JP2003283346A - 無線送信機 - Google Patents

無線送信機

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JP2003283346A JP2002085115A JP2002085115A JP2003283346A JP 2003283346 A JP2003283346 A JP 2003283346A JP 2002085115 A JP2002085115 A JP 2002085115A JP 2002085115 A JP2002085115 A JP 2002085115A JP 2003283346 A JP2003283346 A JP 2003283346A
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貴之 加藤
Hiroshi Yoshida
弘 吉田
Takehiko Toyoda
毅彦 豊田
Ren Sakata
連 佐方
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綾子 松尾
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信部の制御を行う送信制御部に異常が発生
しても、異常な電波が出力されない無線送信機を提供す
ることである。 【解決手段】 送信データ信号を電波として出力する送
信部(22)と、前記送信部に対し、前記電波の出力電
力及び周波数が所定の無線通信システムで規定されてい
る範囲内になるように制御する送信出力制御信号を出力
する送信制御部(25)と、前記送信出力制御信号を監
視し、前記送信部へ送るか否かを判断する制御信号監視
部(27)とを備える無線送信機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信システム
で用いられる無線送信機に関し、特に無線送信機の出力
電力等を制御するための制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、世界中で複数の無線通信システム
が利用されるようになるにつれて、1つの無線送信機で
複数の無線通信システムに利用できるマルチモード無線
送信機の需要が高まっている。通常、ある無線通信シス
テムで用いられる無線送信機は、その無線通信システム
で規定されている出力電力や周波数の範囲内の電波を出
力しなければならない。よって、マルチモード無線送信
機では、1つの無線送信機が複数の無線通信システムの
出力電力や周波数の規定値を満たすように設計する必要
があるため、従来の1つの無線通信システム専用に設計
された無線送信機では有り得なかった無線送信機の過剰
性能化が生じる。例えば、ある無線通信システムに対し
ては電力増幅器の出力電力が必要以上の大きさであった
り、シンセサイザで生成できるローカル信号の周波数が
ある不要な周波数であったりすること等が考えられる。
【0003】通常、無線送信機では、出力する電波の出
力電力や周波数を制御する必要があり、従来の無線送信
機の出力電力や周波数等の制御は、図9に示すような構
成で行われていた。
【0004】図9は、従来の無線送信機の概略図であ
り、図中、1は送信データ、2は送信部、3はアンテナ、4
は送信出力電波、5は送信制御部、6は制御信号である。
送信部2に入力された送信データ1は、アンテナ3から送
信出力電波4として出力される。その時、送信出力電波4
の出力電力や周波数等は、送信制御部5から与えられる
制御信号6により決定される。
【0005】しかし、図9に示すような構成の場合、送
信制御部5が異常を起した場合、異常な制御信号が送信
部2に送られ、無線通信システムで規定されている範囲
を超えるような出力電力や周波数の電波が出力されてし
まうという問題がある。
【0006】特に、前に述べたような複数の無線通信シ
ステムで利用できるマルチモード無線送信機では、無線
送信機の性能が過剰性能になっているため、たとえば、
上記のように送信制御部5が異常を起し、異常な制御信
号が送信部2に送られると無線通信システムで規定され
ている範囲を超えるような出力電力の電波が出力されて
しまうというといったようなマルチモード無線送信機特
有の問題が生じる。
【0007】上記のような問題を解決する従来の制御方
法が、特開平7-38452号公報に開示されている。図10
に上記制御方法の構成を示す。図中、11は送信データ、
12は送信部、13はアンテナ、14は電波出力、15は制御CP
U、16は送信出力制御信号、17は送信出力許可信号、18
は移動機状態モニタ信号、19はCPU監視部、20はCPU状態
モニタ信号、20Aは送信出力許可信号である。上記制御
方法は、移動機のハードウェアが異常であるか否かを制
御CPU15が監視し、また、制御CPU15が異常であるか否か
をCPU監視部19が監視し、制御CPU15に異常が検出された
場合には、送信部12に対し、送信禁止の命令20Aを出す
という制御方法である。
【0008】しかし、上記制御方法では、制御CPU15が
異常を起した場合、CPU監視部19が制御CPU15の異常を検
出し、送信部12に対して送信禁止の命令信号20Aを出力
