JP2003283423A - 送信電力制御情報の生成を制御する方法、オーバーフロー情報に基づく受信回路の特性制御方法およびcdma通信装置 - Google Patents

送信電力制御情報の生成を制御する方法、オーバーフロー情報に基づく受信回路の特性制御方法およびcdma通信装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CDMA通信装置が、誤差を含む制御情
報に基づき送信電力制御を行う危険性を最小限として、
システムの信頼性を確保すること。 【解決手段】 AD変換器101のオーバーフローに関
する情報を、オーバーフローエラー検出器103,受信
状態監視部104で取得する。受信品質判定部105に
て、このオーバーフロー情報を考慮した受信信号の信頼
性を評価し、信頼性が低いと判断されるものについて
は、TPCビット(送信電力制御情報)の生成の基礎デ
ータから除外する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オーバーフロー情
報に基づく受信回路の特性制御方法、送信電力制御コマ
ンドの生成を制御する方法および移動体端末装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】CDMA通信方式において、送信電力制
御は、いわゆる遠近問題を緩和し、加入者容量を増大さ
せるために必須の技術である。
【0003】例えば、下り回線に関して、基地局の送信
電力は、移動局間における干渉を低減するために、通信
品質を保証できる最低のレベルとする必要がある。移動
局間における干渉のレベルが基地局の加入者容量を決定
する。
【0004】CDMA通信システムの加入者容量は、セ
ル/セクタの構成や伝搬損失などをモデル化し、移動局
の状態に応じて定まる送信電力が、基地局の最大送信電
力を超えてしまう確率を推定することにより決定され
る。
【0005】このような計算は複雑であり、常に、あい
まいさを伴う。W−CDMAシステムでは、通信品質を
確保しつつ、最大限の加入者を確保する必要がある。よ
って、送信電力制御の精度が悪いと、そのことがシステ
ムの破綻の要因となってしまう。
【0006】送信電力のクローズドループ制御が適用さ
れる場合には、基地局および移動局の双方において、受
信信号に含まれるTPCビット(送信電力制御ビット)
に基づいて送信電力制御が行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、TPC
ビットによる送信電力制御は、できるだけ高精度である
ことが望まれる。
【0008】しかし、現実には、種々の要因でTPCビ
ット自体に誤差が含まれる。本出願の発明者は、そのよ
うな誤差が生じる原因の一つとして、AD変換器の変換
誤差に着目した。
【0009】つまり、受信波は、フェージングの影響を
受けており、その振幅が大きく変動する場合が多い。
【0010】このとき、受信波の振幅が、受信機の入力
段のAD変換器のダイナミックレンジを越えている場合
で、かつ、AGC(オートゲインコントロール)による
振幅調整がその振幅変動に追従できない場合には、AD
変換器の変換出力は、そのAD変換器の出力の最大値あ
るいは最小値でクランプされてしまい、わずかではある
が情報の欠損が生じる。
【0011】このようなAD変換に伴う誤差を含んだデ
ータに基づく受信処理および送信電力制御情報の生成
は、送信電力制御(パワーコントロール)に対して誤り
を与えることになる。
【0012】その誤差はわずかであっても、例えば、多
数の移動局の各々から送信されるTCPビットに含まれ
る誤差が累積すれば、基地局における送信電力制御の精
度が低下し、システムで許容される加入者数を確保でき
なくなる危険性もある。
【0013】例えば、フィードバック制御(AGC)に
よる受信機前段のアンプのゲイン補正では、制御の時定
数よりも速い受信波の変動を吸収することはできない。
よって、任意区間の受信電界強度を測定した場合、アン
プのゲイン補正で吸収できずに、受信信号の振幅レベル
がAD変換器のダイナミックレンジを超えてしまい、正
確なAD変換結果が得られず、算出した電界強度値その
