JP2003284044A - 遠隔制御画像監視システム - Google Patents

遠隔制御画像監視システム

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JP2003284044A
JP2003284044A JP2002079815A JP2002079815A JP2003284044A JP 2003284044 A JP2003284044 A JP 2003284044A JP 2002079815 A JP2002079815 A JP 2002079815A JP 2002079815 A JP2002079815 A JP 2002079815A JP 2003284044 A JP2003284044 A JP 2003284044A
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JP2002079815A
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Yuichi Onami
雄一 大波
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Hitachi Kokusai Electric Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像送信部にリングバッファを設け、圧縮動
画像符号化部の圧縮率を高精細画像データの伝送レート
に適応した制御とすることで、高精細画像データと圧縮
動画像データを同時に伝送可能とした遠隔画像監視シス
テムを提供する。 【解決手段】 伝送路を介して伝送された画像の監視を
行う遠隔制御画像監視システムにおいて、送信側に、入
力映像信号とそのフレームを特定する情報を符号化する
圧縮動画像符号化部と、入力映像信号とそのフレームを
特定する情報をリング状にバッファするビデオリングバ
ッファ部を有し、受信側からのフレームを特定した高精
細画像データの伝送要求がされた場合、ビデオリングバ
ッファ部にバッファされた対応するフレームの画像デー
タを高精細画像データとして伝送するものである

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像を圧縮して伝
送する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】遠隔画像監視システムでは、インターネ
ットに代表される様に、現在、伝送路のデジタル化が急
速に進んでいることから、画像をデジタル化して伝送す
る装置のニーズが拡大している。 一方、画像をデジタ
ル化した場合、その情報量は、膨大な情報量となるた
め、必ず動画像の圧縮技術が必要になる。 ここで、必
要となる動画像の圧縮方式は、そのほとんどがMPEG
−2,MPEG−4などの世界標準方式であり、多少の
圧縮劣化が発生するが、その圧縮率は約1/100〜1
/1000程度の高効率な圧縮方式である。一般的な遠
隔画像監視システムでは、受信側映像モニタで遠隔地の
状況を監視する。 ここで、前述したようにMPEG−
2,MPEG−4による圧縮劣化が、受信した画像に発
生するが、遠隔地の状況を把握するには、通常は問題の
無いレベルの劣化である。 つまり、この圧縮劣化は、
圧縮率とトレードオフの関係にあるため、最適な遠隔画
像監視システムでは、極力高い圧縮率で、かつ遠隔地の
状況把握に支障の無い限界の劣化となる圧縮率となって
いる。 このことは、限られた伝送容量の伝送路を使用
して、より多くの遠隔地の監視をするための必然的なバ
ランスにより、成り立っている。
【0003】一方、遠隔画像監視システムでは、監視状
況に特定の変化が発生すると、その時点では、より高精
細な画像が必要となる。 例えば、コンビニエンス・ス
トアの各店舗に対する監視では、通常は店内の状況把握
をしているが、強盗犯人の進入などの特定の変化が発生
すると、その犯人像を明確にするために、より高精細な
