端縁部の外周を熱
可塑性樹脂で包むように熱可塑性樹脂を射出しようとし
ても、ソフトシートがふらついてしまい、うまく包むこ
とができない。即ち、端縁部の端面部及び端縁部外周に
キャビティを形成して、分割金型でソフトシートを挟持
して、このキャビティに熱可塑性樹脂を射出した場合、
この端縁部が保持されずフリーな状態であるので、射出
圧力によって分割金型の一方に2枚のソフトシートが偏
ってしまい、一方向には熱可塑性樹脂が存在しない状態
になることがある。
【0009】又は、2枚のソフトシート間に射出した熱
可塑性樹脂が入り込み、端縁部外周にあまり熱可塑性樹
脂が入り込まない、極端な場合には端縁部外周にほとん
ど熱可塑性樹脂が入り込まない状態になることがある。
【0010】特に、2枚のソフトシート間内部と外部と
を連通する導通部を射出樹脂で成形する場合には、2枚
のシート間に隙間を開け、この隙間にスライドコアの先
端を挿入し、スライドコア外周にソフトシートが被さる
ようにする。それとともに、スライドコア外周に熱可塑
性樹脂の射出用キャビティを形成している。そのため
に、このキャビティに熱可塑性樹脂を射出すると、射出
樹脂はソフトシート外周よりもソフトシートとスライド
コアとの隙間に入り込みやすく、この端縁部での熱可塑
性樹脂の処理が困難である。
【0011】そのために、分割金型内でこの端縁部の外
周を一時的にピン等で押さえておき、射出時直前にピン
を引っ込めて、熱可塑性樹脂を射出することが考えられ
る。この方法では、分割金型に移動可能なピンを設ける
必要があり、分割金型が複雑となる。それとともに、ピ
ンを出し入れするタイミング管理が難しい。即ち、ピン
で押さえる部分によって射出樹脂が回ってくるタイミン
グは微妙に異なっており、緻密なタイミング制御を必要
とする。そのために、量産時に、安定して同じようなソ
フトバッグを得ることが困難であり、歩留まりが悪い。
【0012】本発明は、2枚のソフトシートの端縁部に
熱可塑性樹脂を射出することによって、この端縁部を接
合シールするソフトシ−ト袋体およびその成形方法を提
供することにある。
【0013】特に、射出される熱可塑性樹脂でソフトシ
ートの端縁部が接合され、かつソフトシート端縁部の外
側に上記熱可塑性樹脂が存在し、端縁部がこの熱可塑性
樹脂で覆われたソフトシート袋体およびその成形方法を
提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、重ね合わされた2枚のソフ
トシートの端縁部を熱可塑性樹脂で接合しソフトバッグ
を製造する製造方法であって、該ソフトシートの該端縁
部の端面に熱可塑性樹脂を射出して該端面同士を仮接合
し、その後該両ソフトシートの端縁部の両外周に熱可塑
性樹脂を射出し、該端縁部を接合する製造方法である。
【0015】従って、2枚のソフトシートの端縁部にお
いて、熱可塑性樹脂が、端縁部の端面及び端縁部の外周
を取り巻くように射出されるので、端縁部を確実に接合
できるとともに見栄えの良い端縁部を得られる。
【0016】請求項2の発明は、重ね合わされた2枚の
ソフトシートの端縁部を熱可塑性樹脂で接合しソフトバ
ッグを製造する製造方法であって、該ソフトシートの該
端縁部の端面に第1キャビティを形成して、該端縁部を
第1分割金型で挟持し、該第1キャビティに第1熱可塑
性樹脂を射出して該端面同士を仮接合し、その後、該端
縁部の外周から該第1熱可塑性樹脂層の外周にかけて第
2キャビティを形成して、第2分割金型でソフトシート
を挟持し、該第2キャビティに第2熱可塑性樹脂を射出
して、該端縁部同士を接合する製造方法である。
【0017】この製造方法では、端縁部の端面を熱可塑
性樹脂で仮接合した後に、熱可塑性樹脂を端縁部の外周
に射出するので、ソフトシート端縁部間がめくれること
なく、端縁部の外周を取り巻くように確実に熱可塑性樹
脂を射出でき、端縁部を見栄え良く接合できる。
【0018】請求項3の発明は、請求項2記載のソフト
バッグの製造方法において、該第1キャビティは、該端
面に接する部分に該第1熱可塑性樹脂が充填される第1
充填部と、該第1充填部に連接され、該第1充填部の該
端縁部側と反対側に伸び、該第1熱可塑性樹脂が充填さ
れる第2充填部とを備え、該第2充填部には、該第1分
割金型の突出部により該第1熱可塑性樹脂が充填されな
い非充填部が形成され、第2キャビティは、該非充填部
と、該第1充填部、第2充填部及び該端縁部の外周に形
成され、該第2熱可塑性樹脂が、該第2キャビティに射
出充填される構成である。
【0019】この構成では、第2熱可塑性樹脂で端縁部
外周を包み込むとともに、第2熱可塑性樹脂が、第1熱
可塑性樹脂層を取り巻くと同時に第1熱可塑性樹脂層間
に入り込むように充填されるので、第1熱可塑性樹脂層
との密着度が良く、接合強度が高い。
【0020】請求項4の発明は、請求項3記載のソフト
バッグの製造方法において、該第2充填部の該非充填部
が、該端縁部に沿って所定間隔をあけて複数個配設され
た構成であるので、第2熱可塑性樹脂と第1熱可塑性樹
脂との密着度が向上し、接合強度の優れたソフトバッグ
が得られる。
【0021】請求項5の発明は、請求項3または4に記
載のソフトバッグの製造方法において、該非充填部が該
第1分割金型の該突出部を合わせて形成され、該第2熱
可塑性樹脂が、該非充填部を介して該第1熱可塑性樹脂
層の第2充填部を貫通するように充填されるので、第2
熱可塑性樹脂と第1熱可塑性樹脂との密着度が向上し、
接合強度の優れたソフトバッグが得られる。
【0022】請求項6の発明は、請求項2ないし5のい
ずれかに記載のソフトバッグの製造方法において、該第
1熱可塑性樹脂と該第2熱可塑性樹脂とが同種の熱可塑
性樹脂からなるので、第2熱可塑性樹脂と第1熱可塑性
樹脂とのなじみが良く、端縁部の接合強度が向上したソ
