JP2000253379A - 情報送受信システム及び情報受信装置並びに情報受信方法 - Google Patents

情報送受信システム及び情報受信装置並びに情報受信方法

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JP2000253379A
JP2000253379A JP11048039A JP4803999A JP2000253379A JP 2000253379 A JP2000253379 A JP 2000253379A JP 11048039 A JP11048039 A JP 11048039A JP 4803999 A JP4803999 A JP 4803999A JP 2000253379 A JP2000253379 A JP 2000253379A
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Tomotake Sato
友健 佐藤
Takatoshi Shirosugi
孝敏 城杉
Yutaka Igarashi
豊 五十嵐
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 変調方式、データ形式、操作方法等が異なる
放送データを1台の受信装置で受信可能とする。 【解決手段】 加入者宅907には、デジタル衛星放送
データ904、デジタル地上波放送データ905及びデ
ジタルCATV放送データ906を受信する受信装置9
18が設けられている。受信装置918はインターネッ
ト912を介して送受信装置917に接続されている。
送受信装置917内の記憶装置915には、各放送デー
タ904,905,906を選択するための副情報が記
憶されている。利用者が放送データを見る際には、情報
要求データ910が送受信装置917に送られ、送受信
装置917から情報要求データ910に応じた副情報9
14が受信装置918に送信される。受信装置918で
は、副情報914に基づいて放送データ904,90
5,906の中の一つを選択して受信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衛星、地上波、C
ATV(Cable Television)伝送路、インターネットなど
を利用した情報送受信システム、及び該システムに用い
られる情報受信装置並びに情報受信方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン放送やラジオ放送は現在デ
ジタル化が進行している。しかしながら、衛星放送、地
上波放送、ケーブルテレビなど様々な情報伝送経路があ
り、それらは伝送方式が異なるため、各伝送経路に対し
て現状では別々の番組受信装置が必要となっている。こ
のため、利用者の経済的負担は大きい。このような状況
において、複数の伝送経路で送信された番組を同一の受
信装置で受信するための受信装置が考えられ始めてい
る。
【0003】例えば、日経エレクトロニクス,1998
年,No.724の105ページには、複数の伝送経路
及び伝送方式で送信されたデータを1台で受信できる受
信装置について記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように複数の伝
送経路で送信された番組を同一の装置で受信するための
装置が考えられ始めている。上記の受信装置の構成で
は、複数の伝送経路で送信される複数の変調方式のデー
タを1台で受信可能である。
【0005】しかしながら、複数の伝送経路は、多くの
場合それぞれ別の放送事業者が運営しており、単に変調
方式が異なるだけでなく、提供するサービス内容や送信
する情報のデータ構造などが全く異なっている。また、
それに伴って受信装置のハードウェア構成も異なってい
る。このため、複数の放送事業者が提供する放送を1台
の受信装置で受信するためには、各放送事業者の規格に
対応させるためのソフトウェアやハードウェアをすべて
搭載する必要があり、受信装置の複雑化や価格上昇の原
因となっている。
【0006】また、電子番組ガイド等のデータ形式や操
作方法は放送事業者によって異なっているため、利用者
の操作が煩雑になり、共用受信装置の普及を妨げてい
る。
【0007】本発明の課題は、変調方式、データ形式、
操作方法等が異なる放送データを1台の受信装置で受信
可能であり、しかもインタラクティブ(双方向的)かつ
統一的な操作方法で簡単に使用できる情報送受信システ
ム、及び該システムに用いられる情報受信装置並びに情
報受信方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の情報送受信システムは、映像データや音声
データなどを含む主情報を送信するとともに、各々伝送
方式が異なる複数の情報送信手段と、前記各情報送信手
段から送信されてくる主情報を受信する情報受信手段
と、前記主情報の中から任意の主情報を選択するための
副情報が記憶され、前記情報受信手段との間で送受信可
能な情報送受信手段とを備え、前記情報送受信手段は、
前記情報受信手段からの情報要求データを受信したと
き、該情報要求データに応じて副情報を情報受信手段に
送信する一方、前記情報受信手段は、前記情報送受信手
段からの副情報に基づいて前記主情報の一部を選択して
受信することを特徴としている。
【0009】上記構成によれば、情報受信手段の使用者
は情報送信手段から送信されてくる主情報の中の一部を
受信する際には、情報送受信手段に対して情報要求デー
タを送る。そうすると、情報送受信手段は、送られてき
た情報要求データに応じて副情報を情報受信手段に送信
する。そして情報受信手段では、送信されてきた副情報
に基づいて主情報の一部を選択して受信することができ
る。
【0010】情報受信手段の使用者が情報送受信手段に
対して情報要求データを送ったとき、に、副情報を情報
受信手段ではなく情報送信手段に送信するようにしても
よい。この場合は、副情報は情報送信手段から情報受信
手段に送信される。
【0011】副情報を情報送受信手段に入力して予め記
憶させておいてもよいが、各情報送信手段から送信し、
情報送受信手段内部の記憶手段に記憶させることも可能
である。
【0012】本発明の情報送受信システムとしては、上
記情報送信手段を含んでいなくてもよい。すなわち、本
発明の情報送受信システムは、映像データや音声データ
などを含む主情報を受信する情報受信手段と、前記主情
報の中から任意の主情報を選択するための副情報が記憶
され、前記情報受信手段との間で送受信可能な情報送受
信手段とを備え、前記情報送受信手段は、前記情報受信
手段からの情報要求データを受信したとき、該情報要求
データに応じて副情報を情報受信手段に送信する一方、
前記情報受信手段は、前記情報送受信手段からの副情報
に基づいて前記主情報の一部を選択して受信することを
特徴としている。
【0013】また、前記情報受信手段と前記情報送受信
手段は双方向通信が可能な手段を介して互いに接続され
ている。
【0014】上記情報送受信システムに用いられる情報
受信装置も本発明である。
【0015】すなわち、本発明の情報受信装置は、複数
の情報送信手段から送信される、各々変調方式が異なっ
た信号を復調する複数の復調手段と、前記復調手段が出
力するデータの中から特定のデータを選択分離する受信
情報選択分離手段と、復調方式設定情報の要求信号を送
信可能な要求信号送信手段とを備え、前記要求信号送信
手段から復調方式設定情報の要求信号を送信したとき、
その結果として情報受信装置本体が受信した信号を、前
記複数の復調手段のうちのいずれかの復調手段で復調す
る一方、前記受信情報選択分離手段は、該復調手段が出
力するデータの中から復調方式設定情報を分離し、その
復調方式設定情報に応じて、当該受信情報選択分離手段
に入力されたデータの中から選択分離すべきデータを決
定することを特徴としている。
【0016】上記構成によれば、要求信号送信手段から
復調方式設定情報の要求信号を送信すると、情報受信装
置本体が情報送信手段から信号を受信する。この受信し
た信号は、複数の復調手段のうちのいずれかの復調手段
で復調され出力される。そして受信情報選択分離手段
は、復調手段から出力されるデータの中から復調方式設
定情報を分離し、その復調方式設定情報に応じてデータ
の中から選択分離すべきデータを決定する。
【0017】また、上記構成の情報受信装置において
は、要求信号送信手段から要求信号を送信したとき、そ
の結果としての前記信号を、前記復調手段で受信するよ
うに、もしくは前記要求信号送信手段で受信するように
構成することができる。さらに、前記受信情報選択分離
