JP2003283950A - テレビジョン受信装置及びその制御方法 - Google Patents

テレビジョン受信装置及びその制御方法

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JP2003283950A
JP2003283950A JP2002086707A JP2002086707A JP2003283950A JP 2003283950 A JP2003283950 A JP 2003283950A JP 2002086707 A JP2002086707 A JP 2002086707A JP 2002086707 A JP2002086707 A JP 2002086707A JP 2003283950 A JP2003283950 A JP 2003283950A
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control
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microcomputer
demodulation
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Kenji Inose
謙司 猪瀬
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 主制御手段の負担を増加させずに複数の受信
復調部の制御を行う。 【解決手段】 メインマイコン9で形成された制御情報
が、例えば第1の受信復調部2に設けられるサブマイク
ロコンピュータ24に供給される。そしてこのサブマイ
クロコンピュータ24からの制御情報が、例えばIIC
バス25を通じて第1の受信復調部2に設けられる周波
数選択部21、復調部22、誤り訂正部23に供給され
ると共に、これらの回路からの情報信号(データ)が収
拾されて、第1の受信復調部2の動作の制御が行われ
る。さらにサブマイクロコンピュータ24からの制御情
報が、例えばIICバス35を通じて第2の受信復調部
3に設けられる周波数選択部31、復調部32、誤り訂
正部33にも供給され、また、これらの回路からの情報
信号(データ)が収拾されて、第2の受信復調部3の動
作の制御が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば表示面の大
部分に表示される第1の画面と表示面の一部分に表示さ
れる第2の画面とからなる合成画像を表示する、いわゆ
るピクチャーインピクチャー(以下、PinPと略称す
る)機能の設けられたテレビジョン受像機に使用して好
適なテレビジョン受信装置及びその制御方法に関する。
詳しくは、例えばPinP機能を実施する際に必須とな
る複数の受信復調部の制御を容易に行うことができるよ
うにするものである。
【0002】
【従来の技術】例えば地上波でデジタル信号によるテレ
ビジョン放送を行うことが決定されている。このような
地上波デジタル放送の実施においては、例えば図3に示
すような態様が考えられる。すなわち図3において、例
えばデジタル放送波は送信アンテナから電波として送信
される。そして送信されたデジタル放送波は各戸の受信
アンテナで受信され、同軸ケーブル等を介してテレビジ
ョン受像機や、図示しないセットトップボックス(以
下、STBと略称する)等に入力される。
【0003】そしてテレビジョン受像機やSTB等で
は、所望のデジタル放送信号が選局受信され、受信され
たデジタル信号の中から、映像信号、音声信号、その他
のデータ信号等がそれぞれ復調されて取り出される。さ
らに取り出された映像信号はテレビジョン受像機の管面
に表示され、音声信号はスピーカから放音される。また
データ信号を復号することで得られる付加情報は、選局
や電子プログラムガイド(以下、EPGと略称する)等
に利用される。
【0004】ところでこのようなデジタル放送が実施さ
れた場合には、放送のチャンネル数が極めて増加するこ
とが予想される。このため同時に放送されている番組の
数も増加されることから、視聴者が視聴しようとする番
組が重なる恐れが多くなってくる。そこで例えば図4に
示すように、表示面の大部分に表示される親画面(第1
の画面)と表示面の一部分に表示される子画面(第2の
画面)とからなる合成画像を表示するPinP機能の要
求が強くなってくる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところがこのようなP
inP機能の設けられた受像機においては、上述の第1
及び第2の画面を形成する第1及び第2のテレビジョン