画像が求められる。 この画像は、前述のバランスによ
り得られる圧縮率の画像では、圧縮劣化が問題となり不
十分である。 その具体例として、最近のニュース等
で、事件の犯人逮捕のために監視画像を公開するケース
があるが、劣化した画像から犯人の人相などを明確にす
ることは不可能であることがわかる。また、イベント会
場、商店街、観光地などの監視や宣伝用動画像配信など
で、受信側から遠隔地にあるカメラアングルを制御し
て、特定の場所の画像を高精細な画像で、詳細に見たい
などのニーズもあるが、この場合も状況把握程度の画質
では不十分である。このように、遠隔画像監視システム
(前述の宣伝用動画像配信システムも含む)では、圧縮動
画像と、特定の変化における高精細画像の両方を受信側
で表示または、記録する要求がある。 特に記録された
高精細画像は、別途画像処理をしてより多くの情報を得
るのに使用される。 犯人捜査の例では、記録された画
像内の注目領域を拡大して詳細部分を調査したり、コン
トラストを上げて暗部の様子を明瞭にして、犯人特定に
必要な情報を得るために使用されることが多い。なお、
一般にMPEG−2,MPEG−4などの圧縮符号化方
式で圧縮された画像は、それ自身に圧縮劣化が存在して
おり、前述のように拡大やコントラスト処理をすると、
その圧縮劣化が目立つため、この様な処理が使用できな
いことは常識である。 従って、ここでの高精細画像と
は、圧縮劣化の無い非圧縮の画像か、それに準ずる程度
の圧縮劣化しか発生し得ない、非常に低い圧縮率の画像
を指す。 また、上記圧縮動画像は、圧縮劣化がある程
度許容可能な画像である、MPEG−2,MPEG−4
などによる画像であり、ここでは以後、圧縮動画像と呼
ぶ。
【0004】そこで、圧縮動画像と高精細画像を表示/
記録する、遠隔画像監視システムの従来の技術による構
成を図2に示す。 図2では、画像送信部はカメラ2−
1、ビデオ入力メモリ部2−4、圧縮動画像符号化部2
−6、伝送インターフェース2−10から構成される。
画像受信部は、伝送インターフェース2−13、圧縮動
画像復号化部2−17、ビデオ表示メモリ部2−19、
映像モニタ2−21、高精細画像伝送指示操作器2−2
3、記録部2−24から構成される。 図2の構成で
は、画像送信部と画像受信部は双方向の伝送路(例え
ば、インターネットなど)で接続されている。図2の構
成で、通常の圧縮動画像伝送では、カメラ2−1からの
映像信号2−2が入力信号2−3となるように切り替え
部2−50が制御されており、ビデオ入力メモリ部2−
4に入力される。 ビデオ入力メモリ部2−4は、入力
信号2−3をバッファし、データ2−5として圧縮動画
像符号化部2−6に出力する。圧縮動画像符号化部2−
6は、データ2−5を圧縮符号化し、圧縮動画像データ
2−7を出力する。 この時データ2−8には、圧縮動
画像データ2−7が接続されるように、切り替え部2−
51は制御されている。伝送インターフェース部2−1
0は、データ2−8を伝送路のデータ2−11として出
力する。
【0005】受信部では、伝送インターフェース部2−
13が、伝送路のデータ2−11をデータ14とする。
このデータ2−14は、前記圧縮動画像データ2−7と
同様のデータである。このデータ2−14は、圧縮動画
像データ2−16と接続されるように切り替え部2−5
2は制御されている。圧縮動画像データ2−16は、圧
縮動画像復号化部2−17と記録部2−24へ入力され
る。圧縮動画像復号化部2−17は、圧縮動画像データ
2−16を復号化して、データ2−25として出力す
る。 また、データ2−25は、データ2−18に接続
される様に切り替え部2−53は制御されている。デー
タ2−18は、基本的に前記データ2−5に相当する画
像データであるが、データ2−18には圧縮劣化が発生
している。ビデオ表示メモリ部2−19は、データ2−
18をバッファして、映像信号2−20とし、映像表示
モニタ2−21に表示する。 一方記録部2−24は、
圧縮動画像データ2−16を、所定のエリアへ記録し続