手段で選択分離された特定のデータを一旦記憶するため
の記憶手段を設けることができる。
【0018】また、本発明の情報受信装置は、複数の情
報送信手段から送信される、各々変調方式が異なった信
号を復調する多方式共用復調手段と、前記多方式共用復
調手段が出力するデータの中から特定のデータを選択分
離する受信情報選択分離手段と、復調方式設定情報の要
求信号を送信可能な要求信号送信手段とを備え、前記要
求信号送信手段から復調方式設定情報の要求信号を送信
したとき、その結果として情報受信装置本体が受信した
信号を、前記多方式共用復調手段で復調する一方、前記
受信情報選択分離手段は、該多方式共用復調手段が出力
するデータの中から復調方式設定情報を分離し、その復
調方式設定情報に応じて該多方式共用復調手段での復調
方式を決定することを特徴としている。
【0019】上記構成によれば、要求信号送信手段から
復調方式設定情報の要求信号を送信すると、情報受信装
置本体が情報送信手段から信号を受信する。この受信し
た信号は、多方式共用復調手段で復調され出力される。
そして受信情報選択分離手段は、多方式共用復調手段か
ら出力されるデータの中から復調方式設定情報を分離
し、その復調方式設定情報に応じて該多方式共用復調手
段での復調方式を決定する。
【0020】また、上記構成の情報受信装置において
は、要求信号送信手段から要求信号を送信したとき、そ
の結果としての前記信号を、前記復調手段で受信するよ
うに、もしくは前記要求信号送信手段で受信するように
構成することができる。さらに、前記受信情報選択分離
手段で選択分離された特定のデータを一旦記憶するため
の記憶手段を設けることができる。
【0021】復調方式選択情報要求を出さないタイプの
情報受信装置も本発明である。
【0022】すなわち、本発明の情報受信装置は、複数
の情報送信手段から送信される、各々変調方式が異なっ
た信号を復調する復調手段と、前記復調手段が出力する
データの中から特定のデータを選択分離する受信情報選
択分離手段とを備え、情報受信装置本体が受信した信号
を前記復調手段のうちのいずれかの復調手段で復調する
一方、前記受信情報選択分離手段は、該復調手段が出力
するデータの中から復調方式設定情報を分離し、その復
調方式設定情報に応じて、当該受信情報選択分離手段に
入力されたデータの中から選択分離すべきデータを決定
することを特徴としている。
【0023】さらに、本発明の情報受信装置は、複数の
情報送信手段から送信される、各々変調方式が異なった
信号を復調する多方式共用復調手段と、前記多方式共用
復調手段が出力するデータの中から特定のデータを選択
分離する受信情報選択分離手段とを備え、情報受信装置
本体が受信した信号を前記多方式共用復調手段で復調す
る一方、前記受信情報選択分離手段は、該多方式共用復
調手段が出力するデータの中から復調方式設定情報を分
離し、その復調方式設定情報に応じて該多方式共用復調
手段での復調方式を決定することを特徴としている。
【0024】また、上述の各情報受信装置を搭載したテ
レビジョン装置も本発明である。すなわち、本発明は、
複数の変調方式の信号をそれぞれ受信可能な複数のチュ
ーナと、該チューナで受信した信号を復調する情報受信
手段と、該情報受信手段の出力する映像信号を映像とし
て表示可能な信号に変換する映像表示回路と、該映像表
示回路の出力信号に基づいて映像を表示する映像表示デ
バイスとを備えたテレビジョン装置において、前記情報
受信手段として、変調信号の入力が3つあるタイプの情
報受信装置のいずれかを搭載したことを特徴としてい
る。
【0025】また、本発明は、複数の変調方式の信号を
それぞれ受信可能な複数のチューナと、該複数のチュー
ナの出力信号の内の1つを選択する信号選択手段と、該
信号選択手段で選択した信号を復調する情報受信手段
と、該情報受信手段の出力する映像信号を映像として表
示可能な信号に変換する映像表示回路と、該映像表示回
路の出力信号に基づいて映像を表示する映像表示デバイ
スとを備えたテレビジョン装置において、前記情報受信
手段として、変調信号の入力が3つあるタイプの情報受
信装置を搭載したことを特徴としている。
【0026】さらに、本発明は、複数の変調方式の信号
を受信可能な共用チューナと、該共用チューナで受信し
た信号を復調する情報受信手段と、該情報受信手段の出
力する映像信号を映像として表示可能な信号に変換する
映像表示回路と、該映像表示回路の出力信号に基づいて
映像を表示する映像表示デバイスとを備えたテレビジョ
ン装置において、前記情報受信手段として、上述の情報
受信装置のいずれかを搭載したことを特徴としている。
【0027】また、本発明の情報受信方法は、変調方式
が異なる複数の信号を多方式共用復調回路で受信する際
に、復調方式設定情報の要求信号を送信し、その結果と
して受信した信号を前記多方式共用復調回路で復調する
一方、該多方式共用復調回路から出力されるデータの中
から復調方式設定情報を分離し、その分離した復調方式
設定情報に応じて前記多方式共用復調回路での復調方式
を決定し、その決定した復調方式での受信を前記多方式
共用復調回路に対して指示することを特徴としている。
【0028】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面に従って説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の実施の形態1を示して
おり、家庭用デジタル放送受信装置100の構成図であ
る。図1に示すように、家庭用デジタル放送受信装置1
00は、デジタル衛星放送復調回路102、デジタル地
上波放送復調回路105、ケーブル伝送路復調回路10
8、ケーブル伝送路変調回路111、受信情報選択分離
回路113、映像音声復号変換回路115およびマイク
ロプロセッサ119を備えている。
【0029】デジタル衛星放送復調回路102にはデジ
タル衛星放送信号101が、デジタル地上波放送復調回
路105にはデジタル地上波放送信号104が、ケーブ
ル伝送路復調回路108にはケーブル伝送路信号107
がそれぞれ入力され、デジタル衛星放送復調回路102
からはデジタル衛星放送データ103が、デジタル地上
波放送復調回路105からはデジタル地上波放送データ
106が、ケーブル伝送路復調回路108からはケーブ
ル伝送路データ109がそれぞれ受信情報選択分離回路
113に出力されるよう構成されている。また、受信情
報選択分離回路113からは選択後デジタル放送映像音
声データ114が映像音声復号変換回路115に出力さ
れ、映像音声復号変換回路115からは映像音声信号1
16が出力されるようになっている。
【0030】マイクロプロセッサ119には、受信情報
選択分離回路113から番組付加情報118と、外部か
らのリモコン等の操作入力120とが入力され、またマ
イクロプロセッサ119からは、ケーブル伝送路変調回
路111に番組付加情報要求データ112が、受信情報
選択分離回路113にデジタル放送データ選択信号11
7と番組付加情報分離要求信号126がそれぞれ出力さ
れるよう構成されている。さらに、ケーブル伝送路変調
回路111からは変調番組付加情報要求データ110が
出力されるようになっている。
【0031】上記構成において、家庭用デジタル放送受
信装置100の使用者は、操作入力120により、番組
視聴、予約又は録画の指示をする。例えば番組録画をす
る場合、録画を指示することによってマイクロプロセッ
サ119は、番組付加情報要求データ112をケーブル
伝送路変調回路111に送る。ケーブル伝送路変調回路
111は受けた番組付加情報要求データ112をケーブ
ル(CATV)伝送路で伝送可能な変調番組付加情報要
求データ110に変換して出力する。変調番組付加情報
要求データ110はケーブル伝送路やインターネット等
の通信経路を経由して、例えば図9の番組付加情報送受
信装置917へ番組付加情報要求を伝える。そうする
と、番組付加情報送受信装置917内の番組付加情報記
憶装置915から番組付加情報が読み出され、その番組
付加情報は変調番組付加情報914に変換されて送信さ
れ、例えば図1のケーブル伝送路信号107としてケー
ブル伝送路復調回路108に入力されて復調される。そ
して、ケーブル伝送路復調回路108は、ケーブル伝送
路データ109を受信情報選択分離回路113に出力す
る。なお、ここでは番組付加情報を受信するためにケー
ブル伝送路復調回路108を使用しているが、デジタル
衛星放送復調回路102やデジタル地上波放送復調回路
105を使用してもよく、あるいはデジタル衛星放送復
調回路102、デジタル地上波放送復調回路105、ケ
ーブル伝送路復調回路108の内の複数を使用してもよ
い。