し、送信部12が出力を止めるまでの間に、制御CPU15か
ら与えられた異常な送信出力制御信号により送信部12か
ら異常な送信出力電波が一時的に出力されてしまう。一
時的とはいえ、このような異常な電波が無線送信機から
出力された場合、無線通信システムを利用している他の
無線機の通信が妨害されてしまうという問題があった。
また、上記のような制御方法では、例えば送信出力許可
信号17,20Aのような特別な制御信号が新たに必要とな
り、無線送信機の構成やその制御方法が複雑になるとい
う問題があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、従来の無
線送信機における送信出力の制御方法では、送信部の制
御を行う制御部に異常が発生した場合、一時的に異常な
電波が出力されてしまい無線通信システムを利用してい
る他の無線機の通信が妨害されてしまうという問題が、
また、無線送信機の制御方式も複雑になってしまうとい
う問題があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、送信デー
タ信号を電波として出力する送信部(22)と、前記送
信部に対し、前記電波の出力電力及び周波数が所定の無
線通信システムで規定されている範囲内になるように制
御する送信出力制御信号を出力する送信制御部(25)
と、前記送信出力制御信号を監視し、前記送信部へ送る
か否かを判断する制御信号監視部(27)とを備える無
線送信機である。
【0011】第2の発明は、前記制御信号監視部は、前
記送信出力制御信号が前記所定の無線通信システムに応
じて予め定められた判断基準を満たさないと判断した場
合には、前記送信出力制御信号を前記送信部に送るのを
遮断することを特徴とする第1の発明記載の無線送信機
である。
【0012】第3の発明は、前記制御信号監視部は、前
記送信出力制御信号を遮断した場合、前記送信部に対
し、送信停止命令信号または前記所定の無線通信システ
ムで規定されている範囲で代わりの送信出力制御信号を
与えることを特徴とする第2の発明記載の無線送信機で
ある。
【0013】第4の発明は、前記制御信号監視部は、前
記送信出力制御信号を遮断した場合、前記送信制御部に
対し、再度、送信出力制御信号を与えるように要求する
ことを特徴とする第2の発明記載の無線送信機である。
【0014】第5の発明は、前記送信部、前記送信制御
部及び前記制御信号監視部は、少なくとも2つ以上の無
線通信システムに対応しており、かつ、一方の無線通信
システム用の動作機能から他方の無線通信システム用の
動作機能へ切り替えを指示する機能切り替え信号に応じ
て、動作機能を切り替えることができることを特徴とす
る第1の発明記載の無線送信機である。本発明は、上記
の問題を解決するためになされたものであり、送信制御
部から出力される送信部を制御するための送信出力制御
信号を、制御信号監視部を介して送信部に与えること
で、送信制御部から異常な制御信号が与えられた場合に
は、制御信号監視部にて異常な送信出力制御信号を遮断
し、送信部には異常な送信出力制御信号が一切与えられ
ないようにすることで無線送信機から異常な送信出力電
波が全く出力されないようにする。また本発明は、特別
な制御信号等を必要としないため、従来に比べて簡単な
構成で実現できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。
【0016】(第1の実施形態;送信部と送信制御部と
の間に制御信号監視部を備えた無線送信機であり、デジ
タルで制御信号を監視する)図1は本発明の第1の実施
形態に係る無線送信機のブロック図である。この無線送
信機は、送信データ信号21を送信出力電波24としてアン
テナ23より出力する送信無線部(送信部)22と、送信部
22を制御するための第1のデジタル送信出力制御信号26
を出力する送信制御部25と、第1のデジタル送信出力制
御信号26を監視した結果に基づいて、第2のデジタル送
信出力制御信号28を出力する制御信号監視部27と、第2
のデジタル送信出力制御信号28をアナログ送信出力制御
信号30に変換するデジタルアナログ変換器(DAC)29とを
備える。
【0017】本実施形態の特徴は、制御信号監視部27が
送信制御部25とDAC29との間に設けられており、制御信
号監視部27は送信制御部25より与えられる第1のデジタ
ル送信出力制御信号26を監視することである。
【0018】以下に本実施形態について簡単に説明す
る。
【0019】送信すべき送信データ21が送信部22へ与え
られた時、送信制御部25は、送信部22が無線通信システ
ムで規定された出力電力および周波数の電波として送信
データ21をアンテナ23より空中へ放射するように制御す
るための第1のデジタル送信出力制御信号26を出力す
る。第1のデジタル送信出力制御信号26は、制御信号監
視部27に入力される。
【0020】制御信号監視部27は、第1のデジタル送信
制御信号26が異常であるか否か、すなわち、使用する無
線通信システムに応じて予め定められた判断基準を満た
すか否かを判断し、第1のデジタル送信制御信号26が正
常であると判断した場合には、第1のデジタル送信制御
信号26を第2のデジタル送信出力制御信号28としてDAC29