フトバッグが得られる。
【0023】請求項7の発明は、請求項2ないし6のい
ずれかに記載のソフトバッグの製造方法において、該第
1分割金型が型締めされる前に、該ソフトシートの該端
縁部間に第1インサート金型の先端部が挿入され、該第
1分割金型が型締めされた場合に該第1分割金型と該第
1インサート金型とで該ソフトシートの端縁部が挟持さ
れ、該第1インサート金型の外周に筒状中空部が形成さ
れ、この該筒状中空部及び該第1キャビティに第1熱可
塑性樹脂が充填されて該ソフトシートの端縁部に第1熱
可塑性樹脂層が形成され、該第1熱可塑性樹脂層が形成
されたソフトシートが該第2分割金型にセットされ、該
第2分割金型が型締めされる前に、該ソフトシートの該
端縁部間に第2インサート金型の先端部が挿入され、該
第2分割金型が型締めされた場合に、該ソフトシートの
端縁部と第1熱可塑性樹脂層との外周側に第1熱可塑性
樹脂層の該ソフトシート端縁部と対向する側であって第
2インサート金型の外周側に筒状中空部が形成され、こ
の該キャビティに第2熱可塑性樹脂が充填されて該第2
熱可塑性樹脂内に該ソフトシートの内部に通じる導通部
が形成されるとともに該第2キャビティに第2熱可塑性
樹脂が充填されて該ソフトシートの端縁部が接合される
ので、端縁部の接合と同時に導通部を形成でき、製造工
数を削減できるとともに見栄えの良い導通部が形成でき
る。
【0024】請求項8の発明は、請求項2ないし6のい
ずれかに記載のソフトバッグの製造方法において、該第
2分割金型が型締めされる前に、該ソフトシートの該端
縁部間にインサート金型の先端部が挿入され、該第2分
割金型が型締めされた場合に該インサート金型の外周に
筒状中空部が形成され、この該第2キャビティに第2熱
可塑性樹脂が充填され、該ソフトシートの端縁部が接合
されるとともに、該筒状中空部内に該ソフトシートの内
部に通じる導通部が形成されるので、製造作業が短時間
で可能であり、量産性に優れる。
【0025】それとともに、端縁部外周の第2熱可塑性
樹脂と連通して導通路が形成されるので、ソフトシート
と導通路との密着度が優れているとともに、導通路の見
栄えの優れたソフトバッグが得られる。
【0026】請求項9の発明は、重ね合わされた2枚の
ソフトシートの端縁部が熱可塑性樹脂の射出成形による
接合層で接合シールされたソフトバッグであって、該接
合層が該2枚のソフトシートの該端縁部の両端面及び該
2枚のソフトシートの両端縁部外周に配設されて形成さ
れている構成であるので、端縁部が熱可塑性樹脂で包み
込まれ、高密着度で接合されたソフトシートが得られ
る。
【0027】請求項10の発明は、請求項9記載のソフ
トバックにおいて、該2枚のソフトシートの該端縁部の
両端面に第1熱可塑性樹脂層が形成され、該第1熱可塑
性樹脂層及び該端縁部の両外周面に第2熱可塑性樹脂層
が形成されているので、確実に端縁部が接合され、且つ
端縁部が熱可塑性樹脂で包み込まれた接合層が得られ
る。
【0028】請求項11の発明は、請求項10記載のソ
フトバックにおいて、該ソフトシートの間内部と外部と
を貫通する導通路を備え、該導通路が該ソフトシートの
該端縁部の外周及び該端縁部の端面延長上に形成された
該第2熱可塑性樹脂層からなるので、該ソフトシートの
端縁部を接合する熱可塑性樹脂で該ソフトシートの内部
に通じる導通路が得られ、製造作業が短時間で可能であ
り、量産性に優れる。
【0029】それとともに、端縁部外周の第2熱可塑性
樹脂と連通して導通路が形成されるので、ソフトシート
と導通路との密着度が優れているとともに、導通路の見
栄えの優れたソフトバッグが得られる。
【0030】請求項12の発明は、請求項11記載のソ
フトバックにおいて、該2枚の重ね合わされたソフトシ
ートが両端縁部を開放した1枚のチューブ状シートから
形成されており、該チューブ状シートの一方端縁部の端
面部及び端縁部外周が射出成形樹脂材で覆われて接合シ
ールされ、他方端縁部の端面部及び端縁部外周が該射出
成形樹脂材で覆われて接合シールされるとともに、該他
方端縁部には、該パイプ部が同時に形成され、該導通路
を形成する該射出成形樹脂層が該チューブ状シートの外
側に跨って配設されているので、該チューブ状シートと
導通路との密着度が優れているとともに、導通路の見栄
えの優れたソフトバッグが得られる。
【0031】請求項13の発明は、請求項11記載のソ
フトバックにおいて、該2枚の重ね合わされたソフトシ
ートが2枚分離された矩形状ソフトシートを重ね合わせ
て形成され、そのソフトシート内部に空間が形成される
ソフトバックであって、該ソフトシートの両側端縁部が
射出成形樹脂材で覆われて接合シールされ、前後端縁部
の一方側の端縁部が該射出成形樹脂材で覆われて接合シ
ールされるとともに該端縁部に該導通路が同時に形成さ
れ、該導通路を形成する該射出成形樹脂層が該チューブ
状シートの外側に跨って配設されているので、該チュー
ブ状シートと導通路との密着度が優れているとともに、
導通路の見栄えの優れたソフトバッグが得られる。
【0032】請求項14の発明は、請求項9ないし請求
項13のいずれかに記載のソフトバッグにおいて、該ソ
フトバッグが医療用のバッグであり、該端縁部に熱可塑
性樹脂が射出されて接合シール部が形成されると同時に
該接合シール部に吊り下げ用の開口部を備えるので、端
縁部が確実に接合され、端縁部の見栄えの良い医療用の
ソフトバッグを得られる。
【0033】請求項15の発明は、重ね合わされた2枚
のソフトシートの端縁部が熱可塑性樹脂の射出成形によ
る接合層で接合シールされたソフトバッグを成形する成
形金型であって、該ソフトシートの該端縁部の両端面に
該2枚のソフトシート厚さ分の第1キャビティを形成し
て、該ソフトシートの該端縁部を挟持可能な第1分割金
型を備え、該第1キャビティに第1熱可塑性樹脂が射出