信号を受信復調するための第1及び第2の受信復調部が
設けられる。そしてこれらの受信復調部では、それぞれ
受信のための周波数、周波数ステップ、選局パラメータ
等の設定や、受信信号のキャリアノイズ比(C/N
比)、ビットエラーレート、ロック情報、ステータス情
報等の検出が行われて受信復調がなされているものであ
る。
【0006】そこでこれら受信復調部で受信周波数の設
定や各種の検出等を行うためには、例えば機器全体を制
御する主制御手段(マイクロコンピュータ)により、こ
れらの受信復調部に対する選択や設定の制御を行うこと
になる。しかしながら従来の1つの受信復調部に対する
選択や設定の制御を行っていた主制御手段で、2つの受
信復調部の制御を個別に行うことは主制御手段の負担が
極めて増加し、また、そのためのソフトウェア等も新た
に開発する必要が生じるものである。
【0007】これに対して、受信復調部に制御手段(マ
イクロコンピュータ)を搭載して、この制御手段にて受
信復調部に対する選択や設定の制御を行う技術が提案さ
れている(特開2001−230828参照)。これに
よれば、例えば機器全体を制御する主制御手段からは選
択や設定に必要な制御情報を受信復調部に搭載された制
御手段と通信するのみで、後は受信復調部に搭載された
制御手段が実際の選択や設定の制御を行うので主制御手
段の負担を軽減することができる。
【0008】しかし、上述のような第1及び第2の受信
復調部の設けられた機器において、例えば制御手段を第
1及び第2の受信復調部にそれぞれ設けることは、各受
信復調部を構成する素子数が増加することになり、機器
全体の製造コストの上昇などを招く恐れが生じるもので
ある。また、主制御手段からそれぞれの受信復調部に搭
載された制御手段と制御情報を通信する際の手順等も複
雑になり、容易に実施することができないものであっ
た。
【0009】この出願はこのような点に鑑みて成された
ものであって、解決しようとする問題点は、従来の装置
では、例えば主制御手段で複数の受信復調部の制御を個
別に行うことは主制御手段の負担が極めて増加し、その
ためのソフトウェア等も新たに開発する必要が生じ、ま
た各受信復調部に個別に制御手段を搭載することは、構
成する素子数の増加で機器全体の製造コストを上昇させ
るなどの恐れがあり、従来はこれらの問題点を解消する
ことができなかったというものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】このため本発明において
は、複数の受信復調部の設けられるテレビジョン受信装
置及びその制御方法において、第1の受信復調部に受信
復調に係わる制御を行う制御手段が設けられ、この制御
手段により第1及び第2の受信復調部の制御が行われる
ようにしたものであって、これによれば、主制御手段の
負担を増加させずに容易に各受信復調部の制御を行うこ
とができると共に、構成する素子数の増加による製造コ
ストの上昇などの恐れも解消することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】すなわち本発明は、表示面の大部
分に表示される第1の画面と表示面の一部分に表示され
る第2の画面とからなる合成画像を表示する機能の設け
られたテレビジョン受信装置であって、第1の画面を形
成する第1のテレビジョン信号を受信復調する第1の受
信復調部と、第2の画面を形成する第2のテレビジョン
信号を受信復調する第2の受信復調部とを有し、第1の
受信復調部には受信復調に係わる制御を行う制御手段が
設けられ、この制御手段により第1及び第2の受信復調
部の制御が行われてなるものである。
【0012】また本発明は、表示面の大部分に表示され
る第1の画面と表示面の一部分に表示される第2の画面
とからなる合成画像を表示する機能の設けられたテレビ
ジョン受信装置の制御方法であって、第1の画面を形成
する第1のテレビジョン信号を受信復調する第1の受信
復調部に受信復調に係わる制御を行う制御手段が設けら
れ、機器全体を制御する主制御手段からの制御情報に従
って制御手段による第1の受信復調部の制御が行われる
と共に、第1の受信復調部に設けられた制御手段により
第2の画面を形成する第2のテレビジョン信号を受信復
調する第2の受信復調部の制御も行われてなるものであ
る。
【0013】以下、図面を参照して本発明を説明する
に、図1は本発明によるテレビジョン受信装置及びその
制御方法を適用した例えばデジタル方式のテレビジョン
受像機の一実施形態の構成を示すブロック図である。
【0014】ところで、例えば上述のように2つの受信
復調部が設けられている場合においても、受信アンテナ