へ与える。一方、第1のデジタル送信制御信号26が異常
であると判断した場合には、第1のデジタル送信制御信
号26がDAC29へ与えられないように遮断し、かつ、送信
部22が送信出力電波の送信を停止するような制御信号を
第2のデジタル送信出力制御信号28としてDAC29へ出力す
る。ここで、前述した「送信部22が送信出力電波の送信
を停止するような制御信号」が「送信部22が送信可能な
範囲の出力電力で送信出力電波を送信するような制御信
号」等の送信出力電波の出力電力を弱めるような制御信
号であってもよい。
【0021】DAC29は、制御信号監視部27から第2のデジ
タル送信出力制御信号28が与えられた時には、第2のデ
ジタル送信出力制御信号28をアナログ送信出力制御信号
30に変換してから、送信部22へ与える。
【0022】送信部22は、アナログ送信出力制御信号30
に応じた出力電力および周波数の送信出力電波24を前記
アンテナ23より空中へ放射する。
【0023】ここで、制御信号監視部27が第1のデジタ
ル送信制御信号26が出力電力について正常であるか異常
であるかを判断する方法の1例について説明する。説明
にあたり、第1のデジタル送信制御信号26と送信部22と
の関係が図2のように決められており、本無線送信機が
用いられる無線通信システムでは、10dBm以上の出力で
電波を放射してはならないと規定されている場合を仮定
する。また、制御信号監視部27は、図2に決められてい
るような出力電力とデジタル制御信号との対応を示した
参照テーブルを持つとする。
【0024】送信制御部25から第1のデジタル送信出力
制御信号26として「11」という2ビットのデジタル制御
信号が与えられた場合、制御信号監視部27は参照テーブ
ル(図2)と第1のデジタル送信出力制御信号「11」と
を比較し、今、無線送信機が用いられている無線通信シ
ステムでは10dBm以上の大きさで送信出力電波を放射し
てはいけないので、この第1のデジタル送信出力制御信
号は異常な制御信号であると判断する。一方、送信制御
部25から第1のデジタル送信出力制御信号として「0
0」、「01」又は「10」という制御信号が与えられた場
合、制御信号監視部27は参照テーブルと第1のデジタル
送信出力制御信号とを比較し、この制御信号は正常な制
御信号であると判断する。
【0025】また、第1のデジタル送信制御信号26が周
波数について正常であるか異常であるかを判断する場合
には、制御信号監視部27が周波数とデジタル制御信号と
の対応を示した参照テーブルを持てば、上述した出力電
力の場合と同様に行うことができる。
【0026】以上説明したように、無線通信システムに
用いられる無線送信機において、送信制御部25に異常が
生じ、送信部22に対して異常な送信出力制御信号が与え
られた場合でも、本実施形態を用いることで異常な送信
出力制御信号に伴う異常な送信出力電波を一切出力しな
い無線送信機を実現することが可能となる。
【0027】(第2の実施形態;送信部と送信制御部の
間に制御信号監視部を備えた無線送信機であり、アナロ
グで制御信号を監視する)図3は本発明の第1の実施形
態に係る無線送信機のブロック図である。この無線送信
機は、送信データ21を送信出力電波24としてアンテナ23
より出力する送信部22と、送信部22を制御するためのデ
ジタル送信出力制御信号26を出力する送信制御部25と、
このデジタル送信出力制御信号26を第1のアナログ送信
出力制御信号30に変換するDAC29と、この第1のアナロ
グ送信出力制御信号30を監視して、第2のアナログ送信
出力制御信号30Aを出力する制御信号監視部27とを備え
る。
【0028】本実施形態の特徴は、制御信号監視部27が
DAC29と送信部22との間に設けられており、制御信号監
視部27は、送信制御部25より与えられる第1のデジタル
送信出力制御信号26がデジタルアナログ変換器29にて第
1のアナログ送信出力制御信号30に変換されたのちに、
制御信号30が正常であるか異常であるかを監視すること
を特徴とする。
【0029】本実施形態の動作は、制御信号監視部27の
動作以外は、第1の実施形態の動作と同様であるため、
ここでは制御信号監視部27の動作について説明する。
【0030】制御信号監視部27は、DAC29から与えられ
る第1のアナログ送信出力制御信号30が正常であるか異
常であるかを判断し、第1のアナログ送信出力制御信号
30が正常であると判断した場合には、第1のアナログ送
信出力制御信号30を第2のアナログ送信出力制御信号30
Aとして送信部22に与える。一方、第1のアナログ送信
出力制御信号30が異常であると判断した場合には、第1
のアナログ送信出力制御信号30が送信部22に与えられな
いように遮断し、かつ、送信部22が送信出力電波の送信
を停止するような制御信号を第2のアナログ送信出力制
御信号30Aとして送信部22へ出力する。ここで、前述し
た「送信部22が送信出力電波の送信を停止するような制
御信号」が「送信部22が送信可能な範囲の出力電力で送
信出力電波を送信するような制御信号」等の送信出力電
波の出力電力を弱めるような制御信号であってもよい。
【0031】ここで、制御信号監視部27が第1のアナロ
グ送信制御信号30が正常であるか否かを判断する方法の
