JP2003284252A - 送配電系統の計測装置用電源装置 - Google Patents
送配電系統の計測装置用電源装置Info
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Abstract
線に電流が流れない状態であっても電圧があれば送配電
線から電力を取り出して送配電系統の計測装置の電源と
することができる送配電系統の計測装置用電源装置を提
供する。 【解決手段】 送配電線に空間電極を装着し送配電線と
地面との空間容量を含めたキャパシタ回路を形成し、キ
ャパシタ回路で得られた電力を充電し、間欠的に計測装
置に出力する送配電系統の電源装置において、空間電極
301で得られた電圧を適切な電圧へ変換し過電圧を抑
制する保護回路302と、保護回路からの電圧を交流か
ら直流へ変換する整流回路303と、整流回路から出力
される電気を蓄える充電電池304と、充電電池の電圧
を検出する電圧検出器305と、検出された電圧から計
測装置の負荷308に必要な電圧を間欠出力する電圧発
生器307とを備えていることを特徴とする。
Description
電圧だけがかかっている送配電系統においても、送配電
線系統の計測に使用する計測装置に必要な電力を供給す
ることができる計測装置用電源装置に関する。
る計測装置へ電力を供給する電源としては、送配電線の
電圧を変圧器により降圧させて所望の電圧にして電源と
する方法がある。また、計測装置の他の電源として、送
配電線にコイルを巻いて電力を得て電源とする方法や太
陽電池による方法などがある。
降圧して所望の電圧にして電源とする方法では、碍子を
用いて送配電線の高電圧の絶縁対策を行う必要があり、
そのための工事作業に負担がかかり、また装置が大きく
なって高価になるという欠点がある。
力を得る方法では、電流がほとんど流れない状態が長時
間続く場合は電源とすることできないという問題があ
る。さらに太陽電池では天候に左右されるという難点が
ある。
要とせず、かつ送配電線に電流が流れない状態であって
も電圧があれば送配電線から電力を取り出して送配電系
統の計測装置の電源とすることができる送配電系統の計
測装置用電源装置を提供するものである。
間電極を装着し送配電線と地面との空間容量を含めたキ
ャパシタ回路を形成し、キャパシタ回路で得られた電力
を充電し、間欠的に計測装置に出力する送配電系統の電
源装置において、空間電極で得られた電圧を適切な電圧
へ変換し過電圧を抑制する保護回路と、保護回路からの
電圧を交流から直流へ変換する整流回路と、整流回路か
ら出力される電気を蓄える充電電池と、充電電池の電圧
を検出する電圧検出器と、検出された電圧から計測装置
の負荷に必要な電圧を間欠出力する電圧発生器とを備え
ていることを特徴とする。
発電装置と異なる他の発電装置と、前記各発電装置毎に
接続された電圧を適切な電圧へ変換し過電圧を抑制する
保護回路と保護回路からの電圧を交流から直流へ変換す
る整流回路とを備える発電回路装置と、前記各発電回路
装置のうち最も高い電圧を出力する発電回路装置に切り
替える電源判定切替装置とを備えることにより、電源判
定切替装置で切り換えられた発電回路装置からの電力を
前期充電電池に充電可能とし、複数の発電装置を電源に
利用できることを特徴とする。
充電電池の電圧が設定された切断予告電圧よりも下回っ
た場合に計測装置に対して電源切断予告信号を発信する
電源切断予告信号発生器を備えることができる。
定時間経過後、電源装置のスイッチを切断する電源切断
実施信号を発信する電源切断実施信号発生器を備えるこ
ともできる。
の電源切断許可信号のいずれか一方の信号により電源を
落とす回路を備えることもできる。
図、図2は本発明の計測装置用電源装置で使用する電極
を分解した状態を示す断面図である。
つの電極11、13は、送配電線wを中心にして間隔を
おいて同心円状に配置される。電極11、13はアルミ
箔を使用し、風雨に耐えられるよう保護ビニル10、1
4を巻く。この2つの電極11、13は塩化ビニル管1
2に巻くことにより、電極間の距離を一定に保つととも