1から引き込まれる同軸ケーブルは1本である。そこで
例えば第1の受信復調部2の入力部には、受信アンテナ
1で受信されたデジタル放送波を第2の受信復調部3に
分配するための分配器20が設けられている。これに対
して第2の受信復調部3にはこのような分配器は不要で
あり、従って自ずから第1の受信復調部2と第2の受信
復調部3とは別の形態を有するものである。
【0015】そこで図1において、受信アンテナ1で受
信された信号が第1の受信復調部2に設けられた分配器
20に供給される。この分配器20で分配された信号の
一方が、周波数選択部21に供給され、選択された信号
が復調部22で復調されて誤り訂正部23に供給され
る。また、分配器20で分配された信号の他方が、第2
の受信復調部3に設けられた周波数選択部31に供給さ
れ、選択された信号が復調部32で復調されて誤り訂正
部33に供給される。
【0016】さらに誤り訂正部23及び33からの各チ
ャンネルの信号が、例えばMPEG2方式のデコーダ4
に供給される。ここでMPEG2方式のデコーダ4に
は、例えば2チャンネルの信号を同時に処理できるよう
にした回路が実現されており、本願においても、例えば
2チャンネルの信号を同時に処理できるデコーダ4が採
用されているものである。すなわちこのデコーダ4にお
いて、誤り訂正部23及び33からの各チャンネルの映
像信号及び音声信号がデコードされる。
【0017】そしてこのデコーダ4でデコードされた第
1及び第2のチャンネルの映像信号が表示処理部5に供
給され、例えば表示面の大部分に表示される第1の画面
と、表示面の一部分に表示される第2の画面とからなる
合成画像が形成されて陰極線管6に表示される。また、
デコーダ4でデコードされた第1及び第2のチャンネル
の音声信号が音声処理部7に供給され、例えば上述の第
1の画面に付随する音声信号が優先して取り出されてス
ピーカ8から放音される。
【0018】このようにして、例えば上述の図4に示す
ような、表示面の大部分に表示される親画面(第1の画
面)と表示面の一部分に表示される子画面(第2の画
面)とからなる合成画像を表示するPinP機能が実現
される。なお、表示処理部5において合成画像を形成す
るための手段や、音声処理部7において音声信号を優先
して取り出すための手段に関しては、本願の要旨ではな
いので具体的な説明は割愛するが、従来周知の手段が適
用されるものである。
【0019】そしてこの装置において、機器全体の動作
を制御する主制御手段としてメインマイクロコンピュー
タ(以下、メインマイコンと略称する)9が設けられ
る。このメインマイコン9には、リモートコントロール
(以下、リモコンと略称する)装置からの例えば赤外線
信号を受信するリモコン受信部10や、機器の前面に設
けられる操作用のフロントパネル11等からの操作信号
が供給され、これらの操作信号に応じて機器全体の動作
を制御する制御情報(データ)が形成される。
【0020】さらにメインマイコン9で形成された制御
情報が装置の各部に供給される。すなわちメインマイコ
ン9で形成された制御情報が、MPEG2方式のデコー
ダ4や、表示処理部5及び音声処理部7等に供給され
て、これらの制御が行われると共に、これらの回路から
の情報信号(データ)が収拾されて、機器全体の動作の
制御が行われる。またメインマイコン9で形成された制
御情報に従って、第1の受信復調部2、及び第2の受信
復調部3の制御も行われる。
【0021】すなわち、メインマイコン9で形成された
制御情報が、例えば第1の受信復調部2に設けられるサ
ブマイクロコンピュータ(以下、サブマイコンと略称す
る)24に供給される。そしてこのサブマイコン24か
らの制御情報が、例えばIICバス25を通じて第1の
受信復調部2に設けられる周波数選択部21、復調部2
2、誤り訂正部23に供給されると共に、これらの回路
からの情報信号(データ)が収拾されて、第1の受信復
調部2の動作の制御が行われる。
【0022】さらにサブマイコン24からの制御情報
が、例えばIICバス35を通じて第2の受信復調部3
に設けられる周波数選択部31、復調部32、誤り訂正
部33にも供給され、また、これらの回路からの情報信
号(データ)が収拾されて、第2の受信復調部3の動作
の制御が行われる。なお、IICバスについては、従来
の一般的な受信復調部で用いられているものであり、周
知の技術であるので詳細な説明は割愛する。
【0023】このようにして、メインマイコン9で形成
された制御情報に従って、サブマイコン24から第1の
受信復調部2及び第2の受信復調部3の動作の制御が行
われる。なお、具体的な制御情報の内容としては、例え