1例について説明する。説明にあたり第1のアナログ送信
制御信号30と送信部22との関係が図4のように決められ
ており、本無線送信機が用いられる無線通信システムで
は、10dBm以上の出力で電波を放射してはならないと規
定されている場合を仮定する。例えば、DAC29から出力
される第1のアナログ送信出力制御信号30として「5V」
の制御信号が与えられた場合、制御信号監視部25では、
今、無線送信機が用いられている無線通信システムでは
10dBm以上の大きさで送信出力電波を放射してはいけな
いため、この制御信号は異常な制御信号であると判断
し、第1のアナログ送信出力制御信号30が送信部22に与
えられないように遮断し、代わりに送信部22に対して
「0V」、「1V」又は「2V」の第2のアナログ送信出力制御信
号30Aを与える。制御信号監視部25を実現する手段の1つ
としては、「2V」を超える電圧が与えられた場合に、
「0V」の電圧を出力するアナログ回路等が考えられ、例
としては閾値電圧が「2V」のサイリスタ等が挙げられ
る。
【0032】以上説明したように、無線通信システムに
用いられる無線送信機において、送信制御部25に異常が
生じ、送信部22に対して異常な送信出力制御信号が与え
られた場合でも、本実施形態を用いることで異常な送信
出力制御信号に伴う異常な送信出力電波を一切出力しな
い無線送信機を実現することが可能となる。特に本実施
形態では、制御信号の異常をアナログ回路にて検出する
ことにより、デジタル回路よりも制御信号の異常検出が
容易にできる等の利点もある。
【0033】(第3の実施形態;送信部と送信制御部の
間に、送信出力制御信号を監視し、送信出力制御信号が
異常な場合、制御信号再送命令を送信制御部へ出力する
制御信号監視部を備えた無線送信機であり、デジタルで
制御信号を監視)図5は本発明の第3の実施形態に係る
無線送信機のブロック図である。同図中、図1と同じ符
号については図1の説明を参照していただき、ここでは
省略する。
【0034】本実施形態の特徴は、制御信号監視部27が
送信制御部25より出力される第1のデジタル送信出力制
御信号26を監視し、第1のデジタル送信出力制御信号26
が異常である場合には、再度、第1のデジタル送信出力
制御信号26を出力するように、送信制御部25に対し制御
信号再送命令信号40Aを出力することである。
【0035】以下に本実施形態について簡単に説明す
る。本実施形態の動作については、制御信号監視部27の
動作以外は、第1の実施形態と同様であるため、ここで
は制御信号監視部27の動作について説明する。
【0036】制御信号監視部27は、送信制御部25より与
えられた第1のデジタル送信制御信号26が正常であるか
否かを判断し、第1のデジタル送信制御信号26が正常で
あると判断した場合、第1のデジタル送信制御信号26を
第2のデジタル送信出力制御信号28としてDAC29へ与え
る。
【0037】一方、第1のデジタル送信制御信号26が異
常であると判断した場合、第1のデジタル送信制御信号
26がDAC29へ与えられないように遮断し、かつ、送信部2
2が送信出力電波の送信を停止するような制御信号をDAC
29へ出力する。ここで、前述した「送信部22が送信出力
電波の送信を停止するような制御信号」が「送信部22が
送信可能な範囲の出力電力で送信出力電波を送信するよ
うな制御信号」等の送信出力電波の出力電力を弱めるよ
うな制御信号であってもよい。
【0038】そして、制御信号監視部27は、第1のデジ
タル送信制御信号26が異常であった場合、送信制御部25
に対し、再度、第1のデジタル送信制御信号26を制御信
号監視部27に対し送信するように制御信号再送命令信号
40Aを出力する。
【0039】以上説明したように、無線通信システムに
用いられる無線送信機において、送信制御部25に異常が
生じ、送信部22に対して異常な送信出力制御信号が与え
られた場合であっても、本実施形態を用いることで異常
な送信出力制御信号に伴う異常な送信出力電波を出力し
ない無線送信機を実現することが可能となる。この結
果、同じ無線通信システムを用いている他の無線機の通
信妨害となる異常な送信出力電波の出力を防ぐことが可
能となる。
【0040】(第4の実施形態;無線通信システムAと
無線通信システムBの2つの無線通信システムに対応
し、無線通信システムAと無線通信システムBで共用す
る共用送信部と、無線通信システムAと無線通信システ
ムBで共用する共用送信制御部との間に無線通信システ
ムAと無線通信システムBで共用する共用制御信号監視
部を備え、共用送信制御部は動作プログラムを入れ替え
ることにより無線通信システムA用の機能と無線通信シ
ステムB用の機能とを切り替えることのできる無線送信
機)図6は本発明の第4の実施形態に係る無線送信機の
ブロック図である。この無線送信機は、無線通信システ
ムA又は無線通信システムBの送信データ41を送信出力
電波44としてアンテナ43より出力する無線通信システム
Aと無線通信システムBの共用送信部42と、動作プログ
ラムを入れ替えることで無線通信システムA用の機能と
無線通信システムB用の機能とを切り替えることが可能
であり、共用送信部42に送信制御信号を与える無線通信