に電極間を絶縁する。電極11、13を送配電線wの中
心から同心円状に配置するため、送配電線wと保護ビニ
ル10の間には絶縁性のあるビニルを緩衝材19として
介在させる。
よび塩化ビニル管12は半円柱の1つの部品として製作
し、送配電線wを外さずに装着できるように2つに分解
できる構造とする。防水ケーブル15、16にて、2つ
の半円柱の電極11どうし、電極13どうしを電気的に
結ぶ。電源回路30と電極11、13は防水ケーブル1
7、18にて結び、電源回路30は計測装置へ電力を供
給するためのケーブル49とコネクタ50とを備えてい
る。
る。図1に示すように電極11、13を送配電線wに取
り付け、地面との空間容量を含めたキャパシタ回路を構
成し、ケーブル17、18により電源回路部30に渡さ
れる。
電極301からの電流は保護回路302で振幅調整を行
って整流回路(AC−DC)303で平滑化した後、充
電電池304に蓄えられる。充電電池304の充電状況
として電圧情報を電圧検出器305で検出し、規定電圧
との大小関係によりスイッチ306を動作させる。スイ
ッチ306は充電電池304より電圧発生器307へ電
力を供給する役割を果たす。電圧発生器307によって
電圧は計測装置の負荷308に応じた所望の電圧に変換
され、計測装置の負荷308へと渡される。また、電圧
発生器307の動作停止を電圧検出器305で検出し、
スイッチ306を停止させる。
である。図4において、Cp1は送配電線wと電極11
との静電容量、C12は電極11と電極13との静電容
量、C20は電極13と地面の間の空間容量である。電
極11と電極13の間から送配電線電圧Vpを分圧した
交流電圧Vacが得られる。
出力する電源回路の一例を示す。図5に示すように、交
流電圧Vacを整流回路501で全波整流して、電気二
重層コンデンサC0を充電する。図4に示すCp1、C
12、C20は小さく、特にC20を大きくすることは
困難であるため、全波整流して得られる電力は非常に小
さく、電気二重層コンデンサC0の直流電圧Vdcは非
常にゆっくり充電される。また、負荷電流を流した場合
には、負荷電流に対して充電電流は微少であるため、長
時間にわたって規定の出力電圧を維持することができな
い。従って、間欠的に電圧出力を切り替えるようにす
る。
が出ないときでも入力電流が流入するので、直流電圧V
dcが低い間はスイッチSで切り離す。このとき電気二
重層コンデンサC0から消費される電流は電圧検出器用
IC503のVcc端子に流れる電流だけである。送配
電線からは供給される電力のうち、電圧検出器用IC5
03で若干電力が消費され、残りの電力で電気二重層コ
ンデンサが充電される。電気二重層コンデンサの電圧V
dcが閾値電圧(4.5V)を越えるとDC−DCコン
バータ502を起動させ、電気二重層コンデンサC0に
充電されたエネルギーから、計測装置の電力供給に必要
な±12Vを供給する。後述の図6ではV2−出力(−
12V)は略してある。
波形を示す。実際の波形では、DC−DCコンバータが
出力電圧±12Vを供給している時間に対して、充電時
間は非常に長くなる。以下に、図5と図6を参照して充
電と電力供給について説明する。
上昇して4.5Vより低い間はVccも閾値電圧以下と
なり、電圧検出器用IC503のOUT端子のクロック
ΦsはVccと同じ高レベルになる。PチャネルのMO
SFETのスイッチSは、クロックΦsがVccと同じ
高レベルの間はゲート電圧VGSが0になるのでオフ状
態となり、DC−DCコンバータは切り離される。従っ
て、電源の出力電圧V2+は0のままである。
圧検出器用IC503のOUT端子のクロックΦsは低
レベル(0.3V以下)になる。従って、MOSFET
のVGSは約−5VとなりスイッチSはオンして、DC
−DCコンバータ502が起動する。よって、電源の出
力電圧V2+は12Vとなる。V2+からはRD1とR
D2で分圧して直流5VがダイオードDを通してVcc
に供給される。DC−DCコンバータ502は入力電圧
が4.2V以上で動作するので、Vdcが放電して4.