されたソフトシートに対して、該ソフトシートの該端縁
部より所定間隔を開けて該ソフトシートを挟持し、該端
縁部の両外周から該第1熱可塑性樹脂層の外周にかけて
第2キャビティを形成可能な第2分割金型を備えた構成
である。
【0034】この構成では、2枚のソフトシートの端縁
部が確実に接合され、端縁部の見栄えの良いソフトバッ
グを製造する金型を得られる。
【0035】請求項16の発明は、請求項15記載のソ
フトバッグ成形金型において、該第2分割金型にスライ
ド可能に設けられたスライドコアを備え、該スライドコ
アの先端が2枚のソフトシート間に挿入可能に可動であ
り、該分割金型の型締め時に該スライドコアの外周と該
分割金型の内周間に第2可塑性樹脂を充填可能な中空部
が形成される構成であり、この中空部によって導通路を
形成できるので、見栄えが良く接合強度に優れた導通路
を得られる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は、本発明の第1実施例に係わ
る透析用の薬液バッグ1を示す。図2は図1の薬液バッ
グ1の製造工程を示す。図3は、第1射出成形金型の概
略模式図、図4は第2射出成形金型の概略模式図を示
す。図5は第1射出金型の部分図、図6は第1射出金型
で2枚のソフトシートの端縁部を接合シールした場合の
ソフトシートの部分図を示す。図7は第2射出成形金型
で射出成形した場合の端縁部の部分図を示す。図8は第
2射出成形金型の部分図を示す。
【0037】図1に示す医療用バッグは透析用の薬液バ
ッグ1であり、バッグ本体2を有する。このバッグ本体
2は、筒状に形成された可撓性の熱可塑性樹脂製のソフ
トシートからなり、このバッグ本体2の内部には、薬液
収納部3、4が形成されている。薬液収納部3、4は側
縁部31、41及び底縁部32、42がシールされ、且
つ底縁部同士がお互いに連通路5で連通可能になってお
り、底縁部の反対側にお互いの端縁部30、40が形成
され、この端面部30,40に導通路である管路が設け
られている。
【0038】薬液収納部3の端縁部30に、注入管路6
及び混注口7が設けられている。注入管路6は薬液収納
部3の内部及び外部に開口する管路体6aを有し、この
管路体にチューブ(図示せず)が接続されるようになっ
ており、液収納部3の薬液の供給・排出に用いられる。
混注口7は、液収納部3の内部及び外部に開口する筒状
体7aと、この筒状体7aの先端部に折曲げ分離可能に
形成されたキャップ部7bからなり、薬液収納部3への
薬液の注入・混入等に用いられる。薬液収納部3の端面
部30の数箇所に穴8が設けられ、この穴8は薬液バッ
グの吊り下げ用の開口として使われる。
【0039】薬液収納部4の端縁部40に、注入管路1
0及びサンプリング口11が設けられている。注入管路
10は薬液収納部4の内部及び外部に開口する管路体1
0aを有し、この管路体10aにチューブ(図示せず)
が接続されるようになっており、液収納部4内の薬液の
供給・排出に用いられる。サンプリング口11は、液収
納部4の内部及び外部に開口する筒状体11aと、この
筒状体11aの外部側開口部を密封する弾性栓11bを
有し、出荷前の薬液バッグ1の抜き取り検査時や薬液の
補充等に用いられる。薬液収納部4の端面部40の中央
部分に長穴9が設けられ、この長穴9は薬液バッグ1の
手持ち用或は吊り下げ用の開口として使われる。
【0040】図2ないし図8により、この実施形態の薬
液バッグ1の製造工程を説明する。(a)筒状のソフト
シートSからなる原反が用意され、(b)この原反の前
後端が枚葉カットされ、(c)次に、図1のような医療
用バッグの外形状にカット型内でトリミングカットされ
る。そして、(d)ソフトシートSの外表面に説明部や
絵等が印刷された後、(e)第1射出成形用金型20a
に搬入される。
【0041】第1射出成形用金型20aでは、図3及び
図5に示すように第1射出成形用金型20aの下型21a
に2枚のソフトシートSがセットされる。その後、第1
射出成形用金型20aの上型22aが下降される。下型
21a及び上型22aによって、2枚のソフトシートの
端縁部30(40)が挟持される。即ち、下型21a及
び上型22aによって、端縁部30(40)の先端まで
が移動を規制されて保持されている。
【0042】この端縁部30(40)の端面部30a
(40a)に、第1キャビティC1が形成される。この
第1キャビティC1は、端面部30a(40a)に接し
て形成され、2枚のソフトシートSの略厚さ分に相当す
る高さを有する第1充填部J1を備える。この第1キャ
ビティC1の第1充填部J1に射出される第1熱可塑性
樹脂R1で2枚のソフトシートの端面部30a(40
a)を仮接合するようになっている。
【0043】この第1充填部J1の外方、即ち端面部3
0a(40a)と反対側に第2充填部J2が設けられて
いる。この第2充填部J2には、射出樹脂が充填されな
い非充填部J3が所定間隔をあけて、端縁部30(4
0)の端面部30a(40a)に沿って設けられてい
る。この非充填部J3は、下型21aから突出して形成
された突起部23によって形成されている。
【0044】この実施例では、突起部は下型21aに設
けているが、上型22aに設けてもよく、又下型21a
・上型22aの両方に設けても良い。
【0045】下型21aにエジェクト機構26a(一部
のみ図示)が設けられている。上型22a及び下型21
aには、図示してないが、第1キャビティC1につなが
る真空引き機構が設けられており、第1熱可塑性樹脂R
1が第1キャビティC1に導入された時、第1キャビテ
ィ2―C1内のガスを吸引するようになっている。
【0046】上型22aに形成した充填口25aから充
填通路27aを通って、第2充填部J2及び第1充填部
J1に第1熱可塑性樹脂R1が射出充填される。
【0047】その後、(f)第1熱可塑性樹脂R1で端