システムAと無線通信システムBの共用送信制御部45
と、共用送信制御部45から与えられる第1のデジタル送
信出力制御信号46を監視した結果に基づいて、第2のデ
ジタル送信出力制御信号48を出力する無線通信システム
Aと無線通信システムBの共用制御信号監視部47と、第
2のデジタル送信出力制御信号48をアナログ送信出力制
御信号50に変換する無線通信システムAと無線通信シス
テムBの共用デジタルアナログ変換器(DAC)49とを備え
る。
【0041】本実施形態の特徴は、無線送信機が無線通
信システムAと無線通信システムBの2つの無線通信シ
ステムに対応し、特に共用送信制御部45が動作プログラ
ムを入れ替えることにより機能を切り替えることのでき
る点である。
【0042】以下に本実施形態について簡単に説明す
る。本無線送信機が、無線通信システムAまたは無線通
信システムBにて動作している場合は、第1の実施形態
で説明した動作と同様であるため省略する。ここでは本
無線送信機が無線通信システムAで動作している際に、
無線通信システムBで動作するように機能を切り替える
場合の動作について説明する。共用制御信号監視部47に
おける制御信号の監視動作については、第1の実施形態
における動作と同様であるため、ここでは説明を省略す
る。
【0043】デジタル処理部(不図示)から機能切り替
え信号50Aが与えられると、共用送信部42、共用DAC4
9、共用制御信号監視部47は、それぞれ無線通信システ
ムA用の機能から無線通信システムB用の機能への動作機
能切り替えを行う。具体的には、共用送信部42は、無線
通信システムAで規定された出力電力および周波数の電
波を出力できる送信部から、無線通信システムBで規定
された出力電力および周波数の電波を出力できる送信部
へ機能を切り替え、共用DAC49は、無線通信システムAで
必要とされる精度およびビット数から、無線通信システ
ムBで必要とされる精度およびビット数へ機能を切り替
え、共用制御信号監視部47は、無線通信システムA用の
送信出力制御信号を監視するための参照テーブルや監視
機能から、無線通信システムB用の送信出力制御信号を
監視するための参照テーブルや監視機能へ機能を切り替
える。上記切り替え動作については、共用送信部42、共
用DAC49、共用制御信号監視部47は、それぞれ無線通信
システムAと無線通信システムBの2つの無線通信システ
ムのどちらでも用いられることが可能な性能および機能
を備えており、機能切り替え信号50Aに応じて性能およ
び機能を切り替わる構成になっておればよい。
【0044】ここで性能および機能を切り替える動作を
具体的に説明するために、共用送信部42が性能および機
能を切り替える時を例に挙げて説明する。説明のため
に、無線通信システムAでは周波数が900MHzで出力電力
範囲が30dBmから-30dBm、無線通信システムBでは周波数
が2000MHzで出力電力範囲が10dBmから-50dBmであると仮
定する。ここで共用送信部42が無線通信システムAと無
線通信システムBの2つの無線通信システムどちらでも用
いられることが可能な性能を備えているとは、周波数が
900MHzから2000MHzで出力電力範囲が30dBmから-50dBmで
ある電波を出力できることを意味する。そして、機能切
り替え信号50Aに応じて性能および機能を切り替えると
は、無線通信システムA用の機能切り替え信号50Aが与え
られた場合は、周波数が900MHzで出力電力範囲が30dBm
から-30dBmで最も効率よく動作するように一部の回路を
動作させたり休止させたりすること等で機能を切り替
え、無線通信システムB用の機能切り替え信号50Aが与え
られた場合は、周波数が2000MHzで出力電力範囲が10dBm
から-50dBmで最も効率よく動作するように一部の回路を
動作させたり休止させたりすること等で機能を切り替え
ることである。なお、上記以外の機能切り替え動作を用
いて機能切り替えを行ってもよいことはいうまでもな
い。
【0045】また、共用送信制御部45に対しては、機能
切り替え信号50Aと同時に、機能切り替え信号50Aに対応
した前記無線通信システムAまたは無線通信システムB
の動作プログラム50Bもデジタル処理部(不図示)から
与えられる。そして、共用送信制御部45は動作プログラ
ム50Bを読みこむことで、動作プログラム50Bに応じた機
能を持つようになる。共用送信制御部45の具体的な機能
切り替え動作の1例としては、動作プログラム50Bに応じ
て、一部の回路動作を休止させたり、回路を動作させる
ためのクロックの周波数を切り替えたりする等が考えら
れえる。なお、上記の方法以外の機能切り替え動作を行
ってもよいことはいうまでもない。また、上記説明で
は、動作プログラム50Bはデジタル処理部などの外部よ
り与えられる場合を例に挙げて説明したが、動作プログ
ラム50Bが共用送信制御部45内のメモリー等に記録され
ている場合等であってもよい。
【0046】上記のようにして、本無線送信機は無線通
信システムAに対応した無線送信機から無線通信システ
ムBに対応した無線送信機に機能を切り替える。また、
本無線送信機が無線通信システムBで動作している際
に、無線通信システムAで動作するように機能を切り替
える場合の動作については、上述した機能切り替え動作
