JP2003285337A - ベルト加硫缶及びその残圧排気方法 - Google Patents

ベルト加硫缶及びその残圧排気方法

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JP2003285337A
JP2003285337A JP2002092868A JP2002092868A JP2003285337A JP 2003285337 A JP2003285337 A JP 2003285337A JP 2002092868 A JP2002092868 A JP 2002092868A JP 2002092868 A JP2002092868 A JP 2002092868A JP 2003285337 A JP2003285337 A JP 2003285337A
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residual pressure
vulcanizing
belt
fixing pin
upper lid
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Isamu Nishikawa
勇 西川
Kiyomichi Koizumi
清通 小泉
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Mitsuboshi Belting Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ベルト加硫缶で、モールド組立体の出し入れに
伴い上蓋の開け閉めを行うが、とりわけ開放時の缶内残
圧をゼロにする排気時間を最短に設定出来るベルト加硫
缶及びその残圧排気方法を提供することを目的とする。 【解決手段】本発明のベルト加硫缶1では、スチーム配
管手段14に残圧抜き弁40と温度センサ15とを備え
た残圧検出配管部を設け、旋回リング12の旋回固定ピ
ン52の動作と残圧抜き弁の開閉動作とを機械的に連結
させる連結機構16を備えて、ベルト加硫工程では加硫
缶の密閉把持を行う旋回リング12の旋回固定ピンの抜
きで残圧抜き弁40を開いて排気温度を検出して加硫缶
の把持状態を開放し、旋回固定ピンの挿入で残圧抜き弁
40を閉じるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はベルトスリーブの
加硫に係わり、詳しくは加硫缶内で加硫されるベルトの
出し入れに当たって缶内圧の残圧を確実に早く放出出来
るベルト加硫缶及びその残圧排気方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のベルトの加硫缶は、図4に示すよ
うに未加硫ベルトスリーブ3を外周面に巻き付けた内部
中空の筒状モールド2の外周面上に弾性変形可能な円筒
状ジャケット4を同心状に被せたモールド組立体を、加
硫缶1c内部の支持用組立台10上に載置し、更に筒状
モールド2の上端面に上蓋6cを載置し、筒状モールド
2の外側に高圧蒸気30を、筒状モールド2の内側に低
圧蒸気31をそれぞれ入気して、未加硫ベルトスリーブ
3を加硫する構造を有していた。
【0003】続いて、前述のように加硫されたベルトス
リーブは、缶内圧を大気圧に戻して密閉把持された上蓋
の把持を解き、上蓋を缶側の回転支点回りに開放して筒
状モールドとともに加硫缶内から取出す。
【0004】ここで、缶内圧を大気に戻す手順は、加硫
缶内に入気される高圧蒸気30と低圧蒸気31の入気管
に接点付き圧力計と圧力スィッチを装着してこの計器圧
力値に予め求めて余裕のある放出時間タイマとによっ
て、大気圧を確保して自動作動させたり、オペレータが
前述の圧力計の指示値を確認して半自動作動させたりし
ていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、残圧ゼロを圧
力計で読み取る際にゲージ針の狂いや誤差も避けられ無
いことから、予め求めた放出時間をもとに余裕時間を加
えてタイマ設定することになる。
【0006】この事から、加硫サイクルが冗長設定され
て時間ロスが避けられず、加硫の生産性を阻害する要因
になっており、本発明はこのような問題点を改善すると
伴に、ベルト加硫缶及びその残圧排気方法を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の構成において
は、加硫缶本体と加硫缶本体を密閉する上蓋と加硫缶本
体を開放出来る上蓋開閉機構と上蓋を缶本体に締付ける
旋回リングとスチーム配管手段とからなるベルト加硫缶
において、前記スチーム配管手段に残圧抜き弁と温度検
出センサとを備えた残圧検出配管部を設けて、前記旋回
リングの旋回固定ピンの動作と前記残圧抜き弁の開閉動
作とを機械的に連結させて、旋回リングの旋回固定ピン
外し動作で残圧抜き弁の開動作を行い旋回リングの旋回
固定ピン入れ動作で残圧抜き弁の閉動作を行う連結機構
を備えたことにある。
【0008】これによれば、旋回リングの旋回固定ピン
外し動作で残圧抜き弁の開動作を行う上蓋開放の準備作
動や、旋回リングの旋回固定ピン入れ動作で残圧抜き弁
の閉動作を行うスチーム投入準備作動に当たって、一切
の電動機器や電気制御システムを必要としない。
【0009】加えて、残圧検出配管を単独で設けている
ことから、通常時にはこの残圧検出配管には蒸気を通す
必要がないから、上蓋開放に先だって、異常残圧を確認
検出するだけだから加熱高温に曝されることもなく、僅
かな排気にも感応できる。
【0010】請求項2のベルト加硫缶の残圧排気方法に
おいては、ベルトスリーブ加硫工程において、加硫缶内
でベルトを加硫し、前記加硫缶内の加熱圧力を放出し
て、缶を開放するに先だって前記加硫缶の密閉把持を行
う旋回リングの旋回固定ピンの抜きで残圧抜き弁を開い
て排気温度を検出して前記加硫缶の把持状態を開放し、
旋回固定ピンの挿入で残圧抜き弁を閉じるようにしたこ
とにある。
【0011】これによれば、缶を開放するに先だって前
記加硫缶の密閉把持を行う旋回リングの旋回固定ピンの
抜きで残圧抜き弁を開けるから、機械的な連動作動が可
能になった。加えて残圧抜き弁を開いて排気温度を検出
して前記加硫缶の把持状態を開放するから、僅かな排気
でもキャッチ出来る様になった。
【0012】
【発明の実施の形態】以下添付図面の図1〜図7を参照
して、本発明のベルト加硫缶及びその残圧排気方法につ
いて詳述する。先ず本発明のベルト加硫缶1の機能につ
いて、図7を用いて説明する。先ず加硫缶1は、加硫時
の加圧加熱に耐える圧力容器として機能し、上蓋開閉が
できて缶内にモールド組立体Kの出し入れが出来る。
【0013】次に加硫缶1内の底部の台座10上にモー
ルド組立体Kを載置し下面シールをして、その上面を上
蓋に吊り下げた内蓋6で密閉しモールド組立体Kの外面
と筒状モールドMの内部にスチームを入気してモールド
組立体Kを内外面より加熱加圧が出来る。
【0014】ここでモールド組立体Kは、筒状モールド
Mの外周面にシート状の未加硫のゴム付き帆布や接着ゴ
ム層や圧縮ゴム層や伸張ゴム層と螺旋状に巻き付けた心
線等を巻き付け積層してなるベルトスリーブSと、この
スリーブに外挿して加硫缶内のスチームとの接触を防ぎ
スリーブを加熱圧縮する円筒状ジャケットJとから構成
されている。
【0015】この様に加硫されたベルトスリーブSは、
缶から取り出されて、次工程の冷却工程、脱型工程、仕
上げ工程を経て、ベルト1本幅に輪切りしてベルトを製
造出来る。
【0016】次に本発明のベルト加硫缶1の構成につい
て説明する。図7に示す様に、加硫缶本体7、加硫缶本