【0032】次に、マイクロプロセッサ119は受信情
報選択分離回路113に番組付加情報分離要求信号12
6を送信する。受信情報選択分離回路113はケーブル
伝送路データ109の中から、番組付加情報118を分
離してマイクロプロセッサ119に送信する。番組付加
情報118は、これから受信、録画、または録画予約し
ようとする番組のチャンネルや変調方式、送信される伝
送経路に関する情報を含んでいる。マイクロプロセッサ
119は番組付加情報118を解釈し、デジタル放送デ
ータ選択信号117によってデジタル衛星放送データ1
03、デジタル地上波放送データ106、ケーブル伝送
路データ109の中から選択すべきデータを受信情報選
択分離回路113に指示する。なお、ここではデジタル
衛星放送データ103、デジタル地上波放送データ10
6、ケーブル伝送路データ109の3種類の中から、選
択後デジタル放送映像音声データ114を選択している
が、2種類の中から選択してもよいし、他の復調方式を
含めた4種類以上のデータの中から選択してもよい。
【0033】受信情報選択分離回路113はデジタル放
送データ選択信号117によって示されるデータを選択
して、選択後デジタル放送映像音声データ114として
映像音声復号変換回路115に出力する。映像音声復号
変換回路115は選択後デジタル放送映像音声データ1
14を映像音声信号116に変換して出力する。ただ
し、映像音声信号116はテレビジョン受像機等に入力
可能なアナログまたはデジタルの信号である。
【0034】家庭用デジタル放送受信装置100の使用
者が、受信装置と双方向的にやりとりしながら操作を進
めていく方式は一般に“インタラクティブな操作”と呼
ばれているが、本実施の形態における番組付加情報要求
データ112と番組付加情報118を用いてインタラク
ティブな操作を実現できる。番組付加情報118には、
単に受信情報選択分離回路113を制御するための情報
だけでなく、使用者に対して表示する映像(動画または
静止画)や音声あるいはプログラムコードの情報を含め
ることができる。これにより、使用者は表示される映像
を見ながら、多異経路伝送番組の中から興味のある番組
を探すことができる。
【0035】図1では変調番組付加情報要求データ11
0とケーブル伝送路信号107は分離して描かれている
が、これはそれらが情報として分かれているということ
であり、実際は単一の通信経路上の双方向通信として動
作させる場合がある。また、ケーブル伝送路変調回路1
11は公衆電話回線を対象としたモデム回路やデジタル
網のアダプタであってもよい。実際の受信装置では変調
方式あるいは伝送方式に適したチューナ回路が必要であ
り、番組付加情報118によって使用すべきチューナを
選択してもよい。
【0036】本実施の形態では、ある伝送方式で送信さ
れた番組付加情報を受信し、別の伝送方式で送られる信
号を、前記の番組付加情報に応じて受信方式を選択して
受信する特徴を有している。このような特徴により、本
実施の形態の家庭用デジタル放送受信装置は、例えばデ
ジタル衛星放送、デジタル地上波放送、デジタルCAT
V放送等の複数の異なる伝送経路や方式で送信される複
数の放送に対して、受信装置の使用者は、その要求に応
じてインタラクティブかつ放送事業者の違いに依存しな
い統一的な操作で番組予告映像等を見ることができ、ま
た同様にインタラクティブかつ統一的な操作で番組を選
択し視聴することが可能となる。
【0037】なお、本実施の形態では、各復調回路10
2,105,108、受信情報選択分離回路113、マ
イクロプロセッサ119が別々の回路として記載してあ
るが、これらの内の複数が単一の半導体チップに搭載さ
れていてもよい。また、これら回路と同等の機能をソフ
トウェア処理によって実現してもよい。
【0038】(実施の形態2)図2は、本発明の実施の
形態2による家庭用デジタル放送受信装置200の構成
図である。本実施の形態の家庭用デジタル放送受信装置
200は、多方式共用復調回路202、受信情報選択分
離回路213、映像音声復号変換回路115、マイクロ
プロセッサ119およびケーブル伝送路変調回路111
を備えている。映像音声復号変換回路115、マイクロ
プロセッサ119、ケーブル伝送路変調回路111は図
1の場合と同じものである。
【0039】多方式共用復調回路202にはデジタル放
送信号201が入力され、多方式共用復調回路202か
らはデジタル放送データ203が受信情報選択分離回路
213に出力されるよう構成されている。また、マイク
ロプロセッサ119からは、多方式共用復調回路202
に対して復調方式選択信号217が、受信情報選択分離
回路213に対して番組付加情報分離要求信号226が
それぞれ出力されるようになっている。
【0040】なお、選択後デジタル放送映像音声データ
114、映像音声信号116、番組付加情報118、番
組付加情報要求データ112、変調番組付加情報要求デ
ータ110、操作入力120は、図1の場合と同じもの
である。
【0041】図1の場合と同様、家庭用デジタル放送受
信装置200は変調番組付加情報要求データ110によ
って番組付加情報を要求する。デジタル放送信号201
には番組付加情報が含まれている。マイクロプロセッサ
119は復調方式選択信号217を多方式共用復調回路
202に送信し、これから受信しようとする番組付加情
報が含まれているデジタル放送の変調方式に適合する復
調方式で復調するように多方式共用復調回路202を設
定する。
【0042】多方式共用復調回路202は、デジタル放
送信号201を該設定された復調方式で復調してデジタ
ル放送データ203を出力する。マイクロプロセッサ1
19は番組付加情報分離要求信号226を受信情報選択
分離回路213に送信する。これにより、受信情報選択
分離回路213はデジタル放送データ203から番組付
加情報118を分離し、マイクロプロセッサ119に送
信する。上記番組付加情報118は、これから受信、録
画、または録画予約しようとする番組のチャンネルや変
調方式、送信される伝送経路に関する情報を含んでい
る。
【0043】マイクロプロセッサ119は番組付加情報
118を解釈し、復調方式選択信号217を用いて、多
方式共用復調回路202が選択すべき復調方式を設定す
る。多方式共用復調回路202は設定された復調方式で
デジタル放送信号201を復調してデジタル放送データ
203を出力する。図1の場合と同様に、受信情報選択
分離回路213は復調方式選択信号217によって示さ
れるデータを選択して、選択後デジタル放送映像音声デ
ータ114として映像音声復号変換回路115に入力す
る。
【0044】本実施の形態によれば、デジタル衛星放
送、デジタル地上波放送、デジタルCATV放送等を1
台の家庭用デジタル放送受信装置で受信可能であり、ま
た、その家庭用デジタル放送受信装置をインタラクティ
ブかつ統一的な操作方法で操作することができる。
【0045】また、本実施の形態では、多方式共用復調
回路202、受信情報選択分離回路203、マイクロプ
ロセッサ119が別々の回路として記載してあるが、こ
れらの内の複数が単一の半導体チップに搭載されていて
もよい。また、これら回路と同等の機能をソフトウェア
処理によって実現してもよい。
【0046】(実施の形態3)図3は、本発明の実施の
形態3による家庭用デジタル放送受信装置300の構成
図である。本実施の形態の家庭用デジタル放送受信装置
300には、図1のケーブル伝送路変調回路111の代
わりに、公衆電話機回線変復調回路311が設けられて
いる。そして、マイクロプロセッサ119から公衆電話
機回線変復調回路311には番組付加情報要求データ3
12が、逆に公衆電話機回線変復調回路311からマイ
クロプロセッサ119には下り公衆電話回線データ32
2がそれぞれ出力されるよう構成されている。また、公
衆電話機回線変復調回路311からは変調番組付加情報
要求データ310が出力され、公衆電話機回線変復調回
路311には下り公衆電話回線信号321が入力される
ようになっている。他の構成は図1の場合と同じであ
る。
【0047】上記構成において、家庭用デジタル放送受
信装置300の使用者は、リモコン等の操作入力120
により、番組視聴、予約又は録画の指示をする。そうす
ると、マイクロプロセッサ119は、番組付加情報要求
データ312を公衆電話回線変復調回路311に送る。
公衆電話回線変復調回路311は受けた番組付加情報要
求データ312を公衆電話回線で伝送可能な変調番組付
加情報要求データ310に変換して出力する。この際に
公衆電話回線変復調回路311やマイクロプロセッサ1
19は下り公衆電話回線信号321や下り公衆電話回線
データ322を使用して通信相手先との制御を行う。変