面部30a(40a)が仮接合されたソフトシートSが
第2射出成形金型20bにセットされる。
【0048】(g)第2射出成形金型20bの下型21
bにソフトシートSをセットし、そのソフトシートS間
に導通路形成用のインサート金型(スライドコア)28
の先細先端28aが挿入される。第2射出成形用金型2
0bの上型22bが下降されて、スライドコア28の外
周に中空部C3が形成される。
【0049】又、ソフトシートSの側面S1、底面S2
及び端面S0に、図7に示すように、第2キャビティC
2が形成される。第2キャビティC2は、ソフトシート
Sの端縁部30(40)の外周及び第1熱可塑性樹脂層
R1の外周に形成されるとともに、非充填部J3および
中空部C3に連通されている。
【0050】下型21b及び上型22bで、第2充填部
J2に充填された第1熱可塑性樹脂層R1の外端部を挟
持している。即ち、下型21bの第2キャビティC2を
形成する面が第2充填部J2と同一面に形成され、上型
22bの第2キャビティC2を形成する面が第2充填部
J2を包込むように形成され、上型22bの第2キャビ
ティC2を形成する面と下型21bのキャビティ面で第
2充填部J2を挟んで支持している。下型21b及び上
型22bで第2充填部J2を挟持することで、第2キャ
ビティC2に熱可塑性樹脂を充填した際に、第2充填部
J2が移動することを防止している。第2充填部J2の
外端部を保持する際に、この実施形態のように、上型2
2bの第2キャビティC2を形成する面が第2充填部J
2の全周にわたって挟持するようにしているが、部分的
に挟持するようにしても良い。
【0051】この第2充填部J2を挟持するための下型
21b及び上型22bの構造は、上記実施形態に限られ
るものではなく、下型21bの第2キャビティC2を形
成する面が、上型22bの第2キャビティC2を形成す
る面と同様に、一部で第2充填部J2の外端部を保持す
るようにしても良い。また、下型21b及び上型22b
の挟持つ構造を逆にしても良い この第2キャビティの
形状は、この実施形態の構造に限られるものではなく、
第2熱可塑性樹脂R2を充填した際に、第2熱可塑性樹
脂R2が第1熱可塑性樹脂R1と密着でき、端縁部30
(40)の外周に密着できればよく、ソフトシートの用途
・形状・大きさ・材質等を考慮して決めれば良いもので
あり、他の構造であっても良い。
【0052】次に、(h)第2熱可塑性樹脂R2が、充
填口25bから充填通路27bを通って、これらの第2
キャビティC2、非充填部J3および中空部C3に充填
される。それとともに、第2熱可塑性樹脂R2が、非充
填部J3を通って、第2充填部J2の両側に跨って充填
されるので、第2熱可塑性樹脂R2で端縁部30(40)
が覆われるとともに第1熱可塑性樹脂層R1の一部が覆
われる。
【0053】なお、中空部C3及び第2キャビティC2
を形成することで、端縁部30(40)が第2射出金型
20bに対して浮いた状態で支持されるが、この状態で
端縁部30(40)の端面部30a(40a)が第1熱
可塑性樹脂R1で仮接合されているので、第2熱可塑性
樹脂がソフトシート間に入り込むことが効果的に防止さ
れる。
【0054】特に、スライドコア28の先細先端28a
を挿入される部分には2枚のソフトシートは接合されて
ないが、スライドコア28を挿入する部分との境界ギリ
ギリまで、第1熱可塑性樹脂R1で端面部30a(40
a)を仮接合できるので、中空部C3に第2熱可塑性樹
脂R2を射出しても、スライドコア28とソフトシート
Sとの間に射出樹脂が入り込むのを効果的に防止でき
る。
【0055】下型21bにエジェクト機構26b(一部
のみ図示)が設けられている。上型22b及び下型21
bには、図示してないが、第2キャビティC2、中空部
C3につながる真空引き機構が設けられており、第2熱
可塑性樹脂R2が第2キャビティC2に導入された時、
第2キャビティC2・中空部C3内のガスを吸引するよ
うになっている。
【0056】この実施形態では、スライドコア28bが
上型22bの上下動と連動してスライドするが、必ずし
も連動しなくても良く、例えば、独立してスライドする
ものであっても良い。
【0057】このようにして、ソフトシートSの側面S
1及び底面S2が射出された熱可塑性樹脂(R1、R
2)で接合される。端面S0は熱可塑性樹脂(R1、R
2)で接合されるとともに熱可塑性樹脂製シール層29
aが形成される。これにより、袋状の薬液収納部3と薬
液収納部4が形成される。薬液収納部3のシール層29
aには、注入管路6の管路体6aが一体に形成される。
なお、混注口7は特殊形状であり、この実施形態では、
別部品からなる混注口7がソフトシートS間に挿入セッ
トされている。薬液収納部4のシール層29bには、注
入管路10の管路体10a及びサンプリング口11の筒
状体11aが一体に形成される。なお、サンプリング口
11の弾性栓11bは後から取付けられる。
【0058】射出成形後、上型22bを上昇させるとと
もにスライドコア28を後退させて型開きし、成形した
ソフトバッグSをエジェクト機構26bでエジェクトし
て、下型21bから取り外す。後は、従来と同様に、
(i)薬液収納部3と薬液収納部4の連通路5をクラン
プして組付け、(j)次に外観検査・抜取検査を経て、
(k)集積箱に詰められる。この実施形態では、第1熱
可塑性樹脂R1および第2熱可塑性樹脂R2を使って端
縁部30(40)を接合するので、端縁部30(40)
を確実に接合できるともに、端縁部30(40)及び第
1熱可塑性樹脂を第2熱可塑性樹脂で覆うことで、見栄
えの良い端縁部を得られる。
【0059】この実施形態では、ソフトシート外表面へ
の説明文や絵図等の印刷をトリミングカット工程後に行
ったが、印刷工程はトリミングカット工程後から隔壁ク