2Vまで低下する間はスイッチSはオンを維持して±1
2Vを供給できる。
以下になると、DC−DCコンバータ502の出力電圧
は急激に下がり、V2+からダイオードDを通して供給
される直流電圧も低下して、電圧検出器用IC503の
電圧Vccは閾値電圧4.5V以下になる。すると再び
OUT端子のクロックΦsはVccと同じ高レベルにな
り、VGSは0になり、スイッチSはオフ状態となり、
DC−DCコンバータ502は切り離される。従って、
電源の出力電圧は0となり、送配電線からの電力で電気
二重層コンデンサC0は緩やかに充電され始める。
返すことによって間欠的に出力電圧を得ることができ
る。
層コンデンサC0の電荷を使ってしまい、次に充電が完
了するまでDC−DCコンバータを起動できなくなる。
送配電線電圧がなくなった瞬間と電圧が復帰した瞬間に
信号を出し、DC−DCコンバータ502を数秒間起動
する必要がある。このためには、電力供給期間を時間制
限して、信号を送信したら直ぐにDC−DCコンバータ
502を停止させるようにする。具体的には、ダイオー
ドDの前にCMOSアナログスイッチを入れて信号を送
信したらアナログスイッチをオフして、Vccを閾値電
圧(4.5V)以下にし、OUT端子のクロックΦsを
高レベルにし、スイッチSをオフ状態にする。
筒コンデンサを別に準備して、この電圧センサからの電
圧を全波整流して、この直流電圧を同様な電圧検出器用
ICで監視して送配電線電圧がなくなった瞬間と電圧が
復帰した瞬間に信号を出し、この信号でVccを閾値電
圧以上にしてDC−DCコンバータを短期間起動させ
る。なお、閾値電圧を4.5Vから5Vと上げれば電力
供給期間を長くとることができる。
施例1の空間電極を利用した発電装置の他に太陽光発電
装置、コイルを利用した発電装置など他の発電装置70
1を複数対応させたものである。各発電装置701の電
圧を整流回路703で適度な大きさの直流電圧へ変換す
る。また、回路の故障を防ぐため、過電圧・過電流の電
圧変換保護回路702を内蔵させる。電源判定切替装置
704によって最も高い電圧を出力する発電装置701
に切り替えて電力を充電電池に供給する。
を行ったのち、充電電池705に蓄えられる。充電電池
705の充電状況として電圧検出器706で電圧情報を
検出し、規定電圧との大小関係によりスイッチ707の
動作を決定する。スイッチ707は充電電池705より
電圧発生器708へと電源供給する役割を果たす。電圧
は電圧発生器708によって負荷に応じた所望の電圧に
変換され、負荷709へと渡される。また、電圧発生器
708の動作停止を電圧検出器706で検出し、スイッ
チ707を停止させる。
出により電源電圧降下を予測し、電源回路内のスイッチ
を制御して、計測装置への電力供給を停止させる制御を
行うものである。
を示す図、(b)は同別実施例を示す図である。図8
(a)において、充電電池801の充電電圧と電源切断
予告電圧である基準電圧1が比較器802により比較さ
れ、充電電圧が切断予告電圧より下回った場合には電源
切断予告信号発生器803から電源切断予告信号が発生
し負荷804に送信される。計測装置は、電源切断予告
信号を受けて、計測を中止して計測結果の記録や終了処
理などを行う。
源切断実施電圧である基準電圧2が比較器805により
比較され、充電電圧が電源切断実施電圧より下回った場
合には電源切断実施信号発生器806から電源切断実施
信号が発生し、電源回路のスイッチ807を作動させ、
電源を切る。
回路では、図(a)に示す実施例と同様に、充電電池8
01の充電電圧と電源切断予告電圧である基準電圧1が
比較器802により比較され、充電電圧が切断予告電圧
より下回った場合には電源切断予告信号発生器803か
ら電源切断予告信号が発生し負荷に送信される。
により電源切断予告信号の発生から一定時間後に電源切
断実施信号発生器806から電源切断実施信号が発生
し、電源回路のスイッチ807を作動させ、電源を切
る。
る機能では、電力供給開始電圧と電源切断予告電圧を検
出して行う。負荷に電力を供給中、充電電池の電圧が予
告電圧よりも下回った場合、負荷に対して電源切断予告
信号を発する。さらに電力を供給しつづけ、予告後一定
時間経過後、あるいは電源切断実施電圧を下回った場合
電源を落とす。2つの検出電圧は検出電圧発生素子を複
数載せ、チップ設定によって変更することにより設定可