ものに誤差が含まれる場合がある。
【0014】受信電界強度は、移動体端末における現在
の受信レベルを知るためだけでなく、基地局に対して送
信する送信制御情報の生成の基礎ともなり、極めて重要
な意味をもつ。したがって、受信電界強度に誤差を含む
ことは、受信品質の低下を引き起こす一因となる。この
ことは、送信および受信の電力をきめ細やかに制御する
CDMA方式で特に、顕著となる。
【0015】つまり、近年、CDMA通信システムの利
用者が激増しており、このような加入者数の増大を考慮
して、通信品質および加入者数を極限まで追求していく
と、従来、見逃されていたAD変換器の飽和によるわず
かな変換誤差(潜在的な誤差)といえども、移動体通信
システムそのものに誤差を与える要因となり、問題にな
ってくるということである。
【0016】本発明は、本発明者のこのような問題意識
に基づいてなされたものであり、その目的の一つは、C
DMA通信システムの誤動作、ひいてはシステムの破綻
を確実に防ぎ、システムの信頼性を保障することにあ
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明では、受信信号
が、受信機のAD変換器の許容入力ダイナミックレンジ
を超えた事実や、その頻度や分布等の情報を取得し、そ
の情報に基づき、受信パワーや受信信号の品質を算出す
る過程に於けるAD変換された受信データに対する信頼
度を判定する。
【0018】そして、例えば、信頼性が低いデータは、
受信パワーや受信信号の品質を算出する基礎としない。
すなわち、TPCビット生成の基礎から除外することに
より、誤ったTPCビットの送信を、可能な限り低減す
る。
【0019】これにより、AD変換の誤差が、移動体通
信システムに与える悪影響を軽減することができ、結果
的にシステムの信頼性が保障される。
【0020】また、AD変換器は、デジタル信号処理回
路の入口に設けられているため、このAD変換器のオー
バーフローの情報をすばやく利用することにより、従来
にない高速な制御も可能となる。また、AD変換器のオ
ーバーフローの情報は、AD変換器にわずかな冗長ビッ
トを不可することにより簡単に取得することができ、実
現が容易である。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0022】(実施の形態1)図1は、本発明のCDM
A通信装置(ここでは、移動体端末)の内部構成を示す
ブロック図である。
【0023】図8に示すように、CDMA方式の移動体
端末(701…703)は、基地局700が管轄するセ
ル600内に位置しており、互いの電波の干渉を低減す
るために、各々が基地局700との間でクローズドルー
プモードの送信電力制御を行っているものとする。
【0024】送信電力制御の潜在的な小さな誤差が、結
果的にはシステムが予定している加入者容量を確保でき
なくなる大きな要因となる。
【0025】この点にかんがみて、本発明では、AD変
換器のオーバーフローに起因する、従来無視されてい
た、潜在的な受信データの誤差(つまり、受信データの
根底に存在する誤差)も考慮して、受信データの有効/
無効を判定し、信頼度の低いデータについては、送信電
力制御の基本データから除外する(破棄する)等の処理
を柔軟に行う。
【0026】図1のCDMA通信装置において、アンテ
ナ90で受信された信号は、共用器100を介してAD
変換器101に入力し、デジタル信号に変換される。
【0027】AD変換器101のデジタル出力のダイナ
ミックレンジは、2のn乗の階調(例えば256階調)
を有する。さらに、AD変換器101は、冗長ビットと
して、オーバーフロービットを有する。
【0028】このオーバーフロービットは、入力信号の
振幅がAD変換器101の入力ダイナミックレンジを越
えており、AD変換器101においてオーバーフローが
生じた場合に、その事実を示すビットである。
【0029】オーバーフロービットは、オーバーフロー
エラー検出器103に入力され、オーバーフローの有無
と、オーバーフローの出現方向(+側であるか−側であ
るか)が判定される。このオーバーフローの情報は、受
信状態監視部104に与えられる。