について無線通信システムAと無線通信システムBを入れ
替えた場合と同様に行えばよく、ここでは説明を省略す
る。
【0047】以上説明したような動作プログラムの書き
換えで機能の切り替えが可能な無線送信機においては、
共用送信制御部45に対して与えられる前記動作プログラ
ム50Bが不良なプログラムであったり、動作プログラム5
0Bが与えられる過程で不都合が生じ、正常に動作プログ
ラムの書き換えが行われなかった場合には、共用送信制
御部45は正常に動作せず、異常な送信制御信号が出力さ
れるという従来の無線送信機では生じることの無かった
新たな問題が生じる。
【0048】しかし本実施形態を用いることで、動作プ
ログラムの書き換えにより機能を切り替えることのでき
るような共用送信制御部45を持つ無線送信機において
も、送信制御部45から出力される異常な送信出力制御信
号46は共用制御信号監視部47にて遮断され、共用送信部
42へは一切与えられないため、本無線送信機からは異常
な送信出力電波は一切出力されない。
【0049】以上説明したように、動作プログラムを書
き換えることにより機能を切り替え、2つの無線通信シ
ステムに対応可能な無線送信機において、無線通信シス
テムを切り替えた場合に送信制御部45に異常が生じ、送
信部42に対して異常な送信出力制御信号が与えられた場
合でも、本実施形態を用いることで異常な送信出力制御
信号に伴う異常な送信出力電波を一切出力しない無線送
信機を実現することが可能となる。
【0050】また、ここでは説明を簡単にするために2
つの無線通信システムに対応できる無線送信機を例に挙
げて本実施形態の説明を行ったが、本実施形態を2つ以
上の無線通信システムに対応できる無線送信機に用いた
としてもよい。
【0051】(第5の実施形態;無線通信システムAと
無線通信システムBの2つの無線通信システムに対応し、
無線通信システムAと無線通信システムBで共用する共用
送信部と、無線通信システムAと無線通信システムBで共
用する共用送信制御部の間に無線通信システムAと無線
通信システムBで共用する共用制御信号監視部を備え、
共用送信制御部および共用制御信号監視部が動作プログ
ラムを入れ替えることにより無線通信システムAと無線
通信システムBの機能を切り替えることのできる無線送
信機)図7は本発明の第5の実施形態に係る無線送信機
のブロック図である。同図中、図6と同じ符号について
は図6の説明を参照していただき、ここでは省略する。
【0052】本実施形態の特徴は、共用制御信号監視部
57も動作プログラムを書き替えることにより機能を切り
替えることができる点であり、ハードウエアを交換する
こと無しに動作プログラムの入れ替えを行うことのみ
で、様々な無線通信システムに対応できる点である。
【0053】以下に本実施形態について簡単に説明す
る。本無線送信機が、無線通信システムAまたは無線通
信システムBにて動作している場合は、第1の実施形態で
説明した動作と同様であり、本無線送信機が無線通信シ
ステムAで動作している際に、無線通信システムBで動作
するように機能を切り替える場合の動作については、第
4の実施形態で説明した動作と同様であり、共用送信制
御部45が動作プログラムの入れ替えで機能を切り替える
際の動作については、第4の実施形態で説明した動作と
同様であるため、ここでは説明を省略する。
【0054】以下では、共用制御信号監視部57が動作プ
ログラムの書き換えで動作を切り替える場合の動作につ
いて説明する。共用制御信号監視部57に対しては、デジ
タル処理部(不図示)から機能切り替え信号60Aが与え
られるのと同時に、無線通信システムAまたは無線通信
システムBの動作プログラム60Cも与えられる。そし
て、共用制御信号監視部57は、動作プログラム60Cを読
みこむことで動作プログラム60Cに応じた機能を持つよ
うになる。共用制御信号監視部57の具体的な機能切り替
え動作の1例としては、動作プログラム60Cに応じて、一
部の回路動作を休止させたり、回路を動作させるための
クロックの周波数を切り替えたり、制御信号が正常であ
るか異常であるかを判断する際に用いる参照テーブルを
書き替える等が考えられえる。なお、上記の方法以外の
機能切り替え動作を行ったとしてもよい。また上記説明
では、機能切り替え時に前記動作プログラム60Cはデジ
タル処理部などの外部より与えられる場合を例に挙げて
説明したが、前記共用制御信号監視部57が内部にメモリ
ー等の記憶媒体を持ち、一旦、内部の記憶媒体に記録さ
れた後、動作プログラムの書き換えを行う場合等であっ
てもよい。
【0055】以上で説明したように、動作プログラムの
書き換えで共用送信制御部45と共用制御信号監視部57の
機能を切り替えることの出来る無線送信機においても、
第4の実施形態と同様に異常な制御信号が出力された場
合でも異常な送信出力制御信号に伴う異常な送信出力電
波を一切出力しない無線送信機を実現することが可能と
なる。
【0056】なお、ここでは説明を簡単にするために2
つの無線通信システムに対応できる無線送信機を例に挙
げて本実施形態の説明を行ったが、本実施形態を2つ以
上の無線通信システムに対応できる無線送信機に用いた
としてもよい。
【0057】(第6の実施形態;無線通信システムAと