調番組付加情報要求データ310はケーブル伝送路やイ
ンターネット等の通信経路を経由して、例えば図9の番
組付加情報送受信装置917へ番組付加情報要求を伝え
る。その後の受信復調処理は図1の場合と同様である。
【0048】本実施の形態によれば、デジタル衛星放
送、デジタル地上波放送、デジタルCATV放送等を1
台の家庭用デジタル放送受信装置で受信可能であり、ま
た、その家庭用デジタル放送受信装置をインタラクティ
ブかつ統一的な操作方法で操作することができる。
【0049】なお、図3では変調番組付加情報要求デー
タ310と下り公衆電話回線信号321は別の矢印で表
わしてあるが、これらは情報が別であることを意味し、
公衆電話回線やデジタル回線等の1つの伝送路を通って
もよい。
【0050】(実施の形態4)図4は、本発明の実施の
形態4による家庭用デジタル放送受信装置400の構成
図である。本実施の形態の家庭用デジタル放送受信装置
400には、図2のケーブル伝送路変調回路111の代
わりに、公衆電話機回線変復調回路311が設けられて
いる。この公衆電話機回線変復調回路311は図3の場
合と同じもので、公衆電話機回線変復調回路311には
番組付加情報要求データ312と下り公衆電話回線信号
321が入力され、公衆電話機回線変復調回路311か
らは変調番組付加情報要求データ310と下り公衆電話
回線データ322が出力されるようになっている。他の
構成は図2の場合と同じである。
【0051】上記構成において、家庭用デジタル放送受
信装置400の使用者は、リモコン等の操作入力120
により、番組視聴、予約又は録画の指示を行うと、図3
の場合と同様、番組付加情報要求データ312が公衆電
話回線変復調回路311に送られ、公衆電話回線変復調
回路311からは変調番組付加情報要求データ310が
出力される。そして、変調番組付加情報要求データ31
0はケーブル伝送路やインターネット等の通信経路を経
由して、例えば図9の番組付加情報送受信装置917へ
番組付加情報要求を伝える。その後の受信復調処理は図
2の場合と同様である。
【0052】本実施の形態によれば、デジタル衛星放
送、デジタル地上波放送、デジタルCATV放送等を1
台の家庭用デジタル放送受信装置で受信可能であり、ま
た、その家庭用デジタル放送受信装置をインタラクティ
ブかつ統一的な操作方法で操作することができる。
【0053】(実施の形態5)図5は、本発明の実施の
形態5による家庭用デジタル放送受信装置500の構成
図である。本実施の形態の家庭用デジタル放送受信装置
500は、図1の家庭用デジタル放送受信装置100に
デジタル番組記憶装置523が追加された構成となって
いる。すなわち、受信情報選択分離回路113と映像音
声復号変換回路115間にデジタル番組記憶装置523
が設けられ、受信情報選択分離回路113からの選択後
デジタル放送映像音声データ114がデジタル番組記憶
装置523に入力され、デジタル番組記憶装置523か
らの再生デジタル放送映像音声データ524が映像音声
復号変換回路115に入力されるように構成されてい
る。また、マイクロプロセッサ119からデジタル番組
記憶装置523に記憶装置制御信号525が入力される
ようになっている。他の構成は図1の場合と同じであ
る。
【0054】上記構成において、図1のところで説明し
たように、受信情報選択分離回路113は、デジタル放
送データ選択信号117によって示されるデータを選択
して、選択後デジタル放送映像音声データ114として
出力する。選択後デジタル放送映像音声データ114
は、デジタル番組記憶装置523へ入力される。一方、
マイクロプロセッサ119は記憶装置制御信号525に
よってデジタル番組記憶装置523の記録動作を開始さ
せる。映像音声復号変換回路115は、デジタル番組記
憶装置525で再生される再生デジタル放送映像音声デ
ータ524を映像音声信号116に変換して出力する。
番組付加情報118に録画番組の放送開始時刻と放送終
了時刻を含めておくことにより、マイクロプロセッサ1
19は、内蔵するカレンダー時計や受信した現在時刻デ
ータと、番組付加情報から抽出した放送開始時刻や放送
終了時刻を比較することにより、設定した日付及び時刻
になった時点で記憶装置制御信号525を使用して、図
1の場合と同様に異なる伝送経路や異なる変調方式の放
送の番組をインタラクティブな操作で予約録画すること
が可能である。
【0055】また、本実施の形態によっても、デジタル
衛星放送、デジタル地上波放送、デジタルCATV放送
等を1台の家庭用デジタル放送受信装置で受信可能であ
る。
【0056】(実施の形態6)図6は、本発明の実施の
形態6による家庭用デジタル放送受信装置600の構成
図である。本実施の形態の家庭用デジタル放送受信装置
600は、図2の家庭用デジタル放送受信装置200に
デジタル番組記憶装置523が追加された構成となって
いる。すなわち、受信情報選択分離回路213と映像音
声復号変換回路115間にデジタル番組記憶装置523
が設けられ、受信情報選択分離回路213からの選択後
デジタル放送映像音声データ114がデジタル番組記憶
装置523に入力され、デジタル番組記憶装置523か
らの再生デジタル放送映像音声データ524が映像音声
復号変換回路115に入力されるように構成されてい
る。また、マイクロプロセッサ119からデジタル番組
記憶装置523に記憶装置制御信号525が入力される
ようになっている。他の構成は図2の場合と同じであ
る。
【0057】本実施の形態でよっても、実施の形態5の
場合と同様に、デジタル放送映像音声データを記録再生
することができるとともに、デジタル衛星放送、デジタ
ル地上波放送、デジタルCATV放送等を1台の家庭用
デジタル放送受信装置で受信可能である。
【0058】(実施の形態7)図7は、本発明の実施の
形態7による家庭用デジタル放送受信装置700の構成
図である。本実施の形態の家庭用デジタル放送受信装置
700は、図3の家庭用デジタル放送受信装置300に
デジタル番組記憶装置523が追加された構成となって
いる。デジタル番組記憶装置523、再生デジタル放送
映像音声データ524および記憶装置制御信号525
は、図5の場合と同じである。また他の構成は図3の場
合と同じである。
【0059】本実施の形態でよっても、実施の形態5の
場合と同様に、デジタル放送映像音声データを記録再生
することができるとともに、デジタル衛星放送、デジタ
ル地上波放送、デジタルCATV放送等を1台の家庭用
デジタル放送受信装置で受信可能である。
【0060】(実施の形態8)図8は、本発明の実施の
形態8による家庭用デジタル放送受信装置800の構成
図である。本実施の形態の家庭用デジタル放送受信装置
800は、図4の家庭用デジタル放送受信装置400に
デジタル番組記憶装置523が追加された構成となって
いる。デジタル番組記憶装置523、再生デジタル放送
映像音声データ524および記憶装置制御信号525
は、図6の場合と同じである。また他の構成は図4の場
合と同じである。
【0061】本実施の形態でよっても、実施の形態5の
場合と同様に、デジタル放送映像音声データを記録再生
することができるとともに、デジタル衛星放送、デジタ
ル地上波放送、デジタルCATV放送等を1台の家庭用
デジタル放送受信装置で受信可能である。
【0062】(実施の形態9)図9は、本発明の実施の
形態9による情報送受信システムを示している。図9に
おいて、901はデジタル衛星放送送信装置、902は
デジタル地上波放送送信装置、903はデジタルCAT
V放送送信装置である。そして、デジタル衛星放送送信
装置901からはデジタル衛星放送データ904が、デ
ジタル地上波放送送信装置902からはデジタル地上波
放送データ905が、デジタルCATV放送送信装置9
03からはデジタルCATV放送データ906がそれぞ
れ出力される。加入者宅907には、デジタル放送記憶
装置909および家庭用デジタル放送受信装置918が
設けられ、デジタル放送記憶装置909と家庭用デジタ
ル放送受信装置918間で番組映像音声データ908が
送受信されるように構成されている。さらに、デジタル
衛星放送データ904、デジタル地上波放送データ90
5およびデジタルCATV放送データ906は家庭用デ
ジタル放送受信装置918で受信されるようになってい
る。
【0063】また、家庭用デジタル放送受信装置918
は、インターネット912を介して番組付加情報送受信
装置917に接続され、番組付加情報送受信装置917
との間で、番組付加情報要求データ910,913およ
び番組付加情報914,911が送受信されるように構
成されている。番組付加情報送受信装置917の内部に