ランプ組付け工程のどこかの工程で行えばよいものであ
る。また、医療用バッグの種類によっては、印刷を必要
としないものもあり、その場合には、印刷工程を省略で
きる。
【0060】また、この実施形態は、液収納部3の内部
空間及び外部とに開口する筒状体7aと、この筒状体7
aの先端部に折曲げ分離可能に形成されたキャップ部7
bからなる混注口7を有する透析用の薬液バッグであっ
たが、透析用の薬液バッグの種類によっては、混注口7
を有しないものもあり、その場合には混注口用部材をソ
フトシートS間に挿入セットする必要がなく、ソフトシ
ートSの周囲のシールと同時に管路を形成する導通路を
射出成形時に形成することができる。
【0061】図9は、本発明を点滴用バッグに適用した
場合であって、第2実施形態を示す。この実施形態で
は、バッグ本体200の内部に輪液収納部300が形成
されている。バッグ本体200の端面部301、側面部
311及び底面部321が射出成形された熱可塑性樹脂
で接合されている。端面部301のシール層290に
は、輪液収納部300と外部とを連通する貫通管路60
が、シール層290と同じ熱可塑性樹脂で一体に形成さ
れている。貫通管路60の口部に段部61が形成され、
この段部61には、成形後にゴム系の蓋部材62が挿入
固定されるようになっている。底面部321のシール層
290には、吊り下げ用の穴80が形成されている。
【0062】この実施形態では、バッグ本体200の端
面部301、側面部311及び底面部321に熱可塑性
樹脂を射出して、ソフトシートSを接合するとともに管
路60を同時に形成できるものであり、接合強度の優れ
たソフトバッグを製造でき、量産性に優れたものであ
る。
【0063】図10は、本発明を飲料・洗剤用等のソフ
トバッグに適用した場合であって、第3実施形態を示
す。この第3実施形態では、バッグ本体400の内部に
液体収納部500が形成されている。バッグ本体400
の端面部401及び側面部411が射出成形された熱可
塑性樹脂で接合されている。端面部401には、液体収
納部500と外部とを連通する貫通管路600が、端面
部401を接合シールする際に同じ熱可塑性樹脂で一体
に形成されている。貫通管路600の外周にネジ段部6
01が形成され、この段部601には、後から蓋部材
(図示せず)固定されるようになっている。底面部42
1には、底面壁が内方に折畳んであり、成形後この底面
壁を広げて略円形な底面を形成する。
【0064】この第3実施例でも、側面部411が、上
記第1実施例及び第2実施例と同様に、第1熱可塑性樹
脂R11及び第2熱可塑性樹脂R12で形成され、所定
の厚さと所定の幅を備えており、所定の硬さを備えてい
るので、このソフトバッグの液体収納部500に液体を
充填した場合に、立設した状態で維持でき、蓋部材を取
り付けて無くても、内部に液体がこぼれることを防止で
き、商品として陳列する際に容易である等、ソフトバッ
グを立設できるメリットを有する。
【0065】次にこの第3実施例の製造方法を説明す
る。第1実施例と同様な部分は省略する。第1実施例の
図2に示す製造ステップに対して、第3実施例では、図
11に示すように、第1射出成形金型200aにもイン
サート金型をセットするようにした点が異なる。即ち、
図12に示すように、第1射出成形金型200aに貫通
管路600形成用の第1スライドコア280aを設けて
いる。この第1スライドコア280aの先端をバッグ本
体400の端面部401の内部に挿入して、上型220
a及び下型210aを型合わせする。それにより、バッ
グ本体400の端面部401の前方(図12の左方向)
に端面部401の厚さ分のキャビティC11を形成し、
その更に前方に約3倍の厚さのキャビティC12を形成
する。このキャビティC12は、図13及び図14に示
すように、上型220a及び下型210aからの突出部
によって、スライドコア280aの周囲方向に向かって
凹凸形状に形成されている。この時に形成される凹部C
13には、後で詳述するが、第2熱可塑性樹脂R22が
充填される。
【0066】上記のようにして形成されたキャビティC
11・C12に第1熱可塑性樹脂R11が充填される。
このようにして、ソフトバッグSの内部と外部とを連通
する貫通管路600の予備成形として、端面部401の
前方に第1熱可塑性樹脂層R11を予め形成する。この
場合、端面部401は、上型220a及び下型210a
と第1スライドコア280aに挟持されており、端面部
401と第1スライドコア280a間にはほとんど隙間
がないので、第1熱可塑性樹脂R11がその間に入り込
むことがない。
【0067】その後、この成形品を第2射出成形金型2
00bにセットする。第2射出成形金型200bでは、
図15に示すように、スライドコア280bの先端がバ
ッグ本体400の端面部401に挿入される。特に、バ
ッグ本体400の端面部401の内面部及び予備成形し
た第1熱可塑性樹脂R11の内面部がスライドコア28
0bの外周に被さるように、挿入される。そして、下型
210b及び上型220bを型合わせした場合に、バッ
グ本体400の端面部401の外面部及び予備成形した
第1熱可塑性樹脂R11の外面部にキャビティC14を
形成し、第1熱可塑性樹脂R11の凹部C13の前方
(図15の左方向)にキャビティC15を形成する。即
ち凹部C13を介してキャビティ14とキャビティ15
とを連通して形成する。そして、このキャビティC15
に第2熱可塑性樹脂R22を充填し、凹部C13及びキ
ャビティC14にも第2熱可塑性樹脂R22を充填し、
貫通管路600を成形する。
【0068】下型210b及び上型220bで、バッグ
本体400の端面部401の後側(図15の左側)、即
ちキャビティ14の左側を挟持し、第1熱可塑性樹脂層
R11の突出部(凹部13の間の部分)を挟持して、バ
ッグ本体400及び第1熱可塑性樹脂層R11を支持し