【0030】受信状態監視部104は、AD変換器10
1におおけるオーバーフローの発生の事実およびその出
現方向を監視し、その監視情報を、受信品質判定部10
5に与える。
【0031】また、AD変換器101の正規の変換出力
は、受信処理部102(逆拡散部120,判定部121
を有する)に入力され、逆拡散および復調処理が行わ
れ、その結果、受信データが得られる。
【0032】なお、判定部121は、復調処理を行うと
共に、受信信号に含まれるTPCビット(基地局から送
られてきたTPCビット)を取り出し、送信系の累積部
107に与える。
【0033】受信品質判定部105は、本来的には、逆
拡散がなされた信号のSIR(Signal Interference Ra
tio:信号成分と雑音成分の比)を計算して干渉状態をチ
ェックし、受信品質を判定する働きをする。
【0034】ただし、本実施の形態では、受信品質判定
部105は、SIRのみならず、受信状態監視部104
から与えられるAD変換器101のオーバーフローに関
する情報を考慮して、受信信号の品質を判定する。
【0035】例えば、AD変換器101のオーバーフロ
ーが生じたデータについては、受信信号が正しく変換さ
れていない誤差の多いデータであると判定し、その判定
結果に従い、例えば、その信号を利用せずに無視する
(捨てる)処理を行う。この場合、必要ならば、直前の
データを使用する等の代替処理を行う。
【0036】受信品質判定部105の判定結果に応じ
て、TPCビット生成部106は、TPCビット(送信
電力制御ビット)を生成する。
【0037】この場合、AD変換器101にオーバーフ
ローが生じて信頼度が低い受信データは、TPCビット
生成の基礎から除外される。よって、送信電力制御の精
度の低下が軽減される。
【0038】一方、送信系は、フレーム作成部108、
拡散部109、直交変調部110、バンドパスフィルタ
(BPF)111、可変利得増幅器112および累積部
107からなる。
【0039】フレーム作成部108にて、送信フレーム
が組み立てられる際、TCPビット生成部106にて生
成されたTPCビットが、制御チャネルに挿入される。
送信フレームは、拡散部109にて拡散され、直交変調
部110で直交変調され、BPF111にて帯域制限が
なされた後、可変利得増幅器112により増幅され、共
用器100およびアンテナ90を介して基地局に送信さ
れる。
【0040】可変利得増幅器112の増幅率(ゲイン)
は、累積部107に蓄積される、受信信号に含まれるT
PCビットの状態に応じて、適応的に制御される。
【0041】このように、本実施の形態によれば、移動
体通信端末(移動局)が基地局に送信するTPCビット
の誤差が低減される。
【0042】(実施の形態2)本実施の形態の特徴は、
AD変換器にオーバーフローが発生した事実のみなら
ず、そのオーバーフロー量も測定し、その情報を、受信
信号の品質評価に役立てることである。
【0043】図3(a)は、移動体端末(CDMA通信
装置)の構成うち、本発明に特に関係する部分のみを示
すブロック図である。全体の構成は、図1で示されてい
るため、省略する。
【0044】図3(a)の基本的構成は、図1で示した
ものと同じである。ただし、AD変換器101から出力
されるオーバーフロービットのビット数を増やし、オー
バーフローの発生の事実のみならず、その量も測定でき
るようにした点が異なる。
【0045】図3(b)は、AD変換器101における
オーバーフローの一態様を示している。
【0046】図中、“RD”は、AD変換器101のダ
イナミックレンジであり、D1〜D4の4つのサンプリ
ング点における電圧レベルがダイナミックレンジの外と
なっている。したがって、この4つの点の変換出力は、
ダイナミックレンジの上限値ULや下限値LLでクラン
プされる。この結果、変換誤差が生じる。
【0047】本実施の形態では、オーバーフローの発生
のみならず、オーバーフローの量を、オーバーフローエ
ラー検出器103で測定する。測定された情報は、受信
状態監視部104を介して受信品質判定部105に送ら
れ、受信品質の評価に利用される。
【0048】例えば、入力信号の電圧レベルが、著しく
ダイナミックレンジを越えている場合には、そのデータ