体7を密閉する上蓋5、この上蓋を開放する上蓋開閉機
構11、さらに上蓋5を缶本体7に締付ける旋回リング
12、スチームを送入し発生したドレンを排出してモー
ルド構成体Kを内外から加熱加圧し缶内圧を排気出来る
配管手段14から構成されるものである。
【0017】続いて、本発明のベルト加硫缶1の各部に
ついて詳述する。先ず加硫缶本体7は、筒状の胴体にキ
ャップ状の鏡板の底部から作製してあり、缶上面には後
述する上蓋5を締結する旋回リング12が装着してあ
る。
【0018】缶内の底部には、円形で上面が平滑な台座
10が設けてあり、図7に示す様にその中央部にはスチ
ームを入気するノズル管と、そのまわりにドレン抜き口
が同心状に配置してありモールドM内部に加熱蒸気を入
れて、発生したドレーンは液抜き口39から排出でき
る。
【0019】なお、モールドMとゴムジャケットJで仕
切られた未加硫ベルトスリーブS部は、底面の台座面1
0と上面の内蓋6で各密封シールされて、加熱加圧スチ
ームによって水分が侵入しない様にしてある。
【0020】次に加硫缶本体7を密閉する上蓋5は、図
7に示す様に、お椀を逆さにした様なキャップ体の下面
に締め付け用のフランジ26を設けてあり、後述の旋回
リング12で加硫缶本体7の上面フランジ27と重ねて
組合せられ、その開閉は以下の上蓋開閉機構11により
行う。またキャップ体の内部下面には、内蓋6が吊り下
げてあり上蓋閉めでもってモールド組立体Mの上面に内
蓋を被せて缶内で密閉が出来る。
【0021】次いで、加硫缶本体7を開放出来る上蓋開
閉機構11は、加硫缶本体7から支持された回転支点7
0で上蓋5を支持するレバー竿71を支持して、そのレ
バー端を加硫缶本体7に装着したシリンダ72で押し引
きして上蓋開閉が出来る。
【0022】続いて、上蓋5を缶本体7に締付ける旋回
リング12について、その動きに従って、旋回リング内
への上蓋の収納、旋回リングの旋回と締結、旋回リング
の旋回ロックについて図2,3,4を用いて説明する。
【0023】先ず旋回リング12内への上蓋5の収納
は、図3(a)の縦断面図で口を開いた上蓋を示してあ
り、この状態から、加硫缶本体7の缶体フランジ27上
に上蓋フランジ26を、図4(a)の平面図に従って旋
回リングの爪R1、R2、R3、と上蓋の爪F1、F
2、F3との歯型間の隙間に従って上蓋を落とし込んで
図3(b)の状態に組合わせ収容する。
【0024】次に旋回リング12の旋回と締結について
は、歯型間の隙間に従って上蓋を落とし込んで組合わせ
収容した前記状態で、旋回リング12を図4(a)に示
す旋回動作によってそのフランジ部の爪一歯を全周で旋
回させてその爪R1、R2、R3・・・を上蓋5の爪F
1、F2、F3・・・上に、図4(b)に示すように重
ねて被せることにより、上蓋フランジ26は缶体フラン
ジ27に把持締結される。
【0025】続いて旋回リング12の旋回ロックは、上
蓋フランジ26が缶体フランジ27に旋回リング12の
旋回で把持締結された前述状態で、旋回リング12が動
いてこの把持締結状態を狂わさないようにこの旋回リン
グ12の旋回止めの機能が置いてあり、これを旋回ロッ
ク機構13と呼んでいる。
【0026】これは、図1に示す様に旋回リング12の
外周部に2枚の突出し座具51が旋回固定ピン52を挟
んで固設してあり、旋回固定ピン52は加硫缶本体7に
締結した旋回固定ピンガイド54に案内されてシリンダ
53の伸縮に従って上下自在に作動出来て、上昇時には
2枚の突出し座具51間に嵌挿して旋回リング12の旋
回を阻止できる。また旋回固定ピン52が下降すると2
枚の突出し座具51間から外れて旋回リング12は旋回
出来る。
【0027】次に、本発明に係わる上述した旋回固定ピ
ン52の動作と残圧抜き弁40の開閉動作を連動連結す
る連結機構16について詳述する。これは、旋回リング
12の旋回動作を不作動とする旋回固定ピン52の上下