ている。この第3実施例では、バッグ本体400の端面
部401が第1熱可塑性樹脂層R11に一体に接続さ
れ、第1熱可塑性樹脂層R11が下型210b及び上型
220bで挟持されているので、第2熱可塑性樹脂R2
2を充填した際に、バッグ本体400の端面部401が
スライドコア280bの外表面から遊離してしまうこと
を防止できる。したがって、第2熱可塑性樹脂R22が
確実にキャビティ14及び15に充填され、見栄えの良
い貫通管路600を成形できる。
【0069】第3実施例では、第1実施例に比較して、
第1射出成形金型にもスライドコアをセットするので、
製造工程が増加するが、第1熱可塑性樹脂R11で貫通
管路600を予備成形して第2熱可塑性樹脂R22で本
成形するので、貫通管路600を見栄え良く成形するこ
とができるメリットを有する。
【0070】なお、第1射出成形金型200aで設ける
凹部13は、上記構造に限られるものではなく、上型2
20aと下型210aが合わさるようにした構造でも良
い。又、キャビティC11に、第1実施例の充填部J3
に相当する充填部を形成しても良い。
【0071】第3実施例では、バッグ本体400の端面
部401の連通路を形成する部分の説明をしたが、連通
路を形成する部分以外の端面部401の部分は、バッグ
本体400の側面部411と同じであり、上記第1実施
例及び第2実施例と同様に形成される。
【0072】この第3実施例で開示する貫通管路600
の予備成形の考え方は、第1実施例及び第2実施例にも
当然適用できるものである。
【0073】本発明では、ソフトシートの端縁部が射出
成形金型の成形面に密着し、ソフトシートと成形面との
隙間が無くなり、この隙間に熱可塑性樹脂が充填できな
くなることを防止できればよいものである。即ち端縁部
の両外周に熱可塑性樹脂が充填され、端縁部がこの熱可
塑性樹脂で覆われるようになっていれば良いものであ
る。即ち、ソフトシート間やソフトシートとスライドコ
ア間に樹脂が充填されることで、ソフトシートと金型と
の空間が無くなり、この空間に樹脂が充填できなくなる
ということが発生しなければ、ソフトシート間やソフト
シートとスライドコア間に一部熱可塑性樹脂が充填され
ても構わないものである。
【0074】本発明でいう重ねられた2枚のシートは、
別々のシートが2枚重ねられたものだけでなく、長い筒
状になったシートを長手方向の前後をカットしたもの
で、既に側面部分がお互いに一体になったシートも含ま
れる。また、2枚とはバッグ本体を構成する表裏で2枚
ということであって、表側シートや裏側シートが2重や
3重等の多重になったものも含まれる。
【0075】なお、ソフトシート間のシールと同時に一
体で成形することが困難な特殊な管路は、例えば、混注
口等は従来どおりソフトシート間に挿入しても良い。
【0076】上記の実施形態では、本発明を透析用バッ
グ、点滴用バッグに適用した場合で説明したが、他の医
療用バッグにも適用できるものである。更に、本発明
は、本体がソフトシートからなり、端面、側面および底
面がお互いに接合され、かつ端面に開口、導通路が形成
されたソフトシート製ソフトバッグに適用できるもので
あり、医療用バッグに限らず、飲料用のソフトバッグや
詰め替え用ソフトバッグにも適用できるものである。
【0077】
【発明の効果】本発明では、重ね合わされたソフトシー
トの端縁部が射出成形樹脂材で覆われて接合シールされ
るので、接合強度があるとともに見栄えの良い接合部を
有するソフトバッグを得られる。
【0078】特に、ソフトバッグ内部と外部とを連通す
る導通路を射出成形樹脂材で同時に成形することができ
るので、導通路とソフトシートとの密着が良好であり、
かつ製造コストを大幅に低減できる。
【0079】重ね合わされた2枚のソフトシートの端縁
部を熱可塑性樹脂で接合しソフトバッグを製造する際
に、ソフトシートの端縁部の端面部に第1キャビティを
形成する第1分割金型で端縁部を挟持し、この第1キャ
ビティに第1熱可塑性樹脂を射出して端面部同士を仮接
合し、その後、端縁部の外周から第1熱可塑性樹脂層の
外周にかけて第2キャビティを形成する第2分割金型で
ソフトシートを挟持し、この第2キャビティに第2熱可
塑性樹脂を射出して、該端縁部同士を接合するもので
は、端縁部の端面を熱可塑性樹脂で仮接合した後に、熱
可塑性樹脂を端縁部の外周に射出するので、ソフトシー
ト端縁部間がめくれることなく、端縁部の外周を取り巻
くように確実に熱可塑性樹脂を射出でき、端縁部を見栄
え良く接合できる。
【0080】更に、第2分割金型が型締めされる前に、
ソフトシートの端縁部間にインサート金型の先端部が挿
入され、第2分割金型が型締めされた場合にインサート
金型の外周に筒状中空部が形成され、この第2キャビテ
ィに第2熱可塑性樹脂が充填され、ソフトシートの端縁
部が接合されるとともに、筒状中空部内にソフトシート
の内部に通じる導通部が形成されるものでは、導通部を
同時に成形できるので、製造作業が短時間で可能であ
り、量産性に優れる。それとともに、端縁部外周の第2
熱可塑性樹脂と連通して導通路が形成されるので、ソフ
トシートと導通路との密着度が優れているとともに、導
通路の見栄えの優れたソフトバッグが得られる。
【0081】重ね合わされた2枚のソフトシートの端縁
部が熱可塑性樹脂の射出成形による接合層で接合シール
されたソフトバッグを成形する成形金型であって、ソフ
トシートの端縁部の両端面に該2枚のソフトシート厚さ
分の第1キャビティを形成して、ソフトシートの端縁部
を挟持可能な第1分割金型を備え、第1キャビティに第
1熱可塑性樹脂が射出されたソフトシートに対して、ソ
フトシートの端縁部より所定間隔を開けてソフトシート
を挟持し、端縁部の両外周から第1熱可塑性樹脂層の外
周にかけて第2キャビティを形成可能な第2分割金型を