ける。以上が、圧縮動画像伝送中の動作であり、ここで
表示されている映像モニタ2−21の画質は、前述した
ように状況把握可能な程度の画質である。 ここで、映
像モニタ2−21を見ている監視員が、表示さている映
像の高精細な画像が必要と判断した時、高精細画像伝送
開始指示器2−23を操作する。
【0006】以下に、高精細画像を伝送する動作につい
て説明する。 高精細画像伝送開始指示器2−23から
データ2−22が出力され、伝送インターフェース2−
13に入力され、伝送路の信号2−12として出力さ
れ、画像送信部の伝送インターフェース部2−10へ入
力される。伝送路インターフェース部2−10は、信号
2−12をデータ2−9として出力する。データ2−9
は、切り替え部2−50を制御し、入力信号2−3に映
像信号2−2が入力されないようにする。また、データ
2−9は、切り替え部2−51を制御し、データ2−8
にデータ2−5が接続されるようにする。 これによ
り、伝送インターフェース部2−10には、非圧縮デー
タ(圧縮符号化されないデータ)が入力されることにな
る。このデータは、伝送路の信号2−11により画像受
信部へ伝送される。画像受信部では、伝送インターフェ
ース部2−13が、伝送路の信号2−11をデータ2−
14として出力する。このデータは、前記データ2−5
と同様の、圧縮劣化の全く無い画像データである。前記
データ2−22により、切り替え部2−52はデータ1
4がデータ2−15に接続されるように制御され、切り
替え部2−53はデータ2−18にデータ2−15が接
続されるように制御される。これにより、ビデオ表示メ
モリ部2−19には非圧縮の画像データが入力されるこ
とになり、映像モニタ2−21には、圧縮劣化の全く無
い高精細な画像が表示される。また、前記データ2−1
5は、記録部2−24へ入力され、高精細画像として記
録され、必要な時点で利用される。
【0007】以上が従来の技術による、圧縮動画像から
任意の高精細画像を伝送する動作である。ここで、図2
では高精細画像の例として非圧縮画像データとして説明
したが、非圧縮であることから、そのデータ量は膨大な
データ量となる。このため、一般には圧縮動画像を伝送
しているのと同一の伝送路(伝送容量)を使用することか
ら、この1フレームの高精細画像の伝送にも、リアルタ
イムのフレーム時間のより長い時間が必ず必要となる。
従って、高精細画像は、動画像での伝送は困難であり静
止画像となる。しかし、前述したように、この高精細画
像を必要とする場合は、ある特定のシーンとなるため、
動画像である必要性は無く、問題無い。逆に問題となる
のは、この高精細画像を伝送中に本来の圧縮動画像の伝
送が完全に中断されることである。 つまり、図2の記
録部2−24に記録される圧縮動画像データには、中断
による不連続な状態の圧縮動画像データしか記録できな
いことになる。無論、映像モニタ2−21でも、高精細
画像伝送中には、何も見ることが出来ない。
【0008】この従来技術による問題を更に具体的に図
3で説明する。図3は、高精細画像伝送開始指示器2−
23を操作した時の、伝送路の信号2−11の状態を示
している。 図のように、高精細画像データ伝送中に
は、完全に圧縮動画像データが中断してしまい、記録部
2−24に記録されないことになる。前述したように、
高精細画像データを要求する時は、監視対象に注目すべ
きこと(強盗犯人進入等)が発生したためであり、この時
点の動画像が中断されることは、実際の運用上も深刻な
問題である。図3には、圧縮符号化方式としてMPEG
−2,MPEG−4を使用したシステムに対する中断時
間(1フレームの高精細画像伝送時間)も示した。基本的
に、この中断時間は、1フレームの高精細画像データ量
を、伝送路容量で割り算して算出している。 ここで、
高精細画像データ量と伝送路容量は、MPEG−2,M
PEG−4のそれぞれにおける代表的な値としている。
MPEG−2:伝送容量4Mbps、中断時間1.4秒
MPEG−4:伝送容量384kbps、中断時間4.