は番組付加情報記憶装置915が設けられ、この番組付
加情報記憶装置915の記憶情報は番組付加情報外部入
力916によって入力される。
【0064】次に、上記構成の情報送受信システムの作
用について説明する。ここでは、デジタル衛星放送、デ
ジタル地上波放送、デジタルCATV放送などの異なる
伝送経路でそれぞれ放送される番組をまとめて多異経路
伝送番組と呼ぶ。
【0065】番組付加情報送受信装置917は、番組付
加情報外部入力916によって入力された番組付加情報
を番組付加情報記憶装置915に記憶させる。ここで、
番組付加情報とは、多異経路伝送番組の放送予定を統一
的な形式で表わした番組ガイドデータや、多異経路伝送
番組で今後放送される予定の番組を紹介する映像や音
声、あるいは多異経路伝送番組中のある番組の特定のシ
ーンの内容を説明するための多異経路伝送番組シーン説
明キーワードデータ等を意味している。
【0066】加入者宅907内の受信装置利用者は、例
えばリモコン装置を利用して家庭用デジタル放送受信装
置918から番組付加情報要求データ910を送信す
る。このデータは例えばインターネット912などの通
信ネットワークを介して番組付加情報要求データ913
となり番組付加情報送受信装置917に入力される。番
組付加情報送受信装置917は番組付加情報要求データ
913に応じて、 番組付加情報記憶装置915から番
組付加情報914を読み出し、インターネット912等
の通信ネットワークを介して番組付加情報911として
家庭用デジタル放送受信装置918へ送信する。
【0067】家庭用デジタル放送受信装置918は、該
番組付加情報911が示すデータに従って、デジタル衛
星放送データ904、デジタル地上波放送データ90
5、デジタルCATV放送データ906の中から受信す
べき放送データと番組を選択する。選択された番組映像
音声データ908はデジタル放送記憶装置909に記憶
されるか、またはテレビジョン等で再生される。
【0068】上記構成の情報送受信システムによれば、
例えばデジタル衛星放送、デジタル地上波放送、デジタ
ルCATV放送等の複数の異なる伝送経路や方式で送信
される複数の放送に対し、受信機使用者の要求に応じて
インタラクティブかつ放送事業者の違いに依存しない統
一的な操作で番組予告映像等を見ることができ、また同
様にインタラクティブかつ統一的な操作で番組を選択
し、それを録画、もしくは録画予約することが可能とな
る。
【0069】また、上記のように放送された番組をデジ
タル放送記憶装置909に記憶させ、一方で受信機使用
者がインタラクティブに要求する番組付加情報911に
特定の番組の特定のシーンに関するデータを使用すれ
ば、録画された多異経路伝送番組の中から該データに対
応した特定の番組の特定のシーンをデジタル番組記憶装
置909から読み出して視聴することができる。
【0070】なお、図9ではインターネットを使用して
いるが、番組付加情報を要求するための通信ネットワー
クは、電話サービス提供企業のデジタル網やCATVオ
ペレータの通信網を使用してもよい。
【0071】(実施の形態10)図10は、本発明の実
施の形態10による情報送受信システムを示している。
本実施の形態では、番組付加情報送受信装置917から
の番組付加情報1014が、加入者宅907の家庭用デ
ジタル放送受信装置918ではなく、デジタル地上波放
送送信装置902へ送信されるようになっている。他の
構成は図9の場合とほぼ同じである。
【0072】上記の構成において、 図9の場合と同様
に、家庭用デジタル放送受信装置918から番組付加情
報要求データ910を送信する。このデータは例えばイ
ンターネット912などの通信ネットワークを介して番
組付加情報要求データ913となり番組付加情報送受信
装置917に入力される。番組付加情報送受信装置91
7は番組付加情報要求データ913に応じて、 番組付
加情報記憶装置915から番組付加情報1014を読み
出し、通信経路を介して例えばデジタル地上波放送送信
装置902へ送信する。デジタル地上波放送送信装置9
02は、番組付加情報1014をデジタル地上波放送デ
ータ905と合成して家庭用デジタル放送受信装置91
8へ送信する。
【0073】家庭用デジタル放送受信装置918は、受
信したデータから番組付加情報とそれ以外のデジタル映
像音声番組データを分離する手段を備える。家庭用デジ
タル放送受信装置918は、分離した該番組付加情報が
示すデータに従って、デジタル衛星放送データ904、
デジタル地上波放送データ905、デジタルCATV放
送データ906の中から受信すべき放送データ、復調方
式、及び番組を選択する。選択された番組映像音声デー
タ908はデジタル番組記憶装置909に記憶される
か、又はテレビジョン等で再生される。
【0074】上記構成の情報送受信システムによれば、
図9の場合と同様の効果を有し、さらに、番組付加情報
1014はデジタル地上波放送データ905とともに家
庭用デジタル放送受信装置918に伝送されるため、デ
ータ伝送が高速であり、動画等を用いた効果的な番組予
告を多異経路伝送番組に対してインタラクティブに提供
することが可能である。
【0075】なお、本実施の形態では番組付加情報10
14はデジタル地上波放送送信装置902から送信され
ているが、デジタルCATV放送送信装置903やデジ
タル衛星放送送信装置901から送信してもよいし、そ
れらの送信装置の複数で送信してもよい。その場合は、
家庭用デジタル放送受信装置918に、デジタル地上波
放送データ905やデジタル衛星放送データ904から
番組付加情報を分離する機能を持たせる必要がある。
【0076】(実施の形態11)図11は、本発明の実
施の形態11による情報送受信システムを示している。
本実施の形態では、番組付加情報送受信装置917の番
組付加情報記憶装置915に対して、デジタル衛星放送
送信装置901、デジタル地上波放送送信装置902、
デジタルCATV放送送信装置903から、番組付加情
報外部入力1119,1120,1121がそれぞれ送
信されるようになっている。他の構成は図9の場合と同
じである。
【0077】上記のように構成すれば、複数の伝送経路
や放送事業者の提供する番組付加情報を直ちに番組付加
情報記憶装置915に入力することができ、図9の構成
の効果に加えて、複数の伝送経路や放送事業者の提供す
る情報を統一的な形式で受信装置の使用者にすばやく提
供できる利点がある。
【0078】(実施の形態12)図12は、本発明の実
施の形態12による情報受信方法を示している。本実施
の形態による情報受信方法を図12および図2を用いて
説明する。ステップ1202において、マイクロプロセ
ッサ119はケーブル伝送路変調回路111に番組付加
情報要求データ112を送信する。ケーブル伝送路変調
回路111はこれを変調し、変調番組付加情報要求デー
タ110は通信経路を経由して家庭用デジタル放送受信
装置とは別の場所に有る情報提供センター等の番組付加
情報送受信装置へ送られる。番組付加情報送受信装置は
その装置内の記憶装置から要求データに応じて番組付加
情報を読み出し、これが通信回線やデータ放送経由で家
庭用デジタル放送受信装置200内のマイクロプロセッ
サ119へ送られる。
【0079】マイクロプロセッサ119はステップ12
03において受信情報選択分離回路213から番組付加
情報118を受信する。ステップ1204において受信
した番組付加情報118を解釈し、その結果に応じて多
方式共用復調回路202に送信すべき復調方式設定デー
タ217を決定する。そしてステップ1205におい
て、ステップ1204で決定した復調方式設定データ2
17を多方式共用復調回路202に送信する。これによ
りデジタル放送番組映像音声データ203が出力され
る。
【0080】上記の方法により、例えばデジタル衛星放
送、デジタル地上波放送、デジタルCATV放送等の複
数の異なる伝送経路や方式で送信される複数の放送に対
し、受信装置の使用者の要求に応じてインタラクティブ
かつ放送事業者の違いに依存しない統一的な操作で番組
をすることが可能となる。また、番組付加情報118
に、使用者に対して表示する映像(動画または静止画)
や音声の情報あるいはプログラムコードを含めることに
よって、使用者は表示される映像を見ながら、多異経路
伝送番組の中から興味のある番組を探すことができる。
【0081】(実施の形態13)図13は、本発明の実
施の形態13による情報受信方法を示している。本実施
の形態による情報受信方法を図13および図6を用いて
説明する。図13において、ステップ1201〜120
5およびステップ1207は図12の場合と同様であ
る。本実施の形態では、ステップ1205の後にステッ