動と、後述の排気弁40の排気動作を、図1に示す様
に、機械的にリンクを用いて連結した機構である。
【0028】つまり、旋回固定ピン52に取付バー21
を固設して、固定ピンの側方に力点となる回転支点を設
けて、一方、後述する残圧抜弁40の開閉用のバルブ操
作レバー24の握り端に回転支点を設けてこれらの回転
支点に首振り継ぎ手22をそれぞれ装着してこの継ぎ手
間を連結旱23で連結した構成にしてある。
【0029】ここで残圧抜弁40は、開閉操作量の少な
いボールバルブが好適に使われる。また連結旱23に
は、支点間距離が微調整できる左右逆ネジ結合したター
ンバックルが用いてある。
【0030】続いてスチーム配管手段14は、図5に示
す様に、先ず加硫缶本体7に外圧入気口35、残圧抜き
口36,内圧入気口37,外圧ドレン口38,内圧ドレ
ン口39の接続口が設けてある。
【0031】スチームの入気側は、外圧系と内圧系とか
ら構成してあり、外圧系は台座10と内蓋6で挟んだモ
ールド組付体Kの外面を加圧加熱し、内圧系はモールド
組付体Kの内側となる筒状モールドMの内部にスチーム
を入気して加圧加熱する。外圧系は内圧に対して高圧で
用いられて外周からの圧縮成形が出来る。
【0032】次にドレン排気側はドレン回収系とピット
排出系とから構成されて、排気初期の高圧回収はドレン
回収し、排気終期の低圧排気は大気開放してピット排出
してある。
【0033】続いて本発明では、残圧抜き口36からピ
ットへ残圧抜き配管を設けて、残圧抜き弁40を配設し
てあり、この排気弁の排出側の配管系には温度センサ1
5が取り付けてあり、残圧抜き配管内の残留スチームの
流れが直に接触出来るように、その測温部を配管断面の
中央部に挿入してある。温度センサには、測温感度が確
保できる電子タイプである熱電対式や抵抗体式やサーミ
スタ式等を用いてシースタイプの測温体が好適に使え
る。
【0034】以下に本発明のベルト加硫缶の残圧排気方
法について、図5のシステム動作フロー図を用いて、以
下にその動作を説明する。先ず加硫完了(S10)は、
加硫時間の完了で外内圧供給弁42,44が閉じて新た
なスチームの供給をカットする。
【0035】高圧蒸気排気(S11)は、トラップと並
列に配管した外内圧ドレーン弁45,46を開けてドレ
ーン回収を短時間で行う。内圧=0.5kg/cm
上以下?(S12)の判断は、内外圧の残圧が0.5k
g/cm以下に成ると、通過背圧が掛かるドレーン回
収系から大気開放系へ切り換える。
【0036】大気開放(S13)は、外内圧の排出系を
ピットへの大気開放弁49,50を開けて0.5kg/
cm以下の残圧を大気開放系に排出してゼロ圧にす
る。旋回固定ピン抜き(S14)は、圧力計でゼロ圧を
検出確認して、前述したように旋回固定ピン52を下降
させるようにシリンダ53のストロークを縮小して旋回
固定ピン52を抜く。
【0037】大気排気弁:開(S15)は、旋回固定ピ
ン52の下降動作に伴い、本発明の連結機構16が残圧
抜き弁40の開閉操作レバー24を開方向に回転して、
残圧の残りを重ねて排気する。
【0038】残排気温検出=有無?(S16)は、残圧
抜き配管19中に設置した温度センサ15で、上記大気
排出弁40が開放時に放出する残圧残気をキャッチして
予め求めた検出温度にあるか判断する。
【0039】旋回リング戻し(S17)は、上記検出判
定で残気残圧が無ければ、先の(S14)で旋回固定ピ
ン52を抜いて旋回可能に成った旋回リング12を1歯
戻し旋回させて上蓋5のロックを開放する。
【0040】警報(S18)は、上記検出判定で残気残
圧が有れば、自動シーケンス制御回路上で、次ステップ
(S17)に進まぬようにインターロックを設けて、同
時に警報報知を行うようにしてある。
【0041】尚、本発明のベルト加硫缶及びその残圧排