能としてもよい。
路を示す図である。電源切断実施のスイッチに対して、
充電電池の電圧監視と外部からの制御信号を受け付ける
論理回路構造にする。
号と外部からの電源切断許可信号をORゲート1102
に入力してその出力信号をスイッチ1103に加える。
こうすると、充電電池の電圧が規定より落ちるか、外部
から電源切断の指令を受けるかのいずれか一方を満たし
た場合、直ちに電源を落とすことができる。これによ
り、負荷に無駄な電力を供給せず、消費電力を抑制する
ことができる。
断する機能を実現するスイッチを設ける。
を示す図である。
C2は電源切断予告電圧判定IC、IC3とIC6は論
理IC、IC4とIC5は1パルス発生IC(単安定マ
ルチバイブレータ)である。
ている。つまり、IC1はしきい電圧より高いVcc入
力の時に出力は低レベル、IC2はしきい電圧より高い
Vcc入力の時に出力は高レベルとする。
間T0条件を満たす適切なものを選択する。
源切断予告信号である。Vin、Voutは負荷との入
出力である。
構成する。また、回路では電源切断実施電圧はDC−D
Cコンバータの動作下限電圧であるが、別の電圧検出器
を用意し、これを電源切断実施電圧としてもよい。
作について説明する。以下、図9に示すIC1の検出電
圧を4.5V、IC2の検出電圧を4.3V、マイコン
の動作電圧を5V、DC−DCコンバータの出力電圧は
12V、動作下限は4.2Vとして動作説明する。
4.5Vより低い間はIC1のVcc(Vcc1)も閾
値電圧以下となり、IC1のOUT端子(OUT1)の
クロックΦsはVcc1と同じ高レベルになる。スイッ
チSは、pチャネルのMOSFETでΦsがVcc1と
同じ高レベルの間はIC6によって他の入力Vin、Φ
1の状態にかかわらずVGSが0になるのでオフ状態と
なり、DC−DCコンバータは切り離される。したがっ
て、負荷への出力電圧V2+は0のままである。
IC2のOUT端子(OUT2)のクロックΦ2は0V
であるが、Vdcが上昇して4.3Vを超えるとΦ2は
Vcc2と同じ高レベルとなる。充電期間中はΦsが高
レベルであるため、IC3によってΦ2の状態にかかわ
らず負荷への信号出力Voutは低レベルを保つ。
状態では負荷からの電源切断許可信号Vinは低レベル
(0V)である。
後、充分時間が経過しているため、IC4の出力Qのク
ロックΦ0、IC5の出力QのクロックΦ1はともに低
レベルである。
→4.3V) 充電が進みVdcが4.5Vの閾値電圧を越えると、Φ
sは低レベルになる。従って、Φs、Vin、Φ1すべ
てが低レベルとなりスイッチS(MOSFET)のV
GSは−4.5VとなりスイッチSがオンし、DC−D
Cコンバータが起動する。よって、電力の出力電圧V2
+は12Vとなる。V2+からはRD1とR D2で分圧し
て直流5VがダイオードDを通してVcc1に供給され
る。
ルのままであり、Φ0、Φ1はともに変化せず低レベル
を保つ。また、電源切断許可信号Vinが低レベル(0
V)である限り、スイッチSはオン状態を保つ。
→4.2V) DC−DCコンバータを通じて負荷に電力を供給しつづ
け、Vdcが4.3Vを下回ったとき、Φ2が低レベル
となり、Φsも低レベルであるため、ここではじめてV
outが高レベルとなる。IC4はVoutが高レベル
となった瞬間、パルスを開始しΦ0を高レベルにする。
Φ1は引き続き低レベルを保ち、Sはオンのままであ
る。
V以上で動作するので、Vdcが放電して4.2Vまで
低下しない間、スイッチSはオンを維持して動作を継続
できる。
ベル(0V)である限り、スイッチSはオン状態を保
つ。
(4−2)の状態へ遷移する。
以下になると、DC−DCコンバータは動作不能となる
ため出力電圧は急激に下がる。
るため、Φ1は高レベルとなりスイッチSはオフ状態と
なる。よって、DC−DCコンバータへの電力供給が停
止するため出力電圧は急激に下がる。
電源切断許可信号ありの場合 電力供給期間または電力供給期間の電力供給期間中
に、負荷からの電源切断許可信号Vinが高レベルにな
った場合、スイッチSがオフ状態となりDC−DCコン
バータへの電力供給が停止するため出力電圧は急激に下
がる。
れかの条件が満たされた場合DC−DCコンバータの出
力電圧は急激に下がり、V2+からダイオードDを通し
て供給される直流電圧VDも低下して、Vcc1は閾値
電圧4.5V以下になる。すると再びΦsはVcc1と