をTPCビットの生成の基礎データから除外する、とい
うような処理を行う。
【0049】(実施の形態3)本実施の形態の特徴は、
AD変換器のオーバーフローを測定する区間を定め、そ
の区間において、オーバーフローの発生、発生頻度およ
びオーバーフロー量を測定し、受信信号の品質評価(受
信信号の有効/無効の評価)に役立てることである。
【0050】図4(a)に示される移動体端末(CDM
A通信装置)の基本的な構成は、図1や図3(a)の構
成と同じである。ただし、本実施の形態の場合、処理区
間設定部200とエラー累積カウンタ201を有する点
が異なる。
【0051】エラー累積カウンタ201は、処理区間設
定部200が設定する区間においてのみ、オーバーフロ
ーの発生の事実、発生タイミングおよびオーバーフロー
量の情報をカウントし、蓄積する。
【0052】所定区間内で、オーバーフローエラーがど
のくらい発生したか、その度合いはどうかというような
情報は、受信状態監視部104を経由して受信品質判定
部105に送られ、受信品質の評価に利用される。
【0053】図4(b)に、AD変換器101における
オーバーフローの一態様を示す。図中、時刻t1〜t5
の区間TAが、オーバーフローエラーを判定するための
区間である。
【0054】図4(b)の場合、D5〜D12の各サン
プリング点において、オーバーフローが発生している。
したがって、これらのサンプリング点における変換出力
は、ダイナミックレンジの上限値ULや下限値LLでク
ランプされる。なお、図中、“ER4”〜“ER8”は
それぞれ、オーバーフロー量を示している。
【0055】受信品質判定部105では、例えば、オー
バーフロー量が所定値を超えるエラーが、所定の回数以
上発生する場合に、その区間の受信データは信頼性が低
いと判断し、TPCビット生成の基礎から除外する、と
いうような処理を行う。
【0056】本実施の形態では、動的に変化していく受
信状態を監視していくという方法を採用する。
【0057】この方法によると、オーバーフローエラー
の発生の様子を総合的に判定することができ、よって、
受信データの有効/無効の判定を、より正確にかつ効率
的に行うことができる。
【0058】(実施の形態4)図5(a)は、本実施の
形態にかかる移動体端末(CDMA通信装置)の要部の
構成を示すブロック図である。
【0059】図5(a)の構成は、図4(a)と基本的
に同じである。ただし、エラー量分布テーブル301が
設けられている点と、エラー量分布比較器401が設け
られている点が異なる。
【0060】本実施の形態の特徴は、あらかじめ取得さ
れているエラー量の分布の情報を用いてオーバーフロー
エラーのタイプを調べ、その調査の結果の情報も、受信
信号の品質評価に利用することである。
【0061】エラー量分布テーブル301には、図5
(b)に示すような、オーバーフローエラーの大きさ
(エラー量)に対するエラーの発生頻度の分布の情報が
蓄積されている。
【0062】図5(b)において、分布A,分布B,分
布Cは、各々が特徴的な形を有しており、どのような場
合にこれらの分布が生じやすいのかが、統計的データに
基づく解析により、すでに知られているものとする。
【0063】エラー量分布比較器401は、処理区間設
定部200が設定する区間において、オーバーフローの
発生の事実、発生タイミングおよびオーバーフロー量の
情報を蓄積し、エラーの大きさに対する発生頻度の分布
の情報を取得し、その分布を、エラー量テーブル301
に蓄積されている分布と比較し、両者の類似度を判定す
る。
【0064】その結果、エラー量分布テーブル301に
格納されている分布との類似が確認されれば、エラーが
発生した原因や、移動体端末が現在、置かれている環境
などを推定することができる。例えば、そのようなエラ
ーが突発的なものであるか、あるいは、かなり長く続く
ものであるかといった推定が可能である。
【0065】このようなエラーの分布情報も加味するこ
とで、より効率的に、かつより総合的に受信信号の有効
/無効を判定することができる。
【0066】以上の実施の形態で説明した、受信装置に
おける送信電力制御の手順の特徴点をまとめると図2の
ようになる。