無線通信システムBの2つの無線通信システムに対応し、
無線通信システムAと無線通信システムBで共用する共用
送信部と、無線通信システムAと無線通信システムBで共
用する共用送信制御部の間に無線通信システムAと無線
通信システムBで共用する共用制御信号監視部を備え、
共用送信制御部は外部より動作プログラムを入れ替える
ことが可能であり、共用制御信号監視部は外部より動作
プログラムの書き換えが不可能である無線送信機)図8
は本発明の第6の実施形態に係る無線送信機のブロック
図である。同図中、図6と同じ符号については図6の説
明を参照していただき、ここでは省略する。
【0058】本実施形態の特徴は、共用制御信号監視部
67の動作プログラムが共用制御信号監視部67内部の記憶
媒体70B内にあらかじめ持っており、デジタル処理部等
の外部からは記憶媒体70Bの動作プログラムの書き替え
等を行うことができず、共用制御信号監視部67をハード
ウエア的に交換しない限りは共用制御信号監視部67の動
作を切り替えることが出来ない点である。
【0059】以下に本実施形態について簡単に説明す
る。本無線送信機が、無線通信システムAまたは無線通
信システムBにて動作している場合は、第1の実施形態で
説明した動作と同様であり、本無線送信機が無線通信シ
ステムAで動作している際に、無線通信システムBで動作
するように機能を切り替える場合の動作については、第
4の実施形態で説明した動作と同様であり、共用送信制
御部45が動作プログラムの入れ替えで機能を切り替える
際の動作については、第4の実施形態で説明した動作と
同様であるため、ここでは説明を省略する。
【0060】以下では、本実施形態の特徴である共用制
御信号監視部67について説明する。本実施形態における
共用制御信号監視部67の動作と、第5の実施形態におけ
る共用制御信号監視部57の動作との違いは、動作プログ
ラムの読みこみ方法である。第5の実施形態では、デジ
タル処理部などの外部より無線通信システムAまたは無
線通信システムBの動作プログラム60Cが与えられた
が、本実施形態では共用制御信号監視部67内の記憶媒体
70Bに無線通信システムAまたは無線通信システムBの
動作プログラムをあらかじめ記憶している。記憶媒体70
Bは、具体的にはメモリー等であればよい。
【0061】共用制御信号監視部67に対し、機能切り替
え信号70Aが与えられると、共用制御信号監視部67は機
能切り替え信号70Aに応じて無線通信システムAまたは無
線通信システムBの動作プログラムを記憶媒体70Bから読
みこみ、その動作プログラムに応じた機能を持つように
なる。
【0062】なお、共用制御信号監視部67の動作につい
ては、動作プログラムの読みこみ動作以外の動作につい
ては、第5の実施形態と同様であるため、ここでは説明
を省略する。
【0063】第5の実施形態では、デジタル処理部等の
外部から与えられる共用制御信号監視部57用の動作プロ
グラムが不良であったり、何らかの理由により動作プロ
グラムの読みこみが正常に行われなかった場合、共用制
御信号監視部57が正常に動作せず、共用送信制御部45か
ら出力された異常な制御信号を遮断できない可能性があ
るが、本実施形態では共用制御信号監視部67の動作プロ
グラムを外部より書きこむ、または読みこむ等の行為が
不可能であるため、共用制御信号監視部67の正常な動作
を確保することができる。
【0064】なお、ここでは説明を簡単にするために2
つの無線通信システムに対応できる無線送信機を例に挙
げて本実施形態の説明を行ったが、本実施形態を2つ以
上の無線通信システムに対応できる無線送信機に用いた
としてもよい。
【0065】
【発明の効果】本発明によれば、送信部に送信出力制御
信号を与える送信制御部が異常を起しても、送信部が異
常な送信出力電波を出力せず、かつ、従来の制御方法よ
りも簡単な構成で実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態に係る無線送信機(D
ACと送信制御部との間に制御信号監視部を備える)のブ
ロック図。
【図2】 図1の第1のデジタル送信制御信号26と送信
部22との関係を表すテーブル。
【図3】 本発明の第2の実施形態に係る無線送信機
(送信部とDACの間に制御信号監視部を備える)のブロ
ック図。
【図4】 図3の第1のアナログ送信制御信号30と送信
部22との関係を表すテーブル。
【図5】 本発明の第3の実施形態に係る無線送信機
(制御信号再送命令を送信制御部へ出力する制御信号監
視部を備える)のブロック図。
【図6】 本発明の第4の実施形態に係る無線送信機
(無線通信システムAと無線通信システムBで共用する
共用送信部と共用送信制御部との間に共用制御信号監視
部を備え、共用送信制御部は動作プログラムを入れ替え
ることにより無線通信システムA用の機能と無線通信シ
ステムB用の機能とを切り替えることができる)のブロ
ック図。
【図7】 本発明の第5の実施形態に係る無線送信機
(無線通信システムAと無線通信システムBで共用する共
用送信部と、共用送信制御部との間に共用制御信号監視
部を備え、共用送信制御部及び共用制御信号監視部が動
作プログラムを入れ替えることにより無線通信システム
A用の機能と無線通信システムB用の機能を切り替えるが