プ1306が実行される。このステップ1306におい
て、デジタル番組記憶装置523に記憶開始データを送
信すると、デジタル番組記憶装置523にデジタル放送
番組映像音声データ114が記憶される。そして、ステ
ップ1306の後はステップ1207が実行される。
【0082】本実施の形態によれば、図12の場合の効
果に加え、復調方式設定データ217を多方式共用復調
回路202に送信する時刻を、番組付加情報118に含
まれる録画開始時刻とすることにより、多異経路伝送番
組の予約録画が可能となる。
【0083】(実施の形態14)図14は、本発明の実
施の形態14によるテレビジョン装置を示している。図
14に示すように、本実施の形態のテレビジョン装置1
400は、衛星放送チューナ1401、地上波放送チュ
ーナ1402、CATVチューナ1403、映像表示回
路1413、映像表示デバイス1415および情報受信
回路14100を備えている。
【0084】衛星放送チューナ1401にはデジタル衛
星放送高周波信号1404が、地上波放送チューナ14
02にはデジタル地上波放送高周波信号1405が、C
ATVチューナ1403にはケーブル伝送路高周波信号
1406がそれぞれ入力され、衛星放送チューナ140
1からはデジタル衛星放送信号14101が、地上波放
送チューナ1402からはデジタル地上波放送信号14
104が、CATVチューナ1403からはケーブル伝
送路信号14107がそれぞれ情報受信回路14100
に対して出力されるように構成されている。
【0085】また、情報受信回路14100からは、変
調番組付加情報要求データ14110と映像信号141
16が出力され、このうち映像信号14116は映像表
示回路1413に入力されるようになっている。さら
に、映像表示回路1413から映像表示デバイス141
5に対して映像表示デバイス制御信号1414が出力さ
れる。
【0086】上記構成のテレビジョン装置1400にお
いて、情報受信回路14100は、変調番組付加情報要
求データ14110を送信する。その結果として外部か
らテレビジョン装置1400に入力されたデジタル衛星
放送高周波信号1404、デジタル地上波放送高周波信
号1405、及びケーブル伝送路高周波信号1406
は、それぞれ衛星放送チューナ1401、地上波放送チ
ューナ1402、及びCATVチューナ1403に入力
され、周波数変換される。衛星放送チューナ1401、
地上波放送チューナ1402、 及びCATVチューナ
1403から出力されるデジタル衛星放送信号1410
1、デジタル地上波放送信号14104、及びケーブル
伝送路信号14107は、情報受信回路14100に入
力される。情報受信回路14100は、変調方式設定情
報を分離し、その変調方式設定情報に応じて復調する方
式を決定する。
【0087】なお、衛星放送チューナ1401、地上波
放送チューナ1402、 及びCATVチューナ140
3は、全て同時に動作していなくともよく、複数のチュ
ーナの内の1つ以上が動作していればよい。
【0088】また、本実施の形態ではチューナが3つあ
る構成になっているが、例えば放送衛星・通信衛星共用
チューナと、地上波・ケーブル共用チューナの合計2つ
の構成としてもよい。
【0089】情報受信回路14100で復調された結果
として出力される映像信号14116は、映像表示回路
1413によって、映像表示デバイス制御信号1414
に変換され、映像表示デバイス1415によって映像と
して表示される。
【0090】なお、本実施の形態では音声回路は省略し
てあるが、実際のテレビジョン装置では映像信号141
16とともに音声信号も出力され、増幅されてスピーカ
等で再生される。
【0091】また、本実施の形態では、変調番組付加情
報要求データ14110を送信することによって番組付
加情報を受信しているが、変調番組付加情報要求データ
14110を送信せずに、放送事業社が決定して送信し
た番組付加情報を受信し、それに応じて復調方式を決定
する構成でもよい。
【0092】本実施の形態によれば、ユーザが変調方式
等を意識することなく、放送事業社や伝送方式に依存し
ない統一的な操作で、複数の変調方式で伝送された番組
を選択し、視聴することが可能なテレビジョン装置を実
現できるという効果がある。
【0093】(実施の形態15)図15は、本発明の実
施の形態15によるテレビジョン装置を示している。図
15に示すように、本実施の形態のテレビジョン装置1
500では、図14の衛星放送チューナ1401、地上
波放送チューナ1402、CATVチューナ1403の
代わりに、多方式共用チューナ1501が設けられてい
る。多方式共用チューナ1501には合成高周波放送信
号1504が入力され、多方式共用チューナ1501か
らはデジタル衛星放送信号14101、デジタル地上波
放送信号14104およびケーブル伝送路信号1410
7が情報受信回路14100に対して出力されるように
構成されている。他の構成は図14の場合と同じであ
る。
【0094】上記構成において、合成高周波放送信号1
504は、例えば通信衛星、放送衛星、地上波、ケーブ
ル伝送路などの異なる伝送路経由で受信した放送を主と
したデータを搬送するそれぞれの高周波信号が合成され
たものである。各高周波信号は、アンテナで受信、また
はケーブルの加入者分岐器から分岐した信号を混合器等
で合成することによって得られる。伝送路が光ケーブル
の場合は、光電変換器の出力を合成する。
【0095】テレビジョン装置1500に入力された合
成高周波放送信号1504は、多方式共用チューナ15
01でデジタル衛星放送信号14101、デジタル地上
波放送信号14104、及びケーブル伝送路信号141
07に変換され、情報受信回路14100に入力され
る。
【0096】なお、本実施の形態でも音声回路は省略さ
れている。また本実施の形態でも、変調番組付加情報要
求データ14110を送信せずに、放送事業社が決定し
て送信した番組付加情報を受信し、それに応じて復調方
式を決定するように構成することができる。本実施の形
態の場合も、実施の形態14と同様な効果を得ることが
できる。
【0097】(実施の形態16)図16は、本発明の実
施の形態16によるテレビジョン装置を示している。図
16に示すように、本実施の形態のテレビジョン装置1
600には放送信号選択回路1616が設けられ、衛星
放送チューナ1401からのデジタル衛星放送信号14
07、地上波放送チューナ1402からのデジタル地上
波放送信号1408、CATVチューナ1403からの
ケーブル伝送路信号1409がそれぞれ放送信号選択回
路1616に入力され、放送信号選択回路1616から
情報受信回路16200に放送信号16201が出力さ
れるようになっている。他の構成は図14の場合と同じ
である。
【0098】上記構成において、情報受信回路1620
0は、変調番組付加情報要求データ14110を送信す
る。その結果として外部からテレビジョン装置1600
に入力されたデジタル衛星放送高周波信号1404、デ
ジタル地上波放送高周波信号1405、及びケーブル伝
送路高周波信号1406は、それぞれ衛星放送チューナ
1401、地上波放送チューナ1402、 及びCAT
Vチューナ1403に入力され、周波数変換される。衛
星放送チューナ1401、地上波放送チューナ140
2、 及びCATVチューナ1403から出力されるデ
ジタル衛星放送信号1407、デジタル地上波放送信号
1408、及びケーブル伝送路信号1409は、放送信
号選択回路1616に入力される。放送信号選択回路1
616によって選択された放送信号16201が情報受
信回路16200に入力される。
【0099】なお、本実施の形態でも音声回路は省略さ
れている。また本実施の形態でも、変調番組付加情報要
求データ14110を送信せずに、放送事業社が決定し
て送信した番組付加情報を受信し、それに応じて復調方
式を決定するように構成することができる。本実施の形
態の場合も、実施の形態14と同様な効果を得ることが
できる。
【0100】(実施の形態17)図17は、本発明の実
施の形態17によるテレビジョン装置を示している。図
17に示すように、本実施の形態のテレビジョン装置1
700には、図15と同様の多方式共用チューナ150
1が設けられているが、この多方式共用チューナ150
1から出力される放送信号16201が情報受信回路1
6200に入力されるようになっている。
【0101】上記構成において、情報受信回路1620
0は、変調番組付加情報要求データ14110を送信す
る。その結果として外部からテレビジョン装置1700
に入力された合成高周波放送信号1504は、多方式共
用チューナ1501で放送信号16201に変換され情
報受信回路16200に入力される。