【0067】すなわち、AD変換器のオーバーフローに
関する情報を取得し(ステップ10)、所定の条件に合
致しているかを判定する(ステップ20)。
【0068】例えば、オーバーフローが所定期間継続す
る、所定期間において所定回数以上発生する、エラー量
が所定値を超えるエラーが所定回数以上発生する、ある
いは、あらかじめ取得されている分布に類似した分布で
もってエラーが生じる等、所定の条件に合致するかを判
定する。
【0069】所定の条件に合致していれば、受信データ
をTPCビット生成の基礎から除外し(ステップ3
0)、そうでなければ受信データに基づき、TPCビッ
トを生成する(ステップ40)。
【0070】このような方法を採用すると、従来、まっ
たく考慮されていなかった受信信号の誤差(AD変換器
のオーバーフローによる変換エラー,潜在的なエラー)
までも考慮して、受信信号の有効/無効を判定して、正
確にTPCビットを生成するため、潜在的誤差による送
信電力の精度低下が軽減される。
【0071】これにより、CDMAシステム全体に与え
る悪影響が軽減されることになる。よって、誤った制御
情報により、端末(あるいは基地局)が誤差を含む送信
電力制御を行ってしまうことが最小限にとどめられる。
【0072】(実施の形態5)本実施の形態は、AD変
換器のオーバーフローに関する情報を受信品質の判定に
用いるだけでなく、回路の特性の帰還制御にも利用する
ことを特徴とする。つまり、AD変換器のエラーの情報
の利用範囲を拡大するものであり、前掲の実施の形態の
構成をそのまま利用しつつ、さらに機能を追加した応用
例として位置付けられるものである。
【0073】図6(a)の受信装置の構成は、図4
(a)の構成と、基本的に同じであるが、エラー累積カ
ウンタ201の出力を、オフセット調整器400にフィ
ードバックしている点が異なる。
【0074】オフセット調整器400は、例えば、図4
(b)に記載されるように、2つの可変抵抗R1,R2
によって、電圧VCを分圧することにより、AD変換器
101の入力端の直流バイアスを発生させる回路であ
る。
【0075】この直流バイアスの設定は、製品出荷時の
みに行われるが、実際の使用中に、経時的な変化により
直流バイアスが変化してオフセットが生じる場合があ
る。また、図4(c)に示すように、直流カットコンデ
ンサC1を介して信号が入力される場合には、AD変換
器101内でオフセットが生じる場合がある。
【0076】このようなオフセットがAD変換器101
のオーバーフロー発生の一因となっていることもあり得
る。このような場合には、DCオフセットを調整するこ
とにより、AD変換器101におけるオーバーフローの
発生が軽減される可能性がある。
【0077】そこで、図6の受信装置では、エラー累積
カウンタ201の出力をオフセット調整器400にフィ
ードバックして、可変抵抗R1,R2の抵抗値を調整
し、DCオフセットを縮小させる。
【0078】図7は、AD変換器のオーバーフローの情
報をAGC(オートゲインコントロール)に利用する例
を示している。
【0079】図7に示される受信装置の基本的な構成
は、図5(a)と同じである。ただし、図7では、AD
変換器101のオーバーフローに関する情報を、AGC
(AD変換器101の前段に設けられている可変利得受
信アンプ500の利得の微調整)に利用する点が異な
る。
【0080】図7において、正規のAGCループによる
可変利得アンプ500の利得調整は、受信処理部10
2,電界強度測定部502およびゲイン制御部501を
経由して行われる。
【0081】図7では、この正規のAGCループの他
に、エラー量分布比較器401,受信状態監視部10
4,ゲイン補正処理部503を経由するゲイン補正ルー
プを形成している。
【0082】このゲイン補正ループは、AD変換器10
1のエラー情報を主体とした極めて単純な信号処理によ
る高速なAGCループ(正規のAGCループのようなS
IR測定等は不要)であり、簡単かつ高速なゲインの微
調整として役立つ。
【0083】可変利得受信アンプ500のゲインを高速
かつ適切に微調整することは、AD変換器101のオー
バーフローの発生を低減することにもつながる。
【0084】なお、図7では、電界強度測定部502の