ばそれぞれの回路に対して受信のための周波数、周波数
ステップ、選局パラメータ等の設定が行われ、これに伴
って受信信号のキャリアノイズ比(C/N比)、ビット
エラーレート、ロック情報、ステータス情報等の検出が
行われて受信復調がなされるものである。
【0024】また上述の装置では、サブマイコン24か
らの受信復調部2、3の制御にはIICバスを用いてい
るが、これは従来の一般的な受信復調部に設けられる周
波数選択部、復調部、誤り訂正部等の回路がIICバス
による制御方式を用いているためである。なお、従来の
直接制御を行う装置では、メインマイコンに受信復調部
のためだけにIICバスコントローラーを持つ必要があ
り、メインマイコンの選定範囲を限定し、設計の自由度
が奪われる等の恐れを生じるものであった。
【0025】しかしながら上述のようにサブマイコン2
4を用いることにより、このサブマイコン24にてII
Cバスによる制御方式への変換を行うことができ、メイ
ンマイコン9とサブマイコン24の間の制御には、例え
ばUARTのような任意の制御方式を用いることが可能
になる。これにより、装置の設計の自由度を向上させる
ことができるものである。
【0026】さらに図2には、メインマイコン9とサブ
マイコン24、及び受信復調部2、3との間の具体的な
制御の流れを示す。すなわち図2において、例えば第1
の受信復調部2を制御する場合には、まずメインマイコ
ン9からサブマイコン24へ第1の受信復調部2の回路
の制御を開始する制御情報が送信され、サブマイコン2
4からメインマイコン9へ確認の制御情報が戻ると、メ
インマイコン9からサブマイコン24へ第1の受信復調
部2の回路を制御するデータが送信される。
【0027】これによりサブマイコン24では、第1の
受信復調部2の回路を制御するための制御情報が形成さ
れる。そしてこの制御情報によって、第1の受信復調部
2の回路の制御が行われると共に、この制御によって得
られる情報信号(データ)が収拾されて、第1の受信復
調部2の動作の制御が行われる。さらにサブマイコン2
4に収拾されたデータがメインマイコン9で受信され
る。
【0028】そして受信されたデータに問題が無いとき
は、メインマイコン9からサブマイコン24へ第1の受
信復調部2の回路の制御を終了する制御情報が送信さ
れ、サブマイコン24からメインマイコン9へ確認の制
御情報が戻ると第1の受信復調部2の制御が終了され
る。なお、受信されたデータに問題が有るときは、メイ
ンマイコン9からサブマイコン24へ第1の受信復調部
2の回路を制御するデータの送信から動作が繰り返され
る。
【0029】また、例えば第2の受信復調部3を制御す
る場合には、まずメインマイコン9からサブマイコン2
4へ第2の受信復調部3の回路の制御を開始する制御情
報が送信され、サブマイコン24からメインマイコン9
へ確認の制御情報が戻ると、メインマイコン9からサブ
マイコン24へ第2の受信復調部3の回路を制御するデ
ータが送信される。
【0030】これによりサブマイコン24では、第2の
受信復調部3の回路を制御するための制御情報が形成さ
れる。そしてこの制御情報によって、第2の受信復調部
3の回路の制御が行われると共に、この制御によって得
られる情報信号(データ)が収拾されて、第2の受信復
調部3の動作の制御が行われる。さらにサブマイコン2
4に収拾されたデータがメインマイコン9で受信され
る。
【0031】そして受信されたデータに問題が無いとき
は、メインマイコン9からサブマイコン24へ第2の受
信復調部3の回路の制御を終了する制御情報が送信さ
れ、サブマイコン24からメインマイコン9へ確認の制
御情報が戻ると第2の受信復調部3の制御が終了され
る。なお、受信されたデータに問題が有るときは、メイ
ンマイコン9からサブマイコン24へ第2の受信復調部
3の回路を制御するデータの送信から動作が繰り返され
る。
【0032】このようにして、メインマイコン9からサ
ブマイコン24を通じて、第1の受信復調部2及び第2
の受信復調部3の動作の制御が行われる。なお、具体的
な制御情報の内容としては、上述のように、例えばそれ
ぞれの回路に対して受信のための周波数、周波数ステッ
プ、選局パラメータ等の設定が行われ、これに伴って受
信信号のキャリアノイズ比(C/N比)、ビットエラー
レート、ロック情報、ステータス情報等の検出が行われ
て受信復調がなされるものである。
【0033】そしてこの装置において、例えばメインマ
イコン9からサブマイコン24へ任意の受信復調部の制
御情報が送信されてから、サブマイコン24に収拾され
たデータがメインマイコン9で受信されるまでの間は、