2秒上述では、説明のため高精細画像を非圧縮とした
が、圧縮動画像符号化部2−6とは別に、歪の少ない低
圧縮符号化部を追加してそのデータを高精細画像データ
とすることも考えられる。その圧縮率に応じて上記中断
時間は短縮されるが、中断されることには変わりない。
また、図2の従来の技術では、画像受信部の映像モニタ
2−21を見て高精細画像伝送開始指示器2−23を操
作するが、実際の伝送装置では、画像送信部と画像受信
部の処理時間、およびネットワーク伝送遅延により、信
号2−3と映像モニタ2−21との間に、0.5秒〜4
秒程度の遅延時間が発生する。従って、伝送されてくる
高精細画像データは、高精細画像伝送開始指示器2−2
3を操作してから、少なくても、0.5秒〜4秒程度過
ぎた時間の画像になる。これでは、求めるタイミングの
高精細画像を得ることは不可能である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では、遠隔
画像監視システムにおいて、高精細画像データ伝送中は
圧縮動画像データの伝送が中断されるため画像監視が不
可能になり、更に不連続な圧縮動画像データしか記録が
できないという欠点がある。さらに、画像受信部からの
操作に対して、要求されたタイミングの高精細画像デー
タを得ることができないという致命的な欠点もある。本
発明は、上記問題に鑑み、画像送信部においてリングバ
ッファを設け、かつ圧縮動画像符号化部の圧縮率を、高
精細画像データの伝送レートに適応した制御とすること
で、高精細画像データと圧縮動画像データを同時に伝送
可能し、画像受信部から画像送信部への高精細画像デー
タ要求信号に、任意のフレームを特定可能な情報を付加
することで、上記欠点を解決する遠隔画像監視システム
を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、伝送路を介して伝送された画像の監視を
行う遠隔制御画像監視システムにおいて、高精細画像伝
送要求がされた場合、伝送路の伝送容量に基づく所定の
伝送レートで高精細画像伝送データを伝送し、上記伝送
路の伝送容量の残りの伝送レートで圧縮動画像データを
伝送するようにしたものである。また、送信側に、入力
映像信号とそのフレームを特定する情報を符号化する圧
縮動画像符号化部と、入力映像信号とそのフレームを特
定する情報をリング状にバッファするビデオリングバッ
ファ部を有し、受信側からのフレームを特定した高精細
画像データの伝送要求がされた場合、ビデオリングバッ
ファ部にバッファされた対応するフレームの画像データ
を高精細画像データとして伝送するものである。また、
入力映像信号を圧縮動画像符号化部へ転送するためのビ
デオ入力メモリ部と、入力映像信号とそのフレームを特
定する情報をリング状にバッファするビデオリングバッ
ファ部と、高精細画像データ要求信号に付加されたフレ
ーム特定情報からその所定のフレームデータを高精細画
像データとしてビデオリングバッファ部から出力するよ
うに制御するリングバッファ制御部と、ビデオ入力メモ
リ部からのフレームデータとフレーム特定情報を入力し
て符号化する圧縮動画像符号化部と、該圧縮動画像符号
化部の出力データを伝送路へ出力する伝送インターフェ
ース部を有するものである。更に、入力映像信号を圧縮
動画像符号化部へ転送するためのビデオ入力メモリ部
と、入力映像信号とそのフレームを特定する情報をリン
グ状にバッファするビデオリングバッファ部と、高精細
画像データ要求信号に付加されたフレーム特定情報から
その所定のフレームデータを高精細画像データとしてビ
デオリングバッファ部から出力するように制御するリン
グバッファ制御部と、ビデオ入力メモリ部からのフレー
ムデータとフレーム特定情報を入力して符号化する圧縮
動画像符号化部と、該圧縮動画像符号化部の出力と所定
フレームの高精細画像データを所定の伝送レート比率で
切り替える出力制御部と、その切り替えられたデータを
伝送路へ出力する伝送インターフェース部を有するもの
である。
【0011】即ち、本発明は、遠隔画像監視システムに
おいて、高精細画像の伝送に対しては瞬時性を必要とし
ないことと、圧縮動画像データはデータレートが10%