情報が受信状態監視部104にも与えられているため、
上述のゲイン調整の際に、その電界強度の情報も加味す
ることも可能である。
【0085】また、受信信号の信頼性評価の際に、オー
バーフローエラー情報のみならず、受信電界強度の情報
を加味することも可能である。
【0086】このように、AD変換器のオーバーフロー
に関する情報は、受信信号の有効/無効判定のみなら
ず、回路の特性制御にも活用することができる。
【0087】AD変換器のオーバーフローに関する情報
は、AD変換の直後に、すばやく、かつ容易に取得する
ことができるため、この情報を活用すれば、簡易な構成
により、従来にない、高速な回路の微調整が可能とな
る。
【0088】このように、AD変換器のオーバーフロー
の情報を、送信電力制御を行うための制御ビットの生成
のみならず、AD変換器の入力端のバイアスや受信アン
プのゲインの微調整にも役立てることにより、簡易な構
成でもって、CDMA通信システムの信頼性を保障しつ
つ、CDMA通信装置の性能を高めることができる。
【0089】なお、以上の説明では、主に、本発明を移
動体端末に適用した場合について説明したが、基地局側
に、本発明を適用してもよいことはいうまでもない。
【0090】
【発明の効果】以上説明したように本発明を用いると、
AD変換器のオーバーフローに起因する潜在的なエラー
量を考慮して、受信データの信頼度(有効/無効)を確
認しつつ、適切なTPCビットの生成を行える。すなわ
ち、基地局等へのフィードバック情報の確度を高めるこ
とが可能となる。
【0091】つまり、基地局や移動体端末が、潜在的な
エラーを含む制御情報に基づいて、誤差を含む送信電力
制御(パワーコントロール)行うことが、最小限に留め
られる。これにより、極めて安定したCDMA通信シス
テムの動作が保障される。システムの破綻の危険性も軽
減される。
【0092】AD変換器のオーバーフローを防止する対
策として、ダイナミックレンジの広い高ビットのAD変
換器を使用することも考えられるが、高ビットのAD変
換器は極めて高コストであり、消費電力の増大、実装面
積の増大等実現に対する課題が多い。このような観点か
らも、本発明はスペクトル拡散方式を用いたCDMA方
式のシステム制御に用いられるパワコントロール制御に
対して、簡易に高安定な性能を与えるものであり、極め
て有効である。また、本発明は、携帯端末の小型化や低
コスト化にも資するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のCDMA通信装置の一例の全体構成を
示すブロック図
【図2】本発明のCDMA通信装置における特徴的な動
作手順を示すフロー図
【図3】(a)本発明のCDMA通信装置の一例の要部
構成を示すブロック図 (b)AD変換器におけるオバーフローの一態様を示す
【図4】(a)本発明のCDMA通信装置の他の例の要
部構成を示すブロック図 (b)AD変換器におけるオバーフローの一態様を示す
【図5】(a)本発明のCDMA通信装置の他の例の要
部構成を示すブロック図 (b)エラー量分布テーブルに蓄積されているエラー量
分布の一例を示す図
【図6】(a)本発明のCDMA通信装置の他の例の要
部構成を示すブロック図 (b)AD変換器の入力端の直流バイアスを決定する回
路の構成例を示す図 (c)AD変換器の内部のオフセットを調整するための
回路の構成例を示す図
【図7】本発明のCDMA通信装置の他の例の要部構成
を示すブロック図
【図8】CDMA通信システムにおける送信電力のクロ
ーズドループ制御を説明するための図
【符号の説明】 90 アンテナ 100 共用器 101 AD変換器 102 受信処理部 103 オーバーフローエラー検出器 104 受信状態監視部 105 受信品質判定部 106 TPCビット生成部 107 累積部 108 フレーム作成部 109 拡散部 110 直交変調部 111 バンドパスフィルタ 112 可変利得送信アンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K022 EE01 EE12 EE21 EE31 5K060 BB07 CC04 DD04 FF06 HH06 HH33 LL01 LL14 LL25 PP03 5K067 AA26 AA33 AA42 BB04 CC10 DD43 DD44 EE02 EE10 GG08 HH21 HH22