メインマイコン9は、例えばこの他のデコーダ4や表示
処理部5、音声処理部7の制御を行うことができる。す
なわちサブマイコン24を用いて受信復調部の制御を行
わせることにより、メインマイコン9の処理の負担を軽
減することができるものである。
【0034】またその場合に、メインマイコン9に設け
られる処理のためのソフトウェアには、例えばサブマイ
コン24に対してそれぞれ受信復調部の制御の開始と終
了を確認するコマンドを追加で設けるだけでよく、制御
の内容は従来の1個の受信復調部に対する制御と変わら
ないので、ソフトウェアの全体を新たに開発するなどの
必要性を生じることがない。
【0035】一方、サブマイコン24においては、通
常、上述の第1の受信復調部2及び第2の受信復調部3
の動作の制御程度では、処理能力に余裕が生じるもので
あり、例えば第2の受信復調部3と同等の受信復調部を
さらに設けて、3以上のテレビジョン信号を受信復調
し、3画面以上の合成画像を形成する場合にも、上述の
第1の受信復調部2に設けられるサブマイコン24のみ
で制御を行うことができるものである。
【0036】従って上述の実施形態において、第1の受
信復調部に受信復調に係わる制御を行う制御手段が設け
られ、この制御手段により第1及び第2の受信復調部の
制御が行われるようにしたことによって、主制御手段の
負担を増加させずに容易に各受信復調部の制御を行うこ
とができると共に、構成する素子数の増加による製造コ
ストの上昇などの恐れも解消することができる。
【0037】これによって、従来の装置及び方法では、
例えば主制御手段で複数の受信復調部の制御を個別に行
うことは主制御手段の負担が極めて増加し、そのための
ソフトウェア等も新たに開発する必要が生じ、また各受
信復調部に個別に制御手段を搭載することは、構成する
素子数の増加で機器全体の製造コストを上昇させるなど
の恐れがあり、従来はこれらの問題点を解消することが
できなかったものを、本発明によればこれらの問題点を
容易に解消することができるものである。
【0038】こうして本発明によれば、表示面の大部分
に表示される第1の画面と表示面の一部分に表示される
第2の画面とからなる合成画像を表示する機能の設けら
れたテレビジョン受信装置であって、第1の画面を形成
する第1のテレビジョン信号を受信復調する第1の受信
復調部と、第2の画面を形成する第2のテレビジョン信
号を受信復調する第2の受信復調部とを有し、第1の受
信復調部には受信復調に係わる制御を行う制御手段が設
けられ、この制御手段により第1及び第2の受信復調部
の制御が行われることにより、主制御手段の負担を増加
させずに容易に各受信復調部の制御を行うことができる
ものである。
【0039】また、本発明によれば、表示面の大部分に
表示される第1の画面と表示面の一部分に表示される第
2の画面とからなる合成画像を表示する機能の設けられ
たテレビジョン受信装置の制御方法であって、第1の画
面を形成する第1のテレビジョン信号を受信復調する第
1の受信復調部に受信復調に係わる制御を行う制御手段
が設けられ、機器全体を制御する主制御手段からの制御
情報に従って制御手段による第1の受信復調部の制御が
行われると共に、第1の受信復調部に設けられた制御手
段により第2の画面を形成する第2のテレビジョン信号
を受信復調する第2の受信復調部の制御も行われること
により、主制御手段の負担を増加させずに容易に各受信
復調部の制御を行うことができるものである。
【0040】なお本発明は、上述の説明した実施の形態
に限定されるものではなく、本発明の精神を逸脱するこ
となく種々の変形が可能とされるものである。
【0041】
【発明の効果】従って請求項1の発明によれば、複数の
受信復調部の設けられるテレビジョン受信装置におい
て、第1の受信復調部に受信復調に係わる制御を行う制
御手段が設けられ、この制御手段により第1及び第2の
受信復調部の制御が行われるようにしたことによって、
主制御手段の負担を増加させずに容易に各受信復調部の
制御を行うことができると共に、構成する素子数の増加
による製造コストの上昇などの恐れも解消することがで
きるものである。
【0042】また請求項2の発明によれば、機器全体を
制御する主制御手段からの制御情報が第1の受信復調部
に設けられた制御手段に供給され、主制御手段からの制
御情報に従って制御手段による第1及び第2の受信復調
部の制御が行われることによって、複数の受信復調部に
対する制御を容易に行うことができるものである。
【0043】さらに請求項3の発明によれば、複数の受
信復調部の設けられるテレビジョン受信装置の制御方法
において、第1の受信復調部に受信復調に係わる制御を