気方法では、図1〜図7に示すものに限定されず、例え
ば次の様な形態をとることが出来る。
【0042】
【発明の効果】請求項1に記載のベルト加硫缶では、上
蓋開放の準備作動やスチーム投入準備作動に一切の高機
能の電気制御を要しないことから、非常にシンプルに出
来る。更に僅かな排気にも感応できるから、作動の信頼
性・保全性に加えて残圧検出能力が高い。
【0043】請求項2に記載のベルト加硫缶の残圧排気
方法では、機械的な連動作動が可能になり、僅かな排気
でもキャッチ出来るから、加硫缶の上蓋開放に当たっ
て、事前に残圧を機械的に確実に抜けてもしその段階で
残圧が有ったとしたら排気検出して停止出来るから、残
圧抜き時間タイマの設定において、余裕を見込む理由が
無くなり結果として加硫サイクル時間の短縮が図れた。
【図面の簡単な説明】
【図1】旋回リングの旋回固定ピン動作と排気弁体の排
気動作とを機械的に連結連動した連結機構を示す概念図
である。
【図2】加硫缶の部分カットした上面図である。
【図3】上蓋の旋回リングによるロック機構の断面詳細
図で(a)上蓋開閉状態(b)上蓋ロック状態を示して
いる。
【図4】上蓋の旋回リングによるロック機構で上面図で
(a)開閉時の落し込み状態(b)旋回固定ピン状態を
示す図である。
【図5】加硫缶を構成するスチーム配管手段(送入・排
気・ドレン)の概念図である。
【図6】本発明のベルト加硫缶の残圧排気作動を示すシ
ステム動作フロー図である。
【図7】加硫缶の正面断面図である。
【符号の説明】
K モールド組立体 F1,F2,F3 上蓋の爪 R1,R2,R3 旋回リングの爪 M 筒状モールド 1 加硫缶 5 上蓋 7 加硫缶本体 12 旋回リング 13 旋回ロック機構 14 スチーム配管手段 15 センサ 16 連結機構 19 残圧抜き配管 21 取付レバー 24 バルブ操作レバー 26 上蓋フランジ 27 缶体フランジ 40 残圧抜き弁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加硫缶本体と加硫缶本体を密閉する上蓋
    と加硫缶本体を開放出来る上蓋開閉機構と上蓋を缶本体
    に締付ける旋回リングとスチーム配管手段とからなるベ
    ルト加硫缶において、 前記スチーム配管手段に残圧抜き弁と温度検出センサと
    を備えた残圧検出配管部を設けて、前記旋回リングの旋
    回固定ピンの動作と前記残圧抜き弁の開閉動作とを機械
    的に連結させて、旋回リングの旋回固定ピン外し動作で
    残圧抜き弁の開動作を行い旋回リングの旋回固定ピン入
    れ動作で残圧抜き弁の閉動作を行う連結機構を備えたこ
    とを特徴とするベルト加硫缶。
  2. 【請求項2】 ベルトスリーブ加硫工程において、加硫
    缶内でベルトを加硫し、前記加硫缶内の加熱圧力を放出
    して、缶を開放するに先だって前記加硫缶の密閉把持を
    行う旋回リングの旋回固定ピンの抜きで残圧抜き弁を開
    いて排気温度を検出して前記加硫缶の把持状態を開放
    し、旋回固定ピンの挿入で残圧抜き弁を閉じるようにし
    たことを特徴とするベルト加硫缶の残圧排気方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2005072892A1 (ja) * 2004-01-28 2007-09-06 新東工業株式会社 カウンタプレッシャ鋳造機
JP2017177585A (ja) * 2016-03-30 2017-10-05 バンドー化学株式会社 伝動ベルトの製造方法
CN110497565A (zh) * 2019-07-25 2019-11-26 无锡市贝尔特胶带有限公司 传动带智能单模硫化设备及其硫化方法

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