程度減少しても、画質が極端に劣化することが無いこと
に着目し、高精細画像データと圧縮動画像データを同時
に伝送することを可能としたものである。更に、画像受
信部からの高精細画像データ要求信号に対象フレームを
特定する情報を付加し、画像送信部では映像信号である
フレームとともに、そのフレームを特定する情報をリン
グ状にバッファし、高精細画像データ要求信号に付加さ
れた情報と一致するフレームを高精細画像データとして
伝送するようにしたものである。これにより、高精細画
像データの伝送時間を従来の技術に対し長い時間とする
替わりに、圧縮動画像データの伝送を中断することな
く、連続伝送し続けることが可能となる。さらに、画像
伝送装置と画像受信装置の処理時間や、伝送路遅延時間
に依存することなく、常に要求された高精細画像を伝送
することができる。これにより、画像受信部では、監視
対象に特別な変化が発生した部分においても、要求され
たタイミングの必要な高精細画像と連続した圧縮動画像
データの表示及び記録をする遠隔画像監視システムを実
現できる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1に、本発明による遠隔画像監
視システムの構成を示し、詳細に説明する。送信部で
は、カメラ2−1の映像信号2−2がビデオ入力メモリ
部2−4へ入力され、ビデオ入力部2−4のデータ2−
5が圧縮動画像符号化部1−70と後述のビデオリング
バッファ部1−4に入力される。また、ビデオ入力メモ
リ部2−4からのフレーム特定データ1−35が、圧縮
動画像符号化部1−70とビデオリングバッファ部1−
4に入力される。圧縮動画像符号化部1−70のデータ
1−7とビデオリングバッファ部1−4のデータ1−5
は、切替え部1−60に入力される。切替え部1−60
のデータ1−31は伝送インターフェース部1−12に
入力される。 また、出力制御部1−8のデータ1−9
は切替え部1−60へ入力される。伝送インターフェー
ス部1−12のデータ1−6は、出力制御部1−8、圧
縮動画像符号化部1−70、リングバッファ制御部1−
1に入力される。また、リングバッファ制御部1−1に
はフレーム特定信号1−30が入力され、ビデオリング
バッファ部1−4の動作を制御する信号1−3を出力す
る。前記伝送インターフェース部1−12では、伝送路
の信号1−10を出力し、伝送路の信号1−11を入力
する。
【0013】画像受信部では、伝送インターフェース部
1−13へ伝送路の信号1−10が入力され、信号1−
11が出力される。伝送インターフェース部1−13の
データ1−15は切替え部1−61に入力される。切替
え部1−61のデータ1−16は、圧縮動画像復号化部
2−17、記録部1−18に入力される。切替え部1−
61のデータ1−17は、切替え部1−62、記録部1
−18に入力される。圧縮動画像復号化部2−17のデ
ータ1−25は、切替え部1−62に入力される。切替
え部1−62のデータ1−23は、ビデオ表示メモリ部
2−19へ入力される。また、切替え部1−62へは、
表示切替え信号1−50も入力される。ビデオ表示メモ
リ部2−19の信号1−22は、映像モニタ2−21に
入力される。 また、圧縮動画像復号化部2−17から
は、ビデオ表示メモリ部2−19へフレーム特定信号1
−32を出力する。高精細画像伝送開始指示器1−19
のデータ1−20はビデオ表示メモリ部2−19に入力
され、ビデオ表示メモリ部2−19から、フレーム特定
信号を付加した高精細画像データ要求信号1−33が伝
送インターフェース部1−13へ出力される。
【0014】以下図1の動作について説明する。 高精
細画像を伝送しない期間の動作は、図2で説明した従来
の技術と同様である。 カメラ2−1、ビデオ入力メモ
リ部2−4、圧縮動画像符号化部1−70により出力さ
れる圧縮動画像データであるデータ1−7は切替え部1
−60でデータ1−31として伝送インターフェース部
1−12に入力される。 そして、伝送路の信号1−1
0として画像受信部の伝送インターフェース部1−13
に入力される。 伝送インターフェース部1−13から
は、圧縮動画像データであるデータ1−15が切替え部