行う制御手段が設けられ、この制御手段により第1及び
第2の受信復調部の制御が行われるようにしたことによ
って、主制御手段の負担を増加させずに容易に各受信復
調部の制御を行うことができると共に、構成する素子数
の増加による製造コストの上昇などの恐れも解消するこ
とができるものである。
【0044】また請求項4の発明によれば、主制御手段
からの制御情報には、第1及び第2の受信復調部を特定
するための識別情報と、第1及び第2の受信復調部の制
御するための制御情報とが設けられることによって、容
易に複数の受信復調部に対する制御を行うことができる
ものである。
【0045】これによって、従来の装置及び方法では、
例えば主制御手段で複数の受信復調部の制御を個別に行
うことは主制御手段の負担が極めて増加し、そのための
ソフトウェア等も新たに開発する必要が生じ、また各受
信復調部に個別に制御手段を搭載することは、構成する
素子数の増加で機器全体の製造コストを上昇させるなど
の恐れがあり、従来はこれらの問題点を解消することが
できなかったものを、本発明によればこれらの問題点を
容易に解消することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるテレビジョン受信装置及びその制
御方法を適用した例えばデジタル方式のテレビジョン受
像機の一実施形態の構成を示すブロック図である。
【図2】その動作の説明のための図である。
【図3】地上波デジタル放送の説明のための図である。
【図4】PinP機能の説明のための図である。
【符号の説明】
1…受信アンテナ、2…第1の受信復調部、3…第2の
受信復調部、4…MPEG2方式のデコーダ、5…表示
処理部、6…陰極線管、7…音声処理部、8…スピー
カ、9…メインマイクロコンピュータ、10…リモコン
受信部、11…フロントパネル、20…分配器、21,
31…周波数選択部、22,32…復調部、23,33
…誤り訂正部、24…サブマイクロコンピュータ、2
5,35…IICバス

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示面の大部分に表示される第1の画面
    と前記表示面の一部分に表示される第2の画面とからな
    る合成画像を形成する機能の設けられたテレビジョン受
    信装置であって、 前記第1の画面を形成する第1のテレビジョン信号を受
    信復調する第1の受信復調部と、 前記第2の画面を形成する第2のテレビジョン信号を受
    信復調する第2の受信復調部とを有し、 前記第1の受信復調部には前記受信復調に係わる制御を
    行う制御手段が設けられ、 前記制御手段により前記第1及び第2の受信復調部の制
    御が行われることを特徴とするテレビジョン受信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のテレビジョン受信装置に
    おいて、 機器全体を制御する主制御手段からの制御情報が前記第
    1の受信復調部に設けられた制御手段に供給され、 前記主制御手段からの制御情報に従って前記制御手段に
    よる前記第1及び第2の受信復調部の制御が行われるこ
    とを特徴とするテレビジョン受信装置。
  3. 【請求項3】 表示面の大部分に表示される第1の画面
    と前記表示面の一部分に表示される第2の画面とからな
    る合成画像を表示する機能の設けられたテレビジョン受
    信装置の制御方法であって、 前記第1の画面を形成する第1のテレビジョン信号を受
    信復調する第1の受信復調部に前記受信復調に係わる制
    御を行う制御手段が設けられ、 機器全体を制御する主制御手段からの制御情報に従って
    前記制御手段による前記第1の受信復調部の制御が行わ
    れると共に、 前記第1の受信復調部に設けられた制御手段により前記
    第2の画面を形成する第2のテレビジョン信号を受信復
    調する第2の受信復調部の制御も行われることを特徴と
    するテレビジョン受信装置の制御方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のテレビジョン受信装置の
    制御方法において、 前記主制御手段からの制御情報には、 前記第1及び第2の受信復調部を特定するための識別情
    報と、 前記第1及び第2の受信復調部の制御するための制御情
    報とが設けられることを特徴とするテレビジョン受信装
    置の制御方法。
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