できる)のブロック図。
【図8】 本発明の第6の実施形態に係る無線送信機
(無線通信システムAと無線通信システムBで共用する共
用送信部と、共用送信制御部との間に共用制御信号監視
部を備え、共用送信制御部は動作プログラムを入れ替え
ることにより無線通信システムAと無線通信システムBの
機能を切り替えることができるが、共用制御信号監視部
は外部からの機能切り替えができない)のブロック図。
【図9】 従来例1の無線送信機の概略図。
【図10】 従来例2の無線送信機の概略図。
【符号の説明】
1,21 送信データ 2,22 送信部 3,23 アンテナ 4,24 送信出力電波 5,25 送信制御部 6 制御信号 11 送信データ 12 送信部 13 アンテナ 14 電波出力 15 制御CPU 16 送信出力制御信号 17 送信出力許可信号 18 移動機状態モニタ信号 19 CPU監視部 20 CPU状態モニタ信号 20A 送信出力許可信号 26 第1のデジタル送信出力制御信号 27 制御信号監視部 28 第2のデジタル送信出力制御信号 29 デジタルアナログ変換器(DAC) 30 第1のアナログ送信出力制御信号 30A 第2のアナログ送信出力制御信号 40A 制御信号再送命令信号 41 無線通信システムAまたは無線通信システムBの送
信データ 42 無線通信システムAと無線通信システムBの共用送
信部 43 無線通信システムAと無線通信システムBの共用ア
ンテナ 44 無線通信システムAまたは無線通信システムBの送
信出力電波 45 無線通信システムAと無線通信システムBの共用送
信制御部 46 無線通信システムAまたは無線通信システムBの第
1のデジタル送信出力制御信号 47 無線通信システムAと無線通信システムBの共用制
御信号監視部 48 無線通信システムAまたは無線通信システムBの第
2のデジタル送信出力制御信号 49 無線通信システムAと無線通信システムBの共用デ
ジタルアナログ変換器 50 無線通信システムAまたは無線通信システムBの第
1のアナログ送信出力制御信号 50A, 60A, 70A 各部に対する機能切り替え信号 50B 無線通信システムAと無線通信システムBの共用
送信制御部45に対する無 線通信システムAまたは無線通信システムBの動作プロ
グラム 57,67 無線通信システムAと無線通信システムBの共
用制御信号監視部 60C 共用制御信号監視部57に対する無線通信システム
Aまたは無線通信システムBの動作プログラム 70B 記憶媒体
フロントページの続き (72)発明者 豊田 毅彦 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 佐方 連 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 松尾 綾子 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 Fターム(参考) 5K035 CC07 DD01 EE04 FF02 LL03 5K060 BB05 CC04 CC11 HH31 HH32 HH39 LL04 LL16 PP03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信データ信号を電波として出力する送
    信部と、 前記送信部に対し、前記電波の出力電力及び周波数が所
    定の無線通信システムで規定されている範囲内になるよ
    うに制御する送信出力制御信号を出力する送信制御部
    と、 前記送信出力制御信号を監視し、前記送信部へ送るか否
    かを判断する制御信号監視部とを備える無線送信機。
  2. 【請求項2】 前記制御信号監視部は、前記送信出力制
    御信号が前記所定の無線通信システムに応じて予め定め
    られた判断基準を満たさないと判断した場合には、前記
    送信出力制御信号を前記送信部に送るのを遮断すること
    を特徴とする請求項1記載の無線送信機。
  3. 【請求項3】 前記制御信号監視部は、前記送信出力制
    御信号を遮断した場合、前記送信部に対し、送信停止命
    令信号または前記所定の無線通信システムで規定されて
    いる範囲で代わりの送信出力制御信号を与えることを特
    徴とする請求項2記載の無線送信機。
  4. 【請求項4】 前記制御信号監視部は、前記送信出力制
    御信号を遮断した場合、前記送信制御部に対し、再度、
    送信出力制御信号を与えるように要求することを特徴と
    する請求項2記載の無線送信機。
  5. 【請求項5】 前記送信部、前記送信制御部及び前記制
    御信号監視部は、少なくとも2つ以上の無線通信システ
    ムに対応しており、かつ、一方の無線通信システム用の
    動作機能から他方の無線通信システム用の動作機能へ切
    り替えを指示する機能切り替え信号に応じて、動作機能
    を切り替えることができることを特徴とする請求項1記
    載の無線送信機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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