1−61でデータ1−16と接続されて、圧縮動画像復
号化部2−17に入力される。圧縮動画像復号化部2−
17のデータ1−25が、切替え部1−62でデータ1
−23に接続され、ビデオ表示メモリ部2−19に入力
されて映像モニタ2−21に圧縮動画像データの画像が
表示される。ここで、映像モニタ2−21を監視してい
る監視員が、高精細画像伝送開始指示器1−19によ
り、高精細画像伝送を要求した場合の動作について説明
する。高精細画像伝送開始指示器1−19からのデータ
1−20はビデオ表示メモリ部2−19に入力される。
前述のように、送信部から伝送されてくるデータ16に
は、フレーム毎の圧縮データ毎に、そのフレームに関す
るフレーム特定情報が多重化されている。圧縮動画像復
号化部2−17は、そのデータ16に多重されているフ
レーム特定情報を、対応するデータ1−25と同期し
て、ビデオ表示メモリ部2−19に出力する。これがフ
レーム特定情報1−32である。
【0015】ここで、ビデオ表示メモリ部2−19に、
上記高精細画像伝送開始を指示するデータ1−20が入
力されると、そのタイミングで圧縮動画像復号化部2−
17から出力されているフレーム特定情報1−32を付
加した高精細データ要求信号1−33を出力し、伝送イ
ンターフェース部1−13に入力される。 そして、伝
送路の信号1−11として、画像送信部の伝送インター
フェース部1−12に入力される。 そして、伝送イン
ターフェース部1−12から、データ1−6として出力
され、リングバッファ制御部1−1へ、高精細画像デー
タの要求を通知する。ここで、ビデオリングバッファ部
1−4には、常にデータ2−5とそのデータ2−5の各
フレーム毎にフレームを特定するフレーム特定情報1−
35も、随時記録されている。 このバッファはリング
バッファなので、バッファ量に応じた過去のフレームデ
ータを常に蓄積していることになる。また、画像伝送で
は遅延時間が発生するため、画像受信部から送られてき
た高精細データ要求信号が要求しているフレームデータ
は、このリングバッファ部1−4に記録されている過去
のフレームデータということになる。
【0016】そこで、リングバッファ制御部1−1は、
データ1−6に多重されているフレーム特定情報に合致
した、記録されている過去のフレームデータをフレーム
特定信号1−30により検索し、そのフレームのデータ
を1−5として出力するように、制御信号1−3で制御
する。 ここで、ビデオリングバッファ部1−4からの
データ1−5は、所定の伝送レートで出力される。 こ
の所定の伝送レートの例として、ここでは伝送路信号1
−10の伝送容量の10%とする。切替え部1−60
は、このデータ1−5の伝送レートに応じた切替えで、
データ1−31として、伝送インターフェース部1−1
2に入力する。これにより、伝送路の信号1−10の伝
送路容量の10%が、高精細画像データに占有されるこ
とになる。
【0017】一方、圧縮動画像符号化部1−70にも、
データ1−6が入力され、高精細画像データの伝送要求
が通知される。 これにより、圧縮動画像符号化部1−
70は、伝送路容量の100%から90%に相当する伝
送レートになるように、圧縮動画像符号化データである
データ1−7の生成を制御する。 そして、切替え部1
−60で、データ1−7の伝送レートに応じた切り替え
をし、データ1−31として伝送インターフェース部1
−12に入力する。これにより、伝送路の信号1−10
には、その伝送容量に対して10%の高精細画像データ
と90%の圧縮動画像データが伝送されることになる。
ここで、インターネット等の伝送路の場合は、信号1−
10にはパケット単位のデータが時分割多重されること
になる。 一例としては、10パケットの内、1パケッ
トの高精細画像データと、9パケットの圧縮動画像デー
タとなる構成で伝送される。 また、伝送路がこのよう
なパケット単位の時分割多重の場合は、切替え部1−6
0の切替えで多重を実現するのが自然である。 つま
り、データ1−31が、伝送路のパケット単位の時分割
多重データとなる。そして、これを制御するのが、出力
制御部1−8になる。