備えたものでは、2枚のソフトシートの端縁部が確実に
接合され、端縁部の見栄えの良いソフトバッグの製造が
可能な金型が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係わる透析用の薬液バ
ッグを示す。
【図2】図1の薬液バッグの製造工程を示す。
【図3】本発明の第1実施形態に係わる第1射出成形金
型の概略図である。
【図4】本発明の第1実施形態に係わる第2射出成形金
型の概略図である。
【図5】本発明の第1実施形態に係わる第1射出成形金
型の部分図を示す。
【図6】図5で成形したソフトシートの部分図を示す。
【図7】本発明の第1施形態に係わる第2射出成形金型
の部分図を示す。
【図8】本発明の第1実施形態に係わり、第2射出成形
金型の他の部分図を示す。
【図9】本発明の第2実施形態に係わり、第1実施例の
図1と同様な図を示す。
【図10】本発明の第3実施形態に係わり、第1実施例
の図1と同様な図を示す。
【図11】本発明の第3実施形態に係わり、薬液バッグ
の製造工程を示す。
【図12】本発明の第3実施形態に係わる第1射出成形
金型の部分図を示す。
【図13】図12の第1射出成形金型で成形したソフト
バッグの部分説明図を示す。
【図14】図12の第1射出成形金型で成形したソフト
バッグの部分平面図を示す。
【図15】本発明の第3実施形態に係わる第2射出成形
金型の部分図を示す。
【図16】従来の薬液バッグの製造工程を示す。
【図17】図16の薬液バッグの製造工程を模式的に示
した図である。
【符号の説明】
1 薬液バッグ 2 バッグ本体 3 薬液収納部 4 薬液収納部 5 連通路 6 注入管路 7 混注口 10 注入管路 11 サンプリング口 20a、20b 射出成形金型 21a、21b 下型 22a、22b 上型 C1 第1キャビティ C2 第2キャビティ C3 中空部 J1 第1充填部 J2 第2充填部 J3 非充填部 S ソフトシート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // B29L 22:00 A61J 1/00 330B 330A (72)発明者 川崎 和博 愛媛県松山市堀江町甲2077−7 株式会社 川崎エンジニアリング内 (72)発明者 勝原 孝彰 広島県広島市西区己斐西町39−11 (72)発明者 河野 務志 広島県広島市安佐北区倉掛二丁目17−3 Fターム(参考) 3E064 AA01 BA22 BC17 EA01 EA04 FA04 GA06 HJ01 HL05 HN70 HR02 HS04 3E075 AA09 BA42 BB02 CA01 DA32 DB12 DD12 DD32 DD42 DD43 DE03 FA06 GA04 4F206 AD01 AD08 AD25 AG03 AG06 AG23 AH55 AH63 AM32 JA07 JB20 JF05 JF35 JL02 JM04 JN12 JQ06 JQ81 4F211 AC03 AD05 AH54 TA08 TC17 TD11 TN82 TN87

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重ね合わされた2枚のソフトシートの端
    縁部を熱可塑性樹脂で接合しソフトバッグを製造する製
    造方法であって、 該ソフトシートの該端縁部の端面に熱可塑性樹脂を射出
    して該端面同士を仮接合し、その後該両ソフトシートの
    端縁部の両外周に熱可塑性樹脂を射出し、該端縁部を接
    合することを特徴とするソフトバッグの製造方法。
  2. 【請求項2】 重ね合わされた2枚のソフトシートの端
    縁部を熱可塑性樹脂で接合しソフトバッグを製造する製
    造方法であって、 該ソフトシートの該端縁部の端面に第1キャビティを形
    成して、該端縁部を第1分割金型で挟持し、該第1キャ
    ビティに第1熱可塑性樹脂を射出して該端面同士を仮接
    合し、その後、該端縁部の外周から該第1熱可塑性樹脂
    層の外周にかけて第2キャビティを形成して、第2分割
    金型でソフトシートを挟持し、該第2キャビティに第2
    熱可塑性樹脂を射出して、該端縁部同士を接合すること
    を特徴とするソフトバッグの製造方法。
  3. 【請求項3】 該第1キャビティは、該端面に接する部
    分に該第1熱可塑性樹脂が充填される第1充填部と、該
    第1充填部に連接され、該第1充填部の該端縁部側と反
    対側に伸び、該第1熱可塑性樹脂が充填される第2充填
    部とを備え、該第2充填部には、該第1分割金型の突出
    部により該第1熱可塑性樹脂が充填されない非充填部が
    形成され、 第2キャビティは、該非充填部と、該第1充填部、第2
    充填部及び該端縁部の外周に形成され、 該第2熱可塑性樹脂が、該第2キャビティに射出充填さ
    れることを特徴とする請求項2記載のソフトバッグの製
    造方法。
  4. 【請求項4】 該第2充填部の該非充填部は、該端縁部
    に沿って所定間隔をあけて複数個配設されたことを特徴
    とする請求項3記載のソフトバッグの製造方法。
  5. 【請求項5】該非充填部が該第1分割金型の該突出部を
    合わせて形成され、該第2熱可塑性樹脂は、該非充填部
    を介して該第1熱可塑性樹脂層の第2充填部を貫通する
    ように充填されることを特徴とする請求項3または4に
    記載のソフトバッグの製造方法。
  6. 【請求項6】該第1熱可塑性樹脂と該第2熱可塑性樹脂
    とが同種の熱可塑性樹脂からなることを特徴とする請求
    項2ないし5のいずれかに記載のソフトバッグの製造方
    法。
  7. 【請求項7】該第1分割金型が型締めされる前に、該ソ
    フトシートの該端縁部間に第1インサート金型の先端部