【0102】なお、本実施の形態でも音声回路は省略さ
れている。また本実施の形態でも、変調番組付加情報要
求データ14110を送信せずに、放送事業社が決定し
て送信した番組付加情報を受信し、それに応じて復調方
式を決定するように構成することができる。本実施の形
態の場合も、実施の形態14と同様な効果を得ることが
できる。
【0103】(実施の形態18)図18は、本発明の実
施の形態18による家庭用デジタル放送受信装置180
0の構成図である。電子番組ガイドが放送番組データの
中に含まれている場合、受信装置から復調方式選択情報
要求を出す必要がないので、例えば図1に示したケーブ
ル伝送路変調回路111等は不要となる。本実施の形態
の家庭用デジタル放送受信装置1800には、図1のケ
ーブル伝送路変調回路111に相当する構成要素が含ま
れていない。他の構成は図1の場合と同じである。
【0104】上記構成において、各デジタル衛星放送復
調回路102、デジタル地上波放送復調回路105、ケ
ーブル伝送路復調回路108がそれぞれ出力するデジタ
ル衛星放送データ103、デジタル地上波放送データ1
06、ケーブル伝送路データ109の中から、受信情報
選択分離回路113は復調方式設定情報を分離し、その
復調方式設定情報に応じて、デジタル衛星放送データ1
03、デジタル地上波放送データ106、ケーブル伝送
路データ109の中から選択分離すべきデータを決定す
ることができる。
【0105】(実施の形態19)図19は、本発明の実
施の形態19による家庭用デジタル放送受信装置190
0の構成図である。本実施の形態では、図2に示した家
庭用デジタル放送受信装置200からケーブル伝送路変
調回路111等を取り除いた構成となっている。
【0106】このように構成しても、多方式共用復調回
路202から出力されるデジタル放送データ203の中
から、受信情報選択分離回路213は復調方式設定情報
を分離し、その復調方式設定情報に応じて、デジタル放
送データ203の中から選択分離すべきデータを決定す
ることができる。
【0107】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
デジタル衛星放送、デジタル地上波放送、デジタルCA
TV放送等の複数の異なる伝送経路や方式で送信される
複数の放送を1台の受信装置で受信することが可能とな
る。
【0108】また、受信装置の使用者の要求に応じて、
インタラクティブかつ放送事業者の違いに依存しない統
一的な操作で、番組ガイドや番組予告映像等を見ること
ができ、また同時にインタラクティブかつ統一的な操作
で、見たい番組を簡単に選択し、それを伝送経路を意識
することなく視聴、録画、あるいは録画予約することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による情報受信装置の構
成図である。
【図2】本発明の実施の形態2による情報受信装置の構
成図である。
【図3】本発明の実施の形態3による情報受信装置の構
成図である。
【図4】本発明の実施の形態4による情報受信装置の構
成図である。
【図5】本発明の実施の形態5による情報受信装置の構
成図である。
【図6】本発明の実施の形態6による情報受信装置の構
成図である。
【図7】本発明の実施の形態7による情報受信装置の構
成図である。
【図8】本発明の実施の形態8による情報受信装置の構
成図である。
【図9】本発明の実施の形態9による情報送受信システ
ムの構成図である。
【図10】本発明の実施の形態10による情報送受信シ
ステムの構成図である。
【図11】本発明の実施の形態11による情報送受信シ
ステムの構成図である。
【図12】本発明の実施の形態12による情報受信方法
を示したフローチャートである。
【図13】本発明の実施の形態13による情報受信方法
を示したフローチャートである。
【図14】本発明の実施の形態14によるテレビジョン
装置の構成図である。
【図15】本発明の実施の形態15によるテレビジョン
装置の構成図である。
【図16】本発明の実施の形態16によるテレビジョン
装置の構成図である。
【図17】本発明の実施の形態17によるテレビジョン
装置の構成図である。
【図18】本発明の実施の形態18による情報受信装置
の構成図である。
【図19】本発明の実施の形態19による情報受信装置
の構成図である。
【符号の説明】
102 デジタル衛星放送復調回路(復調手段) 105 デジタル地上波放送復調回路(復調手段) 108 ケーブル伝送路復調回路(復調手段) 111 ケーブル伝送路変調回路(要求信号送信手段) 113 受信情報選択分離回路(受信情報選択分離手
段) 119 マイクロプロセッサ 202 多方式共用復調回路(多方式共用復調手段) 213 受信情報選択分離回路(受信情報選択分離手
段) 311 公衆電話回線変復調回路(要求信号送信手段) 523 デジタル番組記憶装置(記憶手段) 901 デジタル衛星放送送信装置(情報送信手段) 902 デジタル地上波放送送信装置(情報送信手段) 903 デジタルCATV放送送信装置(情報送信手
段) 907 加入者宅 909 デジタル放送記憶装置 912 インターネット(双方向通信が可能な手段) 915 番組付加情報記憶装置 917 番組付加情報送受信装置(情報送受信手段) 918 家庭用デジタル放送受信装置(情報受信手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 五十嵐 豊 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マルチメディアシステム 開発本部内 Fターム(参考) 5C025 AA23 BA01 BA21 CA02 CB08 DA01 DA04 DA10 5C064 BA01 BB05 BC16 BC20 BD02 BD08 5K061 AA16 BB17 FF11 JJ07

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像データや音声データなどを含む主情
    報を送信するとともに、各々伝送方式が異なる複数の情
    報送信手段と、 前記各情報送信手段から送信されてくる主情報を受信す
    る情報受信手段と、 前記主情報の中から任意の主情報を選択するための副情
    報が記憶され、前記情報受信手段との間で送受信可能な
    情報送受信手段とを備え、 前記情報送受信手段は、前記情報受信手段からの情報要
    求データを受信したとき、該情報要求データに応じて副
    情報を情報受信手段に送信する一方、前記情報受信手段
    は、前記情報送受信手段からの副情報に基づいて前記主
    情報の一部を選択して受信することを特徴とする情報送
    受信システム。
  2. 【請求項2】 映像データや音声データなどを含む主情
    報を送信するとともに、各々伝送方式が異なる複数の情
    報送信手段と、 前記各情報送信手段から送信されてくる前記主情報を受
    信する情報受信手段と、 前記主情報の中から任意の主情報を選択するための副情
    報が記憶され、前記情報受信手段との間で送受信可能な
    情報送受信手段とを備え、 前記情報送受信手段は、前記情報受信手段からの情報要
    求データを受信したとき、該情報要求データに応じて副
    情報を前記情報送信手段の少なくとも一つに送信する一
    方、前記情報受信手段は、前記情報送信手段から送信さ
    れてくる副情報に基づいて前記主情報の一部を選択して
    受信することを特徴とする情報送受信システム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の情報送受信シス
    テムにおいて、 前記副情報は前記各情報送信手段から送信され、前記情
    報送受信手段内部の記憶手段に記憶されることを特徴と
    する情報送受信システム。
  4. 【請求項4】 映像データや音声データなどを含む主情
    報を受信する情報受信手段と、 前記主情報の中から任意の主情報を選択するための副情
    報が記憶され、前記情報受信手段との間で送受信可能な
    情報送受信手段とを備え、 前記情報送受信手段は、前記情報受信手段からの情報要
    求データを受信したとき、該情報要求データに応じて副
    情報を情報受信手段に送信する一方、前記情報受信手段
    は、前記情報送受信手段からの副情報に基づいて前記主
    情報の一部を選択して受信することを特徴とする情報送
    受信システム。
  5. 【請求項5】 請求項1,2,4のいずれかに記載の情