【0018】次に、画像受信部での動作について説明す
る。伝送インターフェース1−13から出力されるデー
タ1−15は、高精細画像データと圧縮動画像データが
多重されたデータとなる。これをパケット単位に切替え
部1−61で切り替えをすることで、高精細画像データ
はデータ1−17として出力され、圧縮動画像データは
データ1−16として出力されるようになる。このと
き、切替え部1−61は、データ1−15のパケットの
ヘッダ情報などで、このデータが高精細画像データか、
圧縮動画像データかを判断し切替える。そして、高精細
画像データであるデータ1−17は、記録部1−18に
入力され記録されるとともに、切替え部1−62に入力
される。このように、本発明では、高精細画像を伝送中
も、圧縮動画像データの伝送を中断することなく伝送す
ることが可能なため、切替え部1−62は、通常はデー
タ1−25とデータ1−23が接続されるように切替え
ており、映像モニタ2−21には圧縮動画像データの画
像が表示されている。 したがって、映像モニタ2−2
1を監視している監視員が、意識的に高精細画像伝送デ
ータの表示をしたい場合も、表示切替え信号1−50に
より、切替え部1−62において、データ1−17とデ
ータ1−23が接続されるように制御することで、容易
に実現できる。なお、画像送信部の圧縮動画像符号化部
1−70、出力制御部1−8は、伝送されたビデオリン
グバッファ部1−4内の対象高精細画像データの伝送が
終了すると、自動的に通常の圧縮動画像データ伝送状態
に制御が戻るものとする。
【0019】図4に伝送路の信号1−10の状態を示
す。図のように高精細画像データ伝送中は、圧縮動画像
データの伝送レートが90%に下がり、空いた10%の
部分で高精細画像データが伝送される。また、図4に、
1フレームの高精細画像データを伝送するのに要する時
間を、図3と同様にMPEG−2,MPEG−4の場合
において示した。MPEG−2:伝送容量4Mbps、
高精細画像データ伝送時間14秒MPEG−4:伝送容
量384kbps、高精細画像データ伝送時間42秒こ
こで、この伝送時間は従来の技術より長いが、基本的に
高精細画像は記録部に記録しておいて、後で画像処理な
どをして時間をかけて使用するためであることから(例
えば犯人画像の顔部分の拡大処理による特徴調査等)、
実害は全く無い。また、前述の例では高精細画像データ
の伝送レートと圧縮動画像の伝送レートの比率を10:
90としたが、この比率は任意に変更して問題ない。
例えば、20:80にすれば、圧縮動画像の劣化が多少
増加するが、高精細画像データの伝送時間が1/2に短
縮できる。
【0020】また、図1の説明では、高精細画像データ
を非圧縮画像データとして説明したが、圧縮劣化の発生
しないロスレス符号化方式で符号化したデータでも、本
発明としては可能である。さらに、高精細画像の利用目
的によっては、少ないレベルの劣化が許容できる場合も
考えられるが、この場合は、静止画符号化方式であるJ
PEGにより低圧縮率で符号化したデータとしても、本
発明を使用できる。また、特定フレーム情報を付加した
画像受信部からの画像送信部への制御は、上記実施例以
外に、フリーズ制御などでも使用することが可能であ
る。 なお、このフリーズとは、ビデオ入力メモリ部2
−4への書き込み更新を止めて、圧縮動画像符号化部1
−70のデータを伝送するものである。
【0021】
【発明の効果】以上説明したごとく、本発明では、高精
細画像伝送要求がされた場合、伝送路の伝送容量に基づ
く任意の割合のレートで高精細画像伝送データを伝送
し、残りの割合の伝送容量で圧縮動画像データを伝送す
るように制御することで、高精細画像データ伝送中に
も、画像受信部では全く支障無く圧縮動画像の記録/表
示が可能となる。さらに、画像受信部からの高精細画像
データ要求信号に、対象フレームを特定する情報を付加
し、画像送信部では映像信号であるフレームとともに、
そのフレームを特定する情報をリング状にバッファし、
前記高精細画像データ要求信号に付加された情報と一致
するフレームを高精細画像データとして伝送すること
で、画像伝送装置と画像受信装置の処理時間や、伝送路
遅延時間に影響されることなく、常に要求されたタイミ