    が挿入され、該第1分割金型が型締めされた場合に該第
    1分割金型と該第1インサート金型とで該ソフトシート
    の端縁部が挟持され、該第1インサート金型の外周に筒
    状中空部が形成され、この該筒状中空部及び該第1キャ
    ビティに第1熱可塑性樹脂が充填されて該ソフトシート
    の端縁部に第1熱可塑性樹脂層が形成され、該第1熱可
    塑性樹脂層が形成されたソフトシートが該第2分割金型
    にセットされ、該第2分割金型が型締めされる前に、該
    ソフトシートの該端縁部間に第2インサート金型の先端
    部が挿入され、該第2分割金型が型締めされた場合に、
    該ソフトシートの端縁部と第1熱可塑性樹脂層との外周
    側に第1熱可塑性樹脂層の該ソフトシート端縁部と対向
    する側であって第2インサート金型の外周側に筒状中空
    部が形成され、この該キャビティに第2熱可塑性樹脂が
    充填されて該第2熱可塑性樹脂内に該ソフトシートの内
    部に通じる導通部が形成されるとともに該第2キャビテ
    ィに第2熱可塑性樹脂が充填されて該ソフトシートの端
    縁部が接合されることを特徴とする請求項2ないし6の
    いずれかに記載のソフトバッグの製造方法。
  8. 【請求項8】該第2分割金型が型締めされる前に、該ソ
    フトシートの該端縁部間にインサート金型の先端部が挿
    入され、該第2分割金型が型締めされた場合に該インサ
    ート金型の外周に筒状中空部が形成され、この該第2キ
    ャビティに第2熱可塑性樹脂が充填され、該ソフトシー
    トの端縁部が接合されるとともに、該筒状中空部内に該
    ソフトシートの内部に通じる導通部が形成されることを
    特徴とする請求項2ないし6のいずれかに記載のソフト
    バッグの製造方法。
  9. 【請求項9】重ね合わされた2枚のソフトシートの端縁
    部が熱可塑性樹脂の射出成形による接合層で接合シール
    されたソフトバッグであって、該接合層が該2枚のソフ
    トシートの該端縁部の両端面及び該2枚のソフトシート
    の両端縁部外周に配設されて形成されていることを特徴
    とするソフトバック。
  10. 【請求項10】該2枚のソフトシートの該端縁部の両端
    面に第1熱可塑性樹脂層が形成され、該第1熱可塑性樹
    脂層及び該端縁部の両外周面に第2熱可塑性樹脂層が形
    成されていることを特徴とする請求項9記載のソフトバ
    ック。
  11. 【請求項11】該ソフトシートの間内部と外部とを貫通
    する導通路を備え、該導通路が該ソフトシートの該端縁
    部の外周及び該端縁部の端面延長上に形成された該第2
    熱可塑性樹脂層からなることを特徴とする請求項10記
    載のソフトバック。
  12. 【請求項12】該2枚の重ね合わされたソフトシートが
    両端縁部を開放した1枚のチューブ状シートから形成さ
    れており、該チューブ状シートの一方端縁部の端面部及
    び端縁部外周が射出成形樹脂材で覆われて接合シールさ
    れ、他方端縁部の端面部及び端縁部外周が該射出成形樹
    脂材で覆われて接合シールされるとともに、該他方端縁
    部には、該導通路が同時に形成され、該導通路を形成す
    る該射出成形樹脂層が該チューブ状シートの外側に跨っ
    て配設されていることを特徴とする請求項11記載のソ
    フトバック。
  13. 【請求項13】該2枚の重ね合わされたソフトシートが
    2枚分離された矩形状ソフトシートを重ね合わせて形成
    され、そのソフトシート内部に空間が形成されるソフト
    バックであって、該ソフトシートの両側端縁部が射出成
    形樹脂材で覆われて接合シールされ、前後端縁部の一方
    側の端縁部が該射出成形樹脂材で覆われて接合シールさ
    れるとともに該端縁部に該導通路が同時に形成され、該
    導通路を形成する該射出成形樹脂層が該チューブ状シー
    トの外側に跨って配設されていることを特徴とする請求
    項11記載のソフトバック。
  14. 【請求項14】該ソフトバッグが医療用のバッグであ
    り、該端縁部に熱可塑性樹脂が射出されて接合シール部
    が形成されると同時に該接合シール部に吊り下げ用の開
    口部を備えることを特徴とする請求項9ないし請求項1
    3のいずれかに記載のソフトバッグ。
  15. 【請求項15】重ね合わされた2枚のソフトシートの端
    縁部が熱可塑性樹脂の射出成形による接合層で接合シー
    ルされたソフトバッグを成形する成形金型であって、 該ソフトシートの該端縁部の両端面に該2枚のソフトシ
    ート厚さ分の第1キャビティを形成して、該ソフトシー
    トの該端縁部を挟持可能な第1分割金型を備え、 該第1キャビティに第1熱可塑性樹脂が射出されたソフ
    トシートに対して、該ソフトシートの該端縁部より所定
    間隔を開けて該ソフトシートを挟持し、該端縁部の両外
    周から該第1熱可塑性樹脂層の外周にかけて第2キャビ
    ティを形成可能な第2分割金型を備えたことを特徴とす
    るソフトバッグ成形金型。
  16. 【請求項16】該第2分割金型にスライド可能に設けら
    れたスライドコアを備え、該スライドコアの先端が2枚
    のソフトシート間に挿入可能に可動であり、該分割金型
    の型締め時に該スライドコアの外周と該分割金型の内周
    間に第2可塑性樹脂を充填可能な中空部が形成されるこ
    とを特徴とする請求項15記載のソフトバッグ成形金
    型。
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