    報送受信システムにおいて、 前記情報受信手段と前記情報送受信手段は双方向通信が
    可能な手段を介して互いに接続されていることを特徴と
    する情報送受信システム。
  6. 【請求項6】 複数の情報送信手段から送信される、各
    々変調方式が異なった信号を復調する複数の復調手段
    と、 前記復調手段が出力するデータの中から特定のデータを
    選択分離する受信情報選択分離手段と、 復調方式設定情報の要求信号を送信可能な要求信号送信
    手段とを備え、 前記要求信号送信手段から復調方式設定情報の要求信号
    を送信したとき、その結果として情報受信装置本体が受
    信した信号を、前記複数の復調手段のうちのいずれかの
    復調手段で復調する一方、前記受信情報選択分離手段
    は、該復調手段が出力するデータの中から復調方式設定
    情報を分離し、その復調方式設定情報に応じて、当該受
    信情報選択分離手段に入力されたデータの中から選択分
    離すべきデータを決定することを特徴とする情報受信装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の情報受信装置におい
    て、 前記要求信号送信手段から要求信号を送信したとき、そ
    の結果としての前記信号は、前記復調手段が受信するこ
    とを特徴とする情報受信装置。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載の情報受信装置におい
    て、 前記要求信号送信手段から要求信号を送信したとき、そ
    の結果としての前記信号は、前記要求信号送信手段が受
    信することを特徴とする情報受信装置。
  9. 【請求項9】 請求項6〜8のいずれかに記載の情報受
    信装置において、 前記受信情報選択分離手段で選択分離された特定のデー
    タを一旦記憶するための記憶手段が設けられていること
    を特徴とする情報受信装置。
  10. 【請求項10】 複数の情報送信手段から送信される、
    各々変調方式が異なった信号を復調する多方式共用復調
    手段と、 前記多方式共用復調手段が出力するデータの中から特定
    のデータを選択分離する受信情報選択分離手段と、 復調方式設定情報の要求信号を送信可能な要求信号送信
    手段とを備え、 前記要求信号送信手段から復調方式設定情報の要求信号
    を送信したとき、その結果として情報受信装置本体が受
    信した信号を、前記多方式共用復調手段で復調する一
    方、前記受信情報選択分離手段は、該多方式共用復調手
    段が出力するデータの中から復調方式設定情報を分離
    し、その復調方式設定情報に応じて該多方式共用復調手
    段での復調方式を決定することを特徴とする情報受信装
    置。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の情報受信装置にお
    いて、 前記要求信号送信手段から要求信号を送信したとき、そ
    の結果としての前記信号は、前記多方式共用復調手段が
    受信することを特徴とする情報受信装置。
  12. 【請求項12】 請求項10に記載の情報受信装置にお
    いて、 前記要求信号送信手段から要求信号を送信したとき、そ
    の結果としての前記信号は、前記要求信号送信手段が受
    信することを特徴とする情報受信装置。
  13. 【請求項13】 請求項10〜12のいずれかに記載の
    情報受信装置において、 前記受信情報選択分離手段で選択分離された特定のデー
    タを一旦記憶するための記憶手段が設けられていること
    を特徴とする情報受信装置。
  14. 【請求項14】 複数の情報送信手段から送信される、
    各々変調方式が異なった信号を復調する復調手段と、 前記復調手段が出力するデータの中から特定のデータを
    選択分離する受信情報選択分離手段とを備え、 情報受信装置本体が受信した信号を前記復調手段のうち
    のいずれかの復調手段で復調する一方、前記受信情報選
    択分離手段は、該復調手段が出力するデータの中から復
    調方式設定情報を分離し、その復調方式設定情報に応じ
    て、当該受信情報選択分離手段に入力されたデータの中
    から選択分離すべきデータを決定することを特徴とする
    情報受信装置。
  15. 【請求項15】 複数の情報送信手段から送信される、
    各々変調方式が異なった信号を復調する多方式共用復調
    手段と、 前記多方式共用復調手段が出力するデータの中から特定
    のデータを選択分離する受信情報選択分離手段とを備
    え、 情報受信装置本体が受信した信号を前記多方式共用復調
    手段で復調する一方、前記受信情報選択分離手段は、該
    多方式共用復調手段が出力するデータの中から復調方式
    設定情報を分離し、その復調方式設定情報に応じて該多
    方式共用復調手段での復調方式を決定することを特徴と
    する情報受信装置。
  16. 【請求項16】 複数の変調方式の信号をそれぞれ受信
    可能な複数のチューナと、該チューナで受信した信号を
    復調する情報受信手段と、該情報受信手段の出力する映
    像信号を映像として表示可能な信号に変換する映像表示
    回路と、該映像表示回路の出力信号に基づいて映像を表
    示する映像表示デバイスとを備えたテレビジョン装置に
    おいて、 前記情報受信手段として、請求項6〜9,14のいずれ
    かに記載の情報受信装置を搭載したことを特徴とするテ
    レビジョン装置。
  17. 【請求項17】 複数の変調方式の信号をそれぞれ受信
    可能な複数のチューナと、該複数のチューナの出力信号
    の内の1つを選択する信号選択手段と、該信号選択手段
    で選択した信号を復調する情報受信手段と、該情報受信
    手段の出力する映像信号を映像として表示可能な信号に
    変換する映像表示回路と、該映像表示回路の出力信号に
    基づいて映像を表示する映像表示デバイスとを備えたテ
    レビジョン装置において、 前記情報受信手段として、請求項10〜13,15のい
    ずれかに記載の情報受信装置を搭載したことを特徴とす
    るテレビジョン装置。
  18. 【請求項18】 複数の変調方式の信号を受信可能な共
    用チューナと、該共用チューナで受信した信号を復調す
    る情報受信手段と、該情報受信手段の出力する映像信号
    を映像として表示可能な信号に変換する映像表示回路
    と、該映像表示回路の出力信号に基づいて映像を表示す
    る映像表示デバイスとを備えたテレビジョン装置におい
    て、 前記情報受信手段として、請求項6〜15のいずれかに
    記載の情報受信装置を搭載したことを特徴とするテレビ
    ジョン装置。
  19. 【請求項19】 変調方式が異なる複数の信号を多方式
    共用復調回路で受信する際に、復調方式設定情報の要求
    信号を送信し、その結果として受信した信号を前記多方
    式共用復調回路で復調する一方、該多方式共用復調回路
    から出力されるデータの中から復調方式設定情報を分離
    し、その分離した復調方式設定情報に応じて前記多方式
    共用復調回路での復調方式を決定し、その決定した復調
    方式での受信を前記多方式共用復調回路に対して指示す
    ることを特徴とする情報受信方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002142208A (ja) * 2000-11-01 2002-05-17 Fuji Television Network Inc 情報提供方法
JP2002199298A (ja) * 2000-09-29 2002-07-12 Koninkl Philips Electronics Nv 多くのプログラムからのデータの受信機、及び多くのプログラムの1つを受信する方法
KR20030082093A (ko) * 2002-04-16 2003-10-22 삼성전자주식회사 디지털 가입자 신호 변환 장치 및 이를 이용한 다중방송신호 처리 방법
KR20040019758A (ko) * 2002-08-29 2004-03-06 가온미디어 주식회사 콤보형 셋톱박스
JP2007174002A (ja) * 2005-12-20 2007-07-05 Hitachi Ltd 受信装置及びチューナ

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