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CDMA方式の通信を行う移動体端末装
    置と基地局との間でクローズドループモードの送信電力
    制御を行うために、前記移動体端末装置が、受信した信
    号の品質に関する情報に基づいて送信電力制御情報を生
    成するに際し、その生成を制御する方法であって、 前記移動体端末装置が受信した信号のレベルが、入力段
    に設けられているAD変換器の入力ダイナミックレンジ
    外となってオーバーフローが生じた場合に、その事実、
    その頻度、オーバーフロー量、オーバーフロー量に対す
    る発生頻度の分布の少なくとも一つの情報を取得し、そ
    の取得した情報に基づいて受信信号の信頼度を評価し、
    信頼度が所定の基準に達しないと判定される受信信号に
    ついては、前記送信電力制御情報の生成の基礎データか
    ら除外することを特徴とする送信電力制御情報の生成を
    制御する方法。
  2. 【請求項2】 基地局との間でクローズドループモード
    の送信電力制御を行う移動体端末装置であって、 受信信号をディジタル信号に変換するAD変換器と、 前記AD変換器におけるオーバーフローの発生、その頻
    度、オーバーフロー量あるいはオーバーフロー量に対す
    る発生頻度の分布の少なくとも一つの情報を取得する受
    信状態監視部と、 この受信状態監視部が取得した前記情報に基づいて前記
    受信信号の信頼度を評価する受信品質判定部と、 前記基地局に送信する送信制御情報を生成する送信制御
    情報生成部と、を有し、 前記受信品質判定部の判定の結果、信頼度が所定の基準
    に達しないと判定された受信信号は、前記送信制御情報
    生成部における送信制御情報生成の基礎データとされな
    いことを特徴とする移動体端末装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 さらに、前記AD変換器の入力端の直流バイアスを与え
    るバイアス回路および前記AD変換器の前に設けられて
    いる、前記受信信号を増幅するための可変利得増幅器と
    を有し、 前記受信状態監視部が取得した情報に基づき、前記バイ
    アス回路のバイアス電圧あるいは前記可変利得増幅器の
    増幅率が調整されることを特徴とする移動体端末装置。
  4. 【請求項4】 受信装置で受信した信号のレベルが、前
    記受信装置の入力段に設けられているAD変換器の入力
    ダイナミックレンジ外となってオーバーフローが生じた
    場合に、その頻度、オーバーフロー量、オーバーフロー
    量に対する発生頻度の分布の少なくとも一つの情報を取
    得し、その情報に基づいて、前記AD変換器の入力端の
    直流バイアス、あるいは前記AD変換器の前に設けられ
    ている、前記受信信号を増幅するための可変利得増幅器
    の増幅率を調整することを特徴とするオーバーフロー情
    報に基づく受信回路の特性制御方法。
  5. 【請求項5】 受信信号をディジタル信号に変換するA
    D変換器と、 受信装置で受信した信号のレベルが、前記受信装置の入
    力段に設けられているAD変換器の入力ダイナミックレ
    ンジ外となってオーバーフローが生じた場合に、その頻
    度、オーバーフロー量、オーバーフロー量に対する発生
    頻度の分布の少なくとも一つの情報を取得する受信状態
    監視部と、 前記取得した情報に基づいて、前記AD変換器の入力端
    の直流バイアス、あるいは前記AD変換器の前に設けら
    れている、前記受信信号を増幅するための可変利得増幅
    器の増幅率を調整するための制御系回路と、 を有することを特徴とする通信装置。
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