同じ高レベルになり、クロックΦ1、電源切断許可信号
Vinの状態にかかわらずVGSは0になり、スイッチ
Sはオフ状態となり、DC−DCコンバータは切り離さ
れる。従って負荷への出力電圧は0となり、送配電線か
らの電力で充電電池は緩やかに充電され始める.IC4
・IC5のパルスも充電期間中に終了し、クロック
Φ0、Φ1は低レベルへ変化する。よって(1)の充電
期間へもどる。
電圧だけがある場合に、送配電線により間欠的に電力を
得ることが可能となる。
を必要としないので、小型の計測装置が得られる。
信号あるいは電源切断許可信号により消費電力を抑える
ことができる。
図である。
状態を示す断面図である。
ある。
源回路の一例を示す。
を示す。
図、(b)は同別実施例を示す図である。
す図である。
図である。
である。
13:電極 14:保護ビニル 15、16、17、1
8:防水ケーブル 19:緩衝材 30:電源回路部
49:ケーブル 50:コネクタ w:送配電線 30
1:空間電極 302:保護回路 303:整流回路
304:充電電池 305:電圧検出器 306:スイッチ 307:電圧発生器 308:負荷
501:整流回路 502:DC−DCコンバータ
503:電圧検出器用IC 701:発電装置 702:電圧変換保護回路 703:整流回路 70
4:電源判定切替装置 705:充電電池 706:電
圧検出器 707:スイッチ 708:電圧発生器 709:負荷 801:充電電池 802:比較器 8
03:電源予告信号発生器 804:負荷 805:比
較器 806:電源切断実施信号発生器 807:スイ
ッチ 808:単安定マルチバイブレータ 1101:
電圧検出器 1102:ORゲート 1103:スイッ
チ
Claims (5)
- 【請求項1】 送配電線に空間電極を装着し送配電線と
地面との空間容量を含めたキャパシタ回路を形成し、キ
ャパシタ回路で得られた電力を充電し、間欠的に計測装
置に出力する送配電系統の計測装置用電源装置であっ
て、 空間電極で得られた電圧を適切な電圧へ変換し過電圧を
抑制する保護回路と、 保護回路からの電圧を交流から直流へ変換する整流回路
と、 整流回路から出力される電気を蓄える充電電池と、 充電電池の電圧を検出する電圧検出器と、 検出された電圧から計測装置の負荷に必要な電圧を間欠
出力する電圧発生器とを備えていることを特徴とする送
配電系統の計測装置用電源装置。 - 【請求項2】送配電線に空間電極を装着し送配電線と地
面との空間容量を含めたキャパシタ回路を形成し、キャ
パシタ回路で得られた電力を充電し、間欠的に計測装置
に出力する送配電系統の計測装置用電源装置であって、
空間電極で得られた電圧を適切な電圧へ変換し過電圧を
抑制する保護回路と、保護回路からの電圧を交流から直
流へ変換する整流回路とを備える発電回路装置と、 太陽光発電などの、前記発電回路装置と異なる他の発電
装置と、 前記発電装置毎に接続された電圧を適切な電圧へ変換し
過電圧を抑制する保護回路と保護回路からの電圧を交流
から直流へ変換する整流回路とを備える発電回路装置
と、 前記各発電回路装置のうち最も高い電圧を出力する発電
回路装置に切り替える電源判定切替装置と電源判定切替
装置で切り換えられた発電装置からの電力を充電する充
電電池と、 充電電池の電圧を検出する電圧検出器と、 検出された電圧から計測装置の負荷に必要な電圧を出力
する電圧発生器とを備えていることを特徴とする送配電
系統の計測装置用電源装置。 - 【請求項3】 充電電池の電圧を検出する電圧検出器
と、負荷に電力を供給中に充電電池の電圧が設定された
切断予告電圧よりも下回った場合に計測装置に対して電
源切断予告信号を発信する電源切断予告信号発生器を備
えることを特徴とする請求項1または2記載の計測装置
用電源装置。 - 【請求項4】 前記電源切断予告信号の発信から一定時
間経過後、電源装置のスイッチを切断する電源切断実施
信号を発信する電源切断実施信号発生器を備えることを
特徴とする請求項3記載の計測装置用電源装置。 - 【請求項5】 前記電源切断実施信号か外部からの電源
切断許可信号のいずれか一方の信号により電源を落とす
回路を備えたことを特徴とする請求項1、2、3または
4記載の計測装置用電源装置。
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