ングの必要な高精細画像データと連続した圧縮動画像デ
ータの表示及び記録をする遠隔画像監視システムを実現
できる。これにより、遠隔画像監視システムにおいて、
特別な変化に対する高精細画像と関連のある重要な動画
像部分も表示/記録をしたいという多くのニーズに対し
十分に対応することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による遠隔画像監視システムの構成の一
実施例を示すブロック図
【図2】従来技術による遠隔画像監視システムの構成を
示すブロック図
【図3】従来技術の信号2−11の状態を示す模式図
【図4】本発明の信号1−10の状態を示す模式図
【符号の説明】
1−1:リングバッファ制御部、1−4:ビデオリング
バッファ部、1−70:圧縮動画像符号化部、1−1
9:高精細画像伝送開始指示器、1−60,1−61,
1−62:切替え部、2−17:圧縮動画像復号化部、
2−19;ビデオ表示メモリ部、2−21:映像モニ
タ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送路を介して伝送された画像の監視を
    行う遠隔制御画像監視システムにおいて、高精細画像伝
    送要求がされた場合、伝送路の伝送容量に基づく所定の
    伝送レートで高精細画像伝送データを伝送し、上記伝送
    路の伝送容量の残りの伝送レートで圧縮動画像データを
    伝送することを特徴とする遠隔制御画像監視システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の遠隔制御画像監視システ
    ムにおいて、送信側に、入力映像信号とそのフレームを
    特定する情報を符号化する圧縮動画像符号化部と、上記
    入力映像信号とそのフレームを特定する情報をリング状
    にバッファするビデオリングバッファ部を有し、受信側
    からのフレームを特定した高精細画像データの伝送要求
    がされた場合、上記ビデオリングバッファ部にバッファ
    された対応するフレームの画像データを高精細画像デー
    タとして伝送することを特徴とする遠隔制御画像監視シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 入力映像信号を圧縮動画像符号化部へ転
    送するためのビデオ入力メモリ部と、上記入力映像信号
    とそのフレームを特定する情報をリング状にバッファす
    るビデオリングバッファ部と、高精細画像データ要求信
    号に付加されたフレーム特定情報からその所定のフレー
    ムデータを高精細画像データとして上記ビデオリングバ
    ッファ部から出力するように制御するリングバッファ制
    御部と、上記ビデオ入力メモリ部からのフレームデータ
    とフレーム特定情報を入力して符号化する圧縮動画像符
    号化部と、該圧縮動画像符号化部の出力データを伝送路
    へ出力する伝送インターフェース部を有することを特徴
    とする遠隔制御画像監視システム。
  4. 【請求項4】 入力映像信号を圧縮動画像符号化部へ転
    送するためのビデオ入力メモリ部と、上記入力映像信号
    とそのフレームを特定する情報をリング状にバッファす
    るビデオリングバッファ部と、高精細画像データ要求信
    号に付加されたフレーム特定情報からその所定のフレー
    ムデータを高精細画像データとして上記ビデオリングバ
    ッファ部から出力するように制御するリングバッファ制
    御部と、上記ビデオ入力メモリ部からのフレームデータ
    とフレーム特定情報を入力して符号化する圧縮動画像符
    号化部と、該圧縮動画像符号化部の出力と上記所定フレ
    ームの高精細画像データを所定の伝送レート比率で切り
    替える出力制御部と、その切り替えられたデータを伝送
    路へ出力する伝送インターフェース部を有することを特
    徴とする遠隔画像監視システム。
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